JP2013147265A - キャップ組立体およびその打栓方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、ボトルの口に被せるキャップ組立体、およびそのキャップ組立体の、ボトルへの打栓方法に関し、キャップを初回に取り外すときにキャップの操作のみで中栓を開けることができる機能を備え、かつ、ボトルへの取付けを容易にする。
【解決手段】
中栓40とキャップ50を有し、それぞれが雄ネジ411cと雌ネジ541を有し、中栓40とキャップ50とを組み立てた状態のままボトル60に打栓し、キャップ50を初回に取り外す際は、先ずはキャップ50を閉める方向に回して接合部52を破壊し、その後キャップ50を開く方向に回してキャップ50とともに中栓40の蓋体42を取り外し、これにより中栓40も開かれた状態とする。
【選択図】 図5
Description
ボトルの口に被せられてその口を閉塞する中栓と、
その中栓を覆うようにボトルの口に被せられるキャップとを有し、
上記中栓が、
ボトルの口と連通する、上下に開口を有する中空形状であってボトルの口に下端部が差し込まれる中空部と、その中空部の下端部と共同して、ボトルの上端部の差込みを受けてボトルの上端部を銜え込む銜込部と、キャップとの螺合用の第1のネジとを有する本体と、
上記中空部を覆うようにその中空部の上方に広がる蓋部と、上記中空部の上端縁に一周に渡って接合されて蓋部とともに中空部上端の開口を閉塞する接合部とを有し、上記本体と一体の部品であって本体とともにボトルの口を閉塞し上からの押圧を受けて接合部が破壊されて本体とは別パーツとなる蓋体とを有し、
上記キャップが、
下方に開口して中空に形成され中栓を覆ってボトルの口に被せられる殻部と、
その殻部の内側上面から下方に向って円筒状に突出して下方が開口し、蓋部を内側に受け入れて蓋部の縁を取り囲む受入部と、
受入部の内周面から内向きに突出し、蓋部がこのキャップに対し相対的に下から上に向って通過する際に蓋部の縁に干渉して蓋部に受入部を押し広げさせ、蓋部が殻部上面側に通過すると受入部を元の形状に復帰させて蓋部の下方に位置し、接合部の破壊後においても蓋部を支持する突起部と、
第1のネジと螺合する第2のネジとを有し、
第1のネジと第2のネジが互いに螺合し、キャップが、蓋部を受入部に受け入れた状態に、中栓と組み合わされていることを特徴とする。
上記蓋部が、その蓋部の、受入部内周面に向いた周面に、周回方向に並び上記フックに噛み合う複数の回止め突起を有し、
上記第1のネジと上記第2のネジが互いに螺合し、蓋部を受入部に受け入れて突起部が蓋部の下方に位置し回止め突起がフックに噛み合った状態に、キャップと中栓が組み合わされていることが好ましい。
上記蓋部が、その蓋部の、受入部内周面に向いた周面に、周回方向に並び上記フックに噛み合う複数の回止め突起を有し、
上記第1のネジと上記第2のネジが互いに螺合し、蓋部を受入部に受け入れて突起部が蓋部の上方に位置し回止め突起がフックに噛み合った状態に、中栓と組み合わされていることも好ましい形態である。
10,40 中栓
11,41 本体
12,42 蓋体
20,50 キャップ
21,51 殻部
22,52 受入部
23,53 突起部
30,60 ボトル
31,61 口
32,62 上端部
34,411c 雄ネジ
112a,412a,411e リブ
54 螺合部
55 フック
63 凹部
70 冶具
80 板
111,411 中空部
112,412 銜込部
111a,411a 下端部
111b,411b 上端縁
121,421 蓋部
121b,421b 縁
122,422 接合部
121a,421a 窪み
411d 上端面
421b 接合部
421c 周面
421d 回止め突起
541 雌ネジ
Claims (5)
- ボトルの口に被せられて該口を閉塞する中栓と、
前記中栓を覆うように前記ボトルの口に被せられるキャップとを有し、
前記中栓が、
前記ボトルの口と連通する、上下に開口を有する中空形状であって該ボトルの口に下端部が差し込まれる中空部と、該中空部の下端部と共同して、前記ボトルの上端部の差込みを受けて該上端部を銜え込む銜込部と、前記キャップとの螺合用の第1のネジとを有する本体と、
前記中空部を覆うように該中空部の上方に広がる蓋部と、該中空部の上端縁に一周に渡って接合されて該蓋部とともに該中空部上端の開口を閉塞する接合部とを有し、前記本体と一体の部品であって該本体とともに前記ボトルの口を閉塞し上からの押圧を受けて該接合部が破壊されて前記本体とは別パーツとなる蓋体とを有し、
前記キャップが、
下方に開口して中空に形成され前記中栓を覆って前記ボトルの口に被せられる殻部と、
前記殻部の内側上面から下方に向って円筒状に突出して下方が開口し、前記蓋部を内側に受け入れて該蓋部の縁を取り囲む受入部と、
前記受入部の内周面から内向きに突出し、前記蓋部が当該キャップに対し相対的に下から上に向って通過する際に該蓋部の縁に干渉して該蓋部に該受入部を押し広げさせ、該蓋部が前記殻部上面側に通過すると該受入部を元の形状に復帰させて該蓋部の下方に位置し、前記接合部の破壊後においても該蓋部を支持する突起部と、
前記第1のネジと螺合する第2のネジとを有し、
前記第1のネジと前記第2のネジが互いに螺合し、前記キャップが、前記蓋部を前記受入部に受け入れた状態に、前記中栓と組み合わせれていることを特徴とするキャップ組立体。 - 前記第1のネジが、前記中空部外周面を螺旋に周回するネジであり、
前記キャップが、前記殻部の内側上面から下方に向って円筒状に突出して下方に開口し、内周面に前記雄ネジと螺合するネジが形成された螺合部を有し、前記第2のネジが該螺合部の内周面に形成された該ネジであることを特徴とする請求項1記載のキャップ組立体。 - 前記受入部が、該受入部内周面の、前記突起部の上側に、内向きに突出した、前記キャップの回り止め用のフックを有し、
前記蓋部が、該蓋部の、前記受入部内周面に向いた周面に、周回方向に並び前記フックに噛み合う複数の回止め突起を有し、
前記第1のネジと前記第2のネジが互いに螺合し、前記蓋部を前記受入部に受け入れて前記突起部が前記蓋部の下方に位置し前記回止め突起が前記フックに噛み合った状態に、前記キャップと前記中栓が組み合わされていることを特徴とする請求項1又は2記載のキャップ組立体。 - 前記受入部が、該受入部内周面の、前記突起部の下側に、内向きに突出した、前記キャップの回り止め用のフックを有し、
前記蓋部が、該蓋部の、前記受入部内周面に向いた周面に、周回方向に並び前記フックに噛み合う複数の回止め突起を有し、
前記第1のネジと前記第2のネジが互いに螺合し、前記蓋部を前記受入部に受け入れて前記突起部が前記蓋部の上方に位置し前記回止め突起が前記フックに噛み合った状態に、前記キャップと前記中栓が組み合わされていることを特徴とする請求項1又は2記載のキャップ組立体。 - ボトルの口に被せられ該口を閉塞する中栓と、
前記中栓を覆うように前記ボトルの口に被せられるキャップとを有し、
前記中栓が、
前記ボトルの口と連通する、上下に開口を有する中空形状であって該ボトルの口に下端部が差し込まれる中空部と、該中空部の下端部と共同して、前記ボトルの上端部の差込みを受けて該上端部を銜え込む銜込部と、前記キャップとの螺合用の第1のネジとを有する本体と、
前記中空部を覆うように該中空部の上方に広がる蓋部と、該中空部の上端縁に一周に渡って接合されて該中空部とともに該中空部上端の開口を閉塞する接合部とを有し、前記本体と一体の部品であって該本体とともに前記ボトルの口を閉塞し上からの押圧を受けて該接合部が破壊されて前記本体とは別パーツとなる蓋体とを有し、
前記キャップが、
下方に開口して中空に形成され前記中栓を覆って前記ボトルの口に被せられる殻部と、
前記殻部の内側上面から下方に向って円筒状に突出して下方が開口し、前記蓋部を内側に受け入れて該蓋部の縁を取り囲む受入部と、
前記受入部の内周面から内向きに突出し、前記蓋部が当該キャップに対し相対的に下から上に向って通過する際に該蓋部の縁に干渉して該蓋部に該受入部を押し広げさせ、該蓋部が前記殻部上面側に通過すると該受入部を元の形状に復帰させて該蓋部の下方に位置し、前記接合部の破壊後においても該蓋部を支持する突起部と、
前記第1のネジと螺合する第2のネジとを有し、前記中栓と前記キャップとからなるキャップ組立体の、ボトルへの打栓方法であって、
前記第1のネジと前記第2のネジが互いに螺合し前記蓋部を前記受入部に受け入れた状態に前記キャップと前記中栓が組み付けられた形態のまま、該中栓の前記銜込部に、前記ボトルの上端部を銜え込ませることを特徴とするキャップ組立体の打栓方法。
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