JPH067858U - 塗装ライン用フロアコンベヤ - Google Patents

塗装ライン用フロアコンベヤ

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JPH067858U
JPH067858U JP4450892U JP4450892U JPH067858U JP H067858 U JPH067858 U JP H067858U JP 4450892 U JP4450892 U JP 4450892U JP 4450892 U JP4450892 U JP 4450892U JP H067858 U JPH067858 U JP H067858U
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movable body
carrier
lever
attached
floor conveyor
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堯雄 若林
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Nakanishi Metal Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 塗装ライン用フロアコンベヤ 【目的】 載置台に載置されて搬送される搬送物の姿勢
を、円滑に変えられるようにする。 【構成】 キャリヤ13に支柱14を立てる。支柱14の上端
部に中空状可動体15を水平軸線を中心として揺動自在に
取付ける。可動体15に搬送物載置台16が外方突出状に取
付ける。可動体15内に、これの揺動範囲を規制しかつ揺
動範囲の両限位置において位置決めする位置決め機構を
収容する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、自動車工場において、バンパのような長尺ないし複雑な 形状の部品を塗装するのに用いられるフロアコンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のコンベヤとしては、キャリヤに支柱が立てられ、支柱の上端部に搬送 物載置台が固定されているものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記コンベヤでは、キャリヤで搬送される搬送物の姿勢を変えることができな かった。そのため、搬送物の形状によっては塗料を搬送物の全体に均一に吹き付 けることが容易でない場合があった。
【0004】 この考案の目的は、キャリヤで搬送される搬送物の姿勢を変えることのできる 塗装ライン用フロアコンベヤを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案による塗装ライン用フロアコンベヤは、キャリヤに支柱が立てられ、 支柱の上端部に搬送物載置台が水平支持軸によって揺動自在に支持され、搬送物 載置台に、支持軸を被覆するように塗料付着防止用中空状ケーシングが取付けら れ、ケーシング内に、搬送物載置台の揺動範囲を規制しかつ揺動範囲の両限位置 において位置決めする位置決め機構が収容されているものである。
【0006】
【作用】
この考案による塗装ライン用フロアコンベヤでは、キャリヤに支柱が立てられ 、支柱の上端部に中空状可動体が水平軸線を中心として揺動自在に取付けられ、 可動体に搬送物載置台が外方突出状に取付けられているから、可動体とともに搬 送物載置台が揺動する。
【0007】 また、可動体内に、これの揺動範囲を規制しかつ揺動範囲の両限位置において 位置決めする位置決め機構が収容されているから、可動体によって位置決め機構 に塗料が付着することが防止される。
【0008】
【実施例】
この考案の実施例を、図面を参照してつぎに説明する。以下の説明において、 前後とは、コンベヤによって搬送物が搬送される方向を前、これと反対側を後と いい、左右とは、前に向かってその左右の側を左右というものとする。
【0009】 フロアコンベヤは、図1および図2に示すように、パワーレール11およびフリ ーレール12と、フリーレール12にそって移動するキャリヤ13と、キャリヤ13に立 てられている支柱14と、支柱14の上端部に左右方向水平軸線を中心として揺動自 在に取付けられている中空状可動体15と、可動体15に上方突出状に取付けられて いる搬送物載置台16と、可動体15内に収容されかつ可動体の揺動範囲を規制する とともに揺動範囲の両限位置において位置決めする位置決め機構と、キャリヤ移 動経路の左方に配置されかつ可動体15を揺動させる揺動機構とを備えている。
【0010】 キャリヤ13は、フリーレール12上を走行する前後一対のフリートロリ21と、こ れらトロリ21にそれぞれ設けられ左右方向にのびた前後一対の先端ローラ22付振 止めアーム23と、これらアーム23に互いに平行に渡し止められ前後方向にのびた 左右一対のロードバー24とよりなる。
【0011】 支柱14は、両ロードバー24の長さの中央部に渡し止められた基板25より上向き にのび基板25近くにおいて2分割されたものであって、下分割パイプ31および上 分割パイプ32で構成されている。両分割パイプ31,32の分割面は、側方より見て 波形に形成されて、互いに噛合わされている。図示しないが、両分割パイプ31, 32にまたがってガイド棒がはめ入れられ、これにより、上分割パイプ32の回転が 案内されるようになっている。上分割パイプ32の下端部には水平円形回転板33が 固定されている。回転板33の上面周縁部には、4つの当接ローラ34が90度の等 間隔で取付けられている。
【0012】 キャリヤ13の移動にともない、図示しないプッシャで当接ローラ34が押動され ることにより、回転板33を介して上分割パイプ32が90度ずつ回転してその向き が変えられるようになっている。
【0013】 図3および図4に詳しく示すように、上分割パイプ32の上端部には前後方向に のびた垂直状支持板41が固定されるとともに、支持板41を左右方向に貫通して回 動自在に水平支持軸42が設けられている。支持軸42の左端部には垂直状左可動板 43が、支持軸42の右端部には垂直状右可動板44がそれぞれ垂下状に固定されてい る。
【0014】 可動体15は、支柱14の上端部、支持軸41および両可動板42,43を、これらの下 方を除いて、取り囲むように両端壁水平短円筒状に形成されたものであって、両 可動板42,43の上縁部両端部に前後のブラケット45を介して取付けられている。
【0015】 載置台16は、載置板46と、これより下向きにのびて、可動体15の頂部を貫通し て下端部を両可動板43,44の上縁中央部に固定された脚47とよりなる。
【0016】 支持板41には2つの前後位置決め孔51,52が貫通状にあけられている。2つの 位置決め孔51,52は、支持軸42の軸心を中心とする円周上において同軸心を通る 垂直線を挟んで対称となるように位置させられている。さらに、支持板41には1 つのストッパピン53が左方突出状に設けられている。ストッパピン53は、支持軸 42の軸心を中心とする円周上において後位置決め孔52の後方延長線上に位置させ られている。
【0017】 左可動板43には、位置決めロッド54と、これを進退作動させかつ可動板43,44 を可動体15とともに揺動させるためのレバー55が取付けられている。
【0018】 図3に実線で示すように、載置板46が水平状態であるときに、前位置決め孔51 と合致するように支持軸42の軸心を中心とする円周上に位置させられて、左可動 板43にロッド挿入孔56があけられている。ロッド挿入孔56の左面開口縁部にはロ ッドガイドブッシュ57が固着されており、ガイドブッシュ57および挿入孔56を通 じて前位置決め孔51に位置決めロッド54の右端部が挿入されている。位置決めロ ッド54の左端部には、一対の係止ピン58が互いに反対方向に突出するように設け られている。
【0019】 さらに、左可動板43のロッド挿入孔56の後方には同円周上を長くのびたガイド 孔59が形成され、これにストッパピン53がはめ入れられている。ガイド孔59は、 2つの位置決め孔51,52の間隔に対応する長さを有し、かつ、上記のように、載 置板46が水平状態であるときに、ガイド孔59の後端部にストッパピン53が当接さ せられるように位置させられている。
【0020】 レバー55は、側方より見て支持軸42と位置決めロッド54の中心同しを結ぶ線上 に位置させられかつ左可動板43の左面に取付部材61および取付軸62を介して支持 されており、可動体15底部のスリットを通じてその外にのびている。レバー55の 上端部には、位置決めロッド54を挟み付けた二股状対向壁63が設けられている。 対向壁63の上縁部には、係止ピン58をそれぞれ入り込ませた切欠64が形成されて いる。さらに、対向壁63の上縁部にはレバー復帰用引張りばね65の一端が取付け られ、その他端は左可動板43上縁近くに左方突出状に設けられたブラケット66に 取付けられている。
【0021】 揺動機構は、前後方向にのびたピストンロッド71を有するレバー前後方向押動 用流体圧シリンダ72と、これのピストンロッド71の後端部に取付部材73を介して 取付けられかつ左右方向にのびたピストンロッド74を有するレバー左右方向押動 用流体圧シリンダ75と、これのピストンロッド74の右端部に立上り状に取付けら れているレバー係合部材76とよりなる。
【0022】 レバー係合部材76の上端部には、右方突出二股耳状の係合板77が設けられると ともに、両係合板77に押動バー78が渡し止められている。
【0023】 いま、図5に実線で示すように、載置台16が垂直姿勢、すなわち載置板46が水 平な姿勢であり、これに、同図中一点鎖線で示すように、搬送物Wが載置されて いるものとする。
【0024】 搬送物Wがキャリヤ13によって揺動機構のところまで搬送されてくると、レバ ー左右方向押動用流体圧シリンダ75の作動によって左限で待機させられていたレ バー係合部材76が右動させられて、係合板77の間にレバー55が入り込まされ状態 で押動バーによってレバー55の下端部が右向きに押動される。そうすると、レバ ー55が図2中実線示す傾斜姿勢から、図2中鎖線で示す垂直姿勢となり、レバー 55によって前位置決め孔51から位置決めロッド54が引き出され、これにより、可 動体15が揺動自在となる。ついで、レバー前後方向押動用シリンダ72の作動によ り、前進限で待機させられていたピストンロッド71が後向きに突出させられて、 係合板77の間にレバー55が入り込まされたままレバー係合部材76が後向きに移動 させられる。そうすると、レバー55が図5中実線で示す前向き傾斜姿勢から図5 中鎖線で示す後向き傾斜姿勢となり、これにともない、可動体15が支持軸42を中 心として図5中反時計方向に揺動し、載置台46が前向き傾斜姿勢となり、これに 載置された搬送物Wが同じように前向きに傾斜させられる(図5中2点鎖線)。
【0025】 可動体15が揺動させられる際、左可動板43はガイド孔59にストッパピン53をは め入れたまま可動体15とともに揺動するが、ガイド孔59の前端部にストッパピン 53が当接させられると、その揺動が停止させられる。そうすると、レバー左右方 向押動用流体圧シリンダ75の作動によってレバー係合部材76が左向きに移動させ られ、レバー係合部材76による押動力を失ってレバー55はばね65によって図2中 垂直姿勢から基の傾斜姿勢となるように引き寄せられる。その結果、位置決めロ ッド54が後位置決め孔52に挿入され、可動体15揺動が規制されて、載置台16が搬 送物Wを載置したまま傾斜姿勢に保持される。
【0026】 載置台16を元の垂直姿勢に戻すには、上記手順を逆の手順で行えばよいことは 、勿論である。
【0027】
【考案の効果】
この考案によれば、可動体とともに搬送物載置台が揺動するから、載置台に載 置されて搬送される搬送物の姿勢を変えることができる。
【0028】 また、可動体によって位置決め機構に塗料が付着することが防止されるから、 載置台を円滑に揺動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるフロアコンベヤの側面図であ
る。
【図2】同コンベヤの正面図である。
【図3】図1の一部を拡大して示す破砕断面を含む側面
図である。
【図4】図2の一部を拡大して示す破砕断面を含む正面
図である。
【図5】搬送物の傾斜動作説明図である。
【符号の説明】
13 キャリヤ 14 支柱 15 可動体 16 載置台 51 前位置決め孔 52 後位置決め孔 54 位置決めロッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリヤ13に支柱14が立てられ、支柱14
    の上端部に中空状可動体15が水平軸線を中心として揺動
    自在に取付けられ、可動体15に搬送物載置台16が外方突
    出状に取付けられており、可動体15内に、これの揺動範
    囲を規制しかつ揺動範囲の両限位置において位置決めす
    る位置決め機構が収容されている塗装ライン用フロアコ
    ンベヤ。
JP1992044508U 1992-06-26 1992-06-26 塗装ライン用フロアコンベヤ Expired - Lifetime JP2573441Y2 (ja)

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JPH067858U true JPH067858U (ja) 1994-02-01
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000051751A (ja) * 1998-08-05 2000-02-22 Kanto Auto Works Ltd ワーク塗装用治具構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000051751A (ja) * 1998-08-05 2000-02-22 Kanto Auto Works Ltd ワーク塗装用治具構造

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JP2573441Y2 (ja) 1998-05-28

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