JP2017046897A - ガスグリル - Google Patents

ガスグリル Download PDF

Info

Publication number
JP2017046897A
JP2017046897A JP2015171967A JP2015171967A JP2017046897A JP 2017046897 A JP2017046897 A JP 2017046897A JP 2015171967 A JP2015171967 A JP 2015171967A JP 2015171967 A JP2015171967 A JP 2015171967A JP 2017046897 A JP2017046897 A JP 2017046897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grill
cooking
burner
time
cooking process
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015171967A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6732360B2 (ja
Inventor
慶太 小林
Keita Kobayashi
慶太 小林
敬仁 横山
Takahito Yokoyama
敬仁 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Harman Co Ltd
Original Assignee
Harman Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Harman Co Ltd filed Critical Harman Co Ltd
Priority to JP2015171967A priority Critical patent/JP6732360B2/ja
Publication of JP2017046897A publication Critical patent/JP2017046897A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6732360B2 publication Critical patent/JP6732360B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B40/00Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers

Abstract

【課題】エネルギをより有効に活用することが可能で、従来のガスグリルに比べて省エネルギ性に優れたガスグリルを提供する。【解決手段】グリル庫4と、グリル庫を加熱するグリルバーナであって、炭化水素を含む気体を燃料とするグリルバーナと、グリルバーナの燃焼状態を制御して自動調理を実行する制御部と、自動調理の調理時間を設定する調理タイマと、調理タイマの時間を表示する表示部とを備え、制御部が、調理タイマを用いた自動調理工程の一部に、グリルバーナを停止させて余熱による加熱を行う余熱調理工程を含む自動調理メニューを実行することができるように構成するとともに、表示部に、余熱調理工程の残り時間を含む自動調理工程の残り時間を表示するように構成する。自動調理工程に含まれる余熱調理工程の時間の、自動調理工程の時間に対する比率を変更することができるように構成する。【選択図】図2

Description

本発明は、肉や魚などの被調理物を焼くのに用いられるガスグリルに関し、詳しくは、ガスグリルの省エネルギ性を向上させるための技術に関する。
肉や魚などの被調理物を焼くのに用いられるガスグリルや、そのようなガスグリルを備えたグリル付きコンロが従来より広く用いられている。
そして、特許文献1には、調理メニューとしてあたためメニューを備えたガスグリルが開示されている。
この特許文献1のガスグリルは、グリルの加熱手段として、上バーナおよび下バーナを備え、あたためメニューの設定に応じて、調理工程が進捗した時点で、上バーナを消火して下バーナのみにより加熱を行う調理工程に移行し、全調理工程が完了した時点で、下バーナを消火してあたため調理を終了するように構成されている。
そして、特許文献1のガスグリルによれば、上述のあたためメニューを設定することで、被調理物として肉や魚を焼く調理の他に、焼きおにぎりやピザなどをあたためる調理を行うことが可能になる。
また、特許文献1のガスグリルでは、上バーナにより被加熱物の上面が焦げてしまうことを防止できるようになるばかりでなく、調理工程が進捗した時点で上バーナを消火するようにしていることから、無駄にエネルギを消費することが抑制され、省エネルギ性を向上させることができるようになる。
しかしながら、近年では、さらなる省エネルギ性が求められるに至っており、改善が望まれているのが実情である。
特開2010−022425号公報
本発明は、上記課題を解決するものであり、エネルギを有効に活用することが可能で、従来のガスグリルに比べて省エネルギ性をさらに改善することが可能なガスグリルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のガスグリルは、
グリル庫と、
前記グリル庫を加熱するグリルバーナであって、炭化水素を含む気体を燃料とするグリルバーナと、
前記グリルバーナの燃焼状態を制御して自動調理を実行する制御部と、
前記自動調理の調理時間を設定する調理タイマと、
前記調理タイマの時間を表示する表示部と
を備え、
前記制御部が、前記調理タイマを用いた自動調理工程を実行することが可能で、かつ、前記調理タイマを用いた自動調理工程の一部に、前記グリルバーナを停止させて余熱による加熱を行う余熱調理工程を含む自動調理メニューを実行できるように構成されているとともに、
前記表示部に、前記余熱調理工程の残り時間を含む前記自動調理工程の残り時間を表示するように構成されていること
を特徴としている。
本発明のガスグリルにおいては、前記自動調理工程に含まれる前記余熱調理工程の時間の、前記自動調理工程の時間に対する比率を変更することができるように構成されていることが好ましい。
また、前記グリル庫からの調理排気を前記グリル庫の外に排出する排気路を備え、かつ、前記余熱調理工程において、前記調理排気が前記排気路内を通流することを抑制する調理排気通流抑制部を備えていることが好ましい。
本発明のガスグリルは、グリル庫と、炭化水素を含む気体を燃料とするグリルバーナと、グリルバーナの燃焼状態を制御して自動調理を実行する制御部と、自動調理の調理時間を設定する調理タイマと、調理タイマの時間を表示する表示部とを備え、制御部が、調理タイマを用いた自動調理工程を実行することが可能で、かつ、調理タイマを用いた自動調理工程の一部に、グリルバーナを停止させて余熱による加熱を行う余熱調理工程を含む自動調理メニューを実行できるように構成されているので、エネルギを有効に活用することが可能で、省エネルギ性に優れたガスグリルを提供することができる。
すなわち、自動調理工程の一部に、グリルバーナを停止させて余熱による加熱を行う余熱調理工程を備えた自動調理メニューを実行するようにしているので、余熱調理工程を備えている分だけ、省エネルギ性を確実に向上させることが可能になる。
しかも、表示部に、グリルバーナを燃焼させて行う通常の自動調理工程と、グリルバーナを停止させて行う余熱調理工程の残り時間を含む、自動調理工程の全体の残り時間を表示するようにしているので、当該表示部の表示から、余熱調理工程を含む全自動調理工程の残り時間を確実に把握することができるため使い勝手を向上させることができる。
また、グリルバーナの燃料ガスとして、炭化水素を含むものが用いられるので、グリルバーナの燃焼ガスには二酸化炭素が含まれることになり、余熱調理工程において、燃焼ガスとの接触により被調理物が加熱されるだけでなく、二酸化炭素からの輻射熱によっても被調理物が加熱されることから、余熱による加熱、調理の効果をより高めることが可能になる。
また、余熱調理工程の時間の、自動調理工程の時間に対する比率を変更することができるように構成した場合、種々の被調理物に応じて、全工程に対する余熱調理工程の時間の比率を定めることが可能になるので、さらに使い勝手を向上させることができる。
また、グリル庫からの調理排気をグリル庫の外に排出する排気路を備え、かつ、余熱調理工程において、調理排気が排気路内を通流することを抑制する調理排気通流抑制部を備えるようにした場合、調理排気に含まれる二酸化炭素を含む調理排気を、グリル内に長く滞留させることが可能になる。その結果、輻射熱により被調理物の加熱が行われる時間を長くして、省エネルギ性をさらに向上させることができる。
本発明の一実施形態にかかるガスグリルを備えたグリル付きコンロの外観構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるグリル付きコンロを構成するガスグリルの構成を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施形態にかかるグリル付きコンロが備えるグリル設定パネルを示す図である。 本発明の一実施形態にかかるグリル付きコンロのあたため工程の一例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるガスグリルを備えたグリル付きコンロのグリル設定パネルの変形例を示す図である。 本発明の他の実施形態にかかるガスグリルを備えたグリル付きコンロの構成を模式的に示す断面図である。 本発明の他の実施形態にかかるガスグリルを備えたグリル付きコンロの変形例を模式的に示す断面図である。
以下に本発明の実施形態を示して、本発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。
[実施形態]
図1は本発明の実施形態にかかるガスグリルを備えたグリル付きコンロ(グリル付きドロップインコンロ)を示す斜視図、図2は、本発明の実施形態にかかるグリル付きコンロのガスグリルの構成を模式的に示す断面図である。
図1に示すように、このグリル付きガスコンロを構成するコンロ本体10は、鍋などの調理容器を加熱する加熱手段であるバーナ1(標準バーナ1a、高火力バーナ1b、および小バーナ1cの3つのバーナ)を備えている。また、コンロ本体10の上面を構成するトッププレートTP上には、各バーナ1により加熱されることになる調理容器を受け止め、支持するための五徳51を備えている。
また、標準バーナ1(1a)には、調理容器に接触してその温度を検出するための温度センサ(鍋底温度センサ)9が配設されている。なお、高火力バーナ1b、および小バーナ1cにも、同様に温度センサを設けるように構成することも可能である。
また、このグリル付きコンロは、図1および図2に示すように、魚などの被調理物15(図5参照)を載置するためのガスグリル4を備えている。そして、ガスグリル4は、図2に示すように、グリル庫14と、炭化水素を含む気体を燃料とするグリルバーナであって、被調理物15を上から加熱する上バーナ41と、被調理物15を下から加熱する下バーナ42と、このグリルバーナ(上バーナ41、下バーナ42)の燃焼状態を制御して自動調理を実行する制御部(図示せず)と、自動調理の調理時間を設定する調理タイマ(図示せず)を備えている。なお、この実施形態では、グリルバーナとして、上バーナ41と、下バーナ42を備えた構成としているが、グリルバーナは、上バーナのみまたは下バーナのみを備える構成としてもよい。
また、図1に示すように、ガスコンロの前側面には、上述のバーナ1と、ガスグリル4内に設けられたグリルバーナ(上バーナ41、下バーナ42)の点火および消火、火力調節と各種の設定とを手動により指令するための、加熱量調節指令手段(バーナ操作部)21(標準バーナ操作部21a、高火力バーナ操作部21b、小バーナ操作部21c)と、グリルバーナ(上バーナ41、下バーナ42)の点火および消火、火力調節と各種の設定とを手動により指令するためのグリルバーナ操作部22が配設されている。
さらに、この実施形態のグリル付きコンロは、上述の加熱量調節指令手段(バーナ操作部)21,22が、加熱手段(バーナ)の燃焼開始指令および燃焼停止指令を指令する点消火指令手段としても機能するように構成されている。
なお、ガスコンロの前側面には、電源スイッチ24、電源スイッチ24がONになったことを知らせる電源ランプ25を備えている。
また、この実施形態にかかるガスグリル4は、図4に示すように、グリルバーナ(上バーナ41、下バーナ42)の燃焼状態を制御して自動調理を実行する制御部が、調理タイマを用いた自動調理工程の一部に、グリルバーナ(上バーナ41、下バーナ42)を停止させて余熱による加熱を行う余熱調理工程を含む自動調理メニューを実行することができるように構成されている。
また、コンロ本体10の前面のグリル用点消火操作部22が配置されている位置の下側には、図3に示すような、所謂カンガルーポケット形式のグリル設定パネル11を備え、グリル用点消火操作部22が配置されている位置の下側を使用者が手指にて押すことで、カンガルーポケットが前方に回動して、グリル設定パネル11が引き出されるように構成されている。
そして、このガスグリル4の場合、図3に示すグリル設定パネル11の「あたため」スイッチを操作することであたためモードが選択される。また、余熱による加熱を行う余熱調理工程を含む自動調理の実行を選択することが可能で、「あたため」スイッチを操作してあたためモードを選択(後述)した後に、グリル設定パネル11の「点火/消火」スイッチまたは、図1に示すグリル用点消火操作部22を操作することにより、余熱調理工程を含む自動調理メニューを実行するように構成されている(図3参照)。
なお、グリル設定パネル11の「あたため」スイッチを操作する毎に、以下の順序で、あたためモードの選択状態がサイクリックに切り替わるように構成されている(図3参照)。
(a)グリル設定パネルの「強」LED点灯→
(b)グリル設定パネルの「標準」LED点灯→
(c)グリル設定パネルの「弱」LED点灯→
(d)グリル設定パネルの「強」LEDおよび「標準」LEDおよび「弱」LEDの消灯(あたためモードが選択されていない状態を表す)
そして、上述のように、あたためモードの選択状態がサイクリックに切り替わった場合において、「強」LEDまたは「標準」LEDまたは「弱」LEDの内のいずれかのLEDが点灯している状態が、あたためモードを選択している状態を示すように構成されている。
因みに、「強」LEDおよび「標準」LEDおよび「弱」LEDの消灯(あたためモードが選択されていない状態)では、図3のグリル設定パネル11の「点火/消火」スイッチや図1に示すグリル用点消火操作部22を操作しても、余熱による加熱を行う余熱調理工程を含む自動調理メニューが実行されることはない。
また、この実施形態にかかるグリル付きコンロは、図3に示すように、調理タイマの時間を表示する表示部12を備え、この表示部12に、グリルバーナ(上バーナ、下バーナ)を燃焼させて行う通常の自動調理工程と、グリルバーナを停止させて行う余熱調理工程の残り時間を含む、自動調理工程の全体の残り時間を表示するように構成されている。すなわち、この実施形態では、表示部12が、自動調理工程の、余熱調理工程の残り時間を含む全工程の残り時間を表示するように構成されている。
なお、調理タイマの設定は、「−」スイッチまたは「+」スイッチの操作によって行われる。
この実施形態のグリル付きコンロを構成するガスグリル4は、上述のように調理タイマを用いた自動調理工程の一部に、グリルバーナ(上バーナ、下バーナ)を停止させて余熱による加熱を行う余熱調理工程を含む自動調理メニューを実行する実行することができるように構成されているので、エネルギを有効に活用することが可能で、省エネルギ性に優れたガスグリルを提供することができる。
しかも、表示部12に、余熱調理工程の残り時間を含む自動調理工程の残り時間を表示するようにしているので、当該表示部12の表示から、余熱調理工程を含む全自動調理工程の残り時間を容易に認識することができるため、使い勝手を向上させることができる。
また、グリルバーナ(上バーナ、下バーナ)の燃料ガスとして、炭化水素を含む燃料ガスを用いているので、グリルバーナ(上バーナ、下バーナ)の燃焼ガスには二酸化炭素が含まれることになる。その結果、余熱調理工程において、燃焼ガスとの接触により魚などの被調理物が加熱されるだけでなく、二酸化炭素からの輻射熱によっても被調理物が加熱されるので、余熱による加熱、調理を効率よく行うことが可能になる。
また、この実施形態では、余熱調理工程を含む自動調理工程における、全調理工程に対する余熱調理工程の時間の比率を変更することができるように構成される。
具体的には、この実施形態では、「強」LEDの点灯時に、図3のグリル設定パネル11の「点火/消火」スイッチや、図1に示すグリル用点消火操作部22を操作して、余熱による加熱を行う余熱調理工程を含む自動調理工程を開始すると、全調理工程の時間Aに対する余熱調理工程の時間Bの比率、すなわち、B/Aが0.2(20%)に設定される。例えば、全調理工程が10分のとき余熱調理工程は2分に設定される。
また、「標準」LEDの点灯時に、グリル設定パネル11の「点火/消火」スイッチや図1に示すグリル用点消火操作部22を操作して、余熱による加熱を行う余熱調理工程を含む自動調理工程を開始すると、全調理工程の時間Aに対する余熱調理工程の時間Bの比率、すなわち、B/Aが0.3(30%)に設定される。
また、「弱」LEDの点灯時に、グリル設定パネル11の「点火/消火」スイッチや図1に示すグリル用点消火操作部22を操作して、余熱による加熱を行う余熱調理工程を含む自動調理工程を開始すると、全調理工程の時間Aに対する余熱調理工程の時間Bの比率、すなわち、B/Aが0.4(40%)に設定される。
このように、余熱調理工程を設けた自動調理工程における、全調理工程の時間Aに対する余熱調理工程の時間Bの比率を変更可能に構成することにより、種々の被調理物に応じて、全工程に対する余熱調理工程の時間の比率を定めることが可能になり、さらに使い勝手を向上させることができる。
なお、本発明において、余熱調理工程を設けた自動調理工程における、全調理工程の時間Aに対する余熱調理工程の時間Bの比率を変更できるようにした構成は、任意の構成であり、全調理工程の時間Aに対する余熱調理工程の時間Bの比率は、変更可能に構成しなくてもよい。
因みに、余熱調理工程を設けた自動調理工程における、全調理工程の時間Aに対する余熱調理工程の時間Bの比率が変更可能に構成されていない場合、グリル設定パネルは、図5に示すように、「強」LED、「標準」LED、「弱」LEDの表示を設けないように構成することが合理的であるといえる。これは、「あたため」スイッチの操作により、あたためモードの「強」、「標準」、「弱」によって、全調理工程の時間Aに対する余熱調理工程の時間Bの比率が変更されることがないことによる。
[別実施形態]
図6は、本発明の別実施形態にかかるガスグリルを備えたグリル付きコンロの構成を示す断面図である。
この実施形態におけるガスグリルは、図6に示すように、グリル庫14からの調理排気をグリル庫14外に排出する排気路31を備え、余熱調理工程において、調理排気が排気路31内を通流することを抑制する調理排気通流抑制部32を備えている。なお、この別実施形態では、図6に示すように、排気路31をコンロ本体10の幅方向に貫く軸を回転軸33として回転する羽根34を設けることにより、調理排気が排気路31内を通流することを抑制したり、自由に通流することを許容したりするようにした機構を調理排気通流抑制部32として用いている。
なお、調理排気通流抑制部32の構成としては、例えば、図7に示すように、排気路31の出口側に開閉可能に蓋部材35を設けて調理排気通流抑制部32としたり、特に図示しないが、排気路内に進出および後退の動作が可能なじゃま板を設けて調理排気通流抑制部32として機能させるようにしたりすることが可能であり、調理排気通流抑制部32の具体的な構成に特別の制約はない。
上述のように、調理排気通流抑制部32を備えた構成とした場合、調理排気に含まれる二酸化炭素を含む調理排気を、グリル庫内に長く滞留させることが可能になる。その結果、調理排気通流抑制部32を設けない場合に比べて、輻射熱による被調理物の加熱が行われる時間を長くすることが可能になり、省エネルギ性をさらに向上させることができる。
なお、上述の実施形態では、ドロップインコンロに備えるガスグリルに本発明を適用した場合を例にとって説明したが、本発明は、テーブルコンロに備えるガスグリルにも適用可能である。
また、本願発明は、ガスグリルをドロップインコンロやテーブルコンロと組み合わせた複合機に限られるものではなく、ガスグリル専用機にも適用することが可能である。
本発明は、さらにその他の点においても、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
1 バーナ
1a 標準バーナ
1b 高火力バーナ
1c 小バーナ
4 ガスグリル
9 温度センサ(鍋底温度センサ)
10 コンロ本体
11 グリル設定パネル
12 表示部
14 グリル庫
15 被調理物
21 加熱量調節指令手段(バーナ操作部))
21a 標準バーナ操作部
21b 高火力バーナ操作部
21c 小バーナ操作部
22 加熱量調節指令手段(グリルバーナ操作部)
23 加熱量表示手段(燃焼表示ランプ(LEDランプ))
24 電源スイッチ
25 電源ランプ
31 排気路
32 調理排気通流抑制部
33 回転軸
34 羽根
35 蓋部材
41 グリルバーナ(上側バーナ)
42 グリルバーナ(下側バーナ)
51 五徳
TP トッププレート

Claims (3)

  1. グリル庫と、
    前記グリル庫を加熱するグリルバーナであって、炭化水素を含む気体を燃料とするグリルバーナと、
    前記グリルバーナの燃焼状態を制御して自動調理を実行する制御部と、
    前記自動調理の調理時間を設定する調理タイマと、
    前記調理タイマの時間を表示する表示部と
    を備え、
    前記制御部が、前記調理タイマを用いた自動調理工程を実行することが可能で、かつ、前記調理タイマを用いた自動調理工程の一部に、前記グリルバーナを停止させて余熱による加熱を行う余熱調理工程を含む自動調理メニューを実行できるように構成されているとともに、
    前記表示部に、前記余熱調理工程の残り時間を含む前記自動調理工程の残り時間を表示するように構成されていること
    を特徴とするガスグリル。
  2. 前記自動調理工程に含まれる前記余熱調理工程の時間の、前記自動調理工程の時間に対する比率を変更することができるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のガスグリル。
  3. 前記グリル庫からの調理排気を前記グリル庫の外に排出する排気路を備え、かつ、前記余熱調理工程において、前記調理排気が前記排気路内を通流することを抑制する調理排気通流抑制部を備えていること
    を特徴とする請求項1または2記載のガスグリル。
JP2015171967A 2015-09-01 2015-09-01 ガスグリル Active JP6732360B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015171967A JP6732360B2 (ja) 2015-09-01 2015-09-01 ガスグリル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015171967A JP6732360B2 (ja) 2015-09-01 2015-09-01 ガスグリル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017046897A true JP2017046897A (ja) 2017-03-09
JP6732360B2 JP6732360B2 (ja) 2020-07-29

Family

ID=58278169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015171967A Active JP6732360B2 (ja) 2015-09-01 2015-09-01 ガスグリル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6732360B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019044978A (ja) * 2017-08-29 2019-03-22 株式会社パロマ グリル付きコンロ
JP2019190746A (ja) * 2018-04-25 2019-10-31 株式会社ハーマン 加熱調理器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5716706U (ja) * 1980-07-04 1982-01-28
JPH0328629A (ja) * 1989-06-27 1991-02-06 Toshiba Corp 加熱調理装置
JPH07301426A (ja) * 1994-04-30 1995-11-14 Osaka Gas Co Ltd ガス調理器
JP2015134119A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 リンナイ株式会社 加熱調理器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5716706U (ja) * 1980-07-04 1982-01-28
JPH0328629A (ja) * 1989-06-27 1991-02-06 Toshiba Corp 加熱調理装置
JPH07301426A (ja) * 1994-04-30 1995-11-14 Osaka Gas Co Ltd ガス調理器
JP2015134119A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 リンナイ株式会社 加熱調理器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019044978A (ja) * 2017-08-29 2019-03-22 株式会社パロマ グリル付きコンロ
JP2019190746A (ja) * 2018-04-25 2019-10-31 株式会社ハーマン 加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JP6732360B2 (ja) 2020-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6707323B2 (ja) ガスコンロ
JP5319189B2 (ja) グリルを備えた加熱調理器
JP5822718B2 (ja) 加熱調理器
JP5865072B2 (ja) ガスコンロ
JP2012002480A (ja) コンロ
JP6434257B2 (ja) グリル装置
JP6732360B2 (ja) ガスグリル
JP5848531B2 (ja) 加熱調理器
JP6151076B2 (ja) コンロ
JP2014188025A (ja) 加熱調理器
JP6417087B2 (ja) 加熱調理器
JP2017150724A (ja) ガスコンロ
JP7288797B2 (ja) 加熱調理器
JP6602568B2 (ja) 加熱調理器
JP2005308266A (ja) 調理機器及びそれを用いた調理方法
JP7015675B2 (ja) 加熱調理器
JP2012223361A (ja) グリル調理器具
JP4375797B2 (ja) 加熱調理器
JP5868167B2 (ja) 加熱調理器
JP5386301B2 (ja) 両面焼きグリル
JP2014040968A (ja) 加熱調理器
JPH11294777A (ja) 加熱調理器
JP4895192B2 (ja) 加熱調理器
JP2011030728A (ja) 加熱調理器具における加熱源の出力自動調節方法及び出力自動調節機能を備えた加熱調理器具
JP7270425B2 (ja) ガスコンロ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190924

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200521

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20200529

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200707

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200707

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6732360

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250