JP5683852B2 - プラスチックボトル及びプリフォーム - Google Patents

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Description

本発明は、プラスチックボトル及びプリフォームの口部構造に関するものである。
従来、PETボトルに代表されるプラスチックボトルとして、射出成形等により成形した樹脂製のプリフォームを二軸延伸ブロー成形することで製造され、その口部がキャップによりスクリュー式で閉封されるものが多く用いられている(例えば、特許文献1〜4参照。)。この種の口部として、樹脂が非結晶のままであるものと、樹脂を結晶化(白化)させて耐熱性を高めたものとが知られており、前者の非結晶タイプは主にアセプティック充填に使用され、後者の結晶化タイプは主に熱間充填(ホットフィル)に使用されている。また、結晶化タイプのボトルは、自動販売機や店舗などで内容物を加温して販売するボトルとしても使用されている。
プラスチックボトル及びプリフォームの口部の構造は、非結晶及び結晶化のいずれのタイプであっても、ねじ部、ビードリング及びサポートリングを外周面に形成したものが一般的である。そして、以下に示すように、両タイプの間では、口部の外径を共通にしつつ、口部の内径を互いに異ならせている(特許文献1参照。)。
<非結晶タイプの口部>
内径:21.74mm±0.13mm
外径:24.94mm±0.13mm
<結晶化タイプの口部>
内径:20.6mm±0.13mm
外径:24.94mm±0.13mm
上記の寸法関係からわかるように、従来では、口部に必要な肉厚を形成する際、口部の内周面の位置を径方向で調整することで、結晶化処理(加熱処理)による熱変形および充填時や加温販売時の熱変形が生じないように、結晶化タイプの口部を非結晶タイプの口部よりも肉厚を大きくしている。
特許文献1は、上記の一般的な寸法を踏まえた上で、非結晶タイプの口部について別の寸法を提案している。具体的には、上記寸法の非結晶タイプの口部が例えば37℃等の高温環境下に放置された場合に内倒れという現象が起きる問題に着目し、その問題の解決策として、非結晶タイプの口部の内径を、結晶化タイプの口部の内径(すなわち、20.6mm±0.13mm)と等しくするまで小さくすることを提案している。
この提案された解決策によれば、口部の肉厚が大きくなる。その結果、機械的強度・耐熱性が向上する効果があり、内倒れ現象に対して有効であると考えられる。また、このような効果は、上記した加温販売の用途で用いる場合のほか、特許文献2が指摘するような場合、すなわち非結晶タイプの口部を熱間充填の用途として用いる場合にも有効であろうと思われる。加えて、非結晶タイプの口部の内径が、結晶化タイプの口部の内径と等しくなるため、両タイプの口部の間で、プリフォームを搬送するためのマンドレルの片替えが不要となる点でも有利になる。
特開2004−338789号公報 特開2008−37492号公報(段落0004など) 特開9−239852公報 特開5−92475号公報
近年では、非結晶タイプの口部をボトルに採用することで、プリフォーム製造における結晶化工程を省くことができ、寸法安定性がよくなり、コスト削減効果が生まれることから、非結晶タイプの口部を加温販売製品や熱間充填製品に使うことが検討されている。
また、資源・コスト節約の観点からプラスチックボトルの軽量化、詳細にはプリフォームに使用する樹脂量の軽減がより求められている。
この点、特許文献1は、ボトルとして非結晶タイプの口部を採用してはいるものの、樹脂量の軽減について何ら配慮していない。実際、特許文献1に記載の上記解決策では、口部の肉厚を確保すべく、非結晶タイプの口部の内径を高さ方向の全域で一律に小さくしており、このようにして寸法を一律に設定する方法では樹脂量の軽減には全くつながらない。
もっとも、樹脂量の軽減を図るべく、非結晶タイプの口部の内径を部分的に小さくすることも考えられる。しかし、マンドレルは口部の内径に依存した構造であるため、そのような部分的に変化した内径に対応するには、マンドレルを別途必要としてしまう。
そこで、本発明は、非結晶タイプの口部において、既存の製造設備への変更を要しない又は最小限にとどめつつ、耐熱性の向上及び軽量化の両立を図ることができるプラスチックボトル及びプリフォームを提供することをその目的としている。
本発明者は、鋭意検討した結果、非結晶タイプの口部を肉厚化するにあたり、口部の内径を小さくするという従来の発想を転換し、口部の外径を大きくするという新しい発想を想起し、既存の口部の強度の観点やキャップとの関係の観点から、後述する構成であれば上記目的を達成することが可能であることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明のプラスチックボトルは、二軸延伸ブロー成形されてなるプラスチックボトルであって、キャップにより閉封される結晶化されていない口部を有するものにおいて、口部は、天面と、天面から延びる外周面と、天面から延びる内周面と、を有し、外周面には、キャップが螺合されるねじ部と、ねじ部の下方にビードリングと、が突出形成されている。そして、少なくとも天面からビードリングの上端までの範囲では、口部の内径は21mm以上22mm以下であり、且つ、口部の外径は25mm以上26mm以下であり、ねじ部は、ねじ山の高さが0.7mm以上1.1mm以下である。
また、本発明のプリフォームは、キャップにより閉封される結晶化されていない口部を有するプラスチックボトルを得るために二軸延伸ブロー成形されるものにおいて、当該口部が、上記本発明のプラスチックボトルにおける口部と同じ構造及び寸法を有するものである。
本発明のプラスチック及びプリフォームによれば、少なくとも天面からビードリングの上端までの範囲では、口部の内径は従来の非結晶タイプの口部(内径:21.74mm±0.13mm、外径:24.94mm±0.13mm)の内径を含む範囲であるので、既存の製造設備(例えばマンドレル)への変更を要しない又は最小限に抑えることができる。他方、口部の外径は従来の非結晶タイプの口部の外径を超えたものであるので、従来の非結晶タイプの口部に比して耐熱性が向上する。
加えて、本発明によれば、特許文献1のように内径の寸法を高さ方向の全域で一定とする場合と比べて、口部全体の強度を考慮して軽量化を図ることができる。
詳述すると、本発明者の知見によれば、ビードリングが存在する部位は、それが存在しない部位に比べて強度が高い。このため、特許文献1のように、ビードリングが存在する部位を他の部位と同じように内径を肉厚化傾向に設定する必要性は低い。
これに対し、本発明は、少なくとも天面からビードリングの上端までの範囲について外径の寸法を従来に比して肉厚化傾向に設定するものである。したがって、ビードリングが存在する部位については従来と同様の寸法を採用することが可能であるので、口部全体として強度を確保した軽量化が可能となる。
さらに、本発明によれば、口部におけるねじ山の高さを、従来のねじ山の高さ(一般に1.245mm)よりも小さい0.7mm以上1.1mm以下としている。これにより、ねじ山の高さを従来の寸法のまま外径の寸法を大きくする場合に比べて、軽量化を図ることができる。
ここで、ねじ山の高さを小さくすれば、口部に対するキャップの螺合性及び螺合時のシール性が懸念されることが想定される。この点、本発明者の知見によれば、従来の口部側のネジ山径とキャップ側のネジ谷径との間に比べると、従来の口部側のネジ谷径とキャップ側のネジ山径との間には大きなクリアランスがあることを見出している(この点、例えば特許文献2の図1に明りょうに表れている。)。そして、本発明者の知見によれば、この大きなクリアランスを若干小さくしても、螺合性及びシール性を損なわないことを確認している。よって、上記した寸法範囲(0.7mm以上1.1mm)とすることで、螺合性・シール性にも配慮した軽量化を達成することができる。
本発明の好ましい一態様によれば、キャップは、ねじ部に螺合するねじ部を有しており、口部がキャップにより閉封された場合、口部のねじ部のネジ谷径とキャップのねじ部のネジ山径との差が0.8mm以下であるとよい。
かかる態様は、上記した本発明者の知見に鑑みたものであり、従来比較的大きかったクリアランスが小さくなる。
本発明の好ましい一態様によれば、天面と外周面とをつなぐコーナー部分のRは、0.8mm以上2.0mm以下であるとよい。
かかる態様によれば、従来のコーナー部におけるRの値(一般に0.5mm前後)よりも大きくなる。これにより、既存のキャップのように、キャップにアウターリングがある場合には、口部へのキャップの螺合時にアウターリングが外側に開き易くなる。これにより、口部の外径を上記のように従来に比して大きくした場合にも、キャップとの螺合性・シール性を確保し易い構造とすることができる。
本発明の好ましい一態様によれば、口部のねじ部は、天面から2mm以上離れた位置に形成されているとよい。
かかる態様によれば、二軸延伸ブロー成形する前の成形体(プリフォーム)の製造に使用する金型に厚みをもたせることができるので、金型の耐久性が向上するというメリットがある。
本発明の好ましい一態様によれば、口部のねじ部は、外周面において断続部を有することなくらせん状に連続しているとよい。
かかる態様によれば、いわゆるベントスロット付きのねじ部に比べて、特に熱に対するねじ部の強度を向上することができる。よって、非結晶タイプの口部において耐熱性を向上するのに有効となる。
本発明の好ましい一態様によれば、外周面には、ビードリングの下方にサポートリングが突出形成されているとよい。そして、口部の外径に関し、天面からビードリングの上端までの範囲の方が、ビードリングの下端からサポートリングの上端までの範囲に比べて0.5mmよりも小さいとよい。
実施形態に係るプラスチックボトルの正面図である。 図1のプラスチックボトルの製造に用いるプリフォームの正面図である。 図1のプラスチックボトルの口部を拡大して示す正面図である。 図3の口部をその寸法とともに示す断面図である。 図3の口部をキャップで閉じた状態を示す半断面図である。 比較例に係る口部をキャップで閉じた状態を示す半断面図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態に係るプラスチックボトルを説明する。
図1に示すように、プラスチックボトル1(以下、「ボトル1」という。)は、上側から順に、口部2、肩部3、胴部4及び底部5を有する。これらの部分(2,3,4及び5)は、一体に形成され、内部に飲料を貯留するためのボトル壁を構成する。飲料としては、水、緑茶、ウーロン茶又は果汁等の非炭酸飲料を挙げることができる。ただし、他の実施態様では、ボトル1に充填される液体は、炭酸飲料又はソース等の食品でもよい。
ボトル1は、図2に示すプリフォーム100を二軸延伸ブロー成形することにより形成される。
ボトル1の製造工程の一例を説明する。先ず、金型を使用して、金型内に熱可塑性樹脂を射出し、プリフォーム100を射出成形する。熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどを挙げることができる。プリフォーム100は、口部2と全く同じ形状の口部102と、口部102の下側に連なる有底の筒状部104と、で構成される。プリフォーム100の射出成形後、金型を開いて、プリフォーム100を取り出し、ブロー成形機にセットする。ブロー成形機にて、プリフォーム100の筒状部104のみを加熱し、延伸ロッドによって筒状部104を縦方向に延伸させると共に、圧縮空気を吹き込んで筒状部104を横方向に延伸させることで、肩部3、胴部4及び底部5を成形する。これにより、ボトル1の一連の成形が完了する。その後は、飲料が充填され、注ぎ口としての口部2がキャップ6により閉封される(参照:図5)。
本実施形態では、プリフォーム100の口部102は、結晶化処理されないため、ボトル1の口部2と同じ形状となる。したがって、ボトル1は、口部2を含めて全体が非結晶化状態の樹脂からなり、結晶化工程が必要なく、透明性に優れたものとなる。なお、非結晶化状態とは、結晶化度が20%未満の状態をいう。また、結晶化度は、密度法などの周知の測定方法により測定することが可能である。以下では、口部2について詳述するが、その説明が口部102にも当てはまることは言うまでもない。
図3及び4に示すように、口部2は、上端を開口した円筒状の周壁10を有する。周壁10は、上端面を構成する天面11と、天面11から延びる外周面12と、天面11から延びる内周面14と、を有する。天面11は、例えば平坦な面からなる。外周面12には、天面11側から順に、ねじ部16、ビードリング18及びサポートリング20が突出形成される。一方、内周面14は、上下方向に段差なしで延在する。すなわち、内周面14は、天面11からサポートリング20の下端までの範囲において、ストレート面として構成される。
ねじ部16は、2条ねじや3条ねじを採用することもできるが、よりゆるみにくくて強度の高い1条ねじで構成されることが好ましい。また、連続する1条ねじとすることで周方向の補強効果を得ることができ、熱変形を防ぐことができる。ねじ部16のねじ山は、ベントスロット(断続部)が形成されたものではなく、全体としてらせん状に長さ方向に亘って一つの高さが連続する。ビードリング18及びサポートリング20は、いずれも、ねじ部16よりも外方に突出しており、外周面12を周方向にわたって形成される。なお、ビードリング18及びサポートリング20は、外周面12に環状に突出したリブを意味しており、別の表現で呼称された部位(例えば、フランジ部など)を含む概念である。
図5に示すように、キャップ6は、いわゆるスクリューキャップである。キャップ6は、タンパーエビデント性(不正開封表示機能)を有しないものでもよいが、ここではタンパーエビデント性を有するものを例に説明する。
キャップ6は、キャップ本体30及びタンパーエビデントバンド32を有する。キャップ本体30は、口部2の上方を覆う円盤状の蓋部36と、口部2の側方を覆う円筒部38と、を有する。タンパーエビデントバンド32は、円筒部38の下端に切り離し可能なブリッジ42を介して連結されている。タンパーエビデントバンド32の下部内面には、タブ44が上側内向きに形成されており、タブ44は、ビードリング18とサポートリング20との間で外周面12に係合している。
キャップ本体30の円筒部38は、蓋部36の周縁からスカート状に垂下した部分である。円筒部38の内周面には、口部2のねじ部16に螺合するねじ部50が形成される。蓋部36の内面には、アウターリング52と、インナーリング54と、両リングの間に小突起56と、が突出形成される。アウターリング52は、円筒部38の内周面とは僅かな間隔をおいて蓋部36から延び、その断面形状は、任意であるが、ここでは正面視逆台形状に形成される。インナーリング54は、アウターリング52よりも内径側にて且つアウターリング52よりも長く、蓋部36から延びる。インナーリング54は、その断面形状が任意であるが、ここでは蓋部36から外径側に僅かに延びてから内径側へと屈曲して延びる形状で形成される。小突起56は、アウターリング52及びインナーリング54と同様に環状に突出形成されるが、その突出量はアウターリング52及びインナーリング54よりも小さい。
図5に示すキャップ6の閉封時では、ねじ部50とねじ部16とが螺子締結され、小突起56が天面11に押し付けられるように接触する。また、アウターリング52は、天面11と外周面12とをつなぐコーナー部分の下側から外周面12のストレート面にかけて接触する。一方、インナーリング54は、上記の屈曲部分が内周面14に接触する。このように、口部2は、その上端部が径方向で挟み込まれるようにして、キャップ6によりシールされる。
一方、このシールした状態において、キャップ6を開封方向に回転操作すると、ブリッジ42が破断して、タンパーエビデントバンド32がキャップ本体30から切り離され、サポートリング20の上面に落下する。落下後のタンパーエビデントバンド32は、上端部がビードリング18に若干の隙間をおいて面し、サポートリング20とビードリング18とによって上下方向に容易に抜けないように保持される。
ここで、図4及び図5を参照して、口部2の特徴的な寸法について説明する。
1.内径
口部2の内径(口内径)は、21.74mm±0.13mmである。この寸法は、現在の市場において流通する一般的な非結晶タイプの口部の内径と同じである。このため、口部2を有するボトル1を製造するにあたり、一般的な非結晶タイプの口部を有するボトルを製造するための製造設備を利用できる点で有用である。より詳細には、製造設備のうち、プリフォームを搬送するためのマンドレルについて、一般的な非結晶タイプのプリフォームも本実施形態のプリフォーム100も、同じものを使用することができる。このように、マンドレルの片替えが不要となるなど、既存の製造設備への変更を要しないため、ボトル1の成形性を維持しながらその生産効率を上げることができる。
なお、内周面14はストレート面であるため、天面11からサポートリング20の下端までの範囲において、口部2の内径は一定である。
2.外径
口部2の外径は、口外径及びバンド径の二つに区分けすることができる。口外径は、口部2の上端部におけるストレート面の外径である。ここでは、口外径は、天面11からビードリング18の上端までの範囲において一定であり、その長さは、25.62mm±0.13mmである。一方、バンド径は、タンパーエビデントバンド32に対応する範囲、すなわちビードリング18の下端からサポートリング20の上端までの範囲におけるストレート面の外径である。バンド径の長さは、高さ方向で一定であり、25.71mm±0.13mmである。
ここで、バンド径の寸法は、一般的な非結晶タイプの口部のバンド径と同じである。このため、口部2を閉封するのに、タンパーエビデント性を有する既存のキャップを利用できる。
一方、口外径の寸法は、一般的な非結晶タイプの口部の口外径(24.94mm±0.13mm)よりも大きい。このため、口部2の肉厚(3.97mm=25.71mm−21.74mm)は、天面11からビードリング18の上端までの範囲において、一般的な非結晶タイプの肉厚(3.2mm=24.94mm−21.74mm)よりも大きくなる。これにより、一般的な非結晶タイプの口部と比較して、本実施形態の口部2の機械的強度及び耐熱性が向上する。
3.ネジ山径及びねじ山の高さ
口部2のネジ山径は、ねじ部16のねじ山の直径を意味しており、その長さは27.43±0.13mmである。このネジ山径の寸法は、一般的な非結晶タイプの口部のネジ山径と同じである。よって、ネジ山径は、既存のキャップの汎用性を確保できる寸法となっている。
一方、ねじ山の高さは、ネジ山径から口外径を減算して2で割った値、すなわち0.905±0.13mm(=(27.43−25.62)×1/2±0.13mm)である。このねじ山の高さの寸法は、一般的な非結晶タイプの口部2´のねじ山の高さ1.245±0.13mm(=(27.43−24.94)×1/2±0.13mm)よりも小さくなっている。
ここで、一般的な非結晶タイプの口部2´とキャップ6´との嵌合状態は、図6に示すようになる。なお、図6では、本実施形態の口部2の構成と対応する構成については、「´」の符号を付してその説明を省略する。
図6に示すように、口部2´のネジ谷径とキャップ6´のネジ山径との間のクリアランスG´は、口部2´のネジ山径とキャップ6´のネジ谷径との間のクリアランスG´よりも倍以上に大きい。例えば、G´は0.87mmに設定され、G´は0.21mmに設定されている。
これに対し、本実施形態では、図5に示すように、口部2のネジ谷径とキャップ6のネジ山径との間のクリアランスGは、口部2のネジ山径とキャップ6のネジ谷径との間のクリアランスGと同程度であるか、あるいはこれよりも僅かに大きい程度である。ここでは、Gは上記のG´と同じ寸法(0.21mm)であるが、Gは0.32mmに設定されている。GがG´よりも小さいのは、本実施形態の口部2では、上記のように口外径を一般的な非結晶タイプのものよりも大きくすることで、ねじ部16の谷部を埋めるような構成としているからである。
以上のように、一般的な非結晶タイプのクリアランスG´を本実施形態のクリアランスGの如く小さくする着眼点は、このように小さくしても既存のキャップの汎用性を確保できることを本発明者が見出したことに基づくものである。したがって、本実施形態の口部2によれば、一般的な非結晶タイプの口部2´とはネジ山径を共通にしながらも、これよりもネジ山の高さを低くしても、ねじ部16に対する既存のキャップ6の螺合性及び閉封時のキャップ6のシール性に支障をきたさなくて済む。
4.コーナー部分のR
天面11と内周面14とをつなぐコーナー部分は、Rが0.3mmであり、これは一般的な非結晶タイプの口部2´と同じである。
一方、天面11と外周面12とをつなぐコーナー部分は、Rが1.2mmである。このRの寸法は、一般的な非結晶タイプの口部2´のR(0.58mm)よりも大きい。このように大きくすることで、キャップ6の螺合時に、アウターリング52の下端は、外周面12側のコーナー部分に接したときに外側に開き易くなる。換言すると、本実施形態の口部2では、一般的な非結晶タイプの口部2´よりも肉厚が大きくなっているため、外周面12側のRが0.58mmのように小さければ、キャップ6の螺合時にアウターリング52の下端は外側に逃げにくくなる。これを解消するために、口部2では、外周面12側のRを1.2mmと大きくして、キャップ6との螺合性及びシール性を確保し易い構成としている。
なお、図5及び6では、閉封時のアウターリング52,52´の様子を模式的に示している。具体的には、図6に示す一般的な非結晶タイプの口部2´では、アウターリング52´の下端は内径側に傾いている。これに対し、図5に示す本実施形態の非結晶タイプの口部2では、アウターリング52の下端は外周面12の上部により径方向の外側に押されて鉛直方向に延びている。これは、上述のとおり、本実施形態の口部2の上端部では、一般的な非結晶タイプの口部2´の上端部よりも肉厚が大きくなっているからである。
なお、外周面12側のRを1.2mmに設定したが、この寸法に限るものではない。外周面12側のRは、0.8mm以上2.0mm以下であることが好ましく、その中でもアウターリング52の下端を逃がす作用とアウターリング52に接触してシール性を確保する作用とのバランスを考えると、最も好ましいのが1.2mmということである。逆に、0.8mm未満であると、アウターリング52の下端を逃がす作用が不十分となる一方、2.0mmを超えると、アウターリング52に対する口部2の接触面積が減るため、シール性が不足する可能性がある。
5.ねじ部の開始位置
口部2のねじ部16は、天面11から2.59mm以上離れた位置に形成されている。すなわち、天面側11側におけるねじ部16のねじ山開始位置は、天面11から2.59mmである。この寸法は、一般的な非結晶タイプの口部2´の寸法(1.70mm)よりも大きい。こうすることで、プリフォーム100の製造に使用する金型に厚みをもたせることができ、金型の耐久性を向上することができる。また、キャップ6のインナーリング54干渉部の内面に発生するボトルねじ部16の成形時のひけなどの影響を避けることができ、密封性を向上することができる。
詳細には、一般的な非結晶タイプの口部付きのプリフォームを製造するための金型と同様の金型を用いて本実施形態のプリフォーム100を製造しようとすると、金型が薄くなってしまう。そこで、本実施形態のプリフォーム100を製造する金型のうち、口部2に対応する金型として、例えば横方向(口部2の軸方向に直交する方向)に開く金型と、当該金型の上側にセットされて上方向(口部2の軸方向における一方向)に開く金型とを用いる場合に、ねじ山開始位置が天面11から遠くなる分、後者の金型として肉厚化したものを用いることが可能となる。
なお、口部2のねじ山開始位置を天面11から2.59mmに設定したが、この寸法に限るものではない。一般的な非結晶タイプの口部2´の寸法(1.70mm)及び金型面を考慮すると、口部2のねじ山開始位置は天面11から2mm以上3mm以下であることが好ましい。3mmを超えると、外周面12の上端部におけるストレート面が長過ぎてしまい、キャップ6との螺合性・シール性が犠牲にされ得るからである。
本実施形態の作用効果について説明する。
上述したように、本実施形態の口部2によれば、既存のマンドレルを利用できるばかりではなく、既存のキャップを有効に利用して螺合性、シール性及び開閉性を確保できる。また、金型面にも配慮してプリフォーム100の成形性を確保できると共に、一般的な非結晶タイプの口部2´と比較して口部2の耐熱性を向上することができる。
そして、この耐熱性の向上の結果、口部2が熱により変形するのを抑制できるので、非結晶タイプの口部2を有するボトル1を加温製品用のボトル(例えば、自動販売機や店舗などで内容物を加温して販売するボトル)として使用することも可能となる。また、ボトル1に貯留する内容物の種類によっては、非結晶タイプの口部2を有するボトル1を熱間充填用のボトルとしての使用も期待できる。なお、本発明者の評価によれば、本実施形態のボトル1を70℃での充填(中温充填)に供しても、口部2が熱により変形しないことを確認している。
加えて、本実施形態の口部2によれば、口部全体の強度を考慮して、耐熱性の向上と軽量化とを両立することができる。詳述すると、耐熱性の向上だけに着目して、一般的な非結晶タイプの口部から結晶化タイプの口部へと設計変更する方法では、上述したように、口内径を一律に狭めて口部の肉厚を確保することになる。このため、口部において比較的強度が高いビードリング及びサポートリングが存在する部分でも肉厚化され、口部に要する樹脂量が全体として多くなる。
これに対し、本実施形態によれば、口部2の外径のうち口外径を大きくして、口部2の肉厚を確保するため、ビードリング18及びサポートリング20が存在する部分について肉厚化しなくて済む。つまり、ビードリング18の上端からその下方の部分において肉厚化のための樹脂量が減ることになる。一方で、ビードリング18及びサポートリング20が存在する部分や、その間の部分(バンド径を構成する部分)は、もともとある程度の強度があるため、肉厚化されなくとも口部全体としてみれば強度が確保される。このように、本実施形態によれば、口部2について、全体として強度を確保して軽量化しながらも、肉厚化による耐熱性の向上を図ることができる。
なお、参考までに重量を示すと、本実施形態の口部2の重量(天面11からサポートリング20の下端までの部分の重量)は5.4gである。一方、上記の背景技術で記載した内径及び外径の寸法を有する結晶化タイプの口部の重量は、6.4gである。
なお、本実施形態の口部2は、非結晶化タイプであるため、結晶化処理のプロセス及び設備が不要となることは言うまでもない。また、結晶化処理を行わないため、口部2の寸法安定性が向上し、それゆえにキャップ6との密封性も向上することになる。
本実施形態の変形例
上記した口部2の構造及び寸法は、本発明の範囲を逸脱しない限り適宜設計変更することができる。例えば、口部2の内径、外径及びねじ山の高さの公差は、上記の0.13mmに限られない。これらの公差は、0.10mmや0.15mmなどの寸法としてもよい。
また、口部2の内径及び外径は、上記寸法に限られない。特に、口内径及び口外径の寸法は、口部2に要求される強度などの様々な要素を考慮して、互いの寸法が相補的に決定されるものである。例えば、口内径については、本発明に至った経緯に鑑みると、一般的な非結晶タイプの口部(口内径:21.74mm±0.13mm)を包含し、且つ、一般的な結晶化タイプの口部(口内径:20.6mm±0.13mm)よりも大きい必要があるが、大きすぎては軽量化及び既存の製造設備の観点から望ましくない。この点に鑑み、本発明に含まれる口内径の妥当な範囲としては、21mm以上22mm以下となる。
一方、口外径については、本発明に至った経緯に鑑みると、一般的な非結晶タイプ及び結晶化タイプの口部(口外径:24.94mm±0.13mm)を超えている必要があるが、その超えている量が小さくては耐熱性のための強度向上にはつながらず、一方で大きすぎては軽量化及びシール性の観点から望ましくない。この点に鑑み、口内径が21mm以上22mm以下の範囲である場合には、本発明に含まれる口外径の妥当な範囲としては25mm以上26mm以下となる。
また、バンド径についても、上記の寸法(25.71mm)に限られるものではない。上記の寸法によれば、バンド径は、口外径よりも0.09mm(=25.71mm−25.62mm)だけ大きい。この点、一般的な非結晶タイプ及び結晶化タイプの口部では、バンド径と口外径との差は0.77mm(=25.71mm−24.94mm)であるため、本実施形態では、両者の差が相当縮まっていることになる。本発明に至った経緯に鑑みて、軽量化に配慮した口外径及びバンド径の寸法を特定すれば、本発明に含まれる両者の差は0.5mmよりも小さいことが好ましい。この場合、バンド径を口外径と同じ寸法とすることもできるが、バンド径を口外径よりも大きくした方が、軽量化により配慮することができる。
口部2のねじ山の高さについても、上記の寸法(0.905mm)に限られるものではない。上記のとおり、ねじ山の高さはネジ山径から口外径を減算して2で割った値であり、一般的な非結晶タイプでは1.245±0.13mmである。したがって、ネジ山径が27.43mmで口外径が25〜26mmであるとすれば、本発明に至った経緯に鑑みて耐熱性、軽量化及びシール性に配慮すると、本発明に含まれるねじ山の高さの妥当な範囲は、0.7mm以上1.1mm以下である。
口部2のネジ山径とキャップ6のネジ谷径との間のクリアランスGについても、上記の寸法(0.32mm)に限られるものではない。本発明に至った経緯に鑑みると、クリアランスGは、一般的な非結晶タイプのクリアランスG´(0.87mm)よりも小さい必要があるが、小さすぎると螺合性・シール性を阻害するおそれがある。この点に鑑み、本発明に含まれるクリアランスGの妥当な範囲は、0.15mm以上0.8mm以下である。
1:ボトル、 2:口部、 6:キャップ、 11:天面、 12:外周面、 14:内周面、 16:ねじ部、 18:ビードリング、 20:サポートリング、 100:プリフォーム、 102:口部

Claims (7)

  1. 二軸延伸ブロー成形されてなるプラスチックボトルであって、キャップにより閉封される結晶化されていない口部を有するプラスチックボトルにおいて、
    前記口部は、天面と、当該天面から延びる外周面と、当該天面から延びる内周面と、を有し、
    前記外周面には、前記キャップが螺合されるねじ部と、当該ねじ部の下方にビードリングと、が突出形成されており、
    少なくとも前記天面から前記ビードリングの上端までの範囲では、前記口部の内径は21mm以上22mm以下であり、且つ、前記口部の外径は25mm以上26mm以下であり、
    前記ねじ部は、ねじ山の高さが0.7mm以上1.1mm以下である、プラスチックボトル。
  2. 前記キャップは、前記ねじ部に螺合するねじ部を有しており、
    前記口部が前記キャップにより閉封された場合、前記口部のねじ部のネジ谷径と前記キャップのねじ部のネジ山径との差が0.8mm以下である、請求項1に記載のプラスチックボトル。
  3. 前記天面と前記外周面とをつなぐコーナー部分は、Rが0.8mm以上2.0mm以下である、請求項1又は2に記載のプラスチックボトル。
  4. 前記口部のねじ部は、前記天面から2mm以上離れた位置に形成されている、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のプラスチックボトル。
  5. 前記口部のねじ部は、前記外周面において断続部を有することなくらせん状に連続している、請求項1ないし4のいずれか一項に記載のプラスチックボトル。
  6. 前記外周面には、前記ビードリングの下方にサポートリングが突出形成されており、
    前記口部の外径に関し、前記天面から前記ビードリングの上端までの範囲の方が、前記ビードリングの下端から前記サポートリングの上端までの範囲に比べて0.5mmよりも小さい、請求項1ないし5のいずれか一項に記載のプラスチックボトル。
  7. キャップにより閉封される結晶化されていない口部を有するプラスチックボトルを得るために、二軸延伸ブロー成形されるプリフォームであって、
    前記口部は、天面と、当該天面から延びる外周面と、当該天面から延びる内周面と、を有し、
    前記外周面には、前記キャップが螺合されるねじ部と、当該ねじ部の下方にビードリングと、が突出形成されており、
    少なくとも前記天面から前記ビードリングの上端までの範囲では、前記口部の内径は21mm以上22mm以下であり、且つ、前記口部の外径は25mm以上26mm以下であり、
    前記ねじ部は、ねじ山の高さが0.7mm以上1.1mm以下である、プリフォーム。
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