JP2016120966A - 容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 注出筒を有する中栓と中栓を被冠するオーバーキャップとを備え、注出筒の口径が小さい場合でも、オーバーキャップを回動するだけで栓体を破断して抜栓することができる容器を提供すること。
【解決手段】 容器本体は、口筒部と横断面形状が複数の辺部と角部とからなる多角形状に形成される肩部および胴部とを備え、中栓は、装着部と注出筒とを備え、オーバーキャップは、頂壁と容器本体の口筒部および肩部を被冠し、横断面形状が複数の辺部と角部とからなる多角形状に形成される外周壁とを備え、注出筒は、上端に破断可能な弱化部を介して接続される栓体を備え、栓体は、外周面に外歯が形成され、オーバーキャップは、頂壁の裏面から注出筒を外周から密封する密封リングが垂設され、密封リングの内周面には、栓体の外歯と噛み合う内歯が形成され、外歯上端面または内歯下端面に内歯または外歯をそれぞれガイドするテーパ部が形成されることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、オーバーキャップを備えた容器に関し、特に、容器本体の口筒部に装着され、注出筒を有する中栓と、中栓を被冠するオーバーキャップとを備えた容器に関するものである。
ソース等の粘度の異なる内容物を充填する容器として、容器本体の口筒部に注出筒を有する中栓を装着し、その上からオーバーキャップを被冠した容器が従来から知られている。
この容器を使用するには、始めにオーバーキャップを回動して取り外した後、中栓のプルリングを引っ張り上げて注出筒を開口して、内容物を注ぎ出し、使用後はオーバーキャップを上から押し込んで被冠する必要があり、いわゆるプッシュオン・ツイストオフと呼ばれるものであった。
そこで、中栓のプルリングを引っ張ることなしに、オーバーキャップを回動して持ち上げるだけで、中栓の注出筒内に形成された栓体を除去できるように構成された容器が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−145370号公報
しかしながら、特許文献1の容器は、注出筒内に形成された栓体をオーバーキャップの回動に伴い引っ張り上げることにより、栓体を除去するようにしていたために、破断可能な弱化部を切断しにくいという問題があった。
この問題は、栓体を均等に引っ張り上げているために、プルリングのように一個所に切断しようとする力が加わらないことに起因した。
この問題を解消するために、栓体に回転力を付与して破断可能な弱化部を切断することも考えられるが、トンカツソースのような粘度の比較的高い内容物を注ぎ出すために形成された小さな口径の注出筒では、注出筒内の栓体に回転力を付与するのが難しいという問題が新たに生じた。
本発明は、上記の問題を解決することを課題とし、容器本体の口筒部に装着される注出筒を有する中栓と、中栓を被冠するオーバーキャップとを備え、中栓の注出筒の口径が小さい場合でも、オーバーキャップを回動するだけで栓体を破断して抜栓することができる容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、容器として、容器本体の口筒部に装着される中栓と、中栓を被冠するオーバーキャップとを備えた容器において、容器本体は、口筒部と、口筒部の下端に連設され、横断面形状が複数の辺部と角部とからなる多角形状に形成される肩部および胴部とを備え、中栓は、口筒部に装着する装着部と、内容物を注出する注出筒とを備え、オーバーキャップは、頂壁と、容器本体の口筒部および肩部を被冠し、横断面形状が複数の辺部と角部とからなる多角形状に形成される外周壁とを備え、注出筒は、上端に破断可能な弱化部を介して接続され、注出筒開口部を閉塞する栓体を備え、栓体は、外周面に外歯が形成され、オーバーキャップは、頂壁の裏面から閉蓋時に注出筒を外周から密封する密封リングが垂設され、密封リングの内周面には、栓体の外歯と噛み合う内歯が形成され、外歯上端面または内歯下端面に、内歯または外歯をそれぞれガイドするテーパ部が形成されることを特徴とする構成を採用する。
中栓およびオーバーキャップの実施形態として、栓体は、上部に立設される筒状壁を有し、筒状壁の上端内周には、嵌合凸条が形成され、外歯は、筒状壁の外周面に形成され、密封リングの内側には、嵌入ボス部が垂設され、嵌入ボス部は、オーバーキャップのセット時に栓体の筒状壁の内周に嵌入することを特徴とする構成、弱化部は、注出筒の上端内周に形成されることを特徴とする構成を採用する。
さらに、オーバーキャップの具体的実施形態として、密封リングは、下端面に注出筒をガイドするテーパ部が形成されることを特徴とする構成、あるいは、オーバーキャップは、外周壁の辺部の内面に、頂壁の上端から外周壁の下端部近傍まで延びる係止リブが設けられ、係止リブは、中栓の装着部をガイドする第1テーパ部と、容器本体の肩部をガイドする第2テーパ部とが形成されることを特徴とする構成を採用する。
本発明は、容器本体の口筒部に装着され、注出筒を有する中栓と、中栓を被冠するオーバーキャップとを備えた容器において、注出筒は、上端に破断可能な弱化部を介して接続され、注出筒開口部を閉塞する栓体を備え、栓体は、外周面に外歯が形成され、オーバーキャップは、頂壁の裏面から閉蓋時に注出筒を外周から密封する密封リングが垂設され、密封リングの内周面には、栓体の外歯と噛み合う内歯が形成され、外歯上端面または内歯下端面に、内歯または外歯をそれぞれガイドするテーパ部が形成されることにより、オーバーキャップを中栓を装着した容器本体に被冠する際に、外歯上端面と内歯下端面とが当接しても、互いにガイドし合い、両者を滑らかにセットすることができる。
また、注出筒の口径が小さい場合でも、注出筒開口部を閉塞する栓体を注出筒の上端に形成したことにより、オーバーキャップを回動するだけで簡単に抜栓することができる。
本発明の容器におけるオーバーキャップを被冠した状態を示す断面立面図である。 容器本体の説明図で、(a)は上面図、(b)は断面立面図である。 図1の要部拡大図で、(a)は断面立面図、(b)はD−D横断面図である。 中栓の説明図で、(a)は上面図、(b)は半断面図である。 オーバーキャップの説明図で、(a)は半断面図、(b)は下面図である。 中栓とオーバーキャップとをセットする際の状態を示す説明図で、(a)は断面立面図、(b)は弱化部の拡大図である。
次に、本発明のオーバーキャップを備えた容器について、実施例をあげ、図面を参照して説明する。
図1において、Aは容器本体、Bは容器本体Aの口筒部に装着される中栓、Cは中栓Bを被冠し、容器内を密封するオーバーキャップである。
容器本体Aは、図1および2に示すように、円筒状の口筒部1と、口筒部1の下端に連設され、横断面が角部を円弧とした略四角形に形成される肩部2および胴部3とを備えており、口筒部1には、上部外周に、係合突条4が形成されるとともに、その下方に環状のネックリング5が形成されている。
肩部2は、図2に示すように、口筒部1の下端から略四角形を形成するように延びる肩壁6と、肩壁6下端から下方に向かい拡径する傾斜壁7と、傾斜壁7の下端外周に連設され、胴部3の上端に接続する段部8とを備えている。
傾斜壁7は、四辺の辺部7aと4個の角部7bとから形成されており、辺部7aの中央部には、係合凹部9が凹設されている。
中栓Bは、図1および4に示すように、容器本体Aの口筒部1に装着する装着部B1と、内容物を注出する注出部B2とを備えている。
装着部B1は、装着時に口筒部1の上端面と当接する環状の上壁10と、上壁10の内周縁から垂設される内筒11と、上壁10の外周縁から垂設される外筒12とから構成されている。
外筒12の内周面下端部には、口筒部1の係合突条4と係合する係合部13が形成されている。
注出部B2は、上壁10の内縁から連続し、口筒部1の開口部を閉塞する環状の天壁14と、天壁14の内縁から立設される円筒状の注出筒15とから構成されている。
さらに、図3および6に示すように、注出筒15の上端15aには、注出筒15の内周から連続して形成される破断可能な薄肉の弱化部16を介して接続される円盤状の栓体17を備えている。
栓体17は、底面17aが平坦に形成され、注出筒15の外径よりも縮径される外周縁から筒状壁19が立設され、筒状壁19の上端内周には、嵌合凸条20が形成されている。
弱化部16は、詳細にみると、注出筒15の内周と栓体17の底面17aとで形成される内周角部16aと、注出筒15の上端15aと筒状壁19の下端との間に形成される外周下角部16bおよび外周上角部16cとを有している。
さらに、筒状壁19の外周面19aには、図3(b)に示すように、縦方向に24本の外歯21が均等に形成され、外歯21の横断面形状は、先端が円弧状の略三角形をなし、外歯上端面21aには、外方(歯の突出方向)に向けて下り勾配のテーパ部(稜線)が形成されている。
なお、本実施例では、外歯21の数を24本としているが、弱化部16を破断するだけの回動力が付与できれば、24本よりも少ない本数でも、多い本数でも構わない。
オーバーキャップCは、図1および5に示すように、頂壁25と、頂壁25外縁から垂設される外周壁26とを備えており、横断面形状は略四角形に形成されている。
図3および6に示すように、頂壁25の裏面中央から外周先端部に嵌合部27が形成され、栓体17の筒状壁19の内側に嵌入する円筒状の嵌入ボス部28が垂設されている。
嵌入ボス部28の外側には、閉蓋時に注出筒15を外周から密封する円筒状の密封リング29が頂壁25の裏面から垂設され、密封リング29の下端面29aは、内周から外周下方に向けてテーパ部が形成されている。
密封リング29の内周面29bには、図3(b)に示すように、栓体17の外歯21と噛み合わせるように、縦方向に24本の内歯30が形成され、内歯30の横断面形状は、外歯21と同様に、先端が円弧状の略三角形をなし、内歯下端面30aには、内方(歯の突出方向)に向けて登り勾配のテーパ部(稜線)が形成されている。
なお、本実施例においては、テーパ部を外歯上端部21aと内歯下端部30aの両方に形成するようにしているが、テーパ部は、どちらか一方に形成すれば足りる。
また、本実施例においては、内歯30の数を前述した外歯21と同数の24本としているが、例えば、外歯21に対して1本おきや2本おきに形成してもよいし、内歯30の数を24本とし、外歯21を内歯30の数よりも少なくし、内歯30に対して1本おきや2本おきに形成してもよいが、中栓Bの弱化部16を破断する回動力を付与する観点から外歯21と同数設けることがより好ましい。
さらに、密封リング29の外側には、中筒壁31が頂壁25の裏面から垂設され、中筒壁31は、外径寸法が外筒12の外径よりもわずかに小さく設定されている。
外周壁26は、図5(b)に示すように、四辺の辺部26aと、4個の角部26bとから形成されている。
辺部26aの内面中央部には、中筒壁31の外周から頂壁25の裏面を経て外周壁26の下端近傍まで延びる係止リブ32が設けられている。
係止リブ32は、中央部に中栓Bの装着部B1を構成する上壁10および外筒12をガイドする第1テーパ部32bが形成され、下方部に容器本体Aの肩部2をガイドする第2テーパ部32cが形成されている。
係止リブ32の下端部は、先端部が肩部2の傾斜壁7に設けたいずれかの係合凹部9に係合する係止部33が形成され、係止リブ32の内側壁32aには、所定の位置に、閉蓋時に上部が容器本体Aのネックリング5の外周下部に係合する係止突部34が設けられている。
次に、本実施例の使用態様と作用効果について説明する。
中栓BとオーバーキャップCの容器本体Aへの装着方法として、一般的な充填ラインでは、容器本体Aに内容物を充填後、中栓Bを容器本体Aの口筒部1に打栓し、その後、オーバーキャップCを被冠して、内容物の充填された容器としている。
打栓工程は、中栓Bの装着部B1である内筒11と上壁10と外筒12とで形成される環状溝部に容器本体Aの口筒部1を当てがい、中栓Bの上壁10の上から押圧力を加えることによって、外筒12の係合部13が口筒部1の係合突条4を乗り越えて嵌合し、口筒部1を、内筒11の外周と外筒12の内周および上壁10とによって挟持することで嵌着する。
つぎに、オーバーキャップCにより中栓Bが装着された容器本体Aを被冠するオーバーキャップ被冠工程は、外周壁26の辺部26aおよび角部26bの位置を傾斜壁7の辺部7aおよび角部7bにそれぞれ合わせながら、容器本体Aの上方からオーバーキャップCを押し下げて係合させるとともに、容器本体Aの肩部2の傾斜壁7の辺部7aに形成される係合凹部9に、オーバーキャップCの係止リブ32に形成される係止部33を係合させる。
本実施例では、係止リブ32の中央部に第1テーパ部32bが形成されているので、中栓Bの上壁10および外筒12に対するセット性が向上し、さらに、下方部に第2テーパ部32cが形成されているので、容器本体Aの肩部2に対するセット性が向上する。
これと同時に、図6に示すように、密封リング29の内周面29bに形成される内歯30は、栓体17の筒状壁19の外周面19aに形成される外歯21とその隣の外歯21との間の空間に挿入されるようになっているが、場合によっては、内歯下端面30aが外歯上端面21aと当接してしまうことはさけられない。
そこで、内歯下端面30aと外歯上端面21aとが当接した場合には、内歯下端面30aまたは外歯上端面21aにテーパ部が形成されているために、内歯30は、外歯21のいずれかの側面に接触しながら下降し、外歯21と外歯21との間の空間に挿入され、両者を噛み合うように滑らかにセットすることができる。
この際に、栓体17は、注出筒15の上端15aに薄肉の弱化部16を介して接続されているため、密封リング29の内歯30が栓体17の外歯21に当接して下方への力が加えられても、弱化部16が破断するおそれがない。
さらに、オーバーキャップCの嵌入ボス部28外周の嵌合部27は、中栓Bの栓体17上部に形成される筒状壁19内周の嵌合凸条20を乗り越えて嵌合する。
また、容器本体Aのネックリング5の外縁と、オーバーキャップCの係止リブ32の内側壁32aの下部とが摺動するとともに、それぞれの係止突部34を乗り越え、係止突部34の上部とネックリング5の外縁下部が係合し、オーバーキャップCが容器本体Aから外れることを防止する。
なお、本実施例では、中栓Bの打栓工程の後、オーバーキャップCの被冠工程を行うようにしているが、最初に、中栓BをオーバーキャップC内にセットし、次いで、中栓BがセットされたオーバーキャップCを容器本体Aに打栓することも可能である。
本実施例の容器の使用にあたっては、まず、オーバーキャップCを把持していずれかの方向へ回動させる。
オーバーキャップCを回動させると、オーバーキャップCの係止リブ32の係止部33が、傾斜壁7の係合凹部9から離れ、傾斜壁7の表面に当接することによって、外周壁26の辺部26aを変形させるとともに、オーバーキャップCが持ち上がる。
オーバーキャップCが持ち上がると、容器本体Aのネックリング5の外縁と、オーバーキャップC内方の係止リブ32の内側壁32aとの係合が外れ、オーバーキャップCが容器本体Aから外れ、開蓋される。
オーバーキャップCの回動と同時に、密封リング29の内周面29bに形成される内歯30が回動して、栓体17の筒状壁19の外周面19aに形成される外歯21を回動させる。
すると、注出筒15の上端15aを底面17aにより閉塞する栓体17に回動力が付与され、注出筒15と栓体17とを接続する弱化部16が、注出筒15の内周と栓体17の底面17aとで形成される内周角部16aまたは、注出筒15の上端15aと筒状壁19の下端との間に形成される外周下角部16bまたは外周上角部16cのいずれかに応力集中が発生して破断し、注出筒15の上端15aから栓体17が切り離されることにより、抜栓される。
この際に、注出筒15から切り離される栓体17は、筒状壁19の内側にオーバーキャップCの嵌入ボス部28が嵌入することにより、そのままオーバーキャップCに保持される。
内容物の注出にあたっては、オーバーキャップCを取外したまま容器本体Aを傾け、胴部3をスクイズすることにより、比較的粘度の高い内容物であっても注出筒15から注出することができるとともに、スクイズを止めると、注出筒15内の内容物が容器本体A内に吸引され、注出筒15から内容物が垂れるのを防止することができる。
使用後は、オーバーキャップCの外周壁26の辺部26aおよび角部26bの位置を傾斜壁7の辺部7aおよび角部7bにそれぞれ合わせながら、容器本体Aの上方からオーバーキャップCを押し下げると、容器本体Aが閉蓋される。
この際に、オーバーキャップCの密封リング29は、内周に注出筒15から破断された栓体17を嵌入ボス部28に保持した状態で、中栓Bの注出筒15を外周から覆い、容器内を密封する。
本実施例では、密封リング29の下端面29aに内周から外周下方に向けてテーパ部が形成されていることより、オーバーキャップCを装着する際にオーバーキャップCが多少傾いていても、密封リング29の下端面29aのテーパ部が形成されていることにより、注出筒15の上端15aを外周から密封することができる。
さらに、中栓BがセットされたオーバーキャップCを容器本体Aに装着する工程と同様に、係止リブ32に第1テーパ部32bおよび第2テーパ部32cが形成されているので、中栓Bおよび容器本体Aに対するセット性が向上する。
本実施例では、容器の横断面形状を略四角形に形成しているが、容器本体の肩部の傾斜壁とオーバーキャップの外周壁の互いの辺部と角部とを位置合わせしてオーバーキャップを押込んで閉蓋され、オーバーキャップを回動することで、開蓋されるとともに、最初の開蓋で抜栓できればよいので、容器の形状は、横断面形状が辺部と角部が複数存在する多角形状であればよい。
本発明のオーバーキャップを備える容器は、ソース等の粘度の異なる内容物を充填する容器として、中栓の注出筒の口径が小さい場合にも適用できる。
また、オーバーキャップと容器本体とを位置合わせして上方から押し込むことで閉蓋し、オーバーキャップを回動することで開蓋するプッシュオン・ツイストオフと呼ばれる容器であれば、内容物の如何にかかわらず、広く使用することができる。
A 容器本体
B 中栓
B1 装着部
B2 注出部
C オーバーキャップ
1 口筒部
2 肩部
3 胴部
4 係合突条
5 ネックリング
6 肩壁
7 傾斜壁
7a 辺部
7b 角部
8 段部
9 係合凹部
10 上壁
11 内筒
12 外筒
13 係合部
14 天壁
15 注出筒
15a 上端
16 弱化部
16a 内周角部
16b 外周下角部
16c 外周上角部
17 栓体
17a 底面
19 筒状壁
19a 外周面
20 嵌合凸条
21 外歯
21a 外歯上端面
25 頂壁
26 外周壁
26a 辺部
26b 角部
27 嵌合部
28 嵌入ボス部
29 密封リング
29a 下端面
29b 内周面
30 内歯
30a 内歯下端面
31 中筒壁
32 係止リブ
32a 内側壁
32b 第1テーパ部
32c 第2テーパ部
33 係止部
34 係止突部

Claims (5)

  1. 容器本体の口筒部に装着される中栓と、中栓を被冠するオーバーキャップとを備えた容器において、
    容器本体は、口筒部と、口筒部の下端に連設され、横断面形状が複数の辺部と角部とからなる多角形状に形成される肩部および胴部とを備え、
    中栓は、口筒部に装着する装着部と、内容物を注出する注出筒とを備え、
    オーバーキャップは、頂壁と、容器本体の口筒部および肩部を被冠し、横断面形状が複数の辺部と角部とからなる多角形状に形成される外周壁とを備え、
    注出筒は、上端に破断可能な弱化部を介して接続され、注出筒開口部を閉塞する栓体を備え、
    栓体は、外周面に外歯が形成され、
    オーバーキャップは、頂壁の裏面から閉蓋時に注出筒を外周から密封する密封リングが垂設され、
    密封リングの内周面には、栓体の外歯と噛み合う内歯が形成され、
    外歯上端面または内歯下端面に、内歯または外歯をそれぞれガイドするテーパ部が形成されることを特徴とする容器。
  2. 栓体は、上部に立設される筒状壁を有し、筒状壁の上端内周には、嵌合凸条が形成され、
    外歯は、筒状壁の外周面に形成され、
    密封リングの内側には、嵌入ボス部が垂設され、
    嵌入ボス部は、オーバーキャップのセット時に栓体の筒状壁の内周に嵌入することを特徴とする請求項1に記載の容器。
  3. 弱化部は、注出筒の上端内周に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の容器。
  4. 密封リングは、下端面に注出筒をガイドするテーパ部が形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の容器。
  5. オーバーキャップは、外周壁の辺部の内面に、頂壁の上端から外周壁の下端部近傍まで延びる係止リブが設けられ、
    係止リブは、中栓の装着部をガイドする第1テーパ部と、容器本体の肩部をガイドする第2テーパ部とが形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の容器。
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