JP2013049406A - 自在キャスターのブレーキ機構 - Google Patents

自在キャスターのブレーキ機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2013049406A
JP2013049406A JP2012160996A JP2012160996A JP2013049406A JP 2013049406 A JP2013049406 A JP 2013049406A JP 2012160996 A JP2012160996 A JP 2012160996A JP 2012160996 A JP2012160996 A JP 2012160996A JP 2013049406 A JP2013049406 A JP 2013049406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation
stopper
wheel
base
brake mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012160996A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Hotta
国男 堀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hotta & Co Ltd
Hotta Co Ltd
Original Assignee
Hotta & Co Ltd
Hotta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hotta & Co Ltd, Hotta Co Ltd filed Critical Hotta & Co Ltd
Priority to JP2012160996A priority Critical patent/JP2013049406A/ja
Publication of JP2013049406A publication Critical patent/JP2013049406A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Abstract


【課題】自在キャスターにおける車輪の回転と回動をも停止するブレーキ機構に関する。
【解決手段】回転基台の回動停止手段と、車輪停止手段を備え、回動停止手段を昇降する昇降部材12に連結板13を設け、この連結板13に連結孔16を形成し、固定基台5に凸部18を設け、凸部18が連結孔16に嵌合して回転基台5の回動を停止し、離脱して回動可能にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、自在キャスターのブレーキ機構に関し、詳細には自在キャスターにおける車輪の停止と共に、自在回動をも停止するブレーキ機構に関する。
従来、荷物を運搬する台車には固定キャスターの他に、走行方向を変更可能にする自在キャスターが取り付けてあり、これらのキャスターにおけるブレーキ機構は、例えば、特許文献1がある。
この特許文献1に開示のブレーキ機構は、車輪の両側から可撓板を介してブレーキ片で挟着するというものです。
即ち、前記可撓板の中央部を引き上げることによって、可撓板は弓状になり、可撓板の両端部に取り付けのブレーキ片を車輪の両側から挟着するという機構である。
特開2010-23801号公報
前記開示のブレーキ機構は、可撓板を介してブレーキ片で車輪を両側から挟着するので、その挟着力は弱い。そのため、重量物を載置の台車が、下り坂において、前記ブレーキ機構を操作してもブレーキ力が弱く停止できない状態になるし、また、自在キャスターが回動して、斜めに停車するという課題が生ずる。
また、アンロック状態からロック状態に移行するに当たって、ストッパー爪の跳ね上げによって、円滑にロック状態に移行しないという課題があり、その機構を提供する。
請求項1の自在キャスターは、台車等に取り付けの固定基台に回動可能に連結され、回転する車輪を取り付けの回転基台で構成されている。また、この自在キャスターのブレーキ機構は、回転基台を固定基台に対して回動を停止する回動停止手段と、車輪の回転を停止する車輪停止手段を備えている。また、前記回動停止手段を、固定基台に取り付けの昇降する昇降部材に設けてある連結板と、この連結板に形成の連結孔と、前記連結孔に嵌合、離脱可能に前記回転基台に設けてある凸部とで構成されている。そして、前記凸部が連結孔に嵌合して回転基台の回動を停止し、離脱して回動可能にする。
また、請求項2の自在キャスターは、台車等に取り付けの固定基台に回動可能に連結され、回転する車輪を取り付けの回転基台で構成されている。また、この自在キャスターのブレーキ機構は、前記回転基台を固定基台に対して回動を停止する回動停止手段と、車輪の回転を停止する車輪停止手段を備えている。また、前記回動停止手段を、固定基台に取り付けの昇降する昇降部材に設けてある連結板と、この連結板に形成の凸部と、前記凸部に嵌合、離脱可能に前記回転基台に設けてある連結孔とで構成されていて、前記凸部が連結孔に嵌合して回転基台の回動を停止し、離脱して回動可能にする。
また、請求項3の自在キャスターのブレーキ機構は、ワイヤーを介してリンク体を回動し、この回動するリンク体に結合の第2連結体を介して回動する操作部材、及びこの回動する操作部材に結合のストッパー軸作動アームの回動を介して昇降部材を昇降させる。
また、請求項4の自在キャスターのブレーキ機構は、ワイヤーを介してリンク体を回動し、この回動するリンク体にロッドを設け、カム溝を形成のカムは前記カム溝をロッドが案内されて回動し、このカムの回動によって操作部材、及びこの回動する操作部材に結合のストッパー軸作動アームの回動を介して昇降部材を昇降させる。
また、請求項5の自在キャスターは、請求項1または請求項2の自在キャスターのブレーキ機構であって、車輪停止手段として、回転軸に固定の車輪用ストッパーディスクとスイングロック体で構成してある。また、前記車輪用ストッパーディスクの外周にストッパー凹凸を設け、前記スイングロック体にストッパー爪を設けてある。そして、ストッパー爪がストッパー凹凸の凹部に嵌合すると車輪の回転が停止し、離脱して車輪の回転が可能である。
また、請求項6の自在キャスターは、請求項3の自在キャスターのブレーキ機構であって、ストッパー爪とストッパー凹凸の凹部の形状をテーパ状にして、装着、離脱の円滑化を図っている。
本発明のブレーキ機構は、自在キャスターの回動と車輪の回転を停止する。
(A)ロック状態である自在キャスターの正面図,(B)はストッパー爪とストッパー凹凸の凹部の形状を示す図である。 図1の平面図である。 図1の右側面を示す図である。 図1のA〜A断面を示す図である。 アンロック状態である自在キャスターの正面図である。 図5の平面図である。 図5の右側面を示す図である。 図5のA〜A断面を示す図である。 ワイヤーをリンク機構を介して昇降部材を昇降させる正面図であり、アンロック状態を示す。 図9の平面図である。 ワイヤーをリンク機構を介して昇降部材を昇降させる正面図であり、ロック状態を示す。 ワイヤーをカム機構を介して昇降部材を昇降させる正面図であり、アンロック状態を示す。 図12の平面図である。 ワイヤーをカム機構を介して昇降部材を昇降させる正面図であり、ロック状態を示す。
本発明の実施の形態について、一例示として台車等に取り付ける自在キャスターについて、ブレーキがかかっているロック状態である正面を示す図1(A)、図1(A)の平面を示す図2、図1(A)の右側面を示す図3、図1(A)のA〜A断面を示す図4、アンロック状態である正面を示す図5、図5の平面を示す図6、図5の右側面を示す図7、図5のA〜A断面を示す図8を参照して説明する。
台車の台板(図示略)の下には、車輪2の回転が自在な自在キャスター1が取り付けてあり、前記台板に取りける固定基台4と、回転可能な車輪2が回転軸2aに取り付けてある回転基台5とは、ベアリング6を介して連結されている。
そして、前記回転基台5が固定基台4に対して回動停止する回動停止手段について説明する。
前記固定基台4には回動可能にストッパー軸作動アーム7が設けてあり、その端部に取り付けの操作部材8を介して、ワイヤー9を引っ張ることによって前記ストッパー軸作動アーム7が回動する。
また、前記ストッパー軸作動アーム7の中心を挟んで一対の作動部材10が設けてある、そして、これらの作動部材10に横設の連結部材11には昇降部材12が設けてあり、作動部材10と連結部材11とでリンク機構を構成する。
また、前記昇降部材12の下端部には連結板13が、主バネ15を介して取り付けてあり、前記連結板13には90°間隔で、4箇所のコ字状の切り欠け形状の連結孔16が形成してあり、後述する回転基台5に取り付けのスイングロック体17に設けてある凸部18と嵌合する。
また、前記主バネ15によって、前記連結孔16は、常時、凸部18と嵌合するように付勢して、固定基台4と回転基台5との連結を可能にしている。
尚、前記連結孔16は4個設けてあるが、その数は任意であり、例えば、45°の8個を設けると、最大45°の回転基台5の回転により、連結孔16と凸部18とが嵌合して回動が停止される。
以上の構成による回動停止手段であるが、この回動停止手段の要部は、固定基台4に取り付けてある昇降部材12(連結板13)を上昇させることによって、凸部18は連結孔16から離脱して、回転基台5は固定基台4に対して回動自在になり、一方、昇降部材12(連結板13)を下降させることによって、凸部18が連結孔16に嵌合して、回転基台5は固定基台4に対して回動不可となりロック状態になる。
尚、主バネ15とワイヤー9を引っ張ることによって、前記昇降部材12(連結板13)を昇降させる機構を採用しているが、その他、操作部材を昇降させて前記昇降部材12(連結板13)を昇降させる機構等、種々の構成であってもよい。
また、前記回動停止手段に対して、昇降部材12の連結板13に凸部18を設け、回転基台5に取り付けのスイングロック体17に連結孔16を設ける、即ち、前記回動停止手段とは連結孔16、凸部18を逆に設ける構成であってもよい。
次に、車輪回転停止手段について説明すると、前記回転基台5に設けてある回転軸2aには、回転可能な車輪2と、回転しない固定された車輪用ストッパーディスク21が取り付けてあり、車輪用ストッパーディスク21の外周には後述するストッパー爪22が嵌合するストッパー凹凸23が形成されている。
なお、このストッパー爪22とストッパー凹凸23の凹部とが接触する接触部22a、23aの形状はテーパー状であり、ストッパー爪22の接触部22aは幅広になるテーパーであり、ストッパー凹凸23の凹部における接触部23aは幅狭くなるテーパーであり、このテーパー状による接触によって、重量物を載置の台車等に対して、円滑に嵌合してブレーキがかかり、離脱をして回転可能となる。
また、前記回転基台5には、スイングロック体17が爪軸25で回動可能に取り付けてあり、そのスイングロック体17には前記ストッパー凹凸23の凹部に嵌合して車輪2を停止させるストッパー爪22が設けてある。
また、前記スイングロック体17を、常時、ストッパー凹凸23の凹部から離脱させるために、離脱バネ26が、前記爪軸25の左側に設けてあると共に、スイングロック体17の上限位置を規制する上限ピン27が設けてある。
このように、ストッパー爪22がストッパー凹凸23の凹部に嵌合して停止させる機構は堅固であり、重量物を載置の台車等であっても、滑ることなくロック(ブレーキ)がかかった状態になる。
次に、前記ブレーキ機構の作用について説明すると、図1〜図3はブレーキがかかったロック状態である。
このロック状態は、ワイヤー9は引っ張り状態ではなく、昇降部材12は主バネ15によって、前記連結孔16に凸部18が嵌合して、回転基台5は固定基台4と連結して、回転基台5の回動を不可にしている。即ち、回動停止手段によって、回転基台5の回動はロック状態である。
また、前記主バネ15の反発力は離脱バネ26の反発力に打ち勝って、ストッパー爪22はストッパー凹凸23の凹部に嵌合して、車輪2は停止される。即ち、車輪停止手段はブレーキがかかったロック状態である。
一方、台車等を走行させるときには、ワイヤー9を引っ張ることによって、操作部材8を介してストッパー軸作動アーム7が回動して、昇降部材12は主バネ15を圧縮して上昇する。そのため、連結孔16から凸部18が離脱して、回転基台5は固定基台4から切り離されて、回転基台5は回動自在になり、回動停止手段の回動はアンロック状態である。
また、スイングロック体17は、離脱バネ26によって、ストッパー爪22はストッパー凹凸23の凹部から離脱し、車輪2の回転が可能になる。即ち、車輪停止手段はアンロック状態になり、台車等の走行が可能になる。
尚、本願発明は、回動自在な自在キャスターに対するブレーキ機構であり、回動停止手段によって回転基台5は固定基台4に対して回動不可にし、更に、車輪停止手段によって車輪の回転を停止させるものであり、車輪停止手段は他の公知の機構を採用してもよい。
次に、前記回動停止手段によって回転基台5は固定基台4に対して回動不可にし、更に、車輪停止手段によって車輪の回転を停止させるものである。しかし、車輪が回転中にワイヤー9を引っ張ると、ストッパー爪22がストッパー凹凸23の凹部に嵌合するように作用するが、ストッパー爪22が跳ね上げて主バネ15の反発力に打ち勝って、連結板13を上昇させて、円滑にロック状態にならないということがおこる。
そこで、その解決策として、主バネ15の反発力を高めるという選択があるが、前記主バネ15の反発力に打ち勝ってアンロック状態にするときには、ワイヤー9の引っ張り力が大きくなって好ましくない。
そこで、図1に示すワイヤー9が操作部材8に直接、接続してなる構成に替えて、図9(正面図)、図10(平面図)、図11(正面図)に示すリンク機構を介して、操作することについて説明する。尚、図9は後記で詳述するがアンロック状態であり、図11はロック状態である。
ワイヤー9は第1連結体51の端部に接続されている。また、固定軸である第1の支点53を頂部とする回動可能な三角状のリンク体55が取り付けてあり、このリンク体55の下部の左側には前記第1連結体51の他端部と回動可能に結合すると共に、右側には、第2連結体57の端部を第2の支点54として回動可能に結合する。
また、前記第2連結体57の他端部と前記操作部材8の他端部を第3の支点58として回動可能に連結する。また、前記操作部材8には、前記第2連結体57の側部が係止するストッパーピン60が設けてある。
尚、ワイヤー9は第1連結体51の端部に接続して、ワイヤー9をほぼ直線往復動可能な構成であるが、ワイヤー9を、直接、前記第1連結体51の端部に相当する箇所のリンク体55に結合してもよい。
また、前記リンク体55を常時、反時計方向に回動してロック状態にするために、前記主バネ15に替えて、ワイヤー9を緩める方向に引っ張っている主バネ62が取り付けてあり、バネ62とバネ15は同じ作用をなす。また、前記操作部材8の回動はストッパー軸作動アーム7を回動し、一対の作動部材10と連結部材11の回動を介して、昇降部材12を昇降する。
図9は、主バネ62の引っ張り力に打ち勝って、ワイヤー9を引っ張った状態であり、回動停止手段の回動はアンロック状態である。
ワイヤー9を引っ張ると、第1連結体51を介してリンク体55は第1の支点53である固定軸で時計方向に回動する。そして、第2連結体57は左方向に移動し、操作部材8を時計方向に回動し、この操作部材8の時計方向の回動によって、ストッパー軸作動アーム7が時計方向に回動して、一対の作動部材10と連結部材11の回動を介して、昇降部材12は上昇する。
そのため、連結孔16から凸部18が離脱して、回転基台5は固定基台4から切り離されて、回転基台5は回動自在になり、回動停止手段の回動はアンロック状態になる。
次に、アンロック状態からロック状態への操作について図11を参照して説明すると、ワイヤー9の引っ張りをなくすと、主バネ62の引っ張りにより、リンク体55は第1の支点53である固定軸で反時計方向に回動して、第2連結体57の他端部に結合の操作部材8は反時計方向の回動し、第2連結体57の他端部と前記操作部材8の他端部を結合の第3の支点58と、第2連結体57の端部である第2の支点54及び前記固定軸である第1の支点53は、ほぼ、直線状に位置する方向に移動する。
なお、前記第2連結体57の側部はストッパーピン60に当たるまでの回動が可能であり、このストッパーピン60は、第2連結体57がそれ以上回動した状態でワイヤー9を引っ張るとアンロック状態にすることができないことを防止するものである。
前記のリンク機構に対して、ストッパー爪22が跳ね上げて昇降部材12を上昇させる力は、操作部材8の回転モーメントとして作用するが、前記リンク体55、第2連結体57及び操作部材8で構成のリンク機構における第1の支点53、第2の支点54及び第3の支点58が、前記したように、ほぼ直線状に位置する方向に移動することにより、前記操作部材8の回転モーメントは抑制されて、昇降部材12の上昇も抑制される。
そのため、アンロック状態からロック状態に移行する過程において、前記操作部材8の回転モーメント、即ち、昇降部材12の上昇が順次抑制されて、車輪4が回転中であっても、円滑に、ロック状態に移行する。
次に、前記リンク機構と異なり、図12(正面図)、図13(平面図)、図14(正面図)に示すカム機構を介して、操作することについて説明する。尚、図12は後記で詳述するがアンロック状態であり、図14はロック状態である。
ワイヤー9は第1連結体51の端部に接続されている。また、固定軸71を頂部とする回動可能な三角状のリンク体70を取り付けて、このリンク体70の下部の左側には前記第1連結体51の他端部と回動可能に結合すると共に、右側にはロッド73が取り付けてある。
また、ストッパー軸作動アーム7で回動するカム75には、前記ロッド73を案内するカム溝78が形成してある。このカム溝78に従って、カム75、即ち、ストッパー軸作動アーム7が回動し、一対の作動部材10と連結部材11の回動を介して、昇降部材12を昇降する。
尚、ワイヤー9は第1連結体51の端部に接続して、ワイヤー9をほぼ直線往復動可能な構成であるが、ワイヤー9を、直接、リンク体70に結合してもよい。また、前記リンク体70を常時、反時計方向に回動してロック状態にするために、前記主バネ15に替えて、ワイヤー9を緩める方向に引っ張っている主バネ79が取り付けてあり、バネ79とバネ15は同じ作用をなす。

次に、図12に示すワイヤー9を主バネ79に打ち勝って引っ張った状態であるアンロック状態について説明する。このワイヤー9の引っ張りにより、固定軸71でリンク体70が時計方向に回動し、ロッド73を介してカム溝78に案内されて、カム75は時計方向に回動する。このカム75の時計方向の回動により、ストッパー軸作動アーム7が時計方向に回動し、一対の作動部材10の時計方向の回動によって、連結部材11を介して昇降部材12は上昇して、アンロック状態になる。
次に、アンロック状態からロック状態への操作について図14を参照して説明する。ワイヤー9の引っ張りをなくすと、主バネ79の引っ張りにより、リンク体70は固定軸71で反時計方向に回動する。そして、ロッド73はカム溝78に案内されて、カム75は反時計方向に回動することにより、ストッパー軸作動アーム7が反時計方向に回動する。
前記カム機構において、ストッパー爪22が跳ね上げて昇降部材12が上昇する力は、連結部材11と作動部材10を介してカム75を時計方向のモーメントとして作用するが、アンロック状態からロック状態への過程において、カム溝78の形状は、ロッド73を介して固定軸71で回動するリンク体70の時計方向のモーメントを、順次、小さくなるように形成してある。即ち、リンク体70の時計方向のモーメントが順次、抑制されると共に、カム75の時計方向へのモーメントが抑制される。
そのため、ワイヤー9を緩めてアンロック状態からロック状態に移行すると、前記カム機構によって、カム75の時計方向へのモーメントが順次抑制され、即ち、昇降部材12の上昇が順次抑制されて、車輪4が回転中であっても、円滑に、ロック状態に移行できる。
2 車輪
4 固定基台
5 回転基台
7 ストッパー軸作動アーム
12 昇降部材
13 連結板
15,62,79 主バネ
16 連結孔
17 スイングロック体
18 凸部
22 ストッパー爪
23 ストッパー凹凸23
26 離脱バネ
55 リンク体
57 第2連結体
73 ロッド
75 カム
78 カム溝

Claims (6)

  1. 台車等に取り付けの固定基台に回動可能に連結され、回転する車輪を取り付けの回転基台で構成の自在キャスターであって、
    前記回転基台を固定基台に対して回動を停止する回動停止手段と、車輪の回転を停止する車輪停止手段を備え、
    前記回動停止手段を、固定基台に取り付けの昇降する昇降部材に設けてある連結板と、この連結板に形成の連結孔と、前記連結孔に嵌合、離脱可能に前記回転基台に設けてある凸部とで構成され、
    前記凸部が連結孔に嵌合して回転基台の回動を停止し、離脱して回動可能にすることを特徴とする自在キャスターのブレーキ機構。
  2. 台車等に取り付けの固定基台に回動可能に連結され、回転する車輪を取り付けの回転基台で構成の自在キャスターであって、
    前記回転基台を固定基台に対して回動を停止する回動停止手段と、車輪の回転を停止する車輪停止手段を備え、
    前記回動停止手段を、固定基台に取り付けの昇降する昇降部材に設けてある連結板と、この連結板に形成の凸部と、前記凸部に嵌合、離脱可能に前記回転基台に設けてある連結孔とで構成され、
    前記凸部が連結孔に嵌合して回転基台の回動を停止し、離脱して回動可能にすることを特徴とする自在キャスターのブレーキ機構。
  3. 請求項1または請求項2の自在キャスターのブレーキ機構であって、
    ワイヤーを介してリンク体を回動し、この回動するリンク体に結合の第2連結体を介して回動する操作部材、及びこの回動する操作部材に結合のストッパー軸作動アームの回動を介して昇降部材を昇降させることを特徴とする自在キャスターのブレーキ機構。
  4. 請求項1または請求項2の自在キャスターのブレーキ機構であって、
    ワイヤーを介してリンク体を回動し、この回動するリンク体にロッドを設け、カム溝を形成のカムは前記カム溝をロッドが案内されて回動し、このカムの回動によって操作部材、及びこの回動する操作部材に結合のストッパー軸作動アームの回動を介して昇降部材を昇降させることを特徴とする自在キャスターのブレーキ機構。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項の自在キャスターのブレーキ機構であって、
    車輪停止手段として、回転軸に固定の車輪用ストッパーディスクとスイングロック体で構成し、
    前記車輪用ストッパーディスクの外周にストッパー凹凸を設け、
    前記スイングロック体にストッパー爪を設け、
    ストッパー爪がストッパー凹凸の凹部に嵌合すると車輪の回転が停止し、離脱して車輪の回転が可能であることを特徴とする自在キャスターのブレーキ機構。
  6. 請求項5の自在キャスターのブレーキ機構であって、
    ストッパー爪とストッパー凹凸の凹部の形状をテーパ状にすることを特徴とする自在キャスターのブレーキ機構。
JP2012160996A 2011-08-02 2012-07-19 自在キャスターのブレーキ機構 Pending JP2013049406A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012160996A JP2013049406A (ja) 2011-08-02 2012-07-19 自在キャスターのブレーキ機構

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011169058 2011-08-02
JP2011169058 2011-08-02
JP2012160996A JP2013049406A (ja) 2011-08-02 2012-07-19 自在キャスターのブレーキ機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013049406A true JP2013049406A (ja) 2013-03-14

Family

ID=48011829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012160996A Pending JP2013049406A (ja) 2011-08-02 2012-07-19 自在キャスターのブレーキ機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013049406A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020142600A (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 大日本印刷株式会社 台車
JP2021062806A (ja) * 2019-10-16 2021-04-22 株式会社ジェネシス キャスターのブレーキ装置
JP7026978B1 (ja) 2021-02-05 2022-03-01 株式会社日乃本錠前 キャスタ、台車、キャスタ付鞄、及びキャスタ付機器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60135303A (ja) * 1983-12-23 1985-07-18 Nanshin Gomme Kogyosho:Kk 制動装置き付キヤスタ−
JPS60236801A (ja) * 1984-05-09 1985-11-25 Fuji Xerox Co Ltd 電子写真複写機等のキヤスタ−
JP2001001703A (ja) * 1999-06-22 2001-01-09 Nansin Co Ltd ロック機構を備えた双輪キャスタ
JP2011098657A (ja) * 2009-11-06 2011-05-19 Tokai Caster Kk 複数キャスタのロック機構

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60135303A (ja) * 1983-12-23 1985-07-18 Nanshin Gomme Kogyosho:Kk 制動装置き付キヤスタ−
JPS60236801A (ja) * 1984-05-09 1985-11-25 Fuji Xerox Co Ltd 電子写真複写機等のキヤスタ−
JP2001001703A (ja) * 1999-06-22 2001-01-09 Nansin Co Ltd ロック機構を備えた双輪キャスタ
JP2011098657A (ja) * 2009-11-06 2011-05-19 Tokai Caster Kk 複数キャスタのロック機構

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020142600A (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 大日本印刷株式会社 台車
JP7253406B2 (ja) 2019-03-05 2023-04-06 大日本印刷株式会社 台車
JP2021062806A (ja) * 2019-10-16 2021-04-22 株式会社ジェネシス キャスターのブレーキ装置
WO2021075079A1 (ja) * 2019-10-16 2021-04-22 株式会社ジェネシス キャスターのブレーキ装置
JP7431010B2 (ja) 2019-10-16 2024-02-14 株式会社ジェネシス キャスターのブレーキ装置
JP7026978B1 (ja) 2021-02-05 2022-03-01 株式会社日乃本錠前 キャスタ、台車、キャスタ付鞄、及びキャスタ付機器
JP2022120318A (ja) * 2021-02-05 2022-08-18 株式会社日乃本錠前 キャスタ、台車、キャスタ付鞄、及びキャスタ付機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8640832B2 (en) Central control braking system
JP5294272B2 (ja) 案内車輪アッセンブリ、特に病院ベッド用案内車輪アッセンブリ
JP2013049406A (ja) 自在キャスターのブレーキ機構
GB2456526A (en) Rail trolley
JP6578545B2 (ja) 車両のブレーキ機構
JP5361792B2 (ja) ブレーキ付きキャスター、キャスターユニット、それらを備えた移動車
JP6488227B2 (ja) 自在キャスタのロック装置、およびそのロック装置が設けられた移動体
JP2012006409A (ja) 台車のブレーキ機構
JP5002487B2 (ja) 手押し運搬車
WO2012001717A1 (en) Braking assembly, particularly for wheels of trolleys, bins and manually moved structures in general
JP6229237B2 (ja) 移動車
JP5812792B2 (ja) リフトアップキャスター
JP6311857B2 (ja) 台車のブレーキ機構
JP5766558B2 (ja) 手押し運搬車における自在車輪の制動装置
JP7061248B2 (ja) ブレーキ機構
JP6252857B2 (ja) 連結機構及び台車牽引システム
JP2010070098A (ja) 手押し運搬車のキャスタ装置
JP5529642B2 (ja) 車両のブレーキ機構
KR101465956B1 (ko) 트롤리
JP2014111419A (ja) 自在キャスターのロック機構
KR200363567Y1 (ko) 캐스터용 제동장치
JP4236534B2 (ja) キャスタ
CN220500696U (zh) 用于铁路车辆的制动式防溜装置
JP2018176827A (ja) ブレーキユニット
TWM536175U (zh) 座椅高低調整裝置的把手卡掣結構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160906

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20161020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161209

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170530