JP6785278B2 - ロータ - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機のロータに関する。
特許文献1には、ロータシャフトが締め付けられるロータシャフト孔と、径方向において該ロータシャフト孔の外側に設けられ、周方向に配置された複数の孔部を有する冷媒流路孔と、径方向において冷媒流路孔の外側に設けられ、それぞれ磁石が挿入される複数の磁石挿入孔を有する電磁部と、を備えた、ロータが開示されている。
特許文献1では、ロータコアに設けられた冷媒流路孔を流れる冷媒をロータの回転による遠心力を利用してコイルエンドに供給することが記載されている。
特開2010−081657号
ところで、近年の回転電機の大型化に伴って、磁石の発熱による回転電機の性能の低下が無視できなくなっており、磁石を効率的に冷却する方法が模索されている。特許文献1に記載のロータは、ステータのコイルを冷却するものであり、ロータに配置される磁石を冷却するものではない。そのため、特許文献1に記載の冷媒流路孔をそのまま流用することができない。ロータに配置される磁石を冷却するためには、冷媒流路孔を磁石に近づける必要があるが、冷媒供給孔を磁極部近傍に配置すると、ロータシャフトのロータシャフト孔への締付荷重によって冷媒供給孔が変形し、ロータコアの外周部が変形する虞があった。
本発明は、ロータシャフトの締付荷重によってロータコアの外周部が変形するのを抑制しつつ、冷却性能に優れたロータを提供する。
本発明は、
ロータシャフトが締め付けられるロータシャフト孔と、周方向に沿って設けられた複数の磁石挿入孔と、を有するロータコアと、
前記磁石挿入孔に挿入された磁石によって構成される複数の磁極部と、を備えるロータであって、
前記ロータコアは、
前記ロータシャフト孔の径方向外側に設けられ、周方向に配置された複数の第1孔部を有する第1孔部群と、
前記第1孔部群の径方向外側に設けられ、周方向に配置された複数の第2孔部を有する第2孔部群と、
径方向において前記第2孔部群の外側であって前記複数の磁極部の内側に設けられ、周方向に沿って配置された複数の冷媒流路孔を有する冷却部と、を備え、
前記第1孔部は、各磁極部の中心軸であるd軸に一致する第1仮想線と交差する位置と、前記d軸に対し電気角で90°隔てたq軸に一致する第2仮想線と交差する位置と、に配置され、
周方向で隣接する前記第1孔部間には、第1リブが形成され、
前記第2孔部は、前記ロータコアの中心と前記第1リブの周方向中心位置とを通る第3仮想線と交差するように配置され、
周方向で隣接する前記第2孔部間には、周方向位置において、前記第1仮想線上及び前記第2仮想線上に位置するように第2リブが形成され、
前記複数の冷媒流路孔は、各磁極部の周方向両端部側で前記第2仮想線上に位置するように配置され、
前記冷媒流路孔は、径方向において内側に突出する内径側頂部を備え、
前記冷媒流路孔の外周壁は、径方向において外側に突出する外径側頂部を備える。
本発明によれば、冷媒流路孔は、径方向において内側に突出する内径側頂部を備えるので、ロータシャフトの締付荷重に対して、内径側頂部が径方向外側に押されるように変形する。これにより、ロータシャフトの締付荷重を吸収でき、ロータコアの外周部が変形するのを抑制できるので、冷媒流路孔をロータコアのより外周側に配置することが可能となり、ロータの冷却性能が向上する。また、冷媒流路孔の外周壁は、径方向において外側に突出する外径側頂部を備えるので、ロータコアのより外周側に冷媒流路を構成することができ、ロータの冷却性能が向上する。
本発明の第1実施形態のロータコアの正面図である。 図1の部分拡大図である。 第1孔部群の孔部の拡大図である。 第1孔部群の外径側頂部が交点Xよりも内側に位置する場合に作用する力を示す図である。 第1孔部群の外径側頂部が交点Xに位置する場合に作用する力を示す図である。 第1孔部群の外径側頂部が交点Xよりも外側に位置する場合に作用する力を示す図である。 第2孔部群の孔部の拡大図である。 第2孔部群の孔部に作用する力を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面に基づいて説明する。
[ロータコア]
ロータコア1は、複数の電磁鋼板をロータシャフト2の軸方向に積層して構成され、ロータコア1に組付けられるロータシャフト2及び複数の磁石3と共にモータのロータ100を構成する。
図1に示すように、ロータコア1は、圧入によってロータシャフト2が締め付けられるロータシャフト孔4が中心CLに設けられた円環形状を有する。ロータコア1は、ロータシャフト孔4の径方向外側に設けられ、周方向に配置された複数の孔部5を有する第1孔部群6と、径方向においてロータシャフト孔4と第1孔部群6との間に設けられたシャフト保持部7と、を備える。さらに、ロータコア1は、第1孔部群6の径方向外側に設けられ、周方向に配置された複数の孔部8を有する第2孔部群9と、径方向において第1孔部群6と第2孔部群9との間に設けられた円環部10と、径方向において第2孔部群9の外側に設けられ、周方向に沿って配置された複数の冷媒流路孔30を有する冷却部33と、径方向において冷媒流路孔30の外側に設けられ、それぞれ磁石3が挿入される複数の磁石挿入孔14を有する電磁部15と、を備える。
[電磁部]
電磁部15は、ロータコア1の外周部に配置され、不図示のステータと対向する。電磁部15には、複数の磁極部20が周方向に沿って等間隔に形成される。各磁極部20は、径方向外側に向かって開く略V字形状に配置された2つの磁石挿入孔14に挿入される2つの磁石3で構成されている。磁石3は、例えばネオジム磁石等の永久磁石である。なお、磁極部20は、周方向中央部が、周方向両端部よりもロータコア1の径方向内側となるように構成されていることが好ましい。例えば、磁極部20は、径方向内側に凸の略円弧状に配置された3つの磁石挿入孔に挿入される3つの磁石で構成されていてもよいし、径方向内側に凸の円弧状に形成された1つの磁石挿入孔に配置された1つの円弧磁石によって構成されていてもよい。
[冷却部]
冷却部33は、電磁部15の径方向内側に配置され、周方向に沿って配置された複数の冷媒流路孔30を有する。冷媒流路孔30は、ロータシャフト2の内部に設けられた不図示の冷媒供給路と連通し、冷媒が軸方向において冷媒流路孔30の一方側から他方側に流れることで、各磁極部20に配置された磁石3を冷却する。なお、冷媒は軸方向において冷媒流路孔30の中央から両側へ流れることで各磁極部20に配置された磁石3を冷却してもよい。各磁極部20に配置された磁石3を冷却した冷媒は、ロータコア1の端面から外部に排出されてもよく、ロータシャフト2に戻ってもよい。
[冷媒流路孔の配置]
冷媒流路孔30は、各磁極部20の中心とロータコア1の中心CLとを結ぶ仮想線L1に対し線対称となるように、各磁極部20の周方向端部とロータコア1の中心CLとを通る仮想線L2上に位置する。なお、仮想線L1は、磁極部20の中心軸であるd軸に一致し、仮想線L2は、d軸に対し電気角で90°隔てたq軸に一致する。
そして、磁極部20の周方向両端部のうち、周方向第1端部側に位置する冷媒流路孔30は、該周方向第1端部側に隣接する磁極部20の周方向第2端部側に位置する冷媒流路孔30と共通であり、磁極部20の周方向両端部のうち、周方向第2端部側に位置する冷媒流路孔30は、該周方向第2端部側に隣接する磁極部20の周方向第1端部側に位置する冷媒流路孔30と共通である。
これにより、冷媒流路孔30に冷媒が流れることによって、磁極部20の周方向第1端部側と、該周方向第1端部側に隣接する磁極部20の周方向第2端部側とが冷却され、同様に、磁極部20の周方向第2端部側と、該周方向第2端部側に隣接する磁極部20の周方向第1端部側とが冷却されるので、ロータコア1の構造をシンプルにすることができる。
[冷媒流路孔の形状]
図2に示すように、冷媒流路孔30は、周方向両側及び径方向両側に凸の略四角形状である。冷媒流路孔30は、周方向両端部を形成する第1端部30a及び第2端部30bと、仮想線L2上に配置され、第1端部30a及び第2端部30bよりもロータコア1の中心CLからの径方向距離が長く、径方向外側の頂部を形成する外径側頂部30cと、仮想線L2上に配置され、第1端部30a及び第2端部30bよりもロータコア1の中心CLからの径方向距離が短く、径方向内側の頂部を形成する内径側頂部30dと、を有する。
さらに、冷媒流路孔30は、第1端部30aから外径側頂部30cへと略直線状に延びる第1外周壁30fと、第2端部30bから外径側頂部30cへと略直線状に延びる第2外周壁30gと、を有する外周壁30eを備える。また、冷媒流路孔30は、第1端部30aから内径側頂部30dへと略直線状に延びる第1内周壁30iと、第2端部30bから内径側頂部30dへと略直線状に延びる第2内周壁30jと、を有する内周壁30hを備える。
冷媒流路孔30の外径側頂部30cは、磁極部20の最内径部よりも径方向外側に位置している。これにより、磁極部20の周方向端部近傍に冷媒流路を形成することができるので、ロータ100の冷却性能が向上する。
磁極部20の周方向第1端部側に位置する冷媒流路孔30の外周壁30eは、第2外周壁30gが、磁極部20の周方向第1端部側に配置された磁石3の径方向内側端面3aと略平行であり、第1外周壁30fが、該周方向第1端部側に隣接する磁極部20の周方向第2端部側に配置された磁石3の径方向内側端面3aと略平行である。同様に、磁極部20の周方向第2端部側に位置する冷媒流路孔30の外周壁30eは、第1外周壁30fが、磁極部20の周方向第2端部側に配置された磁石3の径方向内側端面3aと略平行であり、第2外周壁30gが、該周方向第2端部側に隣接する磁極部20の周方向第1端部側に配置された磁石3の径方向内側端面3aと略平行である。
これにより、q軸磁路を確保しつつ冷媒流路孔30を磁極部20の周方向端部近傍に形成できるので、q軸インダクタンスが低下することなくロータ100の冷却性能が向上する。
冷媒流路孔30の内周壁30hは、第1内周壁30iが、後述するリブ17の周方向第1端部側に隣接する第2孔部群9の孔部8の第2外周壁8gと略平行であり、第2内周壁30jが、後述するリブ17の周方向第2端部側に隣接する第2孔部群9の孔部8の第1外周壁8fと略平行である。
冷媒流路孔30の内径側頂部30dは、仮想線L2上に配置されているので、冷媒流路孔30は、ロータシャフト2の締付荷重に対して、内径側頂部30dが径方向外側に押されるように変形する。この冷媒流路孔30の変形によって、ロータシャフト2の締付荷重は、冷媒流路孔30で吸収される。これにより、ロータシャフト2の締付荷重によってロータコアの外周部が変形するのを抑制しつつ、冷媒流路孔30をロータコア1のより外周側に配置することが可能となり、ロータ100の冷却性能が向上する。
続いて、冷却部33の径方向内側に配置される、第1孔部群6及び第2孔部群9と、これらの孔部群6、9によって形成される円環部10について説明する。円環部10は、ロータの回転による遠心力及びロータシャフト2の締付荷重を吸収する領域として機能する。
[孔部の配置]
第1孔部群6の各孔部5は、仮想線L1と交差する位置と、仮想線L2と交差する位置とに配置されている。第1孔部群6の隣接する孔部5間には、リブ16が形成される。第2孔部群9の各孔部8は、ロータコア1の中心CLとリブ16の周方向中心位置とを通るリブ16の仮想延長線である仮想線L16と交差するように配置されている。すなわち、第1孔部群6の孔部5と第2孔部群9の孔部8とは、周方向において互い違いに配置されている。これにより、遠心力を第2孔部群9の孔部8で吸収することができ、遠心力がリブ16に伝わるのを抑制できる。
本実施形態の第2孔部群9の各孔部8は、周方向中心位置が、仮想線L16上となるように配置されている。さらに、第2孔部群9の各孔部8は、周方向長さがリブ16よりも長く、該リブ16を挟んで隣接する孔部5の両方と周方向でオーバーラップしている。
第2孔部群9の隣接する孔部8間には、リブ17が形成される。リブ17は、周方向中心位置が、仮想線L1または仮想線L2上となるように配置されている。
また、第1孔部群6の複数の孔部5、及び第2孔部群9の複数の孔部8は、それぞれ周方向において等間隔に配置されている。これにより、各孔部群6、9は、周方向全体に亘って遠心力を均等に受けることができる。
[孔部の形状]
図3Aに示すように、第1孔部群6の各孔部5は、径方向外側に凸の略三角形状である。第1孔部群6の孔部5は、周方向両端部を形成する第1端部5a及び第2端部5bと、第1端部5a及び第2端部5bよりもロータコア1の中心CLからの径方向距離が長く、径方向外側の頂部を形成する外径側頂部5cと、を有する。外径側頂部5cは、仮想線L1上または仮想線L2上に位置している。さらに、第1孔部群6の孔部5は、第1端部5aから外径側頂部5cへと略直線状に延びる第1外周壁5fと、第2端部5bから外径側頂部5cへと略直線状に延びる第2外周壁5gと、を有する外周壁5eを備える。また、第1孔部群6の孔部5は、仮想線L1または仮想線L2と略直交し、第1端部5aから第2端部5bへと略直線状に延びる内周壁5hを備える。
第1孔部群6の各孔部5は、遠心力に対して、外径側頂部5cが径方向外側に引っ張られるように変形する。この孔部5の変形によって、遠心力は、孔部5で吸収される。これにより、遠心力がロータコア1の径方向内側に伝わることを抑制できるので、遠心力によってロータシャフト孔4が広がって締め代が減少するのを抑制できる。
さらに、第1孔部群6の孔部5は、内周壁5hが仮想線L1または仮想線L2と略直交する略直線状であるので、遠心力が孔部5の外径側頂部5cに作用したときに内周壁5hに作用する力は、内周壁5hの周方向中央部において径方向成分をほぼ有しない。このため、シャフト保持部7の変形を低減することができるので、遠心力によって、ロータシャフト孔4が広がって締め代が減少するのを抑制できる。
第1孔部群6の孔部5は、外径側頂部5cが仮想線L2上に位置しており、仮想線L2について対称な形状を有する。
第1孔部群6の孔部5の外径側頂部5cは、ロータコア1の中心CLと第1端部5aとを結ぶ仮想線L3と直交し、第1端部5aを通る仮想線L4と、ロータコア1の中心CLと第2端部5bとを結ぶ仮想線L5と直交し、第2端部5bを通る仮想線L6との交点Xに位置している、または交点Xよりも径方向外側に位置している。本実施形態では、第1孔部群6の孔部5の外径側頂部5cは、交点Xよりも径方向外側に位置している。
図3Bに示すように、外径側頂部5cが交点Xよりも径方向内側に位置している場合、外径側頂部5cに遠心力Fが作用すると、外周壁5eには、張力Teに加えて、径方向内側方向の曲げ応力Seが生じる。このため、外周壁5eの第1端部5a及び第2端部5b周辺領域は、曲げモーメントが大きくなり、曲げ応力が集中する。
これに対し、図3Cに示すように、外径側頂部5cが交点Xに位置している場合、第1外周壁5fは仮想線L4に沿っており、第2外周壁5gは仮想線L6に沿っているので、外径側頂部5cに遠心力Fが作用しても、外周壁5eには曲げ応力がほぼ発生しない。このため、外周壁5eの第1端部5a及び第2端部5b周辺領域への応力集中を緩和できる。
また、図3Dに示すように、外径側頂部5cが交点Xよりも径方向外側に位置している場合、外周壁5eと第1端部5aから交点Xまでの仮想線L4上との間、及び外周壁5eと第2端部5bから交点Xまでの仮想線L6上との間には、空洞が形成されることとなる。このため、外径側頂部5cに遠心力Fが作用すると、外周壁5eに張力が生じるのに加えて、内周壁5hに張力Thが生じる。したがって、外径側頂部5cに作用する遠心力Fによって孔部5に生じる応力は、外周壁5eと内周壁5hとに分散される。これにより、外周壁5eに生じる曲げ応力を低減でき、外周壁5eの第1端部5a及び第2端部5b周辺領域への応力集中を緩和できる。
このように、第1孔部群6の孔部5の外径側頂部5cは、仮想線L4と仮想線L6との交点Xに位置している、または交点Xよりも径方向外側に位置していることにより、遠心力が発生した際に第1外周壁5f及び第2外周壁5gに生じる曲げ応力を低減できるので、遠心力による外周壁5eの第1端部5a及び第2端部5b周辺領域への応力集中を緩和できる。
第1孔部群6の孔部5は、内周壁5hが略直線形状であるので、遠心力が孔部5の外径側頂部5cに作用したときに内周壁5hに作用する力は、内周壁5hの周方向中央部において径方向成分をほぼ有しない。このため、遠心力によって、ロータシャフト孔4が広がって締め代が減少するのを抑制できる。
図4Aに示すように、第2孔部群9の各孔部8は、周方向両側及び径方向両側に凸の略四角形状である。第2孔部群9の各孔部8は、周方向両端部を形成する第1端部8a及び第2端部8bと、第1端部8a及び第2端部8bよりもロータコア1の中心CLからの径方向距離が長く、径方向外側の頂部を形成する外径側頂部8cと、第1端部8a及び第2端部8bよりもロータコア1の中心CLからの径方向距離が短く、径方向内側の頂部を形成する内径側頂部8dと、を有する。これにより、孔部8の孔面積を大きくすることができ、ロータコア1の軽量化を図ることができる。また、遠心力及びロータシャフト2の締付荷重による、第1端部8a及び第2端部8bの応力集中を緩和できる。
さらに、第2孔部群9の孔部8は、第1端部8aから外径側頂部8cへと略直線状に延びる第1外周壁8fと、第2端部8bから外径側頂部8cへと略直線状に延びる第2外周壁8gと、を有する外周壁8eを備える。また、第2孔部群9の孔部8は、第1端部8aから内径側頂部8dへと略直線状に延びる第1内周壁8iと、第2端部8bから内径側頂部8dへと略直線状に延びる第2内周壁8jと、を有する内周壁8hを備える。
第2孔部群9の各孔部8は、遠心力に対して、外径側頂部8cが径方向外側に引っ張られるように変形する。この孔部8の変形によって、遠心力は、孔部8で吸収される。これにより、遠心力がロータコア1の径方向内側に伝わることを抑制できるので、遠心力によってロータシャフト孔4が広がって締め代が減少するのを抑制できる。
さらに、第2孔部群9の孔部8は、ロータシャフト2の締付荷重に対して、内径側頂部8dが径方向外側に押されるように変形する。この孔部8の変形によって、ロータシャフト2の締付荷重は、孔部8で吸収される。これにより、ロータシャフト2の締付荷重がロータコア1の径方向外側に伝わることを抑制できるので、ロータシャフト2の締付荷重によってロータコア1の外周部が変形するのを抑制できる。
第2孔部群9の孔部8は、外径側頂部8c及び内径側頂部8dが、仮想線L16上に位置しており、仮想線L16について対称な形状を有する。
第2孔部群9の孔部8の外径側頂部8cは、ロータコア1の中心CLと第1端部8aとを結ぶ仮想線L7と直交し、第1端部8aを通る仮想線L8と、ロータコア1の中心CLと第2端部8bとを結ぶ仮想線L9と直交し、第2端部8bを通る仮想線L10との交点Yに位置している、または交点Yよりも径方向外側に位置している。本実施形態では、第2孔部群9の孔部8の外径側頂部8cは、交点Yよりも径方向外側に位置している。
これにより、第2孔部群9の孔部8は、遠心力が発生した際に第1外周壁8f及び第2外周壁8gに生じる曲げ応力を低減できるので、遠心力による外周壁8eの第1端部8a及び第2端部8b周辺領域への応力集中を緩和できる。
図2に戻って、第2孔部群9の孔部8の内周壁8hは、円環部10を挟んで対向する孔部5の外周壁5eと平行である。より具体的には、第2孔部群9の孔部8の第1内周壁8iは、円環部10を挟んで対向する孔部5の第2外周壁5gと略平行である。同様に、第2孔部群9の孔部8の第2内周壁8jは、円環部10を挟んで対向する孔部5の第1外周壁5fと略平行である。
さらに、孔部5の第1端部5aと、該第1端部5aと周方向で隣り合う孔部5の第2端部5bとの距離がリブ16の幅W16となっている。同様に、孔部8の第1端部8aと、該第1端部8aと周方向で隣り合う孔部8の第2端部8bとの距離がリブ17の幅W17となっている。
そして、リブ17の幅W17は、リブ16の幅W16よりも太くなっている。すなわち、ロータコア1の径方向外側に位置するリブほど幅が太くなっている。
したがって、ロータコア1の径方向外側に位置するリブほど幅が太くなっているので、ロータコア1は径方向外側に向かって剛性が高くなり変形しにくくなる。これにより、遠心力によってロータコア1の外周部が変形するのを抑制できる。またロータコア1の径方向外側に位置するリブほど幅が太くなっているので、遠心力に対するリブへの応力集中を緩和できる。
図4Aに戻って、第2孔部群9の孔部8の第1外周壁8fと第2外周壁8gとの成す角θ1と、第2孔部群9の孔部8の第1内周壁8iと第2内周壁8jとの成す角θ2は、ロータコア1の中心CLにおける第1端部8aと第2端部8bとの成す角をφとして、次の式(1)を満たしている。なお、θ1及びθ2は、いずれも0°より大きく180°より小さい角である。φは、0°より大きく360°/(ロータコア1の磁極部20の数)より小さい角である。本実施形態では、ロータコア1の磁極部20の数は12であるので、φは、0°より大きく30°より小さい角である。
θ1+2φ≧θ2≧θ1 ・・・(1)
図4Bに示すように、遠心力F1が孔部8の外径側頂部8cに作用すると、第1端部8aには仮想線L8に沿って交点Yに向かう方向に作用する力Fa、第2端部8bには仮想線L10に沿って交点Yに向かう方向へ作用する力Fb、内径側頂部8dには仮想線L1に沿って径方向内側へ作用する力F2、が発生する。
第2孔部群9の孔部8は、仮想線L16について対称な形状であるので、遠心力F1によって第1外周壁8fに生じる張力をf1とすると、次の式(2)が成り立つ。
F1=2・f1・cos(θ1/2) ・・・(2)
同様に、力F2によって第1内周壁8iに生じる張力をf2とすると、次の式(3)が成り立つ。
F2=2・f2・cos(θ2/2) ・・・(3)
第2孔部群9の孔部8の第1端部8aにおける第1外周壁8fと仮想線L8との成す角をθ3、第1端部8aにおける第1内周壁8iと仮想線L8との成す角をθ4、とすると、次の式(4)が成り立つ。
Fa=f1・cosθ3+f2・cosθ4 ・・・(4)
さらに、第1端部8aに作用する力Faは、仮想線L8に沿って交点Yに向かう方向にのみ作用するので、仮想線L8に直交する成分は打ち消し合い、次の式(5)が成り立つ。
f1・sinθ3=f2・sinθ4 ・・・(5)
また、第2孔部群9の孔部8は、仮想線L16について対称な形状であるので、次の式(6)及び式(7)が成り立つ。
θ3=90°−(θ1+φ)/2 ・・・(6)
θ4=90°−(θ2−φ)/2 ・・・(7)
式(2)〜(7)より、f1、f2、θ3、θ4及びFaを消去すると、次の式(8)が導かれる。

Figure 0006785278
ここで、θ1、θ2及びφは、式(1)を満たしているので、次の式(9)及び式(10)が成り立つ。
θ1+φ≧θ2−φ ・・・(9)
θ2≧θ1 ・・・(10)
よって、次の式(11)及び式(12)が成り立つ。

Figure 0006785278
Figure 0006785278
したがって、式(8)と、式(11)及び式(12)とから、孔部8の外径側頂部8cに作用する遠心力F1と、遠心力F1により内径側頂部8dに作用する力F2とは、常にF2≦F1が成り立っている。
すなわち、第2孔部群9の孔部8は、外径側頂部8cに作用する遠心力F1よりも、遠心力F1により内径側頂部8dに作用する力F2の方が常に小さい。これにより、内径側頂部8dに作用する力F2の反力は、遠心力F1よりも常に小さくなるので、遠心力によってロータシャフト孔4が広がって締め代が減少するのを抑制できる。
さらに、第2孔部群9の孔部8は、外径側頂部8c及び内径側頂部8dが仮想線L16上に位置しており、仮想線L16について対称な形状を有することで、孔部8は、遠心力によってロータシャフト孔4が広がって締め代が減少するのをより抑制でき、ロータシャフト2の締付荷重をより効果的に吸収することができる。
また、第1孔部群6の複数の孔部5は、全て同一形状であり、第2孔部群9の複数の孔部8は全て同一形状である。さらに、第1孔部群6の複数の孔部5の外径側頂部5cは、ロータコア1の中心CLからの径方向距離が全て等距離となるように配置されている。第2孔部群9の複数の孔部8の外径側頂部8cは、ロータコア1の中心CLからの径方向距離が全て等距離となるように配置されており、第2孔部群9の複数の孔部8の内径側頂部8dは、ロータコア1の中心CLからの径方向距離が全て等距離となるように配置されている。
このようにすると、第1孔部群6及び第2孔部群9で、遠心力をバランスよく受けることができ、第1孔部群6の複数の孔部5における変形、第2孔部群9の複数の孔部8における変形をそれぞれ均等にできる。
なお、本実施形態の孔部8の第1端部8a及び第2端部8b、外径側頂部8c、内径側頂部8dは、いずれも角に丸みをもたせた角丸形状を有するが、第1端部8a及び第2端部8b、外径側頂部8c、内径側頂部8dの形状は、適宜変更することができる。
また、第1孔部群6の孔部5は、外径方向に凸の略三角形状であり、第2孔部群9の孔部8は、周方向両側及び径方向両側に凸の略四角形状であるとしたが、孔部5、8の形状は、適宜変更することができる。
なお、前述した実施形態は、適宜、変形、改良、等が可能である。
本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) ロータシャフト(ロータシャフト2)が締め付けられるロータシャフト孔(ロータシャフト孔4)と、周方向に沿って設けられた複数の磁石挿入孔(磁石挿入孔14)と、を有するロータコア(ロータコア1)と、
前記磁石挿入孔に挿入された磁石(磁石3)によって構成される複数の磁極部(磁極部20)と、を備えるロータ(ロータ100)であって、
前記ロータコアは、
径方向において前記複数の磁極部の内側に設けられ、周方向に沿って配置された複数の冷媒流路孔(冷媒流路孔30)を有する冷却部(冷却部33)を備え、
前記複数の冷媒流路孔は、各磁極部の周方向両端部側に配置され、
前記冷媒流路孔は、径方向において内側に突出する内径側頂部(内径側頂部30d)を備え、
前記冷媒流路孔の外周壁(外周壁30e)は、径方向において外側に突出する外径側頂部(外径側頂部30c)を備える、ロータ。
(1)によれば、冷媒流路孔は、径方向において内側に突出する内径側頂部を備えるので、ロータシャフトの締付荷重に対して、内径側頂部が径方向外側に押されるように変形する。これにより、ロータシャフトの締付荷重を吸収でき、ロータコアの外周部が変形するのを抑制できるので、冷媒流路孔をロータコアのより外周側に配置することが可能となり、ロータの冷却性能が向上する。また、冷媒流路孔の外周壁は、径方向において外側に突出する外径側頂部を備えるので、ロータコアのより外周側に冷媒流路を構成することができ、ロータの冷却性能が向上する。
(2) (1)に記載のロータであって、
前記冷媒流路孔の前記外周壁は、少なくとも一部が前記磁石の径方向内側端面(径方向内側端面3a)と平行である、ロータ。
(2)によれば、冷媒流路孔の外周壁は、少なくとも一部が磁石の径方向内側端面と平行であるので、q軸磁路を確保しつつ冷媒流路孔を磁極部の周方向端部近傍に形成できる。これにより、q軸インダクタンスを低下させることなくロータの冷却性能を向上させることができる。
(3) (1)または(2)に記載のロータであって、
前記磁極部の周方向第1端部側に位置する前記冷媒流路孔は、前記周方向第1端部側に隣接する磁極部の周方向第2端部側に位置する前記冷媒流路孔と共通であり、
前記磁極部の周方向第2端部側に位置する前記冷媒流路孔は、前記周方向第2端部に隣接する磁極部の周方向第1端部側に位置する前記冷媒流路孔と共通である、ロータ。
(3)によれば、磁極部の周方向第1端部側と、該周方向第1端部側に隣接する磁極部の周方向第2端部側とを1つの冷媒流路で冷却することができ、同様に、磁極部の周方向第2端部側と、該周方向第2端部側に隣接する磁極部の周方向第1端部側とを1つの冷媒流路で冷却することができるので、ロータコアの構造をシンプルにすることができる。
(4) (1)〜(3)のいずれかに記載のロータであって、
前記磁極部は、周方向中心が、前記周方向両端部側よりも前記ロータコアの径方向内側となる形状を有し、
前記冷媒流路孔の前記外径側頂部は、前記磁極部の最内径部よりも径方向外側に位置する、ロータ。
(4)によれば、冷媒流路孔の外径側頂部は、磁極部の最内径部よりも径方向外側に位置している。これにより、磁極部の周方向端部近傍に冷媒流路を形成することができるので、ロータの冷却性能が向上する。
1 ロータコア
2 ロータシャフト
3 磁石
3a 径方向内側端面
4 ロータシャフト孔
14 磁石挿入孔
20 磁極部
30 冷媒流路孔
30c 外径側頂部
30d 内径側頂部
30e 外周壁
33 冷却部
100 ロータ

Claims (4)

  1. ロータシャフトが締め付けられるロータシャフト孔と、周方向に沿って設けられた複数の磁石挿入孔と、を有するロータコアと、
    前記磁石挿入孔に挿入された磁石によって構成される複数の磁極部と、を備えるロータであって、
    前記ロータコアは、
    前記ロータシャフト孔の径方向外側に設けられ、周方向に配置された複数の第1孔部を有する第1孔部群と、
    前記第1孔部群の径方向外側に設けられ、周方向に配置された複数の第2孔部を有する第2孔部群と、
    径方向において前記第2孔部群の外側であって前記複数の磁極部の内側に設けられ、周方向に沿って配置された複数の冷媒流路孔を有する冷却部と、を備え、
    前記第1孔部は、各磁極部の中心軸であるd軸に一致する第1仮想線と交差する位置と、前記d軸に対し電気角で90°隔てたq軸に一致する第2仮想線と交差する位置と、に配置され、
    周方向で隣接する前記第1孔部間には、第1リブが形成され、
    前記第2孔部は、前記ロータコアの中心と前記第1リブの周方向中心位置とを通る第3仮想線と交差するように配置され、
    周方向で隣接する前記第2孔部間には、周方向位置において、前記第1仮想線上及び前記第2仮想線上に位置するように第2リブが形成され、
    前記複数の冷媒流路孔は、各磁極部の周方向両端部側で前記第2仮想線上に位置するように配置され、
    前記冷媒流路孔は、径方向において内側に突出する内径側頂部を備え、
    前記冷媒流路孔の外周壁は、径方向において外側に突出する外径側頂部を備える、ロータ。
  2. 請求項1に記載のロータであって、
    前記冷媒流路孔の前記外周壁は、少なくとも一部が前記磁石の径方向内側端面と平行である、ロータ。
  3. 請求項1または2に記載のロータであって、
    前記磁極部の周方向第1端部側に位置する前記冷媒流路孔は、前記周方向第1端部側に隣接する磁極部の周方向第2端部側に位置する前記冷媒流路孔と共通であり、
    前記磁極部の周方向第2端部側に位置する前記冷媒流路孔は、前記周方向第2端部側に隣接する磁極部の周方向第1端部側に位置する前記冷媒流路孔と共通である、ロータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のロータであって、
    前記磁極部は、周方向中心が、前記周方向両端部側よりも前記ロータコアの径方向内側となる形状を有し、
    前記冷媒流路孔の前記外径側頂部は、前記磁極部の最内径部よりも径方向外側に位置する、ロータ。
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