JP2009072052A - 回転電機およびハイブリッド車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】 オイルポンプの容量を増加させたり、特別のオイルポンプを設けたりすることなく、回転電機のロータの永久磁石を冷却する。
【解決手段】 回転電機Gの回転軸15と鋼板を積層したロータコア39との間に湿式多板型の油圧クラッチCを配置し、ロータコア39の内周面からその外周部に設けた永久磁石41に連通する油通路39d,39eを設けたので、オイルポンプから回転軸15の内部を経て供給したオイルで油圧クラッチCを潤滑・冷却した後に、そのオイルを回転電機Gの永久磁石41に供給して冷却することができる。これにより、永久磁石41の冷却のために特別のオイルポンプを設けたりオイルポンプの容量を増加させたりする必要がなくなり、しかも回転電機Gの内部に油圧クラッチCを配置することで、回転電機Gおよび油圧クラッチCのトータルの軸方向寸法の小型化することができる。
【選択図】 図3
【解決手段】 回転電機Gの回転軸15と鋼板を積層したロータコア39との間に湿式多板型の油圧クラッチCを配置し、ロータコア39の内周面からその外周部に設けた永久磁石41に連通する油通路39d,39eを設けたので、オイルポンプから回転軸15の内部を経て供給したオイルで油圧クラッチCを潤滑・冷却した後に、そのオイルを回転電機Gの永久磁石41に供給して冷却することができる。これにより、永久磁石41の冷却のために特別のオイルポンプを設けたりオイルポンプの容量を増加させたりする必要がなくなり、しかも回転電機Gの内部に油圧クラッチCを配置することで、回転電機Gおよび油圧クラッチCのトータルの軸方向寸法の小型化することができる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、回転軸に固定されて環状のステータの内部に配置されるロータが、鋼板を積層したロータコアと、前記ロータコアの外周部に固定される複数個の永久磁石とを備える回転電機と、その回転電機を備えたハイブリッド車両とに関する。
運転により発熱するモータのロータおよびステータを冷却すべく、オイルポンプからのオイルをロータシャフトに形成した軸方向油路から径方向油路を介してロータコアに形成した軸方向油路に供給し、更に前記ロータコアの軸方向油路の下流端から流出したオイルを遠心力でステータのコイルエンドに供給するものが、下記特許文献1により公知である。
特開平9−182375号公報
ところで上記従来のものは、ロータおよびステータを冷却するためだけの目的でオイルポンプからモータにオイルを供給しているので、モータに供給するオイルの分だけオイルポンプの容量を大きくする必要があり、重量、コスト、駆動負荷が増加するという問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、オイルポンプの容量を増加させたり、特別のオイルポンプを設けたりすることなく、回転電機のロータの永久磁石を冷却することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、回転軸に固定されて環状のステータの内部に配置されるロータが、鋼板を積層したロータコアと、前記ロータコアの外周部に固定される複数個の永久磁石とを備える回転電機において、前記回転軸と前記ロータコアとの間に湿式多板型の油圧クラッチを配置し、前記ロータコアはその内周面から前記永久磁石に連通する油通路を備え、オイルポンプから前記回転軸の内部を経て供給したオイルで前記油圧クラッチを潤滑・冷却した後、そのオイルを前記油通路を介して前記永久磁石に供給して冷却することを特徴とする回転電機が提案される。
尚、請求項1における回転軸は第1の実施の形態の第1回転軸15に対応する。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、各々の永久磁石に対応して前記油通路は複数設けられており、それら複数の油通路は前記ロータの円周方向に見てオーバラップしない位置に配置されることを特徴とする回転電機が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記油通路の断面形状は、長方形あるいは正方形であることを特徴とする回転電機が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、前記油通路は前記回転軸の軸線に対して放射方向に延びることを特徴とする回転電機が提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載された回転電機を備えたハイブリッド車両であって、エンジンに接続された第1回転軸と、車輪を駆動する第2の回転電機に接続された第2回転軸とを備え、前記油圧クラッチは前記第1回転軸および前記第2回転軸を結合あるいは結合解除するように配置され、前記回転電機は前記第1回転軸に設けられることを特徴とするハイブリッド車両が提案される。
尚、請求項5における回転電機は第1の実施の形態のジェネレータGに対応し、請求項5における第2の回転電機は第1の実施の形態のモータ・ジェネレータMGに対応する。
また請求項6に記載された発明によれば、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載された回転電機を備えたハイブリッド車両であって、ジェネレータを駆動するエンジンに接続された第1回転軸と、車輪を駆動する前記回転電機に接続された第2回転軸とを備え、前記油圧クラッチは前記第1回転軸および前記第2回転軸を結合あるいは結合解除するように配置されることを特徴とするハイブリッド車両が提案される。
尚、請求項6における回転電機は第2の実施の形態のモータ・ジェネレータMGに対応する。
また請求項7に記載された発明によれば、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載された回転電機を備えたハイブリッド車両であって、エンジンに接続された第1回転軸と、トランスミッションを介して車輪を駆動する前記回転電機に接続された第2回転軸とを備え、前記油圧クラッチは前記第1回転軸および前記第2回転軸を結合あるいは結合解除するように配置されることを特徴とするハイブリッド車両が提案される。
尚、請求項7における回転電機は第3の実施の形態のモータ・ジェネレータMGに対応する。
請求項1の構成によれば、回転電機の回転軸と鋼板を積層したロータコアとの間に湿式多板型の油圧クラッチを配置し、ロータコアの内周面からその外周部に設けた永久磁石に連通する油通路を設けたので、オイルポンプから回転軸の内部を経て供給したオイルで油圧クラッチを潤滑・冷却した後に、そのオイルをロータコアの油通路を介して永久磁石に供給して冷却することができる。このように、油圧クラッチを潤滑・冷却した後のオイルを利用することで、特別のオイルポンプを設けたりオイルポンプの容量を増加させたりすることなく回転電機の永久磁石を冷却することができ、しかも回転電機の内部に油圧クラッチを配置することで、回転電機および油圧クラッチのトータルの軸方向寸法を小型化することができる。
また請求項2の構成によれば、ロータコアの外周部に固定した各々の永久磁石に対応して複数設けられた油通路をロータの円周方向に見てオーバラップしない位置に配置したので、ロータコアを構成する鋼板が複数の油通路によって複数部材に分割されてしまうのを防止することができる。
また請求項3の構成によれば、ロータコアの油通路の断面形状を長方形あるいは正方形としたので、ロータコアを構成する鋼板の油通路部分の形状を一定にし、鋼板の形状の種類を減らして製造コストを削減することができる。
また請求項4の構成によれば、ロータコアの油通路が回転軸の軸線に対して放射方向に延びているので、ロータの回転に伴う遠心力で油通路内のオイルを永久磁石にスムーズに供給することができる。
また請求項5に記載された発明によれば、エンジンに接続された第1回転軸と車輪を駆動する第2の回転電機に接続された第2回転軸との結合を油圧クラッチで解除すれば、エンジンで回転電機を駆動してジェネレータとして機能させ、その発電電力で第2の回転電機をモータとして機能させて車両を走行させることができる。また前記第1、第2回転軸を油圧クラッチで結合すれば、エンジンの駆動力およびモータとして機能する第2の回転電機の駆動力の両方で車両を走行させることができる。
また請求項6の構成によれば、ジェネレータを駆動するエンジンに接続された第1回転軸と車輪を駆動する回転電機に接続された第2回転軸との結合を油圧クラッチで解除すれば、エンジンで駆動されるジェネレータの発電電力で回転電機をモータとして機能させて車両を走行させることができる。また前記第1、第2回転軸を油圧クラッチで結合すれば、エンジンの駆動力およびモータとして機能する回転電機の駆動力の両方で車両を走行させることができる。
また請求項7の構成によれば、エンジンに接続された第1回転軸とトランスミッションを介して車輪を駆動する回転電機に接続された第2回転軸との結合を油圧クラッチで解除すれば、モータとして機能する回転電機の駆動力で車両を走行させることができ、また第1、第2回転軸を油圧クラッチで結合すれば、エンジンの駆動力で車両を走行させながら、回転電機をモータとして機能させてエンジンの駆動力をアシストしたり、回転電機をジェネレータとして機能させてエンジンの駆動力で発電を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1〜図8は本発明の第1の実施の形態を示すもので、図1はハイブリッド車両のパワーユニットのスケルトン図、図2はジェネレータおよび油圧クラッチの縦断面図、図3は図2の要部拡大図(油圧クラッチの非係合時)、図4は図3の4−4線断面図、図5は図3の5−5線断面図、図6はロータの積層鋼板の形状を示す図、図7は前記図3に対応する作用説明図(油圧クラッチの係合時)、図8は図7の8−8線断面図である。
図1に示すように、ハイブリッド車両はエンジンEとジェネレータGとモータ・ジェネレータMGとを備える。ジェネレータGはロータ11およびステータ12を備え、エンジンEのクランクシャフト13にフライホイール14を介して接続された第1回転軸15に前記ロータ11が固定される。ジェネレータGの内部に配置された湿式多板型の油圧クラッチCにより前記第1回転軸15に結合可能な第1軸16に設けた第1ギヤ17が、第2軸18に設けた第2ギヤ19に噛合し、第2軸18に設けた第3ギヤ20が車輪Wを支持する車軸21に設けた第4ギヤ22に噛合する。モータ・ジェネレータMGはロータ23およびステータ24を備えており、ロータ23に接続された第2回転軸25に設けた第5ギヤ26が前記第2ギヤ19に噛合する。
バッテリ27は、第1インバータ28を介してジェネレータGに接続されるとともに、第2インバータ29を介してモータ・ジェネレータMGに接続される。エンジンEあるいはモータ・ジェネレータMGにより駆動されるオイルポンプ30は、第1回転軸15の内部を介して油圧クラッチCにオイルを供給する。
次に、図2〜図8に基づいて、油圧クラッチCの構造およびジェネレータGの冷却について説明する。
図2〜図4に示すように、ハウジング31の内部にはボルト32…で隔壁部材33が固定されており、隔壁部材33の右側にフライホイール14が配置され、左側にジェネレータGが配置される。第1回転軸15の外周にはロータ11の中心に一体に形成されたスリーブ34が嵌合し、スリーブ34は右側のボールベアリング35で隔壁部材33に支持されるとともに左側のボールベアリング36でハウジング31に支持される。ロータ11はスリーブ34から径方向外側に延びる円板状のロータ本体37と、ロータ本体37の外周に連なる円筒部38と、円筒部38の外周に嵌合するロータコア39とを備える。ロータコア39は、第1回転軸15の軸線L方向に積層された多数の積層鋼板40…で構成され、その外周部に円周方向に所定間隔で形成した永久磁石支持孔39a…にそれぞれ永久磁石41…が挿入される。ハウジング31に固定されてロータ11の外周を囲むステータ12は円周方向に配置された複数の電機子42…で構成されており、各電機子42は軸線L方向に積層された多数の積層鋼板43…と、その外周に巻回されたコイル44…とで構成される。
ジェネレータGのロータ11と第1ギヤ17との間に、両者を結合および結合解除する油圧クラッチCが配置される。ロータ11の円筒部38は油圧クラッチCのクラッチアウターを構成し、スリーブ34の外周にボールベアリング45を介して相対回転自在に支持された第1ギヤ17および第1軸16にクラッチインナー46が一体に形成される。クラッチインナー46にスプライン嵌合する3枚のクラッチディスク47…と、ロータ11の円筒部38(クラッチアウター)に嵌合する3枚のクラッチプレート48および1枚のエンドプレート49とが重なり合うように交互に配置される。各クラッチディスク47の両面には、クラッチプレート48またはエンドプレート49に当接するライニング50,50が貼り付けられる。ロータ11の円筒部38およびスリーブ34間に環状のクラッチピストン51が軸線L方向に摺動自在に嵌合しており、クラッチピストン51とロータ本体37との間にクラッチ油室52が形成される。クラッチピストン51の外周部の左端は、最も右側のクラッチプレート48の右側面に当接する。スリーブ34の外周にクリップ53で内周面を固定された油室区画部材54の外周面がクラッチピストン51の内周面に摺動自在に嵌合しており、油室区画部材54とクラッチピストン51との間に区画されたキャンセラー油室55にクラッチピストン51のリターンスプリング56が配置される。
第1回転軸15の内部に第1油通路15aおよび第2油通路15bが形成されており、第1油通路15aは油孔15c,34aを介してクラッチ油室52に連通する。また第2油通路15bは油孔15d(図2参照)を介して第1回転軸15の外周面およびスリーブ34の内周面間の環状油溝57に連通し、環状油溝57は油孔34bを介してキャンセラー油室55に連通するとともに、油孔34cを介してクラッチインナー46の内周面に開口する。
オイルポンプ30はレギュレータバルブ58およびクラッチソレノイド59を介して第1回転軸15の第1油通路15aに連通し、レギュレータバルブ58はオリフィス60を介して第1回転軸15の第2油通路15bに連通する。
図3〜図5に示すように、クラッチインナー46には軸線L方向および軸線Lに直交する方向に整列する多数の油孔46a…が形成され、各クラッチディスク47のライニング50には油溝50a…が放射状に形成される。ロータコア39に各々の永久磁石41を埋め込む永久磁石支持孔39aの径方向内側には軸線L方向に延びる2本の油通路39b,39cが形成されており、それらの両端はロータコア39の端面を押さえる端板61の内面に達している。
クラッチディスク47…およびクラッチプレート48…の径方向外側に対応するロータ11の円筒部38とロータコア39とには、前記ロータコア39の2本の油通路39b,39cに連通する2本の油通路38a,38b;39d,39eが径方向に形成される。図5から明らかなように、前記2本の油通路39d,39eは断面が四角形(長方形あるいは正方形)であり、かつその位置は軸線L方向に間隔αを介してずれている。言い換えると、前記2本の油通路39d,39eは、ロータ11の円周方向に見て相互にオーバーラップしないように配置される。
次に、上記構成を備えた本発明の第1の実施の形態に作用を説明する。
図1から明らかなように、第1の実施の形態のハイブリッド車両は、油圧クラッチCを係合解除した状態では、いわゆるシリーズ型のハイブリッド車両として機能する。即ち、エンジンEの駆動力でクランクシャフト13、フライホイール14および第1回転軸15を介してジェネレータGを駆動し、その発電電力をバッテリ27に蓄電する。そしてバッテリ27の電力でモータ・ジェネレータMGをモータとして機能させ、その駆動力を第2回転軸25→第5ギヤ26→第2ギヤ19→第2軸18→第3ギヤ20→第4ギヤ22→車軸21の経路で車輪Wに伝達して走行する。車両の減速時には上述した経路と逆の経路で車輪Wからモータ・ジェネレータMGに駆動力を逆伝達して回生制動を行い、モータ・ジェネレータMGで発電した電力をバッテリ27に回収する。
また第1の実施の形態のハイブリッド車両は、油圧クラッチCを係合した状態では、いわゆるパラレル型のハイブリッド車両として機能する。即ち、エンジンEの駆動力をクランクシャフト13→フライホイール14→第1回転軸15→油圧クラッチC→第1軸16→第1ギヤ17→第2ギヤ19→第2軸18→第3ギヤ20→第4ギヤ22→車軸21の経路で車輪Wに伝達して走行する。このとき、モータ・ジェネレータMGを駆動すれば、エンジンEの駆動力およびモータ・ジェネレータMGの駆動力の両方で走行することができる。実際には、発進時や加速時にモータ・ジェネレータMGの駆動力を使用し、クルーズ時にエンジンEの駆動力を使用し、高負荷時にエンジンEおよびモータ・ジェネレータMGの両方の駆動力を使用することで、エネルギー効率の向上および出力の向上の両立が図られる。
そしてジェネレータGのロータ11の内部空間を利用して油圧クラッチCを配置したので、パワーユニットの軸線L方向の寸法を小型化することができる。
図2および図3から明らかなように、油圧クラッチCを作動させるオイルは、オイルポンプ30からレギュレータバルブ58、クラッチソレノイド59、第1回転軸15の第1油通路15aおよび油孔15c,34aを介してクラッチ油室52に供給される。その結果、クラッチピストン51が軸線L方向に駆動されてクラッチディスク47…およびクラッチプレート48…が相互に当接し、クラッチアウターであるロータ11の円筒部38とクラッチインナー46とを一体に結合することで、油圧クラッチCが係合する(図7参照)。
油圧クラッチCはクラッチディスク47…およびクラッチプレート48…の摺接により発熱するため、オイルによって潤滑・冷却する。即ち、オイルポンプ30が吐出したオイルは、レギュレータバルブ58→オリフィス60→第1回転軸15の第2油通路15bおよび油孔15d→環状油溝57→スリーブ34の油孔34cの経路でクラッチインナー46の径方向内側に供給される。
クラッチインナー46の径方向内側に供給されたオイルは遠心力で径方向外側に拡散し、クラッチインナー46に形成した油孔46a…を通過してクラッチディスク47…およびクラッチプレート48…を潤滑・冷却する。油圧クラッチCが係合解除しているとき、図4に示すように、オイルはクラッチディスク47…およびクラッチプレート48…間の隙間を通過して径方向外側に流動する。一方、油圧クラッチCが係合しているとき、図8に示すように、オイルはクラッチディスク47…のライニング50,50に形成した油溝50a…を通過して径方向外側に流動する。
尚、前記環状油溝57内のオイルは油孔34bを介してキャンセラー油室55に供給され、クラッチ油室52に存在するオイルに作用する遠心力の影響をキャンセルする。
クラッチディスク47…およびクラッチプレート48…を潤滑・冷却したオイルは遠心力で更に径方向外側に飛散し、ロータ11の円筒部38に形成した対を成す油通路38a,38bと、ロータコア39に形成した対を成す油通路39d,39eとを通過して各永久磁石支持孔39aの内周面に形成した対を成す油通路39b,39cに流入する。オイルは油通路39b,39cを軸線L方向に流れる間に、永久磁石支持孔39aに嵌合する永久磁石41を冷却し、端板61とロータコア39との間の隙間を介してハウジング31の内部空間に排出される。このとき、油通路39b,39cは第1回転軸15の軸線Lに対して放射方向に延びているので、ロータ11の回転に伴う遠心力で油通路39b,39c内のオイルを永久磁石41にスムーズに供給することができる。
このように、油圧クラッチCを潤滑・冷却した後のオイルを利用してジェネレータGのロータ11の永久磁石41…を冷却するので、ロータ11の永久磁石41…を冷却するためにオイルポンプ30の容量を増加させたり、特別のオイルポンプを設けたりする必要がなくなり、重量や製造コストを削減できるだけでなく、オイルポンプ30の駆動エネルギーを節減することができる。
またロータコア39に形成した油通路39d,39eの断面形状を長方形あるいは正方形としたので、ロータコア39を構成する積層鋼板40の種類を、図5の6A−6A断面、6B−6B断面、6C−6C断面に対応する図6(A),(B),(C)に示す3種類で済ますことができ、部品の種類を減らしてコストを削減することができる。仮に油通路39d,39eの断面形状が円形であるとすると、油通路39d,39eを形成する切欠きの幅が異なる多種類の積層鋼板40が必要になってしまう。
また2本の油通路39d,39eの位置は軸線L方向に間隔αを介してずれているため、1枚の積層鋼板40が二つの部材に分離してしまうことがない。仮に、2本の油通路39d,39eが、図5に鎖線で示す位置に設けられているとすると、その油通路39d,39eを形成する積層鋼板40が図6(D)に示す形状となり、斜線で示す部分が脱落してしまうことになる。
次に、図9に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態のハイブリッド車両は、エンジンEとジェネレータGとモータ・ジェネレータMGとを備える。第2の実施の形態のモータ・ジェネレータMGは第1の実施の形態のジェネレータGの位置に設けられており、ジェネレータGはエンジンEにベルト等の動力伝達手段71を介して接続される。
エンジンEのクランクシャフト13にフライホイール14を介して接続された第1回転軸72と、その第1回転軸72に対して同軸に配置された第2回転軸73との間に油圧クラッチCが配置されており、第2回転軸73は第1ギヤ74、第2ギヤ75および車軸76を介して車輪Wに接続される。湿式多板式の油圧クラッチCは、第2回転軸73に直結したモータ・ジェネレータMGの内部に配置される。
第2の実施の形態のハイブリッド車両は、油圧クラッチCを係合解除した状態では、いわゆるシリーズ型のハイブリッド車両として機能する。即ち、エンジンEの駆動力で動力伝達手段71を介してジェネレータGを駆動し、その発電電力をバッテリ27に蓄電する。そしてバッテリ27の電力でモータ・ジェネレータMGをモータとして機能させ、その駆動力を第2回転軸73→第1ギヤ74→第2ギヤ75→車軸76の経路で車輪Wに伝達して走行する。
また第2の実施の形態のハイブリッド車両は、油圧クラッチCを係合した状態では、いわゆるパラレル型のハイブリッド車両として機能する。即ち、エンジンEの駆動力をクランクシャフト13→フライホイール14→第1回転軸72→油圧クラッチC→第2回転軸73→第1ギヤ74→第2ギヤ75→車軸76の経路で車輪Wに伝達し、かつモータ・ジェネレータMGの駆動力を前記第2回転軸73に合流させることで、エンジンEおよびモータ・ジェネレータMGの両方の駆動力て走行する。車両の減速時には上述した経路と逆の経路で車輪Wからモータ・ジェネレータMGに駆動力を逆伝達して回生制動を行い、モータ・ジェネレータMGで発電した電力をバッテリ27に回収する。
油圧クラッチCを潤滑・冷却したオイルを利用してモータ・ジェネレータMGの永久磁石41…を冷却する構造は、第1の実施の形態と同じである。
次に、図10に基づいて本発明の第3の実施の形態を説明する。
第3の実施の形態のハイブリッド車両は、エンジンEとモータ・ジェネレータMGとを備える。第3の実施の形態は、第2の実施の形態のジェネレータGを備えておらず、第2回転軸73の中間にトランスミッション77が設けられる。その他の構成は第2の実施の形態と同じである。
第3の実施の形態のハイブリッド車両は、油圧クラッチCを係合解除した状態では、モータ・ジェネレータMGをモータとして駆動して走行することができる。また油圧クラッチCを係合した状態では、エンジンEの駆動力およびモータとして機能するモータ・ジェネレータMGの駆動力の両方で走行したり、エンジンEの駆動力で走行しながら、エンジンEの駆動力の一部でモータ・ジェネレータMGをジェネレータとして機能させてバッテリ27を充電することができる。
油圧クラッチCを潤滑・冷却したオイルを利用してモータ・ジェネレータMGの永久磁石41…を冷却する構造は、第1の実施の形態と同じである。
次に、図11に基づいて本発明の第4の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態では、各永久磁石41が支持される永久磁石支持孔39aに2本の油通路39b,39cが形成されていたが、第4の実施の形態では1本の油通路39bだけが形成されており、その油通路39bに径方向に延びる2本の油通路39d,39eが連通する。この場合も、2本の油通路39d,39eは軸線L方向に距離αだけ離間して配置されており、2本の油通路39d,39eを形成するための切欠きが1枚の積層鋼板40に同時に形成されないようにすることで、積層鋼板40の一部が脱落するのを防止することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態では油溝50a…をクラッチディスク47…に設けているが、それをクラッチプレート48…に、あるいはクラッチディスク47…およびクラッチプレート48…の両方に設けることができる。
11 ロータ
12 ステータ
15 第1回転軸(回転軸)
25 第2回転軸
30 オイルポンプ
39 ロータコア
39d 油通路
39e 油通路
41 永久磁石
72 第1回転軸
73 第2回転軸
77 トランスミッション
C 油圧クラッチ
G ジェネレータ(回転電機)
MG モータ・ジェネレータ(第2の回転電機、回転電機)
W 車輪
12 ステータ
15 第1回転軸(回転軸)
25 第2回転軸
30 オイルポンプ
39 ロータコア
39d 油通路
39e 油通路
41 永久磁石
72 第1回転軸
73 第2回転軸
77 トランスミッション
C 油圧クラッチ
G ジェネレータ(回転電機)
MG モータ・ジェネレータ(第2の回転電機、回転電機)
W 車輪
Claims (7)
- 回転軸(15)に固定されて環状のステータ(12)の内部に配置されるロータ(11)が、鋼板を積層したロータコア(39)と、前記ロータコア(39)の外周部に固定される複数個の永久磁石(41)とを備える回転電機において、
前記回転軸(15)と前記ロータコア(39)との間に湿式多板型の油圧クラッチ(C)を配置し、前記ロータコア(39)はその内周面から前記永久磁石(41)に連通する油通路(39d,39e)を備え、オイルポンプ(30)から前記回転軸(15)の内部を経て供給したオイルで前記油圧クラッチ(C)を潤滑・冷却した後、そのオイルを前記油通路(39d,39e)を介して前記永久磁石(41)に供給して冷却することを特徴とする回転電機。 - 各々の永久磁石(41)に対応して前記油通路(39d,39e)は複数設けられており、それら複数の油通路(39d,39e)は前記ロータ(11)の円周方向に見てオーバラップしない位置に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の回転電機。
- 前記油通路(39d,39e)の断面形状は、長方形あるいは正方形であることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の回転電機。
- 前記油通路(39d,39e)は前記回転軸(15)の軸線に対して放射方向に延びることを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の回転電機。
- 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載された回転電機(G)を備えたハイブリッド車両であって、
エンジン(E)に接続された第1回転軸(15)と、車輪(W)を駆動する第2の回転電機(MG)に接続された第2回転軸(25)とを備え、前記油圧クラッチ(C)は前記第1回転軸(15)および前記第2回転軸(25)を結合あるいは結合解除するように配置され、前記回転電機(G)は前記第1回転軸(15)に設けられることを特徴とするハイブリッド車両。 - 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載された回転電機(MG)を備えたハイブリッド車両であって、
ジェネレータ(G)を駆動するエンジン(E)に接続された第1回転軸(72)と、車輪(W)を駆動する前記回転電機(MG)に接続された第2回転軸(73)とを備え、前記油圧クラッチ(C)は前記第1回転軸(72)および前記第2回転軸(73)を結合あるいは結合解除するように配置されることを特徴とするハイブリッド車両。 - 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載された回転電機(MG)を備えたハイブリッド車両であって、
エンジン(E)に接続された第1回転軸(72)と、トランスミッション(77)を介して車輪(W)を駆動する前記回転電機(MG)に接続された第2回転軸(73)とを備え、前記油圧クラッチ(C)は前記第1回転軸(72)および前記第2回転軸(73)を結合あるいは結合解除するように配置されることを特徴とするハイブリッド車両。
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