JP4342839B2 - 易開栓容器蓋 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、飲料などを収容する容器の口部に打栓して使用する易開栓容器蓋に関するものであり、より詳しくは、本体キャップよりも径大で把持部を備えた外キャップを利用し、子供や女性あるいは老人などの非力な人でも容易に開封することができる易開栓容器蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
飲料、食用油や調味料などを収容する多くの容器に使用される容器蓋は、主に製作上及び素材コストの面からプラスチック製のものが使用されている。そして、このプラスチック製の容器蓋は、容器の口部に強く螺着して液密とし、その状態を維持する。その上に、このプラスチック製の容器蓋の中には、タンパーエビデント機構を備えて、本体キャップを開封するとその事実が残り、各種のいたずらを防止できるものが多く採用されている。
また、その反面、タンパーエビデント機構を備えていることによる開封困難性を解消しようとして、本体キャップの径を大きくする方法も多く試みられている。しかし、それでは、すでに設定されている容器に対するキャッピングラインの大幅な改造が必要となり、再度、通常の径の本体キャップに戻すことも困難となる。その様な理由から、キャップの易開封性を目的として、通常径の本体キャップに径の大きいオーバーキャップを被せることが提案されている。
【0003】
上記のようなプラスチック製の易開栓容器蓋として、次のようなものが知られている。
【特許文献1】
特開2003−40297号公報
特許文献1によれば、周壁50の下端にリング状封緘バンド51を薄肉脆弱ブリッジ52を介して連結するキャップ本体53とこのキャップ本体53に冠着するオーバーキャップ54とからなり、キャップ本体53は周壁50外周面にローレット目55を設け、オーバーキャップ54は周壁56下端内周面に複数個の係着部57を周方向に等間隔に設け、周壁56内周面にキャップ本体53のローレット目55に対応するローレット目58を設け、キャップ本体53にオーバーキャップ54を冠着したときに、オーバーキャップ54の係着部57がキャップ本体53とリング状封緘バンド51との間隙に係着して、且つキャップ本体53のローレット目55とオーバーキャップ54のローレット目58とが嵌合するものであり、これにより、開封トルクを相対的に低くして開封しやすくしたプラスチック製の易開栓容器蓋が開示されている。
【0004】
【特許文献2】
特開2003−72796号公報
また、特許文献2によれば、容器60の口部61に螺着するネジキャップ62と、このネジキャップ62を開栓操作する際にネジキャップ62から切り離されるピルファプルーフバンド63と、このピルファプルーフバンド63を露出させるようにネジキャップ62に係合手段64を介して被せられるオーバーキャップ65とからなり、これにより、開封トルクを相対的に低くして開封しやすくしたプラスチック製の易開栓容器蓋が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1のプラスチック製の易開栓容器蓋は、キャップ本体53の外径よりもオーバーキャップ54の外径の方が大きく形成され、開封トルクを相対的に低くでき開封し易くできるが、オーバーキャップ54のキャップ本体53からの軸方向の抜けは、その係着部57をキャップ本体53とリング状封緘バンド51との間隙に係着することで防いでいるため、容器内の内容物を使い切らず再び容器の口部にキャップ本体53及びオーバーキャップ54の一体物を螺着したとき、オーバーキャップ54が薄肉脆弱ブリッジ52を覆うことになり、不正開封であるかどうかを見極めにくいきらいがある。また、キャップ本体53にオーバーキャップ54を打栓する際、キャップ本体53のローレット目55とオーバーキャップ54のローレット目55との噛み合わせになり、その噛み合わせの状況により、キャップ本体53が開栓方向あるいは閉栓方向に回転することになって、開栓方向に回転した場合は容器の内容物の漏れにつながる虞がある。
【0006】
特許文献2のプラスチック製の易開栓容器蓋も、外径の大きいオーバーキャップ65により開封トルクを相対的に低くでき開封し易くできるという効果はあるが、この場合もピルファプルーフバンド63を露出してはいるが、ネジキャップ62とピルファプルーフバンド63との間にある薄肉部66をオーバーキャップ65が覆うことになり、不正開封であるかどうかを見極めにくいという難点がある。さらに、この易開栓容器蓋も、特許文献1と同様に、ネジキャップ62にオーバーキャップ65を打栓する際、ネジキャップ62が開栓方向に回転することがあり、その場合には容器の内容物が漏れる虞がある。
【0007】
いずれにしても、特許文献1のキャップ本体53及び特許文献2のネジキャップ62は共にそれらの下端部の膨らみを利用して、オーバーキャップ54及び65の軸方向への離脱を防いでいるから、薄肉脆弱ブリッジ52及び薄肉部66をオーバーキャップ65にて覆うことになり、その結果、不正開封であるかどうかを見極めにくくし、且つ打栓の時、キャップ本体53及びネジキャップ62が開栓方向に回転して容器の内容物の漏れの虞が生ずるものである。
【0008】
そこで、本発明の目的は、子供や女性あるいは老人などの非力な人でも容易に開封でき、その上に不正開封が一見して分かり、且つ容器の内容物が漏れる虞がなく、しかも既設のキャッピングラインをわずかな改造にて活用できる易開栓容器蓋を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであって、下記の構成からなることを特徴とするものである。
すなわち、本発明によれば、容器口部に装着される本体キャップと、該本体キャップに外装される外キャップとからなる容器蓋であって、
上記本体キャップは、天面中央に凹陥部が形成された天面壁と、該天面壁の周縁から垂下するスカート部とを有し、該スカート部には、該スカート部内周面に上記容器口部外周面に形成された雄螺条と対応する雌螺条が形成されており、該スカート部外周面に軸線方向に延びる複数個のナールが形成されており、更に、該スカート部下端には、易破断性の複数のブリッジを介して接続されたバンドが形成されており、
上記外キャップは、頂板壁と該頂板壁の周縁から垂下するスカート壁とを有し、該頂板壁には、該頂板壁内面より下方に垂下し、上記本体キャップの凹陥部と係止する係止部材形成されており、該スカート壁には、該スカート壁内周面に上記ナールに係合する複数個のリブが形成されており、該スカート壁の外周には、該スカート壁より径大で把持部を備えた筒壁が周設されており、該係止部材が上記本体キャップの凹陥部と係止すると共に、該リブが上記本体キャップのスカート部のナールと係止されることにより、該スカート部の外周面が上記外キャップにより覆われてなることを特徴とする易開栓容器蓋が提供される。
【0010】
また、本発明によれば、前記係止部材は、前記天面壁から垂下する外周面に係止突起を有する筒状リングであり、前記凹陥部は、前記天面壁から垂下する環状の壁面と、該壁面の下端を塞ぐ底壁とを有し、該壁面には、内方に突出する係止突条が形成されており、前記外キャップを前記本体キャップに取り付けたときに、該係止突起が該係止突条を弾性的に乗り越えて係合する上記易開栓容器蓋が提供される。
【0011】
また、本発明によれば、前記底壁の上面に、前記筒状リングの下部内周面を保持する保持突起が形成されている上記易開栓容器蓋が提供される。
【0012】
また、本発明によれば、前記ナールの上方先端及び/又は前記リブの下方先端に、開栓方向に向かって下方に傾斜している傾斜ラインが形成されている上記易開栓容器蓋が提供される。
【0013】
また、本発明によれば、前記把持部は、前記筒壁外周面に軸線方向に延びる複数個の凹凸形状が形成されているか、または外周面が多角形形状である上記易開栓容器蓋が提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態を示す易開栓容器蓋を容器の口部に装着した状態の半裁断面図、図2はその平面図である。両図において、易開栓容器蓋1は、容器2の口部3に装着される本体キャップ4と、この本体キャップ4に外装される外キャップ5とからなり、この本体キャップ4は、天面中央に凹陥部6が形成された天面壁7と、この天面壁7の周縁から垂下するスカート部8とを有し、そのスカート部8には、その内周面に容器2の口部3の外周面に形成された雄螺条9と対応する雌螺条10が形成されている。更にこのスカート部8の外周面に軸線方向に延びる複数個のナール11(図3、4参照)が形成されており、外キャップ5は、頂板壁12とその周縁から垂下するスカート壁13とを有し、この頂板壁12にはその内面より下方に垂下し前記本体キャップ4の凹陥部6と係合する係止部材14が形成されており、そのスカート壁13にはその内周面に前記ナール11に係合する複数個のリブ15(図7、8参照)が形成され、更にこのスカート壁13の外周には、それより径大で把持部16を備えた筒壁17が周設されている。
【0015】
前記容器2は、その口部3に上記の易開栓容器蓋1の本体キャップ4を螺着できるものであれば特に限定がなく、どのようなタイプ、あるいは材質のものでも良い。この実施の形態では、飲料、食用油、調味料などのボトルタイプのプラスチック製の容器を想定している。なお、図1中、18は鍔である。
【0016】
前記本体キャップ4は、既に述べたように、天面壁7の周縁からスカート部8を垂下させてなり、そのスカート部8の下端に不正開封防止のタンパーエビデント機構20を介在させてバンド21を設けて、このバンド21と本体キャップ4とを一体構成としている。このタンパーエビデント機構20は、本体キャップ4のスカート部8とその下方のバンド21とを易破断性のブリッジ22にて接続すると共に、スカート部8及びバンド21にストッパー23,23を設けて、これらを螺着方向(閉栓方向)に同調回転させて、容器2の口部3に本体キャップ4を螺着(閉栓)し、逆に、本体キャップ4を螺脱方向(開栓方向)に回転させれば、容器2の口部3にバンド21を残してブリッジ22を破断し開封することになり、不正開封の事実が判明する。一方、通常の開封で、本体キャップ4を容器2の口部3から螺脱(開栓)することができるものである。
【0017】
また、この本体キャップ4の凹陥部6は、前記天面壁7周縁から垂下する環状の壁面24と、この環状の壁面24の下端を塞ぐ底壁25とを有し、この壁面24には内方に突出する係止突条26が形成されており、底壁25の上面には外キャップ5の後述する筒状リング31の下部内周面を保持するための保持突起27が形成されている。そして、本体キャップ4のスカート部8の外周面に設けられた複数個のナール11は、その上端が開栓方向に向かって下方に傾斜している傾斜ライン11aが形成されている。
【0018】
前記外キャップ5は、既に述べたように、頂板壁12の周縁からスカート壁13を垂下させた構成を有しており、この頂板壁12に形成した前記係止部材14は、頂板壁12の中ほどから垂下し外周面に係止突起30を有する筒状リング31である。また、外キャップ5のスカート壁13の内周面に設けられた複数個の前記リブ15は、その下端が開栓方向に向かって下方に傾斜している傾斜ライン15aが形成されている。更に、スカート壁13の外周面にはそれを覆うように筒壁17が設けられ、この筒壁17にはすべり止めともなる把持部16が設けられている。すなわち、把持部16は、例えば筒壁17の外周面にその軸線方向に延びる複数個の凹凸形状32が形成されていたり、または、外周面が多角形形状(図示せず)となっている。外キャップ5はこのようになっているから、その外径は、本体キャップ4の外径、すなわち、スカート部8の外径よりもかなり大きくなり、テコの原理により容器2の口部3にバンド21を残して容易に開封することができ、本体キャップ4及び外キャップ5の一体物を容易に螺脱したり螺着したりすることができる。
【0019】
次に、上記構成になる易開栓容器蓋1の利用方法について説明する。
まず、容器2内に内容物を充填し、そのあとキャッピングラインで、口部3に本体キャップ4とバンド21との一体構成品を強く螺着して液密とする。その際、本体キャップ4のスカート部8及びバンド21に設けてあるストッパー23により、これらを螺着方向(閉栓方向)に同調回転させるから、タンパーエビデント機構20の易破断性のブリッジ22を破断することなく、容器2の口部3に本体キャップ4を強く螺着(閉栓)することができる。
【0020】
そのあと、図10に示すように、外キャップ5の打栓ラインで本体キャップ4に外キャップ5を打栓する。この打栓において、本体キャップ4と外キャップ5とは軸方向移動不可及び回転不可とされる。すなわち、外キャップ5の係止部材14である筒状リング31は、本体キャップ4の凹陥部6に挿入され、筒状リング31の外周面に設けられた係止突起30が凹陥部6の壁面24に形成された係止突条26を弾性的に乗り越え係止されて、更に凹陥部6の底壁25の上面に形成した保持突起27により、筒状リング31の下部内周面を保持することで、本体キャップ4と外キャップ5との係止状態をより強固に保持して、本体キャップ4から外キャップ5が抜けないように、つまり、軸方向移動不可にしている。
【0021】
その一方で、外キャップ5のスカート壁13の内周面の複数個のリブ15が、本体キャップ4のスカート部8の外周面の複数個のナール11に咬合し、回転不可となる。この際、外キャップ5の複数個のリブ15の下端の傾斜ライン15aは、本体キャップ4の複数個のナール11の上端の傾斜ライン11aに当たったとしても、わずかではあるが本体キャップ4の閉栓を締め増す方向(図6の矢線A方向)に回転させ、本体キャップが開栓方向には回転しないようになっており、本体キャップ4と容器2との緩みが万が一にも発生させないようにしている。
【0022】
容器蓋の開栓に当たっては、外キャップ5の把持部16の複数個の凹凸形状32を利用して、図11に示すように、手指にて本体キャップ4及び外キャップ5の一体物を開封し、容器2の口部3から外すことが出来る。すなわち、既述のとおり外キャップ5の外径は、本体キャップ4の外径よりもかなり大きいから、テコの原理により非力な人でも、本体キャップ4及び外キャップ5の一体物を容易に開封し、容器2の口部3から外すことができて、内容物を取り出すことができる。容器2に内容物が残留していれば、再び、口部3に本体キャップ4及び外キャップ5の一体物を螺着することができ、保存が容易となる。一方、本体キャップ4及び外キャップ5の一体物を一旦開封、つまり、タンパーエビデント機構20の易破断性のブリッジ22を破断すると、バンド21が口部3の鍔18まで落下し、しかも外キャップ5の筒状リング31が本体キャップ4の凹陥部6に挿入され係止されて軸方向移動不可とするから、外キャップ5によりタンパーエビデント機構20の易破断性のブリッジ22を覆う必要がなく(図1参照)、バンド21が鍔18に落下していること、さらには易破断性のブリッジ22が切断していることにより、不正開封の事実を直ぐにしかも明確に認識でき、危険を容易に回避することができる。
【0023】
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での変更は適宜なし得ることは了解され得るべきである。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、本体キャップに外キャップを外装する打栓機を既設のキャッピングラインに付設するというわずかな改造だけで、既設のキャッピングラインを活用でき、加えて本体キャップよりも径大で把持部を備えた外キャップを利用できることにより、非力な人でも容易に容器蓋を開封できる効果がある。
また、本体キャップと外キャップとをこれらの上部にて係止し軸方向移動不可とするから、本体キャップを外キャップにて覆わなくても軸方向移動不可にすることができ、そのために不正開封を一見して明確に分かる効果がある。
さらに、本体キャップと外キャップとの係止部の構成により、外キャップの筒状リングの下部内周面を強固に保持することができ、本体キャップからの外キャップの抜けを防止することができる。
また、本体キャップに外キャップを打栓する際、本体キャップのナールに外キャップのリブが当たっても、ナールの開栓方向の傾斜ラインにリブの下端が当たり本体キャップに閉栓方向の力が加わり、容器の口部に対して本体キャップを締め増しするようにすることにより、本体キャップに外キャップを打栓する際、リブがナールのどの位置に当たっても、容器の口部に対して本体キャップを必ず締め増しすることになり、内容物の漏れの心配がなくなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す易開栓容器蓋を容器の口部に装着した状態の半裁断面図である。
【図2】図1に示した易開栓容器蓋の平面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す易開栓容器蓋の本体キャップの平面図である。
【図4】図3に示した易開栓容器蓋の本体キャップの半裁断面図である。
【図5】図3に示した易開栓容器蓋の本体キャップの裏面図である。
【図6】本発明の易開栓容器蓋の本体キャップに外キャップを打栓する際に働く力の方向を示す模式図である。
【図7】本発明の易開栓容器蓋の外キャップの平面図である。
【図8】図7の易開栓容器蓋の外キャップの半裁断面図である。
【図9】図7の易開栓容器蓋の外キャップの裏面図である。
【図10】本発明の易開栓容器蓋の本体キャップに外キャップを打栓する状態を示す半裁断面図である。
【図11】本発明の易開栓容器蓋を開封する状態を示す半裁断面図である。
【図12】易開栓容器蓋の従来例を示す半裁断面図である。
【図13】易開栓容器蓋の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 易開栓容器蓋
2,60 容器
3,61 口部
4 本体キャップ
5 外キャップ
6 凹陥部
7 天面壁
8 スカート部
9 雄螺条
10 雌螺条
11 ナール
11a,15a 傾斜ライン
12 頂板壁
13 スカート壁
14 係止部材
15 リブ
16 把持部
17 筒壁
18 鍔
20 タンパーエビデント機構
21 バンド
22 易破断性のブリッジ
23 ストッパー
24 環状の壁面
25 底壁
26 係止突条
27 保持突起
30 係止突起
31 筒状リング
32 凹凸形状
50,56 周壁
51 リング状封緘バンド
52 薄肉脆弱ブリッジ
53 キャップ本体
54,65 オーバーキャップ
55,58 ローレット目
57 係着部
62 ネジキャップ
63 ピルファプルーフバンド
64 係合手段

Claims (5)

  1. 容器口部に装着される本体キャップと、該本体キャップに外装される外キャップとからなる容器蓋であって、
    上記本体キャップは、天面中央に凹陥部が形成された天面壁と、該天面壁の周縁から垂下するスカート部とを有し、該スカート部には、該スカート部内周面に上記容器口部外周面に形成された雄螺条と対応する雌螺条が形成されており、該スカート部外周面に軸線方向に延びる複数個のナールが形成されており、更に、該スカート部下端には、易破断性の複数のブリッジを介して接続されたバンドが形成されており、
    上記外キャップは、頂板壁と該頂板壁の周縁から垂下するスカート壁とを有し、該頂板壁には、該頂板壁内面より下方に垂下し、上記本体キャップの凹陥部と係止する係止部材形成されており、該スカート壁には、該スカート壁内周面に上記ナールに係合する複数個のリブが形成されており、該スカート壁の外周には、該スカート壁より径大で把持部を備えた筒壁が周設されており、該係止部材が上記本体キャップの凹陥部と係止すると共に、該リブが上記本体キャップのスカート部のナールと係止されることにより、該スカート部の外周面が上記外キャップにより覆われてなることを特徴とする易開栓容器蓋。
  2. 前記係止部材は、前記頂板壁から垂下する外周面に係止突起を有する筒状リングであり、前記凹陥部は、前記天面壁から垂下する環状の壁面と、該壁面の下端を塞ぐ底壁とを有し、該壁面には、内方に突出する係止突条が形成されており、前記外キャップを前記本体キャップに取り付けたときに、該係止突起が該係止突条を弾性的に乗り越えて係合する請求項1記載の易開栓容器蓋。
  3. 前記底壁の上面に、前記筒状リングの下部内周面を保持する保持突起が形成されている請求項2記載の易開栓容器蓋。
  4. 前記ナールの上方先端及び/又は前記リブの下方先端に、開栓方向に向かって下方に傾斜している傾斜ラインが形成されている請求項1ないし3のいずれか1項記載の易開栓容器蓋。
  5. 前記把持部は、前記筒壁外周面に軸線方向に延びる複数個の凹凸形状が形成されているか、または外周面が多角形形状である請求項1ないし4のいずれか1項記載の易開栓容器蓋。
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