JP3091400U - 組付け治具 - Google Patents

組付け治具

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JP3091400U
JP3091400U JP2002004317U JP2002004317U JP3091400U JP 3091400 U JP3091400 U JP 3091400U JP 2002004317 U JP2002004317 U JP 2002004317U JP 2002004317 U JP2002004317 U JP 2002004317U JP 3091400 U JP3091400 U JP 3091400U
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locking
rotation
lock pin
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辰司 近藤
豊広 中園
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Shinmei Industry Co Ltd
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Shinmei Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ワークの姿勢や向きを容易に変更することが
でき、また、ワークが不意に動くなどして事故等が生じ
ることを確実に防止できる組付け治具を提供する。 【解決手段】ロックピン16を凹入部10a,10b,
10c内に進入する方向へと付勢する付勢手段17と、
前記ロックピン16を凹入部10a,10b,10c内
から後退させる後退手段18と、前記凹入部10a,1
0b,10c内から後退した前記ロックピン16に係止
されることにより、ロックピン16が凹入部10a,1
0b,10c内へと進入することを阻止する係止手段1
9と、前記円弧体9における前記凹入部10a,10
b,10c間に配置され、円弧体9の回動により、前記
係止手段19による係止を解除する機能を発揮する係止
解除手段20とを備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば、車両用エンジンなどのワークの組付け作業に用いられる組 付け治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、車両用エンジンを組付け作業対象であるワークとする従来の組付け治 具として、前記ワークを傾けてその姿勢を変更するためのチルト部と、ワークを 水平方向に回転させてその向きを変更するためのテーブルとを備えたものがある 。
【0003】 前記チルト部は、ロックしたときには動かず、ロックを解除したときには、ワ ークを保持した状態でワークの軸まわりに回転可能となり、これによって、ワー クの姿勢を、傾いてない状態と傾いた状態(チルト状態)とに変更できるように 構成されていた。
【0004】 また、前記テーブルは、上側に前記チルト部が固定されており、ロックしたと きには動かず、ロックを解除したときには、前記チルト部とともに水平方向(鉛 直方向の軸まわり)に回転可能となり、これによって、チルト部に保持されたワ ークの向きを変更できるように構成されていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の構成からなる従来の組付け治具では、ロックを解除して前記チ ルト部を動かすときに、チルト部用ロックのロック操作およびその解除操作と、 チルト部を動かす操作とが独立していたことから、ワークの姿勢を容易に変更で きず、さらに、例えば、前記ロック操作を忘れるなどした場合には、ワークが不 意に動き、事故等が生じるおそれがあった。
【0006】 また、ロックを解除して前記テーブルを動かすときに、テーブル用ロックのロ ック操作およびその解除操作と、テーブルを動かす操作とが独立していたことか ら、ワークの向きを容易に変更できず、さらに、例えば、前記ロック操作を忘れ るなどした場合にも、ワークが不意に動き、事故等が生じるおそれがあった。
【0007】 本考案は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、ワークの姿勢や 向きを容易に変更することができ、また、ワークが不意に動くなどして事故等が 生じることを確実に防止できる組付け治具を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の組付け治具は、ワークを水平方向の軸ま わりに回転させ、複数の姿勢をとらせるためのチルト部が設けられており、この チルト部が、前記ワークを保持し、かつ正面視円弧状の脚部を有するワーク保持 体と、このワーク保持体の前記水平方向の軸まわりの回転を可能とした状態で、 前記脚部を保持する保持部を有する本体とを備え、前記ワーク保持体の脚部と一 体的に回動する円弧体の一面側に形成した複数の凹入部のいずれかに、固定位置 にあるロックピンを挿入することによって、前記ワークの姿勢を保つように構成 してある組付け治具であって、前記ロックピンを凹入部内に進入する方向へと付 勢する付勢手段と、前記ロックピンを凹入部内から後退させる後退手段と、前記 凹入部内から後退した前記ロックピンに係止されることにより、ロックピンが凹 入部内へと進入することを阻止する係止手段と、前記円弧体における前記凹入部 間に配置され、円弧体の回動により、前記係止手段による係止を解除する機能を 発揮する係止解除手段とを備えた(請求項1)。
【0009】 また、前記ワークに、水平姿勢と、この水平姿勢から左右にそれぞれ一定角度 だけ傾斜した2つの傾斜姿勢とをとらせるように前記チルト部を構成してあると してもよい(請求項2)。
【0010】 上記の構成により、ワークの姿勢を容易に変更することができ、また、ワーク が不意に動くなどして事故等が生じることを確実に防止できる組付け治具を提供 することが可能となる。
【0011】 また、ワークを上下方向の軸まわりに回転させ、その向きを変更するためのテ ーブルユニットが設けられた組付け治具であって、前記テーブルユニットが、ワ ークの順回転のみを許容し、逆回転を阻止するための逆回転阻止手段と、ワーク の回転を規制するための回転規制手段とを備え、前記逆回転阻止手段が、上下方 向の軸まわりに回転し、その周縁に切り欠き部が設けられたテーブルと、前記切 り欠き部に係止される係止体とを有し、前記係止体による係止が、前記テーブル の逆回転を阻止するとともに、前記テーブルの順回転に伴って前記係止体による 係止が解除されるように構成されており、前記回転規制手段が、前記テーブルと 連動して上下方向の軸まわりに順回転し、その周縁部にストッパブロックとカム フォロアとが交互に配置された回転体と、屈曲部を介して前記ストッパブロック を止めるための太腕部と前記カムフォロアが衝突する細腕部とを有する平面視ほ ぼへの字形状の部材であって、前記屈曲部が、上下方向の軸まわりに回転可能に 軸支されているカム板と、前記カム板の細腕部に当接するように配置され、細腕 部に対する前記カムフォロアの衝突に伴うカム板の一方向への回転を規制し、か つその弾性によって前記細腕部を押し返し、前記カム板を他方向へと回転させる ショックアブソーバとを有し、前記回転体の順回転に伴って、回転体の周縁部に 配置されたカムフォロアが細腕部に衝突すると、カム板が一方向に回転し、回転 方向において前記カムフォロアの直後にあるストッパブロックに前記太腕部が当 接し、これにより、前記回転体の順回転が不能な状態となり、その後、細腕部に 対する前記ショックアブソーバの押し返しにより、カム板が他方向に回転すると 、それに伴って、前記ストッパブロックに対する太腕部の当接が解除され、前記 回転体の順回転が可能な状態となるように構成してあるとしてもよい(請求項3 )。
【0012】 さらに、前記回転体に、前記ストッパブロックおよびカムフォロアがそれぞれ 4つずつ設けられており、ワークの向きが0°、90°、180°、270°に 変更されるように構成したとしてもよい(請求項4)。
【0013】 また、互いの一端を回動可能に軸支しあう2つのアームを有し、各アームの他 端はそれぞれ固定位置で回動可能に軸支されており、少なくとも一方のアームは 、その長さが可変で、かつ短くなる方向に付勢されており、この付勢により、2 つのアームのなす角度がほぼ180°となるような復元力が生じている屈曲アー ムに前記係止体が保持されており、前記復元力により、前記係止体が前記テーブ ルの内側へと付勢されるように構成してあるとしてもよい(請求項5)。
【0014】 上記の構成により、ワークの向きを容易に変更することができ、また、ワーク が不意に動くなどして事故等が生じることを確実に防止できる組付け治具を提供 することが可能となる。
【0015】 また、ワークを水平方向の軸まわりに回転させ、複数の姿勢をとらせるための チルト部と、ワークを上下方向の軸まわりに回転させ、その向きを変更するため のテーブルユニットとが設けられており、前記チルト部が、前記ワークを保持し 、かつ正面視円弧状の脚部を有するワーク保持体と、このワーク保持体の前記水 平方向の軸まわりの回転を可能とした状態で、前記脚部を保持する保持部を有す る本体とを備え、前記ワーク保持体の脚部と一体的に回動する円弧体の一面側に 形成した複数の凹入部のいずれかに、固定位置にあるロックピンを挿入すること によって、前記ワークの姿勢を保つように構成してある組付け治具であって、前 記チルト部が、前記ロックピンを凹入部内に進入する方向へと付勢する付勢手段 と、前記ロックピンを凹入部内から後退させる後退手段と、前記凹入部内から後 退した前記ロックピンに係止されることにより、ロックピンが凹入部内へと進入 することを阻止する係止手段と、前記円弧体における前記凹入部間に配置され、 円弧体の回動により、前記係止手段による係止を解除する機能を発揮する係止解 除手段とを備え、前記テーブルユニットが、ワークの順回転のみを許容し、逆回 転を阻止するための逆回転阻止手段と、ワークの回転を規制するための回転規制 手段とを備え、前記逆回転阻止手段が、上下方向の軸まわりに回転し、その周縁 に切り欠き部が設けられたテーブルと、前記切り欠き部に係止される係止体とを 有し、前記係止体による係止が、前記テーブルの逆回転を阻止するとともに、前 記テーブルの順回転に伴って前記係止体による係止が解除されるように構成され ており、前記回転規制手段が、前記テーブルと連動して上下方向の軸まわりに順 回転し、その周縁部にストッパブロックとカムフォロアとが交互に配置された回 転体と、屈曲部を介して前記ストッパブロックを止めるための太腕部と前記カム フォロアが衝突する細腕部とを有する平面視ほぼへの字形状の部材であって、前 記屈曲部が、上下方向の軸まわりに回転可能に軸支されているカム板と、前記カ ム板の細腕部に当接するように配置され、細腕部に対する前記カムフォロアの衝 突に伴うカム板の一方向への回転を規制し、かつその弾性によって前記細腕部を 押し返し、前記カム板を他方向へと回転させるショックアブソーバとを有し、前 記回転体の順回転に伴って、回転体の周縁部に配置されたカムフォロアが細腕部 に衝突すると、カム板が一方向に回転し、回転方向において前記カムフォロアの 直後にあるストッパブロックに前記太腕部が当接し、これにより、前記回転体の 順回転が不能な状態となり、その後、細腕部に対する前記ショックアブソーバの 押し返しにより、カム板が他方向に回転すると、それに伴って、前記ストッパブ ロックに対する太腕部の当接が解除され、前記回転体の順回転が可能な状態とな るように構成してあるとしてもよい(請求項6)。
【0016】 さらに、前記ワークに、水平姿勢と、この水平姿勢から左右にそれぞれ一定角 度だけ傾斜した2つの傾斜姿勢とをとらせるように前記チルト部を構成してある としてもよい(請求項7)。
【0017】 また、前記回転体に、前記ストッパブロックおよびカムフォロアがそれぞれ4 つずつ設けられており、ワークの向きが0°、90°、180°、270°に変 更されるように構成したとしてもよい(請求項8)。
【0018】 また、互いの一端を回動可能に軸支しあう2つのアームを有し、各アームの他 端はそれぞれ固定位置で回動可能に軸支されており、少なくとも一方のアームは 、その長さが可変で、かつ短くなる方向に付勢されており、この付勢により、2 つのアームのなす角度がほぼ180°となるような復元力が生じている屈曲アー ムに前記係止体が保持されており、前記復元力により、前記係止体が前記テーブ ルの内側へと付勢されるように構成してあるとしてもよい(請求項9)。
【0019】 上記の構成により、ワークの姿勢や向きを容易に変更することができ、また、 ワークが不意に動くなどして事故等が生じることを確実に防止できる組付け治具 を提供することが可能となる。
【0020】 また、前記ワークが車両用エンジンであるとしてもよい(請求項10)。
【0021】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の実施例を、図を参照しながら説明する。 図1,図2および図3は、本考案の一実施例に係る組付け治具Dの構成を一部 を透視して概略的に示す正面図,側面図および背面図である。 組付け治具Dは、車両用エンジンを組付け作業対象であるワークWとするもの であり、前記ワークWを、その水平方向の軸まわりに回転させ、複数の姿勢をと らせるためのチルト部1と、ワークWを上下方向の軸まわりに回転させ、その向 きを変更するためのテーブルユニット2とを備えている。
【0022】 まず、前記チルト部1の構成について説明する。 前記チルト部1は、前記ワークWを保持し、かつ前側および後側にそれぞれ正 面視円弧状の脚部3,4を有するワーク保持体5と、このワーク保持体5の前記 水平方向の軸まわりの回転を可能とした状態で、前記脚部3,4をそれぞれ保持 する保持部6,7を有する本体8とを備えている。
【0023】 前記ワーク保持体5は、前記脚部3と一体的に回動する円弧体9を有しており 、円弧体9の一面(前面)側には複数(本実施例では3つ)の凹入部10a,1 0b,10cが形成されている。なお、図4に示すように、前記凹入部10aは 、円弧体9の中央部に設けられており、前記凹入部10b,10cは、それぞれ 前記円弧体9の両端部に設けられている。
【0024】 また、前記ワーク保持体5は、上方に突出し、前記ワークWの下部に形成され た孔(図示せず)内に挿入される2つのピン体11,11と、前記ワークWの適 宜の箇所を挟持する挟持手段12(図5参照)とを備えている。
【0025】 前記保持部6は、前記脚部3が載置される複数(本実施例では4つ)のローラ 13a,13a…を有するガイドレール13と、前記脚部3の前方に配置され、 脚部3の上面に接する押さえローラ14aを有する立ち上がり部14とを備えて いる。
【0026】 なお、前記保持部7は、前記保持部6と同様の構成をしており、前記脚部4が 載置される複数(本実施例では4つ)のローラ13a,13a…を有するガイド レール13と、前記脚部3の前方に配置され、脚部3の上面に接する押さえロー ラ14aを有する立ち上がり部14とを備えている。
【0027】 前記円弧体9は、前記脚部3とほぼ同じ形状をしており、前記脚部3の上端部 に固定された連設体15に、その上端が固定されている。
【0028】 また、前記本体8は、図6および図7に示すように、円弧体9に形成した凹入 部10a,10b,10cに挿入されるロックピン16と、前記ロックピンを凹 入部10a,10b,10c内に進入する方向へと付勢する例えばバネである付 勢手段17と、前記ロックピン16を凹入部10a,10b,10c内から後退 させる後退手段18と、前記凹入部10a,10b,10c内から後退した前記 ロックピン16に係止されることにより、ロックピン16が凹入部10a,10 b,10c内へと進入することを阻止する係止手段19と、前記円弧体9におけ る前記凹入部10a,10b,10c間に配置され、円弧体9の回動により、前 記係止手段19による係止を解除する機能を発揮する係止解除手段20とを備え ている。
【0029】 前記後退手段18は、レバー21と、このレバー21の回動操作により回転す るピニオン22と、このピニオンとかみあい、前記ロックピン16と一体的に動 くラック23とを有しており、前記レバー21を回動操作することにより、前記 ロックピン16が後退するように構成されている。
【0030】 前記係止手段19は、前記ロックピン16に設けられた被係止部24と、中央 部が軸支され、一端部に、前記被係止部24を係止する係止部25を有し、他端 部が例えばバネなどの付勢手段26により付勢され、これにより、前記係止部2 5が前記被係止部24を係止する方向に付勢されるように構成された回動体27 とを備えている。なお、前記被係止部24は、例えば、前記ロックピン16の上 側にある角部分である。
【0031】 前記係止解除手段20は、前記回動体27の一端部に形成された突出部28と 、前記円弧体9の一面側において、前記凹入部10a,10b間および凹入部1 0a,10c間にそれぞれ突出した状態で設けられ、円弧体9の回動に伴って動 いたときに、前記突出部28の下部をこすり上げるように構成されたリフト部2 9(図4参照)とを備えている。
【0032】 前記リフト部29は、その左右両端部にそれぞれ、端部側ほど低くなるガイド 面29aを有している。
【0033】 次に、上記の構成からなるチルト部1の動作について説明する。 前記チルト部1では、ワークWに、傾いていない水平姿勢と、この水平姿勢か ら左右にそれぞれ一定角度(本実施例では45°)だけ傾けた状態の2つの傾斜 姿勢とをとらせることができる。
【0034】 すなわち、予め、前記チルト部1のワーク保持部5にワークWを保持させた状 態としておき、ワークWを回転させて、前記円弧体9の凹入部10a内に前記ロ ックピン16を挿入すればワークWが水平姿勢となり、凹入部10b内にロック ピン16を挿入すればワークWが右45°に傾斜した姿勢をとり、凹入部10c 内にロックピン16を挿入すればワークWが左45°に傾斜した姿勢をとること となる。
【0035】 そして、ワークWの姿勢の変更は、以下の操作により行うことができる。 すなわち、例えば、図7に示すように、前記凹入部10a内に挿入された状態 のロックピン16を、凹入部10b内に挿入した状態とするには、まず、前記後 退手段18のレバー21を回動操作すればよい。この回動操作により、前記ピニ オン22が回動し、このピニオン22とかみあうラック23が移動することによ り、このラック23と一体的に動くロックピン16が、前記凹入部10a内から 後退する。そして、この後退が完了すると、ロックピン16の被係止部24を、 前記係止手段19の回動体27の係止部25が係止し、これにより、図8(A) に示すように、ロックピン16は、凹入部10a内から後退した状態で係止・保 持されることとなる。なお、前記回動体27の他端側を付勢する付勢手段26に よって係止部25が被係止部24を係止する方向に常に付勢されていることから 、前記被係止部24に対する係止部25の係止は、前記ロックピン16の後退後 、自動的に行われることとなる。
【0036】 続いて、前記ワークWが右に傾斜するようにワークWを回転させると、ワーク Wの回転に伴って前記円弧体9も同様に回転するのであり、この回転の間に、前 記円弧体9の一面側に突出する状態で設けられたリフト部29が、前記回動体2 7の突出部28をこすり上げ、これにより、図8(B)に示すように、前記係止 部25による被係止部24の係止が解除され、その後、前記付勢手段17の付勢 により、ロックピン16が円弧体9の一面に当接する状態となる。
【0037】 そして、さらに前記ワークWを回転させると、図8(C)に示すように、前記 円弧体9の凹入部10b内に前記ロックピン16が挿入され、これにより、ワー クWが右45°に傾斜した姿勢となる。
【0038】 以上、前記凹入部10a内に挿入された状態のロックピン16を、凹入部10 b内に挿入した状態とするための操作について説明したが、前記ロックピン16 を、凹入部10aに挿入した状態から凹入部10cに挿入した状態とするための 操作、凹入部10bに挿入した状態から凹入部10aに挿入した状態とするため の操作および凹入部10cに挿入した状態から凹入部10aに挿入した状態とす るための操作も同様であることから、それらの操作についての説明は省略する。
【0039】 上記の構成からなるチルト部1を備えた組付け治具Dでは、前記ワークWの姿 勢を変更するときに、レバー21を回動操作するだけで、自動的にロックピン1 6が凹入部10(例えば、凹入部10a)から後退して、ロックピン16による ワークWのロックが解除されるとともに、その状態が保持されることとなるため 、ワークWを回転させるときに前記レバー21を手で持っておく必要がないこと から、容易にワークWを回転させてその姿勢を変更することが可能となる。
【0040】 また、前記レバー21を回動操作することによって凹入部10(例えば、凹入 部10a)から後退した状態のロックピン16は、前記ワークWを回転させてそ の姿勢を変更すると、自動的に前記凹入部10(例えば、凹入部10a)の隣に ある凹入部10(例えば、凹入部10b)内に挿入されてワークWをロックする 状態となることから、従来の組付け治具のように、ロック操作を忘れることによ り、ワークWが不意に動き、事故等が生じるということがない。
【0041】 次に、前記テーブルユニット2の構成について説明する。 図9および図10は、逆回転阻止手段30の構成を一部を透視して概略的に示 す平面図および縦断面図、図11,図12および図13は、回転規制手段31の 構成を一部を透視して概略的に示す底面図,側面図および正面図である。 前記テーブルユニット2は、ワークWを、これを保持する前記チルト部1とと もに上下方向の軸まわりに回転させるためのものであり、ワークWの順回転のみ を許容し、逆回転を阻止するための逆回転阻止手段30と、ワークWの回転を規 制するための回転規制手段31とを備えている。
【0042】 前記逆回転阻止手段30は、上下方向の軸まわりに回転し、その周縁に等間隔 に複数(本実施例では4つ)の切り欠き部32,32…が設けられたテーブル3 3と、前記切り欠き部32に係止される係止体34とを有し、前記係止体34に よる係止が、前記テーブル33の逆回転を阻止するとともに、前記テーブル33 の順回転に伴って前記係止体34による係止が解除されるように構成されている 。
【0043】 詳しくは、互いの一端を回動可能に軸支しあう2つのアーム35,36を有し 、各アーム35,36の他端はそれぞれ固定位置で回動可能に軸支されており、 少なくとも一方のアーム36は、その長さが可変で、かつ短くなる方向に付勢さ れており、この付勢により、2つのアーム35,36のなす角度がほぼ180° となるような復元力が生じている屈曲アーム37の前記アーム35のほぼ中央に 前記係止体34が保持されており、前記復元力により、前記係止体34が前記テ ーブル33の内側へと付勢されるように構成してある。
【0044】 前記アーム36は、例えばバネからなる弾性部材38を介して両端部39,3 9が接続されており、前記弾性部材38は引き延ばされた状態となっている。
【0045】 また、前記切り欠き部32は左右非対称の形状をしており、テーブル33が順 回転したときには、前記切り欠き部32に嵌め込まれた係止体34が比較的スム ーズに切り欠き部32内から退避し、テーブル33を逆回転させようとしたとき には、前記切り欠き部32に嵌め込まれた係止体34が切り欠き部32内から退 避できず、これによって、前記テーブル33の逆回転が阻止されるように構成さ れている。
【0046】 前記回転規制手段31は、前記テーブル33と連動して上下方向の軸まわりに 順回転し、その周縁部にストッパブロック40とカムフォロア41とが交互に配 置された回転体42と、屈曲部43を介して前記ストッパブロック40を止める ための太腕部44と前記カムフォロア41が衝突する細腕部45とを有する平面 視ほぼへの字形状の部材であって、前記屈曲部43が、上下方向の軸まわりに回 転可能に軸支されているカム板46と、前記カム板46の細腕部45に当接する ように配置され、細腕部45に対する前記カムフォロア41の衝突に伴うカム板 46の一方向への回転を規制し、かつその弾性によって前記細腕部45を押し返 し、前記カム板46を他方向へと回転させるショックアブソーバ47とを有し、 前記回転体42の順回転に伴って、回転体42の周縁部に配置されたカムフォロ ア41が細腕部45に衝突すると、カム板46が一方向に回転し、回転方向にお いて前記カムフォロア41の直後にあるストッパブロック40に前記太腕部44 が当接し、これにより、前記回転体42の順回転が不能な状態となり、その後、 細腕部45に対する前記ショックアブソーバ47の押し返しにより、カム板46 が他方向に回転すると、それに伴って、前記ストッパブロック40に対する太腕 部44の当接が解除され、前記回転体42の順回転が可能な状態となるように構 成してある。
【0047】 なお、前記回転体42の周縁部には、前記ストッパブロック40およびカムフ ォロア41がそれぞれ4つずつ設けられており、ワークWの向きが0°、90° 、180°、270°に変更されるように構成してある。
【0048】 図14(A)および(B)、図15(A)および(B)、図16(A)および (B)は、前記テーブルユニット2の動作を概略的に示す説明図である。 次に、上記の構成からなるテーブルユニット2の動作について説明する。 前記テーブルユニット2では、ワークWの向きを一方向に90°ずつ変更する ことができる。
【0049】 すなわち、図14(A)に示す状態にあるテーブルユニット2を操作して、ワ ークWの向きを90°変更するには、まず、前記テーブル33および回転体42 を順回転させる。これにより、図14(B)に示すように、逆回転阻止手段30 の前記切り欠き部32内に係止されていた係止体34が切り欠き部32内から退 避することとなる。
【0050】 続いて、図15(A)に示すように、さらに前記テーブル33および回転体4 2を順回転させる。このとき、底面から見て、前記回転規制手段31のカム板4 6の太腕部44は回転体42の周縁部にかからない状態となっており、前記細腕 部45は回転体42の周縁部にかかる状態となっているが、前記ストッパブロッ ク40はカム板46の細腕部45とは衝突しないように構成してあることから、 前記ストッパブロック40の通過によってカム板46が回転することはない。
【0051】 しかし、前記カムフォロア41はカム板46の細腕部45と衝突するように構 成してあることから、回転方向において前記ストッパブロック40のすぐ後ろに あるカムフォロア41の通過に伴って、前記カム板46が回転し、図15(B) に示すように、前記太腕部44が回転体42の周縁部にかかる状態となる。
【0052】 そして、さらに前記テーブル33および回転体42を順回転させると、図16 (A)に示すように、前記ストッパブロック40と太腕部44とが衝突し、テー ブル33および回転体42の順回転が止まることとなる。同時に、前記逆回転阻 止手段30の係止体34が、最初に係止されていた切り欠き部32の隣にある切 り欠き部32内に係止され、逆回転が不可能な状態となる。すなわち、このとき 、テーブル33および回転体42は、順回転も逆回転もせず、完全に止まった状 態となり、これによって、ワークWの向きの90°の変更がなされたこととなる 。
【0053】 そして、上記図16(A)に示す状態では、カム板46の細腕部45がショッ クアブソーバ47を圧縮しているのであり、この細腕部45に対するショックア ブソーバ47の押し返しによって、ストッパブロック40に対する太腕部44の 当接が解除され、前記回転体42の順回転が可能な状態、すなわち、図14(A )に示す初期状態となるのである。
【0054】 上記の構成からなるテーブルユニット2を備えた組付け治具Dでは、前記ワー クWの向きを変更するときに、テーブル33および回転体42を回転させるだけ で、自動的にワークWの向きが90°だけ変更されるように構成してあることか ら、容易にワークWの向きを変更することが可能となる。
【0055】 また、向きを変更した後のワークWは、前記逆回転阻止手段30の切り欠き部 32内に入り込もうとする係止体34に抗することができる程度の力を加えない と、回転しないことから、従来の組付け治具のように、ロック操作を忘れること により、ワークWが不意に動き、事故等が生じるということがない。
【0056】
【考案の効果】
上記の構成からなる本考案によれば、ワークの姿勢や向きを容易に変更するこ とができ、また、ワークが不意に動くなどして事故等が生じることを確実に防止 できる組付け治具を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る組付け治具Dの構成を
一部を透視して概略的に示す正面図である。
【図2】上記実施例の構成を一部を透視して概略的に示
す側面図である。
【図3】上記実施例の構成を一部を透視して概略的に示
す背面図である。
【図4】上記実施例におけるチルト部の要部の構成を一
部を透視して概略的に示す正面図である。
【図5】前記チルト部の挟持手段の構成を概略的に示す
説明図である。
【図6】上記実施例におけるチルト部の要部の構成を一
部を透視して概略的に示す側面図である。
【図7】前記チルト部の要部の構成を概略的に示す説明
図である。
【図8】(A)〜(C)は、前記チルト部の要部の動作
を概略的に示す説明図である。
【図9】上記実施例におけるテーブルユニットの逆回転
阻止手段の構成を一部を透視して概略的に示す平面図で
ある。
【図10】前記逆回転阻止手段の構成を概略的に示す縦
断面図である。
【図11】上記実施例におけるテーブルユニットの回転
規制手段の構成を一部を透視して概略的に示す底面図で
ある。
【図12】前記回転規制手段の構成を一部を透視して概
略的に示す側面図である。
【図13】前記回転規制手段の構成を一部を透視して概
略的に示す正面図である。
【図14】(A)および(B)は、前記テーブルユニッ
トの動作を概略的に示す説明図である。
【図15】(A)および(B)は、前記テーブルユニッ
トの動作を概略的に示す説明図である。
【図16】(A)および(B)は、前記テーブルユニッ
トの動作を概略的に示す説明図である。
【符号の説明】
1…チルト部、3,4…脚部、5…ワーク保持体、6,
7…保持部、8…本体、9…円弧体、10a,10b,
10c…凹入部、16…ロックピン、17…付勢手段、
18…後退手段、19…係止手段、20…係止解除手
段、D…組付け治具、W…ワーク。

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを水平方向の軸まわりに回転さ
    せ、複数の姿勢をとらせるためのチルト部が設けられて
    おり、このチルト部が、前記ワークを保持し、かつ正面
    視円弧状の脚部を有するワーク保持体と、このワーク保
    持体の前記水平方向の軸まわりの回転を可能とした状態
    で、前記脚部を保持する保持部を有する本体とを備え、
    前記ワーク保持体の脚部と一体的に回動する円弧体の一
    面側に形成した複数の凹入部のいずれかに、固定位置に
    あるロックピンを挿入することによって、前記ワークの
    姿勢を保つように構成してある組付け治具であって、前
    記ロックピンを凹入部内に進入する方向へと付勢する付
    勢手段と、前記ロックピンを凹入部内から後退させる後
    退手段と、前記凹入部内から後退した前記ロックピンに
    係止されることにより、ロックピンが凹入部内へと進入
    することを阻止する係止手段と、前記円弧体における前
    記凹入部間に配置され、円弧体の回動により、前記係止
    手段による係止を解除する機能を発揮する係止解除手段
    とを備えたことを特徴とする組付け治具。
  2. 【請求項2】 前記ワークに、水平姿勢と、この水平姿
    勢から左右にそれぞれ一定角度だけ傾斜した2つの傾斜
    姿勢とをとらせるように前記チルト部を構成してある請
    求項1に記載の組付け治具。
  3. 【請求項3】 ワークを上下方向の軸まわりに回転さ
    せ、その向きを変更するためのテーブルユニットが設け
    られた組付け治具であって、前記テーブルユニットが、
    ワークの順回転のみを許容し、逆回転を阻止するための
    逆回転阻止手段と、ワークの回転を規制するための回転
    規制手段とを備え、前記逆回転阻止手段が、上下方向の
    軸まわりに回転し、その周縁に切り欠き部が設けられた
    テーブルと、前記切り欠き部に係止される係止体とを有
    し、前記係止体による係止が、前記テーブルの逆回転を
    阻止するとともに、前記テーブルの順回転に伴って前記
    係止体による係止が解除されるように構成されており、
    前記回転規制手段が、前記テーブルと連動して上下方向
    の軸まわりに順回転し、その周縁部にストッパブロック
    とカムフォロアとが交互に配置された回転体と、屈曲部
    を介して前記ストッパブロックを止めるための太腕部と
    前記カムフォロアが衝突する細腕部とを有する平面視ほ
    ぼへの字形状の部材であって、前記屈曲部が、上下方向
    の軸まわりに回転可能に軸支されているカム板と、前記
    カム板の細腕部に当接するように配置され、細腕部に対
    する前記カムフォロアの衝突に伴うカム板の一方向への
    回転を規制し、かつその弾性によって前記細腕部を押し
    返し、前記カム板を他方向へと回転させるショックアブ
    ソーバとを有し、前記回転体の順回転に伴って、回転体
    の周縁部に配置されたカムフォロアが細腕部に衝突する
    と、カム板が一方向に回転し、回転方向において前記カ
    ムフォロアの直後にあるストッパブロックに前記太腕部
    が当接し、これにより、前記回転体の順回転が不能な状
    態となり、その後、細腕部に対する前記ショックアブソ
    ーバの押し返しにより、カム板が他方向に回転すると、
    それに伴って、前記ストッパブロックに対する太腕部の
    当接が解除され、前記回転体の順回転が可能な状態とな
    るように構成してあることを特徴とする組付け治具。
  4. 【請求項4】 前記回転体に、前記ストッパブロックお
    よびカムフォロアがそれぞれ4つずつ設けられており、
    ワークの向きが0°、90°、180°、270°に変
    更されるように構成した請求項3に記載の組付け治具。
  5. 【請求項5】 互いの一端を回動可能に軸支しあう2つ
    のアームを有し、各アームの他端はそれぞれ固定位置で
    回動可能に軸支されており、少なくとも一方のアーム
    は、その長さが可変で、かつ短くなる方向に付勢されて
    おり、この付勢により、2つのアームのなす角度がほぼ
    180°となるような復元力が生じている屈曲アームに
    前記係止体が保持されており、前記復元力により、前記
    係止体が前記テーブルの内側へと付勢されるように構成
    してある請求項3に記載の組付け治具。
  6. 【請求項6】 ワークを水平方向の軸まわりに回転さ
    せ、複数の姿勢をとらせるためのチルト部と、ワークを
    上下方向の軸まわりに回転させ、その向きを変更するた
    めのテーブルユニットとが設けられており、前記チルト
    部が、前記ワークを保持し、かつ正面視円弧状の脚部を
    有するワーク保持体と、このワーク保持体の前記水平方
    向の軸まわりの回転を可能とした状態で、前記脚部を保
    持する保持部を有する本体とを備え、前記ワーク保持体
    の脚部と一体的に回動する円弧体の一面側に形成した複
    数の凹入部のいずれかに、固定位置にあるロックピンを
    挿入することによって、前記ワークの姿勢を保つように
    構成してある組付け治具であって、前記チルト部が、前
    記ロックピンを凹入部内に進入する方向へと付勢する付
    勢手段と、前記ロックピンを凹入部内から後退させる後
    退手段と、前記凹入部内から後退した前記ロックピンに
    係止されることにより、ロックピンが凹入部内へと進入
    することを阻止する係止手段と、前記円弧体における前
    記凹入部間に配置され、円弧体の回動により、前記係止
    手段による係止を解除する機能を発揮する係止解除手段
    とを備え、前記テーブルユニットが、ワークの順回転の
    みを許容し、逆回転を阻止するための逆回転阻止手段
    と、ワークの回転を規制するための回転規制手段とを備
    え、前記逆回転阻止手段が、上下方向の軸まわりに回転
    し、その周縁に切り欠き部が設けられたテーブルと、前
    記切り欠き部に係止される係止体とを有し、前記係止体
    による係止が、前記テーブルの逆回転を阻止するととも
    に、前記テーブルの順回転に伴って前記係止体による係
    止が解除されるように構成されており、前記回転規制手
    段が、前記テーブルと連動して上下方向の軸まわりに順
    回転し、その周縁部にストッパブロックとカムフォロア
    とが交互に配置された回転体と、屈曲部を介して前記ス
    トッパブロックを止めるための太腕部と前記カムフォロ
    アが衝突する細腕部とを有する平面視ほぼへの字形状の
    部材であって、前記屈曲部が、上下方向の軸まわりに回
    転可能に軸支されているカム板と、前記カム板の細腕部
    に当接するように配置され、細腕部に対する前記カムフ
    ォロアの衝突に伴うカム板の一方向への回転を規制し、
    かつその弾性によって前記細腕部を押し返し、前記カム
    板を他方向へと回転させるショックアブソーバとを有
    し、前記回転体の順回転に伴って、回転体の周縁部に配
    置されたカムフォロアが細腕部に衝突すると、カム板が
    一方向に回転し、回転方向において前記カムフォロアの
    直後にあるストッパブロックに前記太腕部が当接し、こ
    れにより、前記回転体の順回転が不能な状態となり、そ
    の後、細腕部に対する前記ショックアブソーバの押し返
    しにより、カム板が他方向に回転すると、それに伴っ
    て、前記ストッパブロックに対する太腕部の当接が解除
    され、前記回転体の順回転が可能な状態となるように構
    成してあることを特徴とする組付け治具。
  7. 【請求項7】 前記ワークに、水平姿勢と、この水平姿
    勢から左右にそれぞれ一定角度だけ傾斜した2つの傾斜
    姿勢とをとらせるように前記チルト部を構成してある請
    求項6に記載の組付け治具。
  8. 【請求項8】 前記回転体に、前記ストッパブロックお
    よびカムフォロアがそれぞれ4つずつ設けられており、
    ワークの向きが0°、90°、180°、270°に変
    更されるように構成した請求項6に記載の組付け治具。
  9. 【請求項9】 互いの一端を回動可能に軸支しあう2つ
    のアームを有し、各アームの他端はそれぞれ固定位置で
    回動可能に軸支されており、少なくとも一方のアーム
    は、その長さが可変で、かつ短くなる方向に付勢されて
    おり、この付勢により、2つのアームのなす角度がほぼ
    180°となるような復元力が生じている屈曲アームに
    前記係止体が保持されており、前記復元力により、前記
    係止体が前記テーブルの内側へと付勢されるように構成
    してある請求項6に記載の組付け治具。
  10. 【請求項10】 前記ワークが車両用エンジンである請
    求項1〜9のいずれかに記載の組付け治具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2009016865A1 (ja) * 2007-07-30 2010-10-14 新東工業株式会社 製造ライン
CN103635286A (zh) * 2011-06-23 2014-03-12 平田机工株式会社 工件支承装置

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