JP2010081657A - 回転電機 - Google Patents

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孝昌 竹内
Satoshi Murakami
聡 村上
Hirota Watanabe
裕太 渡辺
Yoshiro Nakano
芳郎 中野
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】ロータを大型化させることなくロータコア端面とエンドプレートとの隙間から冷媒が漏れるのを防止して、効率良くステータのコイルエンドを冷却することができる回転電機を提供すること。
【解決手段】モータ10は、コイル22が巻かれたステータ20と、ステータ20の内周に配置されたロータ30とを備えている。ロータ30は、ロータコア31端面に配設されたエンドプレート40と、ロータコア31端面に冷媒を供給する冷媒供給手段36,44,45,60,61,62とを有している。エンドプレート40は、冷媒供給手段によりロータコア31端面に供給された冷媒をステータ20に巻かれたコイル22のコイルエンド22a,22bに噴射するために、ロータ軸方向へ貫通形成された噴射孔42を有している。ロータコア31端面には、環状のシール部38が突出形成されている。そして、このシール部38の径方向内側に、噴射孔42が位置している。
【選択図】図1

Description

本発明は、ステータとロータとを備える回転電機に関する。より詳細には、ロータの回転による遠心力によりステータのコイルエンドに冷媒を供給する回転電機に関するものである。
近年、動力源として内燃機関とモータや発電機を用いるハイブリッド自動車などの車両が、身近なものになってきている。そして、モータは、ステータのコイルに通電して回転力を得て、発電機は、ロータの回転によりステータのコイルに流れる電流を取り出す。ここで、ロータの回転時に、ステータのコイルに電流が流れると、ステータコアやステータのコイルが発熱する。この発熱によりモータや発電機の性能が低下するおそれがあるため、ステータを冷却する必要がある。
ステータを冷却する技術としては、ロータの回転による遠心力を利用したものであって、ロータシャフトから供給されるオイル(冷媒)を、ロータコアのオイル路を経由してロータコア端面からエンドプレートに供給し、エンドプレートに軸方向へ貫通形成された噴射孔からステータのコイルエンドにオイルを供給することによって、ステータを冷却するものが知られている(特許文献1参照)。
特開平09−182375号公報
ところで、エンドプレートは、一般にロータコア端面やロータコアに収納された磁石を保持するために設けられている。このため、上記した技術では、エンドプレートとロータコア端面との接触面において、遠心力によりロータ径外方向へ流れようとする冷媒をシールする構造が採用されていない。したがって、ロータの高速回転等の要因でオイルの油圧が高くなった場合には、ロータコア端面に供給された冷媒が、エンドプレートに軸方向へ貫通形成された噴射孔へ導かれずに、エンドプレートとロータコア端面との接触面における径方向の隙間から漏れてしまうおそれがあった。その結果、エンドプレートの噴射孔からステータのコイルエンドへ供給される冷媒が減少してしまい、ステータのコイルエンドが効率よく冷却されないおそれがあった。
また、エンドプレートとロータコア端面との接触面から漏れた冷媒が、ステータとロータとの間のエアギャップへ入り込み、オイル引きずり損失を増大させるおそれもあった。
ここで、エンドプレートとロータコア端面との間に、例えばOリング等のシール部材を配置することにより、冷媒のシール性を確保することを考えることができる。
しかしながら、ロータコアには複数の磁石孔や肉抜き孔が軸方向に貫通形成されているため、ロータコア端面に平坦なシール面を十分に確保することが困難であった。そして、ロータコア端面に平坦なシール面を十分に確保できない場合には、Oリング(シール部材)とロータコア端面との間に隙間が生じやすく、十分なシール性を確保できないおそれがあった。一方、ロータコア端面に平坦なシール面を十分に確保してシール性の低下を防いだとしても、ロータが大型化してしまうという問題があった。
そこで、本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、ロータを大型化させることなくロータコア端面とエンドプレートとの隙間から冷媒が漏れるのを防止して、効率良くステータのコイルエンドを冷却することができる回転電機を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた本発明に係る回転電機は、コイルが巻かれたステータと、前記ステータの内周に回転可能に配置されたロータとを備える回転電機において、前記ロータは、ロータコア端面に配設されたエンドプレートと、前記ロータコア端面に冷媒を供給する冷媒供給手段とを有し、前記エンドプレートは、前記冷媒供給手段により前記ロータコア端面に供給された冷媒を前記ステータに巻かれたコイルのコイルエンドに噴射するために、ロータ軸方向へ貫通形成された噴射孔を有し、前記ロータコア端面に、環状のシール部が突出形成されており、前記シール部より径方向内側に、前記噴射孔が位置していることを特徴とする。
この回転電機では、冷媒供給手段によりロータコア端面に冷媒が供給される。そして、ロータコア端面に供給された冷媒は、ロータコア端面に配設されたエンドプレートに貫通形成された噴射孔からコイルエンドに供給される。ここで、例えばロータの高速回転等により遠心力が増加すると、エンドプレートとロータコア端面との間に存在するほんの僅かな隙間からでも、冷媒が漏れてしまうおそれがある。これに対して、この回転電機のロータコア端面には、環状のシール部が突出形成されており、そのシール部より径方向内側に噴射孔が位置している。したがって、このシール部により、組み付け後におけるエンドプレートとロータコア端面との間をシールすることができる。これにより、冷媒供給手段によってロータコア端面へ冷媒を供給した際に、エンドプレートとロータコア端面との接触面において、シール部より径方向外側に冷媒が漏れるのを防止することができる。つまり、冷媒供給手段によりロータコア端面に供給された冷媒を、エンドプレートの噴射孔へと無駄なく確実に導くことができる。その結果、ステータのコイルエンドを効率よく冷却してコイルの発熱や電気抵抗の増加を抑えることができる。
また、この回転電機では、上記のようにエンドプレートとロータコア端面との接触面における冷媒の漏れを防止できるので、漏れた冷媒がステータとロータとの間に存在するエアギャップへ入り込むこともない。これにより、ロータのオイル引きずり損失を低減させることができる。その結果、回転電機の性能を向上させることができる。
さらに、この回転電機では、ロータコア端面にあらかじめシール部が形成されているため、組付の際にOリング等の一般的なシール部材をエンドプレートとロータコア端面との間に配置する必要がない。つまり、Oリング(シール部材)の適切な配置に必要となる平坦なシール面を、ロータコア端面に確保しておく必要がない。その結果、ロータを大型化させることなく、エンドプレートとロータコア端面との接触面における冷媒の漏れを防止することができる。また、Oリング等を配置する必要がないため組付性もよい。
本発明に係る回転電機において、前記エンドプレートは、前記シール部を挿入する環状の挿入溝を備え、前記シール部の先端は、前記挿入溝の底面に当接していることが望ましい。
この回転電機では、エンドプレートに環状の挿入溝を形成することにより、ロータコアとエンドプレートとの組付の際、シール部を挿入溝に挿入することができる。これにより、エンドプレートを、シール部との当接部位で撓ませることなく、容易かつ確実に組み付けることができる。そして、このようにエンドプレートの撓みを防止することにより、エンドプレートとロータコア端面との接触面における冷媒の漏れをより確実に防止することができる。
本発明に係る回転電機において、前記シール部は、前記挿入溝の径方向内側又は径方向外側にも当接していることが望ましい。
この回転電機では、シール部を挿入溝の径方向内側又は径方向外側に当接させることにより、ロータコアとエンドプレートとの相対位置を決定することができる。これにより、エンドプレートの撓みや位置ずれを抑制して、エンドプレートとロータコア端面との接触面における冷媒の漏れをより確実に防止することができる。
本発明に係る回転電機において、前記ロータコアは、磁石を収納するためにロータ軸方向へ貫通形成された磁石孔を備え、前記シール部は、前記磁石を固定するために前記磁石孔に充填される充填材と同じ材料からなり、前記磁石孔上に設けられていることが望ましい。
ここで、充填材の材料としては、特に限定されないが、樹脂を例示できる。
この回転電機では、シール部に、磁石孔に充填される充填材と同じ材料が用いられている。また、このシール部は、磁石孔上に設けられている。こうした構成により、シール部をロータコア端面に形成する際、シール部と充填材とをより確実に密着させることができる。これにより、エンドプレートとロータコア端面との接触面における冷媒の漏れをより確実に防止することができる。
本発明に係る回転電機において、前記シール部は、前記充填材を前記磁石孔に充填する際に一体形成されることが望ましい。
このように、シール部を、充填材を磁石孔に充填する際に一体形成することにより、新たな工程を追加することなく容易にシール部を形成することができる。また、こうして形成されたシール部は、外力を受けてもロータコア端面から位置ずれしたり剥がれたりするおそれが少ない。
本発明に係る回転電機において、前記シール部は、径が異なる複数の環状部材を備えていることが望ましい。
このように、シール部を、径が異なる複数の環状部材から構成することにより、複数の環状部材から得られる相乗効果によってエンドプレートとロータコア端面との接触面におけるシール性をさらに向上させることができる。
ここで、一般に、エンドプレートは、その内周側を径方向中心に位置するロータシャフトに締結されて固定されている。そのため、こうしたエンドプレートにおいては、内周側に比べて、外周側のほうが撓みやすく、ロータコア端面から離れやすい傾向がある。
そこで、本発明に係る回転電機において、前記複数の環状部材のうち径方向外側に位置するものは、その径方向内側に位置するものより軸方向の高さが高いことが望ましい。
このように、複数の環状部材のうち径方向外側に位置するものを、その径方向内側に位置するものより軸方向に高く形成することにより、径方向外側の環状部材をより確実にエンドプレートに当接させることができる。これにより、エンドプレートとロータコア端面との接触面における冷媒の漏れをより確実に防止することができる。
本発明に係る回転電機において、前記挿入溝は、前記各環状部材と対応する位置に複数形成されていることが望ましい。
このように、挿入溝を各環状部材と対応する位置に複数形成することにより、ロータコアとエンドプレートとの組付の際、各環状部材を対応する挿入溝に挿入することができる。これにより、エンドプレートを、各環状部との当接部位で撓ませることなく、容易かつ確実に組み付けることができる。また、各環状部材を対応する挿入溝の径方向内側又は径方向外側に当接させることにより、ロータコアとエンドプレートとの相対位置をより確実に決定することができる。これにより、エンドプレートの位置ずれをより確実に防止して、エンドプレートとロータコア端面との接触面における冷媒の漏れをより確実に防止することができる。
本発明に係る回転電機において、前記複数の挿入溝のうち径方向外側に位置するものは、その径方向内側に位置するものより軸方向の深さが深いことが望ましい。
このように、複数の挿入溝のうち径方向外側に位置するものを、その径方向内側に位置するものより軸方向に深く形成することにより、上記のように軸方向外側の環状部材を軸方向により高く形成した場合にも、エンドプレートをその環状部材との当接部位で撓ませることなく、容易かつ確実に組み付けることができる。そして、このようにエンドプレートの撓みを防止することにより、エンドプレートとロータコア端面との接触面における冷媒の漏れをより確実に防止することができる。
本発明に係る回転電機によれば、上記した通り、ロータを大型化させることなくロータコア端面とエンドプレートとの隙間から冷媒が漏れるのを防止して、効率良くステータのコイルエンドを冷却することができる。
以下、本発明の回転電機を具体化した最も好適な実施の形態について、図面に基づき詳細に説明する。以下の実施の形態では、ハイブリッド車の駆動装置に搭載されたモータを例示して説明する。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態に係るモータについて、図1〜図4を参照しながら説明する。図1は、第1の実施の形態に係るモータの概略構成を示す断面図である。図2は、ロータコアを示す斜視図である。図3は、エンドプレート40aを、ロータコアとの接触面側から見た斜視図である。図4は、エンドプレート40bを、ロータコアとの接触面側から見た斜視図である。
モータ10は、図1に示すように、駆動装置のケース11に固定されたステータ20と、ステータ20の内側に配置されたロータ30とを備えている。また、ロータ30の軸方向一端側には、モータ10の回転数及び回転位置を検出するためのレゾルバ14が設けられている。
ステータ20は、円環状の薄い電磁鋼板を軸方向に複数枚を積層したステータコア21と、このステータコア21に巻回されたコイル22とを備えている。コイル22は、ステータコア21に形成されたスロット23に、絶縁紙24を介して挿通されている。そして、ステータコア21の軸方向両側には、巻回したコイル22の一部が張り出して、コイルエンド22a,22bが形成されている。
ロータ30は、円環状の薄い電磁鋼板を軸方向に複数枚を積層したロータコア31と、このロータコア31の中心に嵌合されたロータシャフト32と、ロータコア31の両端部に配設されたエンドプレート40,40とを備えている。
ロータコア31は、図2に示すように、磁石37を収納するための複数の磁石孔35と、ロータコア31の軽量化を図るための複数の肉抜き孔36と、ロータコア31端面とエンドプレート40との接触面をシールするためのシール部38とを備えている。
磁石孔35は、ロータコア31の外周側に、ロータ軸方向に沿って貫通形成されている。そして、この磁石孔35に磁石37を収納した状態で、磁石孔35に充填材34を充填することにより、磁石37がロータコア31に固定されている。この充填材34は、樹脂からなるものである。なお、本実施の形態では、磁石孔35は、円周上の十六箇所に設けられている。そして、隣接する2つの磁石孔35,35が、平面視で略V字形(外周側に開口した形状)をなすように形成されている。
肉抜き孔36は、ロータコア31の内周側に、ロータ軸方向に沿って貫通形成されている。そして、後述するように、この肉抜き孔36は、ロータコア31の両端面にオイルOを供給するための通路の一部となっている。なお、本実施の形態では、肉抜き孔36は、円周上の八箇所に等間隔に設けられている。そして、肉抜き孔36の断面は、一頂点を外周側に向けた略三角形状をなしている。
シール部38は、ロータコア31の両端面に、環状に突出形成されている。このシール部38は、すべての磁石孔35の外周側端部を通過するように設けられている。そして、シール部38の径方向内側には、後述するエンドプレート40の噴射孔42が位置している。また、シール部38は、磁石37を固定するために磁石孔35に充填される充填材34と同じ材料からなり、充填材34を磁石孔35に充填する際に一体形成されたものである。このように、シール部38を、充填材34を磁石孔35に充填する際に一体形成することにより、新たな工程を追加することなく容易にシール部38を形成することができる。また、こうして形成されたシール部38は、外力を受けてもロータコア31端面から位置ずれしたり剥がれたりするおそれが少ない。
ロータシャフト32は、図1に示すように、ケース11に保持された軸受12,13により両端部を回転可能に支持されている。このロータシャフト32は、中空軸状をなしており、内部に形成された油路60と、油路60の一端に形成された貫通孔61とを備えている。この油路60は、不図示のオイルポンプに接続されている。そして、オイルパンに貯められたオイルOが、オイルポンプによって油路60に供給されるようになっている。また、ロータシャフト32の外周面には、エンドプレート40を締結して固定するための締結部33が設けられている。
エンドプレート40は、図3及び図4に示すように、円環形状をなしており、その内周側が締結部33によってロータシャフト32に締結されている(図1参照)。このエンドプレート40は、シール部38を挿入するための挿入溝46と、貫通孔61と連通する連通溝45と、連通溝45と肉抜き孔36(図2参照)とを連通させるリング溝44と、リング溝44に供給されたオイルOをコイルエンド22a,22bに噴射するための噴射孔42とを備えている。これにより、油路60に供給されたオイルOが、貫通孔61、連通溝45、リング溝44、肉抜き孔36及び噴射孔42を介して、コイルエンド22a,22bに噴射されるようになっている(図1参照)。なお、本実施の形態の油路60、貫通孔61、連通溝45、リング溝44及び肉抜き孔36が本発明の「冷媒供給手段」の一例である。
噴射孔42は、同一円周上に等間隔で設けられており、ロータ軸方向へ貫通形成されている。この噴射孔42は、エンドプレート40をロータコア31に取り付けた際、ロータコア31に形成された肉抜き孔36の外周側頂部に位置するように設けられている。なお、本実施の形態では、エンドプレート40に8つの噴射孔42が形成されている。
挿入溝46は、環状をなしており、シール部38と対応する位置に設けられている。この挿入溝46の深さは、シール部38の高さより浅く形成されている。これにより、エンドプレート40をロータコア31端面に組み付けた際、シール部38の先端が、挿入溝46の底面46aに当接するようになっている。これにより、エンドプレート40とロータコア31端面との間がシールされている。
また、挿入溝46の幅は、シール部38の幅より広く形成されている。そして、シール部38を挿入溝46に挿入したときに、シール部38が、挿入溝46の内周面46bにも当接するようになっている(図1参照)。このように、シール部38を挿入溝46の内周面46bに当接させることにより、ロータコア31とエンドプレート40との相対位置を決定することができる。これにより、エンドプレート40の位置ずれを抑制することができる。なお、シール部38を挿入溝46の径方向外側に当接させて位置決め効果を得るようにしてもよい。
また、エンドプレート40にシール部38を挿入可能な挿入溝46を形成することにより、ロータコア31とエンドプレート40との組付の際、シール部38を挿入溝46に挿入することができる。これにより、エンドプレート40を、シール部38との当接部位で撓ませることなく、容易かつ確実に組み付けることができる。
続いて、上記したモータ10の動作についてコイルエンド22a,22bの冷却を中心に、図5を参照しながら説明する。図5は、モータが駆動されているときのオイルの流れを示す説明図である。
ステータコア21に巻回されたコイル22に所定の電流が流れると、ロータ30が回転する。このとき、この電流によりコイル22が発熱し、コイル22の抵抗値が増加することによって、モータ損失が悪化する。また、ロータ30に備わる磁石37に発生する渦電流によって磁石37が発熱し、熱による不可逆減磁の発生や、可逆減磁領域におけるトルクの低下を起こすおそれがある。このようなことから、モータ10の性能が低下するおそれがある。
しかしながら、モータ10では、以下のようにしてステータ20及びロータ30が冷却されるため、性能が低下することはない。すなわち、まず、図5に示すように、オイルポンプによってロータシャフト32内に形成されている油路60に供給されたオイルOが、ロータ30が回転することにより発生する遠心力によって、油路60の外周側に片寄る。そして、油路60の外周側に片寄ったオイルOは、貫通孔61からエンドプレート40に形成された連通溝45に供給される。
連通溝45に供給されたオイルOは、エンドプレート40に形成されたリング溝44を介して肉抜き孔36に流れ込む。このように、オイルOがロータコア31に貫通形成された肉抜き孔36内に供給されるため、ロータコア31がオイルOによって冷却される。そして、このロータコア31の冷却により磁石37も冷却される。つまり、磁石37がオイルOによって間接的に冷却される。その結果、磁石37の熱による不可逆減磁の発生や、可逆減磁領域におけるトルクの低下を起こすことを防止することができる。
そして、肉抜き孔36に供給されたオイルOは、ロータ30の回転による遠心力を受けて、肉抜き孔36の外周側(外周側頂部)に片寄る。こうして肉抜き孔36の外周側に片寄ったオイルOは、エンドプレート40に形成された噴射孔42を通過して、コイルエンド22a,22bに噴射される。
ここで、例えばロータ30の高速回転等の要因で遠心力が増加した場合には、オイルOの径方向外側へ流動する勢いが増加する。これにより、オイルOは、エンドプレート40に軸方向へ貫通形成された噴射孔42へ導かれずに、エンドプレート40とロータコア31端面との接触面における隙間から径方向外側へ流れようとする。しかしながら、エンドプレート40とロータコア31端面との間は、環状のシール部38によりシールされている。これにより、ロータコア31端面へオイルOを供給した際に、エンドプレート40とロータコア31端面との接触面において、シール部38より外側にオイルOが漏れるのを防止することができる。そして、エンドプレート40の噴射孔42は、シール部38の径方向内側に位置している。したがって、ロータコア31端面に供給されたオイルOは、エンドプレート40の噴射孔42へと無駄なく確実に導かれる。その結果、ステータ20のコイルエンド22a,22bが効率よく冷却される。これにより、コイル22の発熱や電気抵抗の増加が抑えられるため、モータ10の性能が低下することもない。
また、このモータ10では、エンドプレート40とロータコア31端面との接触面におけるオイルOの漏れが防止されているため、漏れたオイルOがステータ20とロータ30との間に存在するエアギャップGへ入り込むこともない。これにより、ロータ30のオイル引きずり損失が低減されている。その結果、モータ10は、性能を向上させたものとなっている。
さらに、このモータ10では、ロータコア31端面にあらかじめシール部38が形成されているため、組付の際にOリング等の一般的なシール部材をエンドプレート40とロータコア31端面との間に配置する必要がない。そのため。モータ10は、組付性がよい。また、Oリング(シール部材)の適切な配置に必要となる平坦なシール面を、ロータコア31端面に確保しておく必要がない。その結果、ロータ30を大型化させることなく、エンドプレート40とロータコア31端面との接触面におけるオイルOの漏れが防止されている。
以上、詳細に説明したように本実施の形態に係るモータ10によれば、ロータ30を大型化させることなくロータコア31端面とエンドプレート40との隙間からオイルOが漏れるのを防止して、効率良くステータ20のコイルエンド22a,22bを冷却することができる。これにより、コイル22の発熱や電気抵抗の増加を抑えることができるため、モータ10の性能を向上させることができる。
[変更例1]
次に、本実施の形態に係るロータの変更例1について、図6を参照しながら説明する。図6は、変更例1に係るロータのロータコア端面を示す平面図である。
変更例1に係るロータは、ロータコアに形成されたシール部の位置及び形状において、上記実施の形態と相違する。すなわち、変更例1に係るロータのロータコア71端面に形成されたシール部72は、図6に示すように、環状に突出形成されており、すべての磁石孔35の内周側端部を通過するように設けられている。なお、このシール部72の径方向内側にも、エンドプレート40の噴射孔42が位置している。
このように、シール部72を、すべての磁石孔35の内周側端部を通過するように設けることにより、上記実施の形態の場合と比較して、シール部72の径を小さくすることができる。したがって、上記実施の形態の場合より少ない材料でシール部72を形成することができる。また、上記実施の形態の場合よりシール部72の内側に溜まるオイルOの量を少なくすることができるので、ロータコア31端面へ供給されたオイルOを、エンドプレート40の噴射孔42へとより無駄なく確実に導くことができる。その結果、ステータ20のコイルエンド22a,22bをより効率よく冷却することができる。
なお、この変更例1においても、シール部72が、充填材34と同じ材料からなり、充填材34を磁石孔35に充填する際に一体形成されている。これにより、上記同様、新たな工程を追加することなく容易にシール部72を形成することができる。また、こうして形成されたシール部72は、外力を受けてもロータコア31端面から位置ずれしたり剥がれたりするおそれが少ない。
[変更例2]
次に、本実施の形態に係るモータの変更例2について、図7を参照しながら説明する。図7は、変更例2に係るロータのロータコア端面を示す平面図である。
変更例1に係るロータは、ロータコアに形成されたシール部の位置及び形状において、上記実施の形態及び変更例と相違する。すなわち、変更例2に係るロータのロータコア81端面に形成されたシール部82は、図6に示すように、環状に突出形成されており、すべての肉抜き孔36の外周側端部よりわずかに外側を通過するように設けられている。なお、このシール部82の径方向内側にも、エンドプレート40の噴射孔42が位置している。
この変更例2では、シール部82が、磁石孔35上を通過するように設けられていないため、工程数や外力の影響面の点では、上記したものに劣る。しかしながら、シール部82を、すべての肉抜き孔36の外周側端部よりわずかに外側を通過するように設けることにより、シール部82の径をもっとも小さくすることができる。したがって、最小量の材料でシール部82を形成することができる。また、シール部82の内側に溜まるオイルOの量も最小となるので、ロータコア31端面へ供給されたオイルOを、エンドプレート40の噴射孔42へと、もっとも無駄なく確実に導くことができる。その結果、ステータ20のコイルエンド22a,22bをもっとも効率よく冷却することができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、第1の実施の形態と基本的な構成をほぼ同じくするが、シール部及び挿入溝の位置及び形状において、上記実施の形態のものと相違する。以下では、第1の実施の形態と共通する構成については図面に同じ符号を付してその説明を適宜省略し、相違する構成を中心に図8を参照しながら説明する。図8は、第2の実施の形態に係るモータのロータコアの断面図である。
本形態に係るモータ90において、図8に示すように、シール部は、径が異なる二つの環状部材91,92を備えている。また、複数の環状部材91,92のうち外側に位置する環状部材92は、その径方向内側に位置する環状部材91より軸方向に高く形成されている。
このモータ90では、シール部を、径が異なる複数の環状部材91,92から構成することにより、二つの環状部材91,92から得られる相乗効果によってエンドプレート40とロータコア31端面との接触面におけるシール性をさらに向上させることができる。
また、エンドプレート40は、内周側を締結部33によりロータシャフト32に締結されているため、内周側に比べて、外周側のほうが撓みやすく、ロータコア31端面から離れやすい傾向がある。これに対して、二つの環状部材91,92のうち外側に位置する環状部材92を、その径方向内側に位置する環状部材91より軸方向に高く形成することにより、径方向外側の環状部材92をエンドプレート40により確実に当接させるようにしている。これにより、エンドプレート40とロータコア31端面との接触面におけるオイルOの漏れをより確実に防止することができる。
さらに、このモータ90のエンドプレート40には、環状部材91に対応する位置に挿入溝93が設けられ、環状部材92と対応する位置に挿入溝94が設けられている。また、外側に位置する挿入溝92は、内側に位置する挿入溝93より軸方向に深く形成されている。
このモータ90では、挿入溝93,94を各環状部材91,92と対応する位置にそれぞれ形成することにより、ロータコア31とエンドプレート40との組付の際、各環状部材部91,92を対応する挿入溝93,94に挿入することができる。これにより、エンドプレート40を、各環状部材91,92との当接部位で撓ませることなく、容易かつ確実に組み付けることができる。
また、このモータ90では、外側に位置する挿入溝94を、内側に位置する挿入溝93より軸方向に深く形成することにより、各挿入溝93,94の深さが、各環状部材91,92の高さと対応したものとなっている。このように、各挿入溝93,94の深さを、各環状部材91,92の高さと対応させることにより、エンドプレート4と各環状部材91,92との干渉をより確実に防止することができる。本形態に係るモータ90では、このようにエンドプレート40の撓みを防止することにより、エンドプレート40とロータコア31端面との接触面におけるオイルOの漏れをより確実に防止することができる。
なお、本形態のモータ90において、環状部材91を対応する挿入溝93の径方向外側又は径方向内側に当接させるとともに、環状部材92を対応する挿入溝94の径方向内側又は径方向外側に当接させてもよい。こうすることで、上記第1の実施の形態よりもさらに確実にロータコア31とエンドプレート40との相対位置を決定することができる。その結果、エンドプレート40の撓みや位置ずれをさらに確実に防止して、エンドプレート40とロータコア31端面との接触面におけるオイルOの漏れをさらに確実に防止することができる。
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。
例えば、上記した実施の形態では、本発明の回転電機を駆動装置に搭載されたモータへ適用した例を説明したが、本発明は駆動装置内のモータに限らず、ステータの発熱を抑えたいという要求のある様々な用途のモータ、あるいはジェネレータやオルタネータなどの発電機にも適用することができる。
また、上記した実施の形態では、冷媒としてオイルOを例示したが、絶縁性を確保できるオイル以外の冷却媒体を用いることもできる。
第1の実施の形態に係るモータの概略構成を示す断面図である。 ロータコアを示す斜視図である。 レゾルバ側エンドプレートを、ロータコアとの接触面側から見た斜視図である。 反レゾルバ側エンドプレートを、ロータコアとの接触面側から見た斜視図である。 モータが駆動されているときのオイルの流れを示す説明図である。 変更例1に係るロータのロータコア端面を示す平面図である。 変更例2に係るロータのロータコア端面を示す平面図である。 第2の実施の形態に係るモータの概略構成を示す断面図である。
符号の説明
10 モータ(第1の実施の形態)
20 ステータ
21 ステータコア
22 コイル
22a コイルエンド
22b コイルエンド
30 ロータ
31 ロータコア
32 ロータシャフト
33 締結部
34 充填材
35 磁石孔
36 肉抜き孔
37 磁石
38 シール部
40 エンドプレート
42 噴射孔
44 リング溝
45 連通溝
46 挿入溝
46a 底面
46b 内周面
60 油路
61 貫通孔
O オイル

Claims (9)

  1. コイルが巻かれたステータと、前記ステータの内周に回転可能に配置されたロータとを備える回転電機において、
    前記ロータは、
    ロータコア端面に配設されたエンドプレートと、
    前記ロータコア端面に冷媒を供給する冷媒供給手段とを有し、
    前記エンドプレートは、前記冷媒供給手段により前記ロータコア端面に供給された冷媒を前記ステータに巻かれたコイルのコイルエンドに噴射するために、ロータ軸方向へ貫通形成された噴射孔を有し、
    前記ロータコア端面に、環状のシール部が突出形成されており、
    前記シール部より径方向内側に、前記噴射孔が位置している
    ことを特徴とする回転電機。
  2. 請求項1に記載する回転電機において、
    前記エンドプレートは、前記シール部を挿入する環状の挿入溝を備え、
    前記シール部の先端は、前記挿入溝の底面に当接している
    ことを特徴とする回転電機。
  3. 請求項2に記載する回転電機において、
    前記シール部は、前記挿入溝の径方向内側又は径方向外側にも当接している
    ことを特徴とする回転電機。
  4. 請求項1から請求項3に記載するいずれか1つの回転電機において、
    前記ロータコアは、磁石を収納するためにロータ軸方向へ貫通形成された磁石孔を備え、
    前記シール部は、前記磁石を固定するために前記磁石孔に充填される充填材と同じ材料からなり、前記磁石孔上に設けられている
    ことを特徴とする回転電機。
  5. 請求項4に記載する回転電機において、
    前記シール部は、前記充填材を前記磁石孔に充填する際に一体形成される
    ことを特徴とする回転電機。
  6. 請求項1から請求項5に記載するいずれか1つの回転電機において、
    前記シール部は、径が異なる複数の環状部材を備えている
    ことを特徴とする回転電機。
  7. 請求項6に記載する回転電機において、
    前記複数の環状部材のうち径方向外側に位置するものは、その径方向内側に位置するものより軸方向の高さが高い
    ことを特徴とする回転電機。
  8. 請求項6又は請求項7に記載する回転電機において、
    前記挿入溝は、前記各環状部材と対応する位置に複数形成されている
    ことを特徴とする回転電機。
  9. 請求項8に記載する回転電機において、
    前記複数の挿入溝のうち径方向外側に位置するものは、その径方向内側に位置するものより軸方向の深さが深い
    ことを特徴とする回転電機。
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