JP2014009872A - ガスコンロ - Google Patents

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Abstract

【課題】最小火力でコンロバーナを使用した時に、炎の吹き消えが抑制できる、使い勝手のよいガスコンロを提供する。
【解決手段】火力指令用操作部の手動操作で信号出力部から出力される信号に基づいて火力調整手段を駆動してコンロバーナの火力を予め設定された設定最大火力、予め設定された設定最小火力、及び、前記設定最大火力と前記設定最小火力の間に設定された複数段階の中間火力に調整する手動操作火力制御を実行する制御手段とを備えたガスコンロにおいて、最小火力増加モードが指令されたときに、前記信号に基づいて火力調整手段を駆動して前記コンロバーナの火力を前記設定最大火力、前記設定最小火力より大きな増加最小火力、及び、前記設定最大火力と前記増加最小火力の間に設定された複数段階の増加後中間火力に調整すべく増加時手動操作火力制御を実行する。
【選択図】図5

Description

本発明は、火力指令用操作部を正方向及び逆方向に手動操作することでコンロバーナの火力の増大及び減少を指令する火力増加信号及び火力減少信号を出力する信号出力部と、この信号出力部から出力される信号が入力されこの信号に基づいて火力調整手段を駆動して前記コンロバーナの火力を予め設定された設定最大火力、予め設定された設定最小火力、及び、前記設定最大火力と前記設定最小火力の間に設定された複数段階の中間火力に調整する手動操作火力制御を実行する制御手段とを備えたガスコンロに関する。
このようなガスコンロとして、正転方向及び逆転方向の回転操作に伴って調理用のコンロバーナの火力の増大及び減少を指令する回転操作部と、その回転操作部の回転操作に伴ってパルス信号を出力するように構成されたエンコーダとを備え、そのエンコーダから出力されるパルス信号に基づいて、回転操作部の回転操作方向並びに回転操作量を判別して、その判別した回転操作方向並びに回転操作量に対応させてコンロバーナの火力を調整する制御手段とを備えたガスコンロが知られている。

(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のガスコンロにおいては、手動で火力を調整する際には火力指令用操作部を使用者が正方向及び逆方向に手動操作することで調理用のコンロバーナの火力の増大及び減少が行え、また、該ガスコンロに備える鍋底用の温度センサによる調理物の温度をフィードバックしながら自動で火力の調整を行う際にも、火力指令用操作部の操作状態に関わらずこの自動調理に適した調理物の温度に応じた火力での調理が可能となり好都合である。
特開2004−263929号公報
特許文献1のガスコンロは、火力指令用操作部によって手動で火力調整を行うものである。この種のガスコンロでは、火力指令用操作部により火力調整可能な火力調整範囲の下限が、ガスコンロが備えるコンロバーナの性能やコンロバーナにおける燃焼に関連する種々の部品の製造バラツキを考慮してガスコンロの製造者によって所定の最小火力に制限されている。
しかしながら、ガスコンロの使用環境によっては、風などの影響が大きい場合は、上記所定の最小火力でコンロバーナを使用した時に炎の吹き消えにより調理が中断してしまうことがあり改善が望まれていた。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、最小火力でコンロバーナを使用した時に、ガスコンロの使用環境によらず炎の吹き消えが起こりにくく、炎の吹き消えによる調理の中断が抑制できる、使い勝手のよいガスコンロを提供する点にある。
この目的を達成するために、請求項1に記載の発明によるガスコンロは、火力指令用操作部を正方向及び逆方向に手動操作することでコンロバーナの火力の増大及び減少を指令する火力増加信号及び火力減少信号を出力する信号出力部と、この信号出力部から出力される信号が入力されこの信号に基づいて火力調整手段を駆動して前記コンロバーナの火力を予め設定された設定最大火力、予め設定された設定最小火力、及び、前記設定最大火力と前記設定最小火力の間に設定された複数段階の中間火力に調整する手動操作火力制御を実行する制御手段とを備えたガスコンロにおいて、最小火力増加指令手段を備え、この最小火力増加指令手段によって最小火力増加モードが指令されたときに、前記制御手段は、前記信号に基づいて火力調整手段を駆動して前記コンロバーナの火力を前記設定最大火力、前記設定最小火力より大きな増加最小火力、及び、前記設定最大火力と前記増加最小火力の間に設定された複数段階の増加後中間火力に調整すべく増加時手動操作火力制御を実行する点を特徴とする。
請求項1の構成とすることで、ガスコンロの使用環境に応じて最小火力増加モードを指令して増加時手動操作火力制御を実行することで、火力指令用操作部により火力調整可能な火力調整範囲の下限を、前記設定最小火力より大きな増加最小火力に増加することができるから、風などの影響によりコンロバーナの炎の吹き消えが発生しやすい環境でガスコンロを使用した場合にも、炎の吹き消えが起こりにくくすることができ、炎の吹き消えによる調理の中断が抑制された使い勝手のよいガスコンロとすることができる。
請求項2に記載の発明によるガスコンロは、請求項1に記載のガスコンロにおいて、前記増加後中間火力の段数が、前記中間火力の段数と同じ段数に設定されていることを特徴とする。
請求項2の構成とすることで、請求項1による効果に加え、増加時手動操作火力制御を実行して、火力指令用操作部により火力調整可能な火力調整範囲の下限を前記設定最小火力より大きな増加最小火力に増加されているときにも、火力が調整される段数は、増加時手動操作火力制御を実行する前と同じであるから、例えば、火力表示を、火力が調整される段数に対応する複数のLEDなどを火力が調整される段数だけ並べたレベルメータで行っても、これら複数のLEDによって増加時手動操作火力制御を実行しているときの火力を適切に表示することが可能となり、使用者が火力表示に対し違和感を感じることが抑制される使い勝手のよいガスコンロとすることが可能となる。
因みに、前記増加後中間火力の段数が、前記中間火力の段数とことなる段数に設定されている場合には、火力が調整される段数に対応する複数のLEDなどを火力が調整される段数だけ並べたレベルメータで行ったときに、火力が調整される段数は、増加時手動操作火力制御を実行する前と実行中で火力表示を適切に行うためには、火力調節段数が変化することにより使用者が火力表示に対し違和感を感じないような配慮が必要となるであろう。
請求項3に記載の発明によるガスコンロは、請求項1または請求項2に記載のガスコンロにおいて、前記最小火力増加モードの解除指令を指令する解除指令手段が設けられ、前記制御手段は、前記最小火力増加指令手段にて最小火力増加モードが指令されると、前記解除指令手段にて前記解除指令が指令されるまで、前記増加時手動操作火力制御を継続して実行するように構成されていることを特徴とする。
請求項3の構成とすることで、請求項1または請求項2による効果に加え、最小火力増加指令手段にて最小火力増加モードが指令されると、解除指令手段にて解除指令が指令されるまで、低減火力調節制御が継続して実行されるものであるから、コンロバーナを使用するたびに、最小火力増加モードを指令する手間が省けるものとなって、使い勝手が良いものとなる。
つまり、使用者が、炎の吹き消えの未然の防止を望む場合には、最小火力増加モードを指令することになるが、使用者が、炎の吹き消えの未然の防止を望む状態は、継続するものであろうから、一旦、最小火力増加モードを指令すると、解除指令手段にて解除指令が指令されるまで、最小火力増加モード制御を継続させることにより、使い勝手を一層向上させることができるのである。
要するに、本発明の第3特徴構成によれば、上記第1又は第2特徴構成による作用効果に加えて、使い勝手を一層向上させることができるガスコンロを提供できる。
請求項1の発明によって、風などの影響によりコンロバーナの炎の吹き消えが発生しやすい環境でガスコンロを使用した場合にも、炎の吹き消えが起こりにくくすることができ、炎の吹き消えによる調理の中断が抑制された使い勝手のよいガスコンロとすることができる。
請求項2の発明によって、使用者が火力表示に対し違和感を感じることが抑制される使い勝手のよいガスコンロとすることが可能となる。
請求項3の発明によって、使い勝手を一層向上させることができるガスコンロを提供できる。
本発明のガスコンロの一実施例としてのガスコンロの斜視図 同上のガスコンロの概略構成図 火力指令用操作部と信号出力部の構成を示す側面図 同上の操作状態を示す図 制御部による火力制御に係るサブルーチンのフローチャート 火力調節段数と火力との関係を示す図
以下、本発明に係る調理器用の火力設定装置を調理器の一例としてガスコンロに適用した場合について図面に基づいて説明する。 図1に示すように、このガスコンロは、2つのコンロバーナ1a,1b、および、グリルバーナ2(図2)を具備するグリル部3を備えたテーブル式ガスコンロにて構成されている。そして、グリル部3の燃焼排ガスを排気するグリル排気口4が形成され、トッププレート5でガスコンロ上面が覆われており、トッププレート5の上部に、各コンロバーナ1a,1bで加熱する被加熱物(鍋など)を載置支持するための五徳6が載置されている。また、ガスコンロ前側面には、各コンロバーナ1a,1b及びグリルバーナ2の点火及び消火や火力調節を指令する手動操作部Sが設けられ、マイクロコンピュータを備えて各種の制御を実行するように構成された制御部H(図3)が、その手動操作部Sにて指令された運転状態に基づいて、コンロバーナ1a,1bおよびグリルバーナ2を制御するように構成されている。つまり、この実施形態ではコンロバーナ1a,1bおよびグリルバーナ2が夫々、ガスを燃料とする場合の調理用のコンロバーナKを構成する。
図2に示すように、2つのコンロバーナ1a,1bの夫々には、点火手段として点火プラグ7及び着火状態を検出する熱電対8が設けられおり、グリルバーナ2は上面バーナ2aと左右一対の下面バーナ2b,2cとを備えた両面バーナにて構成されて、上面バーナ2a及び左右一対の下面バーナ2b,2cの夫々にも点火手段として点火プラグ7及び着火状態を検出するための熱電対8が備えられている。又、各コンロバーナ1a,1bには、五徳6にて載置支持された被加熱物の底面部に接触して、被加熱物の温度を検出する温度センサ10が設けられている。
2つのコンロバーナ1a,1bおよびグリルバーナ2へのガス供給構成について説明する。元ガス供給路11には元ガス電磁弁12が設けられ、この元ガス供給路11から、右側バーナ用分岐路13a、左側バーナ用分岐路13b、グリルバーナ用分岐路13cの3系統に分岐しており、グリルバーナ2へのグリルバーナ用分岐路13cは、さらに、上面バーナ用の分岐路と下面バーナ用分岐路とに分岐し、それらの分岐路には夫々、オリフィスof付きの流路15と開閉式電磁弁16を備えたバイパス路17とが設けられてある。そして、右側バーナ用分岐路13a、左側バーナ用分岐路13b、および、グリルバーナ用分岐路13cの夫々には、ステッピングモータの駆動によってガス流量を調整して各バーナの火力を調整する流量制御弁18が備えられている。
流量制御弁18は、駆動源としてのステッピングモータ(不図示)と、このステッピングモータによって駆動される流量調整機構(不図示)とを備えて構成されており、この実施形態では流量制御弁18が火力調整手段を構成する。
次に、前記手動操作部Sの構成について説明する。ガスコンロ前側面には、手動操作部Sとして、2つのコンロバーナ1a,1bおよびグリルバーナ2の夫々に対して各別に点火及び消火や火力調節を指令するための3つの加熱状態調節部28が設けられている。これら3つの加熱状態調節部28は同じ構成であるので、そのうちの左側コンロバーナ1bに対する加熱状態調節部28を代表として構成を説明し、他のものについての説明は省略する。
図3に示すように、ガスコンロの前面パネル29に形成した挿通孔30を通して裏面側から挿通する状態で円筒状の回転操作部31が設けられ、この回転操作部31は、図示しない位置保持機構によって押圧操作する毎に前面パネル29とほぼ面一になる非作用状態と前方に突出する作用状態とに切り換え自在に構成され、回転操作部31が前記作用状態に切り換えられているときに、正転方向及び逆転方向の夫々に回動操作可能となるように構成されている。
前面パネル29の内部には、回転操作部31が非作用状態にあるとオフ状態となり作用状態にあるとオン状態となる点火スイッチ32が設けてある。この点火スイッチ32の切り換え信号は制御部Hに入力されており、制御部Hはこの点火スイッチ32がオン状態に切り換わると左側コンロバーナ1bに対する点火作動を開始し、オフ状態に切り換わると左側コンロバーナ1bの燃焼作動を停止するように構成されている。
又、前記前面パネル29の内部には、回転操作部31の回転操作に伴ってパルス信号を出力するロータリーエンコーダ33が設けられている。つまり、このロータリーエンコーダ33の操作軸34に前記回転操作部31が一体回動自在に且つ軸芯方向での相対移動を許容する状態で接続されている。このロータリーエンコーダ33は、回転操作部31の一方向への回転操作に伴って2つのパルス信号のうちの一方のパルス信号が他方のパルス信号より位相が進み、回転操作部31の他方向への回転操作に伴って前記他方のパルス信号が前記一方のパルス信号より位相が進む状態で、回転操作部31の回転操作に伴って互いに異なる位相の2つのパルス信号を出力するように構成されている。つまり、このロータリーエンコーダ33は、2つの出力端子を備えており、その2つの出力端子から上述したような位相の異なるパルス信号が出力される構成である。このようなロータリーエンコーダ33は周知のものであるから詳細な構成については説明を省略する。
本実施形態では、上述の回転操作部31が火力指令用操作部を構成し、ロータリーエンコーダ33によって信号出力部を構成する。
図4に示すように、前記前面パネル29の外面側において前記各回転操作部31の周囲には火力を表示する複数のLEDランプ35を円弧状に並べた火力表示部36が設けてある。つまり、コンロバーナ1bの火力(火力)は、コンロバーナ1bの最大火力と最小火力の間に設定された複数の段数(本実施形態では10段)の内の一つの火力に調整設定可能になっている。
この火力表示部36は複数(本実施形態では10個)のLEDランプ35をレベルメータとして用いて回転操作部31にて設定された火力(火力)の段数大きさに応じた、いずれかのLEDランプ35を点灯または点滅させて表示する構成となっている。
そして、制御部Hは、前記ロータリーエンコーダ33から出力される前記パルス信号に基づいて、回転操作部31の回転操作方向が、コンロバーナ1bの火力(火力)の増大を指令する正方向であるのか、コンロバーナ1bの火力(火力)の減少を指令する逆方向であるのか、についての正逆並びに回転操作量を判別するとともに、その判別した回転操作方向並びに回転操作量に対応させて左側コンロバーナ1bの火力(火力)を増大または減少させて火力(火力)の段数を変更して調整する手動操作火力制御を実行することになるが、そのとき、ロータリーエンコーダ33から出力される2つのパルス信号のデータを予め定めた設定単位時間毎に繰り返し読み込み、その読み込まれた前記2つのパルス信号のデータにおけるデータパターンに基づいて、回転操作部31の回転操作方向並びに回転操作量を判別するように構成されている。
なお、コンロバーナ1b用の回転操作部31を操作してコンロバーナ1bの火力を減少させたときに、コンロバーナ1bの火力は予め設定された設定最小火力P1より小さく変更調整できないように構成されている。この設定最小火力P1は、コンロバーナ1bの燃焼に関連する部品の製造バラツキやガスコンロに供給される燃料ガスの供給圧力の変動などを考慮して設定されている。
また、コンロバーナ1b用の回転操作部31の近傍には、コンロバーナ1b用の設定最小火力P1を増加最小火力Q1に増加させる最小火力増加スイッチZ(図1、図4)を備える。この最小火力増加スイッチZが最小火力増加指令手段に相当する。
最小火力増加スイッチZを操作することで最小火力増加モードが指令して後述する増加時手動操作火力制御を実行していない場合、つまり通常モードにおいては、コンロバーナ1b用の回転操作部31を操作してコンロバーナ1bの火力を減少させたときに、コンロバーナ1bの火力は予め設定された設定最小火力P1より小さく変更調整できないのに対し、最小火力増加スイッチZを操作して、制御部Hが増加時手動操作火力制御を実行すると、コンロバーナ1b用の回転操作部31を操作してコンロバーナ1bの火力を減少させたときに、コンロバーナ1bの火力は、設定最小火力P1より大きな火力である増加最小火力Q1より小さく変更調整できないように構成されている。
つぎに、最小火力増加スイッチZの指令に基づく増加時手動操作火力制御に関する制御部Hの制御動作について説明する。なお、本実施形態においては2つのコンロバーナ1bおよびグリルバーナ2のうち左側コンロバーナ1bに対して増加時手動操作火力制御を実行するように構成されている場合を説明するが、右側コンロバーナ1aに対して増加時手動操作火力制御を実行するように構成してもよく、また、左側コンロバーナ1bと右側コンロバーナ1aの両方のコンロバーナに対して増加時手動操作火力制御を実行するように構成してもよく、本発明を適用するコンロバーナが本実施形態によって限定されるものではない。
図5のフローチャートを用いて増加時手動操作火力制御を説明する。
先ず、S101で最小火力増加スイッチZを操作(2秒以上の押圧操作)したかどうかが判定される。最小火力増加スイッチZを操作(2秒以上の押圧操作)された場合は、S102に進み、増加時手動操作火力制御を実行中であるかどうかが判定される。増加時手動操作火力制御を実行中でない通常モードである場合は、増加時手動操作火力制御を実行し、コンロバーナ1b用の回転操作部31を操作してコンロバーナ1bの火力を減少させたときに変更調整可能なコンロバーナ1bの火力の下限値である設定最小火力P1を、コンロバーナ1b用の回転操作部31を操作してコンロバーナ1bの火力を減少させたときに変更調整可能な増加時手動操作火力制御の実行ち中におけるコンロバーナ1bの火力の下限値である、設定最小火力P1より大きい火力である増加最小火力Q1に設定してメインルーチンにリターンする。なお、コンロバーナ1b用の回転操作部31を操作してコンロバーナ1bの火力を減少させたときに変更調整可能なコンロバーナ1bの火力の上限値である設定最大火力P10は火力Q10に変更されるが、本実施形態ではQ10=P10としてあり、実質的には設定最大火力P10は変更されない。
そして、増加時手動操作火力制御を実行しない通常モードにおいては、コンロバーナ1b用の回転操作部31を操作することで、コンロバーナ1bの火力をP1〜P10の10段階の火力に変更調整されるものであるのに対して、増加時手動操作火力制御を実行した最小火力増加モードにおいては、コンロバーナ1b用の回転操作部31を操作することで、コンロバーナ1bの火力をQ1〜Q10の10段階の火力に変更調整されることになる(図6参照)。なお、P2〜P9の火力が本願における中間火力に相当し、Q2〜Q9の火力が増加後中間火力に相当する。
S102において増加時手動操作火力制御を実行中であると判定された場合は、S104に進み、増加時手動操作火力制御の実行中においてコンロバーナ1b用の回転操作部31を操作してコンロバーナ1bの火力を減少させたときに変更調整可能なコンロバーナ1bの火力の下限値である増加最小火力Q1を、通常モードにおいてコンロバーナ1b用の回転操作部31を操作してコンロバーナ1bの火力を減少させたときに変更調整可能なコンロバーナ1bの火力の下限値である設定最小火力P1に設定してメインルーチンにリターンする。
S101で最小火力増加スイッチZを操作(2秒以上の押圧操作)したかどうかが判定され、最小火力増加スイッチZを操作(2秒以上の押圧操作)されていないと判定された場合は、なにも行わず、そのままメインルーチンにリターンする。
なお、本実施形態においては、最小火力増加モードが指令されて、増加時手動操作火力制御を実行した後は、再度最小火力増加スイッチZを操作(2秒以上の押圧操作)するまでは、増加時手動操作火力制御が継続して実行されるもので、最小火力増加スイッチZが解除指令手段を兼用している。
〔別実施形態〕
以下、別実施形態を列記する。
(1)増加時手動操作火力制御をするときに、増加最小火力Q1を所定の範囲で設定可能に構成してもよい。この場合、たとえば、通常モードにおいてコンロバーナ1bの火力が設定最小火力P1に調節されている状態で最小火力増加スイッチZを押圧操作された場合には、最小火力増加スイッチZの押圧から所定時間形化するまでの間、コンロバーナ1b用の回転操作部31を操作して増加最小火力Q1が調整可能なように構成してもよい。
(2)上記実施形態では、回転操作部31が火力指令用操作部を構成するものであったが、火力指令用操作部は回転式である必要はなく、スライド操作式に構成するものでもよい。
(3)上記実施形態では、デジタル的にパルスを出力するロータリーエンコーダ33によって信号出力部が構成されているが、信号出力部として可変抵抗器を用いてアナログ信号を出力するように構成してもよい。
(4)上記実施形態では、本発明をテーブル式ガスコンロに適用した例について説明したが、ドロップインコンロにも適用可能である。
(5)上記実施形態では、ステッピングモータによって駆動される流量調整機構を備えた流量制御弁が火力調整手段を構成する場合を示したが、流量制御弁は、ステッピングモータによって駆動されるものに限定されず、ステッピングモータ以外の直流モータなどによって駆動されるように構成してもよい。
(6)本実施形態においては、最小火力増加モードが指令されて、増加時手動操作火力制御を実行した後は、再度最小火力増加スイッチZを操作(2秒以上の押圧操作)するまでは、増加時手動操作火力制御が継続して実行されるように構成しているが、コンロバーナ1bの消火に伴って増加時手動操作火力制御を終了するように構成してもよい。
(7)増加最小火力Q1を設定中間火力P2と同じ火力に設定し、増加時手動操作火力制御実行時における火力調節段数を、増加時手動操作火力制御を実行しない通常モードにおける火力調節段数より1段少ない段数とするように構成することも可能である。
(8)その他、本発明の実施するに当たり、本発明に必須の構成を備える範囲において、具体的な構成は適宜変更可能である。
18 流量制御弁(火力調整手段)
31 回転操作部(火力指令用操作部)
33 エンコーダ(信号出力部)
37 報知手段
H 制御部(制御手段)
K コンロバーナ
Z 最小火力増加スイッチ(最小火力増加指令手段)

Claims (3)

  1. 火力指令用操作部を正方向及び逆方向に手動操作することでコンロバーナの火力の増大及び減少を指令する火力増加信号及び火力減少信号を出力する信号出力部と、この信号出力部から出力される信号が入力されこの信号に基づいて火力調整手段を駆動して前記コンロバーナの火力を予め設定された設定最大火力、予め設定された設定最小火力、及び、前記設定最大火力と前記設定最小火力の間に設定された複数段階の中間火力に調整する手動操作火力制御を実行する制御手段とを備えたガスコンロにおいて、
    最小火力増加指令手段を備え、この最小火力増加指令手段によって最小火力増加モードが指令されたときに、前記制御手段は、前記信号に基づいて火力調整手段を駆動して前記コンロバーナの火力を前記設定最大火力、前記設定最小火力より大きな増加最小火力、及び、前記設定最大火力と前記増加最小火力の間に設定された複数段階の増加後中間火力に調整すべく増加時手動操作火力制御を実行することを特徴とするガスコンロ。
  2. 前記増加後中間火力の段数が、前記中間火力の段数と同じ段数に設定されていることを特徴とする請求項1に記載のガスコンロ。
  3. 前記最小火力増加モードの解除指令を指令する解除指令手段が設けられ、
    前記制御手段は、前記最小火力増加指令手段にて最小火力増加モードが指令されると、前記解除指令手段にて前記解除指令が指令されるまで、前記増加時手動操作火力制御を継続して実行するように構成されている請求項1又は請求項2記載のガスコンロ。
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