JP2013134269A - 音響出力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より良好なマスキング効果を得ること。
【解決手段】音響出力装置1は、例えば画像形成装置2で発生する動作音をマスキングするために、該動作音の発生前にマスキング音の再生を開始する音響再生手段12と、音響再生手段12で再生されたマスキング音を出力する音響出力手段13と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、機器で発生する雑音をマスキングするマスカ(マスキング音)を出力する音響出力装置に関する。
従来、例えば画像形成装置等で発生する雑音対策としては、動作音自体を低減する所謂「静音化技術」が採用されてきた。静音化の結果、動作音の音圧レベルは低減できたが、動作音から受ける「耳障り感」や「不快感」という問題は解決し切れていない。
また、静音化技術とは別に、雑音を低減する(雑音を気にならなくする)技術として、サウンドマスキング技術が提案されている。サウンドマスキングとは、耳に一定の大きさの音が流れているときに、他の音が聞き取りにくくなる現象(サウンドマスキング効果)を利用した方法であり、主に周波数マスキングと時間マスキングとがある。より具体的には、主に周波数帯が雑音と似通った音(マスカ,マスキング音)が雑音に重畳され、これによって、この雑音を聞こえにくくし、耳障り感や不快感を低減することができる。
従来、サウンドマスキング技術を応用した音響出力装置として、以下の特許文献1に記載された騒音マスキング装置がある。この騒音マスキング装置は、動作時に騒音(雑音)の発生源となる駆動機構を有する画像形成装置等に搭載され、前記騒音をマスキングするマスキング音を発生する発音体と、前記発音体を制御し、前記騒音の主成分周波数を含む範囲の周波数のマスキング音を発生させるマスキング音制御手段とを備える。マスキング音制御手段は、騒音の主成分周波数の臨界帯域周波数の下限周波数から上限周波数の範囲の周波数のマスキング音を発生させる。
特開平9−193506号公報
しかしながら、雑音発生後にマスキング音を発生させると、ユーザには雑音(機器の動作音)のイメージが残るため、マスキング効果が低減してしまうという問題点があった。
それゆえに、本発明の目的は、より良好なマスキング効果を得ることが可能な音響出力装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一形態は、機器で発生する動作音をマスキングする音響出力装置であって、前記動作音の発生前に、マスキング音の再生を開始する音響再生手段と、前記音響再生手段で再生されたマスキング音を出力する音響出力手段と、を備えている。
上記形態によれば、マスキング音が動作音よりも先に出力されるため、ユーザにはマスキング音のイメージが残りやすくなり、ユーザの意識は動作音に向きにくくなる。これにより、より良好なマスキング効果を得ることが可能な音響出力装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る音響出力装置の構成を示すブロック図である。 マスキングの基本的な概念を示す図である。 画像形成装置の動作に対するマスキング音の音圧レベルの制御の第1例を示す図である。 供給開始時間に基づき変更されるマスキング音の出力タイミング及び出力音量の変化量を示す図である。 画像形成装置の動作に対するマスキング音の音圧レベルの制御の第2例を示す図である。 画像形成装置の動作に対するマスキング音の音圧レベルの制御の第3例を示す図である。
(画像形成装置について)
本発明の一実施形態に係る音響出力装置の説明に先立ち、各音響出力装置が搭載される機器の一例としての画像形成装置2について説明する。図1において、画像形成装置2は、例えば、電子写真方式及びタンデム方式を採用した複合機やカラープリンタ等であり、大略的には、操作手段21と、画像形成手段22と、制御手段23と、を備えている。
操作手段21は、例えば、画像形成装置2の前面上部に設けられ、ユーザにより操作される操作ボタンを含んでいる。操作ボタン等の典型例としては、ユーザが印刷開始を画像形成装置2に対し指示するための印刷開始ボタンがある。操作手段21は、ユーザ操作に従って、印刷開始コマンドを制御手段23に送信する。
画像形成手段22においては、帯電器により感光体ドラム周面を帯電させた後に、画像データで変調された光ビームが光学系により該周面に照射される。これにより、感光体ドラム周面に静電潜像が形成される。ここで、画像データは、例えば原稿読取り手段32(後述)や、画像形成装置2に接続されたパーソナルコンピュータ(図示せず)から送信されてくる。また、画像形成手段22において、現像器は、静電潜像が形成された感光体ドラム周面にトナーを供給し、該感光体ドラム周面にトナー画像を生成する。画像形成手段22において、一次転写ローラは、感光体ドラム周面のトナー画像を転写ベルトに転写する。トナー画像としては、例えば、Y(黄)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の各色のものが生成される。転写ベルトには、これらトナー画像が互いに重なり合うよう転写され、これにより、合成トナー画像が担持される。
また、画像形成手段22には、供給トレイ(図示せず)から記録媒体(例えば用紙)が搬送されてくる。画像形成手段22において、二次転写ローラは、搬送されてきた記録媒体に、転写ベルト上の合成トナー画像を転写する。定着装置は、二次転写ローラから送られてくる記録媒体を加熱・加圧して、合成トナー画像を記録媒体に定着させる。定着処理済みの記録媒体は、画像形成装置2の排出ローラを介して排出トレイに排出され載置される。
制御手段23は、CPUやメインメモリからなり、メインメモリに格納されたプログラムに従って動作して、画像形成手段22の構成各部や周辺機器の動作を制御する。具体例を一つ挙げると、制御手段23は、画像形成手段22の各部を駆動するモータ(図示せず)等に制御信号を与える。
(画像形成装置の周辺機器について)
次に、画像形成装置2の周辺機器について説明する。本実施形態では、周辺機器として、ADF(Automatic Document Feeder)3が例示される。ADF3は、画像形成装置2の上部に設けられ、大略的には、原稿搬送手段31と、原稿読取り手段32と、を備えている。原稿搬送手段31は、上述の制御手段23の制御下で、ADF3のトレイ上にセットされた原稿画像を原稿読取り手段32に搬送する。原稿読取り手段32は、光学的なスキャナであり、原稿搬送手段31から送られてきた原稿画像を読み取り、R(赤)、G(緑)、B(青)の3原色で表す画像データを生成して、画像形成装置2内の制御手段23に送信する。このRGBの画像データは、前述の制御手段23により、YMCKの画像データに変換される。
(実施形態)
次に、本発明の一実施形態に係る音響出力装置1について説明する。音響出力装置1は、画像形成装置2に搭載され、記憶手段11と、前述の制御手段23に例えばソフトウェア的に組み込まれる音響再生手段12と、音響出力手段13と、を備えている。
記憶手段11は、例えばフラッシュメモリからなり、少なくとも1個のマスキング音Mを表すデータを記憶している。マスキング音Mは、画像形成装置2の一連の動作で発生する動作音(雑音)をマスキングする。また、マスキング音Mは、例えば環境音やピンクノイズの周波数を加工して、動作音の周波数特性に似せた音である。以上のようなマスキング音Mは、ユーザには機械音として認識不能であるが、ユーザにとって意味をなさない音である。マスキングの基本的な概念は周知ではあるが、以下、図2を参照しつつ、画像形成装置2の動作音を用いて詳細に説明する。
図2において、横軸は周波数[Hz]を表し、縦軸はスペクトルレベル[dBPa]を表す。スペクトルレベルは、音の周波数成分をスペクトル分布として表したときに、対応する周波数の音圧レベルである。曲線C1は、例えば記録媒体の供給開始から印刷終了までの動作音(雑音)の周波数特性を示す。また、曲線C2は、所謂ホワイトノイズの周波数特性であり、周波数に関わらずほぼ一定のスペクトルレベルを有する。また、曲線Mfは、曲線C1で示される動作音に対するマスキング音の周波数特性である。
動作音にホワイトノイズを重畳して人に聴かせた場合、動作音の耳障り感が残るのに対し、マスキング音を動作音に重畳した場合、耳障り感が大幅に軽減できる。マスキング音は、図2に示すように、動作音のスペクトルレベル(音圧レベル)よりもある程度大きなスペクトルレベル(音圧レベル)を有していれば、マスキング効果を発揮できる。
以下、図3を参照して、音響再生手段12により再生され音響出力手段13から出力されるマスキング音Mの時間変化の一例を説明する。
まず、曲線Nは、画像形成装置2で1枚印刷が実行される場合の動作音(雑音)の時間変化を示している。制御手段23は、前述のように、原稿読取り手段32や図示しないパーソナルコンピュータから、印刷処理の対象となる画像データを受信する。以下、画像データ受信時を時刻T0とする。画像データ受信後、時刻T1からT2の間、制御手段23は、画像形成装置2のウォームアップ等(印刷準備)を行う。ウォームアップ中、動作音の音圧レベルは相対的に小さい。時刻T2からは、制御手段23の制御下で記録媒体の供給が始まり、それ以降、時刻T3までの間、記録媒体の供給→画像形成→記録媒体の排出という一連の印刷処理が行われるため、動作音の音圧レベルは大きくなる。また、搬送される記録媒体の衝突音が時折発生するため、動作音の音圧レベルは突発的に大きくなる。時刻T3以降は、印刷処理が終了しているため、動作音の音圧レベルは相対的に小さい。
上述の動作音は、画像形成装置2がユーザ側で使用される場合であっても、ユーザへの納品前(使用前)であっても実質的に変わらない。それゆえ、ユーザ側での使用前にサプライヤー(メーカー)側での実験で動作音が取得され、取得した動作音に基づき、上述のようなマスキング音Mが生成され、記憶手段11に格納される。以下、音響再生手段12によるマスキング音Mの再生制御について詳細に説明する。
1枚印刷実行時、音響再生手段12は、記憶手段11から読み出したマスキング音Mを再生し、時刻T1に、音響出力手段(スピーカ)13からの出力を開始する。ここで、時刻T1での出力音圧レベルは、画像形成装置2の周囲の所定位置にて、予め定められた初期レベル値になるように調整される。この初期レベルは、相対的に小さな音圧レベルに設定される。
時刻T1以降、マスキング音Mの出力音圧レベルは徐々に大きくなるよう調整される。そして、時刻T2で上記所定位置にて基準レベル値となるように、出力音圧レベルは調整される。ここで、基準レベル値は、動作音の音圧レベルよりも大きく、かつ上述の初期レベルよりも大きな音圧レベルに設定される。以降、時刻T3までの間、マスキング音Mの出力音圧レベルは、動作音の音圧レベルよりも大きくなるよう調整される。本実施形態では、好ましい一例として、マスキング音Mは、画像形成装置2にて時刻T2からT3までの時間帯に実行される印刷処理で発生する動作音をマスキングするよう、予め作成されている。換言すると、マスキング音Mは、記録媒体の供給前の動作中(例えば待機状態中やウォームアップ中)に発生する動作音をマスキングしない。これは、記録媒体の供給前は相対的に動作音が小さいからである。
時刻T3の後、マスキング音Mの出力音圧レベルは徐々に小さく調整され、時刻T4でマスキング音の出力は停止させられる。
(第1実施形態の作用・効果)
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、記憶手段11には、予め作成されたマスキング音Mが格納されている。音響再生手段12は、画像データの到着後、画像形成装置2が印刷処理の開始前に、記憶手段11から読み出したマスキング音Mを再生し、音響出力手段13から出力させる。このように、マスキング音Mが画像形成装置2の印刷処理前に先行して出力されるため、ユーザの意識は、先に出力されたマスキング音Mに引っ張られる。それゆえ、ユーザの意識は、その後に出力される動作音に向きにくくなる。これにより、より良好なマスキング効果を奏する音響出力装置1を提供することが可能となる。
また、マスキング音Mは、画像形成装置2における所定動作中、つまり印刷処理中に発生する音圧レベルの大きな動作音(雑音)をマスキングするが、印刷処理の開始前から出力されている。これにより、ユーザに大きな雑音とマスキング音Mの両方をいきなり聞かせることを防止できる。
また、もし、マスキング音Mの出力音圧レベルが出力開始直後にいきなり大きくなると、ユーザに違和感を与えてしまう。そこで、本実施形態では、マスキング音Mの出力音圧レベルは、それぞれの出力開始後、徐々に大きくなるように制御される。これにより、ユーザのマスキング音に対する違和感をより低減することが可能となる。
(第1変形例)
ところで、画像形成装置2には、スリープモード、低電力モード、スタンバイモード等、複数の待機状態がある。画像データ受信から供給開始までの時間(T2−T1)は、待機状態毎で変わってくる。時刻T1からT2にかけてマスキング音Mの出力音圧レベルを、初期レベル値から基準レベル値まで変化させるには、画像データ受信時の待機状態に応じて、マスキング音Mの出力タイミングを、音響再生手段12が変更することが好ましい。例えば、スリープモード時に画像データを受信した場合、音響再生手段12は、図4に示すように、時刻T2のt1秒前にマスキング音Mの出力を開始する。また、低電力モード及びスタンバイモードの場合には、時刻T2のt2秒及びt3秒前にマスキング音Mの出力を開始する。ここで、本実施形態では、t1、t2及びt3は、t1>t2>t3を満たす。
以上のように、本変形例では、画像形成装置2の動作開始から印刷処理の開始時間に基づき、マスキング音Mの出力開始タイミングが制御される。同様にして、マスキング音Mの単位時間あたりの出力音圧レベルの変化量も制御可能である。これにより、待機状態毎に適切なタイミング又は変化量でマスキング音Mが出力されるので、ユーザがより違和感を持たないようにすることができる。また、マスキング音Mの出力音圧レベルは徐々に上げられることが望ましいので、印刷処理開始までの時間に対応してマスキング音Mの出力開始タイミングを早めにして、単位時間あたりの変化量を極力小さくすることが好ましい。
(第2変形例)
第1変形例では、複数の待機状態毎に、マスキング音Mの出力開始タイミングやマスキング音Mの単位時間あたりの出力音圧レベルの変化量が調整されていた。しかし、これに限らず、例えば、図5に示されるように、複数の待機状態にかかわらず、マスキング音Mの出力開始タイミング等は固定値でも構わない。例えば、図5の例では、時刻T0にて画像データが受信され、その0.2秒後の時刻T1’に、マスキング音Mの出力が始まる。マスキング音Mの音圧レベルは、例えば、時刻T1’から1.5秒後の時刻T2にて前述の基準レベル値に到達するよう調整される。この場合、待機状態に関係なくマスキング効果を時刻T2にて得られるよう、制御手段23によって、待機状態毎に、印刷準備の開始タイミングや記録媒体の供給開始タイミングが調整される。以上のようなマスキング音Mの出力開始タイミングを固定値にするモードを画像形成装置2に持たせ、ユーザ設定に基づきこのモードは実行される。
(第3変形例)
以上の説明では、マスキング音Mは、画像データ受信後に出力されるようになっていた。しかし、これに限らず、音響再生手段12は、図6に示すように、画像データ受信前(例えば待機状態中から)から定常的にマスキング音Mを音響出力手段13から出力させていても構わない。この間、マスキング音Mの出力音圧レベルは前述の初期レベル値程度に制御される。そして、画像データ受信後、時刻T1でマスキング音Mの出力が開始された後、その音圧レベルは徐々に大きくされ、時刻T2で基準レベル値になるように制御される。
(付記)
なお、以上の説明では、マスキング音Mは、画像形成装置2の動作音をマスキングしていた。しかし、これに限らず、マスキング音Mは、画像形成装置2及びその周辺機器としてのADF3の動作音をマスキングしても構わない。
本発明に係る音響出力装置は、より良好なマスキング効果を得ることが可能であり、プリンタ、複写機、ファクシミリ及びこれらの複合機のような画像形成装置等の他、動作音を発生する全ての機器に好適である。
1 音響出力装置
11 記憶手段
12 音響再生手段
13 音響出力手段
2 画像形成装置
3 ADF(周辺機器)

Claims (6)

  1. 機器で発生する動作音をマスキングする音響出力装置であって、
    前記動作音の発生前に、マスキング音の再生を開始する音響再生手段と、
    前記音響再生手段で再生されたマスキング音を出力する音響出力手段と、を備える音響出力装置。
  2. 前記音響再生手段は、前記マスキング音の出力開始後、その出力音圧レベルを徐々に大きくする、請求項1に記載の音響出力装置。
  3. 前記マスキング音は、前記機器での所定動作中に発生する動作音をマスキングするよう予め作成されており、
    前記音響再生手段は、前記機器が動作し始めてから前記所定動作を実行するまでの時間に基づき、前記マスキング音の出力開始タイミング、又は該マスキング音の出力音量の変化量を制御する、請求項1又は2に記載の音響出力装置。
  4. 前記マスキング音は、前記機器での所定動作中に発生する動作音をマスキングするよう予め作成されており、
    前記機器は、前記マスキング音の出力開始から所定時間経過後に前記所定動作を行う、請求項1又は2に記載の音響出力装置。
  5. 前記マスキング音は、前記機器での所定動作中に発生する動作音をマスキングするよう予め作成されており、
    前記音響再生手段は、
    相対的に小さな音圧レベルでマスキング音を定常的に再生し、
    前記機器が動作し始めると、前記所定動作の実行前に、前記マスキング音の再生音圧レベルを相対的に大きくする、請求項1〜4のいずれかに記載の音響出力装置。
  6. 前記機器は画像形成装置である、請求項1〜5のいずれかに記載の音響出力装置。
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