JP2013079285A5 - - Google Patents

Claims (23)

1. リンカー部分によって担体に結合されたストレプトコッカス・アガラクティエ莢膜糖部分を含む複合体化糖であって、
   該リンカー部分は、該莢膜糖部分のシアル酸残基に結合されており、
   該莢膜糖は、Ｉａ、Ｉｂ、ＩＩ、ＩＩＩ又はＶ及びこれらの組み合わせからなる群より選択される血清型を有するＢ群連鎖球菌（ＧＢＳ）に由来し、そして
   該担体が、ＧＢＳタンパク質抗原ＧＢＳ８０である、
   複合体化糖。
2. 前記ＧＢＳタンパク質抗原が、配列番号２、配列番号６、配列番号７、配列番号８、配列番号９および配列番号１０からなる群より選択されるアミノ酸配列を含む、請求項１に記載の複合体化糖。
3. リンカー部分によって担体に結合されたストレプトコッカス・アガラクティエ莢膜糖部分を含む複合体化糖であって、
   該リンカー部分は、該莢膜糖部分のシアル酸残基に結合されており、
   該莢膜糖は、Ｉａ、Ｉｂ、ＩＩ、ＩＩＩ又はＶ及びこれらの組み合わせからなる群より選択される血清型を有するＢ群連鎖球菌（ＧＢＳ）に由来し、そして
   該担体が、ＧＢＳタンパク質抗原ＧＢＳ６７である、
   複合体化糖。
4. 前記ＧＢＳタンパク質抗原が、配列番号１、配列番号１８および配列番号１９からなる群より選択されるアミノ酸配列を含む、請求項３に記載の複合体化糖。
5. 前記血清型がＩＩまたはＶである、請求項１または３に記載の複合体化糖。
6. 前記莢膜糖がその天然型の形態である、請求項１または３に記載の複合体化糖。
7. 前記莢膜糖が、その天然型の形態よりも短い、請求項１または３に記載の複合体化糖。
8. 前記莢膜糖が、３０キロダルトン（ｋＤａ）より大きい分子量を有する、請求項７に記載の複合体化糖。
9. 前記莢膜糖が、天然の莢膜糖に関して化学修飾される、請求項１または３に記載の複合体化糖。
10. 前記莢膜糖が部分的にまたは完全に脱Ｏ−アセチル化される、請求項９に記載の複合体化糖。
11. 前記糖が部分的にまたは完全に脱Ｎ−アセチル化される、請求項９に記載の複合体化糖。
12. 莢膜糖：ＧＢＳタンパク質抗原の重量比が１：５〜５：１である、請求項１または３に記載の複合体化糖。
13. アルデヒド基が、前記莢膜糖のシアル酸単糖単位の５％〜５０％に導入される、請求項１または３に記載の複合体化糖。
14. 前記リンカー部分が、前記莢膜糖部分の前記シアル酸残基に結合され、該リンカー部分の末端−ＮＨ−または末端−Ｃ（Ｏ）−によって、前記担体に結合される、請求項１または３に記載の複合体化糖。
15. 前記リンカー部分が、式−ＮＨ−Ｃ（Ｏ）−（ＣＨ _２ ） _ｎ −Ｃ（Ｏ）−を有し、ｎが１〜９の整数である、請求項１４に記載の複合体化糖。
16. 前記リンカー部分が、式−Ｃ（Ｏ）−（ＣＨ _２ ） _ｎ −Ｃ（Ｏ）−を有し、ｎが１〜１０の整数である、請求項１４に記載の複合体化糖。
17. 前記リンカー部分が３０〜５００Ｄａの分子量を有する、請求項１または３に記載の複合体化糖。
18. 請求項１または３に記載の複合体化糖と、１または複数のさらなる抗原とを含む、組成物。
19. 前記１または複数のさらなる抗原が、非ＧＢＳ病原体由来の抗原を含む、請求項１８に記載の組成物。
20. 前記非ＧＢＳ病原体由来の抗原が、ジフテリア抗原である、請求項１９に記載の組成物。
21. アジュバントをさらに含む、請求項１８に記載の組成物。
22. 被験体において免疫応答を誘発するための、請求項１８に記載の組成物。
23. 前記免疫応答が前記被験体における抗体の生成を含む、請求項２２に記載の組成物。