JP2013134047A - ガスコンロ - Google Patents

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Abstract

【課題】設定最大火力を十分に大きな火力としながらも、熱効率が向上する状態で使用することが可能となるガスコンロを提供する。
【解決手段】運転制御手段が、火力調節指令手段の火力調節指令に基づいて、コンロバーナの火力を、設定最大火力P5、設定最小火力P1、及び、設定最大火力P5と設定最小火力P1との間に設定された複数段階の中間火力P2〜P4に調節すべく、火力調節手段を作動させる火力調節制御を実行するように構成され、かつ、火力低減運転モードが指令された場合には、火力調節制御に代えて、コンロバーナの火力を、設定最大火力P5よりも小さな低減最大火力Q17、設定最小火力P1、及び、低減最大火力Q17と設定最小火力P1との間に設定された複数段階の低減中間火力Q2〜Q16に調節すべく、火力調節手段を作動させる低減火力調節制御を実行するように構成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、調理容器を加熱するコンロバーナと、前記コンロバーナの火力を調節する火力調節手段と、火力調節指令を指令する火力調節指令手段と、前記コンロバーナの燃焼開始指令及び燃焼停止指令を指令する点消火指令手段、前記コンロバーナの燃焼を制御する運転制御手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、前記燃焼開始指令に基づいて、前記コンロバーナの燃焼を開始し且つ前記燃焼停止指令に基づいて、前記コンロバーナの燃焼を停止させる燃焼制御、及び、前記火力調節指令手段の火力調節指令に基づいて、前記コンロバーナの火力を、設定最大火力、設定最小火力、及び、前記設定最大火力と前記設定最小火力との間に設定された複数段階の中間火力に調節すべく、前記火力調節手段を作動させる火力調節制御を実行するように構成されたガスコンロに関する。
かかるガスコンロは、調理容器(例えば、鍋)の底部の大きさや調理内容によって、コンロバーナの火力を調節しながら、種々の加熱調理を行うことができるようにしたものである。
このようなガスコンロの従来例として、コンロバーナの火力を、設定最大火力、設定最小火力、及び、設定最大火力と設定最小火力との間に設定された複数段階の中間火力に調節することに加えて、コンロバーナの火力を、設定最大火力と設定最小火力との間において、多段階に調節できるように構成されたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3997632号公報
コンロバーナにて調理容器を加熱する場合において、炎が調理容器(例えば、鍋)の底部からはみ出すような火力に調節されていると、炎の熱量のうちの、調理容器の底部からはみ出している炎部分の熱量が、調理容器の加熱に有効に使用されないため、熱効率が低下する状態となる。
したがって、コンロバーナにて調理容器を加熱する場合には、炎が調理容器(例えば、鍋)の底部からはみ出すことがないような火力に調節することが望まれる。
しかしながら、従来のガスコンロにおいては、コンロバーナの火力が、常に、設定最大火力と設定最小火力との間で調節できるものであるため、炎が調理容器(例えば、鍋)の底部からはみ出す状態で使用されることがあり、省エネの向上を図り難いものであった。
ちなみに、コンロバーナの設定最大火力を、十分に小さな火力となるように構成して、設定最大火力にしても、炎が調理容器(例えば、鍋)の底部からはみ出す状態となることを抑制することが考えられるが、この場合、例えば、通常使用する調理容器よりもかなり大きい調理容器にて料理をする際等、十分に大きな火力を必要とする場合において、十分に大きな火力を得ることができなくなる不都合がある。
本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであって、その目的は、設定最大火力を十分に大きな火力としながらも、熱効率が向上する状態で使用することが可能となるガスコンロを提供する点にある。
本発明のガスコンロは、調理容器を加熱するコンロバーナと、前記コンロバーナの火力を調節する火力調節手段と、火力調節指令を指令する火力調節指令手段と、前記コンロバーナの燃焼開始指令及び燃焼停止指令を指令する点消火指令手段、前記コンロバーナの燃焼を制御する運転制御手段とが設けられ、
前記運転制御手段が、前記燃焼開始指令に基づいて、前記コンロバーナの燃焼を開始し且つ前記燃焼停止指令に基づいて、前記コンロバーナの燃焼を停止させる燃焼制御、及び、前記火力調節指令手段の火力調節指令に基づいて、前記コンロバーナの火力を、設定最大火力、設定最小火力、及び、前記設定最大火力と前記設定最小火力との間に設定された複数段階の中間火力に調節すべく、前記火力調節手段を作動させる火力調節制御を実行するように構成されたものであって、その第1特徴構成は、
火力低減運転モードを指令する火力低減指令手段が設けられ、
前記運転制御手段が、前記火力低減運転モードが指令された場合には、前記火力調節制御に代えて、前記コンロバーナの火力を、前記設定最大火力よりも小さな低減最大火力、前記設定最小火力、及び、前記低減最大火力と前記設定最小火力との間に設定された複数段階の低減中間火力に調節すべく、前記火力調節手段を作動させる低減火力調節制御を実行するように構成されている点を特徴とする。
すなわち、火力低減運転モードを指令しない場合には、運転制御手段によって、設定最大火力と設定最小火力との範囲で火力を調節する火力調節制御が実行され、火力低減指令手段にて火力低減運転モードを指令した場合には、運転制御手段によって、設定最大火力よりも小さな低減最大火力と設定最小火力との範囲で火力を調節する低減火力調節制御が実行されることになる。
したがって、熱効率の向上を望む場合には、火力低減運転モードを指令することによって、コンロバーナの最大火力が、設定最大火力よりも小さな低減最大火力となるため、炎が調理容器(例えば、鍋)の底部から大きくはみ出す状態で使用されることを回避して、熱効率の向上を図ることが可能となる。
また、十分に大きな火力を必要とする場合には、火力低減運転モードを指令しないことによって、コンロバーナの最大火力が、設定最大火力なるため、十分に大きな火力にて調理容器を加熱することが可能となる。
要するに、本発明の第1特徴構成によれば、設定最大火力を十分に大きな火力としながらも、熱効率が向上する状態で使用することが可能となるガスコンロを提供できる。
本発明の第2特徴構成は、上記した第1特徴構成に加えて、
前記低減中間火力の段数が、前記中間火力の段数よりも多い段数に設定されている点を特徴とする。
すなわち、火力低減運転モードを指令した場合において、低減最大火力と設定最小火力との間に設定される低減中間火力の段数が、火力低減運転モードを指令しない場合において、設定最大火力と設定最小火力との間に設定される中間火力の段数よりも、多い段数に設定されるものであるから、火力低減運転モードにおいては、炎が調理容器の底部の大きさに対応する適正な火力となるように、火力の大きさを微調節できるため、熱効率の一層の向上を図ることできるものとなる。
これに対して、火力低減運転モードを指令しない場合においては、設定最大火力と設定最小火力との間に設定される中間火力の段数が、火力低減運転モードを指令する場合において、低減最大火力と設定最小火力との間に設定される低減中間火力の段数よりも、少ない段数に設定されるものとなる。
しかしながら、火力低減運転モードを指令しない場合は、主として、十分に大きな火力を用いる状態であって、必要に応じて、小さな火力に調節することがあるとしても、火力の大きさを迅速に大きく変更できることが望まれる使用状態であるから、火力の大きさを微調節できないようにすることによって、火力の大きさを迅速に大きく変更できるようにすることができるため、使い勝手の向上を図ることができるのである。
要するに、本発明の第2特徴構成によれば、上記第1特徴構成による作用効果に加えて、熱効率の一層の向上を図り、しかも、使い勝手を向上させることができるガスコンロを提供できる。
本発明の第3特徴構成は、上記した第1又は2第特徴構成に加えて、
前記火力低減運転モードの解除指令を指令する解除指令手段が設けられ、
前記運転制御手段は、前記火力低減指令手段にて火力低減運転モードが指令されると、前記解除指令手段にて前記解除指令が指令されるまで、前記低減火力調節制御を継続して実行するように構成されている点を特徴とする。
すなわち、火力低減指令手段にて火力低減運転モードが指令されると、解除指令手段にて解除指令が指令されるまで、低減火力調節制御が継続して実行されるものであるから、コンロバーナを使用するたびに、火力低減運転モードを指令する手間が省けるものとなって、使い勝手が良いものとなる。
つまり、使用者が、熱効率の向上を望む場合には、火力低減運転モードを指令することになるが、使用者が、熱効率の向上を望む状態は、継続するものであるから、一旦、火力低減運転モードを指令すると、解除指令手段にて解除指令が指令されるまで、低減火力調節制御を継続させることにより、使い勝手を一層向上させることができるのである。
要するに、本発明の第3特徴構成によれば、上記第1又は第2特徴構成による作用効果に加えて、使い勝手を一層向上させることができるガスコンロを提供できる。
本発明の第4特徴構成は、上記第3特徴構成に加えて、
前記コンロバーナにて加熱される調理容器の温度を検出する温度検出手段、及び、湯沸しモードを指令する湯沸しモード指令手段が設けられ、
前記運転制御手段が、
前記火力低減運転モードが指令されずかつ前記湯沸しモードが指令された状態において、前記燃焼開始指令が指令されると、前記コンロバーナの燃焼を開始し、その後、点火開始時の火力にて前記コンロバーナの燃焼を継続し、前記温度検出手段の検出温度に基づいて沸騰状態であることを判別すると湯沸し終了用の後処理を行う湯沸し運転を実行するように構成され、且つ、
前記火力低減運転モードが指令されかつ前記湯沸しモードが指令された状態において、前記燃焼開始指令が指令されると、前記コンロバーナの燃焼を開始し、その後、設定目標火力が記憶されている場合には前記設定目標火力にて、かつ、前記設定目標火力が記憶されていない場合には点火開始時の火力にて前記コンロバーナの燃焼を継続し、且つ、前記火力調節指令にて火力を調節した場合には調節した火力にて前記コンロバーナの燃焼を継続し、前記温度検出手段の検出温度に基づいて沸騰状態であることを判別すると湯沸し終了用の後処理を行う火力低減用湯沸し運転を実行するように構成され、かつ、
前記火力低減用湯沸し運転の実行中において、前記火力調節指令にて火力を調節した場合には、調節した火力を前記設定目標火力として記憶するように構成されている点を特徴とする。
すなわち、火力低減運転モードを指令せずかつ湯沸しモードを指令した状態において、燃焼開始指令を指令すると、コンロバーナの燃焼を開始し、その後、点火開始時の火力にてコンロバーナの燃焼を継続し、温度検出手段の検出温度に基づいて沸騰状態であることを判別すると湯沸し終了用の後処理を行う湯沸し運転が実行されることになる。
ちなみに、湯沸し終了用の後処理としては、例えば、コンロバーナの燃焼を直ちに停止させる、あるいは、設定時間後にコンロバーナの燃焼を停止させる処理や、コンロバーナの火力を低下させる処理等がある。
また、火力低減運転モードを指令しかつ湯沸しモードを指令した状態において、燃焼開始指令を指令すると、コンロバーナの燃焼を開始し、その後、設定目標火力が記憶されている場合には設定目標火力にて、かつ、設定目標火力が記憶されていない場合には点火開始時の火力にてコンロバーナの燃焼を継続し、且つ、火力調節指令にて火力を調節した場合には調節した火力にてコンロバーナの燃焼を継続し、温度検出手段の検出温度に基づいて沸騰状態であることを判別すると湯沸し終了用の後処理を行う火力低減用湯沸し運転が実行されることになる。
そして、火力低減用湯沸し運転の実行中において、火力調節指令にて火力を調節した場合には、調節した火力が、設定目標火力として記憶されることになるため、一旦、使用者が、調理容器(やかん)の大きさに応じた火力に調節すれば、その火力が設定目標火力として記憶されて、火力低減用湯沸し運転において、コンロバーナが設定目標火力にて燃焼されることになる。
したがって、熱効率を向上させながら、湯沸しを行う場合には、使用者は、火力低減運転モードを指令しかつ湯沸しモードを指令した状態において、燃焼開始指令を指令することになる。
また、沸き上がりを早くする状態で、湯沸しを行う場合には、火力低減運転モードを指令せずかつ湯沸しモードを指令した状態において、燃焼開始指令を指令することになる。つまり、点火開始時の火力は、設定最大火力又はその火力に近い最大側の火力であるから、火力低減運転モードを指令せずに湯沸しモードを指令したときには、沸き上がりを早くすることが可能となるのである。
そして、通常、使用者は、同じ調理容器(やかん)を用いて湯沸しを行うことになるものであるから、火力低減用湯沸し運転の実行中において、火力調節指令にて調節した火力は、湯沸しを行うために通常使用する調理容器(やかん)の大きさに応じた火力に相当するものであると考えることができるため、その火力を設定目標火力とすることにより、火力低減運転モードを指令しかつ湯沸しモードを指令した状態において、燃焼開始指令を指令して、火力低減用湯沸し運転を実行する際に、火力を調節する操作を省略させることが可能となるのである。
要するに、本発明の第4特徴構成によれば、上記第3特徴構成による作用効果に加えて、湯沸しを行う場合において、火力を調節する操作を省略させることが可能となるガスコンロを提供できる。
ガスコンロの斜視図 ガス燃料の流路構成を示す概略図 コンロバーナを示す縦断側面図 制御構成を示すブロック図 調理入力部を示す正面図 標準用の操作具の装着部を示す正面図 火力調節段数と火力との関係を示す図 制御動作を示すフローチャート 制御作動を示すフローチャート 制御作動を示すフローチャート
〔実施形態〕
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、例示するガスコンロは、コンロ本体の上面部に、3つのコンロバーナ1として、左側に配設される高火力バーナ1A、右側に配設される標準バーナ1B、及び、横幅方向の中央の奥側箇所に配設される小火力バーナ1Cが装備され、コンロ本体の内部のグリル部Gに、グリルバーナ2(図2参照)を備える状態に構成され、そして、キッチンカウンターに組み込まれるビルトインタイプに構成されている。
ガスコンロの上面は、ガラス製のトッププレート3にて覆われ、ガスコンロの上面の後部側には、グリル部Gの燃焼排ガスを排気するためのグリル排気口4が形成されている。
また、トッププレート3の上部には、3つのコンロバーナ1の夫々にて加熱される鍋等の調理容器を載置するための五徳5が設けられている。
ガスコンロの前面部の右側箇所には、3つのコンロバーナ1に対する操作部Jが設けられ、その操作部Jには、左側から右側に向けて、高火力バーナ1Aに対する高火力用の操作具6A、小火力バーナ1Cに対する小火力用の操作具6C、及び、標準バーナ1Bに対する標準用の操作具6Bが配設されている。
尚、以下の記載において、高火力用の操作具6A、小火力用の操作具6C、及び、標準用の操作具6Bを区別して記載する必要がないときには、操作具6A〜6Cと記載する。
各操作具6A〜6Cは、対応するコンロバーナ1についての燃焼開始指令(以下、点火指令と略称する)及び燃焼停止指令(以下、消火指令と略称する)を指令し、且つ、対応するコンロバーナ1について火力調節指令を指令するものであって、具体的には、後方側に押し込み操作されるごとに、点火指令と消火指令とを交互に指令し、また、前後方向軸心周りで正逆に回動操作されることにより、火力調節指令を指令するように構成されている。
説明を加えると、各操作具6A〜6Cは、押し操作される毎に回転軸心方向に移動して、図示しない位置保持機構によって、コンロ本体の内部側に押し込まれた押し込み位置と前方に突出する突出位置とに切り換え自在に構成され、各操作具6A〜6Cが突出位置に切り換えられているときに、正転方向及び逆転方向の夫々にその軸心周りで回動操作可能となるように構成されている。
そして、各操作具6A〜6Cに対応して点消火スイッチ7A〜7C(図4参照)が装備され、これらの点消火スイッチ7A〜7Cは、各操作具6A〜6Cが押し込み位置に操作されると、OFF(オフ)状態となり、各操作具6A〜6Cが突出位置に操作されると、ON(オン)状態となるように構成されている。
図4に示すように、点消火スイッチ7A〜7Cの検出情報は、運転制御手段としての運転制御部Hに入力されている。
又、各操作具6A〜6Cに対応して、各操作具6A〜6Cの回転操作に伴ってパルス信号を出力するパルス発生手段としてのロータリーエンコーダ8A〜8C(図4参照)が、設けられている。
これらのロータリーエンコーダ8A〜8Cは、各操作具6A〜6Cの一方向への回転操作に伴って2つのパルス信号のうちの一方のパルス信号が他方のパルス信号より位相が進み、各操作具6A〜6Cの他方向への回転操作に伴って他方のパルス信号が前記一方のパルス信号より位相が進む状態で、各操作具6A〜6Cの回転操作に伴って互いに異なる位相の2つのパルス信号を出力するように構成されている。
図4に示すように、各ロータリーエンコーダ8A〜8Cの検出情報は、運転制御部Hに入力されている。
運転制御部Hは、各ロータリーエンコーダ8A〜8Cのパルス信号に基づいて、各操作具6A〜6Cが右方向に設定角度回転されるごとに、火力調節指令として、1段階の火力増加指令が指令されたと判断し、また、各操作具6A〜6Cが左方向に設定角度回転されるごとに、火力調節指令として、1段階の火力減少指令が指令されたと判断するように構成されている。
ちなみに、本実施形態においては、各操作具6A〜6Cが、火力調節指令を指令する火力調節指令手段として機能し、また、コンロバーナ1の点火指令及び消火指令を指令する点消火指令手段として機能することになる。
尚、図示はしないが、各操作具6A〜6Cに対してクリック感を付与する付与手段が、各操作具6A〜6Cが左方向及び右方向に設定角度回転されるごとにクリック感を付与する状態で設けられており、各操作具6A〜6Cを左方向及び右方向に設定角度ずつ回転操作することが行い易いようになっている。
また、操作部Jの下方側箇所には、調理メニュー等の情報を入力するコンロ用設定操作部D(図5参照)が設けられている。
そして、図4に示すように、このコンロ用設定操作部Dの設定情報が、運転制御部Hに入力されている。
運転制御部Hは、マイクロコンピュータを主要部として構成されて、ガスコンロの運転を制御するものであり、点消火スイッチ7A〜7C及びロータリーエンコーダ8A〜8Cの検出情報に基づいて、コンロバーナ1夫々についての、消火指令、点火指令、及び、火力調節指令(火力増加指令、火力減少指令)を判別して、コンロバーナの燃焼を制御するように構成され、また、コンロ用設定操作部Dの設定情報に基づいて、設定された調理メニューに対応する自動調理を実行すべく、コンロバーナ1の燃焼を制御されるように構成されており、その詳細は後述する。
ちなみに、本実施形態においては、後述の如く、高火力バーナ1A及び標準バーナ1Bについては、火力低減運転モードが指令されていないときには、火力が5段階に調節され、火力低減運転モードが指令されているときには、火力が17段階に変更設定するように構成され、また、小火力バーナ1Cについては、火力低減運転モードが指令されているとき及び指令されていないときのいずれにおいても、火力が3段階に変更設定されるように構成されている。
コンロ用設定操作部Dの上方箇所には、電源スイッチ11が設けられており、運転制御部Hは、電源スイッチ11が入り操作されたときに、運転制御を実行するための電力が供給されるように構成されている。
ガスコンロの前面の左側箇所、つまり、中央側に位置するグリル部Gの左側箇所には、グリルバーナ2に対するグリル用設定操作部Eが配設されている。
そして、このグリル用設定操作部Eの設定情報に基づいて、運転制御部Hが、グリルバーナ2の燃焼を制御されるように構成されているが、本実施形態では、グリルバーナ2の燃焼制御についての詳細な説明は省略する。
図2に示すように、都市ガス等のガス燃料が供給される元ガス供給路15に、3つのコンロバーナ1に対する3つのコンロ用分岐路16A、16B、16C、及び、グリルバーナ2に対するグリル用分岐路17が接続されている。
尚、グリルバーナ2は、一般に、被加熱物を上方から加熱する上バーナと被加熱物を下方から加熱する下バーナとを備えさせることになるが、本実施形態では、上バーナのみが備えられるものとして説明する。
そして、元ガス供給路15には、閉じ付勢された電磁式の元ガス弁18が配設され、3つのコンロ用分岐路16A〜16Cの夫々には、3つのコンロバーナ1に供給するガス燃料の供給量を調節するコンロ用流量調節弁19A、19B、19Cが配設され、さらに、グリル用分岐路17には、グリルバーナ2に供給するガス燃料の供給量を調節するグリル用流量調節弁20が配設されている。
コンロ用流量調節弁19A〜19Cは、コンロ用のステッピングモータ21A、21B、21Cにて操作されるように構成され、同様に、グリル用流量調節弁20が、グリル用のステッピングモータ22にて操作されるように構成されている。
ちなみに、本実施形態においては、コンロ用流量調節弁19A〜19Cが、3つのコンロバーナ1の火力を調節する火力調節手段に相当する。
図2及び図3に示すように、3つのコンロバーナ1及びグリルバーナ2の夫々に対して、点火用の点火プラグB、熱電対等を用いて構成される着火状態検出用の着火センサFが装備されている。
尚、グリルバーナ2として、上バーナと下バーナとを備えさせる場合には、夫々のバーナに対して、点火プラグB及び着火センサFが装備されることになる。
ちなみに、図3は、3つのコンロバーナ1のうちの、標準バーナ1Bを代表として例示するものである。
また、3つのコンロバーナ1の夫々に対して、鍋等の調理容器の存否を検出し且つその温度を検出する被加熱物検出センサSが装備されている。
この被加熱物検出センサSは、上下方向に伸縮自在でかつ上方に復帰付勢された伸縮体S1を備えて、この伸縮体S1が被加熱物に押されて下方に移動したことを伸縮検知部S2にて検出することにより被加熱物の存在を検出するように構成され、また、伸縮体S1の上端部に設けた温度検知部S3が、調理容器に接触してその温度を検出するように構成されている。
尚、本実施形態においては、温度検知部S3が、調理容器としての鍋等の温度を検出する温度検出手段に相当する。
運転制御部Hは、3つのコンロバーナ1に対する基本的な制御として、点火処理及び消火処理を行う燃焼制御、3つのコンロバーナ1の火力の調節を行う火力調節制御、設定された調理メニューに対応する自動調理制御、及び、火力の大きさ等を表示する表示制御を実行するように構成されている。
また、運転制御部Hは、コンロ用設定操作部Dに設けたエコモード指令スイッチ23Aにて、上記した火力低減運転モードとしてのエコモードが指令されると、低減火力調節制御を実行するように構成されている。
ちなみに、本実施形態においては、エコモード指令スイッチ23Aが、火力低減運転モードを指令する火力低減指令手段に相当する。
運転制御部Hは、エコモードが指令されると、コンロ用設定操作部Dに設けた解除指令スイッチ23Bにて解除指令が指令されるまで、低減火力調節制御を実行するように構成されている。
ちなみに、本実施形態においては、解除指令スイッチ23Bが、火力低減運転モードの解除指令を指令する解除指令手段に相当する。
尚、運転制御部Hは、基本的な制御として、例えば、伸縮検知部S2にて鍋等の調理容器が検出されない状態で点火指令が指令されたときに、「鍋をおいてください」というコメントを音声で報知する等、各種の報知情報や警報情報を、スピーカK(図4参照)やブザー(図示せず)にて報知する報知処理を実行するが、本実施形態においては、詳細な説明は省略する。
点火処理は、コンロ用の操作具6A〜6Cにて操作される点消火スイッチ7A〜7Cの点火指令に基づいて、コンロバーナ1に対して点火用流量にてガス燃料を供給すべく、コンロ用流量調節弁19A〜19Cを操作したのち、コンロバーナ1に対する点火プラグBを作動させ且つ着火センサFにて着火を検出する処理である。
尚、運転制御部Hは、点火処理を行うときに、元ガス弁18が閉じているときには、この元ガス弁18を開き操作することになる。
消火処理は、コンロ用の操作具6A〜6Cにて操作される点消火スイッチ7A〜7Cの消火指令に基づいて、コンロバーナ1に対するガス燃料の供給を停止すべく、コンロ用流量調節弁19A〜19Cを操作する処理である。また、この消火処理は、設定された調理メニューに対応する自動調理制御が終了した際にも実行されることになる。
尚、運転制御部Hは、消火処理を行うときに、3つのコンロバーナ1及びグリルバーナ2の全てが消火される状態になるときには、元ガス弁18を閉じ操作することになる。
火力調節制御は、高火力バーナ1A及び標準バーナ1Bについては、上述の如く、5段階に調節し、かつ、小火力バーナ1Cについては、火力を3段階に調節する処理を実行することになる。
標準バーナ1Bを代表にして説明すると、図7に示すように、標準バーナ1Bの火力として、設定最大火力P5、設定最小火力P1、および、設定最大火力P5と設定最小火力P1との間の3段階の中間火力P2〜P4が設定されている。
そして、運転制御部Hは、コンロ用の操作具6Bにて操作されるロータリーエンコーダ8Bのパルス信号に基づいて、操作具6Bが右方向に設定角度回転されるごとに、1段階の火力増加指令が指令されたと判別して、火力を一段階大きくし、また、操作具6Bが左方向に設定角度回転されるごとに、1段階の火力減少指令が指令されたと判別して、火力を一段階小さくするように、コンロ用のステッピングモータ21Bを作動させてコンロ用流量調節弁19Bを調節するように構成されている。
尚、上述の火力調節制御が実行されるモードを、以下、通常モードと呼称する。
高火力バーナ1Aや小火力バーナ1Cについては詳述しないが、標準バーナ1Bと同様に火力が調節されることになる。
すなわち、高火力バーナ1Aは、標準バーナ1Bと同様に5段階に火力が調節されることになる。但し、高火力バーナ1Aの最大火力は、標準バーナ1Bの設定最大火力P5よりも大きく設定され、最小火力は、標準バーナ1Bの設定最小火力P1と同じ大きさに設定されている。
小火力バーナ1Cは、3段階に火力が調節され、そして、最大火力は、標準バーナ1Bの設定最大火力P5よりも小さく設定され、最小火力は、標準バーナ1Bの設定最小火力P1よりも小さく設定されている。
ちなみに、標準バーナ1Bの点火処理における点火用流量は、設定最大火力P5に対応する流量である。
また、高火力バーナ1Aの点火処理における点火用流量は、最大火力よりも一段階低い火力に対応する流量である。
小火力バーナ1Cの点火処理における点火用流量は、最大火力に対応する流量である。
低減火力調節制御は、高火力バーナ1A及び標準バーナ1Bについての火力を17段階に調節するものである。尚、エコモードが指令されても、上述の如く、小火力バーナ1Cについては、火力が3段階に調節されることになる。
標準バーナ1Bを代表にして説明すると、図7に示すように、標準バーナ1Bの火力として、上述した設定最大火力P5よりも小さな火力に設定された低減最大火力Q17、上述した設定最小火力P1と同じ大きさの低減最小火力Q1、および、低減最大火力Q17と低減最小火力Q1との間の15段階の低減中間火力Q2〜Q16が設定されている。
ちなみに、本実施形態においては、低減最大火力Q17は、設定最大火力P5の0.75倍程度の火力であり、通常モードにおける設定最大火力P5より一段低い中間火力P4に相当する火力に設定されている。
そして、運転制御部Hは、火力調節制御と同様に、コンロ用の操作具6Bにて操作されるロータリーエンコーダ8Bのパルス信号に基づいて、操作具6Bが右方向に設定角度回転されるごとに、1段階の火力増加指令が指令されたと判別して、火力を一段階大きくし、また、操作具6Bが左方向に設定角度回転されるごとに、1段階の火力減少指令が指令されたと判別して、火力を一段階小さくするように、コンロ用のステッピングモータ21Bを作動させてコンロ用流量調節弁19Bを調節するように構成されている。
高火力バーナ1Aについては詳述しないが、標準バーナ1Bと同様に火力が調節されることになる。
すなわち、高火力バーナ1Aは、標準バーナ1Bと同様に17段階に火力が調節されることになるが、エコモードにおける最大火力は、通常モードにおける最大火力よりも小さく設定され、エコモードの最小火力は、通常モードにおける最小火力と同じ大きさに設定されている。
ちなみに、本実施形態においては、標準バーナ1Bの点火処理における点火用流量は、エコモードにおいても、設定最大火力P5に対応する流量であり、そして、着火が確認されると、低減最大火力Q17に自動的に変更されるものとする。
尚、エコモードにおける低減最大火力Q17にて標準バーナ1Bの点火を行うことができる場合には、低減最大火力Q17に対応する流量を点火用流量として、標準バーナ1Bを点火させてもよい。
また、本実施形態においては、高火力バーナ1Aの点火処理における点火用流量は、エコモードにおいても、通常モードにおける最大火力よりも一段階低い火力に対応する流量であり、そして、着火が確認されると、エコモードにおける最大火力よりも1段階低い火力に自動的に変更されるものとするが、エコモードにおける最大火力よりも1段階低い火力にて点火を行うことができる場合には、その1段階低い火力に対応する流量を点火用流量として点火させてもよい。
表示制御は、3つのコンロバーナ1の火力の大きさを表示するものである。
すなわち、図1に示すように、高火力バーナ1Aに対する操作具6Aの上部に相当する箇所に、5個のLEDランプ24Aが並置され、また、図1及び図6に示すように、標準バーナ1Bに対する操作具6Bの上部に相当する箇所に、5個のLEDランプ24Bが並設され、さらに、図1に示すように、小バーナ1Cに対する操作具6Aの上部に相当する箇所に、3個のLEDランプ24Cが並置されている。
運転制御部Hは、通常モード並びにエコモードにおいて、3つのコンロバーナ1の夫々の火力に応じてLEDランプ24A、24B、24Cを作動させて、火力を表示するように構成されている。
標準バーナ1Bを代表にして説明すると、通常モードにおいては、火力が設定最小火力P1のときには、5個のLEDランプ24Bのうちの左端のLEDランプ24Bが点灯されることになり、そして、火力が大きな段階になるほど、右側のLEDランプ24Bの点灯が順次追加されることによって、火力の大きさが表示されるようになっている。
エコモードにおいては、火力が低減最小火力Q1のときには、5個のLEDランプ24Bのうちの左端のLEDランプ24Bだけが点滅され、火力が小さい側から5段目の低減中間火力Q5となるときには、左側から2つめのLEDランプ24Bだけが点滅され、火力が小さい側から9段目となる低減中間火力Q9のときには、左側から3つ目のLEDランプ24Bだけが点滅され、火力が小さい側から13段目の低減中間火力Q13となるときには、左側から4つ目のLEDランプ24Bだけが点滅され、火力が低減最大火力Q17のときには、5個のLEDランプ24Bのうちの右端のLEDランプ24Bだけが点滅されることになる。
エコモードにおいては、上述の点滅に加えて、次の点滅作動が加わる。
すなわち、火力が低減最小火力Q1と小さい側から5段目の低減中間火力Q5との間の低減中間火力Q2〜Q4であるときには、左端のLEDランプ24Bと左側から2つめのLEDランプ24Bとが点滅され、火力が小さい側から5段目の低減中間火力Q5と9段目の低減中間火力Q9との間の低減中間火力Q6〜Q8であるときには、左側から2つ目のLEDランプ24Bと左側から3つめのLEDランプ24Bとが点滅される。
同様に、火力が小さい側から9段目の低減中間火力Q9と13段目の低減中間火力Q13との間の低減中間火力Q10〜Q12であるときには、左側から3つ目のLEDランプ24Bと左側から4つ目のLEDランプ24Bとが点滅され、火力が小さい側から13段目の低減中間火力Q13と低減最大火力Q17との間の低減中間火力Q14〜Q16であるときには、左側から4つ目のLEDランプ24Bと左側から5つ目のLEDランプ24Bとが点滅されるようになっている。
高火力バーナ1Aに対応するLEDランプ24Aは、通常モード及びエコモードの夫々において、標準バーナ1Bに対応するLEDランプ24Bと同様に作動され、また、小火力バーナ1Cに対応するLEDランプ24Cについても、通常モード及びエコモードの夫々において、標準バーナ1Bに対応するLEDランプ24Bと同様に作動されることになる。
自動調理制御は、コンロ用設定操作部Dの設定情報や被加熱物検出センサSの検出情報等に基づいて、コンロ用流量調節弁19A〜19Cを操作して、3つのコンロバーナ1に対するガス燃料供給量を調節する制御や、コンロバーナ1への燃料供給を停止する制御を行うことになる。
運転制御部Hが自動調理制御として実行する自動調理処理は、被加熱物検出センサSにて検出される温度を変更設定される設定目標温度tSになるように火力を調整する揚げもの運転処理、被加熱物検出センサSにて検出される温度が沸騰を検出すると消火する湯沸し運転処理、運転開始からの時間経過に伴って火力を設定パターンにて変更させる炊飯運転処理、及び、設定された調理時間が経過すると自動的に消火するタイマー運転処理等がある。
すなわち、コンロ用設定操作部Dには、図5に示す如く、3つのコンロバーナ1に対する調理時間を入力するためのタイマー入力部D1、高火力バーナ1Aに対する調理入力部D2、及び、標準バーナ1Bに対する調理入力部D3とが設けられている。
高火力バーナ1Aに対する調理入力部D2と、標準バーナ1Bに対する調理入力部D3とは同様に構成されるものであって、標準バーナ1Bに対する調理入力部D3を代表として説明する。
調理入力部D3は、揚げもの、炊飯、湯沸しの調理メニューを設定するように構成されている。
つまり、調理入力部D3には、調理メニュー選択するスイッチとして、揚げものモードを指令する揚げものスイッチ26A、炊飯モードを指令する炊飯スイッチ26B、湯沸しモードを指令する湯沸しスイッチ26C、及び、設定を取り消すための取消スイッチ26Dが設けられ、さらに、上述したエコモード指令スイッチ23A及び解除指令スイッチ23Bが設けられている。
ちなみに、本実施形態においては、湯沸しスイッチ26Cは、湯沸しモード指令手段に相当する。
揚げものスイッチ26Aは、押し操作されるごとに、200℃、180℃、160℃といった複数種の設定目標温度を順次選択して設定できるように構成され、そして、調理入力部D3には、設定された温度の揚げもの調理を点灯により表示する温度表示部27A、27B、27Cが設けられている。
炊飯スイッチ26Bは、押し操作されるごとに、ごはんの処理とおかゆの処理との異なる炊飯調理を選択して設定できるように構成され、そして、設定された炊飯調理がごはんの処理であることを点灯により表示するごはん表示部28Aと、設定された炊飯調理がおかゆの処理であることを点灯により表示するおかゆ表示部28Bが、調理入力部D3に設けられている。
湯沸しスイッチ26Cは、押し操作されることによって、湯沸しモードを指令することになるが、加えて、押し操作されるごとに、自動消火モード(沸騰検出するまでは大きな火力で加熱した後、沸騰検出後に直ちに消火するモード)と、5分保温モード(沸騰検出するまでは大きな火力で加熱した後、沸騰検出後に小さな火力に減少させ、その後5分間加熱した後に消火するモード)とを選択して設定するように構成されている。
そして、調理入力部D3には、設定されたモードが自動消火モードであることを点灯にて表示する自動消火表示部29Aと、設定されたモードが5分保温モードであることを点灯にて表示する5分保温表示部29Bとが設けられている。
したがって、運転制御部Hは、調理入力部D2、D3にて揚げもの運転、炊飯運転、及び、湯沸し運転が設定されると、操作具6A、6Bの点火指令により、高火力バーナ1A又は標準バーナ1Bを点火して燃焼させた状態において、調理入力部D2、D3の設定情報に基づいて、揚げもの運転処理、湯沸し運転処理、及び、炊飯運転処理を行うことになり、そして、揚げもの運転処理、炊飯運転処理、及び、湯沸し運転処理において、高火力バーナ1Aや標準バーナ1Bの火力を調整すべく、コンロ用流量調節弁19A、19Bを操作する処理を行うことになる。
タイマー入力部D1は、時間増加スイッチ30A、時間減少スイッチ30B、及び、設定時間表示部30Cを備えるものであって、時間増加スイッチ30A及び時間減少スイッチ30Bを用いて調理時間を設定したのち、3つのコンロバーナ1のいずれかに対して点火指令が指令されると、設定した調理時間を、そのコンロバーナ1の調理時間として設定することになる。
そして、運転制御部Hは、点火したコンロバーナ1に対して調理時間が設定されていると、タイマー運転処理として、点火してからの時間が設定された調理時間に達すると、コンロバーナ1を消火する処理を実行するように構成されている。
次に、運転制御部Hが実行する自動運転処理のうちの、湯沸し運転処理について詳述するが、以下の説明においては、コンロバーナ1のうちの標準バーナ1Bにて湯沸し運転処理を行う場合について説明する。
湯沸し運転処理は、基本的には、温度検知部S3の検出温度に基づいて沸騰状態であることを判別すると、湯沸し終了用の後処理を実行する処理である。
湯沸し終了用の後処理は、上記した自動消火モードに対応する処理と、上記した5分保温モードに対応する処理である。
沸騰状態の判別について説明を加えると、本実施形態においては、先ず、標準バーナ1Bの燃焼を開始した後において、温度検知部S3の検出温度が計測開始温度(例えば、85℃)に上昇した時点から計測終了温度(例えば、90℃)に上昇するまでの経過時間を、温度上昇時間として求め、その温度上昇時間に所定の係数を乗じて、沸騰判別用時間を定める。
その後、温度検知部S3の検出温度が1℃上昇するのに要する単位温度上昇時間が、上述の沸騰判別用時間以上になると、沸騰状態であると判別するように構成されている。
本実施形態においては、湯沸し運転処理は、通常モードであるか、エコモードであるかによって、具体的な処理内容が異なるものである。
すなわち、エコモードが指令されずかつ湯沸しモードが指令された状態において、点火指令が指令されると、標準バーナ1Bの燃焼を開始し、その後、点火開始時の火力にて標準バーナ1Bの燃焼を継続し、温度検知部S3の検出温度に基づいて沸騰状態であることを判別すると湯沸し終了用の後処理を行う湯沸し運転を実行するように構成されている。
また、エコモードが指令されかつ湯沸しモードが指令された状態において、点火指令が指令されると、標準バーナ1Bの燃焼を開始し、その後、設定目標火力が記憶されている場合には設定目標火力にて、かつ、設定目標火力が記憶されていない場合には点火開始時の火力にて標準バーナ1Bの燃焼を継続し、且つ、操作具6Bにて火力を調節した場合には調節した火力にて前記コンロバーナの燃焼を継続し、温度検知部S3の検出温度に基づいて沸騰状態であることを判別すると湯沸し終了用の後処理を行う火力低減用湯沸し運転を実行するように構成されている。
そして、火力低減用湯沸し運転の実行中において、操作具6Bの操作による火力調節指令にて火力を調節した場合には、調節した火力を設定目標火力として記憶するように構成されている。
尚、本実施形態においては、上述の如く、標準バーナ1Bの点火処理における点火用流量は、エコモードにおいても、設定最大火力P5に対応する流量であり、そして、着火が確認されると、低減最大火力Q17に自動的に変更されるものであるから、火力低減用湯沸し運転における点火開始時の火力は、低減最大火力Q17に対応することになる。
次に、図8〜図10に示すフローチャートに基づいて、運転制御部Hの制御動作を説明するが、以下、コンロバーナ1のうちの標準バーナ1Bについての運転処理を代表として説明する。
図8に示すように、先ず、標準バーナ1Bが燃焼中であるか否かを判別し(#1)、燃焼中であると判別したときには、#9の処理に移行する。
#1の処理にて、燃焼中でないと判別したときには、エコモードであるか否かを判別し(#2)、エコモードでない場合には、エコモード指令スイッチ23Aにてエコモードが指令されているか否かを判別して(#3)、指令されている場合には、エコモードを設定する処理を実行する(#4)。
また、#2の処理にて、エコモードであると判別場合には、解除指令スイッチ23Bにて解除指令が指令されているか否かを判別して(#5)、指令されている場合には、エコモードを解除する処理を実行する(#6)。
次に、操作具6Bの操作によって点火指令が指令されているか否かを判別し(#7)、指令されていない場合には、#1の処理に移行することになる。
つまり、本実施形態においては、エコモードの設定及び解除は、標準バーナ1Bが燃焼していないときに行えるようになっている。
#7の処理によって、点火指令が指令されていると判別したときには、標準バーナ1Bを点火させる点火処理を実行し(#8)、次に、自動調理処理が設定された自動調理モードであるか否かを判別し(#9)、自動調理モードである場合には、設定されている自動調理処理を実行する(#11)。
尚、本実施形態における自動運転処理としては、湯沸し運転処理が設定された場合について後述する。
#9の処理によって、自動調理モードでないと判別したときには、操作具6Bの火力調節指令に基づいて標準バーナ1Bの火力を調節する火力調節処理を実行する(#10)。
この火力調節処理については後述する。
次に、操作具6Bの操作によって消火指令が指令されているか否かを判別し(#12)、消火指令が指令されていないときには、#1の処理に移行することになり、消火指令が指令されているときには、標準バーナ1Bを消火する消火処理を実行し(#13)、その後、#1の処理に移行する。
#10の火力調節処理は、図9に示すように、先ず、エコモードであるか否かを判別し(#21)、エコモードであるときには、低減火力調節制御に対応する低減火力調節処理を実行し(#23)、エコモードでないときには、通常モードの火力調節制御に対応する通常火力調節処理を実行する(#22)。
通常火力調節処理は、火力調節指令(火力増加指令、火力減少指令)に基づいて、標準バーナ1Bの火力を5段階に調節処理であり、低減火力調節処理は、火力調節指令(火力増加指令、火力減少指令)に基づいて、標準バーナ1Bの火力を17段階に調節処理である。
尚、図示はしないが、この火力調節処理に合わせて、標準バーナ1Bに対応するLEDランプ24Bを作動させる表示制御が実行されることになる。
次に、図10に基づいて、湯沸し運転処理を説明する。
先ず、5分保温モードにおける保温中であるか否かが判別され(#31)、保温中の場合には、#42の処理に移行することになる。
#31の処理にて保温中でないと判別した場合には、続いて、エコモードであるか否かを判別し(#32)、エコモードでないときには、#39の処理に移行する。
#32の処理にてエコモードであると判別した場合には、次に、標準バーナ1Bの点火処理後において、設定目標火力が記憶されているときにはその設定目標火力に自動的に変更する火力自動調節が、済んでいるか否かを判別し(#33)、済んでいるときには、#36の処理に移行する。
#33の処理にて、火力自動調節が済んでいないと判別したときには、続いて、設定目標火力が記憶されているか否かを判別し(#34)、記憶されている場合には、標準バーナ1Bの火力を、設定目標火力に自動的に調節する(#35)。
ちなみに、この火力自動調節は、標準バーナ1Bを点火させた直後の1回だけ行われるものである。
次に、#36の処理にて、操作具6Bの操作による火力調節指令(火力増加指令、火力減少指令)があるか否かを判別し、ない場合には、#39の処理に移行する。
#36の処理にて、火力調節指令(火力増加指令、火力減少指令)があると判別した場合には、低減火力調節制御に対応する低減火力調節処理を実行し(#37)、その後、調節した火力を設定目標火力として記憶する処理を実行する(#38)。
ちなみに、湯沸し運転処理中において、低減火力調節処理が行われると、その処理によって調節された火力が、設定目標火力として、順次更新記憶されることになる。
次に、#39の処理にて、沸騰状態であるか否かを判別し、沸騰状態でない場合には、
図8に示す運転処理の#12の処理に移行することになる。
#39の処理にて沸騰状態であると判別したときには、続いて、5分保温モードであるか否かを判別し(#40)、5分保温モードでないと判別したときには、標準バーナ1Bを消火する消火処理を実行し(#43)、その後、図8に示す運転処理の#12の処理に移行することになる。
#40の処理にて5分保温モードであると判別したときには、設定最小火力P1に相当する保温用火力に調節する処理を実行し(#41)、続いて、保温用時間(5分)が経過したか否かを判別する(#42)。
#42にて保温用時間が経過していないと判別したときには、図8に示す運転処理の#12の処理に移行することになる。
また、#42にて保温用時間が経過していると判別したときには、標準バーナ1Bを消火する消火処理を実行し(#43)、その後、図8に示す運転処理の#12の処理に移行する。
以上の通り、本実施形態においては、コンロバーナ1における高火力バーナ1Aと標準バーナ1Bとの火力が、通常モードにおいては5段階で調節され、そして、エコモードにおいては、通常モードよりも最大の火力を減少させた状態で、17段階に調節されるものであるため、エコモードを選択することにより、必要以上に大きな火力となることを極力抑制して、省エネの向上を図ることができるようになっている。
また、湯沸し運転処理においては、通常モードにおいては、大きな火力にて迅速に沸き上げることができ、また、エコモードにおいては、調理容器としてのやかんの底部の大きさに対応する火力に調節して、省エネの向上を図ることができるようになっている。
〔別実施形態〕
以下、別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態では、3つのコンロバーナ1を備えて、高火力バーナ1Aと標準バーナ1Bとの火力が、通常モードとエコモードとによって調節される形態のガスコンロを例示したが、例えば、一つのコンロバーナ1を備える形態のガスコンロにおいて、そのコンロバーナ1の火力を、通常モードとエコモードとによって調節するように構成する等、本願発明を適用するガスコンロの形態は種々変更できるものである。
(2)上記実施形態では、軸心方向に移動されかつ正逆に回転される操作具6A、6Bを用いて、点消火指令手段、及び、火力調節指令手段を構成する場合を例示したが、例えば、手指にて押し操作自在な点消火用の指令スイッチや、手指にて押し操作自在な火力調節用の指令スイッチを設ける等、点消火指令手段、及び、火力調節指令手段の具体構成は種々変更できるものである。
(3)上記実施形態では、低減最大火力Q17を、設定最大火力P5の0.75倍程度の大きさに設定する場合を例示したが、例えば、低減最大火力Q17を、設定最大火力P5の0.85倍程度の大きさに設定する等、設定最大火力P5に対する低減最大火力Q17の大きさは種々設定できるものである。
(4)上記実施形態では、通常モードにおいて火力が5段階に調節されるのに対して、エコモードにおいては、火力が17段階に調節される場合を例示したが、通常モードにおいて火力を調節する段数と、エコモードにおいて火力を調節する段数とを同じ段数にしてもよい。
また、通常モードにおいて火力を調節する段数よりも、エコモードにおいて火力を調節する段数を多くする場合においても、例えば、通常モードの5段階に対して、エコモードにおいては、10段階や20段階にする等、通常モードにおける火力の調節段数やエコモードにおける火力の調節段数は種々変更できるものである。
(5)上記実施形態では、通常モードにおける湯沸し運転処理中においては、コンロバーナ1の火力、つまり、標準バーナ1Bの火力を調節できない場合を例示したが、通常モードにおける湯沸し運転処理中において、コンロバーナ1の火力、つまり、標準バーナ1Bの火力を調節できるようにする形態で実施してもよい。
(6)湯沸し運転処理における沸騰状態を判別する構成は、上記実施形態にて説明した構成に限定されるものではなく、沸騰状態を判別するための周知の種々の構成を適用して実施してもよい。
(7)上記実施形態では、自動調理運転処理における湯沸し運転処理において、エコモードを適用する場合を例示したが、揚げもの運転処理や、炊飯運転処理においても、エコモードを適用するようにしてもよい。
(8)上記実施形態では、エコモードの設定及び解除を、標準バーナ1Bが燃焼していないきときに行えるようになっている場合を例示したが、エコモードの設定及び解除を、標準バーナ1Bが燃焼しているときにも行えるように構成してもよい。
1B コンロバーナ(標準バーナ)
6B 火力調節指令手段、点消火指令手段
19B 火力調節手段
23A 火力低減指令手段
23B 解除指令手段
26C 湯沸しモード指令手段
H 運転制御手段
P5 設定最大火力
P1 設定最小火力
Q17 低減最大火力
S3 温度検出手段

Claims (4)

  1. 調理容器を加熱するコンロバーナと、前記コンロバーナの火力を調節する火力調節手段と、火力調節指令を指令する火力調節指令手段と、前記コンロバーナの燃焼開始指令及び燃焼停止指令を指令する点消火指令手段、前記コンロバーナの燃焼を制御する運転制御手段とが設けられ、
    前記運転制御手段が、前記燃焼開始指令に基づいて、前記コンロバーナの燃焼を開始し且つ前記燃焼停止指令に基づいて、前記コンロバーナの燃焼を停止させる燃焼制御、及び、前記火力調節指令手段の火力調節指令に基づいて、前記コンロバーナの火力を、設定最大火力、設定最小火力、及び、前記設定最大火力と前記設定最小火力との間に設定された複数段階の中間火力に調節すべく、前記火力調節手段を作動させる火力調節制御を実行するように構成されたガスコンロであって、
    火力低減運転モードを指令する火力低減指令手段が設けられ、
    前記運転制御手段が、前記火力低減運転モードが指令された場合には、前記火力調節制御に代えて、前記コンロバーナの火力を、前記設定最大火力よりも小さな低減最大火力、前記設定最小火力、及び、前記低減最大火力と前記設定最小火力との間に設定された複数段階の低減中間火力に調節すべく、前記火力調節手段を作動させる低減火力調節制御を実行するように構成されているガスコンロ。
  2. 前記低減中間火力の段数が、前記中間火力の段数よりも多い段数に設定されている請求項1記載のガスコンロ。
  3. 前記火力低減運転モードの解除指令を指令する解除指令手段が設けられ、
    前記運転制御手段は、前記火力低減指令手段にて火力低減運転モードが指令されると、前記解除指令手段にて前記解除指令が指令されるまで、前記低減火力調節制御を継続して実行するように構成されている請求項1又は2記載のガスコンロ。
  4. 前記コンロバーナにて加熱される調理容器の温度を検出する温度検出手段、及び、湯沸しモードを指令する湯沸しモード指令手段が設けられ、
    前記運転制御手段が、
    前記火力低減運転モードが指令されずかつ前記湯沸しモードが指令された状態において、前記燃焼開始指令が指令されると、前記コンロバーナの燃焼を開始し、その後、点火開始時の火力にて前記コンロバーナの燃焼を継続し、前記温度検出手段の検出温度に基づいて沸騰状態であることを判別すると湯沸し終了用の後処理を行う湯沸し運転を実行するように構成され、且つ、
    前記火力低減運転モードが指令されかつ前記湯沸しモードが指令された状態において、前記燃焼開始指令が指令されると、前記コンロバーナの燃焼を開始し、その後、設定目標火力が記憶されている場合には前記設定目標火力にて、かつ、前記設定目標火力が記憶されていない場合には点火開始時の火力にて前記コンロバーナの燃焼を継続し、且つ、前記火力調節指令にて火力を調節した場合には調節した火力にて前記コンロバーナの燃焼を継続し、前記温度検出手段の検出温度に基づいて沸騰状態であることを判別すると湯沸し終了用の後処理を行う火力低減用湯沸し運転を実行するように構成され、かつ、
    前記火力低減用湯沸し運転の実行中において、前記火力調節指令にて火力を調節した場合には、調節した火力を前記設定目標火力として記憶するように構成されている請求項3記載のガスコンロ。
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