JP2559171B2 - 回転溶接装置 - Google Patents
回転溶接装置Info
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- JP2559171B2 JP2559171B2 JP3157279A JP15727991A JP2559171B2 JP 2559171 B2 JP2559171 B2 JP 2559171B2 JP 3157279 A JP3157279 A JP 3157279A JP 15727991 A JP15727991 A JP 15727991A JP 2559171 B2 JP2559171 B2 JP 2559171B2
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- Japan
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- rotary
- torch
- welding
- welded
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- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被溶接物を略半球体形状
に溶接する回転溶接装置に関する。
に溶接する回転溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回転溶接装置は、支柱上部に設け
た回転台に略半球体を横割りした輪切り状の被溶接物を
搭載し、回転台を垂直軸まわりに回転させ、トーチで溶
接していた。
た回転台に略半球体を横割りした輪切り状の被溶接物を
搭載し、回転台を垂直軸まわりに回転させ、トーチで溶
接していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、1つの輪切
り部を溶接した後、次の輪切り部を溶接する場合には、
トーチの高さとトーチの水平位置とを変更しなければな
らなかった。そこで、この発明の目的は、トーチの位置
を変更することなく、被溶接物を略半球体に溶接するこ
とができる回転溶接装置を提供することにある。
り部を溶接した後、次の輪切り部を溶接する場合には、
トーチの高さとトーチの水平位置とを変更しなければな
らなかった。そこで、この発明の目的は、トーチの位置
を変更することなく、被溶接物を略半球体に溶接するこ
とができる回転溶接装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するためになされたもので、支柱上に回転部材を介して
被溶接物搭載用の回転台を設け、前記回転部材は水平軸
にて支柱に枢支し、前記回転台は、前記水平軸に同一平
面にて直交する軸にて前記回転部材に枢支し、更に前記
回転台を前記軸を中心に揺動させる第1回転手段と水平
軸を中心に揺動させる第2回転手段とを設け、前記回転
台の上方には、回転台上の被溶接物を溶接するトーチを
設けたことを特徴とするものである。
するためになされたもので、支柱上に回転部材を介して
被溶接物搭載用の回転台を設け、前記回転部材は水平軸
にて支柱に枢支し、前記回転台は、前記水平軸に同一平
面にて直交する軸にて前記回転部材に枢支し、更に前記
回転台を前記軸を中心に揺動させる第1回転手段と水平
軸を中心に揺動させる第2回転手段とを設け、前記回転
台の上方には、回転台上の被溶接物を溶接するトーチを
設けたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】回転台の被溶接物搭載面に略半球体を端縁の延
長線が球体の軸心と一致するように縦割りにした被溶接
物を搭載して固定する。第1回転手段と第2回転手段と
により回転台を揺動させ、被溶接物の最初の溶接個所の
開始位置をトーチの下方に位置させる。
長線が球体の軸心と一致するように縦割りにした被溶接
物を搭載して固定する。第1回転手段と第2回転手段と
により回転台を揺動させ、被溶接物の最初の溶接個所の
開始位置をトーチの下方に位置させる。
【0006】そしてトーチを作動させるとともに第2回
転手段により回転台を揺動させ最初の溶接個所を溶接す
る。溶接が終了するとトーチを止め、第1回転手段によ
り回転台を揺動させて次の溶接個所の開始位置をトーチ
の下方に位置させる。これらを繰返すことにより、被溶
接物の溶接は完了する。
転手段により回転台を揺動させ最初の溶接個所を溶接す
る。溶接が終了するとトーチを止め、第1回転手段によ
り回転台を揺動させて次の溶接個所の開始位置をトーチ
の下方に位置させる。これらを繰返すことにより、被溶
接物の溶接は完了する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。1は基礎2上に立設した支柱で、この支柱1の
上部には回転台3を設けてある。前記回転台3は外側リ
ング部材4と内側リング部材5と、これら各リング部材
4、5上に固着した固定板6、6と、前後の規制部材
7、7、8、8と被溶接物9の搭載面10を有する複数
個のクランプ爪11・・・・より構成されている。
明する。1は基礎2上に立設した支柱で、この支柱1の
上部には回転台3を設けてある。前記回転台3は外側リ
ング部材4と内側リング部材5と、これら各リング部材
4、5上に固着した固定板6、6と、前後の規制部材
7、7、8、8と被溶接物9の搭載面10を有する複数
個のクランプ爪11・・・・より構成されている。
【0008】12、12は回転台3の内側リング部材5
より内側に突設した前後一対の外筒である。前記外筒1
2、12には、回転台3と平行に配置された軸となる回
転部材16の両端がそれぞれ挿入されて、回転台3が回
転部材16の軸線13を中心に揺動できるようになって
いる。また、回転部材16の中央に回転部材16と同一
平面にて直交した水平軸15を設けるとともにこの水平
軸15を支柱1にて支持し、この水平軸15の軸線14
を中心に回転台3が揺動できるようになっている。
より内側に突設した前後一対の外筒である。前記外筒1
2、12には、回転台3と平行に配置された軸となる回
転部材16の両端がそれぞれ挿入されて、回転台3が回
転部材16の軸線13を中心に揺動できるようになって
いる。また、回転部材16の中央に回転部材16と同一
平面にて直交した水平軸15を設けるとともにこの水平
軸15を支柱1にて支持し、この水平軸15の軸線14
を中心に回転台3が揺動できるようになっている。
【0009】17は回転台3を軸線13まわりに揺動さ
せる第1回転手段で、モータ18とウオーム19とウオ
ーム歯車20とで構成されている。21は回転台3を軸
線14まわりに揺動させる第2回転手段で、モータ22
とウオーム23とウオーム歯車24とで構成されてい
る。
せる第1回転手段で、モータ18とウオーム19とウオ
ーム歯車20とで構成されている。21は回転台3を軸
線14まわりに揺動させる第2回転手段で、モータ22
とウオーム23とウオーム歯車24とで構成されてい
る。
【0010】25は基礎2上に立設した逆L形柱26の
先部に設けたトーチで、このトーチ25はモータ36に
より上下移動可能としてある。27は裏当金装置で、シ
リンダ28とブラケット29と、このブラケット29に
回転自在に軸支したローラ30とで構成され、シリンダ
28を伸長させてローラ30を被溶接物9に押し付ける
ことにより、被溶接物9の移動と共にローラ30が回転
するようにしてある。
先部に設けたトーチで、このトーチ25はモータ36に
より上下移動可能としてある。27は裏当金装置で、シ
リンダ28とブラケット29と、このブラケット29に
回転自在に軸支したローラ30とで構成され、シリンダ
28を伸長させてローラ30を被溶接物9に押し付ける
ことにより、被溶接物9の移動と共にローラ30が回転
するようにしてある。
【0011】なお31はローラ30を清掃するブラシで
ある。本発明は前記の如き構成で、次に作用について説
明する。回転台3の前後の規制部材7、7、8、8を基
にしてクランプ爪11・・・・の被溶接物搭載面10・
・・・に略半球体を端縁の延長線が球体の軸心と一致す
るように縦割りにした被溶接物9を搭載して固定する。
ある。本発明は前記の如き構成で、次に作用について説
明する。回転台3の前後の規制部材7、7、8、8を基
にしてクランプ爪11・・・・の被溶接物搭載面10・
・・・に略半球体を端縁の延長線が球体の軸心と一致す
るように縦割りにした被溶接物9を搭載して固定する。
【0012】次に第1回転手段17のモータ18を駆動
し、ウオーム歯車20とウオーム19を介して回転台3
を軸線13まわりに揺動させ、被溶接物9の最初の溶接
個所32をトーチ25の下方に位置させる。次に第2回
転手段21のモータ22を駆動し、ウオーム歯車24と
ウオーム23を介して回転台3を軸線14まわりに揺動
させ、被溶接物9の最初の溶接個所32の開始位置33
をトーチ25の下方に位置させる。
し、ウオーム歯車20とウオーム19を介して回転台3
を軸線13まわりに揺動させ、被溶接物9の最初の溶接
個所32をトーチ25の下方に位置させる。次に第2回
転手段21のモータ22を駆動し、ウオーム歯車24と
ウオーム23を介して回転台3を軸線14まわりに揺動
させ、被溶接物9の最初の溶接個所32の開始位置33
をトーチ25の下方に位置させる。
【0013】このとき回転台3の被溶接物搭載面10を
軸線13と軸線14との回転中心に位置させてあるので
トーチ25の位置を変更しなくてよい。その後、裏当金
装置27のシリンダ28を伸長させてローラ30を前進
させ、ローラ30を被溶接物9に押し付け、トーチ25
を作動させるとともに第2回転手段21により回転台3
を軸線14まわりに揺動させて、被溶接物9の最初の溶
接個所32を溶接する。
軸線13と軸線14との回転中心に位置させてあるので
トーチ25の位置を変更しなくてよい。その後、裏当金
装置27のシリンダ28を伸長させてローラ30を前進
させ、ローラ30を被溶接物9に押し付け、トーチ25
を作動させるとともに第2回転手段21により回転台3
を軸線14まわりに揺動させて、被溶接物9の最初の溶
接個所32を溶接する。
【0014】次に最初の溶接個所32の溶接が終了する
とトーチ25を止めるとともに第2回転手段21を止
め、シリンダ28を縮小してローラ30を後退させる。
その後、第1回転手段17により回転台3を軸線13ま
わりに揺動させて次の溶接個所34の開始位置35をト
ーチ25の下方に位置させる。これらを繰返すことによ
り、被溶接物9の溶接は完了する。
とトーチ25を止めるとともに第2回転手段21を止
め、シリンダ28を縮小してローラ30を後退させる。
その後、第1回転手段17により回転台3を軸線13ま
わりに揺動させて次の溶接個所34の開始位置35をト
ーチ25の下方に位置させる。これらを繰返すことによ
り、被溶接物9の溶接は完了する。
【0015】
【発明の効果】以上の如く本発明は、回転台を、水平軸
と、水平軸に同一平面で直交する軸とを中心に揺動可能
としたので、略半球体を端縁の延長線が球体の軸心と一
致するように縦割りにした被溶接物を溶接する場合、ト
ーチの位置を変更することなく、容易に溶接することが
できる。
と、水平軸に同一平面で直交する軸とを中心に揺動可能
としたので、略半球体を端縁の延長線が球体の軸心と一
致するように縦割りにした被溶接物を溶接する場合、ト
ーチの位置を変更することなく、容易に溶接することが
できる。
【図1】本発明の回転溶接装置の正面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図1のB矢視図である。
1 支柱 3 回転台 9 被溶接物 10 被溶接物搭載面 17 第1回転手段 21 第2回転手段 25 トーチ
Claims (1)
- 【請求項1】 支柱1上に回転部材16を介して被溶接
物搭載用の回転台3を設け、前記回転部材16は水平軸
15にて支柱1に枢支し、前記回転台3は、前記水平軸
15に同一平面にて直交する軸にて前記回転部材16に
枢支し、更に前記回転台3を前記軸を中心に揺動させる
第1回転手段17と水平軸15を中心に揺動させる第2
回転手段21とを設け、前記回転台3の上方には、回転
台3上の被溶接物を溶接するトーチ25を設けてなる回
転溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3157279A JP2559171B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 回転溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3157279A JP2559171B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 回転溶接装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0550293A JPH0550293A (ja) | 1993-03-02 |
JP2559171B2 true JP2559171B2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=15646188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3157279A Expired - Lifetime JP2559171B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 回転溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2559171B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI112849B (fi) * | 2001-09-12 | 2004-01-30 | Efes Tex Ag | Laite lieriömäisten osien ja pyörähdyskappaleiden hitsaukseen |
KR100889264B1 (ko) * | 2007-07-30 | 2009-03-19 | 문승일 | 랙프레임 용접용 디버터 |
RU2556158C2 (ru) * | 2013-12-03 | 2015-07-10 | Публичное акционерное общество "Казанский вертолетный завод" (ПАО "Казанский вертолетный завод") | Устройство для сварки кольцевых швов |
CN104175037B (zh) * | 2014-09-12 | 2016-03-30 | 上海电气核电设备有限公司 | 一种用于下封头的多面体结构 |
CN115476098B (zh) * | 2022-09-30 | 2023-05-26 | 磐吉奥科技股份有限公司 | 拨叉自动焊接工装 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5961599A (ja) * | 1982-09-29 | 1984-04-07 | シルベストリ−ニ・アルツ−ロ・エ・チ・エツセ・エ−レ・エ−レ | 油圧駆動回転テ−ブル式溶接用ポジシヨナ− |
JPS59185076U (ja) * | 1983-05-26 | 1984-12-08 | 藤浦工業有限会社 | 自動「鎔」接治具 |
JPH0297995U (ja) * | 1989-01-19 | 1990-08-03 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP3157279A patent/JP2559171B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0550293A (ja) | 1993-03-02 |
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Legal Events
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