JPS60236801A - 電子写真複写機等のキヤスタ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 木考案は大型の電子写真複写機等に使用するキャスター
に関するものである。

（従来の技術） 従来のこの種の機械に使用されているキャスターは、た
とえば第１図に示すように円盤状に設けた座板１の下部
に二股状の支持脚２を固定し、該。

支持脚２には軸３を用いてローラ４を回転可能に取付け
ると共に、前記座板１の中央部には垂直軸５を取付け、
蚊垂直軸６の外周にはボールベアリング６等を配置する
ように構成されていて、通常大型の電子写真複写機等の
機械本体の下部フレーム７の四隅に、前記垂直軸５及び
ボールベアリング６等を介して、首振りと称−されてい
る水平方向３６０”回転可能な状＠に取付けられて使用
されていた。しかるにこのように機械本体の下部フレー
ム５０四隅に取付けたキャスターが四個とも首振り可能
であった場合、設置指定位置での当該機械本体の方向や
位置の修正は容易であるかわりに一直進性が悪いので、
当該機械本体を或箇所から他の箇所へと移動させること
は不向きといった欠点があった。そこでこの欠点を避け
るため、前記機械本体の下部フレーム７の四隅に取付け
る四個のキャスターのうち１片側二隅のキャスターの座
板１を機械本体の下部フレーム７に直付けしてしまい、
これによって当骸二隅のキャスターの進行方向を一方向
へのみの進退だけに限定して直進性を良くしようとした
複写機があるが、この場合、当該複写機の移動は容易に
なるかわりに、その動作の融通性が失なわれて、設置指
定位置に当該複写機を正確に設置するＫは作業者は該複
写機を何回も方向修正しなければならないといった欠点
があった。

（発明の目的） 本発明は上記従来の電子写真複写機等に使用するキャス
ターの欠点を除去するためになされたものであって、前
記機械本体の下部フレームに取付けるキャスターの機能
を必要に応じて首振り可能な状態から首振り不可能な状
ｌ１ｌＫ切換見られるようにして、当該キャスターを取
付けた電子写真複写機等の機械本体の移動又は設置指定
位置への設置時等における。これらの作業を複数の人手
をわずられすこと表く容易迅速に行なえるよう托した電
子写真複写機等のキャスターを提供することを目的とし
たものである。

（発明の構成） そのために本発明は、前記電子写真複写機等の機械本体
の下部フレームの四隅に垂直軸及びボールベアリング等
を用いて首振り可能に取付けるキャスターを、当該キャ
スターと該キャスターの首振りを必要に応じ一時固定し
ておくための固定機構との組合せで構成し、キャスター
何には前記座板の一外周に先端を先細状にした凸部を設
けると共に、これに対する固定機構側は、前記機械本体
の下部フレームの適所に、キャスターの凸部を有する座
板に対向させて、先端外周にテーパ一部を設け、中央に
は横状に前記座板の凸部を嵌合するための１円錐台形状
の凹溝を有するキャップ体を取付けた適当な長さの摺動
杆を、適数の軸受を用いて水平状に摺動可能に取付ける
よ２うにし、そして該摺動杆の先端のキャップ体と軸受
との間にはコイルスプリング等の弾性体を巻着して当該
摺動杆の先端のキャップ体が常時座板の外周に圧接して
いるようにし、これによって前記機械本体を或一定の方
向へ移動させると、キャップ体の凹溝内に座板の凸部が
自動的に嵌合し、又これとは反対に当該嵌合状態から離
脱するようにして、前記凸部が凹溝内に嵌合していると
き、座板はその３６０″方向への回転を固定され、キャ
スターの首振り動作を不可能にし、その結果、当該キャ
スターの進行方向を一方向へのみの進退だけに規制し、
かわりにその方向への直進性を良くして当該キャスター
を備えた機械本体の移動を容易にするようにしたもので
ある。

（実施例） 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。

第２図は本発明のキャスターの一実施例の使用状態を示
す一部切欠側面図、第３図は同、平面図である。

これらの図において、電子写真複写機等の機械本体の下
部フレームの四隅に垂直軸−５及びボールベアリング６
等を用いて首振り可能に取付けるキャスターを、当該キ
ャスターとキャスターの首振りを必要に応じて一時固定
しておく固定機構との組合せで構成する。そして前記キ
ャスターはローラ４の支持脚２の上部に固定した円盤状
の座板１の一外周に、第４図に示すような先細状の凸部
８を設けると共に、これに対する固定機構は、機械本体
の下部フレーム７の適所に、前記キャスターの凸部８を
有する座板ＩＫ対向させて、先端外周にテーパー・部９
を設は中央ＫＦｉ前記座板１の凸部８を嵌合す、るため
、第４図に示すような円錐台形状の凹溝１０を有するキ
ャップ体１１を取付けた適当な長さを有する摺動杆１２
を、軸受１３，１４を用いて水平状に摺動可能に取付け
、そして、該摺動杆１２の先端のキャップ体１１と軸受
１４との間にはコイルスプリング等の弾性体１５を巻着
して、当該摺動杆１２の先端のキャップ体１１を常時座
板ｌの外周に圧接しているようにする。

本発明は以上のように構成したものである。次にその動
作について説明する。

まず本発明に係るキャスターを、大型の電子写真複写機
等の機械本体における下部フレーム７の四隅のうち片側
二階に取′付け、残る二階には従来通りの首振り固定機
構をもたないキャスターを取付けておく。そしてこの機
械本体を或部屋から部屋へと移動させ、あらかじめ指定
しておいた位置に設置するＫは、前記機械本体を或一定
方向に移動させて、キャスターに首振り動作を起こさせ
。

該キャスターの座板１の凸部８を第５図（ａ）に示す。

摺動杆１２の先端のキャップ体１１から離れている状態
から第５図（ｂ）　Ｋ示すように接触状態にし、その先
端の先細部でキャップ体１１のテーパ一部９を押圧して
、これを弾性体１５０弾力に抗し、軸受１３．１４方向
へと押しやり１次いで当該凸部８が摺動杆１２の軸と一
直線になったところで前記キャップ体１１が弾性体１５
の復元力ＶＣＪって元の位置に戻るととＫより第５図（
ｅ）に示すように凹溝１０内に嵌合された状態となり座
板１０回転が固定され、これに伴ないキャスターの首振
りが不可能となって、その進行方向を一方向へのみの進
退だけとし、これによってその方向への直進性を良くし
た上で目指す部屋へと運んで行けば良く。

このようにすれば前記電子写真複写機等の機械本体がた
とえ大型のものであっても複数の人手をわずられすこと
なく容易に移動することができることになる。そして当
該機械本体が設置相的位置に到着したら当該機械本体を
再び或方向へと移動させて、キャスターの首振り動作を
行ない、これによって座板１を、第５図（ｃ）に示す当
該座板１の凸部８がキャップ体１１の凹部ｉｏＫ嵌合し
ている状態から自動的に第５図（ｄ）　Ｋ示す状態を経
て第５図（、）に示す離脱した状ｍＶＣＬ、機械本体の
下部フレーム７の四隅のキャスターすべてを首振り可能
な状＃Ｋｌ、た上で当該機械の方向や位置の移動を行々
って設置指定位置に設置すれば良い。

（発明の効果） 本発明は以上のように構成し、且つ使用するものであり
、電子写真複写機等の機械本体の下部フレーム７０四隅
に取付ける本体移動用の四個のキャスターのうち少なく
とも片側の二階のキャスターを、座板ｌの一外周に設け
た凸部８と、摺動杆１２の先＠ＶＣ設けたキャップ体１
１の凹溝１０とＫよって前記首振り可能な状態から不可
能な状態に、又その反対に不可能な状態から可能な状態
へと選択してセットできるようにしたものであるから、
従来の電子写真複写機等の機械本体の下部フレームの四
隅に四個とも首振り可能なキャスターを使用した場合の
機能と、四個のうち片側二階だけのキャスターを首振り
不可能に固定して使用する場合の機能とを兼用するとと
Ｋなるので、当該キャスターを使用した電子写真複写機
等の機械本体は、これを他の個所へ移動及び移動先での
設置指定位置への設置等といった作業を複数の人手を要
することなく容易迅速に行なえるといった効果と。

前記機械本体の下部フレーム７の四隅に設けた四個ツキ
ヤスターのうちの片側の二階のキャスターを１首振り可
能な状態から不可能な状態へ、又その反対に不可能な状
態から可能な状態にするにあたっては、キャスター側の
座板１の凸部８の先端を先細状にし、又これに対する固
定機構側の軸受１３．１４間に摺動可能に設けた摺動杆
１２の先端のキャップ体１１を１弾性体１５によって常
時前記座板１の一外周に圧接させておくと共に、当該キ
ャップ体１１における前記座板１の凸部８と外接する先
端外周にテーパ一部９を設け、又前記凸部８を嵌合する
凹溝１０を円錐台形状に設けることによって、機械本体
を或一定の方向へ移動させるだけで、前記摺動杆１２の
先端におけるキャップ体１１の凹溝１０内に座板１の凸
部８が自動的に嵌合してキャスターの首振りを不可能に
し、又この嵌合状態から離脱して元の首振シ可能な状態
にできるようにしたものであるから、その操作が簡単と
なり、この点においても作業能率の向上に役立つといっ
た効果を有する本のである。

尚、本発明は上記実施例に限定されなければならない理
由はなく、当該キャスターを使用するものとしては前記
電子写真複写機等の他に荷物運搬用の台車であっても良
いし、又該キャスターは前記機械本体又は台車の下部フ
レームの四隈全部に使用しても良いことはいうまでもな
い。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のキャスターの使用状態を示す一部切欠側
面図、第２図は本発明のキャスターの一実施例の使用状
態を示す一部切欠側面図、第３図は同、平面図、第４図
は同、キャップ体の凹溝と座板の凸部との嵌合状態を示
す一部断面拡大側面図、第５図（ａＬ　（ｂＬ　（ｅＬ
　（ｄ）ｆ　（ｅ）は同、キーｗｙプ体と座板の動作順
序を示す平面図である。 図中１・・・降板、２・・・支持脚、３・・・軸、４・
・・ローラ、５・・・垂直軸、６・・・ボールベアリン
グ、７・・・下部フレーム、８・・・凸部、９・・・テ
ーパ一部、１ｏ・・・凹溝、１１・・・キャップ体、１
２・・・摺動杆、１３．１４・・・軸受、１５・・・弾
性体。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電子写真複写機等における機械本体の下部フレームの四
   隅忙垂直軸等を用いて水平方向に３６０”首振り可能に
   取付けるキャスターを、当蚊キャスターと、キャスター
   の首振りを固定する固定機構とで構成し、キャスター側
   においてはロールの支持脚の上部に固定した円盤状の一
   外周に先端を先細状に設けた凸部を設けると共に、固定
   機構側においては、前記キャスターの垂板に対向させて
   、先端外周にテーパ一部を設り中央には横状に前記垂板
   の凸部を嵌合させるための円錐台形状の凹溝を設叶たキ
   ャップ体を、適当な長さを有する摺動杆の先端に固定し
   、該摺動杆を前記機械本体の下部フレームの適所に適数
   の軸受を用いて水平方向に摺動可能に取付けるようＫす
   る一方、当該摺動杆の先端のキャップ体と軸受との間の
   外周にはコイルスプリング等の弾性体を巻着して、当核
   キャップ体の先端を前記垂板の一外周に常時圧接してい
   る状態にしておき、これ忙よって前記機械本体を或一定
   方向へ移動させるとこれに伴ない前記垂板が垂直軸を支
   点として回転し、その−外周の凸部をキャップ体の凹溝
   内に自動的に嵌合又Ｖｉ離脱させて、キャスターの首振
   り動作を不可能、可能の双方に自在にセットできるよう
   如したことを特徴とする電子写真複写機等のキャスター
   。