JP2013035603A - エダマメ鮮度保持包装袋およびそれを用いたエダマメ鮮度保持方法 - Google Patents

エダマメ鮮度保持包装袋およびそれを用いたエダマメ鮮度保持方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来のMA包装では問題であった包装内に水がたまることによる商品価値の低下を防ぎ、かつ、真空予冷法による冷却が可能で、MA包装と品温の低下による両方の鮮度保持効果により、優れた鮮度保持効果を有する包装袋に関するものである。
【解決手段】厚み15〜150μmの透明な合成樹脂フィルムよりなり、孔1個の開口面積0.3〜10mmの孔を1〜20個有する青果物包装袋において、青果物を包装後24時間以内に、青果物自身の呼吸により包装内の酸素濃度が3〜18vol%、炭酸ガス濃度が3〜18vol%となる青果物鮮度保持包装袋である。
【選択図】なし

Description

本発明は、収穫後の青果物を適正な酸素雰囲気下で呼吸作用を継続させることによって、鮮度保持をさせるための包装方法、いわゆるMA包装に関するものである。
青果物は収穫された後も呼吸作用を持続する。このため収穫後の貯蔵・流通の間および調理や食されるまでにも、青果物自身の呼吸によりエネルギーを消費し鮮度の劣化を引き起こす。青果物を低酸素濃度、高炭酸ガス濃度の雰囲気に置くと、青果物の呼吸が抑制され品質劣化を防止することが可能である。ただ、極端に酸素濃度を下げてしまうと、嫌気呼吸せざるをえない状態になり、この嫌気呼吸によって青果物中の糖分が消費され、アルコールやアルデヒド等の発生のため、袋を開けた時には異臭がするなどの問題が発生することがある。すなわち、青果物の呼吸作用に起因する低酸素状態での嫌気呼吸をさせないような酸素雰囲気を保持しつつ、しかも酸素による酸化に起因する品質の劣化を抑えるような条件を保持することが肝要である。一般に青果物を多孔質フィルム等で包装することでこのような青果物の呼吸抑制による鮮度保持効果を得る包装をMA包装という。(例えば特許文献1〜4)
MA包装は包装内のガス濃度を正確に制御するため、青果物を包装した後密封する。青果物の中には水で洗浄した後包装するため水分の付着量が多いものや、青果物自身の水分の蒸散量が多いものがあり、包装内に水がたまってくるケースがある。これらの水は、内容物の腐敗の原因になったり、直接鮮度低下につながらなくても、見た目が悪いため消費者が購入を控えたりすることがあり問題であった。
不要な水分を除去するためには、包装袋のコーナーをカットしたり、直径10mm程度の穴を複数個開けたり、完全にシールしないなどの方法が一般に行われているが、当然のことながらこれらの方法では鮮度保持効果はなく、包装されている内容物は早い段階で萎れ商品価値を失う。
低コストで包装内に水がたまらない、あるいは除去できる青果物用のMA包装袋は今までなかった。
特開平4−53445号 特開平7−170907号 特開昭63−44837号 特開昭61−259982号
本発明は、水切りや真空予冷を行うことが可能な青果物鮮度保持包装袋を提供することを目的とする。さらに詳しくは、従来のMA包装では問題であった包装内に水がたまることによる商品価値の低下を防ぎ、かつ、真空予冷法による冷却が可能で、MA包装と品温の低下による両方の鮮度保持効果により、従来法では得られない、優れた鮮度保持効果を有する包装袋に関するものである。
本発明は、
(1)厚み15〜150μmの透明な合成樹脂フィルムよりなり、孔1個の開口面積が0.3〜10mmである孔を1〜20個有する青果物鮮度保持包装袋であり、青果物を包装後24時間以内に、青果物自身の呼吸により包装内の酸素濃度が3〜18vol%、炭酸ガス濃度が3〜18vol%となり、その状態が24時間以上保たれる青果物鮮度保持包装袋である。
更に好ましい形態としては、
(2)青果物を密封包装した後、48時間経過時までに、密封直後の包装体内の青果物の全重量に対し0.5〜10wt%の水分を設けた孔より包装外に排出する(1)に記載の青果物鮮度保持包装包装袋、
(3)真空予冷を行う(1)又は(2)に記載の青果物鮮度保持包装袋、
(4)該合成樹脂フィルムが、厚み15〜50μmである防曇性を有する延伸ポリプロピレンフィルムである請求項(1)〜(3)のいずれか1項に記載の青果物鮮度保持包装袋、
(5)包装する青果物が収穫後から包装されるまでの過程で水洗されている(1)〜(4)のいずれか1項に記載の青果物鮮度保持包装袋である。
また、
(6)(1)〜(5)のいずれかに記載の青果物鮮度保持包装袋を用いて青果物を包装した青果物鮮度保持方法である。
本発明の方法に従うと、水洗をした青果物、雨天の中収穫した青果物、呼吸が活発で水分の蒸散量が多い青果物など、従来のMA包装では包装内に水分がたまり、腐敗の要因になったり、見栄えが悪くなったりしてしまっていた青果物を、鮮度が保たれた状態で見栄えよく流通販売が可能となり鮮度保持包装として好適である。
本発明に用いる合成樹脂フィルムとしては、青果物の包装に用いることのできるものであればどのようなものであっても差し支えない。
具体的には、各種ポリエチレンおよびエチレン共重合体、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、アクリル系樹脂、ポリエチレンテレフタレートやポリ乳酸などのポリエステル系樹脂、6ナイロンなどのポリアミド系樹脂などがあげられる。これらはホモポリマーで用いてもかまわないし、2種類以上のコポリマーで用いてもかまわない。また、これらホモポリマーやコポリマーを2種類以上含むブレンド物であってもさしつかえない。たとえば、各種ポリエチレンおよびエチレン共重合体としては高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、メタロセン−直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニルコポリマーやエチレン−アクリル酸コポリマー、エチレン−プロピレンコポリマー、エチレン−α−オレフィンコポリマーなどのコポリマーあるいはアイオノマーなどでもかまわないし、これらあるいはこれらと他樹脂との2種類以上のブレンド物でもかまわない。
さらにこれらを単層フィルムで用いてもかまわないし、2層以上の多層フィルムの形で用いてもかまわない。フィルムの成型方法は押出、インフレーション、カレンダーリングなどどのような製法でもかまわない。この際、必要に応じて防曇剤等の添加物を混練してもかまわないし、2種類以上の樹脂をブレンドしてもかまわない。またフィルムを延伸処理やアニーリングなどを行ってもかまわない。これらのフィルム表面にシーラント層を設けたものでも、何らかの機能を付与するためにコーティングしたフィルムであっても何等差し支えはない。さらに、これらのフィルムは透明であっても、不透明であっても良く、また印刷をしたものであっても何等差し支えはない。用いる樹脂フィルムに関して何ら制限されるものではない。
特に、ヒートシール可能な防曇延伸ポリプロピレンフィルムや低密度ポリエチレンフィルム、直鎖状低密度ポリエチレンフィルム、メタロセン触媒ポリエチレンは価格面、物性面で本発明に好適である。また、包装する内容物が重量物である場合には無延伸ポリプロピレン、延伸ポリプロピレン、無延伸ナイロン、延伸ナイロン、延伸ポリエステルなどのフィルムにポリエチレンをドライラミネーション、押し出しラミネーション、共押し出しにより多層フィルムとしたものを用いてもかまわない。
また、これらのフィルムの厚さは通常15〜150μmのものが用いられる。これより薄いと強度が不足するのであまり好ましくなく、これより厚くした場合コスト高のため実用性に乏しい。
このようなフィルムでは気体透過性、水蒸気透過性はあまり高くないことが望ましい。本発明においては、酸素透過量も包装内の水分の調整も包装袋に設ける孔から行うので、多くの内容物や内容量に対応できるように、たとえば、水蒸気透過度は25g/m2・24h・40℃未満が望ましく、より望ましくは15g/mm2・24h未満が望ましい。
酸素透過量も6,000ml/m2・24h・atm・20℃・90%RH未満、より好ましくは、3,000ml/m2・24h・atm・20℃・90%RH未満が望ましい。
これらのフィルムに貫通孔を付与する。この場合の貫通孔は液体が滲みだすことができる孔を意味する。見かけ上ふさがっているものでも、水等の液体が滲みだして来るようであれば十分に機能する。たとえば、孔径をコントロールして水を常圧ではほとんど滲みだすことがなく、真空予冷中のみで放出されるように設計してもかまわない。
開口部分の面積が0.3〜10mm2の孔を1〜10個設ける。開口面積が小さすぎれば水分の除去に手間取り、大きすぎれば、風や振動、ハンドリングなどの影響で包装内のガス濃度が安定せず、鮮度保持効果にもばらつきがでてくる。さらに、異物の混入という危険性が増す。
開口面積は0.3mm2以上なければ、水の除去は困難であるが、0.4mm2以上であった方がより好ましく、より望ましくは0.8mm2以上である。
また、包装内のガス濃度を安定させるためには、開口面積は10mm2以下である必要があるが、異物混入の危険性、エダマメのようなとがった部分のある内容物が孔から出ないようにする意味からは、8mmを越えないことが望ましく、より望ましくは6mmを越えないことが望ましい。
穿孔方法はどのような方法でもかまわない。打ち抜き、加熱針、レーザー、放電加工など一般的に知られた方法でなんら差し支えない。また、袋状に加工した後、袋コーナー部分をカットするという方法でかまわない。
この場合、内容物を包装した状態では、カット部分はほぼ円形になることから、カット部分の長さ×2=円周=3.14×直径として近似できる。例えば、コーナー端部より1mmずつのところでカットした場合、円周は2×21/2mm、
従って、開口面積は0.6mm2程度になる。
ただ、この方法は、孔径の制御が正確にはできにくいという問題がある。
孔位置は特に指定しないが、輸送や店頭で陳列する際に水がたまる部分に孔を開けておけばより効果的である。そうすれば、水は徐々に孔より染み出し、青果物の品質の劣化を防げ、包装内が結露したり水がたまることで、消費者が購入しなくなることを防げる。
また、真空予冷するものでは孔より有効に水が排出され冷却効果が高まる。
包装時の内容物の総重量には内容物に付着している水も含まれる。密封包装後の重量を測定し空袋の重量を差し引くことで求まる。重量の変化は包装フィルムの重量は変化しないので測定時の重量から密封包装直後の重量を差し引いた重量変化で測定できる。
包装後、消費されるまでの間に排出される水分量は、包装体全体の重量変化で近似できる。この重量変化を包装直後の内容物の総重量で除した値が0.5wt%から10wt%であることが望ましい。0.5%未満であると本発明の水を除去する効果が少なくなる可能性があり、10wt%を越えると水分の蒸散が激しすぎ、萎れ、乾燥など内容物の品質の劣化が生じる恐れがある。品質の維持のためには、5wt%未満にすることがより望ましい。
青果物は全般的に水分が多く含まれており、それらが呼吸により蒸散することで包装内に結露することが多く、本発明は有効であるが、特に効果がある青果物として、オオバ、ホウレンソウ、コマツナ、ミズナ、ミブナ、アスパラガス、クウシンサイ、レタス、タイム、セージ 、パセリ、イタリアンパセリ、ローズマリー、オレガノ、レモンバーム、チャイブ、ラベンダー、サラダバーネット、ラムズイヤー、ロケット、ダンディライオン、ナスタチューム、バジル、ルッコラ、クレソン、モロヘイヤ、セロリ、ケール、ネギ、キャベツ、ハクサイ、シュンギク、サラダナ、サンチュ、フキ、ナバナ、チンゲンサイ、ミツバ、セリ、メキャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ミョウガ、ダイコン、ニンジン、ゴボウ、ラディッシュ、カブ、サツマイモ、ジャガイモ、ナガイモ、ヤマイモ、サトイモ、ジネンジョ、ヤマトイモ、ピーマン、パプリカ、シシトウ、キュウリ、ナス、トマト、ミニトマト、カボチャ、ゴーヤ、オクラ、スィートコーン、エダマメ、サヤエンドウ、サヤインゲン、ソラマメ、菌茸類、などがあげられる。また、柑橘、りんご、ナシ、ブドウ、ブルーベリー、柿、イチゴなどの果実類や切花などでも有効である。これらは、カットした状態、いわゆるカット野菜、カットフルーツでも有効である。
特に水洗した青果物、雨、露に濡れた青果物などで水切りをせずに包装することができるため、作業性が向上する。また、青果物の鮮度保持のため青果物を低温にしたい、青果物への水分による影響をできるだけ早く取り除くため水分を少なくしたいという理由などで、青果物の水分のすべて、又は一部を素早く蒸散させたい場合、当該青果物を本願発明の包装袋に入れて密封し、真空予冷することも可能である。
青果物を包装した後は、密封する必要がある。密封方法はヒートシール、粘着テープ、輪ゴム、ひもなどを用いる方法、糊貼り、ジッパーなど何でもかまわないが、包装内のガス濃度がある程度安定する程度の気密性があればよい。
また、本発明は、前述の青果物鮮度保持包装袋を用いた青果物の鮮度保持方法である。本発明の青果物鮮度保持包装袋を使用することにより、青果物の鮮度保持過程において、例えば、30℃という青果物にとって鮮度保持に不利な状況を回避するため、青果物を急激に冷やして出来るだけ早く青果物自身の温度を下げ、その後低温保存するという真空予冷を採用することができる。
<実施例1>
グンゼ製 二軸延伸ポリプロピレン(商品名 シルファン MV2) 厚み40μm、袋サイズ280mm×400mm 袋の底部に20mm間隔で、直径2mmの孔(開口面積3.1mm2)を8個もうけた。(総開口面積18.8mm2)穿孔は打ち抜き刃で打ち抜いた。水洗したままの状態のエダマメ平均1550gを入れヒートシーラで密封したものを20パック作製した。パック後は、段ボール箱に袋底部が下に向くように詰めた。
常温にて約9時間輸送した後、段ボール箱を開き包装の状態を確認したところ、12パックはほぼ水が底部の孔より抜けており、それ以外のものも底部を下に向けて容易に水を除去できた。水分を除去したあとの内容物の平均重量は1510gであった。(重量減少率40/1550=2.6wt%)その後20℃一定で保管し、エダマメの外観、臭い、食味など品質変化を追跡したところ、5日間良好な状態が保たれた。5日目での重量の平均重量は1500g(重量減少率50/1550=3.2wt%)であった。包装後24時間おきに包装内の酸素濃度、炭酸ガス濃度をサンプリングし測定した(以降の実施例、比較例も同じ)が、保管期間中の包装内の酸素濃度は14〜17%、炭酸ガス濃度は4〜7%であった。
<比較例1>
グンゼ製 二軸延伸ポリプロピレン(商品名 シルファン MV2) 厚み40μm、袋サイズ280mm×400mm 袋の底部 中央付近に20mm間隔で直径4mmの孔(開口面積12.6mm2)を2個もうけた。(総開口面積18.8mm2)穿孔は打ち抜き刃で打ち抜いた。水洗したままの状態のエダマメ平均1550gを入れヒートシーラで密封したものを20パック作製した。パック後は、段ボール箱に袋底部が下に向くように詰めた。
常温にて約9時間輸送した後、段ボール箱を開き包装の状態を確認したところ、13パックはほぼ水が底部の孔より抜けており、それ以外のものも底部を下に向けて容易に水を除去できた。ただ、孔の4箇所にエダマメの軸の部分が出ており、1箇所は孔の部分が数mm程度裂けていた。1水分を除去したあとの内容物の平均重量は1510gであった。(重量減少率40/1550=2.6wt%)その後20℃一定で保管し、エダマメの外観、臭い、食味など品質変化を追跡した。20パック中13パックは保管期間中の包装内の酸素濃度は14〜17%、炭酸ガス濃度は4〜7%で約4日間良好な状態が保たれた。7パックは保管期間中の包装内の酸素濃度は18〜20%、炭酸ガス濃度は1〜3%であり、エダマメが3日程度で黄化してきたので開封すると、食味も甘みが少なくなり品質が劣化していた。
<比較例2>
グンゼ製 二軸延伸ポリプロピレン(商品名 シルファン MV2) 厚み40μm、袋サイズ280mm×400mm 袋の前面にほぼ均等な密度で直径0.5mmの孔(開口面積0.2mm2)を128個もうけた。(総開口面積18.8mm2)穿孔はレーザー加工で行った。水洗したままの状態のエダマメ平均1550gを入れヒートシーラで密封したものを20パック作製した。パック後は、段ボール箱に袋底部が下に向くように詰めた。
常温にて約9時間輸送した後、段ボール箱を開き包装の状態を確認したところ、すべてのもので、水がたまっており、手で押しても孔から滲み出す程度で十分に取り除くことはできなかった。このままの状態では、商品価値がないと判断したが、確認のため、20℃一定で保管し、エダマメの外観、臭い、食味など品質変化を追跡したところ、3日間程度で水に浸ったエダマメが黒く変色しはじめたので開封すると異臭がしていた。この時点での平均の内容物の総重量は1545g(重量減少率5/1550=0.3wt%)であった。
<実施例2>
東セロ製LLDPEフィルム(商品名トーセロTUX HCE) 厚み30μm 袋サイズ880mm×700mm 袋の底部 直径3.5mm(開口面積9.6mm2)の孔を20個もうけた。孔と孔の間隔は20mmとした。(総開口面積192mm2)穿孔は打ち抜き刃で打ち抜いた。この袋を段ボール箱の内袋として敷き、その中に雨天で収穫したブロッコリー(平均重量520g)10玉を切り口が下向きになるように詰めた。
この段ボール箱は上部が完全に閉まらないように設計されている。
袋の口を縛り、段ボール箱を閉じたものを20箱作製し、真空予冷で約1時間冷却した。そののち、常温にて約7時間輸送した後、段ボール箱を開き包装の状態を確認した。
内容物の総重量は5130gであった。(重量減少率70/5200=1.3wt%)その後20℃一定で保管し、ブロッコリーの外観、臭い、食味など品質変化を追跡したところ、4日間良好な状態が保たれた。保管期間中の包装内の酸素濃度は13〜16%、炭酸ガス濃度は2〜6%であった。
<比較例3>
東セロ製LLDPEフィルム(商品名トーセロTUX HCE) 厚み30μm 袋サイズ880mm×700mm 袋の底部 直径4mm(開口面積12.6mm2)の孔を4個もうけた。孔と孔の間隔は20mmとした。(総開口面積50.2mm2)穿孔は打ち抜き刃で打ち抜いた。この袋を段ボール箱の内袋として敷き、その中に実施例2と同じブロッコリー(平均重量520g)10玉を切り口が下向きになるように詰めた。
この段ボール箱は上部が完全に密閉されように設計されている。
袋の口を縛り、段ボール箱を閉じたものを20箱作製し、真空予冷で約1時間冷却した。そののち、常温にて約7時間輸送した後、段ボール箱を開き包装の状態を確認した。
内容物の総重量は5140gであった。(重量減少率60/5200=1.1wt%)その後20℃一定で保管し、ブロッコリーの外観、臭い、食味など品質変化を追跡したところ、2日目に、3ケースで強い異臭が発生した。そのものの包装内の酸素濃度は3%未満、炭酸ガス濃度は12〜18%であった。また残りのうち2ケースでは花蕾部分の黄化が進んでいた。そのものの包装内の酸素濃度は18%を越えており、炭酸ガス濃度は3%未満であった。
<比較例4>
東セロ製LLDPEフィルム(商品名トーセロTUX HCE) 厚み30μm 袋サイズ880mm×700mm 袋全体に直径0.1mm(開口面積0.008mm2)の孔を2,000個もうけた。(総開口面積15.7mm2)穿孔はレーザー加工で行った。この袋を段ボール箱の内袋として敷き、その中に実施例2と同じブロッコリー(平均重量520g)10玉を切り口が下向きになるように詰めた。
この段ボール箱は上部が完全に閉まらないように設計されている。
袋の口を縛り、段ボール箱を閉じたものを20箱作製し、真空予冷で約1時間冷却した。真空予冷中に袋が膨らんだため、一部段ボール箱の蓋が開いているものがあった。
常温にて約7時間輸送した後、段ボール箱を開き包装の状態を確認した。
袋の底に水が少したまっていたが、除去できずそのままにしておいた。内容物の総重量は5190gであった。(重量減少率10/5200=0.2wt%)その後20℃一定で保管し、ブロッコリーの外観、臭い、食味など品質変化を追跡したところ、2日目で、袋底部にたまった水に接触しているブロッコリーの切り口が黒っぽく変色しており商品価値が低下していた。それ以外は特に問題はなかった。保管期間中の包装内の酸素濃度は13〜16%、炭酸ガス濃度は2〜6%であった。2日目の内容物の総重量は5181gであった(重量減少率19/5200=0.37wt%)。
<比較例5>
東セロ製LLDPEフィルム(商品名トーセロTUX HCE) 厚み30μm 袋サイズ880mm×700mm 袋の底部 直径4mm(開口面積12.6mm2)の孔を16個もうけた。孔と孔の間隔は20mmとした。(総開口面積202mm2)穿孔は打ち抜き刃で打ち抜いた。この袋を段ボール箱の内袋として敷き、その中に実施例2と同じブロッコリー(平均重量520g)10玉を切り口が下向きになるように詰めた。
この段ボール箱は上部が完全に閉まらないように設計されている。
袋の口を縛り、段ボール箱を閉じたものを20箱作製し、真空予冷で約1時間冷却した。そののち、常温にて約7時間輸送した後、段ボール箱を開き包装の状態を確認した。
内容物の総重量は5130gであった。(重量減少率70/5200=1.3wt%)その後20℃一定で保管し、ブロッコリーの外観、臭い、食味など品質変化を追跡したところ、2日目に、5ケースで花蕾部分の黄化が進み商品価値がないレベルになった。そのものの包装内の酸素濃度は18%を越えており、炭酸ガス濃度は3%未満であった。
<実施例3>
グンゼ製 二軸延伸ポリプロピレン(商品名 シルファン MV2) 厚み25μm、袋サイズ210mm×390mm 袋の底部中央に、直径3mmの孔(開口面積7.1mm2)を1個もうけた。穿孔は打ち抜き刃で打ち抜いた。このように作製した袋に、収穫後水洗し水切りを行わない状態のホウレンソウ平均220gを包装しヒートシールで密封した。全部で20パック作製し根が下向きになるよう段ボール箱に縦詰めに入れ、真空予冷により1時間程度予冷した後、常温にて約12時間輸送した。到着儀、段ボール箱を開き包装の状態を確認したところ、ホウレンソウは良好な状態であった。到着時点の平均重量は217g(重量減少率3/220=1.4%)20℃で4日間保存した。保管期間中の包装内の酸素濃度は12〜17%、炭酸ガス濃度は4〜9%であった。この時点での内容物の平均総重量は215gであった。(重量減少率4/220=1.8wt%)であった。その際もホウレンソウは、良好な状態であった。
<比較例6>
グンゼ製 二軸延伸ポリプロピレン(商品名 シルファン MV2) 厚み25μm、袋サイズ210mm×390mm 袋の底部中央に、直径7mmの孔(開口面積38.5mm2)を1個もうけた。穿孔は打ち抜き刃で打ち抜いた。このように作製した袋に、収穫後水洗し水切りを行わない状態のホウレンソウ平均220gを包装しヒートシールで密封した。全部で20パック作製し根が下向きになるよう段ボール箱に縦詰めに入れ、真空予冷により1時間程度予冷した後、常温にて約12時間輸送した。到着儀、段ボール箱を開き包装の状態を確認したところ、ホウレンソウはやや萎れていた。20℃で2日間保存した。保管期間中の包装内の酸素濃度は18〜20%、炭酸ガス濃度は1〜4%であった。包装後36時間後の内容物の平均総重量は195gであった(重量減少率25/220=11.4wt%)。2日間保存後の内容物の平均総重量は190gであった(重量減少率30/220=13.6wt%)。ホウレンソウは、萎れ、葉の黄化が進み商品価値のない状態であった。
<実施例4>
グンゼ製 二軸延伸ポリプロピレン(商品名 シルファン MV2) 厚み40μm、袋サイズ140mm×180mm 袋の底部中央に、直径0.7mmの孔(開口面積0.38mm2)を1個もうけた。穿孔は打ち抜き刃で打ち抜いた。このように作製した袋に、収穫後水洗し水切りを行わない状態のエダマメ平均120gを包装しヒートシールで密封した。全部で20パック作製した。真空予冷により1時間程度予冷した後、常温にて約9時間輸送した後、到着儀、段ボール箱を開き包装の状態を確認したところ、エダマメは良好な状態であった。ただ、半数ほど包装内に少量水がたまっていたので軽く手で押え水を除去した。水を除去した後の平均重量は116g(4/120=3.3%)であった。20℃で5日間保存した。包装後24時間ごとに包装内のガス濃度を測定したが、保管期間中の包装内の酸素濃度は12〜17%、炭酸ガス濃度は4〜9%であった。この時点での内容物の平均総重量は115gであった。(重量減少率5/120=4.3wt%)であった。保存後もエダマメは、良好な状態であった。
本発明は、収穫後の青果物を適正な酸素雰囲気下で呼吸作用を継続させることによって、鮮度保持をさせるための包装方法、いわゆるMA包装に関するものである。さらに詳しくは、従来のMA包装では問題であった包装内に水がたまることによる商品価値の低下を防ぎ、かつ、真空予冷法による冷却が可能で、MA包装と品温の低下による両方の鮮度保持効果により、従来法では得られない、優れた鮮度保持効果を有する包装袋に関するものである。
本発明は、
(1)エダマメを包装するために用いられるエダマメ鮮度保持包装袋であって、厚み15〜150μmの合成樹脂フィルムよりなり、孔1個の開口面積が0.3〜10mmである孔を1〜20個有し、エダマメを包装後24時間以内に、エダマメ自身の呼吸により包装内の酸素濃度が3〜18vol%、炭酸ガス濃度が3〜18vol%となり、その状態が24時間以上保たれることを特徴とするエダマメ鮮度保持包装袋である。
また、本発明は、
(2)エダマメを(1)に記載のエダマメ鮮度保持包装袋に包装したエダマメ入り包装袋、
(3)(2)のエダマメ入り包装袋を収容し、前記包装袋が有する孔1個の開口面積が0.3〜10mm である孔が下を向くように、前記包装袋が詰められたエダマメ入り段ボール箱、
(4)厚み15〜150μmの合成樹脂フィルムよりなり、孔1個の開口面積が0.3〜10mm である孔を1〜20個有するエダマメ鮮度保持包装袋にエダマメを密封して包装するステップと、エダマメを包装後24時間以内に、エダマメ自身の呼吸により包装内の酸素濃度が3〜18vol%、炭酸ガス濃度が3〜18vol%となり、その状態を24時間以上保つステップと、を含むエダマメ鮮度保持方法、
(5)(1)のエダマメ鮮度保持包装袋に、水洗したままの状態のエダマメを密封し、該袋の前記孔から水分を排出させるエダマメ入り包装袋の輸送方法である。
また、本発明は、前述の青果物鮮度保持包装袋を用いた青果物の鮮度保持方法である。本発明の青果物鮮度保持包装袋を使用することにより、青果物の鮮度保持過程において、例えば、30℃という青果物にとって鮮度保持に不利な状況を回避するため、青果物を急激に冷やして出来るだけ早く青果物自身の温度を下げ、その後低温保存するという真空予冷を採用することができる。
本発明の他の態様を以下に例示する。
[1]厚み15〜150μmの透明な合成樹脂フィルムよりなり、孔1個の開口面積が0.3〜10mm である孔を1〜20個有する青果物鮮度保持包装袋であり、青果物を包装後24時間以内に、青果物自身の呼吸により包装内の酸素濃度が3〜18vol%、炭酸ガス濃度が3〜18vol%となり、その状態が24時間以上保たれることを特徴とする青果物鮮度保持包装袋。
[2]青果物を密封包装した後、48時間経過時までに、密封直後の包装体内の青果物の全重量に対し0.5〜10wt%の水分を設けた孔より包装外に排出する[1]に記載の青果物鮮度保持包装袋。
[3]真空予冷を行う[1]〜[2]のいずれかに記載の青果物鮮度保持包装袋。
[4]該合成樹脂フィルムが、厚み15〜50μmである防曇性を有する延伸ポリプロピレンフィルムである[1]〜[3]のいずれかに記載の青果物鮮度保持包装袋。
[5]包装する青果物が収穫後から包装されるまでの過程で水洗されている[1]〜[4]のいずれかに記載の青果物鮮度保持包装袋。
[6][1]〜[5]のいずれかに記載の青果物鮮度保持包装袋を用いて青果物を包装したことを特徴とする青果物鮮度保持方法。

Claims (6)

  1. 厚み15〜150μmの透明な合成樹脂フィルムよりなり、孔1個の開口面積が0.3〜10mmである孔を1〜20個有する青果物鮮度保持包装袋であり、青果物を包装後24時間以内に、青果物自身の呼吸により包装内の酸素濃度が3〜18vol%、炭酸ガス濃度が3〜18vol%となり、その状態が24時間以上保たれることを特徴とする青果物鮮度保持包装袋。
  2. 青果物を密封包装した後、48時間経過時までに、密封直後の包装体内の青果物の全重量に対し0.5〜10wt%の水分を設けた孔より包装外に排出する請求項1に記載の青果物鮮度保持包装包装袋。
  3. 真空予冷を行う請求項1〜2のいずれか1項に記載の青果物鮮度保持包装袋。
  4. 該合成樹脂フィルムが、厚み15〜50μmである防曇性を有する延伸ポリプロピレンフィルムである請求項1〜3のいずれか1項に記載の青果物鮮度保持包装袋。
  5. 包装する青果物が収穫後から包装されるまでの過程で水洗されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の青果物鮮度保持包装袋。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の青果物鮮度保持包装袋を用いて青果物を包装したことを特徴とする青果物鮮度保持方法。
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