JP2007030945A - キャップ - Google Patents

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JP2007030945A
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Sadaaki Aoki
貞明 青木
Yuji Murakami
有司 村上
Masaru Hasegawa
賢 長谷川
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Abstract

【課題】密閉性が高く、広口の容器にも対応でき、ピールプルーフ機能およびタンパーエビデント機能を有するキャップを提供する。
【解決手段】キャップ10のキャップ本体12は、容器1の口部2を覆う天面部14を有する。天面部14には、円筒状の側面部16が形成される。側面部16の内側には、容器1の雄ねじ部3に螺合する雌ねじ部18が形成される。側面部16の下端には、剥取部22が形成される。剥取部22の下端には、係合部24の保持部26が形成される。保持部26の下端には、係合片28、28、・・が形成される。側面部16および剥取部22間の部分と、剥取部22および保持部26間の部分と、剥取部22を横断する部分とには、切断容易部30a、30b、30cが形成される。剥取部22には、一端部22aに引掛部32が形成され、他端部22bに凹み部34が形成される。
【選択図】図1

Description

この発明はキャップに関し、特に、たとえば飲食品、サプリメント、医薬品などの容器の口部に取り付けられ、不用意に開封されにくいピールプルーフ(開封防止)機能と、開封されると未開封状態に戻すことができず開封されたことがわかるタンパーエビデント(不正開封防止)機能とを有するキャップに関する。
従来のキャップには、最初に開封する際にバンド状の部分を剥ぎ取ってから開封するピールプルーフ機能を有するピールタイプのキャップがあった(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。このようなピールタイプのキャップは、蓋部材を嵌合して容器の口部を密閉するものであり、さらに、蓋部材を本体に開閉可能に接続するヒンジ部を有するものもある。このようなキャップは、最近、卓上型のガム容器やサプリメント容器等で非常に多く使われるようになってきた。また、このようなキャップは、プラスチック原料としてPE、PP、PETなどが使用されている。なお、従来のキャップには、最初に開封する際にバンド状の部分を剥ぎ取るものではないが一部分を切断してから開封するキャップであって、蓋部材を嵌合して容器の口部を密閉するものであり、ヒンジ部を有するものがある(例えば、特許文献4参照)。
さらに、従来のキャップには、最初に開封する際にキャップを回転してキャップの周囲に部分的に形成されているブリッジ部を捩って切断してから開封するタンパーエビデント機能を有する捩り切断タイプのキャップがあった(例えば、特許文献5参照)。このような捩り切断タイプのキャップは、飲料品、医薬品、サプリメント、調味料等の容器で非常に多く使用されている。また、このようなキャップは、材料としてPE、PP、PETなどが用いられている。
特開2004−42915号公報 特開2001−341762号公報 特開2004−161325号公報 特開平7−41028号公報 特開平9−156656号公報
ところが、上述の従来のピールタイプのキャップでは、蓋部材を嵌合して容器の口部を密閉する構造なので、蓋部材による密閉性が悪く固形物を入れる容器にしか適さなく、さらに、蓋部材の嵌合性が悪く蓋部材を閉めにくいものが多く、また、ヒンジ部を有するものではヒンジ部の強度が弱いのでヒンジ部で蓋部材がちぎれてしまいやすい。
また、上述の従来の捩り切断タイプのキャップでは、シーリング部として最初の開封時にキャップを回転することによって切断されるブリッジ部が、キャップの周回に部分的にしか形成されていないので、不用意に切断されてしまいやすく、そのため、不用意に開封されてキャップが外れてしまいやすい。また、この捩り切断タイプのキャップでは、広口の容器のように口部の口径が大きくなると、それに対応してキャップ全体が大きくなるとともにブリッジ部が太くなって硬くなり、ブリッジ部が切断されにくくなって、開封されにくくなる。
そのため、従来、密閉性が高く、広口の容器にも対応でき、ピールプルーフ機能およびタンパーエビデント機能を有するキャップが望まれている。
それゆえに、この発明の主たる目的は、密閉性が高く、広口の容器にも対応でき、ピールプルーフ機能およびタンパーエビデント機能を有するキャップを提供することである。
この発明にかかるキャップは、筒状の口部と、口部の外側面に形成される雄ねじ部と、雄ねじ部の下方に形成される突出部とを有する容器の口部に取り付けられるキャップであって、容器の口部の端面を覆うための天面部、天面部の周縁部から下方にのびて形成される筒状の側面部、および側面部の内側に形成され、容器の雄ねじ部に螺合するための雌ねじ部を有するキャップ本体と、キャップ本体の下端に環状に形成される剥取部と、剥取部の下端に形成され、容器の突出部に係合する係合部とを備え、切断することによって少なくとも剥取部を剥ぎ取ってキャップ本体と係合部とを分離するための薄肉状の切断容易部が形成された、キャップである。
この発明にかかるキャップでは、切断容易部は、たとえば、キャップ本体および剥取部間の部分と、剥取部および係合部間の部分と、剥取部を横断する部分とに、それぞれ形成される。
また、この発明にかかるキャップでは、剥取部を剥ぎ取りやすくするための凹み部が剥取部に形成されていることが好ましい。
さらに、この発明にかかるキャップでは、切断容易部は、たとえば、キャップ本体および剥取部間の部分と、剥取部および係合部を横断する部分とに、それぞれ形成される。
また、この発明にかかるキャップでは、剥取部を剥ぎ取りやすくするための引掛部が剥取部に形成されていることが好ましい。
この発明にかかるキャップでは、薄肉状の切断容易部がブリッジ部のように部分的に形成されるのではないので、切断容易部が不用意に切断されにくく、そのため、たとえば剥取部が不用意に剥ぎ取られにくく、不用意に開封されにくいピールプルーフ機能を有する。
また、この発明にかかるキャップでは、キャップ本体の雌めじ部を容器の雄ねじ部に螺合してキャップ本体の天面部で容器の口部を密閉する構造なので、キャップ本体による容器の口部の密閉性がよい。
さらに、この発明にかかるキャップでは、容器の口部を開封する際にたとえば剥取部を剥ぎ取ってキャップ本体と係合部とを分離するので、剥ぎ取られた剥取部は未開封の元の状態に戻すことができず、そのため、開封されたことがわかるタンパーエビデント機能を有する。
また、この発明にかかるキャップでは、広口の容器に対応して全体が大きく形成されても、薄肉状の切断容易部は切断しやすいので、容器の口部を開封しやすく、広口の容器にも対応することができる。
また、この発明にかかるキャップでは、剥取部を剥ぎ取りやすくするための引掛部や凹み部が剥取部に形成されると、引掛部や凹み部を利用することによって、剥取部が剥ぎ取りやすい。
この発明によれば、密閉性が高く、広口の容器にも対応でき、ピールプルーフ機能およびタンパーエビデント機能を有するキャップが得られる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の説明から一層明らかとなろう。
図1はこの発明にかかるキャップの一例を示す斜視図であり、図2はそのキャップの要部断面図であり、図3はそのキャップにおいて剥取部を剥ぎ取る状態を示す斜視図であり、図4はそのキャップにおいてキャップ本体、剥取部および係合部を分離した状態を示す斜視図である。また、図5はそのキャップを容器の口部に取り付けた状態を示す斜視図であり、図6はそのキャップを容器の口部に取り付けた状態を示す要部断面図である。
図1に示すキャップ10は、たとえば図5および図6に示すように、容器1の口部2に取り付けられるので、まず、その容器1について説明する。
図5および図6に示す容器1は、たとえばPE、PP、PET、PS、AS、PEN等の合成樹脂で形成される。この容器1は、上部に円筒状の口部2を有する。口部2には、外側面に雄ねじ部3が形成される。また、口部2には、雄ねじ部3の下方に、突出部4が、口部2を周回するようにかつ外側に突出するように形成される。なお、容器1は、合成樹脂の代わりにガラスで形成されてもよい。
図1に示すキャップ10は、全体が、たとえばPE、PP、PET、PS、AS、PEN等の合成樹脂で一体的に形成される。キャップ10はキャップ本体12を含む。キャップ本体12は、容器1の口部2の端面を覆うための円板状の天面部14を有する。天面部14には、その周縁から下方にのびて、円筒状の側面部16が形成される。側面部16の内側には、図6に示すように、容器1の雄ねじ部3に螺合するための雌ねじ部18が形成される。そのため、このキャップ本体12は、容器1の口部2に被せ、回転して雌ねじ部18を容器1の雄ねじ部3に螺合することによって、容器1の口部2に密閉性よく取り付けることができる。また、側面部16の外側には、図1などに示すように、上下方向にのびる多数の突条からなる滑り止め部20が形成される。そのため、このキャップ本体12は、回転する際に滑りにくく、回転しやすい。
キャップ本体12の下端すなわち側面部16の下端には、帯状の剥取部22が環状に形成される。帯状の剥取部22は、長手方向における一端部22aおよび他端部22bが図2に示すように接続され、環状に形成されている。この剥取部22は、容器1の口部2を最初に開封する際に剥ぎ取られるものである。
剥取部22の下端には、図1などに示すように、係合部24が形成される。係合部24は、容器1の突出部4に係合することによって、キャップ本体12と分離されない限り、キャップ本体12を容器1の口部2から外れないようにするためのものである。係合部24は、リング状の保持部26を含む。保持部26は、剥取部24の下端に形成される。保持部26には、図4に示すように、その下端から内側にのびて、多数の係合片28、28、・・が形成される。これらの係合片28、28、・・は、先端が容器1の突出部4の下端に当接することによって突出部4に係合するためのものである。
キャップ本体12の側面部16と剥取部22との間の部分には、図1などに示すように、その部分を周回するようにして、薄肉状の切断容易部30aが形成される。さらに、剥取部22と係合部24の保持部26との間の部分にも、その部分を周回するようにして、薄肉状の切断容易部30bが形成される。また、剥取部22の一端部22aと他端部22bとの間の部分には、剥取部22を横断するように、薄肉状の切断容易部30cが形成される。これらの切断容易部30a、30bおよび30cは、それらが形成された部分を容易に切断することができるようにするためのものである。
また、剥取部22の一端部22aの表面には、たとえば略L字状の引掛部32が形成される。この場合、引掛部32の大部分が剥取部22の一端部22aの表面に一体的に形成され、引掛部32の他の部分が係合部24の保持部26の表面上に配置される。この引掛部32は、指などが引っ掛けられて剥取部22の一端部22aを剥ぎ取りやすくするためのものである。
また、剥取部22の他端部22bには、その表面側の部分に、凹み部34が形成される。凹み部34は、剥取部22の一端部22aに接近するに従って徐々に深くなるように形成される。この凹み部34は、たとえば指などを剥取部22の一端部22aおよび引掛部32に引っ掛けて剥取部22の一端部22aを剥ぎ取りやすくするためのものである。
このキャップ10を容器1の口部2に取り付けるためには、まず、キャップ本体12などが容器1の口部2に被せられる。この場合、係合部24の係合片28、28、・・は、先端が上方に向けられる。そして、キャップ本体12を回転して、雌ねじ部18を容器1の雄ねじ部3に螺合することによって、係合部24などが下方に変位され、係合部24の係合片28、28、・・が容器1の突出部4に係合するように突出部4を越えて突出部4の下方に変位される。このようにして、キャップ10は、容器1の口部2に取り付けられる。
キャップ10が取り付けられた容器1の口部2を最初に開封するためには、まず、キャップ10の剥取部22が切断容易部30a、30bおよび30cで切断されて剥ぎ取られ、キャップ本体12と係合部24とが分離される。この場合、剥取部22は、引掛部32および凹み部34を利用して、図3に示すように、一端部22aから順に剥ぎ取られる。そして、係合部24から分離されたキャップ本体12を回転することによって、キャップ本体12が容器1の口部2から外され、容器1の口部2が開封される。
また、開封された容器1の口部2を密閉するためには、キャップ本体12を容器1の口部2に被せ、キャップ本体12を回転して、雌ねじ部18を容器1の雄ねじ部3に螺合することによって、容器1の口部2が密閉される。
このキャップ10では、薄肉状の切断容易部30a、30bおよび30cが、ブリッジ部のように部分的に形成されるのではなく、剥取部22の上端および下端を周回するようにあるいは剥取部22を横断するように形成されているので、切断容易部30a、30bおよび30cが不用意に切断されにくい。そのため、このキャップ10では、剥取部22が不用意に剥ぎ取られにくく、不用意に開封されにくいピールプルーフ機能を有する。
また、このキャップ10では、キャップ本体12の雌めじ部18を容器1の雄ねじ部3に螺合してキャップ本体12の天面部14で容器1の口部2を密閉する構造なので、キャップ本体12による容器1の口部2の密閉性がよい。
さらに、このキャップ10では、容器1の口部2を開封する際に剥取部22を剥ぎ取ってキャップ本体12と係合部24とを分離するので、剥ぎ取られた剥取部22は未開封の元の状態に戻すことができず、そのため、開封されたことがわかるタンパーエビデント機能を有する。なお、キャップ本体12と係合部24とを分離しなければ、キャップ本体12を回転して容器1の口部2から外そうとしても、キャップ10の係合部24の係合片28、28、・・の上端が容器1の突出部4の下端に係合するので、キャップ本体12を容器1の口部2から外すことはできない。
また、このキャップ10では、広口の容器に対応して全体が大きく形成されても、薄肉状の切断容易部30a、30bおよび30cが切断しやすいので、容器の口部を開封しやすく、たとえば、直径40mm以上の口径を有する広口瓶や胴径と口径との比率が2:1以上の広口瓶などの広口の容器にも対応することができる。
また、このキャップ10では、剥取部22の一端部22aの表面に引掛部32が形成され、剥取部22の他端部22bに凹み部34が形成されているので、引掛部32および凹み部34を利用することによって、剥取部22の一端部22aが非常に剥ぎ取りやすい。
図7はこの発明にかかるキャップの他の例を示す斜視図であり、図8はそのキャップの要部断面図であり、図9はそのキャップにおいて剥取部および係合部を剥ぎ取る状態を示す斜視図であり、図10はそのキャップにおいてキャップ本体と、剥取部および係合部とを分離した状態を示す斜視図である。また、図11は図7に示すキャップを容器の口部に取り付けた状態を示す斜視図であり、図12はそのキャップを容器の口部に取り付けた状態を示す要部断面図である。
図7に示すキャップ10は、図1に示すキャップ10と比べて、剥取部22に凹み部34が形成されておらず、また、剥取部22と係合部24の保持部26との間の部分を周回する切断容易部30bが形成されていない代わりに、剥取部22を横断する切断容易部30cの下端から係合部24の保持部26の下端にわたって切断容易部30dが形成されている。この切断容易部30dは、切断容易部30dの下端から中間部までの部分が切断容易部30aと平行に形成され、中間部から保持部26の下端までの部分が切断容易部30aに対して斜めに形成されている。このように、切断容易部30cおよび30dは、剥取部22と係合部24とを横断するように形成されている。
図7に示すキャップ10でも、図1に示すキャップ10と同様にして、容器1の口部2に取り付けられる。
図7に示すキャップ10が取り付けられた容器1の口部2を最初に開封するためには、まず、キャップ10の剥取部22および係合部24が切断容易部30a、30cおよび30dで切断されて剥ぎ取られ、キャップ本体12と剥取部22および係合部24とが分離される。この場合、剥取部22および係合部24は、引掛部32を利用して、図9に示すように、剥取部22の一端部22aから順に剥ぎ取られる。
その後、図7に示すキャップ10では、図1に示すキャップ10と同様にして、容器1の口部2を開封したり密閉したりすることができる。
そして、図7に示すキャップ10でも、図1に示すキャップ10と同様の効果を奏する。
なお、上述の各キャップ10では、剥取部22の幅方向における両側が直線状に形成されているが、剥取部22の幅方向における両側は波状など他の形状に形成されてもよい。
また、上述の各キャップ10では、切断容易部30a〜30dは両主面が断面V字状に形成されているが、切断容易部は一方の主面のみが断面V字状に形成されてもよい。
さらに、図7に示すキャップ10において、切断容易部30dは、係合部24を斜めに横断するように形成されているが、係合部24を縦に横断するように形成されてもよい。
また、上述の各キャップ10において、剥取部22や切断容易部30a〜30d以外の部分も、他の形状に任意に変更されてもよい。
図13はこの発明にかかるさらに他のキャップを容器の口部に取り付けた状態を示す要部断面図であり、図14はそのキャップの底面図解図である。図13および図14に示すキャップ10は、図7に示すキャップ10と比べて、キャップ本体12の天面部14の底面に、下方に突出するリング状のシール部15が形成されている。このシール部15は、キャップ本体12を容器1の口部2に取り付けた際に、外周面が容器1の口部2の内周面に当接するように形成されている。なお、このキャップ10のシール部15が当接する容器1の口部2の内周面は、図13に示すように、下方に従って狭まるように傾斜面状に形成されていることが好ましい。
図13および図14に示すキャップ10では、図7に示すキャップ10と同様の効果を奏するとともに、キャップ本体12の天面部14の底面に形成されているシール部15の外周面を容器1の口部2の内周面に当接することによって容器1の口部2を密閉する構造なので、キャップ本体12による容器1の口部2の密閉性がさらによいという効果も奏する。
このように、この発明は、キャップ本体の天面部の底面にシール部が形成されているキャップにも適用される。
図15はこの発明にかかるさらに他のキャップを容器の口部に取り付けた状態を示す要部断面図であり、図16はそのキャップの底面図解図である。図15および図16に示すキャップ10は、図7に示すキャップ10と比べて、キャップ本体12の天面部14の底面側に、収納部材17が設けられている。この収納部材17は、容器1の中に入れられるものとは別にたとえば乾燥剤などを収納するためのものであり、キャップ本体12の天面部14の径より若干小さい径のリング状のつば部17aを含む。つば部17aの中央には、有底円筒状の収納部17bが形成され、収納部17bの底には、たとえば4つの通気孔17c、17c・・が形成されている。なお、このキャップ10を容器1の口部2に取り付けた際には、図15に示すように、収納部材17のつば部17aがキャップ本体12の天面部14と容器1の口部2とで挟まれ、容器1の口部2が密閉される。
図15および図16に示すキャップ10では、図7に示すキャップ10と同様の効果を奏するとともに、キャップ本体12の天面部14の底面側に収納部材17が設けられているので、その収納部材17の収納部17bに、容器1に入れられるものとは別にたとえば乾燥剤などを入れることができるという効果も奏する。
このように、この発明は、キャップ本体の天面部の底面側に収納部材が設けられているキャップにも適用される。
この発明にかかるキャップは、たとえば、調味料、ガム、漬物、蜂蜜類、お菓子類、梅酒類、健康食品等の食品や、サプリメント、医薬品、試薬用の容器のキャップとして利用される。
この発明にかかるキャップの一例を示す斜視図である。 図1に示すキャップの要部断面図である。 図1に示すキャップにおいて剥取部を剥ぎ取る状態を示す斜視図である。 図1に示すキャップにおいてキャップ本体、剥取部および係合部を分離した状態を示す斜視図である。 図1に示すキャップを容器の口部に取り付けた状態を示す斜視図である。 図1に示すキャップを容器の口部に取り付けた状態を示す要部断面図である。 この発明にかかるキャップの他の例を示す斜視図である。 図7に示すキャップの要部断面図である。 図7に示すキャップにおいて剥取部および係合部を剥ぎ取る状態を示す斜視図である。 図7に示すキャップにおいてキャップ本体と、剥取部および係合部とを分離した状態を示す斜視図である。 図7に示すキャップを容器の口部に取り付けた状態を示す斜視図である。 図7に示すキャップを容器の口部に取り付けた状態を示す要部断面図である。 この発明にかかるさらに他のキャップを容器の口部に取り付けた状態を示す要部断面図である。 図13に示すキャップの底面図解図である。 この発明にかかるさらに他のキャップを容器の口部に取り付けた状態を示す要部断面図である。 図15に示すキャップの底面図解図である。
符号の説明
1 容器
2 口部
3 雄ねじ部
4 突出部
10 キャップ
12 キャップ本体
14 天面部
15 シール部
16 側面部
17 収納部材
17a つば部
17b 収納部
17c 通気孔
18 雌ねじ部
20 滑り止め部
22 剥取部
22a 一端部
22b 他端部
24 係合部
26 保持部
28 係合片
30a、30b、30c、30d 切断容易部
32 引掛部
34 凹み部

Claims (5)

  1. 筒状の口部と、前記口部の外側面に形成される雄ねじ部と、前記雄ねじ部の下方に形成される突出部とを有する容器の口部に取り付けられるキャップであって、
    前記容器の口部の端面を覆うための天面部、前記天面部の周縁部から下方にのびて形成される筒状の側面部、および前記側面部の内側に形成され、前記容器の雄ねじ部に螺合するための雌ねじ部を有するキャップ本体と、
    前記キャップ本体の下端に環状に形成される剥取部と、
    前記剥取部の下端に形成され、前記容器の突出部に係合する係合部とを備え、
    切断することによって少なくとも前記剥取部を剥ぎ取って前記キャップ本体と前記係合部とを分離するための薄肉状の切断容易部が形成された、キャップ。
  2. 前記切断容易部は、
    前記キャップ本体および前記剥取部間の部分と、
    前記剥取部および前記係合部間の部分と、
    前記剥取部を横断する部分とに、それぞれ形成された、請求項1に記載のキャップ。
  3. 前記剥取部を剥ぎ取りやすくするための凹み部が前記剥取部に形成された、請求項2に記載のキャップ。
  4. 前記切断容易部は、
    前記キャップ本体および前記剥取部間の部分と、
    前記剥取部および前記係合部を横断する部分とに、それぞれ形成された、請求項1に記載のキャップ。
  5. 前記剥取部を剥ぎ取りやすくするための引掛部が前記剥取部に形成された、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のキャップ。
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