JP2013057060A - 熱可塑性エラストマー組成物の製造方法 - Google Patents
熱可塑性エラストマー組成物の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013057060A JP2013057060A JP2012176749A JP2012176749A JP2013057060A JP 2013057060 A JP2013057060 A JP 2013057060A JP 2012176749 A JP2012176749 A JP 2012176749A JP 2012176749 A JP2012176749 A JP 2012176749A JP 2013057060 A JP2013057060 A JP 2013057060A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- weight
- parts
- elastomer composition
- thermoplastic elastomer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L23/16—Elastomeric ethene-propene or ethene-propene-diene copolymers, e.g. EPR and EPDM rubbers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L23/04—Homopolymers or copolymers of ethene
- C08L23/08—Copolymers of ethene
- C08L23/0807—Copolymers of ethene with unsaturated hydrocarbons only containing more than three carbon atoms
- C08L23/0815—Copolymers of ethene with aliphatic 1-olefins
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/10—Metal compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/16—Halogen-containing compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/01—Hydrocarbons
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L2312/00—Crosslinking
- C08L2312/04—Crosslinking with phenolic resin
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L61/00—Compositions of condensation polymers of aldehydes or ketones; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L61/04—Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only
- C08L61/06—Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only of aldehydes with phenols
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
Abstract
【解決手段】成分(A)、成分(B)、成分(C)、および成分(D)を、溶融混練装置内で動的熱処理する熱可塑性エラストマー組成物の製造方法。
成分(A):エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム
成分(B):ポリオレフィン系樹脂
成分(C):鉱物油にアルキルフェノール樹脂が分散及び/又は溶解された液
成分(D):金属ハロゲン化物
【選択図】なし
Description
成分(A):エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム
成分(B):ポリオレフィン系樹脂
成分(C):鉱物油にアルキルフェノール樹脂が分散及び/又は溶解された液
成分(D):金属ハロゲン化物
(式中、nは0〜10の整数を表し、XおよびYはそれぞれ独立に水酸基、ハロゲン化アルキル基またはハロゲン原子を表し、Rは炭素原子数1〜15の飽和炭化水素基を表す。)
また、アルキルフェノール樹脂としては、アルキルフェノールホルムアルデヒドや、臭素化アルキルフェノールホルムアルデヒドを例示することができる。好ましくは、メチロール基を有するアルキルフェノール樹脂である。
成分(C)に含まれる鉱物油としては、硫黄分が好ましくは0.7wt%以下であり、より好ましくは0.2wt%以下であり、さらに好ましくは0.1wt%以下である。
アルキルフェノール樹脂を鉱物油に分散および/または溶解させる方法は、アルキルフェノール樹脂および鉱物油を攪拌機付きガラス容器に一括して入れ、攪拌しながら70〜100℃のウォーターバスにて2〜5時間加温する方法が挙げられる。溶解液の変色性の観点から、攪拌温度は70〜90℃が好ましい。
溶解液の色相はJIS K 0071に準拠して判定し、APHAの値が500以下が好ましく、更に好ましくは400以下である。
動的熱処理を行う成分(C)の供給方法は、架橋剤供給装置のオイルポンプにより二軸押出機に連続的に供給することが好ましい。成分(C)を押出機等の溶融混練装置に連続的に供給した場合、成分(C)の供給量の時間変動を抑えられ、熱可塑性エラストマー組成物からなる成形体の外観を高める効果がある。
[使用した原材料]
成分(A),(E):エチレン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体ゴム100重量部にパラフィン系鉱物油100重量部を添加した油展ゴム(ムーニー粘度(ML1+4100℃)=63、エチレン単位の含有量=66重量%、5−エチリデン−2−ノルボルネン単位の含有量=4重量%)
成分(B):ポリプロピレン樹脂(プロピレン単独重合体、住友化学(株)製 商品名ノーブレンD101、MFR(230℃、21.18N)=0.7g/10分)
成分(C):アルキルフェノール・ホルムアルデヒド縮合体(田岡化学工業(株)製 商品名タッキロール201)
成分(D):塩化第一スズ・二水和物(日本化学産業(株)製)
成分(E):パラフィン系鉱物油(出光興産(株)製 商品名ダイアナプロセスオイル)
酸化防止剤:フェノール系酸化防止剤(チバ・ジャパン(株)製 商品名イルガノックス1010)
・パラフィン系オイル−1(ダイアナプロセスオイルPW32、動粘度(40℃)=30.9mm2/sec、%CA=0、硫黄分=7ppm、出光興産株式会社製)
・パラフィン系オイル−2(ダイアナプロセスオイルPW90、動粘度(40℃)=95.5mm2/sec、%CA=0、硫黄分=10ppm、出光興産株式会社製
・パラフィン系オイル−3(ダイアナプロセスオイルPW380、動粘度(40℃)=381.6mm2/sec、%CA=0、硫黄分=6ppm、出光興産株式会社製)
・パラフィン系オイル−4(ダイアナプロセスオイルPS32、動粘度(40℃)=31.4mm2/sec、%CA=0.1、硫黄分=0.01wt%、出光興産株式会社製)
・パラフィン系オイル−5(ダイアナプロセスオイルPS90、動粘度(40℃)=92.4mm2/sec、%CA=0.2、硫黄分=0.01wt%、出光興産株式会社製)
・パラフィン系オイル−6(Sunpar115、動粘度(40℃)=30.0mm2/sec、%CA=2、硫黄分=0.13wt%、日本サン石油株式会社製)
・パラフィン系オイル−7(Sunpar150、動粘度(40℃)=92.6mm2/sec、%CA=3、硫黄分=0.01wt%、日本サン石油株式会社製)
・パラフィン系オイル−8(コウモレックスH30、動粘度(40℃)=94.7mm2/sec、%CA=4.8、硫黄分=0.57wt%、新日本石油株式会社製)
(1)貯蔵安定性の評価方法
鉱物油およびアルキルフェノール樹脂を80℃にて加熱し、分散及び/又は溶解させた液を無色透明な瓶に入れ、温度23℃および10℃の恒温槽にて24時間保管した。その後、液中のアルキルフェノール樹脂の分散および溶解状態を目視にて判定した。アルキルフェノール樹脂が液中に分散もしくは溶解している場合を「貯蔵安定性 優良」と判定し、アルキルフェノール樹脂が液中に一部沈殿している場合を「貯蔵安定性 良好」と判定し、アルキルフェノール樹脂が液中に完全に沈殿している場合を「貯蔵安定性 不良」と判定した。色相(APHA)については、JIS K0071に準拠し判定した。
ユニオンプラスチック製USV型25mmφ押出機を用いて、フルフライトタイプスクリュー、Tダイを使用し、0.2mm厚の押出シートを作製した。該押出シート中に存在する直径0.5mm以上のしこりをブツと判定し、該押出シートの無作為に選択された長さ40cm、幅8cmの領域に確認されるブツの数の多少によりシート外観を目視で判定した。シート肌が良好でブツの数が20個以内の場合を「良好」と判定し、シート肌が悪くブツの数が20より多い場合を「不良」と判定した。
熱可塑性エラストマー組成物を200℃で圧縮成型することにより厚み2mmの試験片を作成し、以下の方法で物性測定を行った。
・ 硬度:JIS K6253に準拠してShore−A瞬間値を測定した。
・ 引張物性:JIS K6251に従い、熱可塑性エラストマー組成物の平板をJIS3号ダンベルで打ち抜いた試験片を用い、引張速度200mm/分の条件で引張試験を実施し、引張破断強度および引張破断伸びを求めた。
・ 圧縮永久歪み: JIS K6262に準拠して、圧縮率25%、保持温度70℃、保持時間22時間の条件で圧縮永久歪みを測定した。
・ 耐油性:JIS K6258に準拠して、100℃のJIS3号オイル中に試料を22時間浸漬した後、浸漬前の重量に対する重量変化率を求め、これを耐油性の尺度とした。
・ 耐熱老化性:JIS K6257に準拠して、試料を150℃で168時間で保持することにより、耐熱老化性を評価した。
実施例1
二軸押出機に、粉砕された油展ゴム77重量部、ポリプロピレン樹脂ペレット23重量部、フェノール系酸化防止剤粉体0.1重量部、濃度30重量%でアルキルフェノール樹脂がパラフィン系鉱物油(PW32)に溶解している液8重量部、塩化第一スズ・二水和物0.6重量部を連続的に供給し、200±10℃で動的熱処理を行って、熱可塑性エラストマー組成物を得た。評価結果を表1に示す。
二軸押出機に、粉砕された油展ゴム77重量部、ポリプロピレン樹脂ペレット23重量部、フェノール系酸化防止剤粉体0.1重量部、濃度20重量%でアルキルフェノール樹脂がパラフィン系鉱物油(PW90)に溶解している液8重量部、塩化第一スズ・二水和物0.6重量部を連続的に供給し、200±10℃で動的熱処理を行って、熱可塑性エラストマー組成物を得た。評価結果を表1に示す。
二軸押出機に、粉砕された油展ゴム62重量部、ポリプロピレン樹脂ペレット24重量部、パラフィン系鉱物油14重量部、フェノール系酸化防止剤粉体0.1重量部、濃度30重量%でアルキルフェノール樹脂がパラフィン系鉱物油(PW32)に溶解している液5重量部、ポリプロピレンパウダーと塩化第一スズ・二水和物粉体との混合物2.4重量部(ポリプロピレンパウダー2.0重量部;塩化第一スズ・二水和物粉体0.4重量部)を連続的に供給し、200±10℃で動的熱処理を行って、熱可塑性エラストマー組成物を得た。
成分(C)に含まれる鉱物油にPS32を用いたこと以外は、実施例3と同様に行った。
成分(C)に含まれる鉱物油にSUNPAR115を用いたこと以外は、実施例3と同様に行った。
成分(C)に含まれる鉱物油にPW90を用いたこと以外は、実施例3と同様に行った。
成分(C)に含まれる鉱物油にPS90を用いたこと以外は、実施例3と同様に行った。
成分(C)に含まれる鉱物油にSUNPAR150を用いたこと以外は、実施例3と同様に行った。
成分(C)に含まれる鉱物油にコウモレックスH30を用いたこと以外は、実施例3と同様に行った。
濃度30重量%でアルキルフェノール樹脂がパラフィン系鉱物油(PW32)に溶解している液8重量部を、アルキルフェノール樹脂粉体2.4重量部とした以外は、実施例1と同様に行った。
試験例1
アルキルフェノール樹脂20重量部とパラフィン系鉱物油(PW32)80重量部とを密閉式ガラス容器内で加温しながら攪拌混合した。得られた混合液の貯蔵安定性を評価したところ、貯蔵安定性は、23℃では優良であり、10℃においても優良であった。APHAは40であった。
アルキルフェノール樹脂20重量部とパラフィン系鉱物油(PW90)80重量部とを密閉式ガラス容器内で加温しながら攪拌混合した。得られた混合液の貯蔵安定性を評価したところ、貯蔵安定性は、23℃では優良であり、10℃においては良好であった。APHAは40であった。
アルキルフェノール樹脂20重量部とパラフィン系鉱物油(PW380)80重量部とを密閉式ガラス容器内で加温しながら攪拌混合した。得られた混合液の貯蔵安定性を評価したところ、貯蔵安定性は、23℃では優良であり、10℃においては良好であった。APHAは40であった。
アルキルフェノール樹脂20重量部とパラフィン系鉱物油(PS32)80重量部とを密閉式ガラス容器内で加温しながら攪拌混合した。得られた混合液の貯蔵安定性を評価したところ、貯蔵安定性は、23℃では優良であり、10℃においても優良であった。APHAは30であった。
アルキルフェノール樹脂20重量部とパラフィン系鉱物油(PS90)80重量部とを密閉式ガラス容器内で加温しながら攪拌混合した。得られた混合液の貯蔵安定性を評価したところ、貯蔵安定性は、23℃では優良であり、10℃においては良好であった。APHAは30であった。
アルキルフェノール樹脂20重量部とパラフィン系鉱物油(SUNPER115)80重量部とを密閉式ガラス容器内で加温しながら攪拌混合した。得られた混合液の貯蔵安定性を評価したところ、貯蔵安定性は、23℃では優良であり、10℃においても優良であった。APHAは300であった。
アルキルフェノール樹脂20重量部とパラフィン系鉱物油(SUNPER150)80重量部とを密閉式ガラス容器内で加温しながら攪拌混合した。得られた混合液の貯蔵安定性を評価したところ、貯蔵安定性は、23℃では優良であり、10℃においては良好であった。APHAは500以上であった。
アルキルフェノール樹脂20重量部とパラフィン系鉱物油(コウモレックスH30)80重量部とを密閉式ガラス容器内で加温しながら攪拌混合した。得られた混合液の貯蔵安定性を評価したところ、23℃での評価結果は優良であり、10℃においては良好であった。APHAは500以上であった。
アルキルフェノール樹脂20重量部と水80重量部とを密閉式ガラス容器内で加温しながら攪拌混合した。得られた混合液の貯蔵安定性を評価したところ、貯蔵安定性は23℃、10℃のいずれも不良であった。
Claims (8)
- 成分(A)、成分(B)、成分(C)、および成分(D)を、溶融混練装置内で動的熱処理する熱可塑性エラストマー組成物の製造方法。
成分(A):エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム
成分(B):ポリオレフィン系樹脂
成分(C):鉱物油にアルキルフェノール樹脂が分散及び/又は溶解された液
成分(D):金属ハロゲン化物 - 成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)、および成分(E)を、溶融混練装置内で動的熱処理する請求項1に記載の熱可塑性エラストマー組成物の製造方法。
成分(E):鉱物油 - 成分(C)における鉱物油は、パラフィン系鉱物油である請求項1又は2に記載の熱可塑性エラストマー組成物の製造方法。
- 成分(C)における鉱物油は、40℃における動粘度が1.0〜500mm2/sである請求項1〜3のいずれかに記載の熱可塑性エラストマー組成物の製造方法。
- 成分(C)における鉱物油は、環分析により求められる芳香族炭素の割合が20%CA以下である請求項1〜4のいずれかに記載の熱可塑性エラストマー組成物の製造方法。
- 成分(C)中のアルキルフェノール樹脂の含有量が1.0重量%〜50重量%である(成分(C)の総量を100重量%とする。)、請求項1〜5のいずれかに記載の熱可塑性エラストマー組成物の製造方法。
- 溶融混練装置が二軸押出機であり、成分(C)を連続的に当該二軸押出機に供給する請求項1〜6のいずれかに記載の熱可塑性エラストマー組成物の製造方法。
- 成分(A)と成分(B)と成分(E)の総量を100重量部として、10重量部〜60重量部の成分(A)と、5重量部〜50重量部の成分(B)と、0.5重量部〜100重量部の成分(C)と、0.1重量部〜20重量部の成分(D)と、0重量部〜70重量部の成分(E)とを動的熱処理する請求項1〜7のいずれかに記載の熱可塑性エラストマー組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012176749A JP6135065B2 (ja) | 2011-08-18 | 2012-08-09 | 熱可塑性エラストマー組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011178920 | 2011-08-18 | ||
JP2011178920 | 2011-08-18 | ||
JP2012176749A JP6135065B2 (ja) | 2011-08-18 | 2012-08-09 | 熱可塑性エラストマー組成物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013057060A true JP2013057060A (ja) | 2013-03-28 |
JP6135065B2 JP6135065B2 (ja) | 2017-05-31 |
Family
ID=47713088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012176749A Active JP6135065B2 (ja) | 2011-08-18 | 2012-08-09 | 熱可塑性エラストマー組成物の製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9399709B2 (ja) |
JP (1) | JP6135065B2 (ja) |
KR (1) | KR20130020604A (ja) |
CN (1) | CN102952324B (ja) |
DE (1) | DE102012016242B4 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113248824A (zh) * | 2021-04-14 | 2021-08-13 | 山东道恩高分子材料股份有限公司 | 一种高剪切粘度的tpv管材料的制备方法 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7875655B2 (en) | 2006-01-20 | 2011-01-25 | Material Innovations, Llc | Carpet waste composite |
KR20110123240A (ko) | 2008-12-19 | 2011-11-14 | 파이버 콤포지트 엘엘씨. | 이오노머 캡스톡을 이용한 목재-플라스틱 복합물 그리고 그 제조 방법 |
US20130041090A1 (en) * | 2011-06-14 | 2013-02-14 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Method for producing thermoplastic elastomer composition |
KR101717835B1 (ko) * | 2014-02-28 | 2017-03-27 | 주식회사 엘지화학 | 미네랄 오일을 포함하는 변성 폴리(아릴렌 에테르) 수지 조성물 및 이를 이용하여 제조된 전선 |
US10240008B2 (en) * | 2014-05-12 | 2019-03-26 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Thermoplastic vulcanizates and method of making the same |
US10414881B2 (en) | 2014-11-25 | 2019-09-17 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Method of making thermoplastic vulcanizates and thermoplastic vulcanizates made therefrom |
US10730206B2 (en) | 2015-02-26 | 2020-08-04 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Process for forming thermoplastic vulcanizates and thermoplastic vulcanizates made therefrom |
EP3265506B1 (en) | 2015-04-02 | 2021-04-21 | ExxonMobil Chemical Patents Inc. | Method of making thermoplastic vulcanizates and thermoplastic vulcanizates made therefrom |
WO2016190981A1 (en) | 2015-05-22 | 2016-12-01 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Thermoplastic vulcanizates comprising propylene-based elastomers and methods for making the same |
US11186753B2 (en) | 2016-09-23 | 2021-11-30 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Shrinkable thermoplastic vulcanizate and method and article |
EP3956387A1 (en) | 2019-04-17 | 2022-02-23 | ExxonMobil Chemical Patents Inc. | Method for improving uv weatherability of thermoplastic vulcanizates |
EP4025645A1 (en) | 2019-09-04 | 2022-07-13 | Celanese International Corporation | Propylene-rich thermoplastic vulcanizate compositions and articles |
US11572646B2 (en) | 2020-11-18 | 2023-02-07 | Material Innovations Llc | Composite building materials and methods of manufacture |
US20230374285A1 (en) | 2022-05-18 | 2023-11-23 | Mcpp Innovation Llc | Split-proof automotive corner molding compound |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5529528A (en) * | 1978-08-21 | 1980-03-01 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | Preparation of crosslinkable ethylene-propylene rubber composition |
JPH02235949A (ja) * | 1989-03-09 | 1990-09-18 | Mitsubishi Monsanto Chem Co | 熱可塑性エラストマー組成物 |
JP2006008923A (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-12 | Taoka Chem Co Ltd | レゾール型アルキルフェノール・ホルムアルデヒド共縮合樹脂架橋剤 |
JP2007204617A (ja) * | 2006-02-02 | 2007-08-16 | Taoka Chem Co Ltd | 樹脂架橋剤およびその架橋剤を用いた架橋ゴム |
JP2008511689A (ja) * | 2004-07-27 | 2008-04-17 | ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド | 熱可塑性加硫物およびこれらの調製方法 |
JP2008156408A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Sumitomo Chemical Co Ltd | オレフィン系熱可塑性エラストマーの製造方法 |
JP2008266615A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-11-06 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 複合成形体および複合成形体の製造方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE632223A (ja) | 1961-11-24 | 1900-01-01 | ||
US3709840A (en) | 1970-10-08 | 1973-01-09 | Vanderbilt Co R T | Curing agent for epoxy resin comprising a cyclic anhydride treated with an amino alcohol |
JPH0463851A (ja) * | 1990-03-06 | 1992-02-28 | Nippon Monsant Kk | 熱可塑性エラストマー組成物 |
JPH1036570A (ja) | 1996-07-19 | 1998-02-10 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 熱可塑性エラストマー組成物の製造方法及び製造装置 |
ATE502081T1 (de) | 2004-07-30 | 2011-04-15 | Dow Global Technologies Inc | Thermoplastische vulkanisate und herstellungsverfahren dafür |
KR100760954B1 (ko) * | 2006-08-28 | 2007-10-04 | 금호석유화학 주식회사 | 열가소성 탄성체 조성물 및 제조 방법 |
KR100823499B1 (ko) * | 2007-06-22 | 2008-04-21 | 금호석유화학 주식회사 | 열가소성 탄성체 조성물 가교용 가교제 |
JP2012062396A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 熱可塑性エラストマー組成物およびその製造方法 |
JP6100740B2 (ja) * | 2014-08-12 | 2017-03-22 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
2012
- 2012-08-09 JP JP2012176749A patent/JP6135065B2/ja active Active
- 2012-08-16 DE DE102012016242.1A patent/DE102012016242B4/de active Active
- 2012-08-16 US US13/587,082 patent/US9399709B2/en active Active
- 2012-08-16 KR KR1020120089548A patent/KR20130020604A/ko not_active Application Discontinuation
- 2012-08-16 CN CN201210292299.3A patent/CN102952324B/zh active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5529528A (en) * | 1978-08-21 | 1980-03-01 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | Preparation of crosslinkable ethylene-propylene rubber composition |
JPH02235949A (ja) * | 1989-03-09 | 1990-09-18 | Mitsubishi Monsanto Chem Co | 熱可塑性エラストマー組成物 |
JP2006008923A (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-12 | Taoka Chem Co Ltd | レゾール型アルキルフェノール・ホルムアルデヒド共縮合樹脂架橋剤 |
JP2008511689A (ja) * | 2004-07-27 | 2008-04-17 | ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド | 熱可塑性加硫物およびこれらの調製方法 |
JP2007204617A (ja) * | 2006-02-02 | 2007-08-16 | Taoka Chem Co Ltd | 樹脂架橋剤およびその架橋剤を用いた架橋ゴム |
JP2008156408A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Sumitomo Chemical Co Ltd | オレフィン系熱可塑性エラストマーの製造方法 |
JP2008266615A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-11-06 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 複合成形体および複合成形体の製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113248824A (zh) * | 2021-04-14 | 2021-08-13 | 山东道恩高分子材料股份有限公司 | 一种高剪切粘度的tpv管材料的制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE102012016242B4 (de) | 2023-09-14 |
KR20130020604A (ko) | 2013-02-27 |
CN102952324A (zh) | 2013-03-06 |
US9399709B2 (en) | 2016-07-26 |
US20130046049A1 (en) | 2013-02-21 |
DE102012016242A1 (de) | 2013-03-14 |
JP6135065B2 (ja) | 2017-05-31 |
CN102952324B (zh) | 2017-12-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6135065B2 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物の製造方法 | |
JP2013018969A (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物の製造方法 | |
KR100699741B1 (ko) | 칼렌더 성형용 열가소성 엘라스토머 조성물 및 이로부터제조한 시트 | |
US10640633B2 (en) | Thermoplastic elastomer composition | |
CN107129623B (zh) | 热塑性弹性体组合物 | |
JP2012219119A (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物およびその製造方法 | |
JP2012062396A (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物およびその製造方法 | |
JP7147581B2 (ja) | 変性エラストマー組成物、架橋エラストマー組成物及びその成形体 | |
JP2018172532A (ja) | 熱可塑性重合体組成物及びその用途 | |
JP2013018968A (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物の製造方法 | |
JP6165192B2 (ja) | 低温および湿潤用途用の熱可塑性エラストマー | |
US12012507B2 (en) | Thermoplastic elastomer composition and automobile weather strip | |
JP2985622B2 (ja) | カレンダー成形加工用熱可塑性エラストマー組成物 | |
JP4182288B2 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物 | |
JP2023014023A (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物 | |
CN116685633A (zh) | 热塑性树脂组合物和成型体 | |
JPH0260951A (ja) | 耐侯性に優れた熱可塑性エラストマー組成物 | |
WO2022149479A1 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物および成形体 | |
JP2004043770A (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物 | |
WO2020241566A1 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物及びその製造方法 | |
KR20220104771A (ko) | 열가소성 엘라스토머 조성물 및 그 성형체 | |
JP2021165331A (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物及びその製造方法 | |
JP2008031445A (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物とその製造方法 | |
JP2008031444A (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物の製造方法および熱可塑性エラストマー組成物 | |
ITMI950026A1 (it) | Composizione termoplastico elastomerica |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150706 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160527 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160531 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160729 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161011 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161209 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170328 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170410 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6135065 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |