JPH0680650U - 野菜の包装袋 - Google Patents

野菜の包装袋

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JPH0680650U
JPH0680650U JP2298893U JP2298893U JPH0680650U JP H0680650 U JPH0680650 U JP H0680650U JP 2298893 U JP2298893 U JP 2298893U JP 2298893 U JP2298893 U JP 2298893U JP H0680650 U JPH0680650 U JP H0680650U
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JP
Japan
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packaging bag
bag
heat
packaging
seal portion
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Application number
JP2298893U
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English (en)
Inventor
吉男 窪田
Original Assignee
株式会社シナノポリ
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Publication date
Application filed by 株式会社シナノポリ filed Critical 株式会社シナノポリ
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水切り性の良い包装袋として提供すること。
袋の底部分の破れを防止して包装袋の取扱い性を向上さ
せる。 【構成】 水切り用の孔を袋体12の底部分に設けた野
菜の包装袋10において、前記袋体12の底部分に破線
状に熱シールした間欠シール部13を設ける。12a、
12bはフィルム材を熱溶着したサイドシール部であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は野菜の包装袋に関し、特に水気を含んだ野菜を好適に包装できる包装 袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
野菜の包装袋としてポリエチレン等の透明な袋が使用されている。ところで、 包装袋で野菜を包装する場合、セロリやほうれん草などの葉もの野菜で水気を多 く含んでいるものは袋の中にいれておくと徐々に水がたまって商品が傷むことか ら、水切り用の孔を設けた包装袋が使用されている。 図5は底部に水切り孔5を設けた包装袋の外観図を示す。この包装袋は底部が 熱溶着され、熱溶着された両端部を切り欠いて水切り孔5、5を設けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の包装袋を使用した場合は水切り孔5から水が排出されるから、水気の多 い葉もの野菜を入れた場合でも商品をいためないで包装することができる。 しかしながら、図5に示すような従来品では包装袋に商品を入れた際に底の溶 着部分に力がかかりやすく、底から破れやすいという問題があった。これは底に 外力が直接的に作用しやすいためと考えられ、かぶ等のような重い野菜の場合に 破れやすくなる。
【0004】 また、従来品のように底部を溶着した包装袋を製造する場合は、チューブ状の 包装資材を長手方向に送りながら一定間隔で溶断して底部を溶着した包装袋を製 造している。したがって、長物を入れるような包装袋を製造する場合は包装資材 を搬送方向が長くなり効率的でないとともに、包装資材も細幅のチューブ状のも のを使用するため広幅のものを使用する場合にくらべて割高になるという問題点 があった。 そこで、本考案はこれら問題点を解消すべくなされたものであり、その目的と するところは水切りが好適にできて水気の多い野菜を収納するのに好適に利用で きるとともに、底が破れにくい野菜の包装袋を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため次の構成を備える。 すなわち、水切り用の孔を袋体の底部分に設けた野菜の包装袋において、前記 袋体の底部分に破線状に熱シールした間欠シール部を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
袋体の底部に破線状に熱シールした間欠シール部を設けたことによって、底部 分から効果的に水を排出することができ、野菜を収納した際に包装袋内に水がた まって野菜が傷んだりすることを防止する。また、間欠シール部は袋に野菜を収 納した際に底に作用する力を分散させる作用があり、袋の底部分を破れにくくし て包装袋の取扱い性を良好にする。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案に係る野菜の包装袋の一実施例の外観図を示す。実施例の包装袋 10はセロリ等のような長物を入れるため縦長形状に形成した製品で、袋体12 の両サイドに熱溶着によるサイドシール部12a、12bを設け、底部分にとび とび状に間欠シール部13を設けたものである。実施例では間欠しーる部13は 10mm間隔程度で熱溶着部と空隙部を設けている。
【0008】 図2は図1に示す実施例の包装袋を製造する方法を示す。図で14は包装袋を 製造するためのフィルム材で、包装袋10の縦長の長さに合わせた幅に形成した ものである。実際にはフィルム材14はチューブ状に形成されて提供されるから 、幅方向の両側縁を裁断し、同幅のフィルムを2枚合わせにする。 16は重ね合わせたフィルム材14搬送しながら、包装袋10の幅にあわせて 所定間隔で熱溶着する熱溶着部を示す。この熱溶着部16は袋のサイドシール部 12a、12bになる部分で、製造工程上はフィルム材14を熱溶着するととも に熱溶着部16の真ん中でフィルム材14を幅方向に裁断する。
【0009】 18は袋の間欠シール部13を形成する底シール部である。 底シール部18は上述したように包装袋10の底をとびとびに熱シールする部 分であり、たとえば300 ℃〜400 ℃程度に熱した熱刃を用いてフィルム材14を 送りながら順次熱シールして形成する。熱刃の刃間隔を適当に設定することで底 シール部18の溶着部の間隔を適宜設定できる。なお、熱刃のかわりに高周波加 熱等の他の熱溶着方法を使用してももちろんかまわない。
【0010】 上記のようにしてフィルム材14を幅方向に熱溶着すると共に、底シール部1 8をとびとび状に熱シールすることによって図1に示すような包装袋を得ること ができる。この製造方法の場合は包装袋が横向きのかたちでフィルム材14を送 りながら袋を製造するから、きわめて効率的に製造でき、幅広の包装資材が使用 できること等とあわせて製造コストを下げることができる。
【0011】 なお、フィルム材14としては熱溶着性の良い材料を用いるのが好適で、重い 野菜等を収納するため所要の強度を有する材質、厚さの材料を選択するのがよい 。また、実施例の包装袋は水気のある野菜を収納する目的のものであるから、内 面に防曇処理を施したものを使用するのがよい。防曇処理を施したフィルム材1 4を使用すれば水気がある野菜を収納した場合でも外部から中が見えて商品価値 を高めることができるからである。
【0012】 図3は野菜の包装袋の他の実施例を示す。この実施例の包装袋11は両サイド 部分を熱溶着せずチューブ状の包装資材をそのまま用いて袋状に形成したもので ある。なお、底部分については上記実施例と同様にとびとび状に熱溶着した間欠 シール部13によって形成している。
【0013】 図4に上記実施例の包装袋11の製造方法を示す。図で15はチューブ状に形 成されたフィルム材である。フィルム材15は長尺なチューブ状に形成された資 材であって、包装袋11の大きさに合わせてチューブ状に形成する。 包装袋11の製造にあたっては図4に示すように包装袋11の縦長の長さに合 わせて間欠的に底シール部18を設け、底シール部18に近接させてフィルム材 15の幅方向に裁断して形成する。20が裁断部である。底シール部18は上記 実施例とは異なりフィルム材15の送り方向に直交する方向に熱シールする。
【0014】 本実施例の場合は底シール部18の熱溶着とフィルム材15の裁断操作によっ て包装袋11が得られる点で製造操作上は容易であるが、実施例のように細長の 包装袋を作成する場合には搬送方向が長くなり、図2に示すように横向きで搬送 する場合にくらべて製造効率が劣る。
【0015】 図1および図3に示す包装袋10、11はその底部分にとびとび状の間欠シー ル部13を設けたことを特徴とするもので、これによって包装袋の底部分に水切 り孔を設けることができる。 本実施例の包装袋のように間欠シール部13で底部分を構成した場合には、図 5に示す従来例のように底の両サイドに水切り孔5を設けた場合にくらべて底全 体から水が排出され、袋の水切り性が良好になって包装袋に水がたまることを効 果的に防止することができる。
【0016】 また、上記実施例のように底部分を間欠シール部13とした場合は、野菜等を 袋内に収納した場合に底部分が破れにくくなるという効果がある。これは、底部 分を間欠シールしたことによって底に作用する力が一部に集中せず、力が分散さ れるようになるためと考えられる。実際、底部分を間欠シールすることによって かなり重量のある野菜を収納した場合でも底部が破れにくい包装袋として提供す ることが可能になった。
【0017】
【考案の効果】
本考案に係る野菜の包装袋によれば、上述したように、袋の底部を間欠シール 部によって形成したことにより、水切り性の良い包装袋として提供することがで き、また、底部分の破れを効果的に防止することができることから、野菜の包装 用として有効に利用することが可能になる。また、包装袋も容易に製造すること ができる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】野菜の包装袋の実施例を示す説明図である。
【図2】実施例の包装袋の製造方法を示す説明図であ
る。
【図3】野菜の包装袋の他の実施例を示す説明図であ
る。
【図4】他の実施例の包装袋の製造方法を示す説明図で
ある。
【図5】野菜の包装袋の従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
5 水切り孔 10、11 包装袋 12 袋本体 12a、12b サイドシール部 13 間欠シール部 14、15 フィルム材 16 熱溶着部 18 底シール部 20 裁断部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水切り用の孔を袋体の底部分に設けた野
    菜の包装袋において、前記袋体の底部分に破線状に熱シ
    ールした間欠シール部を設けたことを特徴とする野菜の
    包装袋。
JP2298893U 1993-04-30 1993-04-30 野菜の包装袋 Pending JPH0680650U (ja)

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ID=12097929

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009292506A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Ibaraki Prefecture 葉菜類の鮮度保持容器及び鮮度保持方法
JP2013035603A (ja) * 2012-08-21 2013-02-21 Sumitomo Bakelite Co Ltd エダマメ鮮度保持包装袋およびそれを用いたエダマメ鮮度保持方法
JP2013081485A (ja) * 2013-02-12 2013-05-09 Sumitomo Bakelite Co Ltd 青果物鮮度保持包装袋およびそれを用いた青果物鮮度保持方法

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