JPS6116882A - リボンカセツトの取り付け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 鼓、Ｍ３Ｎ この発明は、インクリボンを収納するリボンカセットを
、印字装置のキャリッジに搭載して使用するのに便利な
、リボンカセットの取り付け装置に関する。

因米技権 従来、キャリッジに搭載させるリボンカセットは、リボ
ンカセットを畦に、キャリッジ上面に載置的に取り付け
るだけであった。ところが、キャリッジに搭載されるリ
ボンカセットのリボン（露出部分のリボン）は、たとえ
ば、第５図で示すリボン（１）のように、プラテン（２
）と活字ホイールを内蔵するホイールカセット（３）と
の間に配置されなければならない。

これがため、通常のリボンカセット（４）は、リボン（
１）が図示する位置に導出されるためには、リボン（１
）のガイドローラ（５）・（６）がプラテン（２）に最
も近接して設けられ、ガイドローラ（５）・（６）間に
張られているリボン（１）は、そのままの状態で上記位
置にセットされなければならない。

よって、リボンカセット（４）は、このガイドローラ（
５）・（６）を保持する大きさの形状をなしている。な
お、符号（７）・（７）で示すのはキャリッジ（図示省
略）側のクランプ、（８）は印字用ハンマー駆動部、（
９）はカードホルダである。

一方、キャリッジに取り付けられるホイールヵセット（
３）は、活字ホイールの交換などに伴ってキャリッジか
ら取り外さなければならない。そのため、リボンカセッ
ト（４）には、ホイールカセット（３）の着脱が許容で
きるスペース（１０）が設けてある。

ところが、リボンカセット（４）に、ホイールカセット
（３）の着脱が許容できるスペース（１０）を設け、ガ
イドローラ（５）・（６）をプラテン（２）に近接させ
て設けるということは、リボンカセット（４）自身の形
状が必然的に大きくなってしまう。このことは、リボン
カセット（４）の寸法拡大と、重量増しとをまねき、か
つ、キャリッジの上面をも広く専有してしまう。

また、リボンカセット（４）は、単列活字ホイール用と
複列活字ホイール用とに、それぞれ適合させて構成され
ており、複列活字ホイール用に適合させてつくられてい
るリボンカセットは、これのガイドローラ位置が、図示
する畦列活字ホイール用のリボンカセット（４）のガイ
ドローラ（５）・（６）の位置よりも手前（ホイルカセ
ット（３）の後方。）に所在する寸法関係をなしている
。

よって、複列活字ホイール用に適合させてつくられてい
るリボンカセットは、外側寸法の大きい単列活字ホイー
ル用のキャリッジには、適用できないという問題点があ
った。

１−一枚 この発明は、上記問題点に鑑み、キャリッジに搭載させ
るリボンカセットの小型化と軽量化とを計り、かつ、外
側寸法（主に長さ寸法）の小さい複列活字ホイール用の
リボンカセットが、外側寸法の大きい単列活字ホイール
用のリボンカセットのキャリッジ（印字装置）にも使用
することができるようにして、リボンカセットの調達管
理上の改善が計れるリボンカセットの取り付け装置を開
発したことにある。

ｌ−一處 次に、この発明による装置を、図面に示す一実施例に基
づいて説明する。

第１図は、活字ホイール（図示省略）と連結するセンタ
シャフト（１１）を後退させ、リボンカセット（１２）
をカセットホルダ（図示省Ｗ＠）より去り外した状態を
示すキャリッジ（１３）の平面図である。なお、符号（
１４）で示すのは、プラテン（１５）に沿うカードホル
ダ、（１６）は印字用ハンマー駆動部である。

キャリッジ（１３）は、これに搭載するリボンカセット
（たとえば、複列活字ホイール用のリボンカセットで、
第２図参照。）　（１７）を保持するクランプ（１８）
・（１８）を左右の両端に有し、リボンカセット受は台
（１３ａ）の下部に、リボン張り出し機構（Ａ）が配置
しである。そして、上記受は台（１３ａ）の一部に、リ
ボンカセット（第２図・第３図参照）（１７）の搭載で
下降するブツシュ部（１９）が突設しである。

リボン張り出し機構（Ａ）におけるブツシュ部（１９）
は、第３図で明らかなように、弾性体によるパッド（１
９ａ）を上端に有し、受は台（１３ａ）の下部に設けて
あるリセットスプリング（２０）の弾力で上方に押し上
げられており、ブツシュ部（１９）の下部はベルクラン
ク（２１）のスタッド（２２）と連結している。

ベルクランク（２１）は、受は台（１３ａ）に固定され
るシャフト（２３）で支持され、このベルクランクの上
端（２１ａ）が、受は台（１３ａ）に固定の枢軸（２４
）で支持されて水平方向に回動するリセットレバー（２
５）のレバ一部（２５ａ）と係接している。

リセットレバー（２５）は、リンク（２６）・（２７）
と連結するスタッド（２８）・（２９）を有し、がっ、
リセットレＡ　−（２５）を図示時計方向に回動させる
役目をもつリセットスプリング（２０）の係接孔（３ｏ
）が設けてある。なお、上記スプリングの他端は受は台
（１３ａ）のスプリング受け（３１）で受は止めている
。

リンク（２６）・（２７）はそれぞれ左右に対向して前
方（プラテン（１５）側）に延び、セクタシャフト（１
１）の周域で、ホイールカセット（１２）の着脱を妨げ
ない位置において、それぞれ対向して配置しである張り
出しアーム（３２）・（３３）に、リンク（３４）・（
３５）を介してそれぞれ連結されている。

張り出しアーム（３２）・（３３）は、枢軸（３６）・
（３７）で受は台（１３ａ）に枢着されている。そして
、この張り出しアーム（３２）・（３３）の先端には、
キャリッジ（１３）に搭載するリボンカセット（１７）
のリボン（１７ａ）が、プラテン（１５）側に張り出し
できるガイドローラ（３８）・（３９）が回転自在に立
設しである。なお、このガイドローラ（３８）・（３９
）の上端は、砲弾状になしである。

上記において、リボンカセット（１７）がキャリッジ（
１３）に搭載されていない状態では、ブツシュ部（１９
）の無負荷とリセットスプリング（２０）の弾力でリセ
ットレバー（２５）が図示時計方向に回動しており、ガ
イドローラ（３８）・（３９）は第１図で示す位置にあ
る。また、ブツシュ部（１９）は第３図で示す（１９Ｕ
、）位置に上昇している。この場合、ブツシュ部（１９
）の上昇高さは、ベルクランク（２１）に当接するスト
ッパー（４２）によって規制される。また、この状態に
おけるガイドローラ（３８）・（３９）は、ホイールカ
セット（１２）の着脱位置よりも内側に位置して待機し
ているので、カセットホルダに対する該ホイールカセッ
トの着脱は自由となる。なお、張り出しアーム（３２）
・（３３）に設けてある突部（３２ａ）・（３３ａ）は
、張り出しアーム（３２）・（３３）が第２図で示す展
開位置に回動した際に、キャリッジ（１３）の側壁にそ
れぞれ当接してガイドローラ（３８）・（３９）の移動
位置を規制するストッパーの役目をなす。

、一方、張り出しアーム（３２）・（３３）の」二足展
開位置において、キャリッジ（１３）の先端には、そｊ
Ｌぞれ固定ガイド（４０）・（４１）が設けてある。こ
の固定ガイド（４０）・（４１）は、ガイドローラ（３
８）・（３９）で張り出されるリボン（リボンカセット
（１７）において、リボンガイド（１７ｂ）・（１７ｂ
）間に張られていて初期位置（Ｂ）に所在するリボン。

）　（１７ａ）の糸路に介在し、第４図でも示すように
、リボンカセット（１７）のケースに該リボンが接触す
るのを阻止するとともに、該リボンにテンションを付加
する役目をなす。

他方、キャリッジ（１３）の上面に配置されているパッ
ド（４３）・（４３）は、リボンカセット（１７）の搭
載を受は止める役目をなし、上面が弾性体でつくられて
いる。

次に作動について説明する。

第２図・第３図で示すように、キャリッジ（１３）に搭
載するリボンカセット（１７）は、これをクランプ（１
８）・（１８）で保持させる。この際、キャリッジ（１
３）には、リボンカセット（１７）の搭載で下降するブ
ツシュ部（１９）の動作で作動するリボン張り出し機構
（Ａ）が設けてあるので、ブツシュ部（１９）が第３図
で示すように下降するとベルクランク（２１）が図示時
計方向に回動する。そして、これに連動してリセットレ
バー（２５）が第２図において反時計方向に回動する。

すると、リセットレバー（２５）の上記回動によって、
リンク（２６）・（２７）がそれぞれ前方に縁り出され
、張り出しアーム（３２）・（３３）がそれぞれ外側に
向けて展開運動する。

一方、キャリッジ（１３）に搭載されるリボンカセット
（１７）には、これに内蔵されているリボン（１７ａ）
が、これのリボンガイド（１７ｂ）・（１７ｂ）間に導
出されており、初期位１ｔ（Ｂ）のリボン（１７ａ）は
、リボンカセット（１７）をキャリッジ（１３）に搭載
させるときでは、第４図で示すように、待機位置に所在
しているガイドローラ（３８）および（３９）の前方（
プラテン（１５）側）に位置してセットされる。上記に
おいて、キャリッジ（１３）にリボンカセット（１７）
を搭載する際は、ホイールカセット（１２）をキャリッ
ジ（１３）から取り出しておくものとする。

次いで、この状態において、リボンカセット（１７）が
ブツシュ部（１９）を押し込むことになり、初期位１ｆ
（Ｂ）のリボン（１７ａ）の内側に所在しているガイド
ローラ（３８）・（３９）が、張り出しアーム（３２）
・（３３）の展開運動によって、第４図で示す移動を伴
いながら、第２図で示す張り出し位置（Ｐ）にリボン（
１７ａ）を張り出す作動をなす。

、なお、張り出されるリボン（１７ａ）のうち、張り出
される長さ不足分は、リボンカセット（１７）のリボン
繰り出し側から引き出される。

また、ガイドローラ（３８）・（３９）の展開運動によ
って張り出し位！（Ｐ）に張り出されるリボン（１７ａ
）は、リボンカセット（１７）からのリボン導出を適正
に保つために、前記固定ガイド（４０）・（４１）とそ
れぞれ接する。これによって、たとえば第４図で明らか
なように、リボンカセット（１７）から引き出されるリ
ボン（１７ａ）の表面が、ガイド部以外と接しないよう
にして誘導され、かつ、固定ガイド（４０）・（４１）
との接触によって、印字位置に張り出されるリボン（１
７ａ）に、適度のテンションが付加される。

上記において、図示するリボンカセット（１７）は、複
列活字ホイール用としてのリボンカセットの場合を示し
、このリボンカセット（１７）は、リボンガイド（１７
ｂ）・（１７ｂ）の所在する位置が、第２図で示す位置
にある。他方、畦列活字ホイール用リボンカセットの場
合は、これのリボンガイドが第２図で示すガイドローラ
（３８）・（３９）の展開位置に同じ位置に配置されて
いることから、複列活字ホイール用すボン力セッＩ−（
１７）としては、単列活字ホイール用のリボンカセット
（図示省略）に比べて、長さ方向に対する外形寸法が小
さくなされている。

一方、この発明においては、単列活字ホイール用リボン
カセットのように、リボンカセット自身のリボンガイド
にて、リボンがそのままでリボンカセット（１２）の前
面にセットできる大きさをもつリボンカセットの場合は
、前記ガイドローラ（３８）・（３９）の展開運動を必
要としないので、この場合のリボンカセットには、ブツ
シュ部（１９）の抑圧を避ける逃げを設けておくものと
する。

上記において、キャリッジ（１３）に対し、リボンカセ
ット（１７）の搭載終了後、キャリッジ（１３）にホイ
ールカセット（１２）を挿着する。

豊−一果 この発明の装置は、上述の如くであるから、キャリッジ
に搭載するリボンカセットのリボン導出位置が、キャリ
ッジのホイールカセット取り付け位置前面に達しない、
たとえば、複列活字ホイール用の小さい外側寸法をもつ
リボンカセットであっても、外側寸法の大きい、たとえ
ば、単列活字ホイール用のリボンカセットを用いる印字
装置のキャリッジに対し、印字装置へのリボンセットが
的確に行える。

よって、この発明によれば、単列活字ホイール用のリボ
ンカセットを用いる印字装置に対し、複列活字ホイール
用のリボンカセットが、そのまま適用でき、リボンカセ
ットの調達管理上の改善が果せられる。

また、外側寸法の小さいリボンカセットを用いることに
より、キャリッジに搭載するリボンカセットの着脱、あ
るいは、ホイールカセットを着脱する部分のスペース拡
大も得られ、それらの取り扱い操作がきわめて容易とな
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を示すキャリッジ部分の
平面説明図、第２図は、同上のキャリッジに外側寸法の
小さいリボンカセットを搭載した状態を示す平面説明図
、第３図は、第１図で示すｍ−ｍ線位置の断面説明図、
第４図は、リボン張り出しの動作説明図、第５図は、外
側寸法の大きいリボンカセットをキャリッジに搭載して
示す従来例の説明図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. リボンカセットを搭載するキャリッジにおいて、リボン
   カセットの搭載で回動するリボン張り出し機構を、上記
   キャリッジに配置し、このリボン張り出し機構に設けて
   ある一対のリボンガイドが、リボンカセットの搭載に伴
   い、リボンカセットに導出されているリボンが、さらに
   プラテン側に向けて張り出しできる位置に移動できるよ
   うに構成してあることを特徴とするリボンカセットの取
   り付け装置。