JP2021084695A - 塗布容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 塗布ボールの分別が容易にできるとともに、塗布量の調節も簡単にできる塗布容器を提供すること。【解決手段】 容器本体Aと、容器本体Aに装着される中栓Bと、中栓Bに着脱自在に取着されるボールカバーCと、ボールカバーC内に保持される塗布ボールDと、中栓Bを開閉自在に覆うオーバーキャップEとを備える塗布容器であって、中栓Bは、容器本体Aの口部1に装着される装着部B1と、装着部B1の上部に設けられ、塗布ボールDを支持する支持部B2とを備え、支持部B2は、容器本体A内と連通する案内筒10と、案内筒10を仕切り、連通口14が開口された隔壁11と、連通口14の周縁上面に突設されたシールリング15とを備え、ボールカバーCは、開口部27が塗布ボールDと密接可能で、塗布ボールDを一部が露出した状態で保持し、隔壁11より上部の案内筒10に沿って上下に摺動するボール保持筒22を備えることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、塗布容器、とくに塗布ボールを備えるロールオンタイプの塗布容器に関する。
従来からロールオンタイプの塗布容器として、容器本体と、容器本体の口部に装着された中栓と、口部に着脱可能に装着され、中栓を覆うオーバーキャップとを備え、中栓は、容器本体の内部に連通する内保持筒を有するとともに、口部に固定された内部材と、内保持筒の内部と容器本体の外部とを連通する外保持筒を有するとともに、内部材に、容器軸方向に沿った容器本体の外部側に向けて移動可能に配設された外部材と、内保持筒および外保持筒の内部に回転可能に保持されるとともに、端部が外保持筒から外部側に向けて突出する塗布ボールとを備える塗布容器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−154948号公報
ところで、廃棄物の処理において、例えば環境負荷低減や廃棄物処理の効率向上などの観点から、廃棄物の種類に応じて分別を行うことが、求められている。
しかしながら、上記特許文献1記載の塗布容器では、金属製の塗布ボールを使用している場合に、塗布ボール以外の部品が合成樹脂製であったとしても、分別廃棄が困難なため、いわゆる不燃ごみとして、そのまま処理してしまうという問題があった。
このため、金属製の塗布ボールと、それ以外の合成樹脂製部品とを分別して、廃棄することが望まれている。
また、塗布容器を使用する際に、塗布量を調節することができないという問題もあった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、塗布ボールの分別が容易にできるとともに、塗布量の調節も簡単にできる塗布容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、塗布容器として、容器本体と、容器本体に装着される中栓と、中栓に着脱自在に取着されるボールカバーと、ボールカバー内に保持される塗布ボールと、中栓を開閉自在に覆うオーバーキャップとを備える塗布容器であって、中栓は、容器本体の口部に装着される装着部と、装着部の上部に設けられ、塗布ボールを支持する支持部とを備え、支持部は、容器本体内と連通する案内筒と、案内筒を仕切り、連通口が開口された隔壁と、連通口の周縁上面に突設されたシールリングとを備え、ボールカバーは、開口部が塗布ボールと密接可能で、塗布ボールを一部が露出した状態で保持し、隔壁より上部の案内筒に沿って上下に摺動するボール保持筒を備えることを特徴とする構成を採用する。
本発明のボールカバーの実施形態として、ボールカバーは、ボール保持筒の外側に中栓の案内筒と螺合して上下動する外周壁を備えることを特徴とする構成を採用する。
また、オーバーキャップの実施形態として、オーバーキャップは、閉蓋時に、ボール保持筒を隔壁に押し付けることを特徴とする構成を採用する。
本発明の塗布容器は、上記構成を採用することにより、使用済みの塗布容器を廃棄する際に、中栓からボールカバーを取り外すだけで、塗布ボールを容易に分別できるとともに、ボールカバーを上下動させるだけで、塗布量の調節が簡単にできる。
本発明の実施例である塗布容器の閉蓋時の側断面図である。 本発明の実施例である塗布容器の説明図で、(a)は図1のX−X線断面矢視図、(b)は図1のY−Y線断面矢視図である。 本発明の実施例である塗布容器の通常塗布時の説明図で、(a)は塗布前の側断面図、(b)は塗布中の側断面図である。 本発明の実施例である塗布容器の多量塗布時の説明図で、(a)は塗布前の側断面図、(b)は塗布中の側断面図である。 本発明の実施例である塗布容器を閉蓋する際の説明図で、(a)は閉蓋初期の側断面図、(b)は閉蓋中期の側断面図である。 本発明の実施例である塗布容器の分別廃棄時の説明図である。
次に、本発明の塗布容器について、実施例をあげ、図面を参照して説明する。
なお、以下の説明において、図1でみて、上方向を「上」とし、下方向を「下」とする。
図1において、Aは容器本体、Bは容器本体Aに装着される中栓、Cは中栓Bに着脱自在に取着されるボールカバー、DはボールカバーC内に保持される塗布ボール、Eは中栓Bを開閉自在に覆うオーバーキャップである。
容器本体Aは、内容物として、液状やクリーム状の化粧料等、あるいは薬剤等を収納し、図1および図2(b)に示すように、上部に円筒状の口部1を備え、口部1の外周には、中栓Bを装着するために、180°間隔で2個所の嵌合凹部2と、リング状の嵌合突条3とが上下に形成されている。
図1に示すように、中栓Bは、容器本体Aの口部1に装着されるとともに、オーバーキャップEを螺着する装着部B1と、装着部B1の上部に設けられ、塗布ボールDを支持する支持部B2とから構成されている。
装着部B1は、リング状の上壁5と、上壁5の外縁から垂設される外筒6と、内縁から垂設される内筒7とから構成されている。
外筒6は、内周下部に、容器本体Aの口部1の嵌合突条3と係合する係合突部6aが突設され、内周上部に、口部1の嵌合凹部2と嵌合する嵌合突部8が180°間隔で2個所に配設され、外周に、オーバーキャップEと螺合する下雄ねじ9が螺設されている。
装着部B1は、外筒6の内周と、内筒7の外周とで口部1を挟持し、係合突部6aが口部1の嵌合突条3と係合して抜け止めされるとともに、嵌合突部8が口部1の嵌合凹部2と嵌合して空回りを防止するように装着される。
支持部B2は、上壁5の内縁から立設され、容器本体A内と連通する案内筒10と、案内筒10の内周を仕切るリング状の隔壁11とから構成されている。
案内筒10には、外周下部に、ボールカバーCと螺合する上雄ねじ12が螺設され、また、案内筒10の外周上端を外周上端部10aとして残し、上雄ねじ12の上部付近までの外周が凹部13aとされた摺動壁部13が設けられている。
隔壁11は、内縁に、容器本体A内と連通する開口としての連通口14が形成され、連通口14の周縁上面には、塗布ボールDと当接するシールリング15が突設されている。
ボールカバーCは、リング状の肩壁20と、肩壁20の外縁から垂設される外周壁21と、肩壁20内縁から上下方向に延設され、塗布ボールDを一部が露出した状態で保持するボール保持筒22とから構成されている。
外周壁21は、内周下部に、中栓Bの案内筒10の上雄ねじ12と螺合する上雌ねじ23が螺設され、内周上部に、摺動壁部13の凹部13a内で上下動可能な係止突起24が突設されている。
さらに、図2(a)に示すように、外周壁21は、外周下端に、所定の幅および高さで形成された回動突部25が180°間隔で2個所突設されている。
ボール保持筒22は、肩壁20の内周から垂設され、内周が塗布ボールDの径より僅かに大きく、僅かな隙間をもたせて近接する内筒部26と、内筒部26の上端部から立設され、内周面が塗布ボールDの上側面と近接するほぼ球面状に形成されるとともに、上端縁が塗布ボールDと密に当接可能であり、塗布ボールDの上部が露出する開口部27となる保持筒部28とから構成されている。
内筒部26は、外周に、案内筒10の摺動壁部13の内周に対して密に上下に摺動するように摺動突起29が設けられている。
塗布ボールDは、ステンレス鋼等の金属製で、球体に形成され、図3(a)に示すように、塗布容器の正立時には、中栓Bの隔壁11のシールリング15の上端面に支持され、上方の所定部分は、ボールカバーCのボール保持筒22の開口部27から露出するようになっている。
その際、塗布ボールDと、ボール保持筒22の内周面との間には間隙が形成されている。
なお、塗布ボールDは、セラミック製などであっても良く、金属以外の材質によって形成されても構わない。
図3(b)に示すように、塗布容器の倒立時には、塗布ボールDは、シールリング15から離れ、ボールカバーCのボール保持筒22の保持筒部28の内面に当接するとともに、一定範囲で上下動されるようになっている。
図1および図2(a)に示すように、オーバーキャップEは、頂壁30と、頂壁30の外縁から垂設された側周壁31と、頂壁30の下面中央部から垂設されたボール押えリング32とから構成されている。
側周壁31は、内周下部に、中栓Bの装着部B1の下雄ねじ9と螺合する下雌ねじ33が螺設され、さらに、内周上端から所定の高さで形成され、閉蓋時にボールカバーCの回動突部25と干渉して、ボールカバーCを回動させる回動リブ34が180°間隔で2個所配設されている。
オーバーキャップEの回動リブ34とボールカバーCの回動突部25は、図1に示すように、ボールカバーCが中栓Bに対して締め込まれて最下位置にある時点、かつ、オーバーキャップEの閉蓋の完了時のタイミングで、図2(a)に示すように、それぞれの回動突部25に対して回動リブ34が閉蓋回動方向から当接する高さと回動位置で形成されている。
次に、本発明の塗布容器の使用態様と作用効果について説明する。
塗布容器の組立にあたって、中栓Bの支持部B2に、上方から塗布ボールDを載置し、その上からボールカバーCを被せた後、ボールカバーCを中栓Bに螺着する。
その際、中栓Bの支持部B2の案内筒10外周の上雄ねじ12とボールカバーCの外周壁21内周の上雌ねじ23が螺合し、ボールカバーCを回動させながら中栓Bに対して下降していく。
また、ボールカバーCの外周壁21内周の係止突起24が、中栓Bの案内筒10の外周上端部10aを乗り越え、摺動壁部13の凹部13a内に入り、さらに、ボールカバーCのボール保持筒22の内筒部26外周が中栓Bの摺動壁部13内周を摺動しながら下降していく。
最後は、図3(a)に示すように、ボールカバーCの外周壁21および内筒部26の下端面が、中栓Bの上壁5および隔壁11の上面に当接し、ボールカバーCの中栓Bに対する下降が止められ、ボールカバーCの装着が完了する。
また、塗布ボールDは、下面が中栓Bの隔壁11のシールリング15に当接し、さらに、側周面およびその付近の上面側縁部がボールカバーCのボール保持筒22内周面との間に間隙を生じさせながら内方に載置されるとともに、塗布ボールDの上面が保持筒部28の開口部27から露出した状態で組立られる。
次に、中栓BにオーバーキャップEを被せ、螺着して閉蓋する。
その際、中栓Bの装着部B1の外筒6の下雄ねじ9とオーバーキャップEの側周壁31の下雌ねじ33が螺合し、オーバーキャップEを回動させながら中栓Bに対して下降し、図1に示すように、螺着される。
オーバーキャップEの螺着終了時に、塗布ボールDは、オーバーキャップEのボール押えリング32によって下向きに押圧される。これによって、塗布ボールDは、中栓Bのシールリング15に圧接され、容器本体Aの内部を確実に密封する。
また、図1および図2(a)に示すように、ボールカバーCの回動突部25にオーバーキャップEの回動リブ34が当接し、オーバーキャップEの回動が阻止される。
最後に、内容物を充填した容器本体Aの口部1に、オーバーキャップEで閉蓋された中栓Bを打栓することにより、塗布容器が完成する。
その際、図2(b)に示すように、容器本体Aの口部1の嵌合凹部2と、中栓Bの外筒6の嵌合突部8とが嵌合し、容器本体Aと中栓BおよびオーバーキャップEとの位置合わせとなるとともに、中栓Bの容器本体Aに対する空回りを防止することができる。
塗布容器の使用にあたっては、オーバーキャップEを開蓋した後、図3(a)に示すように、ボールカバーCが中栓Bに対して締め込まれて最下位置にある状態で、図3(b)に示すように、塗布容器を倒立させると、塗布ボールDがボールカバーCのボール保持筒22の保持筒部28内面との間隙の分だけ下に移動し、塗布ボールDが保持筒部28内面と当接して開口部27を塞ぐとともに、容器本体A内の内容物が中栓Bの連通口14を通じて、塗布ボールDとシールリング15との間隙から内筒部26内の貯留空間αに流入する。
次に、塗布ボールDを被塗布面βに押当て転動させると、塗布ボールDが保持筒部28内面との間隙の分だけ押込まれ、保持筒部28内面との間に間隙が形成され、塗布ボールDの回転により、保持筒部28の開口部27と塗布ボールDの間隙から注出された内容物は、塗布ボールDの表面に付着し、被塗布面βに塗布される。
塗布容器の内容物を必要に応じて多量に使用する際には、オーバーキャップEを開蓋した後、ボールカバーCの外周壁21を把持し、中栓Bに対して螺脱方向に回動させると、ボールカバーCの外周壁21の上雌ねじ23と、中栓Bの案内筒10の上雄ねじ12との螺脱により、ボールカバーCは、中栓Bに対して上昇する。
その際、ボールカバーCのボール保持筒22の内筒部26は、中栓Bの摺動壁部13内周に沿って密に摺動する。
図4(a)に示すように、ボールカバーCが上昇すると、ボールカバーCの外周壁21の係止突起24は、中栓Bの摺動壁部13の凹部13aに沿って案内され、係止突起24が摺動壁部13の外周上端部10aと当接することで、ストッパーとなり、回動上昇を一旦止め、それ以上回動させないように案内される。
ボールカバーCが中栓Bに対して上昇した状態で、図4(b)に示すように、塗布容器を倒立させると、塗布ボールDは、自重により、ボールカバーCのボール保持筒22内で保持筒部28内面と当接するまで下に移動し、開口部27を塞ぐとともに、容器本体A内の内容物が中栓Bの連通口14を通じて、内筒部26内の貯留空間αに流入する。
次に、塗布ボールDを、例えば、手のひらやコットンなどの含浸体の被塗布部に押当てると、塗布ボールDが、ボール保持筒22内方に押込まれ、中栓Bの隔壁11のシールリング15に当接するまで上昇する。
塗布ボールDがシールリング15に当接するまでの間、連通口14から内筒部26内に流入した内容物は、塗布ボールDの側面と内筒部26内周面との間隙を介して下方に流出し、開口部27から被塗布部に内容物が多量に注出される。
塗布ボールDの側面と内筒部26内周面との間隙を通る流量は一定であり、塗布ボールDの可動距離によって、ある程度の注出する量の増減を調整できる。
すなわち、ボールカバーCを中栓Bに対して回動させ、ボールカバーCの中栓Bに対する高さを設定することで、簡易定量的に内容物を計量して注出することができる。
倒立したまま、被塗布部に押当てることを止めると、塗布ボールDが下がるとともに、容器本体A内の内容物が中栓Bの隔壁11の連通口14を通じて、内筒部26内の貯留空間αに流入させ、再度使用することができるので、必要に応じて、被塗布部に押当て操作を繰り返すことにより、簡易定量的に内容物を計量して多量に使用することができる。
また、図4(b)に示すように、塗布ボールDを被塗布面βに押当て転動させると、塗布ボールDの回転により、保持筒部28の開口部27と塗布ボールDの間隙から注出された多量の内容物は、塗布ボールDの表面に付着し、被塗布面βに塗布される。
次に、塗布容器を使用した後、閉蓋する際に、ボールカバーCが中栓Bに対して上昇位置にある場合、図5(a)に示すように、中栓Bに対してボールカバーCをそのままの状態で、オーバーキャップEを被せ、回動する。
中栓Bの装着部B1の下雄ねじ9とオーバーキャップEの側周壁31の下雌ねじ33が螺着し、オーバーキャップEを回動させながら中栓Bに対して下降していく際に、途中で、図5(b)に示すように、ボールカバーCの回動突部25にオーバーキャップEの回動リブ34が当接し、オーバーキャップEの回動に対し、ボールカバーCの回動突部25が閉蓋方向に押圧され、オーバーキャップEの回動とともに、ボールカバーCも中栓Bに対し回動していく。
オーバーキャップEとボールカバーCが中栓Bに対して閉蓋方向に回動し、ともに下降していくと、図1に示すように、ボールカバーCの外周壁21および内筒部26の下端面が、中栓Bの上壁5および隔壁11の上面に当接し、ボールカバーCの中栓Bに対する下降および回動が止められるとともに、オーバーキャップEの回動が止められ、オーバーキャップEの閉蓋が完了する。
以上のように、本実施例では、ボールカバーCが中栓Bに対して上昇位置にあっても、そのままオーバーキャップEを閉蓋方向に回動するだけで、ボールカバーCも一緒に下降して初期状態に戻すことができる。
塗布容器の内容物を全て使用した後、塗布容器を廃棄する際には、図6に示すように、オーバーキャップEを外した後、ボールカバーCの外周壁21を開蓋方向に回動して上昇させ、ボールカバーCの外周壁21の係止突起24が中栓Bの摺動壁部13の外周上端部10aと当接し、ストッパーとなるが、そのまま回動を続けると、係止突起24が外周上端部10aを乗り越え、ボールカバーCが中栓Bから外され、簡単に支持部B2から塗布ボールDを取り出して廃棄することができる。
このように、塗布ボールDは、それ以外の合成樹脂で形成される部品と分別廃棄が求められる材質によって、形成されることが望ましい。
本発明の塗布容器は、使用済みの塗布容器を廃棄する際に、中栓からボールカバーを取り外すだけで、塗布ボールを容易に分別できるとともに、ボールカバーを上下動させるだけで、塗布量の調節が簡単にできることから、とくに、化粧料や薬剤等の塗布容器として好適である。
A 容器本体
B 中栓
B1 装着部
B2 支持部
C ボールカバー
D 塗布ボール
E オーバーキャップ
α 貯留空間
β 被塗布面
1 口部
2 嵌合凹部
3 嵌合突条
5 上壁
6 外筒
6a 係合突部
7 内筒
8 嵌合突部
9 下雄ねじ
10 案内筒
10a 外周上端部
11 隔壁
12 上雄ねじ
13 摺動壁部
13a 凹部
14 連通口
15 シールリング
20 肩壁
21 外周壁
22 ボール保持筒
23 上雌ねじ
24 係止突起
25 回動突部
26 内筒部
27 開口部
28 保持筒部
29 摺動突起
30 頂壁
31 側周壁
32 ボール押えリング
33 下雌ねじ
34 回動リブ

Claims (3)

  1. 容器本体と、容器本体に装着される中栓と、中栓に着脱自在に取着されるボールカバーと、ボールカバー内に保持される塗布ボールと、中栓を開閉自在に覆うオーバーキャップとを備える塗布容器であって、
    中栓は、容器本体の口部に装着される装着部と、装着部の上部に設けられ、塗布ボールを支持する支持部とを備え、
    支持部は、容器本体内と連通する案内筒と、案内筒を仕切り、連通口が開口された隔壁と、連通口の周縁上面に突設されたシールリングとを備え、
    ボールカバーは、開口部が塗布ボールと密接可能で、塗布ボールを一部が露出した状態で保持し、隔壁より上部の案内筒に沿って上下に摺動するボール保持筒を備えることを特徴とする塗布容器。
  2. ボールカバーは、ボール保持筒の外側に中栓の案内筒と螺合して上下動する外周壁を備えることを特徴とする請求項1に記載の塗布容器。
  3. オーバーキャップは、閉蓋時に、ボール保持筒を隔壁に押し付けることを特徴とする請求項1または2に記載の塗布容器。
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