JP5656556B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機に係り、特に、ステータの軸方向両側に突出するコイルエンド部をカバー部材で覆って内部に冷却液を液密状に収容する冷却液室が設けられた回転電機に関する。
従来、円筒状のステータコアの内周部に複数のステータコイルを周方向に配列して設けたステータを備える回転電機が知られている。上記ステータコイルは、ステータコアの内周部に径方向内側に向かって突設された1つまたは複数のティース部に周囲に巻装されており、ステータの軸方向の両端においてはコイルの両端部が外側にそれぞれ突出してコイルエンド部を構成している。
上記コイルはリード線が接続されており、このリード線を介して外部から電圧が印加されることによりコイルに電流が流れる。このとき、コイルを構成する例えば絶縁被覆された銅線等の導電素線の内部において電気抵抗による所謂銅損が生じ、これによりコイルが発熱する。この発熱によってコイル温度が上昇すると、コイルの絶縁性能が低下する。回転電機が多相交流モータである場合には、特に、電位差が大きくなる異相コイルのコイルエンド部間において放電が発生しやすくなる。このような放電を防止するために、上記コイルのコイルエンド部を例えば冷却油等の冷却液によって冷却することが行われている。
これに関連する先行技術文献として特開2006−271150号公報(以下、特許文献1という)がある。特許文献1には、モータジェネレータの冷却構造が開示されている。この冷却構造では、ステータコアの軸方向端面において外側へ略環状に突出しているコイルエンド部を冷却ジャケットによって液密的に覆い、ジャケット内部に冷却用オイルを充満させるように供給し、これによりコイルエンド部を円周方向の全体において冷却用オイルに接触させることでコイルを冷却することが記載されている。そして、この冷却構造では、コイルを巻装した後にステータコアの内周に開口するスロット開口部にアダプタを装着して、ジャケット内からスロット内に流れ込んだ冷却用オイルがステータとロータとの間のギャップに漏れ出ないようにシールしている。
また、特開2006−33916号公報(以下、特許文献2という)には、回転子と、内周に複数のスロットが形成された円筒状のコアと、前記コアの複数のスロットに巻き回されたコイルと、前記コアの電動機回転軸方向端部で円周方向に形成されたコイルエンドと、を備えた固定子と、を有する電動機の冷却装置において、電動機回転軸方向両端のそれぞれのコイルエンドを覆う2つの冷却液タンクと、前記固定子のコア内に前記2つの冷却液タンクを連通する冷却液通路と、を有し、前記2つの冷却液タンクおよび前記冷却液通路が電動機を冷却する冷却液の流路の一部を形成することを特徴とする電動機の冷却装置が開示されている。この電動機の冷却装置では、スロット内部にアンダープレートを装着する必要がなく、そのためアンダープレートの脱落による冷却液の漏れや回転子との接触が発生しないことが記載されている。
また、特開2009−177864号公報(以下、特許文献3という)には、ステータコアと、ステータコアに巻回したコイルと、を備え、コイルのうち、ステータコアの軸方向端面から軸方向に突出した部分であるコイルエンドを樹脂にモールドすることにより樹脂モールドコイルエンドを設けている樹脂モールドコイルエンド付ステータであって、ステータコアの内部に設けられた、軽量化のための肉抜き用空洞部を備えることを特徴とする樹脂モールドコイルエンド付ステータが開示されている。そして、コイルエンドを樹脂モールドする際に上記肉抜き用空洞部内に樹脂が入り込まないように、ステータコアの軸方向両端面に一対のシール用鋼板で肉抜き用空洞部の開口穴を完全に塞ぐことが記載されている。
また、特開2004−64993号公報(以下、特許文献4という)には、ステータとロータとの間のギャップに異物が入り込まないようにするために、冷却のために開放穴を介して外気に開放されるコイルエンド部とロータとの間を遮蔽物で遮蔽することが記載されている。
さらに、特開2003−324876号公報(以下、特許文献5という)には、径方向内側が閉じた全閉スロットにセグメント順次接合型ステータコイルをステータ軸方向から収容することにより、分割ステータコア構造を採用することなく、磁束分布を改善し、スタータコアとロータコアとの間の磁気抵抗を低減することが記載されている。
特開2006−271150号公報 特開2006−33916号公報 特開2009−177864号公報 特開2004−64993号公報 特開2003−324876号公報
上記特許文献1のモータジェネレータの冷却構造では、ステータコアのティース周囲にステータコイルを巻回した後にアダプタをスロット径方向開口部に装着してシールする構成であるため、その装着作業が煩雑であるともに装着時にステータコイルを形成する導線の絶縁被覆を損傷するおそれがある。また、上記アダプタは形状が複雑であるために部品コストが高くなるとともに、それを装着するスペースを確保した設計にしなければならいためにステータひいてはモータの体格が大型化することとなる。
さらに、上記特許文献2の電動機の冷却装置では、コイルエンド部を冷却する冷却液がスロット内に流れ込んでスロット径方向開口部からロータ側へ漏れ出るのを防止することについて何ら考慮されていない。このことは、特許文献3ないし5についても同様である。
本発明の目的は、ステータコイルを冷却する冷却液がスロットの径方向開口部からロータ側へ漏れ出るのを抑制するためのシール部材を、構成が簡易でステータコアへの装着を容易に行えるようにした回転電機を提供することにある。
本発明に係る回転電機は、内周部に複数のティースが周方向に並んで突設されている筒状のステータコアと前記ステータコアのティース間に形成されるスロットに挿入されて1つ又は複数のティースの周囲に巻装されるステータコイルとを含むステータと、
前記ステータ内に回転可能に設けられるロータと、
前記ステータコイルの一部であって前記ステータコアの軸方向両端面から外側にそれぞれ突出するコイルエンド部を覆って、内部にコイルエンド部冷却用冷却液を液密状に収容する冷却液室を形成するカバー部材と、を備える回転電機であって、
前記ステータコイルは、2本の脚部を有するセグメント導体を径方向に複数並べて前記ステータコアの一方端面から2つのスロット内へ挿入し前記ステータコアの他方端面から突出した前記2本の脚部の先端を径方向に隣接する別のセグメント導体の脚部と順次に接続してなるセグメント式のコイルであり、
前記ステータコアの両端面には前記冷却液室から冷却液が前記スロット内に入り込まないようにシールするシール部材が前記冷却液室に面してそれぞれ配置され、前記シール部材には前記スロットの軸方向開口部のうち少なくとも径方向内側が閉じた形状であるコイル挿通穴が形成されており、
前記冷却液室と前記スロット内部との間が前記セグメント導体の脚部周囲にある前記コイル挿通穴の開口縁部によってシールされている。
本発明に係る回転電機において、前記コイル挿通穴の開口縁部と前記セグメント導体の脚部との間に発泡性樹脂が充填されていてもよい。
また、本発明に係る回転電機において、前記スロット内壁面と前記セグメント導体の脚部との間、および、前記スロット内で径方向に並んだ複数のセグメント導体の脚部間の少なくとも一方にも前記発泡性樹脂が充填されていてもよい。
また、本発明に係る回転電機において、前記シール部材は柔軟性のあるゴム又は樹脂で形成されてもよいし、又は、前記ステータコアは複数の電磁鋼板を軸方向に積層して形成されている場合には前記シール部材が前記ステータコアの軸方向最も外側に位置する少なくとも1枚の電磁鋼板によって構成されてもよい。
また、本発明に係る回転電機において、前記スロットは、前記ステータコア内に径方向内側が閉じた貫通穴として形成されていてもよい。
さらに、本発明に係る回転電機において、前記シール部材に加えて、前記ステータコアの内周のスロット開口部を軸方向全長にわたって塞ぐ円筒状シール部材を設けてもよい。この場合、前記円筒状シール部材は前記カバー部材に一体に形成されていてもよい。
本発明に係る回転電機によれば、ステータコイルがセグメント式コイルで構成され、ステータコアにシール部材を設置した後にステータコイルを組付けることができるので、シール部材の構成を簡易なものにできるとともにステータコアに対する組付けも容易に行うことができ、しかも、冷却液がステータ内周のスロット開口部からロータ側へ漏れ出るのを抑制することができる。
本実施形態の回転電機の軸方向断面図である。 三相交流型回転電機のU相ステータコイルの巻回状態を示すステータの斜視図である。 セグメント式コイルを構成するセグメント導体がスロットに軸方向から挿入された状態を示す図である。 図3に示すセグメント導体が接続されてセグメント式コイルを形成する様子を示す図である。 図1に示す断面の径方向半分を示す拡大断面図である。 環状をなすシール部材の約半分を示す平面図である。 に示すシール部材がステータコアに装着されている様子を示す部分拡大図である。 スロットの径方向内周が閉じているステータコアを示す部分拡大図である。 円筒状のシール部材をステータコアの内周に組付けた様子を示す図5と同様の拡大断面図である。
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。
以下の説明では、本実施形態である回転電機の冷却構造で用いられる冷却液は、冷却油または冷却オイルであるものとして説明するが、本発明における冷却構造の冷却液がこれに限定されるものではなく、冷却水(たとえばLLC)等の他の冷却液が用いられてもよい。
また、本願の説明においては、ロータの回転軸方向および円筒状のステータの中心軸方向を単に軸方向といい、この軸方向に直交する方向を径方向、上記回転軸上にある点を中心にその直交平面上に描かれる円の円周に沿う方向を周方向という。
図1は、本実施形態の回転電機10を示す軸方向断面を示す。回転電機10は、例えば三相交流モータであり、以下においては適宜にモータ10ということとする。モータ10は、ロータ12とステータ14とを備える。
ロータ12は、円柱状をなすロータコア16と、ロータコア16の中心に貫通して固定されるロータシャフト18を含む。ロータコア16の外周部近傍の内部には、複数の永久磁石(図示せず)が周方向に均等間隔で埋設さている。ロータシャフト18の両端は、図示しないモータケースに取り付けたベアリング等の軸受部材によって回転可能に支持されている。また、ロータコア16は、シャフト挿通穴および磁石挿通穴等が形成された略円板状の電磁鋼板を軸方向に多数積層して構成されている。
上記ステータ14は、ステータコア20とステータコイル22とカバー部材24とを含む。ステータコア20は、円筒状をなしており、例えば電磁鋼板をリング状に打ち抜き加工されたものを複数枚積層してかしめ、溶接、接着、挟持等の手法で一体に連結して構成されている。ステータ14の内側に設けられたロータ12のロータコア外周面とステータコア20の内周面との間には、ギャップgが径方向に均等幅で周方向全周にわたって形成されている。このギャップgは、モータ効率を高めるためにできるだけ狭く形成されるのが好ましいが、ロータ回転時にロータコア16がステータコア20の内周に干渉しない等を考慮して設計されている。
ステータコア20の内周部には、複数のティース26が形成されている。ティース26は、径方向に所定間隔で配列されるとともに径方向内側へ向かって突設され、ステータコア20と同じ軸方向長さを有して軸方向に延伸して形成されている。そして、径方向に隣接するティース26間には、ティース26と同数のスロット28(図2参照)が形成されている。
ステータコイル22は、1つ又は複数のティース26の周囲に巻回されて設けられている。ステータコイル22は、例えば絶縁被覆された銅線によって形成され、後述するようにセグメント式のコイルとして構成されている。そのコイルの巻き方については後に説明する。
また、ステータコア20の外周部には、ボルト挿通部30が径方向外側に膨出して形成されている。ボルト挿通部30は周方向に均等配置で複数(例えば3つ)形成されており、内部にボルト挿通穴が軸方向に貫通して形成されている。このボルト挿通穴に軸方向一方側からボルト32が挿通され、軸方向他方側においてボルト先端33にナット34を螺合して締め付けることによりステータコア20とカバー部材24とが締結されている。
なお、ボルト32の先端33をモータケースに形成した雌ねじ穴に螺合させて締め付けることにより、ボルト32をステータ14の固定手段として用いてもよい。
ステータコイル22は、ステータコア20のスロット28内に位置する軸方向部分と、ステータコア20の軸方向両端面から外側にそれぞれ突出するコイルエンド部23とを有する。コイルエンド部23は、軸方向から見ると略環状をなしている。そして、コイルエンド部23を覆って上記カバー部材24が固定されている。なお、軸方向両側にそれぞれ設けられる2つのカバー部材24は同じ構成を有するものとしてあるため、以下において一方のカバー部材24について説明することとする。
カバー部材24は、断面がコ字状(またはブラケット状)をなす部材であって、全周にわたってコイルエンド部23を覆うように環状に形成されている。また、カバー部材24は、たとえば絶縁性および非磁性の特性を有する樹脂材料によって好適に形成される。さらに、カバー部材24には外周部に上記ステータコア20のボルト挿通部30に対応する形状のタブ36が形成されており、このタブ36に形成されている貫通穴に挿通された上記ボルト32によってステータコア20の端面上に固定されている。
なお、軸方向両側のコイルエンド部23の形状および大きさに応じて、上記2つのカバー部材24もまた形状および大きさを異ならせてもよい。
カバー部材24の内部には、冷却油室38が液密状に形成されている。冷却油室38には、図示しない冷却油供給口から供給される冷却油が収容されている。この冷却油がコイルエンド部23の軸方向外面および径方向内外面に接触することによってコイルエンド部23およびステータコイル22全体を効率的に冷却することができるようになっている。その結果、ステータコイル22の絶縁性能の維持および向上を図れるとともに、ステータコイル22に流すモータ電流の電流密度を高くしてモータ出力を有効に増加させることができる。
ここで、冷却油室38に冷却油を供給するための冷却油供給口は、軸方向両側のカバー部材24にそれぞれ形成されてもよいし、又は、軸方向両側のカバー部材24内の2つの冷却油室38を図示しない連通路で連通させ、1つの冷却油供給口から一方の冷却油室に供給された冷却油が上記連通路を介して他方の冷却室に供給されるように構成されてもよい。
なお、ステータコイル22の冷却によって昇温した冷却油は、図示しない冷却油排出口を介して外部に排出され、オイルクーラ等で放熱して降温した後にオイルポンプ等によって再び冷却油室に循環供給されるようになっている。
ステータコア20の軸方向両側には、シール部材40がそれぞれ設けられている。シール部材40は、ステータコア20を構成する電磁鋼板とほぼ同様の形状をなす円環状に形成され、ステータコア20とカバー部材24との間に冷却油室38に面して挟持固定されている。シール部材40は、冷却油が冷却油室38からスロット28内へ入り込むのをシールまたは封止するためのものであり、そのための構成については後に説明する。
図2は、ステータ14において、U相、V相およびW相の三相のうちU相ステータコイル22の分布巻き状態を抜き出して示す。U相ステータコイル22は、導体線であるコイル素線をほぼ6角形に巻回された単位コイル21が16個組み合わされて構成される。図2でC1からC16と示してあるのは、16個の単位コイル21を区別するためのコイル番号で、U相ステータコイル22の巻き始めが1番コイルである単位コイルC1で、巻き終わりが16番コイルである単位コイルC16である。
分布巻の場合、予め定めたスロット間隔をまたいで単位コイル21が配置される。この予め定めたスロット間隔は、単位コイル21の6角形の外形を規定することになるので、これを単位コイル間隔と呼ぶことにする。図2の例では、単位コイル間隔は6スロット間隔となっている。すなわち、コイル素線が単位コイル間隔である6スロット間隔分だけまたいで、5回巻回されることで、1つの単位コイル21が形成される。
図2から分かるように、単位コイルC1のすぐ隣に単位コイルC2が配置され、以下、C3,C4,C5・・・C14,C15と順次隣り合わせに配置され、円周方向に2周して、単位コイルC16となる。したがって、単位コイルC1と単位コイルC9とは1スロット分ずれているが一部重なり合い、同様に、コイル番号をiとして、i番コイルと(i+8)番コイルとは、1スロット分ずれているが一部重なり合うように配置される。
ここでは、周方向に第1番目から第48番目までの48個のスロット28が周方向に並んでいるステータコア20を例に説明する。単位コイルC1は、U相ステータコイル22の巻き始めの単位コイルである。U相ステータコイル22の巻き始めは、回転電機10の動力線INに接続されるので、U相ステータコイル22の巻き始めとしている。各単位コイルC1〜C16は、6つ離れた2つのスロット28にまたがってコイル素線が5回巻回されてそれぞれ形成されている。
まず、巻き始めとなる単位コイルC1は、第4番目のスロット28と第10番目のスロット28に挿入されて配置されている。次に、単位コイルC1に隣接して接続される単位コイルC2は、第10番目と第16番目のスロット28とに挿入されて配置されている。その後も同様にして、単位コイルC2に隣接して接続される単位コイルC3は第16番目と第22番目のスロット28に挿入されて配置され、単位コイルC4は第22番目と第28番目のスロット28に挿入されて配置され、単位コイルC5は第28番目と第34目のスロット28に挿入されて配置され、単位コイルC6は第34番目と第40番目のスロット28に挿入されて配置され、単位コイルC7は第40番目と第46番目のスロット28に挿入されて配置され、単位コイルC8は第46番目と第4番目のスロット28に挿入されて配置される。これで一周分の単位コイルC1〜C8が終わる。
続いて、2周目の最初の単位コイルC9は、上記巻き始め最初の単位コイル21とは1スロット分だけずれて配置される。すなわち、上記単位コイルC8に周方向に隣接して接続される単位コイルC9は、第3番目と第9番目のスロット28に挿入される。そして、次の単位コイルC9は第9番と15番目のスロット28に挿入されて配置される。以後同様にして単位コイルC10〜C15が巻回されて配置され、巻き終わりとなる単位コイルC16が第45番目と第3番目のスロット28に挿入されて配置され、単位コイル21の巻き終わり端部は回転電機10の中性点に他相コイルと共にY結線される。
上記のように各単位コイル21を分布巻きしてステータコイル22を構成することによって、各単位コイル21間の電位差を同相内最大電位差の約半分に抑制でき、これによりステータコイル22の絶縁性を高めることが可能になる。
次に、図3および4を参照して、セグメント導体44からなるステータコイル22をステータコア20に巻装する様子について説明する。ここで、セグメント導体44とは、両端の接続部分を除いて絶縁被覆されている導体素線の両端を曲げて、上記単位コイル間隔と同じ間隔で配置されるよう略U字状に形成されて、2つの脚部を有する部材である。
図3は図2で説明した単位コイルC2の周辺についてのステータコア20の部分拡大上面図、断面図、前記上面図で示すA−A線に沿った側面断面図である。ここでは、単位コイルC2が巻回される第10番目のスロット28(10th)と第16番目のスロット28(16th)とが示され、単位コイルC2の5回の巻回に対応して、5本のセグメント導体44がステータコア20の内周側から外周側に向かって配置される様子が示されている。
図3は、セグメント導体44として、1本の導体素線の両端を曲げて、上記例に従えば6スロット間隔で配置されるようにU字形状とされたものを5本用い、6スロット間隔で配置される2つのスロット28の径方向に沿って整列させて、各セグメント導体44の両脚部のそれぞれを挿入した様子が示されている。すなわち、U字形状のセグメント導体44の両脚部がそれぞれスロット28(10th)とスロット28(16th)に挿入される。そして、5本のセグメント導体44は、スロット28(10th)とスロット28(16th)において、ステータコア20の径方向に沿って整列配置される。
スロット28(10th)とスロット28(16th)は、単位コイルC2が巻回される2つのスロットで、その間隔は6スロット間隔である。そして、図2を参照して説明したように、スロット28(10th)には、単位コイルC2を構成するセグメント導体44と単位コイルC1を構成するセグメント導体46とが配置され、スロット28(16th)にはセグメント導体44と単位コイルC3を構成するセグメント導体48とが配置される。上記各セグメント導体44,46,48は、同じ形状に形成されている。
具体的には、スロット28(10th)には、単位コイルC2のためのセグメント導体44の一方の脚部と、単位コイルC1のためのセグメント導体46の他方の脚部が配置される。その配置は、スロット28(10th)の径方向に沿って、セグメント導体44とセグメント導体46が交互になるように行われる。同様に、スロット28(16th)には、単位コイルC2のためのセグメント導体44の他方の脚部と、単位コイルC3のためのセグメント導体48一方の脚部が配置される。この配置も、スロット28(16th)の径方向に沿って、セグメント導体44とセグメント導体48が交互になるように行われる。
なお、セグメント導体44,46,48のステータコア20の径方向に沿った整列配置は、配置の繰り返し性を考えると、図3に示されるように、ステータコア20の内周外形線に平行な整列配置よりも、内周外形線に対しやや傾けた整列配置が取られる。
図4は、5本のセグメント導体44を相互に接続して、連続して5回巻回された1つの単位コイルC2を形成する様子を図3と同様に上面図、側面図、A−A線断面図で示す図である。ここでは、1つのセグメント導体44の一方の脚部の先端部と、これに隣接するセグメント導体44の他方の脚部の先端部について、ステータコア20から突き出た部分をステータコア20の周方向に沿ってさらに互いに接近する方向に折り曲げて相互の先端部を突きあわせて接続される。
具体的には、図4の上面図において、ステータコア20の内周側から外周側に向かって、つまりスロット28(10th),28(16th)が開口する側から閉じている側に向かって、5本のセグメント導体のそれぞれについて、その両脚部のうちの一方、つまり、当初はスロット28(10th)に挿入されてステータコア20の表側に突き出している一方の脚部50が、ステータコア20の周方向に沿ってスロット28(16th)の側の方に折り曲げられる。また、その同じセグメント導体44の他方の脚部52、つまり、当初はスロット28(16th)に挿入されてステータコア20の表側に突き出している脚部52が、ステータコア20の周方向に沿ってスロット28(10th)の方に折り曲げられる。
このようにして、5本のセグメント導体44の両脚部50,52について、ステータコア20から突き出た部分をステータコア20の周方向に沿って相対的に折り曲げて、その折り曲げた一方の脚部50と他方の脚部52とを向かい合わせる。この状態では、各セグメント導体44は、それぞれがほぼ6角形の外形形状となって、互いに離間したままである。これを相互に接続して1つの5回巻回された単位コイルC2とするには、1つのセグメント導体44の一方の脚部50の先端部54と、これに径方向に隣接するセグメント導体44の他方の脚部52の先端部56とを向かい合わせて溶接手段等の適当な接続手段において接続される。これによって、5本のセグメント導体44において径方向に隣接するセグメント導体44が互いに順次接続され、全体として連続して5回巻回された単位コイルC2が形成される。これのようにして単位コイルC1〜C16を含む分布巻きのU相ステータコイルが形成されるとともに、同様にしてV相およびW相の他相ステータコイルが分布巻きされて形成されることになる。
次に、図5〜9を参照して、冷却油室38とスロット28との間のシール構造について説明する。図5は図1に示す断面の径方向半分をロータを除いて示す拡大図であり、図6は環状をなすシール部材40の約半分を示す平面図である。なお、シール部材40の外周部にはカバー部材24に形成されたタブ36と同様のタブが一体に形成されているが、図6においてそのタブの図示が省略されている。
図5に示すように、ステータコア20の軸方向端面20上に密着して装着されたシール部材40は、上記のように冷却油室38に収容されている冷却油がスロット28の軸方向開口部からスロット28内へ流入するのを防止または抑制するためのものである。シール部材40は、図6に示すように、少なくとも冷却油室38の径方向幅以上の幅Wを有する円環状に形成されている。そして、シール部材40には、ステータコア20の端面20aにおいて開口するスロット28の軸方向開口部とほぼ対応する形状および大きさのコイル挿通穴41が径方向に所定間隔で並んで形成されている。したがって、各コイル挿通穴41は、ステータコア20に取り付けられたときに、スロット28の軸方向開口部と完全に一致した位置に設けられることになる。
シール部材40は、例えばゴムまたは樹脂等の柔軟性のある材料で形成されるのが好ましい。このような柔軟性を有することで、コイル挿通穴41に挿入されるステータコイル22を構成するコイル素線またはセグメント導体の周囲にコイル挿通穴41の開口縁部が隙間なく密着して良好なシール性を得ることができる。また、シール部材40は、ステータコイル22を巻装する前にステータコア20の端面20aに対して接着して取り付けられるのが好ましい。
シール部材40に形成されているコイル挿通穴41は、上記のとおりスロット軸方向開口部とほぼ一致する矩形状に形成されているが、図7にも示すようにコイル挿通穴41の内周側の縁部が閉じている点でスロット28がステータコア20の内周において軸方向にわたって開口しているのと相違している。このようにコイル挿通穴41の周方向内側縁部が閉じていることで、ステータコア20の端面20aにおいて、冷却油室38内の冷却油がスロット28の周方向開口部を介してギャップgへと流れ出るのを防止することができる。
ここで、ステータコイル22がステータコア20に巻装された後に、シール部材40のコイル挿通穴41とこの穴に挿入されているセグメント導体44,46,48の脚部50,52との間に形成される可能性がある隙間にシール剤を充填して、シール部材40によるシール性能をより確実にしてもよい。この場合、シール剤には、発泡性樹脂を用いるのが好ましい。発泡性樹脂を加熱硬化させる際に発泡することによって上記隙間に完全に入り込むことによって確実に塞ぐことができる。また、この発泡性樹脂をコイル挿通穴41からスロット28内のセグメント導体44とスロット内壁面との間の隙間、および、複数のセグメント導体44,46,48の脚部50,52間の隙間の少なくとも一方に充填してもよい。これにより、冷却油がコイル挿通穴41を介してスロット28内に流れ込めないようにすることができ、その結果、冷却油がロータ対向部である上記ギャップgに漏れ出るのをより確実に防止することができる。また、スロット28内でセグメント導体44が発泡性樹脂によってしっかりと固定されることで、ステータコイル22の振動および騒音の発生を防止できる利点もある。
上述したように本実施形態の回転電機10によれば、ステータコイル22がセグメント式コイルで構成され、ステータコア20にシール部材40を設置した後にステータコイル22を組付けることができるので、シール部材40の構成を簡易なものにできるとともにステータコア20に対する組付けも容易に行うことができ、しかも、冷却油室38内の冷却油がステータコア20の内周に開口するスロット28の径方向開口部からロータ12側へ漏れ出るのを抑制することができる。
なお、カバー部材24は、ボルト締結によって柔軟なシール部材40に対して食込むように圧接されることにより両者間で良好なシール性能を得ることができるが、シール部材40が比較的硬い材料で形成されている場合等にはカバー部材24とシール部材40との圧接部にOリング、パッキン等の補助シール部材を配置してシール性能を確実なものとしてもよい。
また、上記においてはシール部材40を柔軟性のある材料で形成するとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、ステータコア20を構成する電磁鋼板のうち軸方向最も外側に位置する少なくとも1枚の電磁鋼板をシール部材として用いてもよい。この場合、軸方向最も外側にそれぞれ位置する両方の電磁鋼板に、上記のような内周側縁部が閉じたコイル挿通穴が形成されることになる。そして、この場合には特に、上記のようなシール剤によるコイル挿通穴の開口縁部とセグメント導体との間のシール、および、スロット28のシール剤充填によるシールがより有効に機能することとなる。このようにシール部材を電磁鋼板によって形成することにより、別材料で形成してステータコアに取り付ける場合に比べて、製造コストおよび組立工程の低減できる利点がある。
次に、図8および図9を参照して冷却油室38とスロット28との間のシール構造の変形例について説明する。上記では図7に示すシール部材40を1枚または複数枚の電磁鋼板にて構成すると説明したが、図8に示すようにスロット28をステータコア20の内部であって径方向内側が軸方向全長にわたって閉じている貫通穴として形成されてもよい。すなわち、この場合にはステータコア20を構成する電磁鋼板の全てがシール部材として機能することになる。これにより、冷却油室38からスロット28内のセグメント導線間の隙間に冷却油が流れ込んだとしても、スロットから上記ギャップgへと流れ出るのを完全に無くことができる。
また、図9に示すように、ステータコア20の内周に向かって開口するスロット28の径方向開口部を軸方向全長にわたって塞ぐ円筒状シール部材40aを別途設けてもよい。この場合、シール部材40のコイル挿通穴41からスロット28内に冷却油が流れ込んでも円筒状シール部材40aによってスロット径方向開口部が塞がれているので上記ギャップgへの冷却油の漏出を確実に防止することができる。
円筒状シール部材40aは、軸方向両側に配置されるカバー部材24aの内周壁の軸方向延長部分として一体に形成され、ステータコア20の内側に圧入等によって装着されてもよい。この場合、2つのカバー部材24が軸方向両側からステータコア20に装着されて、それぞれの内周壁の先端が例えばOリング60等を挟んで突き合わされることによって組み付けられる。このようにすればシール部材40aを別部材とする場合よりも製造コストおよび組付工数の削減を図ることができる。
なお、上記円筒状シール部材40aは、ステータコア20の端面に設けたシール部材40に代えて単独で用いられてもよい。
上記において本実施形態の回転電機10について説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、種々の変更や改良が可能である。
例えば、上記においてはセグメント式コイルであるステータコイル22が分布巻きされているものとして説明したが、これに限定されるものではなく、各ティースの周囲に1つの単位コイルがそれぞれ巻装された集中巻きのステータコイルを有する回転電機に適用されてもよい。
10 回転電機またはモータ、12 ロータ、14 ステータ、16 ロータコア、18 ロータシャフト、20 ステータコア、20a 軸方向端面、21,C1−C16 単位コイル、22 ステータコイル、23 コイルエンド部、24,24a カバー部材、26 ティース、28 スロット、30 ボルト挿通部、32 ボルト、33 ボルト先端、34 ナット、36 タブ、38 冷却油室、40 シール部材、40a 円筒状シール部材、41 コイル挿通穴、44,46,48 セグメント導体、50,52 脚部、54,56 脚部先端部、60 Oリング、C1−C16 単位コイル、g ギャップ、IN 動力線、W 幅。

Claims (8)

  1. 内周部に複数のティースが周方向に並んで突設されている筒状のステータコアと前記ステータコアのティース間に形成されるスロットに挿入されて1つ又は複数のティースの周囲に巻装されるステータコイルとを含むステータと、
    前記ステータ内に回転可能に設けられるロータと、
    前記ステータコイルの一部であって前記ステータコアの軸方向両端面から外側にそれぞれ突出するコイルエンド部を覆って、内部にコイルエンド部冷却用冷却液を液密状に収容する冷却液室を形成するカバー部材と、を備える回転電機であって、
    前記ステータコイルは、2本の脚部を有するセグメント導体を径方向に複数並べて前記ステータコアの一方端面から2つのスロット内へ挿入し前記ステータコアの他方端面から突出した前記2本の脚部の先端を径方向に隣接する別のセグメント導体の脚部と順次に接続してなるセグメント式のコイルであり、
    前記ステータコアの両端面には前記冷却液室から冷却液が前記スロット内に入り込まないようにシールするシール部材が前記冷却液室に面してそれぞれ配置され、前記シール部材には前記スロットの軸方向開口部のうち少なくとも径方向内側が閉じた形状であるコイル挿通穴が形成されており、
    前記冷却液室と前記スロット内部との間が前記セグメント導体の脚部周囲にある前記コイル挿通穴の開口縁部によってシールされている、
    回転電機
  2. 請求項1に記載の回転電機において、
    前記コイル挿通穴の開口縁部と前記セグメント導体の脚部との間に発泡性樹脂が充填されていることを特徴とする回転電機。
  3. 請求項2に記載の回転電機において、
    前記スロット内壁面と前記セグメント導体の脚部との間、および、前記スロット内で径方向に並んだ複数のセグメント導体の脚部間の少なくとも一方にも前記発泡性樹脂が充填されていることを特徴とする回転電機。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の回転電機において、
    前記シール部材は柔軟性のあるゴム又は樹脂で形成されていることを特徴とする回転電機。
  5. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の回転電機において、
    前記ステータコアは複数の電磁鋼板を軸方向に積層して形成されており、前記シール部材は前記ステータコアの軸方向最も外側に位置する少なくとも1枚の電磁鋼板によって構成されることを特徴とする回転電機。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の回転電機において、
    前記スロットは、前記ステータコア内に径方向内側が閉じた貫通穴として形成されていることを特徴とする回転電機。
  7. 請求項1ないし6のいずれか一項に記載の回転電機において、
    前記シール部材に加えて、前記ステータコアの内周のスロット開口部を軸方向全長にわたって塞ぐ円筒状シール部材を設けたことを特徴とする回転電機。
  8. 請求項7に記載の回転電機において、
    前記円筒状シール部材は前記カバー部材に一体に形成されていることを特徴とする回転電機。
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