JP2013135618A - 煮込み食品及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた煮込み感、コク味、旨み、まろやかさを有しつつ、芯のある調和のとれた旨味を有する煮込み食品の製造方法を提供すること。
【解決手段】ルウと、トマト原料と、味噌、糖類、及び水を含む混合物に、品温85℃以上で30分以上加熱処理を施した味噌調味材と、を配合する工程を含む煮込み食品の製造方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、煮込み食品及びその製造方法に関する。
カレー、シチュー、ハヤシ、及びパスタソース等の煮込み食品やフィリング食品は、小麦粉と油脂とを焙煎したルウと、トマト原料とを含む原料を煮込んで製造されている。このため、これらの煮込み食品の風味は、ルウとトマト原料とを煮込んだ風味をベースとしており、煮込み感、コク味、旨み、まろやかさ等のある特有の風味を有する。これらの煮込み食品は、一般に、単にその場で調理された煮込み食品として提供される場合もあれば、レトルト食品として提供される場合もある。
一般に、種々の食品を製造する際に、所望の風味や味を付与するために香辛料や調味材を用いることがある。例えば、レトルトカレーの場合、小麦粉ルウ(小麦粉と油脂の焙煎物)、野菜・果実ピューレ、香辛料、調味液等の液体原料の混合物と、粉末調味料、粉末酸味料等の粉体原料の混合物とを組み合わせて煮込み、必要に応じて野菜・牛肉等の具材を加えて容器に充填し、加熱殺菌処理を行うことにより製造されている。
各種調味材を用いた煮込み食品の製造方法としては、特許文献1にカレー粉を含むカレー風味食品を製造するに当たり、味噌風味を感じさせない程度の量の味噌を添加することを特徴とするカレー風味食品の製造方法が開示されている。特許文献1の製造方法により得られたカレー風味食品は、優れた煮込み感、コク味、旨み、まろやかさ等を有するものとなる。
特開平09−308466号公報
しかしながら、特許文献1の製造方法により調製されるカレー風味食品には、製造条件により味噌の醗酵臭が残る場合もあり、カレー等の調和の取れた味の実現ができない場合もあった。
このため、優れた煮込み感、コク味、旨み、まろやかさを有しつつ、芯のある調和のとれた旨味を有する煮込み食品の製造方法を提供することが求められていた。
本発明の発明者らは、上記課題を解決するため鋭意研究を行った。その結果、味噌、糖類、及び水を含む混合物に、所定の条件で加熱処理を施した味噌調味材を煮込み食品に添加することにより、優れた煮込み感、コク味、旨味、まろやかさを有しつつ、芯のある調和のとれた旨味を有する煮込み食品を提供できることを見出し、本発明を完成するに至った。
具体的には、本発明は以下のものを提供する。
本発明は、ルウと、トマト原料と、味噌、糖類、及び水を含む混合物に、品温85℃以上で30分以上加熱処理を施した味噌調味材と、を配合する工程を含む煮込み食品の製造方法である。
本発明には、ルウと、トマト原料と、味噌、糖類、及び水を含む混合物に、品温85℃以上で30分以上加熱処理を施した味噌調味材と、を含む煮込み食品が含まれる。
本発明の煮込み食品の製造方法においては、味噌、糖類、及び水を含む混合物に、所定の条件で加熱処理を施した味噌調味材を使用するので、優れた煮込み感、コク味、旨み、まろやかさを有しつつ、芯のある調和のとれた旨味を有する煮込み食品を提供することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
<煮込み食品の製造方法>
本発明の煮込み食品の製造方法は、ルウと;トマト原料と;味噌、糖類、及び水を含む混合物に、品温85℃以上で30分以上加熱処理を施した味噌調味材と;を配合する工程を含む。
[ルウ]
本発明の煮込み食品の製造方法において用いられるルウは、小麦粉及び/又は澱粉と、食用油脂とを含む原料から得られるものである。
一般に、「ルウ」とは、小麦粉及び/又は澱粉と、食用油脂とを含む原料を加熱処理して得られたものをいう。
また、「小麦粉」としては、中力粉、強力粉、準強力粉、及び薄力粉等から選ばれた1種以上を用いることができる。
なお、澱粉としては、従来公知の澱粉を挙げることができ、馬鈴薯澱粉、小麦粉澱粉、コーンスターチ、タピオカ澱粉、及びもち米澱粉等、並びにこれらの加工澱粉等を挙げることができる。本発明の煮込み食品の製造方法においては、澱粉は、物質として100%純粋な澱粉に限らず、適当量の不純物を含むものでもよく、未処理澱粉に限らず各種加工澱粉であってもよい。
また、ルウの原料として用いることができる食用油脂としては、天然油脂、加工油脂、及びこれらの混合物のいずれをも用いることができる。具体的には、バター、マーガリン、豚脂、牛脂、及びこれらの混合物等を挙げることができる。
小麦粉及び/又は澱粉と、食用油脂を含む原料を加熱処理する場合、加熱温度は、原料の品温が110℃以上となるように加熱することが好ましく、110℃以上140℃以下に達するように加熱することが更に好ましい。また、加熱処理の時間は、3分から120分程度行うことが好ましい。
本発明の煮込み食品の製造方法においては、食品全体に対して、上記のルウを0.1質量%以上30質量%以下使用することが好ましく、1質量%以上20質量%以下使用することが更に好ましい。
ルウは、カレーパウダー等の香辛料、糖類、タンパク原料等の調味料を添加して調製したものであってもよい。
[トマト原料]
トマト原料としては、トマトを主として含むものであれば特に限定されるものではなく、トマト、トマトソース、トマトジュース、トマトミックスジュース、トマトピューレ、トマトペースト、トマトケチャップ、ダイストマト等を挙げることができる。
煮込み食品中のトマト原料の含有量は、煮込み食品の総量に対し、トマトの固形分換算で、0.1質量%以上50質量%以下であることが好ましく、0.5質量%以上25質量%以下であることがより好ましい。
[味噌調味材]
本発明の煮込み食品の製造方法に用いられる味噌調味材は、味噌、糖類、及び水を含む混合物に、品温85℃以上で30分以上加熱処理を施したものである。
(味噌)
味噌調味材の調製に用いられる味噌としては、特に限定されるものではなく、液状、ペースト状、粉末状、顆粒状の味噌を挙げることができる。本発明においては、味噌特有の香りが弱い粉末状又は顆粒状の味噌に限られず、液状又はペースト状の生味噌を使用することによっても、煮込み食品の風味改善の効果が十分に得られる。
なお、味噌自体、比較的粒子が大きく、喫食時にざらつき等の好ましくない食感を与える可能性がある。このため、味噌自体を予めコミトロール等によって処理し、微粒子化しておくか、味噌を添加した味噌調味材や、味噌調味材を添加した煮込み食品を、コミトロール等によって処理して微粒子化することが好ましい。
味噌調味材中の味噌の含有量は、タンパク質量に換算して0.01質量%以上20質量%以下であることが好ましく、0.1質量%以上10質量%以下であることが更に好ましい。味噌調味材中の味噌の含有量を、上記の範囲内のものとすることにより、煮込み食品が、より煮込み感があって、より芯のある調和の取れた旨味を有し、且つ、味噌特有の醗酵臭をより有さないものとなる。
なお、特許文献1に見られるように、本発明の味噌調味材とは別に、煮込み食品に味噌を加配することもできるが、その場合、煮込み食品に味噌の臭味が生じやすいため、本発明の効果を損なわない範囲で実施することが好ましい。
(糖類)
味噌調味材の調製に用いられる糖類としては、特に限定されるものではなく、従来公知の糖類を使用することができる。具体的には、ショ糖、ブドウ糖、ハチミツ、果糖等を挙げることができる他、タマネギ細断物等を、糖類を含む原料として用いてもよい。糖類としては、特にショ糖が好ましい。これらの糖類は、単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
味噌調味材中の糖類の含有量は、0.05質量%以上80質量%以下であることが好ましく、0.5質量%以上40質量%以下であることが更に好ましい。上記の含有量で、味噌調味材に糖類を配合することにより、煮込み食品に好適な風味を付与可能な味噌調味材を調製することができる。
(水)
味噌調味材の調製に用いることができる水の含有量は、味噌調味材中1質量%以上95質量%以下であることが好ましく、10質量%以上85質量%以下であることが更に好ましい。
(味噌調味材の調製の際の加熱処理)
味噌調味材の調製の際の加熱処理は、味噌、糖類、及び水を含む混合物の品温85℃以上で30分以上とし、混合物の品温が125℃以下であることが好ましく、混合物の品温90℃以上105℃以下で40分から120分加熱することが更に好ましい。ここで、上記の条件は、混合物の品温が、上記指定の温度で上記指定の時間保持されることを指す。
なお、特許文献1の発明においては、80℃から90℃達温の加熱条件とすることにより、味噌のアミラーゼを失活させ、カレー風味食品に香ばしい風味を付与している。一方、本発明においては、上記混合物に一定温度でより長い時間加熱処理を施すことにより、上記混合物中の各原料の化学反応を進めて、味噌調味材を、より優れたコク及び煮込み感を煮込み食品に付与可能なものとしている。
(煮込み食品中の味噌調味材の含有量)
本発明の煮込み食品には、味噌調味材を1質量%以上70質量%以下含ませることが好ましく、5質量%以上35質量%以下含ませることが更に好ましい。また、味噌調味材中の味噌の含有量及び煮込み食品中の味噌調味材の含有量を適宜調整することにより、煮込み食品中、味噌調味材として添加される味噌を、タンパク質含量で、0.01質量%以上2質量%以下とすることが好ましく、0.03質量%以上1質量%以下とすることが更に好ましい。
[煮込み食品及びこれに含まれる他の原料]
本発明の煮込み食品の最終形態はトマト原料を含む煮込み食品であり、香辛料を含む煮込み食品であることが好ましい。上記の煮込み食品としては、トマト原料を含むものであればいずれでもよいが、カレーソース、シチューソース、デミグラスソース、ハヤシソース等を挙げることができ、特に、カレーソースが好ましい。また、本発明の煮込み食品は、レトルト食品であることが好ましい。上記煮込み食品は、その目的とする最終形態に応じて、各種香辛料(カレーパウダー、こしょう、唐辛子、ナツメグ、シナモン等)や各種調味料等の風味原料、トマトペースト以外の植物性原料のペースト状物(例えば、ポテトペースト、リンゴペースト、オニオンペースト、カボチャペースト、ブロッコリーペースト等)等を含んでいてもよい。
上記煮込み食品に配合される各種風味原料及びペースト状物の含有量は、煮込み食品の目的とする最終形態に応じて、適宜設定される。
[具材]
本発明の煮込み食品は、好ましくは、各種の具材を含む。
具材は、動物性のものであっても、植物性のものであってもよいが、動物性の具材としては、鶏肉、豚肉、牛肉、シーフード等、植物性の具材としては、ポテト、人参、ゴボウ、ダイコン等の根菜類;チェーチ、枝豆等の豆類;レンコン、アスパラ等の茎菜類;ホウレンソウ、ハクサイ、キャベツ等の葉菜類;ナス、トマト、オクラ等の果菜類;ブロッコリー、カリフラワー等の花菜類;ワカメ、ヒジキ、コンブ等の藻類;シメジ、マッシュルーム、マイタケ等のきのこ類;パイナップル、リンゴ等の果実類;及びアーモンド、ゴマ等の種子類を挙げることができる。
これらの具材の処理方法については、各具材について従来知られている方法を採用すればよい。
[煮込み食品の製造及びレトルト処理]
本発明の煮込み食品は、前述したルウと、トマト原料と、味噌調味材と、適宜他の原料や具材を配合して、常法により製造することができる。
本発明の煮込み食品がレトルト食品である場合、レトルト処理は、常法により行うことができる。例えば、本発明の煮込み食品をレトルトパウチに充填した後、密封し、これを例えば120℃から125℃で、20分から60分間加熱することにより、レトルト処理することができる。
なお、濃縮タイプの煮込み食品を調製する場合、希釈して調製される煮込み食品に、上記の味噌を含む各成分が、本発明において規定された含有量で含まれることが好ましい。
以下、本発明について実施例を挙げて詳細に説明する。なお、本発明は以下に示す実施例に何ら限定されるものではない。
<実施例1から5及び比較例3>
各実施例及び比較例3について、表1及び2に示した原料(配合量は質量%で表示される)のうち、生味噌(タンパク質含量10質量%、水分40質量%)、砂糖、及び水を加熱釜で撹拌しながら加熱して味噌調味材を調製した。
次いで、別の加熱釜で、小麦粉及び小麦澱粉を、油脂と共に加熱釜で撹拌しながらルウを調製し、これに前記の味噌調味材、その他の原料として調味料、香辛料、及び水を入れ、品温90℃に達温させてカレーソースを調製し、レトルトパウチに充填密封し、レトルト処理を施した。なお、得られたレトルトカレーには、味噌調味材の形で添加された味噌がタンパク質含量で0.01質量%から1質量%含まれている(表1参照)。
なお、各実施例及び比較例においては、味噌調味材を製造する際の加熱条件を以下のとおりしてレトルトカレーを調製した。
実施例1から3:品温100℃で60分間
実施例4:品温90℃で30分間加熱
実施例5:品温120℃で60分間加熱
比較例3:品温90℃に達温
<比較例1及び2>
比較例1及び2について、表2に示した原料(配合量は質量%で表示される)のうち、タンパク質加水分解物、砂糖、及び水を加熱釜で撹拌しながら、品温95℃達温後95℃から100℃で60分間加熱し、ペプチド調味材を調製した。
次いで、別の加熱釜で、小麦粉及び小麦澱粉を、油脂と共に加熱釜で撹拌しながらルウを調製し、これに前記のペプチド調味材、その他の原料として、実施例1のものと同じ生味噌(比較例2では添加せず)、調味料、香辛料、及び水を入れ、品温90℃に達温させてカレーソースを調製し、レトルトパウチに充填密封し、レトルト処理を施した。
<評価>
各実施例及び比較例で得られたレトルトカレーソースについて、以下の基準で、「コク(芯のある味)」、「煮込み感、まとまり」、「後引き(旨み、甘味)」、「香り立ち」、及び「味噌臭さ」を、10名のパネリストの官能評価により5段階で評価し、平均値を0.5刻みで表示した(端数は繰り上げ)。結果を表1及び2に示す。
(A)コク(芯のある旨味)
5:芯のある旨味をしっかりと感じ、密度性のある風味である。
4:芯のある旨味を感じるが、5よりは弱い。
3:芯のある旨みをほのかに感じるが、味の密度が弱い。
2:芯のある旨味を殆ど感じることができない。
1:芯のある旨みを全く感じることができず、間の抜けた風味である。
(B)煮込み感、まとまり
5:素原料の突出がなく、加熱反応による複雑な香味を有し、まとまりがある。
4:素原料の突出はないが、加熱反応による香味がやや弱く、まとまりは5より弱い。
3:素原料がやや突出しており、加熱反応による香味も弱く、まとまりにやや欠ける。
2:素原料がやや突出しており、加熱反応による香味もなく、まとまりに欠ける。
1:複雑な香味を全く有しておらず、粗原料の風味を強く感じ、まとまりが全くない。
(C)後引き(旨み、甘み)
5:後味として残る呈味とバランスの良い甘みをしっかりと感じる。
4:後味として残る呈味とバランスの良い甘みをほのかに感じるが、5より弱い。
3:後味として残る呈味が弱く、甘みを有するが、バランスが悪い。
2:後味として残る呈味がなく、甘みも弱い。
1:後味として残る呈味、甘みを全く感じない。
(D)香り立ち
5:焙煎した香辛料の香味、単品香辛料や風味原料のフレッシュな香り立ちを強く感じる。
4:焙煎した香辛料の香味を感じるものの、単品香辛料や風味原料のフレッシュな香り立ちは5に比べ弱い。
3:焙煎した香辛料の香味をほのかに感じるが、単品香辛料や風味原料のフレッシュな香り立ちはあまり感じない。
2:焙煎した香辛料の香味、単品香辛料や風味原料の香りをあまり感じない。
1:口に入れた瞬間に味噌の香りを感じ、焙煎した香辛料の香味、単品香辛料や風味原料の香りを殆ど感じることができない。
(E)味噌臭さ
5:味噌臭さ(発酵臭、豆臭さ)が全くない。
4:口に入れた後、暫くしてほのかに味噌臭さ(発酵臭、豆臭さ)を感じるが、製品の風味バランスを崩していない。
3:口に入れた後、暫くしてほのかに味噌臭さ(発酵臭、豆臭さ)を感じ、且つ、製品の風味バランスを崩している。
2:口に入れた後、しばらくして味噌臭さ(発酵臭、豆臭さ)を感じるが、3よりは明らかに強い。
1:口に入れた瞬間にツンとくる味噌臭さを感じる。
Figure 2013135618
Figure 2013135618
表1及び2より明らかなように、本発明の煮込み食品の製造方法により得られたカレーソースは、各比較例のカレーソースと比較しても、コク、煮込み感、旨味・甘味、香り立ち等に優れ、味噌臭さを感じさせない優れた味と風味を有するものであった。
なお、表1及び2に示した総合評価(各評価の平均)において、評価の値が4以上のものは、製品化を考慮した場合にも満足できる優れた風味品質を有しており、これに満たないものとは明らかに風味品質において有意差を有していた。

Claims (5)

  1. ルウと、
    トマト原料と、
    味噌、糖類、及び水を含む混合物に、品温85℃以上で30分以上加熱処理を施した味噌調味材と、を配合する工程を含む煮込み食品の製造方法。
  2. 味噌調味材として添加される味噌の添加量が、煮込み食品の全量に対して0.01質量%以上2.0質量%以下である請求項1の煮込み食品の製造方法。
  3. 前記糖類がショ糖である請求項1又は2の煮込み食品の製造方法。
  4. 煮込み食品がレトルト食品である請求項1から3のいずれかの煮込み食品の製造方法。
  5. 煮込み食品がカレーである請求項1から4のいずれかの煮込み食品の製造方法。
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