JP4431460B2 - シール付きガラス容器 - Google Patents

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Description

本発明は、シール付きガラス容器に関する。さらに詳しくは、一般に、内容物を充填後、保管、搬送、販売等を経て内容物の消費に至るまでの間、シールを貼着して密封されていて、充填物の取り出しはシールを剥ぎ取ることによって行うガラス容器に関する。
インスタントコーヒーや振りかけ調味料などの粉体食品の多くは、ガラスびんに詰められ、口部をシール材で密封して販売されている。口部シール材の材料は、従来、アルミニウム蒸着紙、アルミニウム箔、プラスチックフィルム等であり、ヒートシール性樹脂、でん粉のり、ホットメルト接着剤などを用いてびん口天面に接着されている。口部シール材と接着剤層の間には、グラシン紙を介在させる場合もある。
このような商品を消費者が購入して使用するとき、キャップを取り外した後、びん口を密封している口部シール材を剥ぎ取って開封する。口部シール材は、通常びんのリップ径とほぼ同じ大きさに作られており、掴み所がないので剥ぎ取りにくい。特に、内栓キャップを有するびんは、びんの天面の外径と口部シール材の直径が完全に一致しているので剥ぎ取りにくい。口部シール材が剥ぎ取る途中で破れて、シール材の破片がびんの中へ落ち込んだり、口部シール材の真中を指で突き破ろうとしてもうまく突き破れなかったりする場合がある。このために、口部シール材で密封されたびんであっても、必要な長期にわたり密封し、充填物を使用する時に、その密封を容易に解くことができるシール付きガラス容器が求められていた。
従来のシール付きガラス容器として、びん口天面外周に4つの切り込み部を有する口部シール用ガラス容器であって、該切り込み部の口部厚み方向の深さが1〜5mm、高さが2〜10mm、周方向の幅が3mm以上であることを特徴とする口部シール用ガラス容器、及び、びん口天面外周の全周に切り込み部を有する口部シール用ガラス容器であって、該切り込み部の口部厚み方向の深さが1〜5mm、高さが2〜10mmであることを特徴とする口部シール用ガラス容器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−165517号
特許文献1に開示されたシール付きガラス容器は、4つの切り込み部を設ける構成においては、容器の口部を非接触で光学的に検査する検査装置によって切り込み部を損傷として検出してしまう問題がある。
また、4つの切り込み部及び全周に切り込み部を設ける構成においては、垂直曲率の極めて小さい部分を含むため、成形時に金型から取り出す時、ビリや欠けを生じるおそれがある。また、ガラス容器の保管時、搬送時等において外部の物体に衝突等して衝撃を受けて破損し易い問題がある。ガラス容器が破損することは、特に充填物が食品の場合には、安全面から絶対に避けなければならない問題である。
(発明の目的)
本発明は、従来のシール付きガラス容器の上述した問題点に鑑みてなされたものであって、長期にわたり強固に密封することができ、また開封は容易であるシール付きガラス容器を構成できる効果を有する。
本発明はまた、成形時にガラス容器を金型から取り出す時、ビリや欠けが発生するおそれが小さいシール付きガラス容器を構成できる効果を有する。
本発明はさらに、ガラス容器の非接触検査を確実に行い、またガラス容器の破損の可能性が極めて低いシール付きガラス容器を構成できる効果を有する。
本発明は、口部の上端平面部にシールを貼付して密封するシール付きガラス容器において、前記上端平面部の内側の垂直曲率が0.4mm以上0.6mm以下であり、外側の垂直曲率が0.7mm以上1.1mm以下であり、シールの直径cが前記上端平面部の外径より1.4mm以上2.4mm以下大きいことを特徴とするシール付きガラス容器である。
本発明の実施態様は、以下のとおりである。
前記口部に、中栓が取り付けられていることを特徴とする。
本発明のシール付きガラス容器によれば、シールの貼付を供する広い上端平面部を有し、長期にわたり強固に密封することができ、また開封者が指で掴むシールの自由部分が大きいことにより開封が容易であるシール付きガラス容器を構成できる効果を有する。
本発明のシール付きガラス容器によればまた、成形時に金型から取り出す時、ビリや欠けが発生するおそれが小さいシール付きガラス容器を構成することができる効果を有する。
本発明のシール付きガラス容器によればまた、容器の非接触検査を確実に行うことができ、また充填、保管、開封時において外部の物体に衝突等して衝撃を受けても容器シール付きガラス容器の開口部が破損する可能性を極めて低く抑えて、ガラス容器の開口部の破損の恐れが小さくガラス容器の開口部にビリや欠けのないシール付きガラス容器を構成できる効果を有する。
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。シール付きガラス容器10は、図2に示すように、容器本体12と、中栓22と、キャップ32とを備える。容器本体12は充填物収容部14、開口部16、及び、開口部16に隣接した本体ねじ部18を有する。充填物40が充填物収容部14の中に収容される。
充填物40は、一味唐辛子、七味唐辛子、胡椒等の香辛料、塩、ごま塩、砂糖、化学調味料、胡麻、青海苔、粉チーズ等が好適であるが、これに限られない。
また、図1に示すように、開口部16の上端平面部には、ドーナツ状の貼付帯110が形成され、この貼付帯110にシール100が貼付して密封される。シール100は、紙層、接着剤層、アルミ層、接着剤層、シーラントフィルムからなるもの等が好適であるが、これに限られない。シール100の変形例としては、例えば、アルミ層、接着剤層、シーラントフィルムからなるものを挙げることができる。シール100は、例えば、高周波シールにより開口部16の上端平面部に貼付される。
中栓22は、充填物40を充填物収容部14から振り出すための中栓中心孔24を有する。また、中栓22は容器本体12の充填物4と反対の方向に中栓平面部22aから突出するように中栓中心孔24の周囲に設けられた環状突出部26を有する。中栓22は容器本体12の開口部16の外周部16aにはめ込むことにより取付けられる。
キャップ32は容器本体12の本体ねじ部18に螺合するキャップねじ部34を有する。キャップ32を容器本体12にねじ込むと、キャップ32の位置決め部32aが中栓22の上面に当たる。
開口部16の詳細について説明する。開口部16は、開口部16の上端平面部の内側の曲率rinが0.4mm以上0.6mm以下、より好ましくは0.5mm以上0.6mm以下であり、外側の曲率routが0.7mm以上1.1mm以下、より好ましくは0.8mm以上1.0mm以下であるのがよい。
このように、本発明においては、図1に示すように、開口部16の上端平面部の内側の曲率rinを外側の曲率routより相対的に小さく形成することで、シール100を貼付する上端平面部の面積を広くすることができ、シール100のシール強度を高く維持することができる。また、外側の曲率routを内側の曲率rinより相対的に大きくすることで、開封者が指で掴むシール100の自由部分を大きくして開封を容易にすることができ、また、内容物40を充填してシール100で密封するまでの間、ガラス容器の保管、搬送時等において開口部16が外部の物体に衝突等して衝撃を受けても閉口部16が破損する可能性を極めて低く抑えることができる。なお、内側の曲率rinが上記範囲を下回ると、ガラス容器の成形時に金型から取り出す時、開口部16にビリや欠けが生じる可能性が高くなり、また、外側の曲率routが上記範囲を超えると、上端平画部の面積を広く確保するのが難しくなりシール強度を長期にわたり高く維持できないおそれがある。
また、シール100の直径は、前記上端平面部の外径より1.4mm以上2.4mm以下、より好ましくは1.6mm以上2.2mm以下であるのがよい。これにより開封者が指で掴むシール100の自由部分を大きくすることができる。なお、シール100の直径が上記範囲を下回ると、シール100の自由部分を確保するのが難しくなり、他方、シール100の直径が上記範囲を超えると、中栓22を開口部16の外周部16aにはめ込むのが難しくなる。
なお、本発明は、閉口部16が比較的小さなシール付きガラス容器、具体的には、例えば、開口部16の外径fが15mm以上45mm以下、より好ましくは18mm以上35mm以下のシール付きガラス容器に適用する場合に特に有効である。
この実施形態において、開口部16は、図1に示すように、内径dが18.5mm、外径fがシールの直径と同一で23.11mm、充填物収容部44の外径sが26.0mmである。開口部16の上端は、内側の曲率rinが0.5mm、外側の曲率routが0.9mmである。開口部16の上端には、幅wが0.905mmのドーナツ状での貼付帯110が形成されている。
また、開口部16の上端平面部すなわち貼付帯110の外径gは21.31mmである。このシール付きガラス容器10を消費者が使用するときには、キャップ32を取り外した後、更に中栓22を開口部16の外周部16aから取り外し、シール100を開口部16から剥ぎ取って開封する。このとき、シール100は開口部16上端の貼付帯110に強固に貼り付いているが、シール100の端線に掴み所となる自由部分が形成されているため、この自由部分を掴んで上方に引き上げることによりシール100を容易に剥ぎ取ることができる。シール100を閉口部16から剥ぎ取って開封した後は、再び中栓22を開口部16の外周部16aに嵌め込む。そして、中栓22の中栓中心孔24を下側に向けて振ることにより充填物40を中栓中心孔24から振り出すことができる。
本発明の実施形態のシール付きガラス容器の開口部の拡大説明図である。 本発明の実施態様のシール付きガラス容器の部分断面を含む正面図である。
符号の説明
10 シール付きガラス容器
12 容器本体
16 開口部
16a 外周部
22 中栓
24 中栓中心孔
32 キャップ
40 充填物
44 充填物収容部
100 シール

Claims (2)

  1. 口部の上端平面部にシールを貼付して密封し、その上に中栓が取り付けられているシール付きガラス容器において、前記上端平面部の内側の垂直曲率が0.4mm以上0.6mm以下であり、外側の垂直曲率が0.7mm以上1.1mm以下であり、シールの直径cが前記上端平面部の外径より1.4mm以上2.4mm以下大きいことを特徴とするシール付きガラス容器。
  2. 前記中栓は、中栓中心孔を有し、該中栓中心孔に周囲に環状突出部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のシール付きガラス容器。
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