JPH0617886A - 回動装置 - Google Patents
回動装置Info
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- JPH0617886A JPH0617886A JP17827192A JP17827192A JPH0617886A JP H0617886 A JPH0617886 A JP H0617886A JP 17827192 A JP17827192 A JP 17827192A JP 17827192 A JP17827192 A JP 17827192A JP H0617886 A JPH0617886 A JP H0617886A
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- Japan
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- worm gear
- worm
- rotating
- turret
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- Gear Transmission (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ターレットウォームとウォームギ
アを用いた回動装置であって、ウォームギアによるバッ
ククラッシュをなくして、回転体を常に同じ位置で固定
させることができる回動装置を提供するものである。 【構成】 ウォームギア24を回動自在に支持する一対
の支持部18,18と、ウォームギア24の前端部に取
付けられた回動ハンドル36と、ウォームギア24に設
けられ、該ウォームギアを軸方向の前方に付勢する圧縮
バネ40とよりなり、回転体16と、支持部18との間
に位置決め用当り部50,52を有したものである。
アを用いた回動装置であって、ウォームギアによるバッ
ククラッシュをなくして、回転体を常に同じ位置で固定
させることができる回動装置を提供するものである。 【構成】 ウォームギア24を回動自在に支持する一対
の支持部18,18と、ウォームギア24の前端部に取
付けられた回動ハンドル36と、ウォームギア24に設
けられ、該ウォームギアを軸方向の前方に付勢する圧縮
バネ40とよりなり、回転体16と、支持部18との間
に位置決め用当り部50,52を有したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ターレットウォーム
と、このターレットウォームに係合するウォームギアを
用いた回動装置に関するものである。
と、このターレットウォームに係合するウォームギアを
用いた回動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、上記回動装置を用いた装置は
種々存在する。例えば、その一例として、図5及び図6
に示すような塗工装置100がある。
種々存在する。例えば、その一例として、図5及び図6
に示すような塗工装置100がある。
【0003】塗工装置100は、バックアップロール1
12によって走行するウエブWに、樹脂等を塗付する装
置であって、バックアップロール112の下方に樹脂液
等を塗付するコータ114が配されている。
12によって走行するウエブWに、樹脂等を塗付する装
置であって、バックアップロール112の下方に樹脂液
等を塗付するコータ114が配されている。
【0004】ウエブWへ塗工する場合には、コータ11
4を垂直方向にして(以下,塗工姿勢という)、その先
端部をバックアップロール112にほぼ接触する位置に
固定して、コータ114から樹脂液をウエブWへ噴射す
る。
4を垂直方向にして(以下,塗工姿勢という)、その先
端部をバックアップロール112にほぼ接触する位置に
固定して、コータ114から樹脂液をウエブWへ噴射す
る。
【0005】また、コータ114をメンテナンスする場
合や掃除する場合には、コータ114を支持している支
持台を90°回転させて、コータ114をほぼ水平方向
にして(以下,メンテナンス姿勢という)、メンテナン
スや掃除等を行なっている。そして、コータ114の支
持台116を回転させる回動装置として下記のような構
造である。
合や掃除する場合には、コータ114を支持している支
持台を90°回転させて、コータ114をほぼ水平方向
にして(以下,メンテナンス姿勢という)、メンテナン
スや掃除等を行なっている。そして、コータ114の支
持台116を回転させる回動装置として下記のような構
造である。
【0006】支持台116の回転軸と同軸に設けられた
ターレットウォーム122と、ターレットウォーム12
2に係合するウォームギア124とよりなり、ウォーム
ギア124の前端部に回動ハンドル136が設けられて
いる。また、支持台116と、ターレットウォーム12
2を支持する一対の支持脚116,118のそれぞれ
に、位置決め用当り部の固定当り部152と可動当り部
150が設けられている。すなわち、支持台116をほ
ぼ垂直方向に回動させた場合に、支持台116に設けら
れた位置決め用当り部の可動当り部150と、支持部に
設けられた位置決め用当り部の固定当り部152とが接
触して、コータ114が塗工姿勢で停止する。そして、
支持台116が塗工姿勢で停止すると、支持脚118に
設けられたロックピン146が突出して支持台116に
設けられた挿入孔144に嵌合し、支持台116は支持
脚118に対し完全にロックされる。
ターレットウォーム122と、ターレットウォーム12
2に係合するウォームギア124とよりなり、ウォーム
ギア124の前端部に回動ハンドル136が設けられて
いる。また、支持台116と、ターレットウォーム12
2を支持する一対の支持脚116,118のそれぞれ
に、位置決め用当り部の固定当り部152と可動当り部
150が設けられている。すなわち、支持台116をほ
ぼ垂直方向に回動させた場合に、支持台116に設けら
れた位置決め用当り部の可動当り部150と、支持部に
設けられた位置決め用当り部の固定当り部152とが接
触して、コータ114が塗工姿勢で停止する。そして、
支持台116が塗工姿勢で停止すると、支持脚118に
設けられたロックピン146が突出して支持台116に
設けられた挿入孔144に嵌合し、支持台116は支持
脚118に対し完全にロックされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成の
塗工装置100において、ウォームギア124にバック
クラッシュがあるため、作業者の違いや、作業者が同一
人物であっても、その時の作業の力の入れ加減で、ロッ
ク位置に狂いが生じてくる。すなわち、ロックピン14
6の挿入は、上記のような偶然性が重なったりするた
め、回動ハンドル136で塗工姿勢に支持台116を持
ってきても、ロックピン146が挿入孔144に対し少
しずれて挿入できない場合がある。そのため、このよう
な場合にはロックピン146を挿入孔144に無理矢理
挿入してきた。
塗工装置100において、ウォームギア124にバック
クラッシュがあるため、作業者の違いや、作業者が同一
人物であっても、その時の作業の力の入れ加減で、ロッ
ク位置に狂いが生じてくる。すなわち、ロックピン14
6の挿入は、上記のような偶然性が重なったりするた
め、回動ハンドル136で塗工姿勢に支持台116を持
ってきても、ロックピン146が挿入孔144に対し少
しずれて挿入できない場合がある。そのため、このよう
な場合にはロックピン146を挿入孔144に無理矢理
挿入してきた。
【0008】従って、バックアップロール112とコー
タ114との間の精度にバラツキが生じて、塗工時に、
そのバラツキによる影響を受けてきた。そして、これら
のバラツキをうまく処理するため、作業者のウォームギ
ア124の操作や、その後の熟練度の勘で処理してき
た。
タ114との間の精度にバラツキが生じて、塗工時に、
そのバラツキによる影響を受けてきた。そして、これら
のバラツキをうまく処理するため、作業者のウォームギ
ア124の操作や、その後の熟練度の勘で処理してき
た。
【0009】
【発明の目的】本発明は、上記問題点に鑑み、ターレッ
トウォームとウォームギアを用いた回動装置において、
回転体を常に同じ位置に停止させることができる回動装
置を提供するものである。
トウォームとウォームギアを用いた回動装置において、
回転体を常に同じ位置に停止させることができる回動装
置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の回動
装置は、支持部に回動自在に支持されたターレットウォ
ームに同軸に取付けられた回転体を回動させる回動装置
であって、前記ターレットウォームに係合するウォーム
ギアと、前記ウォームギアの一端部に取付けられた回動
ハンドルと、前記ウォームギアに設けられ、該ウォーム
ギアを軸方向のどちらか一方に付勢する弾性体と、前記
支持部に設けられた位置決め用当り部の一方の固定当り
部と、前記回転体に設けられ、前記回転体が前記支持部
に対し所定の回動姿勢になった時に前記固定当り部と当
接する位置決め用当り部の他方の可動当り部とよりなる
ものである。
装置は、支持部に回動自在に支持されたターレットウォ
ームに同軸に取付けられた回転体を回動させる回動装置
であって、前記ターレットウォームに係合するウォーム
ギアと、前記ウォームギアの一端部に取付けられた回動
ハンドルと、前記ウォームギアに設けられ、該ウォーム
ギアを軸方向のどちらか一方に付勢する弾性体と、前記
支持部に設けられた位置決め用当り部の一方の固定当り
部と、前記回転体に設けられ、前記回転体が前記支持部
に対し所定の回動姿勢になった時に前記固定当り部と当
接する位置決め用当り部の他方の可動当り部とよりなる
ものである。
【0011】請求項2の回動装置は、請求項1の回動装
置において、前記ウォームギアの他端部に取付けられた
ロック用プレートと、前記ロック用プレートに設けられ
た挿入孔と、前記ウォームギアの前記支持部に設けら
れ、前記ロック用プレートが所定位置にある時に記前記
挿入孔に突出部を挿入するシリンダと、前記支持部に設
けられた位置決め用当り部の固定当り部と、前記回転体
に設けられ、前記回転体が支持部に対し所定の回動姿勢
になった時に前記固定当り部と当接する位置決め用当り
部の可動当り部とよりなるものである。
置において、前記ウォームギアの他端部に取付けられた
ロック用プレートと、前記ロック用プレートに設けられ
た挿入孔と、前記ウォームギアの前記支持部に設けら
れ、前記ロック用プレートが所定位置にある時に記前記
挿入孔に突出部を挿入するシリンダと、前記支持部に設
けられた位置決め用当り部の固定当り部と、前記回転体
に設けられ、前記回転体が支持部に対し所定の回動姿勢
になった時に前記固定当り部と当接する位置決め用当り
部の可動当り部とよりなるものである。
【0012】
【作 用】請求項1の回動装置において、回転体を回動
させる場合について説明する。
させる場合について説明する。
【0013】回動ハンドルを回動させてウォームギアを
回動させるととともにターレットウォームが回動し回転
体も回転する。回転体が所定の回動姿勢になって位置決
め用当り部の固定当り部と可動当り部と当接した場合
に、さらに、回動ハンドルを弾性体に反して回動させ
る。弾性体は、ウォームギアを軸方向のどちらか一方に
常に付勢しているため、バッククラッシュが発生しな
い。したがって、常に同位置で回転体を停止する。
回動させるととともにターレットウォームが回動し回転
体も回転する。回転体が所定の回動姿勢になって位置決
め用当り部の固定当り部と可動当り部と当接した場合
に、さらに、回動ハンドルを弾性体に反して回動させ
る。弾性体は、ウォームギアを軸方向のどちらか一方に
常に付勢しているため、バッククラッシュが発生しな
い。したがって、常に同位置で回転体を停止する。
【0014】請求項2の回動装置であると、請求項1の
回動装置において、所定の位置で回転体を停止させた場
合に、ロック用プレートの挿入孔にシリンダから突出部
が突出して該挿入孔に挿入される。これにより、ウォー
ムギア及びターレットウォームの回転が完全に停止し、
回転体も固定される。
回動装置において、所定の位置で回転体を停止させた場
合に、ロック用プレートの挿入孔にシリンダから突出部
が突出して該挿入孔に挿入される。これにより、ウォー
ムギア及びターレットウォームの回転が完全に停止し、
回転体も固定される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の回動装置の一実施例を、塗工
装置10に使用した場合について図1〜4に基づいて説
明する。
装置10に使用した場合について図1〜4に基づいて説
明する。
【0016】塗工装置10は、ウエブWを走行させるバ
ックアップロール12と、バックアップロール12によ
って走行するウエブWに樹脂液を塗工するコータ14と
コータ14を支持する支持台16とよりなる。
ックアップロール12と、バックアップロール12によ
って走行するウエブWに樹脂液を塗工するコータ14と
コータ14を支持する支持台16とよりなる。
【0017】符号18,19は、回転軸20を中心にし
て、支持台16を回動自在に支持する一対の支持脚であ
る。
て、支持台16を回動自在に支持する一対の支持脚であ
る。
【0018】符号22は、右側の支持脚18の外面に、
回転軸20に同軸に設けられたターレットウォームであ
る。
回転軸20に同軸に設けられたターレットウォームであ
る。
【0019】符号24は、ターレットウォーム22に係
合するウォームギアである。ウォームギア24は、その
両端部において、支持脚18の外面から突出した前部保
持部26,後部保持部28との間に回動自在に支持され
ている。すなわち、ウォームギア24の回転軸30と、
両保持部26,28との間には軸受32,34が設けら
れて、回動自在となっている。
合するウォームギアである。ウォームギア24は、その
両端部において、支持脚18の外面から突出した前部保
持部26,後部保持部28との間に回動自在に支持され
ている。すなわち、ウォームギア24の回転軸30と、
両保持部26,28との間には軸受32,34が設けら
れて、回動自在となっている。
【0020】符号36は、前部保持部26から突出した
ウォームギア24の回転軸30の前端部に設けられた回
動ハンドルである。
ウォームギア24の回転軸30の前端部に設けられた回
動ハンドルである。
【0021】符号38は、ウォームギア24の後部に設
けられたベアリングである。
けられたベアリングである。
【0022】符号40は、後部保持部28とベアリング
38との間に配されたコイル状の圧縮バネである。圧縮
バネ40によって、ウォームギア24は、常に前方へ付
勢されている。なお、ベアリング38の役割は、ウォー
ムギア24が回転しても、それとともに圧縮バネ40が
回動しないように、圧縮バネ40とウォームギア24の
後部との間に配されたものである。これにより圧縮バネ
40は、後部保持部28とベアリング38の後部で固定
され、ウォームギア24は、ベアリング38の前部のみ
と共に回動する符号42は、後部保持部28から突出し
たウォームギア24の回転軸30の後端部に設けられた
円盤状のロック用プレートである。ロック用プレート4
2には、挿入孔44が軸方向に貫通している。
38との間に配されたコイル状の圧縮バネである。圧縮
バネ40によって、ウォームギア24は、常に前方へ付
勢されている。なお、ベアリング38の役割は、ウォー
ムギア24が回転しても、それとともに圧縮バネ40が
回動しないように、圧縮バネ40とウォームギア24の
後部との間に配されたものである。これにより圧縮バネ
40は、後部保持部28とベアリング38の後部で固定
され、ウォームギア24は、ベアリング38の前部のみ
と共に回動する符号42は、後部保持部28から突出し
たウォームギア24の回転軸30の後端部に設けられた
円盤状のロック用プレートである。ロック用プレート4
2には、挿入孔44が軸方向に貫通している。
【0023】符号46は、後部保持部28の下部に設け
られたエアーシリンダである。エアーシリンダ46から
突出するロッド48は後方へ突出し、ロック用プレート
42が所定の位置にきたときに、挿入孔44にロッド4
8が挿入される。
られたエアーシリンダである。エアーシリンダ46から
突出するロッド48は後方へ突出し、ロック用プレート
42が所定の位置にきたときに、挿入孔44にロッド4
8が挿入される。
【0024】符号50は、支持台16の右側部前面に設
けられた位置決め用当り部の一方の可動当り部である。
けられた位置決め用当り部の一方の可動当り部である。
【0025】符号52は、支持脚18の前面に設けられ
た位置決め用当り部の他方の固定当り部である。固定当
り部52の先端部には、ボルト54が設けられており、
ボルト54は、垂直方向に取付けられている。そして、
支持台16が、バックアップロール12とコータ14と
が塗工時の姿勢,すなわち塗工姿勢になった状態で、ボ
ルト54の下端部と支持台16の可動当り部50とが当
接する。すなわち、ボルト54と可動当り部50が当接
することによって、コータ14とバックアッフロール1
2との位置関係が塗工姿勢になったことを示す。
た位置決め用当り部の他方の固定当り部である。固定当
り部52の先端部には、ボルト54が設けられており、
ボルト54は、垂直方向に取付けられている。そして、
支持台16が、バックアップロール12とコータ14と
が塗工時の姿勢,すなわち塗工姿勢になった状態で、ボ
ルト54の下端部と支持台16の可動当り部50とが当
接する。すなわち、ボルト54と可動当り部50が当接
することによって、コータ14とバックアッフロール1
2との位置関係が塗工姿勢になったことを示す。
【0026】上記構成の塗工装置10において支持台1
6を回動させる場合について説明する。
6を回動させる場合について説明する。
【0027】まず、コータ14のメンテナンスや掃除を
行なう場合について説明する。
行なう場合について説明する。
【0028】エアーシリンダ46のロッド48をエアー
シリンダ46内に退去させて、ウォームギア24を回動
自在とする。回動ハンドル36を回動させて、支持台1
6及びコータ14を塗工姿勢(図1参照)から、コータ
14が水平方向になったメンテナンス姿勢に回動させる
(図2参照)。
シリンダ46内に退去させて、ウォームギア24を回動
自在とする。回動ハンドル36を回動させて、支持台1
6及びコータ14を塗工姿勢(図1参照)から、コータ
14が水平方向になったメンテナンス姿勢に回動させる
(図2参照)。
【0029】次に、コータ14及び支持台16をメンテ
ナンス姿勢から塗工姿勢へ回動させる場合について説明
する。
ナンス姿勢から塗工姿勢へ回動させる場合について説明
する。
【0030】回動ハンドル36を回動させて、支持台1
6を起立させる。そして、可動当り部50と固定当り部
52のボルト54とが当接すると、エアーシリンダ46
のロッド48が突出し、ロック用プレート42の前面に
当たる。この時、ロッド48の先端部は、ロック用プレ
ート42の挿入孔44より少しずれた位置にあり、ロッ
ド48は、挿入孔44に挿入されていない状態となって
いる。
6を起立させる。そして、可動当り部50と固定当り部
52のボルト54とが当接すると、エアーシリンダ46
のロッド48が突出し、ロック用プレート42の前面に
当たる。この時、ロッド48の先端部は、ロック用プレ
ート42の挿入孔44より少しずれた位置にあり、ロッ
ド48は、挿入孔44に挿入されていない状態となって
いる。
【0031】さらに、回動ハンドル36を回転させる
と、既に、可動当り部50とボルト54は当接している
ので、ターレットウォーム22は回動せず、ウォームギ
ア24だけが回りながら回転軸30は後方へ移動する。
この時点で、ウォームギア24のバッククラッシュは、
圧縮バネ40の付勢力によって、ウォームギア24が前
方へ付勢されているため、回転軸30が後方へ移動する
ことによって、バッククラッシュがなくなる。
と、既に、可動当り部50とボルト54は当接している
ので、ターレットウォーム22は回動せず、ウォームギ
ア24だけが回りながら回転軸30は後方へ移動する。
この時点で、ウォームギア24のバッククラッシュは、
圧縮バネ40の付勢力によって、ウォームギア24が前
方へ付勢されているため、回転軸30が後方へ移動する
ことによって、バッククラッシュがなくなる。
【0032】そして、挿入孔44に対しロッド48がず
れていても、ウォームギア24を回転させると、この回
転によりロッド48が挿入孔44に挿入される。なお、
ウォームギア24の回転は一回転以内ですむこととな
る。これにより、ウォームギア24の回動も、ロック用
プレート42の挿入孔44とロッド48との係合によっ
て完全にロックされる。
れていても、ウォームギア24を回転させると、この回
転によりロッド48が挿入孔44に挿入される。なお、
ウォームギア24の回転は一回転以内ですむこととな
る。これにより、ウォームギア24の回動も、ロック用
プレート42の挿入孔44とロッド48との係合によっ
て完全にロックされる。
【0033】以上により、圧縮バネ40を使用すること
により、ウォームギア24のバッククラッシュをなくな
り、コータ14の前後方向のふらつきを防いでいる。た
とえば、このバネ力を計算すると、塗工装置10では、
468kgfの力でウォームギア24のバッククラッシ
ュをなくすることができ、208kgfの力でコータ1
4の前後方向のふらつきを防止できる。
により、ウォームギア24のバッククラッシュをなくな
り、コータ14の前後方向のふらつきを防いでいる。た
とえば、このバネ力を計算すると、塗工装置10では、
468kgfの力でウォームギア24のバッククラッシ
ュをなくすることができ、208kgfの力でコータ1
4の前後方向のふらつきを防止できる。
【0034】上記実施例では、回動装置を塗工装置10
に用いた例を示したが、これ以外に回転体を回転させ
て、所定の位置で回転体を停止させるような装置に本発
明は幅広く適用することができる。
に用いた例を示したが、これ以外に回転体を回転させ
て、所定の位置で回転体を停止させるような装置に本発
明は幅広く適用することができる。
【0035】
【発明の効果】以上により本発明の回動装置であると、
作業者の勘や熟練を必要とせず、一定の位置で回転体を
停止させることができる。また、弾性体の付勢力によっ
て、ウォームギア24のバッククラッシュをなくするこ
とができるとともに、回転体のふらつきも防止できる。
作業者の勘や熟練を必要とせず、一定の位置で回転体を
停止させることができる。また、弾性体の付勢力によっ
て、ウォームギア24のバッククラッシュをなくするこ
とができるとともに、回転体のふらつきも防止できる。
【図1】本発明の一実施例を示す塗工装置の側面図であ
って、コータを垂直状態にした状態である。
って、コータを垂直状態にした状態である。
【図2】同じく、コータを水平方向にした状態の側面図
である。
である。
【図3】塗工装置の正面図である。
【図4】塗工装置の要部拡大斜視図である。
【図5】従来の塗工装置の側面図である。
【図6】従来の塗工装置の正面図である。
10……塗工装置 12……バックアップロール 14……コータ 16……支持台 18……支持脚 20……回転軸 22……ターレットウォーム 24……ウォームギア 26……保持部 28……保持部 30……回転軸 32……軸受け 34……軸受け 36……回動ハンドル 38……ベアリング 40……圧縮バネ 42……ロック用プレート 44……挿入孔 46……エアシリンダ 48……シリンダ 50……可動当り部 52……固定当り部 54……ボルト
Claims (2)
- 【請求項1】支持部に回動自在に支持されたターレット
ウォームに同軸に取付けられた回転体を回動させる回動
装置であって、 前記ターレットウォームに係合するウォームギアと、 前記ウォームギアの一端部に取付けられた回動ハンドル
と、 前記ウォームギアに設けられ、該ウォームギアを軸方向
のどちらか一方に付勢する弾性体と、 前記支持部に設けられた位置決め用当り部の一方の固定
当り部と、 前記回転体に設けられ、前記回転体が前記支持部に対し
所定の回動姿勢になった時に前記固定当り部と当接する
位置決め用当り部の他方の可動当り部とよりなることを
特徴とする回動装置。 - 【請求項2】前記ウォームギアの他端部に取付けられた
ロック用プレートと、 前記ロック用プレートに設けられた挿入孔と、 前記ウォームギアの前記支持部に設けられ、前記ロック
用プレートが所定位置にある時に記前記挿入孔に突出部
を挿入するシリンダとよりなることを特徴とする請求項
1記載の回動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17827192A JPH0617886A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 回動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17827192A JPH0617886A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 回動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0617886A true JPH0617886A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16045564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17827192A Pending JPH0617886A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 回動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0617886A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001518357A (ja) * | 1997-10-03 | 2001-10-16 | ビーエイチエム メディカル インコーポレイティド | 人間昇降用ウィンチ組立体 |
JP2010018320A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Kao Corp | ラベル貼付装置 |
KR102230926B1 (ko) * | 2020-02-26 | 2021-03-22 | 김형표 | 금속판 도장용 롤러 |
-
1992
- 1992-07-06 JP JP17827192A patent/JPH0617886A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001518357A (ja) * | 1997-10-03 | 2001-10-16 | ビーエイチエム メディカル インコーポレイティド | 人間昇降用ウィンチ組立体 |
JP2010018320A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Kao Corp | ラベル貼付装置 |
KR102230926B1 (ko) * | 2020-02-26 | 2021-03-22 | 김형표 | 금속판 도장용 롤러 |
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