JP2013027100A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータコアの強度を適切に確保しつつ永久磁石を効率良く冷却可能な回転電機を実現する。
【解決手段】ロータコア3が、複数の磁極のそれぞれに対応して形成された複数の磁気抵抗孔22aと、複数の磁気抵抗孔22aのそれぞれと軸挿通孔20とを連通するように径方向Rに延びる径方向連通路30とを備え、ロータコア3を構成する複数の磁性体板50の内の一部である特定磁性体板51,52が、軸挿通孔20と磁気抵抗孔22aとの径方向Rの間に形成されて軸方向Lに貫通する貫通孔40aを備え、径方向連通路30は、少なくとも2枚の特定磁性体板51,52に分かれて互いに径方向位置が異なると共に軸方向視で一部が重複するように形成された複数の貫通孔40aを、軸挿通孔20から磁気抵抗孔22aまで径方向Rに順に連通してなる連通貫通孔群31により構成されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、円環板状の磁性体板を軸方向に複数積層してなるロータコアと、ロータコアに形成された磁石挿入孔に挿入された永久磁石と、ロータコアの内周面に囲まれた軸挿通孔に挿通されるロータ軸と、を有するロータと、ステータとを有する回転電機に関する。
上記のような回転電機の従来技術として、例えば下記の特許文献1に記載された技術がある。以下、この背景技術の欄の説明では、〔〕内に特許文献1における符号(必要に応じて、対応する部材の名称を含む)を引用して説明する。特許文献1に記載の構成では、ロータコア〔10〕における永久磁石〔11,12〕の近傍に、非磁性部分〔セグメント・ヨーク部間非磁性部18〕を設ける構成が記載されている。このような非磁性部分は、例えば孔(空隙)により形成され、ロータコア内を流れる磁束に対して磁気抵抗として機能する。
ところで、ロータコアに備えられた永久磁石の発熱が過度に進行すると、永久磁石が不可逆減磁を起こすおそれがあるため、永久磁石の温度上昇は適切に抑制される必要がある。しかしながら、上記特許文献1には、永久磁石の冷却機構が示されておらず、当然ながら、非磁性部分を設けることで強度が低下しやすくなるロータコアに対して好適な冷却機構は未だ判明していない。
特開2009−124899号公報
そこで、ロータコアの強度を適切に確保しつつ永久磁石を効率良く冷却可能な回転電機の実現が望まれる。
本発明に係る、円環板状の磁性体板を軸方向に複数積層してなるロータコアと、前記ロータコアに形成された磁石挿入孔に挿入された永久磁石と、前記ロータコアの内周面に囲まれた軸挿通孔に挿通されるロータ軸と、を有するロータと、ステータとを有する回転電機の特徴構成は、前記ロータが、前記永久磁石により構成されて軸方向に延びる磁極を周方向に分散して複数備え、前記ロータコアが、複数の前記磁極のそれぞれに対応して軸方向に延びるように形成されて当該ロータコア内を流れる磁束に対して磁気抵抗となる複数の磁気抵抗孔と、複数の前記磁気抵抗孔のそれぞれと前記軸挿通孔とを連通するように径方向に延びる径方向連通路と、を備え、前記ロータコアを構成する複数の前記磁性体板の内の一部である特定磁性体板が、前記軸挿通孔と前記磁気抵抗孔との径方向の間に形成されて軸方向に貫通する貫通孔を備え、前記径方向連通路は、少なくとも2枚の前記特定磁性体板に分かれて互いに径方向位置が異なると共に軸方向視で一部が重複するように形成された複数の前記貫通孔を、前記軸挿通孔から前記磁気抵抗孔まで径方向に順に連通してなる連通貫通孔群により構成されている点にある。
本願において「回転電機」は、モータ(電動機)、ジェネレータ(発電機)、及び必要に応じてモータ及びジェネレータの双方の機能を果たすモータ・ジェネレータのいずれをも含む概念として用いている。
上記の特徴構成によれば、軸挿通孔の内周面に冷媒を供給することで、当該冷媒を径方向連通路を介して磁気抵抗孔に供給することができるため、磁気抵抗孔における冷媒とロータコアとの間の熱交換により、永久磁石を間接的に冷却することができる。この際、磁気抵抗孔は、ロータコア内を流れる磁束に対する磁気抵抗となることを目的として設けられる孔部であるため、永久磁石に対して比較的近接した位置に設けられるとともに、孔部の内部は基本的に磁気回路を構成しない部分となる。よって、冷媒が磁気回路に与える影響を抑制して回転電機の性能を適切に確保しつつ、永久磁石に対して比較的近接した位置に冷媒を流して永久磁石を効率的に冷却することが可能となっている。また、複数の磁極に対応して形成された複数の磁気抵抗孔のそれぞれに対して径方向連通路を介して冷媒を供給可能であるため、永久磁石の冷却を各磁極に対して一様に行うことが可能となる。
さらに、上記の特徴構成によれば、径方向連通路が少なくとも2枚の特定磁性体板に分かれて形成された貫通孔の群(連通貫通孔群)により構成されるため、1枚の磁性体板のみにより径方向連通路を形成する場合に比べ、各特定磁性体板に形成する貫通孔の寸法(特に径方向寸法)を短く抑えることができる。よって、ロータコアを構成する各特定磁性体板の強度を適切に確保しつつ、径方向連通路を形成することができる。
ここで、前記ロータコアを構成する複数の前記磁性体板が、前記特定磁性体板と、当該特定磁性体板とは異なる通常磁性体板とを有し、前記通常磁性体板は、軸方向視で前記貫通孔と重複する位置において前記貫通孔を閉塞する閉塞部を有し、少なくとも2枚の前記特定磁性体板を軸方向に積層してなる特定磁性体板群により前記連通貫通孔群が形成されているとともに、前記特定磁性体板群を挟んだ軸方向の両側に前記通常磁性体板が配置され、前記通常磁性体板の枚数が、前記特定磁性体板の枚数より多い構成とすると好適である。
この構成によれば、径方向連通路を軸方向に適切に区画することができるとともに、ロータコアの強度を容易に確保することができる。
また、前記径方向連通路は、前記ロータコアの軸方向中央部に、複数の前記磁気抵抗孔のそれぞれについて1本ずつ形成されている構成とすると好適である。
この構成によれば、径方向連通路がロータコアの軸方向中央部に形成されるため、熱がこもりやすいロータコアの軸方向中央部を重点的に冷却することができるとともに、磁気抵抗孔の軸方向中央部から軸方向両外側に向けて冷媒を流すことで、ロータコアを軸方向の両側で均等に冷却することが可能となる。
また、径方向連通路が複数の磁気抵抗孔のそれぞれについて1本ずつ形成されるため、簡易な構成で径方向連通路を形成することができるとともに、ロータコアの強度の確保も容易となる。
また、前記貫通孔のそれぞれは、前記軸挿通孔と前記磁気抵抗孔との間の径方向の領域の一部に形成され、前記連通貫通孔群は、径方向内側に開口して前記軸挿通孔に連通する前記貫通孔である内側開口貫通孔と、径方向外側に開口して前記磁気抵抗孔に連通する前記貫通孔である外側開口貫通孔と、を含み、前記内側開口貫通孔と前記外側開口貫通孔とが互いに異なる前記特定磁性体板に形成されている構成とすると好適である。
この構成によれば、内側開口貫通孔と外側開口貫通孔とが同一の特定磁性体板に形成される場合に比べ、各特定磁性体板の強度を適切に確保するのが容易となる。
また、前記貫通孔の軸方向視での形状が、円形状、楕円形状、及び円弧と直線とをつないだ形状、のいずれかである構成とすると好適である。
この構成によれば、ロータの回転に伴う遠心力に起因して貫通孔の形成部位において発生し得る応力を、円弧状の周縁部により緩和することが容易となり、応力の集中を抑制してロータコアの耐久性を向上させることができる。
また、複数の前記磁極のそれぞれは、複数の前記永久磁石により構成され、前記磁気抵抗孔は、対応する前記磁極を構成する複数の前記永久磁石のそれぞれから均等な距離となる位置に形成されている構成とすると好適である。
この構成によれば、簡素な構成で、各磁極を構成する複数の永久磁石を一様に冷却することが可能となる。
また、前記ステータは、前記ロータコアの径方向外側に配置されるステータコアと、当該ステータコアから軸方向の両側に突出するコイルエンド部と、を備え、前記磁気抵抗孔が、前記ロータコアの軸方向両側の端面に開口する端面開口部を有する構成とすると好適である。
この構成によれば、ロータコアを介して永久磁石を冷却した後の冷媒を利用して、更にコイルエンド部を冷却することができ、回転電機全体を効率良く冷却することができる。
本発明の実施形態に係る回転電機の一部の軸方向に沿う断面形状を示す図である。 図1におけるII−II断面図である。 本発明の実施形態に係る第一特定磁性体板の一部の平面図である。 本発明の実施形態に係る第二特定磁性体板の一部の平面図である。 本発明の実施形態に係る通常磁性体板の一部の平面図である。 本発明の実施形態に係るロータコアの一部の断面図である。 本発明の実施形態に係るロータコアの一部の分解斜視図である。 本発明のその他の実施形態に係るロータコアの一部の軸方向に直交する断面形状を示す図である。 本発明のその他の実施形態に係る第一特定磁性体板の一部の平面図である。 本発明のその他の実施形態に係る第二特定磁性体板の一部の平面図である。
本発明に係る回転電機の実施形態について、図面を参照して説明する。以下の説明では、特に断らない限り、「軸方向L」、「径方向R」、及び「周方向C」は、ロータコア3(回転電機1)の軸心Aを基準として定義している(図1、図2参照)。なお、各部材についての方向は、当該各部材が回転電機1に組み付けられた状態での方向を表す。また、各部材についての方向や位置に関する記載(例えば「平行」や「直交」等)は、製造上の誤差に応じたずれを含む概念として用いている。このような製造上の誤差は、例えば、寸法や取付位置の公差の範囲内のずれにより生じる。
1.回転電機の全体構成
回転電機1の全体構成について図1を参照して説明する。回転電機1は、界磁としてのロータ2と、電機子としてのステータ4と、ロータ2及びステータ4を収容するケース100と、を備えている。ステータ4はケース100に固定され、ロータ2は、ステータ4の径方向内側R1に当該ステータ4に対して回転自在に配置されている。
ロータ2は、ロータコア3と永久磁石11とロータ軸10とを備えている。ロータコア3は、詳細は後述するが、円環板状の磁性体板50(例えば鋼板等、図6等参照)を軸方向Lに複数積層して構成され、全体として円筒状に形成されている。永久磁石11は、ロータコア3に形成された磁石挿入孔21に挿入されている。ロータ軸10は、ロータコア3の内周面に囲まれた軸挿通孔20に挿通されており、ロータコア3と一体回転するように連結(例えば、焼き嵌め、キー結合、或いはスプライン結合等により連結)されている。ロータ軸10は、ロータコア3から軸方向Lの両側に突出するように配置されており、ロータコア3を挟んだ軸方向Lの両側で、軸受90によりケース100に対して回転可能に支持されている。
ロータ軸10は、径方向内側R1が中空の円筒状に形成されており、当該中空の部分を利用して軸内流路81が形成されている。また、ロータ軸10には、軸内流路81と当該ロータ軸10の外周面とを径方向Rに連通するための径方向貫通孔82が形成されている。これら軸内流路81及び径方向貫通孔82が、冷媒供給源(例えばオイルポンプ等、図示せず)から供給された冷媒を軸挿通孔20の内周面に供給する冷媒供給部80を構成している。
ステータ4は、ステータコア5とコイルエンド部6とを備えている。ステータコア5は、ロータコア3の径方向外側R2に配置され、ステータコア5の内周部には、周方向Cに沿って所定間隔で複数のスロット(図示せず)が形成されている。そして、スロットに巻装されたコイルのうち、ステータコア5から軸方向L(本例では軸方向Lの両側)に突出する部分によりコイルエンド部6が形成されている。
2.ロータコアの構成
次に、本発明の要部であるロータコア3の構成について説明する。ロータコア3には、永久磁石11により構成されて軸方向Lに延びる磁極が、周方向Cに分散して複数形成されている。本例では、図2に示すように、ロータ2の磁極数は「8」とされ、8個の磁極が周方向Cに沿って均等な間隔で配置されている。なお、図2においては、1つの磁極を構成する周方向Cの領域(以下、「区画」という。)を符号「P」で表している。複数(本例では8個)の区画Pのそれぞれは、周方向Cの位置及び永久磁石11の極性方向を除けば同様に構成されており、ロータコア3は、1つの区画Pの構成を周方向Cに複数(本例では8個)並べた構成とみなせる。
複数の磁極のそれぞれは、単数又は複数の永久磁石11により構成される。本実施形態では、図2に示すように、各磁極は複数の永久磁石11により、具体的には3つの永久磁石11により構成されている。よって、本実施形態では、各区画Pには、永久磁石11を挿入するための磁石挿入孔21が3つ設けられている。磁石挿入孔21は、軸方向Lに延びるように形成され、本例では図1に示すように、ロータコア3を軸方向Lに貫通して設けられている。
ロータコア3には、軸方向Lに延びるように形成された磁気抵抗孔22が設けられている。本例では図1に示すように、磁気抵抗孔22は、ロータコア3を軸方向Lに貫通して設けられている。磁気抵抗孔22は、ロータコア3内を流れる磁束に対して磁気抵抗(フラックスバリア)として機能する。すなわち、磁気抵抗孔22は、ロータコア3内における磁気回路(磁路)の経路を変更し、所望の経路を形成する。また、磁気抵抗孔22は、複数の磁極のそれぞれに対応して互いに独立に設けられており、ロータコア3の全体で複数の磁気抵抗孔22が備えられている。なお、ロータコア3内を流れる磁束には、永久磁石11に起因する界磁束と、ステータコア5に巻装されたコイルに起因する電機子磁束とが含まれる。そして、磁気抵抗孔22には、永久磁石11が形成する磁気回路の短絡(ロータコア3内での短絡)を抑制すべく主に界磁束の流れを制御するための孔と、主に電機子磁束の流れを制御するための孔とが含まれる。
各区画Pには少なくとも1つの磁気抵抗孔22が設けられる。本実施形態では、図2に示すように、各区画Pには複数(本例では9個)の磁気抵抗孔22が設けられている。そして、径方向連通路30(後述する)による冷媒の供給対象となる磁気抵抗孔22である特定磁気抵抗孔22aが、複数ある区画P(本例では8区画)のそれぞれに対して設定されている。すなわち、ロータコア3は、全体として、互いに独立に形成された複数の特定磁気抵抗孔22aを備える。本実施形態では、特定磁気抵抗孔22aが本発明における「磁気抵抗孔」に相当する。
図2に示すように、各区画Pにおいて、9つある磁気抵抗孔22の内の6つは、磁石挿入孔21に連通するように、磁石挿入孔21と一体的に形成されている。一方、残りの3つの磁気抵抗孔22は、磁石挿入孔21に連通することなく、磁石挿入孔21とは独立に(すなわち離間して)形成されている。そして、本実施形態では、特定磁気抵抗孔22aは、磁石挿入孔21とは独立した3つの磁気抵抗孔22のうち、最も径方向内側R1に形成された磁気抵抗孔22に設定されている。
本実施形態では、各磁極を構成する複数の永久磁石11の温度が不均一になるのを抑制すべく、特定磁気抵抗孔22aを、対応する磁極を構成する複数の永久磁石11のそれぞれから均等な距離となる位置に設けている。なお、本明細書では、図2に示すように、軸方向Lに直交する断面において、特定磁気抵抗孔22aが、各永久磁石11の重心Gから均等な距離にある等距離点Hを内部に含むように形成されている場合に、特定磁気抵抗孔22aが当該各永久磁石11のそれぞれから均等な距離に設けられているとする。
また、本実施形態では、特定磁気抵抗孔22aは、区画P内における周方向中央部に形成されている。そして、この特定磁気抵抗孔22aは、軸方向Lに直交する断面において、当該周方向中央部を通る径方向Rに沿った直線(本例では、上記等距離点Hを通る径方向Rに沿った直線と同一)を対称軸として線対称な形状に形成されている。
更に、本実施形態では、特定磁気抵抗孔22aは、何れの永久磁石11に対しても、全体として径方向内側R1に配置されている。本例では、特定磁気抵抗孔22aの径方向外側R2の端部と、永久磁石11が占有する径方向領域の径方向内側R1の端部とが、概ね同じ径方向位置に位置する。これにより、マグネットトルクに寄与する界磁束の流れに与える影響を抑えつつ、冷媒供給部80の冷媒供給対象部位である軸挿通孔20の内周面との間で、径方向Rに延びる径方向連通路30を形成することが可能となっている。また、冷媒が流れる特定磁気抵抗孔22aにおける径方向外側R2の部分と永久磁石11との距離を短くして、永久磁石11の冷却性能を向上させることも可能となっている。
径方向連通路30の構成についての詳細は後述するが、径方向連通路30は、図2に示すように、特定磁気抵抗孔22aと軸挿通孔20とを連通するように形成される。これにより、図2において破線矢印で概念的に示すように、特定磁気抵抗孔22aには、冷媒供給部80及び径方向連通路30を介して冷媒が供給される。なお、本実施形態では、径方向貫通孔82の流路断面積(軸心Aを基準とする円筒面に沿って切断した断面における断面積)を、径方向連通路30の流路断面積に対して小さくすることで、比較的設計変更のしやすい径方向貫通孔82の内径によって、特定磁気抵抗孔22aに供給される冷媒の流量を調節可能としている。
ロータコア3は、複数の特定磁気抵抗孔22aのそれぞれと軸挿通孔20とを連通するように、複数の径方向連通路30を備えており、ロータ軸10には、複数の径方向連通路30のそれぞれに対応して複数の径方向貫通孔82が形成されている。本実施形態では、特定磁気抵抗孔22aは各磁極に対して1つずつ設けられており、ロータコア3は、磁極数分(本例では8個)の径方向連通路30を備えている。
図1に示すように、特定磁気抵抗孔22aは、ロータコア3の軸方向両側の端面に開口する端面開口部23を有している。これにより、特定磁気抵抗孔22aに径方向連通路30を介して供給された冷媒は、図1に示すように、特定磁気抵抗孔22aの内部を軸方向両外側に向かって流れ、この際に行われるロータコア3との間の熱交換により、永久磁石11を含むロータコア3が冷却される。そして、軸方向両側にある端面開口部23のそれぞれは、ロータコア3に対して軸方向Lの同じ側にあるコイルエンド部6に対して径方向内側R1に配置されている。これにより、端面開口部23に到達した冷媒を、図1において破線矢印で概念的に示すように、遠心力によりコイルエンド部6に向けて排出することができ、ロータコア3を冷却した後の冷媒を用いてコイルエンド部6を冷却することが可能となっている。なお、本例では、ケース100内には、コイルエンド部6に対して径方向外側R2から冷媒を供給するための冷媒供給管83も備えられている。
上記のような構成を備えたロータコア3は、円環板状の磁性体板50を軸方向Lに複数積層してなる積層構造体とされている。以下、磁性体板50の構成及びその積層形態について詳細に説明する。
ロータコア3を構成する複数の磁性体板50は、特定磁性体板(本例では、第一特定磁性体板51(図3参照)と第二特定磁性体板52(図4参照)との2種類)と、当該特定磁性体板とは異なる通常磁性体板53(図5参照)とを有している。以下では、第一特定磁性体板51と第二特定磁性体板52とを区別する必要がない場合には、「特定磁性体板51,52」と表記する。図3〜図5においては、円環板状に形成された各磁性体板50における、1つの区画P(図2参照)に対応する部分のみを示している。本例では、特定磁性体板51,52と通常磁性体板53とによりロータコア3が構成され、ロータコア3を構成する複数の磁性体板50の内の一部は特定磁性体板51,52であり、残りは全て通常磁性体板53とされている。
図3〜図5に示すように、第一特定磁性体板51、第二特定磁性体板52、及び通常磁性体板53のそれぞれには、磁性体板50を軸方向Lに貫通する貫通孔40が形成されている。上述した磁石挿入孔21及び磁気抵抗孔22(特定磁気抵抗孔22aを含む)を形成するための貫通孔40は、第一特定磁性体板51、第二特定磁性体板52、及び通常磁性体板53の全てに形成されている。これにより、磁性体板50を軸方向Lに積層した状態で、それぞれの磁性体板50に形成された貫通孔40同士が積層方向(軸方向L)に連通して、ロータコア3内を軸方向Lに延びる磁石挿入孔21及び磁気抵抗孔22が形成される。
第一特定磁性体板51及び第二特定磁性体板52には、通常磁性体板53に形成されている貫通孔40に加えて、図3及び図4に示すように、径方向連通路30を形成するための貫通孔40である特定貫通孔40aも形成されている。以下に説明するように、径方向連通路30は、複数の特定貫通孔40aにより構成される連通貫通孔群31(図6、図7参照)により形成される。本実施形態では、特定貫通孔40aが本発明における「貫通孔」に相当する。
特定貫通孔40aは、図3及び図4に示すように、軸挿通孔20と特定磁気抵抗孔22aとの径方向Rの間に形成されている。具体的には、特定貫通孔40aのそれぞれは、軸挿通孔20と特定磁気抵抗孔22aとの間の径方向Rの領域の一部に形成されている。また、本実施形態では、特定貫通孔40aのそれぞれは、区画P内における周方向中央部に形成されており、径方向Rに延びるように形成される径方向連通路30の延在方向は、径方向Rに平行な方向となる。
特定貫通孔40aには、径方向内側R1に開口して軸挿通孔20に連通する内側開口貫通孔41と、径方向外側R2に開口して特定磁気抵抗孔22aに連通する外側開口貫通孔42と、軸挿通孔20にも特定磁気抵抗孔22aにも連通せず、全周を板状部に囲まれて閉じた形状を有する完全貫通孔43とが含まれる。
そして、本実施形態では、内側開口貫通孔41は第二特定磁性体板52に形成され、外側開口貫通孔42は第一特定磁性体板51に形成されている。すなわち、内側開口貫通孔41と外側開口貫通孔42とは互いに異なる特定磁性体板51,52に形成されている。また、本実施形態では、内側開口貫通孔41の軸方向視での形状、及び外側開口貫通孔42の軸方向視での形状の双方は、円弧と直線とをつないだ形状とされている。また、完全貫通孔43の軸方向視での形状は、円形状とされている。
図6及び図7に示すように、径方向連通路30を形成する複数の特定貫通孔40aの群である連通貫通孔群31は、少なくとも2枚の特定磁性体板51,52を軸方向Lに積層してなる特定磁性体板群54により形成される。ここで、1枚の磁性体板50は、必ずしも物理的に1枚の円環板状部材で構成される必要はなく、同一の形状の円環板状部材を同一の位相で軸方向Lに複数重ね合わせたもので1枚の磁性体板50を構成しても良い。
連通貫通孔群31を構成する特定貫通孔40aには、少なくとも内側開口貫通孔41と外側開口貫通孔42とが含まれ、本例では更に完全貫通孔43も含まれる。そして、連通貫通孔群31を構成する複数の特定貫通孔40aは、特定磁性体板群54を構成する少なくとも2枚の特定磁性体板51,52に分かれて形成されるとともに、当該複数の特定貫通孔40aは、軸挿通孔20(内側開口貫通孔41)から特定磁気抵抗孔22a(外側開口貫通孔42)まで径方向Rに順に連通することが可能なように、少なくとも一部の特定貫通孔40aが互いに径方向位置が異なると共に軸方向視で一部が重複するように配置される。言い換えれば、連通貫通孔群31における径方向Rの連通順序において連続する2つの特定貫通孔40aが、軸方向Lに隣接する2つの特定磁性体板51,52に分かれて配置されるともに下流側(外側開口貫通孔42側)の特定貫通孔40aが上流側(内側開口貫通孔41側)の特定貫通孔40aより径方向外側R2に位置するように、特定磁性体板群54における特定磁性体板51,52の積層順序が設定されている。
上記のような構成を備えることで、各特定磁性体板51,52に形成する特定貫通孔40aの寸法(特に径方向Rの寸法)を短く抑えることができ、ロータコア3を構成する各特定磁性体板51,52の強度を適切に確保しつつ、径方向連通路30を形成することが可能となっている。
本実施形態では、図6(b)に示すように、特定磁性体板群54は、4枚の特定磁性体板51,52により構成されており、具体的には、第一特定磁性体板51を同一位相で複数枚(本例では2枚)軸方向Lに積層してなる第一ユニットと、第二特定磁性体板52を同一位相で複数枚(本例では2枚)軸方向Lに積層してなる第二ユニットとを、軸方向Lに積層して特定磁性体板群54が形成されている。そのため、本実施形態では、連通貫通孔群31により形成される径方向連通路30の経路中には、軸方向Lに隣接する2つの特定磁性体板51,52に形成された特定貫通孔40a同士が、径方向Rの一部の領域でのみ軸方向Lに連通するように径方向Rにずらして配置された部分に加えて、軸方向Lに隣接する2つの特定磁性体板51,52に形成された特定貫通孔40a同士が、径方向Rの全域で軸方向Lに連通するように径方向Rの同じ位置に配置された部分が含まれる。なお、前者の部分は、第一特定磁性体板51と第二特定磁性体板52との境界部(第一ユニットと第二ユニットとの境界部)に形成され、後者の部分は、第一ユニット内における第一特定磁性体板51同士の境界部、並びに第二ユニット内における第二特定磁性体板52同士の境界部に形成される。
そして、特定磁性体板群54を挟んだ軸方向Lの両側には、図6及び図7に示すように、通常磁性体板53が配置されている。通常磁性体板53は、軸方向視で特定貫通孔40aと重複する位置において特定貫通孔40aを閉塞する閉塞部53aを有している。これにより、連通貫通孔群31により形成される軸挿通孔20と特定磁気抵抗孔22aとを連通する径方向連通路30は、軸方向Lの両側を通常磁性体板53により閉塞され、冷媒供給部80(図2参照)から供給された冷媒を、適切に特定磁気抵抗孔22aに対して供給することが可能となっている。なお、本実施形態では、通常磁性体板53は、図5に示すように、軸挿通孔20と特定磁気抵抗孔22aとの径方向Rの間の全域に亘って延在する板状部を備え、当該板状部が閉塞部53aを構成している。
本実施形態では、特定磁性体板群54は、ロータコア3の軸方向中央部に1つのみ備えられ、図1及び図2に示すように、径方向連通路30は、ロータコア3の軸方向中央部に、複数(本例では8個)の特定磁気抵抗孔22aのそれぞれについて1本ずつ形成されている。そして、図1及び図6(b)より明らかなように、ロータコア3を構成する通常磁性体板53の枚数は、ロータコア3を構成する特定磁性体板51,52の枚数(本例では4枚)よりも多くなっている。そして、特定磁性体板51,52の枚数に対する通常磁性体板53の枚数の比を大きくする程、ロータコア3の強度を向上させることができる。例えば、通常磁性体板53の枚数を、特定磁性体板51,52の枚数の20倍〜30倍程度とすることができる。なお、特定磁性体板51,52と通常磁性体板53とで1枚の軸方向Lの厚さが異なる場合には、1枚の厚さが同じとなるように換算した枚数同士を比べるものとする。
3.その他の実施形態
最後に、本発明に係る回転電機の、その他の実施形態について説明する。なお、以下のそれぞれの実施形態で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記の実施形態では、複数の磁極のそれぞれが、3つの永久磁石11により形成された構成を例として説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されるものではなく、「3」以外の複数の永久磁石11により1つの磁極が形成された構成や、1つの永久磁石11により1つの磁極が形成された構成とすることもできる。
図8に、2つの永久磁石11により1つの磁極が形成された構成を例として説明する。なお、図8では図2と同様、1つの磁極を構成する周方向Cの領域(区画)を符号「P」で表している。本例においても、上記実施形態と同様、第一特定磁性体板51(図9参照)と第二特定磁性体板52(図10参照)との2種類の特定磁性体板を用いてロータコア3が形成されている。
図8に示す例では、上記実施形態とは異なり、特定磁気抵抗孔22aは、対応する磁極を構成する複数の永久磁石11のそれぞれから均等な距離となる位置には設けられておらず、周方向Cに隣接する2つの区画Pの境界部を跨ぐように形成されている。具体的には、本例では、区画Pを周方向Cに当該区画Pの半ピッチ(区画Pが占める周方向範囲の半分)分ずらした区画Sに含まれる複数(本例では2つ)の永久磁石11のそれぞれから均等な距離となる位置に、特定磁気抵抗孔22aが設けられている。なお、図8に示す例においても、ロータコア3の全体では、複数の磁極のそれぞれに対応して複数(具体的には磁極数と同数の)の特定磁気抵抗孔22aが設けられている。
また、図8に示す例では、上記実施形態とは異なり、内側開口貫通孔41と外側開口貫通孔42とは同じ特定磁性体板である第一特定磁性体板51(図9参照)に形成されている。さらに、図8に示す例では、上記実施形態と異なり、完全貫通孔43の軸方向視での形状が、円形ではなく楕円形状、具体的には、長軸方向が周方向Cに一致する楕円形状とされている(図10参照)。なお、各特定貫通孔40aの軸方向視での形状は、円形状、楕円形状、及び円弧と直線とをつないだ形状に限らず、直線のみをつないだ形状(例えば、三角形状や四角形状等)とすることも可能である。
(2)上記の実施形態では、径方向連通路30が、ロータコア3の軸方向中央部に形成された構成を例として説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されるものではなく、径方向連通路30が、ロータコア3の軸方向中央部から軸方向Lのいずれか一方側にずれた位置に形成された構成とすることもできる。例えば、径方向連通路30が、ロータコア3の軸方向端部に形成された構成とすることができる。このような構成では、上記実施形態とは異なり、特定磁気抵抗孔22aの端面開口部23が、径方向連通路30が形成された側とは軸方向Lの反対側の端面にのみに設けられた構成とすることができる。
(3)上記の実施形態では、複数の特定磁気抵抗孔22aのそれぞれに対応する径方向連通路30が、軸方向Lの互いに同じ位置(具体的にはロータコア3の軸方向中央部)に形成された構成を例として説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されるものではなく、少なくとも2つの特定磁気抵抗孔22aのそれぞれに対応する径方向連通路30が、軸方向Lの互いに異なる位置に形成された構成とすることができる。このような構成では、上記実施形態とは異なり、1枚の特定磁性体板51,52には、磁極数より少ない個数の区画Pにおいてのみ、径方向連通路30を形成するための特定貫通孔40aが設けられる。
(4)上記の実施形態では、径方向連通路30が、複数の特定磁気抵抗孔22aのそれぞれについて1本ずつ形成された構成を例として説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されるものではなく、特定磁性体板群54をロータコア3内において軸方向Lにおける複数箇所に備え、1つの特定磁気抵抗孔22aに対して軸方向L位置の異なる複数の径方向連通路30が形成された構成とすることもできる。このような場合であっても、ロータコア3を構成する通常磁性体板53の枚数が、ロータコア3を構成する特定磁性体板51,52の枚数よりも多いことが好ましい。なお、ロータコア3を構成する通常磁性体板53の枚数が、ロータコア3を構成する特定磁性体板51,52の枚数よりも少ない構成とすることも可能である。
(5)上記の実施形態では、第一特定磁性体板51と第二特定磁性体板52との2種類の特定磁性体板により特定磁性体板群54が形成された構成を例として説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されるものではなく、3種類以上(例えば3種類)の特定磁性体板により特定磁性体板群54が形成された構成とすることもできる。特定磁性体板の種類を増やすことで、径方向連通路30内において冷媒を円滑に流すことが容易となる。
また、特定貫通孔40aの形成位置(径方向Rの位置)が互いに異なる複数の区画Pが形成された1種類の特定磁性体板のみを用いて、位相を互いにずらして複数の特定磁性体を軸方向Lに積層することで、特定磁性体板群54が形成された構成とすることもできる。この場合、例えば、図3に示す区画Pと図4に示す区画Pとが周方向Cに沿って交互に並べられた構成の特定磁性体板を用い、2枚の当該特定磁性体板が周方向Cに45度分ずらして軸方向Lに積層された部分を有するように特定磁性体板群54が形成された構成とすることができる。
(6)上記の実施形態では、連通貫通孔群31を構成する特定貫通孔40aに、内側開口貫通孔41と外側開口貫通孔42とに加えて完全貫通孔43も含まれる構成を例として説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されるものではなく、内側開口貫通孔41の径方向外側R2の端部が、外側開口貫通孔42の径方向内側R1の端部よりも径方向外側R2に位置する構成として、内側開口貫通孔41と外側開口貫通孔42とによってのみ連通貫通孔群31が形成されても良い。
(7)上記の実施形態では、特定貫通孔40aのそれぞれが、区画P内における周方向中央部に形成され、径方向Rに延びるように形成される径方向連通路30の延在方向が、径方向Rに平行な方向となる構成を例として説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されるものではなく、特定貫通孔40aの少なくとも一部が、区画P内における周方向中央部とは異なる位置に形成され、径方向連通路30の延在方向が、径方向Rに交差する方向となる構成とすることもできる。
(8)上記の実施形態では、図1に示すように、ロータコア3の軸方向両側の端面にエンドプレートが備えられない構成を例として説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されるものではなく、ロータコア3の軸方向Lの一方又は双方の端面に、軸方向視で磁石挿入孔21と重複する板状部を有するエンドプレートが設けられた構成とすることもできる。このような構成では、コイルエンド部6への冷媒供給を可能とすべく、エンドプレートが、少なくとも特定磁気抵抗孔22aの端面開口部23に対応する位置に軸方向Lの貫通孔を有する構成とすると好適である。
(9)その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されない。すなわち、本願の特許請求の範囲に記載されていない構成に関しては、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
本発明は、円環板状の磁性体板を軸方向に複数積層してなるロータコアと、ロータコアに形成された磁石挿入孔に挿入された永久磁石と、ロータコアの内周面に囲まれた軸挿通孔に挿通されるロータ軸と、を有するロータと、ステータとを有する回転電機に好適に利用することができる。
1:回転電機
2:ロータ
3:ロータコア
4:ステータ
5:ステータコア
6:コイルエンド部
10:ロータ軸
11:永久磁石
20:軸挿通孔
21:磁石挿入孔
22a:特定磁気抵抗孔(磁気抵抗孔)
23:端面開口部
30:径方向連通路
31:連通貫通孔群
40a:特定貫通孔(貫通孔)
41:内側開口貫通孔
42:外側開口貫通孔
50:磁性体板
51:第一特定磁性体板(特定磁性体板)
52:第二特定磁性体板(特定磁性体板)
53:通常磁性体板
53a:閉塞部
54:特定磁性体板群
L:軸方向
R:径方向
R1:径方向内側
R2:径方向外側

Claims (7)

  1. 円環板状の磁性体板を軸方向に複数積層してなるロータコアと、前記ロータコアに形成された磁石挿入孔に挿入された永久磁石と、前記ロータコアの内周面に囲まれた軸挿通孔に挿通されるロータ軸と、を有するロータと、ステータとを有する回転電機であって、
    前記ロータが、前記永久磁石により構成されて軸方向に延びる磁極を周方向に分散して複数備え、
    前記ロータコアが、複数の前記磁極のそれぞれに対応して軸方向に延びるように形成されて当該ロータコア内を流れる磁束に対して磁気抵抗となる複数の磁気抵抗孔と、複数の前記磁気抵抗孔のそれぞれと前記軸挿通孔とを連通するように径方向に延びる径方向連通路と、を備え、
    前記ロータコアを構成する複数の前記磁性体板の内の一部である特定磁性体板が、前記軸挿通孔と前記磁気抵抗孔との径方向の間に形成されて軸方向に貫通する貫通孔を備え、
    前記径方向連通路は、少なくとも2枚の前記特定磁性体板に分かれて互いに径方向位置が異なると共に軸方向視で一部が重複するように形成された複数の前記貫通孔を、前記軸挿通孔から前記磁気抵抗孔まで径方向に順に連通してなる連通貫通孔群により構成されている回転電機。
  2. 前記ロータコアを構成する複数の前記磁性体板が、前記特定磁性体板と、当該特定磁性体板とは異なる通常磁性体板とを有し、
    前記通常磁性体板は、軸方向視で前記貫通孔と重複する位置において前記貫通孔を閉塞する閉塞部を有し、
    少なくとも2枚の前記特定磁性体板を軸方向に積層してなる特定磁性体板群により前記連通貫通孔群が形成されているとともに、前記特定磁性体板群を挟んだ軸方向の両側に前記通常磁性体板が配置され、
    前記通常磁性体板の枚数が、前記特定磁性体板の枚数より多い請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記径方向連通路は、前記ロータコアの軸方向中央部に、複数の前記磁気抵抗孔のそれぞれについて1本ずつ形成されている請求項1又は2に記載の回転電機。
  4. 前記貫通孔のそれぞれは、前記軸挿通孔と前記磁気抵抗孔との間の径方向の領域の一部に形成され、
    前記連通貫通孔群は、径方向内側に開口して前記軸挿通孔に連通する前記貫通孔である内側開口貫通孔と、径方向外側に開口して前記磁気抵抗孔に連通する前記貫通孔である外側開口貫通孔と、を含み、
    前記内側開口貫通孔と前記外側開口貫通孔とが互いに異なる前記特定磁性体板に形成されている請求項1から3のいずれか一項に記載の回転電機。
  5. 前記貫通孔の軸方向視での形状が、円形状、楕円形状、及び円弧と直線とをつないだ形状、のいずれかである請求項1から4のいずれか一項に記載の回転電機。
  6. 複数の前記磁極のそれぞれは、複数の前記永久磁石により構成され、
    前記磁気抵抗孔は、対応する前記磁極を構成する複数の前記永久磁石のそれぞれから均等な距離となる位置に形成されている請求項1から5のいずれか一項に記載の回転電機。
  7. 前記ステータは、前記ロータコアの径方向外側に配置されるステータコアと、当該ステータコアから軸方向の両側に突出するコイルエンド部と、を備え、
    前記磁気抵抗孔が、前記ロータコアの軸方向両側の端面に開口する端面開口部を有する請求項1から6のいずれか一項に記載の回転電機。
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