JP2000051751A - ワーク塗装用治具構造 - Google Patents
ワーク塗装用治具構造Info
- Publication number
- JP2000051751A JP2000051751A JP10221447A JP22144798A JP2000051751A JP 2000051751 A JP2000051751 A JP 2000051751A JP 10221447 A JP10221447 A JP 10221447A JP 22144798 A JP22144798 A JP 22144798A JP 2000051751 A JP2000051751 A JP 2000051751A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- holding member
- rotating shaft
- tilted
- jig structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ワークの水平塗装、焼き付け時におけるワーク
の落下を防止したワーク塗装用治具構造を提供する。 【解決手段】支持台3上に水平軸線回りに回転可能に支
持されている回転軸5にワークの保持部材6を取り付
け、前記回転軸5に前記保持部材6を回転傾倒するハン
ドル9を結合し、前記回転軸5に前記保持部材6を回転
傾倒したときにワークの一部を当接可能としてワークの
落下を阻止するストッパ部材7を設けた。
の落下を防止したワーク塗装用治具構造を提供する。 【解決手段】支持台3上に水平軸線回りに回転可能に支
持されている回転軸5にワークの保持部材6を取り付
け、前記回転軸5に前記保持部材6を回転傾倒するハン
ドル9を結合し、前記回転軸5に前記保持部材6を回転
傾倒したときにワークの一部を当接可能としてワークの
落下を阻止するストッパ部材7を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークの姿勢を変
更して塗装する場合に落下を防止した状態でワークを保
持するワーク塗装用治具構造に関するものである。
更して塗装する場合に落下を防止した状態でワークを保
持するワーク塗装用治具構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のバンパーは、その正面と上面が
塗装される。この異なる2つの部位を塗装するには、先
ず正面を水平に位置させて塗装し、その後、上面を水平
に位置させて塗装するよう治具が用いられている。
塗装される。この異なる2つの部位を塗装するには、先
ず正面を水平に位置させて塗装し、その後、上面を水平
に位置させて塗装するよう治具が用いられている。
【0003】従来の塗装用治具は図6乃至図9で示すよ
うに、支柱20に水平軸線回りに回転可能に支持された
回転軸21に設けられているワークの保持部材にバンパ
ー11を、その正面を水平に保持させ、この正面の塗装
後の上面又は下面を塗装する時には、前記回転軸21端
に回転軸21と直交する軸線方向に摺動可能に結合され
ているスライドシャフト22の両端に設けられたハンド
ルの一方のハンドル23を押し下げて位置決め部材24
から外し(図7の矢印a)、押し下げたまま傾倒方向に
スライドシャフト22をスライド(図7の矢印b)させ
るようにした構造である。
うに、支柱20に水平軸線回りに回転可能に支持された
回転軸21に設けられているワークの保持部材にバンパ
ー11を、その正面を水平に保持させ、この正面の塗装
後の上面又は下面を塗装する時には、前記回転軸21端
に回転軸21と直交する軸線方向に摺動可能に結合され
ているスライドシャフト22の両端に設けられたハンド
ルの一方のハンドル23を押し下げて位置決め部材24
から外し(図7の矢印a)、押し下げたまま傾倒方向に
スライドシャフト22をスライド(図7の矢印b)させ
るようにした構造である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の治具では局
所の塗装作業性を向上させるため、バンパー11を両側
に傾倒する構造を採用しているので、両端にハンドルを
備えているスライドシャフト22が長くなり他の部分と
の干渉が発生し、塗装部を十分に水平にすることができ
ない。また、極度に傾倒するとワーク落下の恐れがある
等の問題があり、これの改善が課題であった。
所の塗装作業性を向上させるため、バンパー11を両側
に傾倒する構造を採用しているので、両端にハンドルを
備えているスライドシャフト22が長くなり他の部分と
の干渉が発生し、塗装部を十分に水平にすることができ
ない。また、極度に傾倒するとワーク落下の恐れがある
等の問題があり、これの改善が課題であった。
【0005】本発明の目的は、ワークの水平塗装、焼き
付け時におけるワークの落下を防止したワーク塗装用治
具構造を提供することである。
付け時におけるワークの落下を防止したワーク塗装用治
具構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の構成は、支持台上に水平軸線回りに回転可能
に支持されている回転軸に取り付けられたワークの保持
部材と、前記回転軸と結合され前記保持部材を回転傾倒
するハンドルと、前記回転軸と結合され前記保持部材を
回転傾倒したときにワークの一部を当接可能としてワー
クの落下を阻止するストッパ部材とを備えたことを特徴
とするものである。
め本発明の構成は、支持台上に水平軸線回りに回転可能
に支持されている回転軸に取り付けられたワークの保持
部材と、前記回転軸と結合され前記保持部材を回転傾倒
するハンドルと、前記回転軸と結合され前記保持部材を
回転傾倒したときにワークの一部を当接可能としてワー
クの落下を阻止するストッパ部材とを備えたことを特徴
とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1において、1はベースプレート
であり、支柱2が立設されている。この支柱2上には支
持台3が水平に固設されており、支持台3上の左右には
軸受支柱4が立設されている。前記軸受支柱4には回転
軸5が水平軸線回りに回転可能に軸承されており、この
回転軸5にはワークの保持フレーム(保持部材)が取り
付けられている。
基づいて説明する。図1において、1はベースプレート
であり、支柱2が立設されている。この支柱2上には支
持台3が水平に固設されており、支持台3上の左右には
軸受支柱4が立設されている。前記軸受支柱4には回転
軸5が水平軸線回りに回転可能に軸承されており、この
回転軸5にはワークの保持フレーム(保持部材)が取り
付けられている。
【0008】また、前記回転軸5には位置決め部材8に
よって位置決めされるハンドル9が連結部材10によっ
て結合されており、さらに、前記保持部材6を回転傾倒
したときにワークの一部を当接可能とするストッパ部材
7を設けた構造である。
よって位置決めされるハンドル9が連結部材10によっ
て結合されており、さらに、前記保持部材6を回転傾倒
したときにワークの一部を当接可能とするストッパ部材
7を設けた構造である。
【0009】上記の構造による本発明の治具は、被塗物
(ワーク)であるバンパー11は正面と上面11aを水
平な姿勢にして塗装するものであり、図2及び図4で示
すように、バンパー11を保持部材6に正面を水平にし
てセットする。この水平な正面を塗装した後に上面11
aを水平に姿勢を変更して塗装する。
(ワーク)であるバンパー11は正面と上面11aを水
平な姿勢にして塗装するものであり、図2及び図4で示
すように、バンパー11を保持部材6に正面を水平にし
てセットする。この水平な正面を塗装した後に上面11
aを水平に姿勢を変更して塗装する。
【0010】前記正面が水平に位置されているバンパー
11の上面11aを水平に姿勢変更するには、ハンドル
9を位置決め部材8から係合を外して押し下げる。これ
により、回転軸5が回転して保持部材6にセットされて
いるバンパー11は回転傾倒し図3及び図5で示すよう
に、上面11aが水平に位置する。
11の上面11aを水平に姿勢変更するには、ハンドル
9を位置決め部材8から係合を外して押し下げる。これ
により、回転軸5が回転して保持部材6にセットされて
いるバンパー11は回転傾倒し図3及び図5で示すよう
に、上面11aが水平に位置する。
【0011】このとき、ストッパ部材7は図5で示すよ
うに、前記上面11aの裏側に位置され、バンパー11
の落下を阻止する態勢になる。
うに、前記上面11aの裏側に位置され、バンパー11
の落下を阻止する態勢になる。
【0012】従って、上面11aを十分に水平な姿勢に
することができ、正面と同様な高品質の塗装を行うこと
ができる。
することができ、正面と同様な高品質の塗装を行うこと
ができる。
【0013】また、前記ハンドル9は短いもので保持部
材6を回転傾倒することができるため、他の部分との干
渉が生じることがなく、塗装部を十分に水平にすること
ができるものである。
材6を回転傾倒することができるため、他の部分との干
渉が生じることがなく、塗装部を十分に水平にすること
ができるものである。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明よると、ワークの回
転傾倒機構をコンパクとにしているため、ハンドルが他
の部分との干渉を避けることができ、高品質な塗装を必
要とする部位をより一層水平に位置することができる。
また、高品質塗装部位を水平にしてもストッパ部材によ
るワークの落下防止機構によって落下を阻止することが
できる利点を有している。
転傾倒機構をコンパクとにしているため、ハンドルが他
の部分との干渉を避けることができ、高品質な塗装を必
要とする部位をより一層水平に位置することができる。
また、高品質塗装部位を水平にしてもストッパ部材によ
るワークの落下防止機構によって落下を阻止することが
できる利点を有している。
【図1】本発明のワークセット前の斜視図
【図2】本発明のワークセット後の斜視図
【図3】ワークを回転傾倒した状態の斜視図
【図4】本発明のワークセット前の状態を示す説明図
【図5】本発明のワークセット後の状態を示す説明図
【図6】従来の塗装用治具の正面図
【図7】図6のA部拡大斜視図
【図8】従来のワークセット前の状態を示す説明図
【図9】従来のワークセット後の状態を示す説明図
1 ベースプレート 2 支柱 3 支持台 4 軸受支柱 5 回転軸 6 保持部材 7 ストッパ部材 8 位置決め部材 9 ハンドル 10 連結部材
Claims (1)
- 【請求項1】 支持台上に水平軸線回りに回転可能に支
持されている回転軸に取り付けられたワークの保持部材
と、前記回転軸と結合され前記保持部材を回転傾倒する
ハンドルと、前記回転軸と結合され前記保持部材を回転
傾倒したときにワークの一部を当接可能としてワークの
落下を阻止するストッパ部材とを備えたことを特徴とす
るワーク塗装用治具構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10221447A JP2000051751A (ja) | 1998-08-05 | 1998-08-05 | ワーク塗装用治具構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10221447A JP2000051751A (ja) | 1998-08-05 | 1998-08-05 | ワーク塗装用治具構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000051751A true JP2000051751A (ja) | 2000-02-22 |
Family
ID=16766888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10221447A Pending JP2000051751A (ja) | 1998-08-05 | 1998-08-05 | ワーク塗装用治具構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000051751A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010284601A (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-24 | Seitaku Kogyo:Kk | 自動車バンパーの塗装用治具 |
JP2011110465A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Trinity Industrial Co Ltd | ロッカーモール用塗装治具及びパイプ成形装置 |
CN104324833A (zh) * | 2014-10-28 | 2015-02-04 | 重庆市永宏陈记实业有限公司 | 摆动式保险杠喷涂工装 |
CN104338642A (zh) * | 2014-10-28 | 2015-02-11 | 重庆市永宏陈记实业有限公司 | 可偏转的保险杠喷涂工装 |
CN104353573A (zh) * | 2014-10-28 | 2015-02-18 | 重庆市永宏陈记实业有限公司 | 组合运动式汽车保险杠喷涂工装 |
CN104368475A (zh) * | 2014-10-29 | 2015-02-25 | 重庆市永宏陈记实业有限公司 | 喷涂方位可调式汽车保险杠喷涂流水线 |
CN107755162A (zh) * | 2017-08-30 | 2018-03-06 | 芜湖鸣人热能设备有限公司 | 热能设备喷漆箱 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH067858U (ja) * | 1992-06-26 | 1994-02-01 | 中西金属工業株式会社 | 塗装ライン用フロアコンベヤ |
JPH0685058U (ja) * | 1993-05-20 | 1994-12-06 | 京都機械工具株式会社 | 傾動式塗装用台車 |
-
1998
- 1998-08-05 JP JP10221447A patent/JP2000051751A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH067858U (ja) * | 1992-06-26 | 1994-02-01 | 中西金属工業株式会社 | 塗装ライン用フロアコンベヤ |
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CN104353573A (zh) * | 2014-10-28 | 2015-02-18 | 重庆市永宏陈记实业有限公司 | 组合运动式汽车保险杠喷涂工装 |
CN104368475A (zh) * | 2014-10-29 | 2015-02-25 | 重庆市永宏陈记实业有限公司 | 喷涂方位可调式汽车保险杠喷涂流水线 |
CN107755162A (zh) * | 2017-08-30 | 2018-03-06 | 芜湖鸣人热能设备有限公司 | 热能设备喷漆箱 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040430 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040727 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050104 |