JP2013049515A - 自動倉庫システム - Google Patents

自動倉庫システム Download PDF

Info

Publication number
JP2013049515A
JP2013049515A JP2011188146A JP2011188146A JP2013049515A JP 2013049515 A JP2013049515 A JP 2013049515A JP 2011188146 A JP2011188146 A JP 2011188146A JP 2011188146 A JP2011188146 A JP 2011188146A JP 2013049515 A JP2013049515 A JP 2013049515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide roller
warehouse system
storage
automatic warehouse
storage shelf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011188146A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5431427B2 (ja
Inventor
Kyoji Kawano
恭史 川野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amazon com Inc
Original Assignee
Amazon com Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2011188146A priority Critical patent/JP5431427B2/ja
Application filed by Amazon com Inc filed Critical Amazon com Inc
Priority to EP12827204.4A priority patent/EP2752376B1/en
Priority to PCT/JP2012/071374 priority patent/WO2013031660A1/ja
Priority to US14/241,859 priority patent/US9315320B2/en
Priority to SG2014014476A priority patent/SG2014014476A/en
Priority to PL12827204T priority patent/PL2752376T3/pl
Priority to ES12827204.4T priority patent/ES2606023T3/es
Priority to CN201280041941.9A priority patent/CN103764524B/zh
Priority to CN201510779255.7A priority patent/CN105314317B/zh
Publication of JP2013049515A publication Critical patent/JP2013049515A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5431427B2 publication Critical patent/JP5431427B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G1/00Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
    • B65G1/02Storage devices
    • B65G1/04Storage devices mechanical
    • B65G1/0492Storage devices mechanical with cars adapted to travel in storage aisles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G1/00Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
    • B65G1/02Storage devices
    • B65G1/04Storage devices mechanical
    • B65G1/0407Storage devices mechanical using stacker cranes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G1/00Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
    • B65G1/02Storage devices
    • B65G1/04Storage devices mechanical
    • B65G1/0407Storage devices mechanical using stacker cranes
    • B65G1/0435Storage devices mechanical using stacker cranes with pulling or pushing means on either stacking crane or stacking area

Abstract

【課題】 省スペース化した自動倉庫システムを提供することを目的とする。
【解決手段】 自動倉庫システム(20)は、垂直に伸びる複数の支柱(103)と水平に伸びる複数の梁(105)とによって組み上げられた複数の保管エリア(RC)に荷物(BG)を格納し、複数の保管エリアに荷物を搬入し且つ複数の保管エリアから荷物を搬出する。そして自動倉庫システムは、支柱に配置された縦ガイドレール(110)と、梁に配置された横ガイドレール(110)と、少なくとも1つの保管エリアと同じ矩形状の縦枠及び横枠を有する枠体(51)と、縦枠に配置され縦ガイドレール又は横枠に配置され横ガイドレールと係合するガイドローラ(52)とを有する移動台車(50)と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動倉庫システムに係り、特に、保管エリアに格納された荷物を移載する自動倉庫システムに関するものである。
従来の自動倉庫システムにおいては、移載手段として荷昇降式のスタッカークレーンが用いられることが多い。このスタッカークレーンは、走行案内レールに沿って駆動され、また走行案内レールに対して垂直に設けられるガイドフレーム部に沿って上下するよう構成される。そして、スタッカークレーンが一列に配置された複数の保管エリアのそれぞれに対して移動できるように、走行案内レールは一列に配置された保管エリアの端から端まで敷設されている。このようなスタッカークレーンを用いる自動倉庫システムは大きな空間を必要とし、且つ、1つの走行案内レールに対して1つのスタッカークレーンしか配置できないことが多い。自動倉庫システムにおいては、省スペース化又はコンパクト化が求められており、スタッカークレーン及び複数の保管エリアを含めた大きさは小さいほど好ましい。
特開2008−100848号公報
しかしながら、自動倉庫システムの移載手段として荷昇降式のスタッカークレーンを用いる場合、スタッカークレーン用の移動レールを用意しなくてはならず倉庫の省スペース化、コンパクト化には限界があった。また荷物の取り出し量を多くするために複数のスタッカークレーンを配置すると、さらに別の移動レールを用意しなくてはならず省スペース化が困難であった。
そこで、本発明は、省スペース化した自動倉庫システムを提供する。
第1観点の自動倉庫システムは、垂直に伸びる複数の支柱と水平に伸びる複数の梁とによって組み上げられた複数の保管エリアに荷物を格納し、複数の保管エリアに荷物を搬入し且つ複数の保管エリアから荷物を搬出する。そして自動倉庫システムは、支柱に配置された縦ガイドレールと、梁に配置された横ガイドレールと、少なくとも1つの保管エリアと同じ矩形状の縦枠及び横枠を有する枠体と、縦枠に配置され縦ガイドレール又は横枠に配置され横ガイドレールと係合するガイドローラとを有する移動台車と、を備える。
移動台車が縦ガイドレールと横ガイドレールと沿って進むため、床面にスタッカークレーン用の走行案内レールを配置する必要がない。また、複数の移動台車を縦ガイドレールと横ガイドレールとに配置することも可能になる。
第2観点の自動倉庫システムでは、移動台車は荷物をスライドさせて移動台車から保管エリアに入れ且つ荷物をスライドさせて保管エリアから移動台車に出すピィッカーを有する。
第3観点の自動倉庫システムでは、ガイドローラは枠体の矩形状の角部に配置され且つ縦ガイドレール及び横ガイドレールに交差する方向に移動可能になっており、荷物を搬入又は搬出する際には、ガイドローラは縦ガイドレール又は横ガイドレールに押し付けられる。これにより移動台車は保管エリアに固定される。
第4観点の自動倉庫システムは、荷物を搬入又は搬出する際には、横ガイドレールと移動台車とを互いに固定する固定装置を有する。これにより移動台車は保管エリアに固定される。
第5観点の自動倉庫システムでは、ガイドローラは枠体の水平方向の辺から枠体の矩形状の角部に移動可能になっており、荷物を搬入又は搬出する際及び移動台車が横方向に移動する際には、ガイドローラは水平方向の辺の中央領域にあり、移動台車が縦方向に移動する際には、ガイドローラは角部の位置にある。
第6観点の自動倉庫システムでは、ガイドローラは第1ガイドローラと第2ガイドローラとを含み、第1ガイドローラの中央領域から角部への移動距離と第2ガイドローラの中央領域から角部への移動距離とが異なる。
第7観点の自動倉庫システムでは、移動台車は、複数の保管エリアからなる第1保管棚と該第1保管棚に対向して配置され複数の保管エリアからなる第2保管棚とに挟まれるように配置されており、ガイドローラは、第1保管棚側と第2保管棚側に配置される。
第8観点の自動倉庫システムでは、移動台車は、複数の保管エリアからなる第3保管棚と該第3保管棚に対向して配置され複数の保管エリアからなる第4保管棚とに挟まれるように配置されており、第2保管棚と第3保管棚とが隣り合って配置されている。
第9観点の自動倉庫システムでは、移動台車は隣り合う複数の保管エリアに対応する枠体を有する。
本発明の自動倉庫システムは、少ない床面積で保管エリアへ荷物を搬入したり、保管エリアから荷物を搬出したりできる。
第1コンベア搬送装置100の斜視図である。 (A)は一対の保管棚100の一方をY軸方向から見た側面図である。 (B)は一対の保管棚100をX軸方向から見た側面図である。 保管棚100及び移動台車50をY軸方向から見た側面拡大図である。 ガイドローラ52、ロックピン58及びピィッカー60等を示した図である。 ガイドローラ52及び固定ピン58と梁105に形成されたガイドレール110との関係を示した図である。 自動倉庫システム20による荷物BGの搬入及び搬出の動作を示したフローチャートである。 保管棚100及び移動台車50をY軸方向から見た側面拡大図である。 ガイドローラ152及びピィッカー60等を示した図である。 第2実施形態に係る自動倉庫システム22を示した図である。 第3実施形態に係る自動倉庫システム24を示した図である。 第4実施形態に係る自動倉庫システム26を示した図である。 第5実施形態に係る自動倉庫システム28を示した図である。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態を添付図面に基づいて説明する。
第1実施形態に係る自動倉庫システム20の全体斜視図を図1に示す。移動台車50を見やすくするため、保管棚100の一部を切り欠いて描いてある。
<自動倉庫システム20の構成>
図1に示されるように、第1実施形態に係る自動倉庫システム20は、複数の保管エリアRCを有する一対の保管棚100を有している。保管棚100には、荷物BGが保管されている保管エリアRCと、荷物BGが保管されていない保管エリアRCとがある。移動台車50は、制御部MAの移動指示に従って、ある荷物BGを搬入出ポート101(図2を参照。)から所定の保管エリアRCへ搬入したり、保管エリアRCに保管されている荷物BGを搬入出ポート101へ搬出したりする。
図2(A)は一対の保管棚100の一方をY軸方向から見た側面図であり、図2(B)は一対の保管棚100をX軸方向から見た側面図である。
図2(A)に示されるように、保管棚100はZ軸方向に伸びる複数の支柱103と水平に伸びる複数の梁105とによって組み上げられている。この支柱103と梁105とによって複数の保管エリアRCが形成されている。保管エリアRCの段数、列数は任意であり、設置スペースに応じて適宜増減される。一番下(−Z軸側)の段の棚の左右には、移動台車50へ荷物BGを搬入したり移動台車50から荷物BGを搬出したりする搬入出ポート101が設けられている。
支柱103と梁105とには、垂直及び水平に伸びるガイドレール110が配置されている。ガイドレール110は幅が細く各保管エリアRCに対して外側に配置される軸レール110Aと幅が広く各保管エリアRCに対して内側に配置されるローラレール110Bとを有する(図3を参照。)。ローラレール110Bには移動台車50のガイドローラ52が入り込む。水平に伸びるガイドレール110には、ロック孔112が複数形成されている。図2(A)に示されるように各保管エリアRCのX軸方向の中央付近でその各保管エリアRCの上下にロック孔112が形成される。
図2(A)及び(B)に示されるように、移動台車50は1つの保管エリアRCの大きさ(XZ平面)にほぼ一致する大きさである。そして移動台車50は枠体51を有している。荷物BGを出し入れできるように枠体51の少なくとも1つのY軸方向の面は開いている。また1つの枠体51には8つのガイドローラ52が取り付けられている。一対の保管棚100で支えられるように、4つのガイドローラ52は枠体51から−Y軸方向に配置されており(図2(B)では2つのガイドローラ52が図示されている)、4つのガイドローラ52は枠体51から+Y軸方向に配置されている(図2(B)では2つのガイドローラ52が図示されている)。この8つのガイドローラ52はガイドレール110のローラレール110Bに入り込んでいる。ガイドローラ52の直径は、軸レール110Aの幅より大きいため、ガイドローラ52がガイドレール110から外れて落ちることがない(図3を参照。)。また、移動台車50が搬送する荷物BGの大きさ及び保管エリアRCで保管する荷物BGの大きさは同じであるため、保管棚100のY軸方向の幅WY1と移動台車50のY軸方向の幅WY2とはほぼ同じである。
図2(A)及び(B)に示されるように、保管棚100には複数の移動台車50が配置されている。従来の自動倉庫システムでは通常1つの走行案内レールに対して1つのスタッカークレーンしか配置できなかった。このため、荷物BGの搬送効率を高めようとすると、スタッカークレーン自体の移動速度を上げる方法しかなかった。しかし、本実施形態では、複数の移動台車50を保管棚100に配置することができる。このため、荷物BGの搬送頻度に応じて移動台車50の数を調整することができる。
<ガイドローラ52及び固定ピン58の構成>
図3は保管棚100及び移動台車50をY軸方向から見た側面拡大図である。また、図4は、移動台車50に備え付けられるガイドローラ52(52C,52D,52E)、ロックピン58及びピィッカー60等を示した図である。図4ではガイドローラ52を見やすくするため移動台車50の枠体51が描かれていない。
図3において、点線で示された移動台車50は、1つの保管エリアRCから別の保管エリアRCへの移動途中を描いたものであり、実線で示された移動台車50は1つの保管エリアRCで荷物を出し入れできる状態を描いたものである。ガイドローラ52は制御部MA(図1を参照。)の指令に基づき駆動モータ55(図4を参照。)によって駆動される。
移動台車50はその枠内51のZ軸方向の左右の辺の中央に位置センサSEを有している。支柱103には、位置センサSEの位置検出対象となる位置指標POが配置されている。位置センサSEと位置指標POとが重なった位置が、移動台車50が保管エリアRCで荷物BGを出し入れできる位置である。
移動台車50はその枠内51の内側に一対のピィッカー60が配置されている。一対のピィッカー60は荷物BGを枠内51から保管エリアRCに入れたり、荷物BGを保管エリアRCから枠内51に出したりする。
図4に示されるように、ピィッカー60は、固定フレーム61と移動フレーム62とを有している。移動フレーム62は固定フレーム61に内蔵したモータ等のピィッカー駆動部65によって駆動される。ピィッカー駆動部65は移動フレーム62を±Y軸方向に移動させる。
一対の移動フレーム62は、それぞれ爪部材63(63A、63B)を有している。図4では、一方の移動フレーム62において、爪部材63Aが倒れた状態で爪部材63Bが突出した状態が描かれている。爪部材63(63A及び63B)は、平面視でL字状に形成されており、爪部材63は、移動フレーム62に設けられた支軸(不図示)に対して回転可能に装着されている。そして不図示の駆動部によって、爪部材63は、X軸方向に突出した状態と倒れた状態とに切り替わる。
移動台車50に荷物BGを載せた状態で+Y軸側の一対の爪部材63BをX軸方向に突出させ、その状態で移動フレーム62を−Y軸方向に前進させると、爪部材63Bは荷物BGを−Y軸方向に押す。これにより、ピィッカー60は、荷物BGを移動台車50から保管エリアRCに載せ替えることができる。一方、移動フレーム62を(保管エリアRCに対して)大きく−Y軸方向に前進させた状態で爪部材63AをX軸方向に突出させ、その状態で移動フレーム62が+Y軸方向に戻ると、爪部材63Bは荷物BGを保管エリアRCから移動台車50に引き出す。
図3に戻り、移動台車50はその枠内51のX軸方向の上下の辺の中央に固定ピン58を有している。また、梁105で水平に伸びるガイドレール110の保管エリアRCごとの中央位置にロック孔112が形成される。ロック孔112には固定ピン58が挿入可能である。
また、図4に示されるように、固定ピン58には電磁ソレノイド等のアクチュエータ59が取り付けられている。アクチュエータ59によって固定ピン58は±Y軸方向に移動する。
再び図3に戻り、ガイドローラ52(52A〜52D)は、XZ平面において枠体51の角部に4つ配置されている。実線で示された移動台車50では、4つのガイドローラ52A〜52Dは、垂直に伸びるガイドレール110と水平に伸びるガイドレール110との交点に位置する。図2で示されたように移動台車50は一対の保管棚100に挟まれているため合計8つのガイドローラ52が枠体51の角部に配置される。この状態から移動台車50は、Z軸方向にもX軸方向にも移動できる。±Z軸方向に移動する際には2つのガイドローラ52A及び52Cが時計回りに回転し、2つのガイドローラ52B及び52Dが反時計回りに回転する。+X軸方向に移動する際には4つのガイドローラ52A〜52Dが時計回りに回転する。−X軸方向に移動する際には4つのガイドローラ52A〜52Dが反時計回りに回転する。
また図4に示されるように、ガイドローラ52は駆動モータ55の回転軸56に接続されている。回転軸56はスラストベアリング53を介して支持されている。駆動モータ55が回転することでガイドローラ52は回転矢印のように時計又は反時計回りに回転する。また駆動モータ55はY軸移動テーブル54に載置されている。Y軸移動テーブル54は不図示の駆動手段によって±Y軸方向に移動可能である。このため駆動モータ55は±Y軸方向に移動可能であり、回転軸56もスラストベアリング53を介して±Y軸方向に移動可能である。つまりガイドローラ52は±Y軸方向に移動可能である。
なお、移動台車50は図2(B)で示されたように、一対の保管棚100で挟まれている。双方の保管棚100側のY軸移動テーブル54によりガイドローラは52C,52Eともに±Y軸方向に移動可能である。また駆動モータ55は駆動パルス又は電流を変えることによりガイドローラ52の回転速度を変えることができる。そのため制御部MA(図1を参照)は、移動台車50の移動速度を変えることができる。
<ガイドローラ52及び固定ピン58の動作>
次に、図5を使って、ガイドローラ52及び固定ピン58の動作について説明する。図3において、実線で示された移動台車50が保管エリアRCで荷物を出し入れする際に、ガイドローラ52に回転力を与えていないと移動台車50はその自重により−Z軸方向に落ちてしまうおそれがある。常にガイドローラ52に回転力を与え続けることは駆動モータ55に負担が大きい。そこで、駆動モータ55を止めても移動台車50が実線で示された位置に維持されているように、ガイドローラ52と固定ピン58とで移動台車50を支えるようにする。
図5はガイドローラ52(52C、52D)及び固定ピン58と梁105に形成されたガイドレール110との関係を示した図である。図5(A)及び(B)はガイドローラ52のY軸側の側面52Kがローラレール110Bに当接し、さらに固定ピン58がロック孔112に挿入された状態である。そして図5(A)はZ軸方向から見た図であり、(B)はX軸方向から見た図である。図5(C)及び(D)はガイドローラ52がローラレール110BのY軸方向中央に位置し、さらに固定ピン58がロック孔112から外れた状態である。そして図5(C)はZ軸方向から見た図であり、(D)はX軸方向から見た図である。
図5(A)及び(B)に示されるように、移動台車50が図3の実線で示された位置にある際には、Y軸移動テーブル54はガイドローラ52を−Y軸方向に移動させる。そして、ガイドローラ52の側面52Kがローラレール110Bに当接する。図示されていない他方の保管棚100側のY軸移動テーブル54はガイドローラ52(図4のガイドローラ52E等)を+Y軸方向に移動させる。そのため、一方の保管棚100側の4つのガイドローラ52(図5(A)ではガイドローラ52C及び52Dが描かれている)が−Y軸方向に移動し、且つ他方の保管棚100側の4つのガイドローラ52が+Y軸方向に移動することで、移動台車50は実線で示された位置で固定される。
また、移動台車50が図3の実線で示された位置にある際には、一方の保管棚100側のアクチュエータ59によって固定ピン58を−Y軸方向に移動させる。他方の保管棚100側のアクチュエータ59によって固定ピン58を+Y軸方向に移動させる。それぞれの固定ピン58はガイドレール110のロック孔112に挿入される。そのため、移動台車50は実線で示された位置で固定される。
図5(C)及び(D)に示されるように、移動台車50が図3の点線で示された位置(実線で示された位置以外)にある際には、ガイドローラ52はローラレール110Bに当接しない位置にある。8つのガイドローラ52は梁105の水平に伸びたローラレール110B内で移動台車50をZ軸方向に支えている。また、固定ピン58はガイドレール110のロック孔112から外れている。
<自動倉庫システム20の動作>
図6は、自動倉庫システム20による荷物BGの搬入及び搬出の動作を示したフローチャートである。このフローチャートでは1台の移動台車50が荷物BGを保管エリアRCに搬入し、別の荷物BGを保管エリアRCから搬出する動作を説明する。
ステップS11では、搬入出ポート101(図2を参照。)で移動台車50が荷物BGを搬入する。
ステップS12では、制御部MAの指示に従いガイドローラ52が回転し、移動台車50が所定の保管エリアRCに移動する。この移動の際に、位置センサSEは位置指標POを検出する。位置センサSEが位置指標POを確認した際には制御部MAに信号が送られ、制御部MAは移動台車50の移動中の位置を確認する。
ステップS13では、制御部MAは位置センサSEからの信号が送られ、移動台車50が所定の保管エリアRCに正確に移動しているかを確認する。位置センサSEと位置指標POとが重なった状態で、制御部MAは、移動台車50が保管エリアRCで荷物BGを出し入れできる位置であると認識する。
ステップS14では、制御部MAはアクチュエータ59に指示し2つの固定ピン58を突出させる。固定ピン58はガイドレール110のロック孔112に挿入される。また、制御部MAは4つのガイドローラ52を+Y軸方向に残り4つのガイドローラ52を−Y軸方向に移動させ、ガイドローラ52の側面52Kをローラレール110B内の壁面に当接させる。これにより移動台車50が保管エリアRCに対して固定された状態となる。
ステップS15では、ピィッカー60が荷物BGを移動台車50の枠体51から保管エリアRCに入れる。
ステップS16では、ピィッカー60が保管エリア内に荷物BGを残したまま、移動台車50に戻ってくる。
ステップS17では、移動台車50が次の保管エリアRCに移動するため、突出していた固定ピン58が移動台車50の枠体51側に戻る。同様に、ガイドローラ52がY軸方向に移動し、そのガイドローラ52の側面52Kがローラレール110Bの壁面から離れる。ガイドローラ52はローラレール110Bの幅内のほぼ中央に移動する。
ステップS18では、ガイドローラ52が駆動モータ55によって回転し、移動台車50が次の保管エリアRCに移動する。この移動の際に、位置センサSEは位置指標POを検出する。位置センサSEが位置指標POを確認した際には制御部MAに信号が送られ、制御部MAは移動台車50の移動中の位置を確認する。
ステップS19では、位置センサSEの信号によって、制御部MAは、移動台車50が次の保管エリアRCに正確に移動しているかを確認する。
ステップS20では、固定ピン58が突出して、固定ピン58がロック孔112に挿入する。また、ガイドローラ52がY軸方向に移動して、その側面52Kをローラレール110B内の壁面に当接させる。
ステップS21では、ピィッカー60が(より正確には、ピイッカー60の移動フレーム62が固定フレーム61に対して)Y軸方向に移動して保管エリアRCに入る。そして爪部材63がX軸方向に突出する。
ステップS22では、ピィッカー60の爪部材63で荷物BGを引掛けて保管エリアRCから移動台車50の枠体51へ荷物BGを入れる。
ステップS23では、移動台車50が搬入出ポート101に戻るため、突出していた固定ピン58が移動台車50の枠体51側に戻る。同様に、ガイドローラ52はローラレール110Bの幅内のほぼ中央に移動する。
ステップS24では、制御部MAの指示に従いガイドローラ52が回転し、移動台車50が搬入出ポート101に移動する。
ステップS25では、搬入出ポート101で移動台車50から荷物BGを搬出する。
<別のガイドローラ152の構成>
次に説明するガイドローラ152は、ガイドローラ52の変形例である。
図7は保管棚100及び移動台車50をY軸方向から見た側面拡大図である。また、図8は、移動台車50に備え付けられるガイドローラ152及びピィッカー60等を示した図である。図8ではガイドローラ152を見やすくするため移動台車50の枠体51が描かれていない。またピィッカー60の構造は図5で説明したものと同じであるため、説明を省略する。
図7において、点線で示された移動台車50は、1つの保管エリアRCから別の保管エリアRCへ水平方向に移動している途中を描いたものである。実線で示された移動台車50は1つの保管エリアRCから別の保管エリアRCへ垂直方向に移動している途中を描いたものである。
移動台車50が垂直方向に移動する際、ガイドローラ152(152A〜152D)は、XZ平面において枠体51の角部に4つ配置されている。図2で示されたように移動台車50は一対の保管棚100に挟まれているため合計8つのガイドローラ52が枠体51の角部に配置される。この状態から移動台車50は±Z軸方向に移動できる。
移動台車50が水平方向に移動する際、又は移動台車50から荷物BGを保管エリアRCに出し入れする際、ガイドローラ152(152A〜152D)は、XZ平面の水平方向の辺の中央領域に移動している。図7に示されるように、ガイドローラ152Aは+X軸方向に距離LL1、ガイドローラ152Bは−X軸方向に距離LL1だけ移動する。また、ガイドローラ152Cは+X軸方向に距離LL2、ガイドローラ152Dは−X軸方向に距離LL2だけ移動する。距離LL1と距離LL2とは異なっている。距離LL1と距離LL2とが同じであると、垂直に伸びるガイドレール110と水平に伸びるガイドレール110との交点に2つのガイドローラ152A及び152Cが来ると、2つのガイドローラ152B及び152D(他方の保管棚側も含め4つ)で、移動台車50をZ軸方向に支える必要がある。距離LL1と距離LL2とが異なっていると、少なくとも3つのローラ152(他方の保管棚側も含め6つ)で移動台車50をZ軸方向に支えることができる。
なお、移動台車50から荷物BGを保管エリアRCに出し入れする際、8つのガイドローラ152で移動台車50はZ軸方向に支えられている。このため、固定ピン58は必ずしも必要ではない。
図8に示されるように、ガイドローラ152は駆動モータ55の回転軸56に接続されている。回転軸56はスラストベアリング53を介して支持されている。駆動モータ55が回転することでガイドローラ152は時計又は反時計回りに回転する。またスラストベアリング53及び駆動モータ55はX軸移動テーブル154に載置されている。X軸移動テーブル154は不図示の駆動手段によって±X軸方向に距離LL1又は距離LL2移動可能である。このため駆動モータ55は±X軸方向に移動可能であり、ガイドローラ152は±X軸方向に距離LL1又は距離LL2移動可能である。なお、移動台車50は図2で示されたように、一対の保管棚100で挟まれている。双方の保管棚100側のX軸移動テーブル154によりガイドローラは152C,152Eともに±X軸方向に移動可能である。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る自動倉庫システム22は、複数の保管棚100(100A〜100D)を有している。そして、図9は自動倉庫システム22をX軸方向から見た側面図である。
第2実施形態に係る自動倉庫システム22は、複数の保管エリアRCを有する4つの保管棚100(100A〜100D)を有している。保管棚100Aと100Bとの間には、複数の移動台車50が配置されている。同様に、保管棚100Bと100Cとの間には、複数の移動台車50が配置され、保管棚100Cと100Dとの間には、複数の移動台車50が配置されている。保管棚100のY軸方向の幅WY1と移動台車50のY軸方向の幅WY2とはほぼ同じである。
保管棚100Bと保管棚100Cとは、それぞれの両側に複数の移動台車50が配置されている。そして、図4又は図8で示されたように、ピィッカー60(より正確には、その移動フレーム62)は、ピィッカー駆動部65によって、固定フレーム61に対して±Y軸方向に移動可能である。そのため、保管棚100Bの左側(−Y軸側)の移動台車50が、保管棚100Bに対して荷物BGを出し入れすることができる。さらに、その保管棚100Bの右側(+Y軸側)の移動台車50が、保管棚100Bに対して荷物BGを出し入れすることができる。保管棚100Cの両側の移動台車50も同様である。
出し入れの多い荷物BGを保管棚100B及び100Cに保管すれば、複数の移動台車50で荷物BGを搬送することができる。図9では示されないが、保管棚100を5以上並べてもよいことは言うまでもない。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る自動倉庫システム24は、複数の保管棚100(100A〜100D)を有している。そして、図10は自動倉庫システム24をX軸方向から見た側面図である。
第3実施形態に係る自動倉庫システム24は、複数の保管エリアRCを有する4つの保管棚100(100A〜100D)を有している。保管棚100Aと100Bとの間には、複数の移動台車50が配置されている。保管棚100Bと保管棚100Cとは隣り合っており、移動台車50のスペースはない。保管棚100Cと100Dとの間には、複数の移動台車50が配置されている。保管棚100のY軸方向の幅WY1と移動台車50のY軸方向の幅WY2とはほぼ同じである。
保管棚100Bと保管棚100Cとが隣り合っていても、保管棚100Bの左側(−Y軸側)の移動台車50が、保管棚100Bに対して荷物BGを出し入れすることができる。また、その保管棚100Cの右側(+Y軸側)の移動台車50が、保管棚100Cに対して荷物BGを出し入れすることができる。このため、保管棚100Bと保管棚100Cとが隣り合い、保管棚100Bと保管棚100Cとの間に移動台車50がなくても荷物BGを出し入れすることができる。保管棚100が数多く並べられた際には移動台車50のY軸方向の幅WY2を減らすことができ、限りあるスペースを有効に活用できる。
(第4実施形態)
第4実施形態に係る自動倉庫システム26は、保管棚130を有している。そして、図11は自動倉庫システム26をY軸方向から見た側面図である。第1実施形態と同じ部材には同じ符号を付している。
図11に示されるように、保管棚130はZ軸方向に伸びる複数の支柱103と水平に伸びる複数の梁105とによって組み上げられている。この支柱103と梁105とによって複数の保管エリアRCが形成されている。第1実施形態と同様にガイドレール110及びロック孔112が形成されている。保管エリアRCの段数、列数は任意であり、設置スペースに応じて適宜増減される。一番下(−Z軸側)の段の棚の左右には、移動台車150へ荷物BGを搬入したり移動台車150から荷物BGを搬出したりする搬入出ポート107が設けられている。この搬入出ポート107は移動台車150の大きさに合うように、保管エリア2つ分の大きさで設けられている。
移動台車150は水平に並んだ2つの保管エリアRCの大きさ(XZ平面)にほぼ一致する大きさである。そして移動台車150は枠体151を有している。荷物BGを出し入れできるように枠体151の2つのY軸方向の面は開いている。また1つの枠体151には12つのガイドローラ52が取り付けられている。第1実施形態から第3実施形態までの移動台車50と比べて、移動台車150は2倍の荷物BGを搬送することができる。第4実施形態では、移動台車150は水平に並んだ保管エリア2つ分の大きさであったが、保管エリア3つ分以上にしてもよい。また、移動台車150は垂直に並んだ保管エリア2つ分又は3つ分以上であってもよい。
(第5実施形態)
第5実施形態に係る自動倉庫システム28は、保管棚140を有している。そして、図12は自動倉庫システム28をY軸方向から見た側面図である。第1実施形態と同じ部材には同じ符号を付している。
自動倉庫システムを収める建屋は、天井が斜めであったり複数の柱があったりする。このような場合であっても、従来は保管棚がY軸方向から見てほぼ長方形であることが多い。これでは天井と保管棚とのスペースや、柱と保管棚とのスペースが有効に使われていない。第5実施形態では、保管棚140が天井と保管棚とのスペースや、柱と保管棚とのスペースを有効に活用している例である。
図12に示されるように、保管棚140はZ軸方向に伸びる複数の支柱103と水平に伸びる複数の梁105とによって組み上げられている。この支柱103と梁105とによって複数の保管エリアRCが形成されている。第1実施形態と同様にガイドレール110及びロック孔112が形成されている。図12では天井RFが斜めになっており、且つY軸方向に伸びる横柱BMが配置されている。天井RFや横柱BMに干渉しない範囲で、支柱103と梁105とが組み合わされている。そのため天井RFの左側のスペースにも保管エリアRCが形成されており、横柱BMの上にも保管エリアRCが形成されている。従来のように、走行案内レールに沿って移動するスタッカークレーンでは、スタッカークレーンのZ軸方向やX軸方向の移動範囲は、天井RFの一番低い高さや横柱BMの無い範囲に制限されていた。一方で、移動台車50は支柱103及び梁105に配置されたガイドレール110に沿って移動するため、支柱103及び梁105が組み立てられる範囲であれば、移動することができる。
以上、本発明の最適な実施形態について詳細に説明したが、当業者に明らかなように、本発明はその技術的範囲内において実施形態に様々な変更・変形を加えて実施することができる。例えば第1実施形態では、駆動モータに負担を掛けないように固定ピンとガイドローラとをY軸方向に移動させたが、固定ピンとガイドローラとの少なくとも一方をY軸方向に移動させるようにしてもよい。また、移動台車は保管棚と保管棚との間で挟まれ8つのガイドローラで支えられていたが、移動台車が4つのガイドローラの片持ちで支えられるようにしてもよい。
20、22、24、26 … 自動倉庫システム
50、150 … 移動台車
51,151 … 枠体
52、152 … ガイドローラ
53 … スラストベアリング
54 … Y軸移動テーブル
55 … 駆動モータ
56 … 回転軸
60 … ピィッカー
61 … 固定フレーム
62 … 移動フレーム
63 … 爪部材
100(100A〜100D)、130 … 保管棚
101,107 … 搬入出ポート
110 … ガイドレール
112 … ロック孔
RC … 保管エリア
BG … 荷物
SE … 位置センサ
PO … 位置指標

Claims (9)

  1. 垂直に伸びる複数の支柱と水平に伸びる複数の梁とによって組み上げられた複数の保管エリアに荷物を格納し、前記複数の保管エリアに前記荷物を搬入し且つ前記複数の保管エリアから前記荷物を搬出する自動倉庫システムにおいて、
    前記支柱に配置された縦ガイドレールと、
    前記梁に配置された横ガイドレールと、
    少なくとも1つの前記保管エリアと同じ矩形状の縦枠及び横枠を有する枠体と、前記縦枠に配置され前記縦ガイドレール又は前記横枠に配置され前記横ガイドレールと係合するガイドローラとを有する移動台車と、
    を備える自動倉庫システム。
  2. 前記移動台車は、前記荷物をスライドさせて前記移動台車から前記保管エリアに入れ且つ前記荷物をスライドさせて前記保管エリアから前記移動台車に出すピィッカーを有する請求項1に記載の自動倉庫システム。
  3. 前記ガイドローラは前記枠体の矩形状の角部に配置され且つ前記縦ガイドレール及び前記横ガイドレールに交差する方向に移動可能になっており、
    前記荷物を搬入又は搬出する際には、前記ガイドローラは前記縦ガイドレール又は前記横ガイドレールに押し付けられる請求項1又は請求項2に記載の自動倉庫システム。
  4. 前記荷物を搬入又は搬出する際には、前記横ガイドレールと前記移動台車とを互いに固定する固定装置を有する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の自動倉庫システム。
  5. 前記ガイドローラは前記枠体の水平方向の辺から前記枠体の矩形状の角部に移動可能になっており、
    前記荷物を搬入又は搬出する際及び前記移動台車が横方向に移動する際には、前記ガイドローラは前記水平方向の辺の中央領域にあり、前記移動台車が縦方向に移動する際には、前記ガイドローラは前記角部の位置にある請求項1又は請求項2に記載の自動倉庫システム。
  6. 前記ガイドローラは第1ガイドローラと第2ガイドローラとを含み、前記第1ガイドローラの前記中央領域から前記角部への移動距離と前記第2ガイドローラの前記中央領域から前記角部への移動距離とが異なる請求項5に記載の自動倉庫システム。
  7. 前記移動台車は、前記複数の保管エリアからなる第1保管棚と該第1保管棚に対向して配置され前記複数の保管エリアからなる第2保管棚とに挟まれるように配置されており、
    前記ガイドローラは、前記第1保管棚側と前記第2保管棚側に配置される請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の自動倉庫システム。
  8. さらに、前記移動台車は、前記複数の保管エリアからなる第3保管棚と該第3保管棚に対向して配置され前記複数の保管エリアからなる第4保管棚とに挟まれるように配置されており、
    前記第2保管棚と前記第3保管棚とが隣り合って配置されている請求項7に記載の自動倉庫システム。
  9. 前記移動台車は隣り合う複数の保管エリアに対応する枠体を有する請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の自動倉庫システム。
JP2011188146A 2011-08-31 2011-08-31 自動倉庫システム Expired - Fee Related JP5431427B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011188146A JP5431427B2 (ja) 2011-08-31 2011-08-31 自動倉庫システム
PCT/JP2012/071374 WO2013031660A1 (ja) 2011-08-31 2012-08-24 自動倉庫システム
US14/241,859 US9315320B2 (en) 2011-08-31 2012-08-24 Automated warehouse system
SG2014014476A SG2014014476A (en) 2011-08-31 2012-08-24 Automated warehouse system
EP12827204.4A EP2752376B1 (en) 2011-08-31 2012-08-24 Automated warehouse system
PL12827204T PL2752376T3 (pl) 2011-08-31 2012-08-24 Zautomatyzowane systemy magazynowe
ES12827204.4T ES2606023T3 (es) 2011-08-31 2012-08-24 Sistema de almacén automatizado
CN201280041941.9A CN103764524B (zh) 2011-08-31 2012-08-24 自动仓储系统
CN201510779255.7A CN105314317B (zh) 2011-08-31 2012-08-24 自动仓储系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011188146A JP5431427B2 (ja) 2011-08-31 2011-08-31 自動倉庫システム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013250688A Division JP5916235B2 (ja) 2013-12-04 2013-12-04 自動倉庫システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013049515A true JP2013049515A (ja) 2013-03-14
JP5431427B2 JP5431427B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=47756150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011188146A Expired - Fee Related JP5431427B2 (ja) 2011-08-31 2011-08-31 自動倉庫システム

Country Status (8)

Country Link
US (1) US9315320B2 (ja)
EP (1) EP2752376B1 (ja)
JP (1) JP5431427B2 (ja)
CN (2) CN103764524B (ja)
ES (1) ES2606023T3 (ja)
PL (1) PL2752376T3 (ja)
SG (1) SG2014014476A (ja)
WO (1) WO2013031660A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014166640A3 (de) * 2013-04-12 2015-01-22 Fraunhofer-Gesellschaft Zur Förderung Der Angewandten Forschung E.V. . Bedienfahrzeug, verfahren zum bewegen eines bedienfahrzeugs an einer lagerregal-anordnung und lagerregal-anordnung
WO2017144054A1 (de) 2016-02-26 2017-08-31 Baumüller Nürnberg GmbH Regalbediengerät für einen parallelen betrieb eines hochregallagers sowie ein betriebsverfahren hierfür
JP2018517646A (ja) * 2015-06-02 2018-07-05 アラート イノヴェイション インコーポレイテッド 保管・出庫システム
JP2021024736A (ja) * 2019-08-07 2021-02-22 杭州慧倉信息科技有限公司 新型シャトル台車に基づいたマテリアルハンドリングシステム

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9139363B2 (en) 2013-03-15 2015-09-22 John Lert Automated system for transporting payloads
CA2983630A1 (en) * 2015-04-27 2016-11-03 Scott GRAVELLE Storage and retrieval system
US11203486B2 (en) 2015-06-02 2021-12-21 Alert Innovation Inc. Order fulfillment system
US11142398B2 (en) 2015-06-02 2021-10-12 Alert Innovation Inc. Order fulfillment system
JP6937022B2 (ja) * 2015-06-09 2021-09-22 ゲット ファブリック リミテッド ロボット在庫処理
US9796527B1 (en) * 2015-09-29 2017-10-24 Amazon Technologies, Inc. High density automated storage and retrieval system
US10078330B2 (en) 2016-03-25 2018-09-18 International Business Machines Corporation Coordinating robotic apparatus deliveries
CA3043896A1 (en) 2016-11-17 2018-05-24 Alert Innovation Inc. Automated-service retail system and method
JP7353978B2 (ja) 2016-11-29 2023-10-02 アラート イノヴェイション インコーポレイテッド 自動小売サプライチェーン及び在庫管理システム
JP2020504066A (ja) 2017-01-10 2020-02-06 アラート イノヴェイション インコーポレイテッド 交換可能自動移動ロボットを備えた自動ストア
US11315072B2 (en) 2017-02-24 2022-04-26 Alert Innovation Inc. Inventory management system and method
DE102017104990A1 (de) 2017-03-09 2018-09-13 Dematic Gmbh Verfahren zur Auslagerung von Waren aus einem Lager zur Auftragserfüllung
EP3612473A1 (en) 2017-04-18 2020-02-26 Alert Innovation Inc. Picking workstation with mobile robots & machine vision verification of each transfers performed by human operators
WO2018218620A1 (zh) * 2017-06-01 2018-12-06 北京极智嘉科技有限公司 货物拣选系统和货物拣选方法
WO2019032651A1 (en) 2017-08-08 2019-02-14 Alert Innovation Inc. UNIVERSAL PREACHER FOR THE TRANSPORT OF BAC AND SUB-BAC
US10766699B2 (en) * 2017-08-31 2020-09-08 Alert Innovation Inc. Order fulfillment robot capable of horizontal and vertical motion
JP2019077508A (ja) * 2017-10-20 2019-05-23 住友重機械搬送システム株式会社 自動倉庫システム
US11623342B2 (en) 2017-12-12 2023-04-11 Walmart Apollo, Llc Configurable service isolation zones for service of equipment employing mobile robots
ES2724360A1 (es) * 2018-03-05 2019-09-10 Regueiro Grela Jose Manuel Unidad integral de comercio
CN115123719A (zh) 2018-06-12 2022-09-30 自动存储科技股份有限公司 自动存取系统
JP7407745B2 (ja) * 2018-06-12 2024-01-04 アウトストア・テクノロジー・エーエス 荷下ろし構成体および荷下ろしステーション、ならびに、保管コンテナからアイテムを降ろす方法
WO2020028822A1 (en) 2018-08-02 2020-02-06 Alert Innovation Inc. Automated decant system
CN111908007B (zh) * 2020-08-06 2022-03-29 南京航空航天大学 大型无人机物流配送作业机器人装置、系统及配送方法
US11845609B2 (en) * 2021-10-12 2023-12-19 Frazier Industrial Company Pallet spacing system and method
DE102022002933A1 (de) 2022-08-11 2024-02-22 Advastore Se Passives Regalsystem

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60148704U (ja) * 1984-03-12 1985-10-02 小川 淳次 移動昇降荷台付きユニツトコンテナ
JPH02139804U (ja) * 1989-04-26 1990-11-22
US5190427A (en) * 1991-10-02 1993-03-02 Necer International Co., Ltd. Computer-controlled block to block shifting type multi-floor multi-block equipment conveying and storage system
JPH11301816A (ja) * 1998-04-17 1999-11-02 Murata Mach Ltd 自動倉庫
JPH11310306A (ja) * 1998-04-27 1999-11-09 Murata Mach Ltd 自動倉庫
JP2000034003A (ja) * 1998-07-21 2000-02-02 Murata Mach Ltd 自動倉庫

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE957200C (de) * 1954-07-01 1957-01-31 Christian Philipp Weck Dipl In Speicher-Einrichtung fuer beliebige Gueter, z.B. gleichartige Einzelgueter usw., insbesondere fuer Kraftfahrzeuge
FR1231535A (fr) 1959-07-31 1960-09-29 Dispositif de montage d'un conditionnement constitué par une gaine souple et une enveloppe rigide
US3462006A (en) 1968-06-18 1969-08-19 Us Plywood Champ Papers Inc Display package and carton therefor
DE1938473A1 (de) * 1969-07-29 1971-04-22 Svanstroem Holger Dipl Ing Automatisches Hochleistungs-Lagersystem
FR2178786B1 (ja) * 1972-04-06 1976-10-29 Malherbe Jean Marie
DE3402996A1 (de) * 1984-01-28 1985-08-01 Fördertechnische Forschungsgesellschaft mbH, 2000 Hamburg Anlage zum ein- und auslagern von containern unter verwendung eines hochregallagers
JPS60183405A (ja) * 1984-02-28 1985-09-18 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 自動倉庫用クレ−ンの位置制御装置
US5060211A (en) * 1990-04-10 1991-10-22 Eastman Kodak Company Transport drive and support means for an automated data library
ATE136000T1 (de) * 1992-02-17 1996-04-15 Inventio Ag Personen-fördersystem
JPH0642810U (ja) * 1992-11-16 1994-06-07 村田機械株式会社 自動倉庫
DE20019591U1 (de) 2000-11-18 2001-05-10 Hans Juergen Funsch Marzipanko Verpackung für Figuren
JP2008100848A (ja) 2003-03-10 2008-05-01 Hirata Corp 自動保管システム
US7591630B2 (en) * 2003-08-29 2009-09-22 Casepick Systems, Llc Materials-handling system using autonomous transfer and transport vehicles
GB2407315A (en) * 2003-10-25 2005-04-27 Hewlett Packard Development Co A mobile picker, storage structure and storage system
US7381022B1 (en) * 2004-12-18 2008-06-03 Rodney Joe King Automated 3-dimensional multitasking, stocking, storage, and distribution system
DE102005048379B4 (de) * 2005-10-10 2009-08-20 Hänel & Co. Lagerregal mit einer Vielzahl von Regaleinheiten
JP4756367B2 (ja) * 2006-08-17 2011-08-24 株式会社ダイフク 物品収納設備
HU229022B1 (hu) * 2009-03-02 2013-07-29 Antal Zombori Tárolóberendezés raktározáshoz
US20110255940A1 (en) * 2010-04-20 2011-10-20 Wildfeuer Jeffrey T Cartridge-type-loading transit case system and method for loading electronic racks in a receiver rack

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60148704U (ja) * 1984-03-12 1985-10-02 小川 淳次 移動昇降荷台付きユニツトコンテナ
JPH02139804U (ja) * 1989-04-26 1990-11-22
US5190427A (en) * 1991-10-02 1993-03-02 Necer International Co., Ltd. Computer-controlled block to block shifting type multi-floor multi-block equipment conveying and storage system
JPH11301816A (ja) * 1998-04-17 1999-11-02 Murata Mach Ltd 自動倉庫
JPH11310306A (ja) * 1998-04-27 1999-11-09 Murata Mach Ltd 自動倉庫
JP2000034003A (ja) * 1998-07-21 2000-02-02 Murata Mach Ltd 自動倉庫

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014166640A3 (de) * 2013-04-12 2015-01-22 Fraunhofer-Gesellschaft Zur Förderung Der Angewandten Forschung E.V. . Bedienfahrzeug, verfahren zum bewegen eines bedienfahrzeugs an einer lagerregal-anordnung und lagerregal-anordnung
US10450136B2 (en) 2013-04-12 2019-10-22 Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung Der Angewandten Forschung E.V. Operating vehicle, method for moving an operating vehicle at a storage rack arrangement, and storage rack arrangement
JP2018517646A (ja) * 2015-06-02 2018-07-05 アラート イノヴェイション インコーポレイテッド 保管・出庫システム
JP7143212B2 (ja) 2015-06-02 2022-09-28 アラート イノヴェイション インコーポレイテッド 保管・出庫システム
WO2017144054A1 (de) 2016-02-26 2017-08-31 Baumüller Nürnberg GmbH Regalbediengerät für einen parallelen betrieb eines hochregallagers sowie ein betriebsverfahren hierfür
US10850959B2 (en) 2016-02-26 2020-12-01 Baumueller Nuernberg Gmbh Storage and retrieval device for parallel operation of a high-bay warehouse and operating method therefor
JP2021024736A (ja) * 2019-08-07 2021-02-22 杭州慧倉信息科技有限公司 新型シャトル台車に基づいたマテリアルハンドリングシステム

Also Published As

Publication number Publication date
CN105314317B (zh) 2018-02-16
PL2752376T3 (pl) 2017-03-31
SG2014014476A (en) 2014-05-29
US9315320B2 (en) 2016-04-19
EP2752376B1 (en) 2016-10-05
EP2752376A1 (en) 2014-07-09
EP2752376A4 (en) 2015-06-03
WO2013031660A1 (ja) 2013-03-07
CN105314317A (zh) 2016-02-10
CN103764524A (zh) 2014-04-30
ES2606023T3 (es) 2017-03-17
JP5431427B2 (ja) 2014-03-05
US20140212249A1 (en) 2014-07-31
CN103764524B (zh) 2015-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5431427B2 (ja) 自動倉庫システム
JP6222135B2 (ja) 自動倉庫
WO2020057571A1 (zh) 可移动式密集存拣装置、组合式仓储系统及其组装方法
CN112320178B (zh) 立体库用穿梭车换层提升机及穿梭车运输装置
WO2022089496A1 (zh) 货架及搬运机器人
JP2019077508A (ja) 自動倉庫システム
JP2019006517A (ja) 荷物受け渡しシステム
JP2020090364A (ja) 搬送車
JP5916235B2 (ja) 自動倉庫システム
JP2023129565A (ja) 自動倉庫システム
JP2023133357A (ja) 搬送車
JP2005047369A (ja) 自走台車システム及びこれに用いられる自走台車
US20220017303A1 (en) High density storage and retrieval system
JP5365302B2 (ja) 走行車システム
JP2023523552A (ja) 片持ち梁構築物を伴うコンテナ荷役車両および複数のコンテナ荷役車両を備える自動保管および回収システム
JP7075766B2 (ja) 自動倉庫システム
JPH02117507A (ja) 物流装置
JP6801364B2 (ja) 懸垂式スタッカクレーン
JP6686475B2 (ja) スタッカクレーン
JP7331445B2 (ja) スタッカクレーン
US20240092568A1 (en) Transport Vehicle
JP7322917B2 (ja) 搬送車
JP7137372B2 (ja) 自動倉庫システム
JP2018069838A (ja) 駆動台車
JP2018070307A (ja) 自動倉庫

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5431427

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees