JP2012006409A - 台車のブレーキ機構 - Google Patents
台車のブレーキ機構 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012006409A JP2012006409A JP2010141156A JP2010141156A JP2012006409A JP 2012006409 A JP2012006409 A JP 2012006409A JP 2010141156 A JP2010141156 A JP 2010141156A JP 2010141156 A JP2010141156 A JP 2010141156A JP 2012006409 A JP2012006409 A JP 2012006409A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- attached
- carriage
- piece
- stop hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- Handcart (AREA)
Abstract
【課題】台車の簡便なブレーキ機構に関する。
【解決手段】車輪のフレーム12に停止孔15を形成し、支持脚2に設けた回動棒6を介して回動可能なブレーキ体にブレーキ片8aを付設し、ブレーキ片8aを、常時は、前記停止孔15に挿入してロック状態を維持するバネ20を設け、ワイヤーを引っ張ってブレーキ体を回動してブレーキ片8aが停止孔15から離脱して走行可能にする。
【選択図】図1
Description
本発明は、台車のブレーキ機構に関する。
従来、荷物を運搬する台車におけるブレーキ機構は、例えば、特開2002-81474号公報がある。
この公報に開示のブレーキ機構は、車輪のフレームに孔を穿設して、往復動可能な停止棒を前記孔に挿入してロック状態として、孔から停止棒を離脱してアンロック状態にするというものである。
この公報に開示のブレーキ機構は、車輪のフレームに孔を穿設して、往復動可能な停止棒を前記孔に挿入してロック状態として、孔から停止棒を離脱してアンロック状態にするというものである。
前記開示のブレーキ機構は、孔に停止棒を挿入してロック状態となるが、重量物を積載の台車が傾斜面に停止する場合には、前記停止棒には相当の荷重が作用する。そのため、片持ちの停止棒では、その荷重を支えることができず、停止棒が曲がり、ブレーキ機能を果たさなくなる。
そこで、本願発明は、台車に積載する積載荷重が大きくても、堅固なブレーキ機構を提供するものである。
そこで、本願発明は、台車に積載する積載荷重が大きくても、堅固なブレーキ機構を提供するものである。
請求項1の台車のブレーキ機構は、台板の下に取り付けの支持脚に車輪が取り付けてあり、前記車輪のフレームには停止孔が形成してある。また、前記支持脚には、回動棒が設けてあり、その回動棒にはブレーキ体に付設のブレーキ片が回動可能に取りつけてある。そして、前記ブレーキ片を、常時は、前記停止孔に挿入してブレーキがかかったロック状態を維持するバネが設けてあり、前記ブレーキ体の端部に取り付けてあるワイヤーを引っ張ると、前記ブレーキ体が回動して前記ブレーキ片が停止孔から離脱して走行可能である。
請求項2の台車のブレーキ機構は、ブレーキ片を、フレームに形成された長方形の停止孔に僅かに隙間を有する直方体である。
又、請求項3の台車のブレーキ機構は、ロック状態において、車輪が回転する回転モーメントを、回動棒を支点に長方形のブレーキ片で受ける。
又、請求項3の台車のブレーキ機構は、ロック状態において、車輪が回転する回転モーメントを、回動棒を支点に長方形のブレーキ片で受ける。
本発明のブレーキ機構は、フレームに形成の停止孔のブレーキ片の挿入、離脱でロック、アンロック状態となるが、そのブレーキ片はフレームに取り付けの回動棒を支点として回転モーメントを受けるので、台車の積載重量が多くても短い腕の長さのモーメントである。
本発明の実施の形態について、台車の車輪の正面を示す図1、図1の右側面でありロック状態を示す図2、図1の右側面でありアンロック状態を示す図3を参照して説明する。
台車は、台板1の下の4隅に、一対の支持脚2が取り付けてあり、その一対の支持脚2に取り付けてある回動軸3を介して、車輪10が回転可能に取り付けてある。また、車輪10は、フレーム12の周囲にはゴム体13が取り付けてある。
台車は、台板1の下の4隅に、一対の支持脚2が取り付けてあり、その一対の支持脚2に取り付けてある回動軸3を介して、車輪10が回転可能に取り付けてある。また、車輪10は、フレーム12の周囲にはゴム体13が取り付けてある。
前記車輪のフレーム12には、回動軸(車輪の中心)3に向かって、複数個の長方形の停止孔15が穿設してある。尚、車輪には、フレーム12に大きな孔が穿設されている場合等には、新たなプレートに停止孔15を形成して、フレーム12に取り付ける方式を採用する。
また、前記支持脚2には、1対のL字状の支持体5が台板1に対して垂直方向に固定してあり、前記1対の支持体5の間には回動棒6が取り付けてある。また、その回動棒6には、L字状のブレーキ体8が回動可能に取り付けてあり、そのブレーキ体8の端部には、ワイヤー11が取り付けてある一方、他端部には垂直方向に、すなわち、前記停止孔15に挿入可能で、その停止孔15に対して、僅かに隙間を有する厚みがある板状(直方体)であるブレーキ片8aが付設してある。
又、前記支持脚2には、バネ台座19が取り付けてあり、そのバネ台座19とブレーキ体8の間には、バネ20が取り付けてある。そして、前記バネ20は引っ張りバネであり、常時、前記ブレーキ片8aは前記停止孔15に挿入している状態を維持している。尚、左右の車輪に対して、独立したバネ20を用いているので、ブレーキ片8aは左右で異なる位置になる停止孔15には、独立して対応することができる。
また、前記支持脚2には、1対のL字状の支持体5が台板1に対して垂直方向に固定してあり、前記1対の支持体5の間には回動棒6が取り付けてある。また、その回動棒6には、L字状のブレーキ体8が回動可能に取り付けてあり、そのブレーキ体8の端部には、ワイヤー11が取り付けてある一方、他端部には垂直方向に、すなわち、前記停止孔15に挿入可能で、その停止孔15に対して、僅かに隙間を有する厚みがある板状(直方体)であるブレーキ片8aが付設してある。
又、前記支持脚2には、バネ台座19が取り付けてあり、そのバネ台座19とブレーキ体8の間には、バネ20が取り付けてある。そして、前記バネ20は引っ張りバネであり、常時、前記ブレーキ片8aは前記停止孔15に挿入している状態を維持している。尚、左右の車輪に対して、独立したバネ20を用いているので、ブレーキ片8aは左右で異なる位置になる停止孔15には、独立して対応することができる。
次に、前記ブレーキ機構の作用について説明すると、図2はブレーキがかかったロック状態である。即ち、バネ20は、常時、ブレーキ体8をバネ台座19の方向に引っ張っているので、ブレーキ体8の他端部に付設のブレーキ片8aは、その引張り力により、停止孔15に挿入した状態である。従って、車輪10が回転しようとしても、ブレーキ片8aによって、回転が阻止され、ロック状態である。
このとき、ブレーキ片8aは停止孔15の長さに対応する幅があり、その幅全体で車輪の回転力を受け止める。即ち、回転モーメントを分布荷重で受け止めるし、このブレーキ片8aの支点は、支持脚2に取り付けてある回動棒6であるため、片持ちであっても、その支持点までの距離は短く、回転モーメントは減少できてブレーキ片8aは耐えることができる。即ち、台車に重量物を載置して、傾斜面で停止しても、このブレーキ機構は耐えることができる。
次に、ワイヤー11を引っ張ると、ブレーキ体8は、前記バネ20の引っ張り力に打ち勝って、回動棒6を支点に、図2において、時計方向に回動して、ブレーキ片8aは停止孔15から離脱する(図3)。これによって、ブレーキが解除されたアンロック状態になり走行できる。
以上のように、本願のブレーキ機構は、支持脚2に簡便に取り付けることができる構成であるし、既に販売されている台車であっても容易に取り付けることができる。又、本願のブレーキ機構は、ロック状態において、車輪が回転するモーメントに対して、回動棒6の支持点までの距離は短く、且つ、長いブレーキ片8aで、そのモーメントを受けるため、大きな回転モーメントが生ずる重量物を積載の台車に対して、ブレーキ機構が破損することなく耐えることができる。
尚、前記ブレーキ機構は、常時はブレーキがかかっているロック状態の機構であるが、これとは逆の、常時は走行可能な機構にも適用できる。また、ブレーキ機構は、支持脚の表側に取り付けても裏側に取り付けてもよい。
また、ブレーキ片の断面形状は、前記長方形に限定されず、楕円状等の断面係数が大きな形状が好ましいし、前記停止孔の形状は、前記ブレーキ片の断面形状に合わせて形成する。
また、ブレーキ片の断面形状は、前記長方形に限定されず、楕円状等の断面係数が大きな形状が好ましいし、前記停止孔の形状は、前記ブレーキ片の断面形状に合わせて形成する。
1 台板
2 支持脚
3 回動軸
5 支持体
6 回動棒
8 ブレーキ体
8a ブレーキ片
11 ワイヤー
12 フレーム
15 停止孔
20 バネ
2 支持脚
3 回動軸
5 支持体
6 回動棒
8 ブレーキ体
8a ブレーキ片
11 ワイヤー
12 フレーム
15 停止孔
20 バネ
Claims (3)
- 台板の下に取り付けの支持脚に車輪を取り付けた台車であって、
前記車輪のフレームに停止孔を形成し、
前記支持脚に設けた回動棒を介して回動可能なブレーキ体にブレーキ片を付設し、
前記ブレーキ片を、常時は、前記停止孔に挿入してブレーキがかかったロック状態を維持するバネを設け、
前記ブレーキ体の端部に取り付けてあるワイヤーを引っ張ると、前記ブレーキ体が回動して前記ブレーキ片が停止孔から離脱して走行可能であることを特徴とする台車のブレーキ機構。 - ブレーキ片を、フレームに形成された長方形の停止孔に僅かに隙間を有する直方体であることを特徴の請求項1の台車のブレーキ機構。
- ロック状態において、車輪が回転する回転モーメントを、回動棒を支点に長方形のブレーキ片で受けることを特徴とする請求項2の台車のブレーキ機構。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010141156A JP2012006409A (ja) | 2010-06-22 | 2010-06-22 | 台車のブレーキ機構 |
CN2011200905477U CN202016494U (zh) | 2010-06-22 | 2011-03-23 | 手推车的制动器构造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010141156A JP2012006409A (ja) | 2010-06-22 | 2010-06-22 | 台車のブレーキ機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012006409A true JP2012006409A (ja) | 2012-01-12 |
Family
ID=44810168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010141156A Withdrawn JP2012006409A (ja) | 2010-06-22 | 2010-06-22 | 台車のブレーキ機構 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012006409A (ja) |
CN (1) | CN202016494U (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI501893B (zh) * | 2012-09-10 | 2015-10-01 | Catis Pacific Mfg Corp Ltd | 臺車的定向及定位系統 |
CN103393519A (zh) * | 2013-07-24 | 2013-11-20 | 河南科技大学第一附属医院 | 一种治疗推车 |
CN103465948B (zh) * | 2013-10-08 | 2016-06-29 | 国网山东省电力公司沂源县供电公司 | 一种通过角形件来实现定位孔式锁定的车轮系统 |
CN104595635A (zh) * | 2014-12-24 | 2015-05-06 | 浙江洁宇环保装备科技有限公司 | 一种工业除尘器中的止动装置 |
CN107625597A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-01-26 | 陈永 | 一种多功能陪护专用护理床 |
CN108657684A (zh) * | 2018-06-29 | 2018-10-16 | 宁波大学 | 一种方便更换垃圾袋的垃圾桶 |
-
2010
- 2010-06-22 JP JP2010141156A patent/JP2012006409A/ja not_active Withdrawn
-
2011
- 2011-03-23 CN CN2011200905477U patent/CN202016494U/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN202016494U (zh) | 2011-10-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2012006409A (ja) | 台車のブレーキ機構 | |
JP2011168182A (ja) | 台車のブレーキ機構 | |
JP2014195518A (ja) | ベッドサイドテーブルのブレーキ機構 | |
JP2014131901A (ja) | 台車の制動構造 | |
JP5361792B2 (ja) | ブレーキ付きキャスター、キャスターユニット、それらを備えた移動車 | |
JP2017108523A (ja) | 搬送台車及び配電盤の据付方法 | |
JP2008273418A (ja) | 運搬台車のストッパー | |
JP5557341B2 (ja) | 台車の制動構造 | |
KR200473749Y1 (ko) | 리어카 브레이크 장치 | |
JP2008132854A (ja) | 運搬台車のストッパー | |
JP5701265B2 (ja) | 手押し運搬車のブレーキ機構 | |
JP2013188282A (ja) | 収納用具の交換用キャスター機構 | |
JP6229237B2 (ja) | 移動車 | |
JP2013049406A (ja) | 自在キャスターのブレーキ機構 | |
JP7096466B2 (ja) | 自在キャスターのブレーキ機構 | |
JP2017196926A (ja) | ブレーキ付キャスタ及び制動部材 | |
JP5766558B2 (ja) | 手押し運搬車における自在車輪の制動装置 | |
JP3195473U (ja) | カゴ飛出し防止具 | |
JP2012001040A (ja) | 牽引台車 | |
JP2011116183A (ja) | キャスタ装置及び移動体 | |
JP2015157514A (ja) | 台車 | |
JP6304827B2 (ja) | ロック機構を有する台車 | |
JP2015202763A (ja) | 連結機構及び台車牽引システム | |
JP2006240422A (ja) | ブレーキ装置、このブレーキ装置を設けたキャスター装置及びこのキャスター装置を備えた運搬車 | |
JP2018176827A (ja) | ブレーキユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20130903 |