JP7251108B2 - 青果物入り包装体、及び青果物の鮮度保持方法 - Google Patents

青果物入り包装体、及び青果物の鮮度保持方法 Download PDF

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Description

本発明は、青果物入り包装体、及び青果物の鮮度保持方法に関する。
従来、収穫された青果物の鮮度保持方法としては、青果物の呼吸を適度に抑制して鮮度を保持する方法が知られている。このような青果物の鮮度保持に使用される包装袋は、MA(Modified Atmosphere)包装として知られている。
たとえば、特許文献1には、外部との空気の出入りを遮断した包装袋を用い、包装袋内のガス濃度を、酸素濃度5%以上10%未満、炭酸ガス濃度15~35%、残りを窒素ガスで充填したレタスを含む生鮮野菜加工品の保存方法について開示されている。
特開2011-80号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術は、外部との空気の出入りを遮断するものであるため、保存中のレタスなどの青果物の呼吸により、酸素濃度が低下し、二酸化炭素濃度が高くなりすぎ、ガス障害が発生し、異臭が発生する等の問題があった。
本発明者は、かかる従来技術の問題点を解決すべく鋭意検討を行うなかで、まず、包装体が備えるべき条件として、単に酸素透過量を特定するだけでは十分ではないことを知見した。そして、所定の酸素透過量を有する包装袋を用いることを前提としてさらに検討を行った結果、青果物を包装した包装体に所定の処理を施したときの酸素濃度の変化率を制御することが、青果物の鮮度保持を向上させる設計指針として有効であることを初めて見出し本発明を完成させた。
本発明は、合成樹脂フィルムから構成された包装袋により青果物を包装してなる青果物入り包装体であって、
以下の処理を施した前後における当該包装体内の酸素濃度の変化率〔(処理後の酸素濃度)/(処理前の酸素濃度)×100〕(%)が0.5%以上400%以下であり、
23℃、60%RHにおける酸素透過量が、2cc/m・day・atm以上、50000cc/m・day・atm以下である、青果物入り包装体を提供する。
処理:20℃、50%RHの条件下で、当該包装体を3日間保存する。
また、本発明は、合成樹脂フィルムから構成された包装袋により青果物を包装する青果物の鮮度保持方法であって、
以下の処理を施した前後における当該包装体内の酸素濃度の変化率〔(処理後の酸素濃度)/(処理前の酸素濃度)×100〕(%)が0.5%以上400%以下であり、
23℃、60%RHにおける酸素透過量が、2cc/m・day・atm以上、50000cc/m・day・atm以下となるように青果物を包装する、青果物の鮮度保持方法を提供する。
処理:20℃、50%RHの条件下で、当該包装体を3日間保存する。
本発明によれば、青果物の鮮度をより長期間保持できる青果物入り包装体が提供できる。
<包装袋>
以下、本発明の実施形態について、詳細に説明する。
本実施形態における包装袋は、内部に青果物を包装するものである。当該青果物としては、特に限定されないが、例えば、オオバ、ホウレンソウ、コマツナ、ミズナ、ミブナ、アスパラガス、クウシンサイ、レタス、タイム、セージ、パセリ、イタリアンパセリ、ローズマリー、オレガノ、レモンバーム、チャイブ、ラベンダー、サラダバーネット、ラムズイヤー、ロケット、ダンディライオン、ナスタチューム、バジル、ルッコラ、クレソン、モロヘイヤ、セロリ、ケール、ネギ、キャベツ、ハクサイ、シュンギク、サラダナ、サンチュ、フキ、ナバナ、チンゲンサイ、ミツバ、セリ、メキャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ミョウガ、ダイコン、ニンジン、ゴボウ、ラディッシュ、カブ、サツマイモ、ジャガイモ、ナガイモ、ヤマイモ、サトイモ、ジネンジョ、ヤマトイモ、ピーマン、パプリカ、シシトウ、キュウリ、ナス、トマト、ミニトマト、カボチャ、ゴーヤ、オクラ、スィートコーン、エダマメ、サヤエンドウ、サヤインゲン、ソラマメ、菌茸類などが挙げられる。また、柑橘、りんご、ナシ、ブドウ、ブルーベリー、柿、イチゴなどの果実類や切花なども有効である。また、これらをカットした状態、いわゆるカット野菜、カットフルーツにも有効である。
なかでも、効果的に保存を可能とする観点から、カット野菜であることが好ましい。
また、包装袋の23℃、60%RHにおける酸素透過量は、青果物の呼吸を保持し、鮮度を保持する観点から、好ましくは2cc/m・day・atm以上であり、より好ましくは5cc/m・day・atm以上であり、さらに好ましは300cc/m・day・atm以上である。
一方、包装袋の23℃、60%RHにおける酸素透過量は、青果物の品質保持、鮮度保持する観点から、好ましくは50000cc/m・day・atm以下であり、より好ましくは10000cc/m・day・atm以下であり、さらに好ましくは7500cc/m・day・atm以下である。
酸素透過量は、たとえば、窒素を充填させた直後の包装袋と、窒素を充填させてから一定時間放置した後の包装袋のそれぞれに関し、包装袋内の酸素濃度を測定し、その酸素濃度勾配から算出することができる。
また、本実施形態において、包装袋の酸素透過量は、後述する合成樹脂フィルムの材料の選択、合成樹脂フィルムの製造方法、合成樹脂フィルムの層構造、貫通孔の有無及び貫通孔の平均径、数などを制御することによって、調整することができる。
包装袋の40℃における水蒸気透過率は、青果物の呼吸による水蒸気を放出する観点から、2g/m・day以上であり、好ましくは4g/m・day・atm以上であり、より好ましくは6g/m・day・atm以上である。
一方、包装袋の40℃における水蒸気透過率は、青果物の呼吸を抑制する観点から、10g/m・day・atm以下であり、好ましくは8g/m・day・atm以下であり、より好ましくは7g/m・day・atm以下である。
水蒸気透過率は、JIS Z0208(カップ法)に準拠した方法によって測定することができる。
本実施形態において、包装袋の水蒸気透過率は、後述する合成樹脂フィルムの材料の選択、合成樹脂フィルムの製造方法、合成樹脂フィルムの層構造、貫通孔の有無及び貫通孔の平均径、数などを制御することによって、調整することができる。
本実施形態の包装袋は、さらに以下の要件を満たすことで、鮮度保持効果をより一層高めることができる。
包装袋は、貫通孔が形成されていてもよい。これにより、水蒸気透過率、酸素透過量を安定的に調整できるようになる。これにより、青果物の鮮度を効果的に保持できるようになる。
貫通孔の平面形状としては、たとえば、円形、多角形、またはスリットであってもよい。円形とは、真円形に限定されず、略円形を含むものである。また、円形以外にも、半円形や三日月形状であってもよい。多角形とは、三角形、四角形、および五角形等の三つ以上の線分によって囲まれた形状であればよい。スリットとは、包装袋を構成する合成樹脂フィルムを貫通している切り込み、細隙であって、直線、曲線、L字型、×印などであってもよく、その長さ等も特に限定されない。
貫通孔の平均直径は30μm~1100μmであることが好ましく、50μm~500μmであることがより好ましい。上記下限値以上とすることにより、水蒸気透過率、酸素透過量が向上し、カビ発生を抑制しやすくなる。一方、上記上限値以下とすることにより、異物の侵入を防ぎ、かつ、青果物の萎れ・軸枯れを抑制できる。
なお、貫通孔の平均直径は、貫通孔の開孔面積から貫通孔を正円として算出される。
包装袋の内面積に対する、貫通孔の個数は、1個/m以上1500個/m以下であることが好ましく、2個/m以上1000個/m以下であることがより好ましく、10個/m以上800個/m以下であることがさらに好ましい。
また、貫通孔の断面視した場合、包装袋の外表面における孔面積をSout、包装袋の内表面における孔面積をSinとしたとき、Sout/Sin>1.1であることが好ましい。すなわち、外表面における孔面積の方が、内表面における孔面積よりも大きいことで、青果物の重さによる孔の変形が低減でき、包装袋内のガス濃度がより安定するため、青果物の鮮度を保持しやすくなる。酸素と水蒸気の流路が確保されて、濃度が安定するという観点から、青果物の劣化または腐敗を、より一層安定的に抑制することができる。
この場合、貫通孔の平均孔径は、包装袋の内表面における孔径を示す。
また、貫通孔を断面視した場合、貫通孔の側壁は、包装袋の内表面から外表面に向かって徐々に拡大するテーパー状であることが好ましい。テーパー状とすることで、孔の変形がより低減され、より一層安定的に鮮度保持ができる。
上記の貫通孔の形成方法は、特に限定されず、公知の手法を採用することができる。かかる公知の手法としては、たとえば、レーザー加工法、熱針を含む針加工法、ロールカッターなどの金型を利用した方法等が挙げられる。
上記のSout/Sin>1.1となる貫通孔は、レーザー加工法などによって形成することができる。レーザー加工法により、貫通孔の直径は、例えば、合成樹脂フィルムの走行速度とレーザーの周波数を同期させることにより、調整することができ、また、貫通孔の形状は、レーザーの形状に合致するため、レーザーの焦点距離を調整することにより、円筒形からテーパー状に近づけることができる。
上記の貫通孔は、包装袋を製造する際、予め合成樹脂フィルムに形成されていてもよく、合成樹脂フィルムを袋状に形成したあとに形成されてもよく、合成樹脂フィルムを袋状に形成した前後において形成されてもよい。
また、本実施形態における包装袋の内表面積は、包装される青果物の形状、大きさ、取扱性等に応じて、適宜、設定することができる。例えば、青果物100gあたりの包装袋の内表面積を、100cm以上5000cm以下としてもよいし、300cm以上700cm以下としてもよい。
次に、包装袋を構成する合成樹脂フィルムについて説明する。
合成樹脂フィルムは、青果物を外部から視認できる観点から、透明または半透明であることが好ましく、透明であることがより好ましい。また、青果物を特定する目的などの印刷が施されたものであってもよい。
合成樹脂フィルムを構成する合成樹脂は、青果物の包装に用いることができるものであれば特に限定されず、公知のものを使用することができる。
例えば、各種ポリエチレンおよびエチレン共重合体、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、アクリル樹脂、ポリエチレンテレフタレートおよびポリ乳酸などのポリエステル樹脂、6ナイロンなどのポリアミド樹脂などが挙げられる。これらはホモポリマーであってもよく、2種類以上のコポリマーであってもよく、これらホモポリマーやコポリマーを2種類以上含むブレンド物であってもよい。
また、上記各種ポリエチレンおよびエチレン共重合体の具体例としては、エチレン・ビニルアルコール共重合体、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、メタロセン-直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン-酢酸ビニルコポリマー、エチレン-アクリル酸コポリマー、エチレン-プロピレンコポリマー、エチレン-α-オレフィンコポリマーなどのコポリマーあるいはアイオノマーなどが挙げられる。これらは1種または2種以上含んだものでもよく、これらと他の樹脂とを混合したものであってもよい。
なかでも、水蒸気透過率、酸素透過量を適切に制御する観点から、ポリエチレン、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ乳酸などのポリエステル樹脂、およびナイロンなどのポリアミド樹脂であることが好ましく、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリスチレン、ポリ乳酸、ナイロンであることがより好ましい。
なお、価格、物性の観点からは、ヒートシール可能な延伸ポリプロピレンフィルム、低密度ポリエチレンフィルム、直鎖状低密度ポリエチレンフィルム、メタロセン触媒ポリエチレンを用いることが好ましい。
合成樹脂フィルムの成型方法は、特に限定されないが、押出、インフレーション、カレンダーリング等の方法が用いられる。合成樹脂フィルムを成型する際、必要に応じて、防曇剤等の添加物を混練してもよく、2種類以上の樹脂をブレンドしてもよい。
また、合成樹脂フィルムに、延伸処理やアニーリングなどを施してもよく、さらに、シーラント層を設けたものでもよい。なかでも、延伸処理を施すことにより、合成樹脂フィルムの剛性、耐ピンホール性、水蒸気・酸素バリア性、および見栄えを向上できる。例えば、延伸ナイロン、延伸ポリ乳酸、延伸ポリスチレンであることが好ましい。
合成樹脂フィルムは、単層として用いてもよいし、2層以上の多層構造として用いてもよい。
例えば、包装袋に包装される青果物が重量物である場合、無延伸ポリプロピレン、延伸ポリプロピレン、無延伸ナイロン、延伸ナイロン、延伸ポリエステルなどのフィルムに対し、ポリエチレンをドライラミネーション、押し出しラミネーション、共押し出しにより多層フィルムとしたものを用いることが好ましい。
合成樹脂フィルムの平均厚みは、15μm以上、400μm以下が好ましく、20μm以上、200μm以下がより好ましく、25μm以上、100μm以下がさらに好ましい。上記下限値以上とすることにより、酸素透過量、水蒸気透過率をより高度に制御し易くするとともに、包装袋の強度を高めることができる。一方、上記上限値以下とすることにより、包装袋の取扱性を良好にし、適切な水蒸気透過率、酸素透過量を付与すると共に、生産コストも低くできる。
<青果物入り包装体>
本実施形態における青果物入り包装体は、本実施形態における上述した包装袋により青果物を収容してなる。
本実施形態における青果物入り包装体は、23℃、60%RHにおける酸素透過量が、2cc/m・day・atm以上、50000cc/m・day・atm以下であることを前提として、以下の処理を施した前後における当該包装体内の酸素濃度の変化率〔(処理後の酸素濃度)/(処理前の酸素濃度)×100〕(%)が0.5%以上400%以下である。
処理:20℃、50%RHの条件下で、当該包装体を3日間保存する。
すなわち、本実施形態における青果物入り包装体は、所定の酸素透過量を前提として、特有の酸素濃度変化率という条件を満たすことにより、青果物の鮮度保持を向上させるものである。かかる効果が得られる理由の詳細は明らかではないが、次のように推測される。青果物の鮮度保持には、包装体内の酸素濃度が大きく影響するため、包装体内の酸素濃度が適切な範囲に制御されることが重要となるが、包装袋自体の酸素透過量を制御しても、保存中の青果物の呼吸により、包装体内の酸素濃度は変化する。そこで、20℃、50%RHという条件は、青果物が包装され、商品として流通し、保管される環境を想定したものであり、かかる条件の下保存された包装体内の酸素濃度の変化率を、従来技術とは異なる水準で制御することで、包装体内の酸素濃度が適切な範囲に保持されやすくなると考えられる。その結果、青果物の鮮度保持効果が向上できると考えられる。
また、上記の酸素変化率は、0.5%以上400%以下であるが、好ましくは1%以上350%以下であり、より好ましくは2%以上300%以下であり、さらに好ましくは10%以上200%以下である。
酸素濃度変化率を、下限値以上とすることは、処理前後の酸素濃度の変化が大きくなることを意図し、保存経過における青果物の呼吸量の最適化が進んだことを示す。これにより、雑菌の発生抑制、嫌気呼吸(酸欠)よる変色・食感・食味の低下抑制できる。
一方、酸素濃度変化率を、上限値以下とすることは、処理前後の酸素濃度の変化が小さくなることを意図し、保存経過における青果物の呼吸量が極端に最適値から外れていないことを示す。これにより、雑菌の発生抑制、嫌気呼吸(酸欠)よる変色・食感・食味の低下抑制できる。
なお、かかる酸素濃度変化率は、合成樹脂フィルムの材料の選択、合成樹脂フィルムの製造方法、合成樹脂フィルムの層構造、貫通孔の有無及び貫通孔の平均径、数などを調整することによって、制御することができる。
青果物を包装袋の内部に収容し、包装体を密封するために、開口した部分にヒートシール処理を施してもよいし、バックシーリングテープ、結束帯、輪ゴム、かしめ等の部材を用いてもよい。中でも、青果物の鮮度保持効果を高める観点から、開口部にヒートシール処理を施すことが好ましい。
青果物は、収穫後水洗したもの、雨・雪または露に濡れたものを水切りすることなく包装してもよい。これにより、作業性を向上できる。一方、青果物の鮮度保持のため早期に低温下で保管する、または青果物への水分による影響をできるだけ早期に取り除く観点から、青果物に付着している水分を真空予冷等により除去してもよい。
また、本実施形態における青果物入り包装体の重量保持率は、好ましくは95%以上であり、より好ましくは97%以上であり、さらに好ましくは98%以上である。かかる数値とすることで、青果物の鮮度をさらに安定的に維持できる。
<青果物の鮮度保持方法>
本実施形態における青果物の包装方法は、合成樹脂フィルムから構成された包装袋により青果物を包装する青果物の鮮度保持方法であって、
また、本発明は、合成樹脂フィルムから構成された包装袋により青果物を包装してなる青果物の鮮度保持方法であって、
以下の処理を施した前後における当該包装体内の酸素濃度の変化率〔(処理後の酸素濃度)/(処理前の酸素濃度)×100〕(%)が0.5%以上400%以下であり、
23℃、60%RHにおける酸素透過量(cc/m・day・atm)が、2以上、50000以下となるように青果物を包装するものである。
処理:20℃、50%RHの条件下で、当該包装体を3日間保存する。
これにより、効果的に青果物の鮮度を保持できるようになる。
以上、本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 合成樹脂フィルムから構成された包装袋により青果物を包装してなる青果物入り包装体であって、
以下の処理を施した前後における当該包装体内の酸素濃度の変化率〔(処理後の酸素濃度)/(処理前の酸素濃度)×100〕(%)が0.5%以上400%以下であり、
23℃、60%RHにおける酸素透過量が、2cc/m ・day・atm以上、50000cc/m ・day・atm以下である、青果物入り包装体。
処理:20℃、50%RHの条件下で、当該包装体を3日間保存する。
2. 40℃における水蒸気透過率が、2g/m ・day以上400g/m ・day以下である、1.に記載の青果物入り包装体。
3. 前記青果物100gあたりの前記包装袋の内面積が100cm 以上5000cm 以下である、1.または2.に記載の青果物入り包装体。
4. 前記包装袋が、貫通孔を有する、1.乃至3.いずれか一つに記載の青果物入り包装体。
5. 前記包装体の内面積に対する、前記貫通孔の個数が、1個/m 以上1500個/m 以下である、4.に記載の青果物入り包装体。
6. 前記貫通孔の平均孔径が、30μm以上1100μm以下である、4.または5.に記載の青果物入り包装体。
7. 合成樹脂フィルムの厚みが、15μm以上150μm以下である、1.乃至6.いずれか一つに記載の青果物入り包装体。
8. 前記貫通孔について、当該青果物鮮度保持包装袋の外表面における孔面積をSout、当該青果物鮮度保持包装袋の内表面における孔面積をSinとしたとき、Sout/Sin>1.1である、4.乃至7.いずれか一つに記載の青果物入り包装体。
9. 合成樹脂フィルムから構成された包装袋により青果物を包装する青果物の鮮度保持方法であって、
以下の処理を施した前後における当該包装体内の酸素濃度の変化率〔(処理後の酸素濃度)/(処理前の酸素濃度)×100〕(%)が0.5%以上400%以下であり、
23℃、60%RHにおける酸素透過量(cc/m ・day・atm)が、2以上、50000以下となるように青果物を包装する、青果物の鮮度保持方法。
処理:20℃、90%RHの条件下で、当該包装体を3日間保存する。
次に、実施例により本発明を詳しく説明するが、本発明の内容は実施例に限られるものではない。
(実施例1)
まず、合成樹脂素材として、ポリプロピレン樹脂(日本ポリプロ社製、品番WFW5T)を準備した。次に、上記フィルム原料を溶融した溶融物を、温度230℃でTダイから押し出した。
そして、押し出された溶融物に、縦5倍×横9倍の延伸処理を施し、最終的な厚みが25μmの2軸延伸ポリプロピレンフィルム(合成樹脂フィルム)を得た。
当該合成樹脂フィルムを用い、内層フィルム面が内側になるように2枚重ね合わせ、インパルスシーラー(富士インパルス社製、FI-400Y-10PK)を用いて3方にヒートシール加工を施して10mm幅の熱シール部分を160℃、シール時間1秒で形成し、包装袋を作製した。得られた包装袋の袋サイズ(内寸)は200mm×160mmであった。
次に、得られた包装袋内に青果物(カットキャベツ150g)を入れ、包装袋を密閉して、青果物入り包装体を作製した。
(実施例2)
包装袋の内面積1mあたり30個となるように平均孔径80μmの微細孔を穿孔した以外は、実施例1と同様にして、青果物入り包装体を作製した。
(実施例3)
合成樹脂フィルムとして二軸延伸ナイロンフィルム(ユニチカ株式会社製、商品名「エンブレムONBC」厚み25μm)を用い、包装体の内面積1mあたり60個となるように平均孔径120μmの微細孔を穿孔した以外は、実施例1と同様にして、青果物入り包装体を作製した。
(比較例1)
包装体の内面積1mあたり2000個となるように平均孔径2000μmの微細孔を穿孔した以外は実施例1と同様にして、青果物入り包装体を作製した。
(比較例2)
穿孔しなかった以外は実施例3と同様にして、青果物入り包装体を作製した。
得られた各青果物入り包装体について、以下の測定を行った。結果を表1に示す。
<測定>
・青果物入り包装体内のガス濃度の測定:
包装袋(包装袋の袋サイズ(内寸)200mm×160mm)に青果物(カットキャベツ150g)を包装しすぐに、MOCON Europe製Check Point O/COを用いて包装体内のガスを測定した。
・酸素濃度の変化率(酸素変化率):20℃、50%RHの条件下で、当該包装体を3日間保存し、処理前後包装体内の酸素濃度を測定し、〔(処理後の酸素濃度)/(処理前の酸素濃度)×100〕(%)の式に当てはめて算出した。
・包装袋の40℃における水蒸気透過率(g/m・day・atm)の測定
温度2℃、湿度60%に設定する以外は防湿包装材料の水蒸気透過率試験方法(カップ法)(JIS Z0208)と同じ方法で測定した。
・包装袋の23℃、60%RHにおける酸素透過量(cc/m・day・atm)の測定
(1)窒素ガスの封入
ヒートシール等で袋を密封した後、アスピレーター等を用いて袋を脱気した。脱気は、袋の両面が貼りつくまで行った。次に、この袋に白硬注射筒を用いて窒素ガス(純度99.9%以上)を充填した。窒素ガスの注入量は、袋サイズに合わせ、注入した窒素ガスによって袋を構成するフィルムにテンションがかからず、かつ僅かにゆるんでいる範囲で極力多く入れ、当該白硬注射筒の目盛りを用いて測定した。なお、窒素ガスの脱気および注入は、例えば、注射針を袋に突き刺して行った。注射針を刺す際は、袋を構成するフィルムに両面テープを貼り、この上にさらにポリプロピレンフィルム製の粘着テープ(以下「PPテープ」という)を貼り付けた。また、注射針を抜いた後は、速やかにPPテープで針孔を塞いだ。袋に貼るテープは、4.5cm以下の面積に収まるようにした。
また、袋を構成するフィルムが微細孔フィルムの場合は、テープで当該微細孔を塞がないようにした。
(2)初期酸素濃度測定
窒素ガス充填直後(t=0)の袋内の初期酸素濃度(C0)を測定した。袋内のガスをサンプリングし、ガスクロマトグラフィー(TCD)で袋内の初期酸素濃度(C0)を求めた。C0は0.2%以下であり、これを超える場合は、作業をやり直した。酸素濃度測定のためのサンプリングガスは、10cc以下とした。ガスクロマトグラフィーに注入する場合は、1cc程度の一定量を注入した。また、標準ガス(酸素約1%と約10%を含む2点以上)の測定も同量のガスを注入して行い、検量線を作成した。
(3)袋の保管
初期酸素濃度を測定した袋は、23℃、60%RH(恒温恒湿庫)で保管した。このとき、袋の上に物が乗ったり、恒温恒湿庫のファンの風が袋に直撃しないように静置した。
(4)保管中の袋内酸素濃度の測定及び酸素透過速度の計算
袋内酸素濃度の測定は、窒素ガス充填直後と3時間以上経過後に酸素濃度が1%以上7%以下の範囲内で2点以上の合計3~5点測定し、経過時間t(hr)と袋内酸素濃度間に比例関係(相関係数が0.98以上)が成り立つ必要がある。相関係数が成り立たない場合は再試験を行った。袋を構成するフィルムの酸素透過速度が大きすぎて袋内酸素濃度の上昇が速すぎ、この条件をクリアできない場合は、フィルムの一部を酸素透過速度が測定しているフィルムより小さく既知である同じ材質のフィルムと張り合わせて袋を作成して同様に行えばよい。この際、袋の表面積は既知である別のフィルムと貼り合わせた部分は除き、求められた酸素透過速度より既知のフィルム部分の酸素透過速度を差し引いたものが測定フィルムの酸素透過速度とした。
酸素透過速度は、経過時間が長いほうの値を用いて以下の計算式(1)を計算した。
F=1.143×(Ct-C0)×V/t (1)
但し、F:酸素透過速度(cc/袋・day・atm)
Ct:窒素ガス充填後t時間後における袋内酸素濃度(%)
C0:窒素ガス充填直後の袋内酸素濃度(%)
V:充填した窒素ガスの量(cc)
t:ガス充填時からの経過時間(hr)
・貫通孔の平均孔径(μm)の測定
マイクロスコープ(キーエンス社製、VH-6300)を用いて包装袋における内表面の開孔面積を孔5点について測定した。開孔部を真円と仮定して、開孔面積から直径を算出し、平均直径を算出した。
・包装袋の外表面における貫通孔の孔面積(Sout)と包装袋の内表面における孔面積(Sin)の測定:マイクロスコープ(キーエンス社製、VH-6300)を用いて包装袋(20℃)の貫通孔の開孔面積を、内表面側と、外表面側それぞれについて測定した。
・青果物100gあたりの前記包装袋の内表面積(cm)の算出
包装袋の袋サイズ(内寸)(cm)の2倍値を青果物の内容量(g)/100したもので割り算し、算出した。
<評価>
上記で得られた各青果物入り包装体を、10℃にて5日間保存した。その後、包装体からカットキャベツを取り出し、「変色の有無」、「食感の良し悪し」、「風味の良し悪し」について複数の専門パネラーらにより総合的に評価した。
・鮮度保持日数-1:2つのサンプル(包装体)から内容物を取り出し、それぞれスリーエム製ペトリフィルム(ACプレート)を用いて一般生菌数を測定し、一般生菌数の平均値が10以上となるまでの日数を測定した。なお、サンプルは複数準備し、測定は一日一回行い、測定を行ったサンプルは包装体内のガス濃度が著しく変化するため、その後の測定には使用せず、別のサンプルを用いて、翌日の測定を行う工程を繰り返した。
・鮮度保持日数-2:2つのサンプル(包装体)から内容物を取り出し、それぞれスリーエム製ペトリフィルム(CCプレート)を用いて大腸菌数を測定し、大腸菌数の平均値が10以上となるまでの日数を測定した。なお、サンプルは複数準備し、測定は一日一回行い、測定を行ったサンプルは包装体内のガス濃度が著しく変化するため、その後の測定には使用せず、別のサンプルを用いて、翌日の測定を行う工程を繰り返した。
Figure 0007251108000001

Claims (9)

  1. 合成樹脂フィルムから構成された包装袋により青果物を包装してなる青果物入り包装体であって、
    以下の処理を施した前後における当該包装体内の酸素濃度の変化率〔(処理後の酸素濃度)/(処理前の酸素濃度)×100〕(%)が10%以上200%以下であり、
    23℃、60%RHにおける酸素透過量が、2cc/m・day・atm以上、1500cc/m・day・atm以下である、青果物入り包装体。
    処理:20℃、50%RHの条件下で、当該包装体を3日間保存する。
  2. 40℃における水蒸気透過率が、2g/m・day以上400g/m・day以下である、請求項1に記載の青果物入り包装体。
  3. 前記青果物100gあたりの前記包装袋の内面積が100cm以上5000cm以下である、請求項1または2に記載の青果物入り包装体。
  4. 前記包装袋が、貫通孔を有する、請求項1乃至3いずれか一項に記載の青果物入り包装体。
  5. 前記包装体の内面積に対する、前記貫通孔の個数が、1個/m以上1500個/m以下である、請求項4に記載の青果物入り包装体。
  6. 前記貫通孔の平均孔径が、30μm以上1100μm以下である、請求項4または5に記載の青果物入り包装体。
  7. 合成樹脂フィルムの厚みが、15μm以上150μm以下である、請求項1乃至6いずれか一項に記載の青果物入り包装体。
  8. 前記貫通孔について、当該青果物鮮度保持包装袋の外表面における孔面積をSout、当該青果物鮮度保持包装袋の内表面における孔面積をSinとしたとき、Sout/Sin>1.1である、請求項4乃至いずれか一項に記載の青果物入り包装体。
  9. 合成樹脂フィルムから構成された包装袋により青果物を包装する青果物の鮮度保持方法であって、
    23℃、60%RHにおける酸素透過量(cc/m ・day・atm)が、2以上、1500以下であって、
    以下の処理を施した前後における当該包装体内の酸素濃度の変化率〔(処理後の酸素濃度)/(処理前の酸素濃度)×100〕(%)が10%以上200%以下となるように青果物を包装する、青果物の鮮度保持方法。
    処理:20℃、90%RHの条件下で、当該包装体を3日間保存する。
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