JP2016030617A - 容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】開栓前又は開栓時における締め込み力を低減することができる容器を提供すること。
【解決手段】
容器本体10内の内容物が注出される抽出口21bを密封する分離部23と、抽出口21bを覆う上蓋30と、を備える容器1であって、上蓋30は、容器本体10側に螺合される第1螺合部51を有し、開栓後に分離部23を支持し、容器本体10側は、第1螺合部51と螺合する第2螺合部52を有し、第1及び第2螺合部51,52のいずれか一方において、少なくとも1条のネジ山は、所定の締め込み量に達した際に上蓋30の傾斜を開始させる位置から上蓋30を容器本体10に対して締め込む際の根元側までで膨出する第1膨出部12g,31gを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、開栓前又は開栓時に上蓋を締め込むタイプの容器に関する。
容器として、分離部を有する中栓を備え、使用に際して上蓋によって分離部を中栓本体から分離させ、中栓本体を容器本体に残したまま、分離部を上蓋とともに中栓本体から取り除くものがある(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1の容器では、上蓋をボトルの開口部へ締め込むことによって、中栓本体と分離部とを連結している切断部を切断するとともに、それによって中栓本体から分離された分離部を、上蓋の天井壁内面から下方に延びる環状壁の突出部によって保持させている(特許文献1の図7及び図8参照)。
また、別の容器の蓋として、切断部の破断に必要な開栓トルクを小さくするため、上蓋の装着壁に対して偏心した位置に環状の切断部を有するものがある(特許文献2参照)。特許文献2の容器蓋では、開栓時に上蓋が回動されることにより、切断部の一部で初期破断し、その後、上蓋の回動に伴い破断位置が初期破断から順次進行して最終的に切断部が完全に破断する。
ところで、特許文献1のような容器において、抽出口が大きい場合や、切断部が設けられている中栓の材質が硬い場合、開栓のためにより大きなトルク(締め込み力)が必要となり、開栓作業が困難になりうる。また、特許文献2の容器の蓋では、切断部の位置に対応して開口部が中栓の抽出ノズルに対して偏心しており、構造上、開口部の大きさに制限が生じる。
特開2012−224375号公報 特開2013−43687号公報
本発明は、開栓前又は開栓時における締め込み力を低減することができる容器を提供することを目的とする。
上記目的を解決するために、本発明に係る容器は、容器本体内の内容物が注出又は抽出される抽出口を密封する分離部と、抽出口を覆う上蓋と、を備える容器であって、上蓋は、容器本体側に螺合される第1螺合部を有し、開栓後に分離部を支持し、容器本体側は、第1螺合部と螺合する第2螺合部を有し、第1及び第2螺合部のいずれか一方において、少なくとも1条のネジ山は、所定の締め込み量に達した際に上蓋の傾斜を開始させる位置から上蓋を容器本体に対して締め込む際の根元側までで膨出する第1膨出部を有する。ここで、上蓋は、上蓋単体である場合の他に、上蓋本体と上蓋本体の内側に組み付けられた別部材とで構成されるものも含む。容器本体側とは、容器が容器本体と中栓とで構成される場合、容器本体及び中栓の少なくとも一方を意味する。また、第1及び第2螺合部は、上蓋及び容器本体側のネジにおいて、実質的に螺合するネジ部分である。また、上蓋を容器本体に対して締め込む際の根元側とは、第1及び第2螺合部の螺合を緩める側を意味する。具体的には、上蓋に第1膨出部が設けられる場合、上蓋から見て螺合を緩める方向側であり、容器本体に第1膨出部が設けられる場合、容器本体から見て螺合を緩める方向側であることを意味する。なお、第1膨出部は、少なくとも実質的に螺合するネジ部分に設けられているが、螺合に影響しない形式的なネジ部分に設けられていてもよい。
上記容器では、上蓋を傾斜させることにより、上蓋を容器本体側に対して偏当たりさせる。これにより、その当接部位に応力が集中するため、開栓前又は開栓時に締め込む構造の容器において、開栓前又は開栓時の締め込み力を比較的小さくすることができる。特に、広口容器等の抽出口が大きい場合、切断部が設けられる部材の材質が硬い場合、上蓋の外径と抽出口の内径(切断部の径)との距離が短い場合等には、開栓のために大きな締め込み力を必要とするが、このような容器の場合でも締め込み力を低減することができる。
本発明の具体的な側面では、上記容器において、第1膨出部は、上蓋の傾斜を開始させる位置から第1又は第2螺合部のネジ山の終端まで設けられる。容器が締め込みによって分離部を切断する構造の場合、切断部の円周に沿って連続的に切断することができる。また、容器が締め込み時に分離部を切断せずに、分離部を上蓋に係合させる構造の場合、上蓋の円周に沿って連続的に係合させることができる。
本発明の別の側面では、第1螺合部の第1膨出部は、少なくとも1条のネジ山の上面が膨出する。この場合、上蓋を特別な形状にすることで、締め込む際に上蓋を傾斜させている。
本発明のさらに別の側面では、第2螺合部の第1膨出部は、少なくとも1条のネジ山の下面が膨出する。この場合、容器本体側を特別な形状にすることで、締め込む際に上蓋を傾斜させている。
本発明のさらに別の側面では、第1及び第2螺合部は、多条ネジを有し、多条ネジのネジ山のうち第1膨出部を有するネジ山以外のネジ山は、第1膨出部よりも根元側にずれた位置において第1膨出部と同じ膨出量の第2膨出部を有する。この場合、根元側のネジ山のネジ山幅が全てのネジ山で揃い、上蓋を容器本体に最後まで締め込んだ状態(容器を封した状態)において上蓋を傾斜させずに容器本体に締め込むことができる。
本発明のさらに別の側面では、第1及び第2螺合部は、多条ネジを有し、第1膨出部は、多条ネジのネジ山のうち半数以下のネジ山に設けられる。この場合、開栓前又は開栓時に効率良く上蓋を傾斜させることができる。
本発明のさらに別の側面では、抽出口の抽出側の内壁の径は、上蓋の外壁の径の1/2以上1未満である。抽出口が比較的大きくても、ネジ山が第1膨出部を有することにより上蓋が傾斜することで局所的に容器本体側に応力を集中させることができるため、締め込み力を低減することができる。
本発明のさらに別の側面では、分離部は、上部周縁に係合部を有し、上蓋は、天井壁下面から垂下されて係合部の周縁を収容可能な環状壁と、環状壁の内周面に突出して係合部を環状壁内に拘束する突出部とを有する。容器が締め込みによって上蓋と分離部とが係合する構造の場合、係合部に付随する部分に局所的に応力を集中させ、開栓前の締め込み力を低減することができる。
抽出口を有する中栓を備え、第2螺合部は、容器本体及び中栓の少なくとも一方側に設けられる。
本発明のさらに別の側面では、分離部は、抽出口部に切断部を介して連接する。容器が締め込みによって分離部を切断する構造の場合、切断部に付随する部分に局所的に応力を集中させ、開栓時の締め込み力を低減することができる。
本発明のさらに別の側面では、上蓋の傾斜を開始させる位置は、分離部が上蓋に支持される直前及び支持されるときのいずれか一方である。
本発明のさらに別の側面では、上蓋の傾斜を開始させる位置は、切断部が切断される直前及び切断されるときのいずれか一方である。
第1実施形態に係る容器の要部を断面にして示した正面図である。 容器の動作又は使用方法を示した断面図であり、(a)は使用前の状態を示し、(b)は中栓の係合部が上蓋の環状壁内に収容された状態を示し、(c)は切断部を切断した状態を示し、(d)は上蓋を容器本体から離脱させた状態を示している。 容器におけるネジの形状を説明する概念的な説明図であり、(a)は4条のネジの始点及び終点を示し、(b)はそれらのネジの断面形状を示している。 第1実施形態に係る容器の開栓時の上蓋の傾斜状態を示した図である。 第2実施形態に係る容器におけるネジの形状を説明する概念的な説明図であり、(a)は4条のネジの始点及び終点を示し、(b)はそれらのネジの断面形状を示している。 第2実施形態に係る容器の開栓時の上蓋の傾斜状態を示した図である。
図1乃至図6を参照して、本発明に係る容器の具体的な実施形態について説明する。
〔第1実施形態〕
第1実施形態の容器1は、図1に示すように、ボトルである容器本体10と、その容器本体10の口部11に装着される中栓20と、中栓20を覆うようにして容器本体10の口部11に螺着される上蓋30とを備える。上蓋30と容器本体10とには、第1螺合部51と第2螺合部52とがそれぞれ形成されており、両螺合部51,52を締め込み、つまりねじ込みによって互いに係合させることで、容器本体10に対して上蓋30を着脱可能に固定することが可能になる。ここで、第1及び第2螺合部51,52は、上蓋30及び容器本体10のネジ31,12において、実質的に螺合するネジ部分5aである。ネジ31,12のうち実質的なネジ部分5a以外は、形式的なネジ部分5bとなっている。
容器本体10はガラス、合成樹脂等によって形成された有底筒状成形品であって、上端の口部11は円筒状を成している。そして、口部11の外周面には、第2螺合部52として雄ネジ12が形成されている。雄ネジ12は、多条ネジであって複数のネジ山12aからなり、具体的には例えば4条のネジ山12aからなる。つまり、雄ネジ12のリードは、ピッチの4倍となっている。
中栓20は、樹脂製の一体成形品であり、上部に抽出口21bが形成された中栓本体21と、中栓本体21の抽出口21bを密封する分離部23とによって構成されている。中栓本体21は、下部周縁に容器本体10の口部11の上端部11uに係止される係止部21aを有する。分離部23は、中栓本体21の上端開口部21uと切断部22によって連結されている。つまり、分離部23は、抽出口21bの内縁の抽出口部21eに切断部22を介して連接する。切断部22は、開栓時に上蓋30を容器本体10側に締め込むことにより切断される。
中栓本体21は、全体として円筒状に形成され、上端開口部21uにおいて上方に向けて口径が増大するリップ21cを有している。このリップ21cは、容器本体10内の液体を注ぎ出す際の液切れを良くする。中栓本体21の係止部21aは、下端面に環状凹部21dが形成されたもので、その環状凹部21dを容器本体10の口部11の上端部11uに嵌合圧着させることによって容器本体10に強固に係止される。
分離部23は、中栓本体21の内径と略同じ外径を有する筒状部23aと、当該筒状部23aの開口を閉塞する天井壁23bとを有している。また、この分離部23は、筒状部23aの上端から半径方向外方に延設されたフランジ状の係合部23cを有している。
上蓋30は、樹脂製の一体成形品であり、周壁30aと天井壁30bとを備える。周壁30aの内周面には、上記容器本体10の雄ネジ12に螺合する雌ネジ31が第1螺合部51として形成されている。この上蓋30は、中栓20を覆って埃、水気等の外部環境から保護する。なお、雌ネジ31は、ピッチやリードに関して中栓20側の雄ネジ12に対応する形状を有している。つまり、雌ネジ31は、多条ネジであって複数のネジ山31aからなり、具体的には例えば4条のネジ山31aからなる。
上蓋30の天井壁30bの内面には、上記中栓20の係合部23cを収容するための環状壁32が垂下されている。この環状壁32は、内周面32aが上蓋30の回転軸AXと平行に形成され、肉厚が下端に行くにしたがって薄くなるように形成されており、環状壁32の外側面32b側はテーパ状になっている。
また、上蓋30の環状壁32の内周面32aには、開栓時に中栓20の係合部23cを環状壁32内に拘束する突出部33が半径方向中心に向けて形成されている。つまり、環状壁32は、天井壁30bと突出部33との間に中栓20の分離部23を保持可能とする保持部として機能する。実施形態の突出部33は、環状壁32の内周面32aに沿って全周に亘って形成された環状の突起であるが、環状壁32の内周面32aに沿って局所的に形成されたものであってもよい。
以下、第1及び第2螺合部51,52に関する方向について説明する。第1螺合部51又は雌ネジ31に関して、紙面の下方向に相当するAB方向は、上蓋30を容器本体10に対して締め込む方向となっており、紙面の上方向に相当するCD方向は、上蓋30を容器本体10に対して緩める方向(上蓋30から見て緩める方向)となっている。逆に、第2螺合部52又は雄ネジ12に関して、CD方向は、容器本体10を上蓋30に対して締め込む方向となっており、AB方向は、容器本体10を上蓋30に対して緩める方向(容器本体10から見て緩める方向)となっている。
以下に、容器本体10への中栓20及び上蓋30の組み付けの作業と、それらが組み付けられた容器1の開封動作とについて説明する。
先ず容器本体10に液体を注入した後、図2(a)に示すように、中栓20の係止部21aを容器本体10の口部11に装着する。次いで、中栓20に上蓋30を被せて雌ネジ31を容器本体10の雄ネジ12に螺合させる。この際、第1螺合部51と第2螺合部52とは、最も奥に至らないように適度に締め込まれて係合した状態となっている。この状態で商品が販売展示される。
この状態の容器1から内容物を取り出す場合には、先ず上蓋30を締め込む方向すなわち時計回りに回転させる。すると、上蓋30の環状壁32に設けた突出部33が中栓20の係合部23cに達する。さらに上蓋30を締め込む方向に回転させると、係合部23cの周縁が突出部33によって撓められる。さらに上蓋30を締め込む方向に回転させると、係合部23cの周面が突出部33を乗り越える。この状態で、図2(b)に示すように、中栓20の分離部23又はその係合部23cは、上蓋30の天井壁30bと突出部33との間に拘束される。なお、図2(b)の状態で商品を販売展示してもよい。
この状態から、さらに上蓋30を締め込む方向に回転させると、図2(c)に示すように、上蓋30が降下され、これに押されて分離部23も降下し、分離部23と中栓本体21との境界に設けた切断部22が切断される。切断部22の切断前後において、上蓋30の姿勢を維持して一様に降下させるのではなく、後に詳述するが、ネジ山12a等の形状の調整によって一時的に上蓋30を回転軸AXに対して若干傾斜又は傾動させることで、切断部22の切断を比較的容易に達成できるようになり、上蓋30の締め込みに必要な力を低減することができる。上蓋30を回転させる前において上蓋30は傾斜しておらず第1及び第2螺合部51,52の螺合状態に余裕がある(ガタツキ有り)。その後、上蓋30を回転させることで上蓋30が傾斜しつつ開栓し、最終的に上蓋30が傾斜しない状態で第1及び第2螺合部51,52がしっかりと螺合する(ガタツキ無し)。
この状態で、上蓋30を緩める方向すなわち反時計回りに回転させると、図2(d)に示すように、上蓋30に伴って、環状壁32に保持された分離部23が中栓本体21から離脱されて開栓される。したがって、抽出口21bから容器本体10内の液体を注ぎ出すことが可能となる。
また、容器本体10に栓をするために、上蓋30を再度容器本体10の口部11に装着すると、上蓋30に保持された分離部23の筒状部23aが、図2(c)に示すように、中栓本体21の抽出口21bに装着され、それによって抽出口21bが封止される。
以下、図3(a)及び3(b)等を参照して、上蓋30を締め込む際に一時的に上蓋30を傾斜させる手法について説明する。上記実施形態の容器1において、容器本体10に設けた第2螺合部52又は雄ネジ12は、4条のネジ山12aからなる。各条のネジ山12aは、例えば90°間隔で、始点から終点まで、回転軸AXの周りに略180°の長さを有している。つまり、図3(a)に示すように、各条のネジ山12aの始点又は上端からの角度θ1,θ2,θ3,θ4の範囲は、0°から180°となっている。
そして、雄ネジ12のうち第1条のネジ山12aは、後述する角ε°位置の手前である角α°位置(所定の締め込み量に達した際に上蓋30の傾斜を開始させる位置)から終点(容器本体10から見て締め込む際の根元側)まで、第1膨出部12gを有し、下面すなわちAB方向側(容器本体10から見て緩める方向側)の面が膨出している。つまり、第1条のネジ山12aにおいて、第1膨出部12gが設けられている部分のネジ山幅は、第1膨出部12gが設けられていない部分のネジ山幅より大きくなっている。本実施形態において、上蓋30の傾斜を開始させる位置は、上蓋30と分離部23とが当接するときの位置、すなわち切断部22が切断される直前の位置となっている。第1膨出部12gは、容器本体10から見て一様なピッチで上昇する基準螺旋軌道に対して比較的小さな角α°位置から下端の終点まで、例えばネジ山12aのネジ山幅が2mmとして1mm程度の膨出量だけAB方向すなわち下方向に変位した形状に成形されている。つまり、第1条のネジ山12aは、始点から近い角α°位置から下端の終点までの範囲で回転軸AX方向の厚みが増した状態となっている。
また、雄ネジ12のうち第1条以外の他の条のネジのネジ山12aは、上記角ε°位置よりも締め込む際の根元側(つまり下側)の角β°位置からそれぞれの終点まで、第2膨出部12hを有し、下面すなわちAB方向側の面が膨出している。つまり、第2条〜第4条のネジ山12aにおいて、第2膨出部12hが設けられている部分のネジ山幅は、第2膨出部12hが設けられていない部分のネジ山幅より大きくなっている。第2膨出部12hは、容器本体10から見て一様なピッチで上昇する基準螺旋軌道に対して比較的大きな角β°位置から下端の終点まで、例えば1mm程度の膨出量だけAB方向に変位した形状に成形されている。つまり、第1条以外の他の条のネジ山12aは、始点から離れた角β°位置から下端の終点までの範囲で回転軸AX方向の厚みが増した状態となっている。角β°位置において、全ての条のネジ山12aに膨出部12g,12hが現われる。
したがって、本実施形態の容器1では、上蓋30の天井壁30bが中栓20の分離部23に当接した角ε°位置(図2(b)の状態)で、図4に示す例のように、上蓋30に設けた雌ネジ31のネジ山31a又はその上面31mが雄ネジ12のうち容器本体10の下方に向かって膨出(断面部A参照)した第1条のネジ山12aの第1膨出部12gの膨出面12f(図4における破線から実線の位置に下方変位した面)に当接しつつ螺進し、一方、他の第2条〜第4条のネジ山12aの下面が基準螺旋軌道の基準面12k(図4に破線で示す面)に沿ってネジ山31aの上面31mに当接しつつ螺進するため、上蓋30は紙面上で右下方に傾斜することになる。図4中、S1は、上蓋30が傾斜していない状態における天井壁30bの位置を示し、S2は、上蓋30が傾斜している状態における天井壁30bの位置を示す。なお、角α°位置において上蓋30が傾斜し始めるため、上蓋30が傾斜する際の回転角度の範囲θは、α≦θ<β(α≦ε<β)となる。回転角度の範囲θは、ネジ山の係合又は螺合で見た場合、図3(a)の角度θ1〜θ4に対応する。
その結果、中栓20の分離部23の係合部23cの右端が下方に押下されることになり、切断部22の右端に集中する応力が働き、それによってその部位又は領域ARの切断部22が優先的に切断される。そして、上蓋30のさらなる螺進によって切断部22の他の部分も順次切断されることになる。螺進の際、上蓋30は、容器本体10から見て略一定の範囲内において傾斜する。よって、開栓時の螺進において、上蓋30の傾斜で最も下がる位置が若干ずれつつも、上蓋30が容器本体10側に全体的に変位し切断部22が切断される。
また、上記実施形態の容器1では、分離部23を切り離した開栓後に、容器本体10に栓をするために上蓋30を再度容器本体10の口部11に装着すると、上蓋30に保持された分離部23の筒状部23aが、図2(c)に示すように、中栓本体21の上端開口部21uに装着され、それによって抽出口21bが封止される。その際、図3(b)に示すように、角β°位置から締め込む際の根元側で、上蓋30側に設けた雌ネジ31の4つのネジ山31aの上面31mが容器本体10側の雄ネジ12の第1条〜第4条のネジ山12aの第1及び第2膨出部12g,12hの下面における膨出面12fに略均等な力で当接するため、上蓋30は、回転軸AXに対して殆ど傾斜せず復元された状態(容器本体10と同芯な状態)になり、この状態から終点まで下方に向けて滑らか、かつ、ガタツキ無く螺進する。この状態においては、上蓋30が容器本体10に対して同芯状態で容器本体10に装着され、すなわち、分離部23の筒状部23aが中栓本体21の上端開口部21uに均一に圧接される。
以上説明した容器によれば、締め込む際に、上蓋30を傾斜させることにより、上蓋30を容器本体10側(本実施形態では中栓20の切断部22に付随する部分)に対して偏当たりさせる。これにより、その当接部位に応力が集中するため、開栓前又は開栓時に締め込む構造の容器1において、開栓前又は開栓時の締め込み力を比較的小さくすることができる。特に、広口容器等(抽出口21bの抽出側の内壁の径が抽出口21bの抽出側付近の上蓋30の外壁の径の1/2以上1未満程度)の中栓20の上端開口部21uが大きい、すなわち切断部22の周長が長い場合、中栓20の材質が硬い場合、上蓋30の外径と抽出口21bの内径(切断部22の径)との距離が短い場合等には、開栓のために大きな切断力を必要とするが、このような容器の場合でも締め込み力を低減することができる。例えば、広口容器の場合において、上蓋30の外壁が力点で、抽出口21bの抽出側の内壁が作用点となり、力点と作用点との位置が近くなる。そのため、開栓時又は開栓時の締め込み力がより多く必要になるが、上蓋30を傾斜させることにより、開栓時又は開栓時の締め込み力が軽減される。
〔第2実施形態〕
以下、第2実施形態の容器について説明する。第2実施形態の容器1は、第1実施形態の容器1を一部変更したものであり、特に説明しない事項は、第1実施形態の容器1と同様である。なお、上記図3及び図4で示した第1実施形態では、上蓋30の天井壁30b内面が中栓20の分離部23に当接した状態で、上蓋30が傾動した状態になるように、容器本体10の雄ネジ12のうち一部のネジ山12aの下側面を先行して膨出させているが、第2実施形態では、容器本体10側の雄ネジ12と上蓋30側の雌ネジ31との役割を入れ替える。
図5及び図6に示すように、第2実施形態の場合、上蓋30に設けた雌ネジ31のネジ山31aの上面を膨出(断面部B参照)させる。第1条のネジ山31aは、角ε°位置の手前である角α°位置(所定の締め込み量に達した際に上蓋30の傾斜を開始させる位置)から終点(上蓋30から見て締め込む際の根元側)まで、第1膨出部31gを有し、上面すなわちCD方向側(上蓋30から見て緩める方向側)の面が膨出している。本実施形態において、上蓋30の傾斜を開始させる位置は、上蓋30と分離部23とが当接するときの位置、すなわち切断部22が切断される直前の位置となっている。また、雌ネジ31のうち第1条以外の他の条のネジ山31aは、上記角ε°位置よりも締め込む際の根元側(つまり上側)の角β°位置からそれぞれの終点まで、第2膨出部31hを有し、上面すなわちCD方向側の面が膨出している。
したがって、第2実施形態の容器1では、上蓋30の天井壁30bが中栓20の分離部23に当接した角ε°位置(図2(b)の状態)で、図6に示す例のように、上蓋30に設けた雌ネジ31のネジ山31aうち上方に向かって膨出(断面部B参照)した第1条のネジ山31aの膨出面31f(図6における破線から実線の位置に上方変位した面)が容器本体10のネジ山12aの下面12mに当接しつつ螺進し、一方、他の第2条〜第4条のネジ山31aの上面が基準螺旋軌道の基準面31k(図6に破線で示す面)に沿ってネジ山12aの下面12mに当接しつつ螺進するため、上蓋30は紙面上で右下方に傾斜することになる。
その結果、中栓20の分離部23の係合部23cの右端が下方に押下されることになり、切断部22の右端に集中する応力が働き、それによってその部位又は領域の切断部22が優先的に切断される。そして、上蓋30のさらなる螺進によって切断部22の他の部分も順次切断されることになる。螺進の際、上蓋30は、周に沿って連続的に傾斜する。よって、開栓時の螺進において、上蓋30が傾きつつ旋回するコマの首ふり運動(歳差運動)をしつつ、かつネジ山のピッチ等にもよるが上蓋30が容器本体10側に全体的に変位し切断部22が切断される。
また、上記第2実施形態の場合にも、容器本体10に栓をするために上蓋30を再度容器本体10の口部11に装着すると、上蓋30に保持された分離部23の筒状部23aが、図2(c)に示すように、中栓本体21の上端開口部21uに装着され、それによって抽出口21bが封止される。その際、図5(b)に示すように、角β°位置から締め込む際の根元側で、上蓋30側に設けた雌ネジ31の4つのネジ山31aの第1及び第2膨出部31g,31hにおける膨出面31fが容器本体10側の雄ネジ12の第1条〜第4条のネジ山12aの下面12mに略均等な力で当接するため、上蓋30は、回転軸AXに対して殆ど傾斜せず復元された状態(容器本体10と同芯な状態)になり、この状態から終点まで下方に向けて滑らか、かつ、ガタツキ無く螺進する。この状態においては、上蓋30が容器本体10に対して同芯状態で容器本体10に装着され、すなわち、分離部23の筒状部23aが中栓本体21の上端開口部21uに均一に圧接される。
以上では実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、第1及び第2螺合部51,52を構成するネジ山31a,12aのピッチやリードは、容器1の目的や用途に応じて適宜調整変更することができる。つまり、第1及び第2螺合部51,52を1条のネジ山構成としたり、2条、3条、又は5条以上のネジ山構成としたりすることができる。
上記実施形態では、ネジ山31a,12aの始点から終点に向けて一旦膨出部を形成した後は、ネジ山31a,12aの回転軸AX方向のネジ山幅(膨出部12g,12h,31g,31hの幅)を元に戻していないが、終点に向けてネジ山31a,12aの回転軸AX方向のネジ山幅を始点同様に戻すこともできる。この場合、上蓋30を奥まで締め込んだ段階でも若干のガタツキが残りやすくなるが、このような若干のガタツキが許容される場合もある。
上記実施形態において、切断部22を切断する前に上蓋30を傾斜させたが、分離部23が上蓋30に支持される前、例えば上蓋30に分離部23が嵌る(係合する)ときに上蓋30を傾斜させてもよい。このように、上蓋30が傾斜し始める例としては、分離部23が上蓋30に支持されるとき、支持される直前、切断部22が切断されるとき、及び切断される直前が挙げられるが、これらの中でも支持する直前及び切断される直前であることが好ましい。さらに、上蓋30の回転数を減らすためには、力が一番必要となる切断部22を切断する直前が最も好ましい。
上記実施形態において、第2膨出部12h,31hは、全て同じ回転位置で面が膨出する必要はなく、第1膨出部12g,31gを有する第1条のネジ山12a,31aの対角に位置するネジ山12a,31aの面が一番遅れて膨出すればよい。
上記実施形態において、開栓前又は開栓時に上蓋30を容器本体10側に締め込む構造であれば、容器1及び上蓋30等の構造は適宜変更することができる。例えば、中栓20を設けず、容器本体10に切断部を介して分離部を設けてもよい(例えば、特開2013−249108号公報参照)。また、中栓を2つ以上の部材で構成し、切断部を中栓本体において内側ではなく外側に設けて、分離部が切断部の切断によって抽出口を形成しない構成にしてもよい(例えば、特開2012−46209号公報参照)。なお、上蓋30を傾斜させる範囲(第1膨出部12g,31gを設ける範囲)は、容器1の構造によって適宜変更することができ、例えば(i)分離部23を上蓋30に係合させる間、(ii)切断部22を切断している間、及び上記(i)かつ(ii)の間のいずれかが適用される。
上記実施形態において、上蓋30が上蓋本体と上蓋本体の内側に組み付けられた別部材とで構成されてもよい。この場合、第1螺合部51は、上蓋本体及び別部材の少なくとも一方に設けられる。また、別部材に分離部23を支持する突起等を設けてもよい。
上記実施形態において、分離部23が抽出口21bの内縁の抽出口部21eに切断部22を介して連接する構造としたが、分離部23が最初から容器本体10側から分離している構造でもよい。このような構造の場合、上蓋30を分離部23に支持させる締め込み力が主に低減される。
上記実施形態において、第1膨出部12g,31gを1条のネジ山12a,31aに設けたが、複数、好ましくは半数以下のネジ山12a,31aに設けてもよい。
上記実施形態において、上蓋30の傾斜に影響しない範囲でネジ山が連続しないで部分的に切れていてもよい。
上記実施形態において、図3及び図5に示す回転角度の範囲θは例示であり、適宜変更することができる。
上記実施形態において、容器本体10に雄ネジ12を設けたが、中栓20に雄ネジ12を設けてもよい。
1…容器、 10…容器本体、 11…口部、 12…雄ネジ、 12g,12h…膨出部、 20…中栓、 21…中栓本体、 21a…係止部、 21b…抽出口、 21c…リップ、 21d…環状凹部、 22…切断部、 23…分離部、 23a…筒状部、 23b…天井壁、 23c…係合部、 30…上蓋、 30a…周壁、 30b…天井壁、 31…雌ネジ、 32…環状壁、 33…突出部、 51,52…螺合部

Claims (12)

  1. 容器本体内の内容物が注出される抽出口を密封する分離部と、
    前記抽出口を覆う上蓋と、
    を備える容器であって、
    上蓋は、前記容器本体側に螺合される第1螺合部を有し、開栓後に前記分離部を支持し、
    前記容器本体側は、前記第1螺合部と螺合する第2螺合部を有し、
    前記第1及び第2螺合部のいずれか一方において、少なくとも1条のネジ山は、所定の締め込み量に達した際に前記上蓋の傾斜を開始させる位置から前記上蓋を前記容器本体に対して締め込む際の根元側までで膨出する第1膨出部を有することを特徴とする容器。
  2. 前記第1膨出部は、前記上蓋の傾斜を開始させる位置から前記第1又は第2螺合部の前記ネジ山の終端まで設けられることを特徴とする請求項1に記載の容器。
  3. 前記第1螺合部の前記第1膨出部は、前記少なくとも1条のネジ山の上面が膨出することを特徴とする請求項1及び2のいずれか一項に記載の容器。
  4. 前記第2螺合部の前記第1膨出部は、前記少なくとも1条のネジ山の下面が膨出することを特徴とする請求項1及び2のいずれか一項に記載の容器。
  5. 前記第1及び第2螺合部は、多条ネジを有し、
    前記多条ネジのネジ山のうち前記第1膨出部を有するネジ山以外のネジ山は、前記第1膨出部よりも根元側にずれた位置において前記第1膨出部と同じ膨出量の第2膨出部を有することを特徴とする請求項1から4までのいずれか一項に記載の容器。
  6. 前記第1及び第2螺合部は、多条ネジを有し、
    前記第1膨出部は、前記多条ネジのネジ山のうち半数以下のネジ山に設けられることを特徴とする請求項1から5までのいずれか一項に記載の容器。
  7. 前記抽出口の抽出側の内壁の径は、前記上蓋の外壁の径の1/2以上1未満であることを特徴とする請求項1から6までのいずれか一項に記載の容器。
  8. 前記分離部は、上部周縁に係合部を有し、
    前記上蓋は、天井壁下面から垂下されて前記係合部の周縁を収容可能な環状壁と、前記環状壁の内周面に突出して前記係合部を前記環状壁内に拘束する突出部とを有することを特徴とする請求項1から7までのいずれか一項に記載の容器。
  9. 前記抽出口を有する中栓を備え、
    前記第2螺合部は、前記容器本体及び前記中栓の少なくとも一方側に設けられることを特徴とする請求項1から8までのいずれか一項に記載の容器。
  10. 前記分離部は、前記抽出口部に切断部を介して連接することを特徴とする請求項1から9までのいずれか一項に記載の容器。
  11. 前記上蓋の傾斜を開始させる位置は、前記分離部が前記上蓋に支持される直前及び支持されるときのいずれか一方であることを特徴とする請求項1から10までのいずれか一項に記載の容器。
  12. 前記上蓋の傾斜を開始させる位置は、前記切断部が切断される直前及び切断されるときのいずれか一方である請求項10に記載の容器。
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