JP2003063261A - ハイブリッド車両の動力伝達装置 - Google Patents
ハイブリッド車両の動力伝達装置Info
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/62—Hybrid vehicles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02T10/64—Electric machine technologies in electromobility
Landscapes
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジンおよびトランスミッション間にモー
タ・ジェネレータおよび発進クラッチをコンパクトに配
置するとともに、デュアルマスフライホイールの重量、
部品点数および寸法を削減する。 【解決手段】 ハイブリッド車両の動力伝達装置は、エ
ンジンEのクランクシャフト11とトランスミッション
Tのメインシャフト12との間に直列に配置したモータ
・ジェネレータMGと、湿式多板クラッチよりなる発進
クラッチCとを備える。発進クラッチCは、モータ・ジ
ェネレータMGのロータ14の内部に、そのロータ14
の軸方向の幅内にほぼ納まるように収納される。モータ
・ジェネレータMGのロータ14よりなる一次慣性マス
と、発進クラッチCのクラッチケース28よりなる二次
慣性マスとをダンパー13で接続してデュアルマスフラ
イホイールFWを構成する。
タ・ジェネレータおよび発進クラッチをコンパクトに配
置するとともに、デュアルマスフライホイールの重量、
部品点数および寸法を削減する。 【解決手段】 ハイブリッド車両の動力伝達装置は、エ
ンジンEのクランクシャフト11とトランスミッション
Tのメインシャフト12との間に直列に配置したモータ
・ジェネレータMGと、湿式多板クラッチよりなる発進
クラッチCとを備える。発進クラッチCは、モータ・ジ
ェネレータMGのロータ14の内部に、そのロータ14
の軸方向の幅内にほぼ納まるように収納される。モータ
・ジェネレータMGのロータ14よりなる一次慣性マス
と、発進クラッチCのクラッチケース28よりなる二次
慣性マスとをダンパー13で接続してデュアルマスフラ
イホイールFWを構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンのクラン
クシャフトとトランスミッションのメインシャフトとの
間に、モータ・ジェネレータと、湿式多板クラッチより
なる発進クラッチとを直列に配置したハイブリッド車両
の動力伝達装置に関する。
クシャフトとトランスミッションのメインシャフトとの
間に、モータ・ジェネレータと、湿式多板クラッチより
なる発進クラッチとを直列に配置したハイブリッド車両
の動力伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンのクランクシャフトとトランス
ミッションのメインシャフトとの間にモータ・ジェネレ
ータおよびトルクコンバータを直列に接続し、モータ・
ジェネレータをジェネレータとして機能させることで、
バッテリを充電したり回生制動によるエネルギー回収を
行ったりし、またモータ・ジェネレータをモータとして
機能させることで、エンジンを始動したりエンジンの出
力をアシストしたりするハイブリッド車両が、特開20
00−309226号公報により公知である。
ミッションのメインシャフトとの間にモータ・ジェネレ
ータおよびトルクコンバータを直列に接続し、モータ・
ジェネレータをジェネレータとして機能させることで、
バッテリを充電したり回生制動によるエネルギー回収を
行ったりし、またモータ・ジェネレータをモータとして
機能させることで、エンジンを始動したりエンジンの出
力をアシストしたりするハイブリッド車両が、特開20
00−309226号公報により公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかるハイ
ブリッド車両において、前記トルクコンバータに代えて
発進クラッチを配置した場合、モータ・ジェネレータお
よび発進クラッチが軸方向に直列に並ぶため、エンジン
およびトランスミッションを含むパワーユニットの全長
が大型化する問題がある。またトルクコンバータのよう
なスリップ要素を持たないトランスミッションでは、エ
ンジンおよびトランスミッション間に設けたダンパーの
弾性と、トランスミッションの回転系の質量とがエンジ
ンのトルク変動によりねじり共振を起こす場合があり、
このねじり共振によりエンジンのトルク変動が増幅され
て車体サージング現象が発生したり、ギヤやスプライン
の噛合部に歯打ち音が発生したりする問題がある。かか
る振動や騒音は、二つの慣性マスをダンパーで接続した
デュアルマスフライホイールを動力伝達系に配置するこ
とで軽減できることが知られている。しかしながらデュ
アルマスフライホイールは二つの慣性マスを必要するた
めに重量、部品点数および寸法の増加を招く問題があ
り、そのデュアルマスフライホイールをできるだけ小型
軽量化することが望まれている。
ブリッド車両において、前記トルクコンバータに代えて
発進クラッチを配置した場合、モータ・ジェネレータお
よび発進クラッチが軸方向に直列に並ぶため、エンジン
およびトランスミッションを含むパワーユニットの全長
が大型化する問題がある。またトルクコンバータのよう
なスリップ要素を持たないトランスミッションでは、エ
ンジンおよびトランスミッション間に設けたダンパーの
弾性と、トランスミッションの回転系の質量とがエンジ
ンのトルク変動によりねじり共振を起こす場合があり、
このねじり共振によりエンジンのトルク変動が増幅され
て車体サージング現象が発生したり、ギヤやスプライン
の噛合部に歯打ち音が発生したりする問題がある。かか
る振動や騒音は、二つの慣性マスをダンパーで接続した
デュアルマスフライホイールを動力伝達系に配置するこ
とで軽減できることが知られている。しかしながらデュ
アルマスフライホイールは二つの慣性マスを必要するた
めに重量、部品点数および寸法の増加を招く問題があ
り、そのデュアルマスフライホイールをできるだけ小型
軽量化することが望まれている。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、エンジンおよびトランスミッション間にモータ・ジ
ェネレータおよび発進クラッチをコンパクトに配置する
とともに、デュアルマスフライホイールの重量、部品点
数および寸法を削減することを目的とする。
で、エンジンおよびトランスミッション間にモータ・ジ
ェネレータおよび発進クラッチをコンパクトに配置する
とともに、デュアルマスフライホイールの重量、部品点
数および寸法を削減することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、エンジンのク
ランクシャフトとトランスミッションのメインシャフト
との間に、モータ・ジェネレータと、湿式多板クラッチ
よりなる発進クラッチとを直列に配置したハイブリッド
車両の動力伝達装置であって、モータ・ジェネレータの
ロータの内部に、そのロータの軸方向の幅内にほぼ納ま
るように発進クラッチを収納したことを特徴とするハイ
ブリッド車両の動力伝達装置が提案される。
に、請求項1に記載された発明によれば、エンジンのク
ランクシャフトとトランスミッションのメインシャフト
との間に、モータ・ジェネレータと、湿式多板クラッチ
よりなる発進クラッチとを直列に配置したハイブリッド
車両の動力伝達装置であって、モータ・ジェネレータの
ロータの内部に、そのロータの軸方向の幅内にほぼ納ま
るように発進クラッチを収納したことを特徴とするハイ
ブリッド車両の動力伝達装置が提案される。
【0006】上記構成によれば、モータ・ジェネレータ
のロータの内部に発進クラッチを収納し、かつ発進クラ
ッチがロータの軸方向の幅内にほぼ納まるようにしたの
で、モータ・ジェネレータおよび発進クラッチをコンパ
クト化することができ、エンジンとトランスミッション
との距離を短縮してパワーユニットを小型化することが
できる。
のロータの内部に発進クラッチを収納し、かつ発進クラ
ッチがロータの軸方向の幅内にほぼ納まるようにしたの
で、モータ・ジェネレータおよび発進クラッチをコンパ
クト化することができ、エンジンとトランスミッション
との距離を短縮してパワーユニットを小型化することが
できる。
【0007】また請求項2に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、モータ・ジェネレータのロー
タよりなる一次慣性マスと、発進クラッチのクラッチケ
ースよりなる二次慣性マスとをダンパーで接続してデュ
アルマスフライホイールを構成したことを特徴とするハ
イブリッド車両の動力伝達装置が提案される。
請求項1の構成に加えて、モータ・ジェネレータのロー
タよりなる一次慣性マスと、発進クラッチのクラッチケ
ースよりなる二次慣性マスとをダンパーで接続してデュ
アルマスフライホイールを構成したことを特徴とするハ
イブリッド車両の動力伝達装置が提案される。
【0008】上記構成によれば、モータ・ジェネレータ
のロータをデュアルマスフライホイールの一次慣性マス
として利用し、発進クラッチのクラッチケースをデュア
ルマスフライホイールの二次慣性マスとして利用するの
で、特別の一次慣性マスおよび二次慣性マスを設けるこ
となくデュアルマスフライホイールを構成することがで
き、重量、部品点数および寸法の増加を回避しながら振
動や騒音の発生を防止することができる。
のロータをデュアルマスフライホイールの一次慣性マス
として利用し、発進クラッチのクラッチケースをデュア
ルマスフライホイールの二次慣性マスとして利用するの
で、特別の一次慣性マスおよび二次慣性マスを設けるこ
となくデュアルマスフライホイールを構成することがで
き、重量、部品点数および寸法の増加を回避しながら振
動や騒音の発生を防止することができる。
【0009】また請求項3に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、クラッチケースを構成する複
数の部材を半径方向外周部で結合し、その結合部に異物
を補足する凹部を形成したことを特徴とするハイブリッ
ド車両の動力伝達装置が提案される。
請求項1の構成に加えて、クラッチケースを構成する複
数の部材を半径方向外周部で結合し、その結合部に異物
を補足する凹部を形成したことを特徴とするハイブリッ
ド車両の動力伝達装置が提案される。
【0010】上記構成によれば、クラッチケースを構成
する複数の部材を半径方向外周部で結合する結合部に凹
部を形成したので、クラッチケース内のオイルに含まれ
る鉄粉等の異物を凹部に補足することができる。
する複数の部材を半径方向外周部で結合する結合部に凹
部を形成したので、クラッチケース内のオイルに含まれ
る鉄粉等の異物を凹部に補足することができる。
【0011】尚、実施例の第1クラッチケース半体29
および第2クラッチケース半体30は、本発明のクラッ
チケースを構成する部材に対応する。
および第2クラッチケース半体30は、本発明のクラッ
チケースを構成する部材に対応する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0013】図1および図2は本発明の一実施例を示す
もので、図1はハイブリッド車両の動力伝達装置の縦断
面図、図2は図1の要部拡大図である。
もので、図1はハイブリッド車両の動力伝達装置の縦断
面図、図2は図1の要部拡大図である。
【0014】図1に示すように、エンジンEのクランク
シャフト11とトランスミッションTのメインシャフト
12との間に、モータ・ジェネレータMGと、ダンパー
13と、湿式多板クラッチよりなる発進クラッチCとが
直列に配置される。モータ・ジェネレータMGはロータ
14とステータ15とから構成され、ロータ14はクラ
ンクシャフト11の軸端にボルト16…で固定されたロ
ータディスク17と、ロータディスク17の外周に固定
された複数の永久磁石18…とを備え、また図示せぬケ
ーシングに固定されたステータ15は鋼板を重ね合わせ
たコア19と、コア19の外周にボビン20…を介して
巻き付けた複数のコイル21…とを備える。
シャフト11とトランスミッションTのメインシャフト
12との間に、モータ・ジェネレータMGと、ダンパー
13と、湿式多板クラッチよりなる発進クラッチCとが
直列に配置される。モータ・ジェネレータMGはロータ
14とステータ15とから構成され、ロータ14はクラ
ンクシャフト11の軸端にボルト16…で固定されたロ
ータディスク17と、ロータディスク17の外周に固定
された複数の永久磁石18…とを備え、また図示せぬケ
ーシングに固定されたステータ15は鋼板を重ね合わせ
たコア19と、コア19の外周にボビン20…を介して
巻き付けた複数のコイル21…とを備える。
【0015】ダンパー13は、モータ・ジェネレータM
Gのロータディスク17の外周部内面にスプライン結合
されたアウター部材23と、ロータディスク17の中心
部にボールベアリング24を介して支持したクラッチ入
力軸25の外周にスプライン結合されたインナー部材2
6と、アウター部材23およびインナー部材26を相対
回転自在に接続する複数のダンパースプリング27…と
で構成される。従って、ダンパー13は、クランクシャ
フト11とクラッチ入力軸25との相対回転によりダン
パースプリング27…が圧縮されることで、前記相対回
転を抑制する方向の弾発力を発生する。
Gのロータディスク17の外周部内面にスプライン結合
されたアウター部材23と、ロータディスク17の中心
部にボールベアリング24を介して支持したクラッチ入
力軸25の外周にスプライン結合されたインナー部材2
6と、アウター部材23およびインナー部材26を相対
回転自在に接続する複数のダンパースプリング27…と
で構成される。従って、ダンパー13は、クランクシャ
フト11とクラッチ入力軸25との相対回転によりダン
パースプリング27…が圧縮されることで、前記相対回
転を抑制する方向の弾発力を発生する。
【0016】図2を併せて参照すると明らかなように、
発進クラッチCの外郭を構成するクラッチケース28
は、クラッチ入力軸25に溶接W1された第1クラッチ
ケース半体29と、第1クラッチケース半体29の外周
に重ね合わされて溶接W2された第2クラッチケース半
体30とから構成され、クラッチガイド31が第1クラ
ッチケース半体29の内周に固定される。第1クラッチ
ケース半体29および第2クラッチケース半体30の接
続部の近傍の内周面に、軸方向一端側が開口する環状の
凹部28aが形成される。第2クラッチケース半体30
の内周は、図示せぬオイルポンプを駆動するオイルポン
プハブ32に溶接W3される。オイルポンプハブ32は
ミッションケース33にボールベアリング34を介して
支持され、オイルポンプハブ32とミッションケース3
3との間にはオイルシール35が配置される。
発進クラッチCの外郭を構成するクラッチケース28
は、クラッチ入力軸25に溶接W1された第1クラッチ
ケース半体29と、第1クラッチケース半体29の外周
に重ね合わされて溶接W2された第2クラッチケース半
体30とから構成され、クラッチガイド31が第1クラ
ッチケース半体29の内周に固定される。第1クラッチ
ケース半体29および第2クラッチケース半体30の接
続部の近傍の内周面に、軸方向一端側が開口する環状の
凹部28aが形成される。第2クラッチケース半体30
の内周は、図示せぬオイルポンプを駆動するオイルポン
プハブ32に溶接W3される。オイルポンプハブ32は
ミッションケース33にボールベアリング34を介して
支持され、オイルポンプハブ32とミッションケース3
3との間にはオイルシール35が配置される。
【0017】モータ・ジェネレータMGのロータ14は
本発明の一次慣性マスを構成し、発進クラッチCのクラ
ッチケース28は本発明の二次慣性マスを構成し、前記
一次慣性マスおよび二次慣性マスは、それらを接続する
ダンパー13と協働して本発明のデュアルマスフライホ
イールFWを構成する。
本発明の一次慣性マスを構成し、発進クラッチCのクラ
ッチケース28は本発明の二次慣性マスを構成し、前記
一次慣性マスおよび二次慣性マスは、それらを接続する
ダンパー13と協働して本発明のデュアルマスフライホ
イールFWを構成する。
【0018】トランスミッションTのメインシャフト1
2の軸端の小径部は、クラッチ入力軸25の支持孔に軸
受メタル36を介して支持される。メインシャフト12
の外周にスプライン結合されたクラッチハブ37は、左
端部がスラストベアリング38を介してクラッチ入力軸
25の端面に対向し、右端部がスラストベアリング39
を介して第2クラッチケース半体30の内面に支持され
る。クラッチハブ37の外周に5枚のクラッチディスク
40…がスプライン嵌合するとともに、クラッチガイド
31の内周に5枚のクラッチプレート41…および1枚
のエンドプレート42がスプライン嵌合しており、クラ
ッチディスク40…はクラッチプレート41…およびエ
ンドプレート42に対して交互に配置される。
2の軸端の小径部は、クラッチ入力軸25の支持孔に軸
受メタル36を介して支持される。メインシャフト12
の外周にスプライン結合されたクラッチハブ37は、左
端部がスラストベアリング38を介してクラッチ入力軸
25の端面に対向し、右端部がスラストベアリング39
を介して第2クラッチケース半体30の内面に支持され
る。クラッチハブ37の外周に5枚のクラッチディスク
40…がスプライン嵌合するとともに、クラッチガイド
31の内周に5枚のクラッチプレート41…および1枚
のエンドプレート42がスプライン嵌合しており、クラ
ッチディスク40…はクラッチプレート41…およびエ
ンドプレート42に対して交互に配置される。
【0019】クラッチガイド31の内周とクラッチ入力
軸25の外周との間に一対のOリング43,44を介し
てクラッチピストン45が摺動自在に嵌合しており、ク
ラッチピストン45の左側にクラッチ油室46が区画さ
れ、クラッチピストン45の右側面が左端のクラッチプ
レート41に当接可能に対向する。クラッチ入力軸25
にクリップ47で支持したスプリングシート48にクラ
ッチスプリング49の右端が係止されており、このクラ
ッチスプリング49の左端に当接するクラッチピストン
45は左向き、つまり係合解除方向に付勢される。
軸25の外周との間に一対のOリング43,44を介し
てクラッチピストン45が摺動自在に嵌合しており、ク
ラッチピストン45の左側にクラッチ油室46が区画さ
れ、クラッチピストン45の右側面が左端のクラッチプ
レート41に当接可能に対向する。クラッチ入力軸25
にクリップ47で支持したスプリングシート48にクラ
ッチスプリング49の右端が係止されており、このクラ
ッチスプリング49の左端に当接するクラッチピストン
45は左向き、つまり係合解除方向に付勢される。
【0020】メインシャフト12の内部に軸方向に形成
したオイル通路12aは、クラッチ入力軸25を半径方
向に貫通するオイル通路25aを介してクラッチ油室4
6に連通する。メインシャフト12の外周とオイルポン
プハブ32の内周との間に筒状のオイルセパレータ50
が配置されており、オイルセパレータ50の左端外周と
クラッチハブ37の右端内周との間のシールリング51
が配置される。クラッチハブ37の外周に環状の仕切り
部材53が固定されており、この仕切り部材53の外周
面に支持したシールリング54がエンドプレート42の
内周面に摺動可能に当接する。
したオイル通路12aは、クラッチ入力軸25を半径方
向に貫通するオイル通路25aを介してクラッチ油室4
6に連通する。メインシャフト12の外周とオイルポン
プハブ32の内周との間に筒状のオイルセパレータ50
が配置されており、オイルセパレータ50の左端外周と
クラッチハブ37の右端内周との間のシールリング51
が配置される。クラッチハブ37の外周に環状の仕切り
部材53が固定されており、この仕切り部材53の外周
面に支持したシールリング54がエンドプレート42の
内周面に摺動可能に当接する。
【0021】皿状に形成された第2クラッチケース半体
30の内面には、エンドプレート42の右側面が密着可
能な平坦な受圧面30a…が形成されており、これらの
受圧面30a…間に溝状に形成された複数のオイル通路
30b…が放射方向に配置される。メインシャフト12
の外周およびオイルセパレータ50の内周間に形成され
たオイル通路55は、クラッチハブ37を貫通するオイ
ル通路37a…を介してクラッチディスク40…、クラ
ッチプレート41…およびエンドプレート42の摺動面
に連通し、そこから第2クラッチケース半体30のオイ
ル通路30b…と、クラッチハブ37およびオイルポン
プハブ32間に形成されたオイル通路56とを介して、
オイルポンプハブ32の内周およびオイルセパレータ5
0の外周間に形成されたオイル通路57に連通する。
30の内面には、エンドプレート42の右側面が密着可
能な平坦な受圧面30a…が形成されており、これらの
受圧面30a…間に溝状に形成された複数のオイル通路
30b…が放射方向に配置される。メインシャフト12
の外周およびオイルセパレータ50の内周間に形成され
たオイル通路55は、クラッチハブ37を貫通するオイ
ル通路37a…を介してクラッチディスク40…、クラ
ッチプレート41…およびエンドプレート42の摺動面
に連通し、そこから第2クラッチケース半体30のオイ
ル通路30b…と、クラッチハブ37およびオイルポン
プハブ32間に形成されたオイル通路56とを介して、
オイルポンプハブ32の内周およびオイルセパレータ5
0の外周間に形成されたオイル通路57に連通する。
【0022】次に、上記構成を備えた本発明の実施例の
作用を説明する。
作用を説明する。
【0023】車両の発進時にエンジンEのクランクシャ
フト11のトルクをトランスミッションTのメインシャ
フト12に伝達すべく発進クラッチCを係合させる。図
示せぬオイルポンプから油圧制御回路を介して供給され
た油圧は、メインシャフト12の内部のオイル通路12
aからクラッチ入力軸25を貫通するオイル通路25a
を介してクラッチ油室46に伝達され、クラッチ油室4
6の油圧で右側に移動するクラッチピストン45はクラ
ッチディスク40…、クラッチプレート41…およびエ
ンドプレート42を右向きに付勢する。クラッチピスト
ン45により付勢されたエンドプレート42は第2クラ
ッチケース半体30の受圧面30a…に当接して右方向
の移動を阻止されるため、クラッチピストン45と第2
クラッチケース半体30の受圧面30a…との間にクラ
ッチディスク40…、クラッチプレート41…およびエ
ンドプレート42が挟持されて相互に密着し、発進クラ
ッチCが係合する。
フト11のトルクをトランスミッションTのメインシャ
フト12に伝達すべく発進クラッチCを係合させる。図
示せぬオイルポンプから油圧制御回路を介して供給され
た油圧は、メインシャフト12の内部のオイル通路12
aからクラッチ入力軸25を貫通するオイル通路25a
を介してクラッチ油室46に伝達され、クラッチ油室4
6の油圧で右側に移動するクラッチピストン45はクラ
ッチディスク40…、クラッチプレート41…およびエ
ンドプレート42を右向きに付勢する。クラッチピスト
ン45により付勢されたエンドプレート42は第2クラ
ッチケース半体30の受圧面30a…に当接して右方向
の移動を阻止されるため、クラッチピストン45と第2
クラッチケース半体30の受圧面30a…との間にクラ
ッチディスク40…、クラッチプレート41…およびエ
ンドプレート42が挟持されて相互に密着し、発進クラ
ッチCが係合する。
【0024】また図示せぬオイルポンプから油圧制御回
路を介して供給された潤滑用のオイルは、メインシャフ
ト12およびオイルセパレータ50間に形成されたオイ
ル通路55と、クラッチハブ37を貫通するオイル通路
37a…とを通ってクラッチディスク40…、クラッチ
プレート41…およびエンドプレート42の摺動面を潤
滑・冷却した後に、第2クラッチケース半体30のオイ
ル通路30b…と、クラッチハブ37およびオイルポン
プハブ32間に形成されたオイル通路56と通って、オ
イルポンプハブ32およびオイルセパレータ50間に形
成されたオイル通路57に戻される。
路を介して供給された潤滑用のオイルは、メインシャフ
ト12およびオイルセパレータ50間に形成されたオイ
ル通路55と、クラッチハブ37を貫通するオイル通路
37a…とを通ってクラッチディスク40…、クラッチ
プレート41…およびエンドプレート42の摺動面を潤
滑・冷却した後に、第2クラッチケース半体30のオイ
ル通路30b…と、クラッチハブ37およびオイルポン
プハブ32間に形成されたオイル通路56と通って、オ
イルポンプハブ32およびオイルセパレータ50間に形
成されたオイル通路57に戻される。
【0025】発進クラッチCの作動用のオイルおよび潤
滑・冷却用のオイルは密閉されたクラッチケース28の
内部に封入されて外部に漏出することがないため、モー
タ・ジェネレータMGがオイルで汚損される虞がない。
またクラッチケース28の内周面に環状の凹部28aを
形成したので、オイルに含まれる鉄粉等の異物が遠心力
で半径方向外側に付勢されて前記凹部28aに補足さ
れ、異物による油圧制御系の故障や異常摩耗の発生を防
止することができる。しかも凹部28aの半径方向外側
にモータ・ジェネレータMGのロータ14の永久磁石1
8…が存在するため、凹部28a内の異物が永久磁石1
8…に吸引されて確実に補足される。
滑・冷却用のオイルは密閉されたクラッチケース28の
内部に封入されて外部に漏出することがないため、モー
タ・ジェネレータMGがオイルで汚損される虞がない。
またクラッチケース28の内周面に環状の凹部28aを
形成したので、オイルに含まれる鉄粉等の異物が遠心力
で半径方向外側に付勢されて前記凹部28aに補足さ
れ、異物による油圧制御系の故障や異常摩耗の発生を防
止することができる。しかも凹部28aの半径方向外側
にモータ・ジェネレータMGのロータ14の永久磁石1
8…が存在するため、凹部28a内の異物が永久磁石1
8…に吸引されて確実に補足される。
【0026】本実施例のハイブリッド車両では、発進時
や加速時にモータ・ジェネレータMGをモータとして機
能させることにより、エンジンEの出力をアシストして
発進性能や加速性能を高めることができ、しかも燃費の
向上およびエミッションの低減に寄与することができ
る。また減速時にモータ・ジェネレータMGをジェネレ
ータとして機能させることにより、回生制動力を発生さ
せて油圧ブレーキ装置の制動力をアシストするととも
に、車両の運動エネルギーを回生電力としてバッテリに
回収することができる。
や加速時にモータ・ジェネレータMGをモータとして機
能させることにより、エンジンEの出力をアシストして
発進性能や加速性能を高めることができ、しかも燃費の
向上およびエミッションの低減に寄与することができ
る。また減速時にモータ・ジェネレータMGをジェネレ
ータとして機能させることにより、回生制動力を発生さ
せて油圧ブレーキ装置の制動力をアシストするととも
に、車両の運動エネルギーを回生電力としてバッテリに
回収することができる。
【0027】またモータ・ジェネレータMGのロータ1
4の内部に収納した発進クラッチCが、第2クラッチケ
ース半体30の一部を除いてロータ14の軸方向の幅内
にほぼ納まっているため、モータ・ジェネレータMGお
よび発進クラッチCをコンパクト化することができる。
これにより、エンジンEとトランスミッションTとを相
互に接近させ、パワーユニットの軸方向寸法の小型化に
寄与することができる。
4の内部に収納した発進クラッチCが、第2クラッチケ
ース半体30の一部を除いてロータ14の軸方向の幅内
にほぼ納まっているため、モータ・ジェネレータMGお
よび発進クラッチCをコンパクト化することができる。
これにより、エンジンEとトランスミッションTとを相
互に接近させ、パワーユニットの軸方向寸法の小型化に
寄与することができる。
【0028】ところで、トランスミッションTにトルク
コンバータ等のスリップ要素が設けられていない場合、
発進クラッチCを含むトランスミッションTの回転系の
質量とダンパー13の弾性とがエンジンEのトルク変動
によりねじり共振を起こし易く、ねじり共振で増幅され
たトルク変動により車体が微小振動する車体サージング
現象が発生したり、ギヤやスプラインの噛合部のガタに
より歯打ち音が発生したりする問題がある。かかる振動
や騒音は、二つの慣性マスをダンパーで接続したデュア
ルマスフライホイールFWを動力伝達系に配置すること
により軽減することができる。
コンバータ等のスリップ要素が設けられていない場合、
発進クラッチCを含むトランスミッションTの回転系の
質量とダンパー13の弾性とがエンジンEのトルク変動
によりねじり共振を起こし易く、ねじり共振で増幅され
たトルク変動により車体が微小振動する車体サージング
現象が発生したり、ギヤやスプラインの噛合部のガタに
より歯打ち音が発生したりする問題がある。かかる振動
や騒音は、二つの慣性マスをダンパーで接続したデュア
ルマスフライホイールFWを動力伝達系に配置すること
により軽減することができる。
【0029】本実施例では、モータ・ジェネレータMG
のロータ14を一次慣性マスとし、発進クラッチCのク
ラッチケース28を二次慣性マスとし、前記一次慣性マ
スおよび二次慣性マスをダンパー13で接続してデュア
ルマスフライホイールFWを構成したので、特別の一次
慣性マスおよび二次慣性マスを不要として重量の削減、
部品点数の削減およびスペースの削減を図りながら、前
記振動や騒音を効果的に軽減することができる。特に、
一次慣性マスを構成するモータ・ジェネレータMGのロ
ータ14はロータディスク17およびその外周部に固定
した永久磁石18…が慣性モーメントの増加に効果的に
寄与し、最小限の重量増加で必要な慣性モーメントを確
保することができる。
のロータ14を一次慣性マスとし、発進クラッチCのク
ラッチケース28を二次慣性マスとし、前記一次慣性マ
スおよび二次慣性マスをダンパー13で接続してデュア
ルマスフライホイールFWを構成したので、特別の一次
慣性マスおよび二次慣性マスを不要として重量の削減、
部品点数の削減およびスペースの削減を図りながら、前
記振動や騒音を効果的に軽減することができる。特に、
一次慣性マスを構成するモータ・ジェネレータMGのロ
ータ14はロータディスク17およびその外周部に固定
した永久磁石18…が慣性モーメントの増加に効果的に
寄与し、最小限の重量増加で必要な慣性モーメントを確
保することができる。
【0030】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0031】例えば、実施例のモータ・ジェネレータM
Gはモータおよびジェネレータの両方の機能を発揮する
ものであるが、モータおよびジェネレータの何れか一方
だけの機能を発揮するものであっても良い。
Gはモータおよびジェネレータの両方の機能を発揮する
ものであるが、モータおよびジェネレータの何れか一方
だけの機能を発揮するものであっても良い。
【0032】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、モータ・ジェネレータのロータの内部に発進
クラッチを収納し、かつ発進クラッチがロータの軸方向
の幅内にほぼ納まるようにしたので、モータ・ジェネレ
ータおよび発進クラッチをコンパクト化することがで
き、エンジンとトランスミッションとの距離を短縮して
パワーユニットを小型化することができる。
によれば、モータ・ジェネレータのロータの内部に発進
クラッチを収納し、かつ発進クラッチがロータの軸方向
の幅内にほぼ納まるようにしたので、モータ・ジェネレ
ータおよび発進クラッチをコンパクト化することがで
き、エンジンとトランスミッションとの距離を短縮して
パワーユニットを小型化することができる。
【0033】また請求項2に記載された発明によれば、
モータ・ジェネレータのロータをデュアルマスフライホ
イールの一次慣性マスとして利用し、発進クラッチのク
ラッチケースをデュアルマスフライホイールの二次慣性
マスとして利用するので、特別の一次慣性マスおよび二
次慣性マスを設けることなくデュアルマスフライホイー
ルを構成することができ、重量、部品点数および寸法の
増加を回避しながら振動や騒音の発生を防止することが
できる。
モータ・ジェネレータのロータをデュアルマスフライホ
イールの一次慣性マスとして利用し、発進クラッチのク
ラッチケースをデュアルマスフライホイールの二次慣性
マスとして利用するので、特別の一次慣性マスおよび二
次慣性マスを設けることなくデュアルマスフライホイー
ルを構成することができ、重量、部品点数および寸法の
増加を回避しながら振動や騒音の発生を防止することが
できる。
【0034】また請求項3に記載された発明によれば、
クラッチケースを構成する複数の部材を半径方向外周部
で結合する結合部に凹部を形成したので、クラッチケー
ス内のオイルに含まれる鉄粉等の異物を凹部に補足する
ことができる。
クラッチケースを構成する複数の部材を半径方向外周部
で結合する結合部に凹部を形成したので、クラッチケー
ス内のオイルに含まれる鉄粉等の異物を凹部に補足する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハイブリッド車両の動力伝達装置の縦断面図
【図2】図1の要部拡大図
C 発進クラッチ
E エンジン
FW デュアルマスフライホイール
MG モータ・ジェネレータ
T トランスミッション
11 クランクシャフト
12 メインシャフト
13 ダンパー
14 ロータ
28 クラッチケース
28a 凹部
29 第1クラッチケース半体(クラッチケース
を構成する部材) 30 第2クラッチケース半体(クラッチケース
を構成する部材)
を構成する部材) 30 第2クラッチケース半体(クラッチケース
を構成する部材)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
F16D 25/12 H02K 7/18 A
H02K 7/108 F16D 25/063 K
7/18 B60K 9/00 D
Fターム(参考) 3D039 AA02 AA03 AA25 AA29 AA31
AB26 AC03 AC12 AC13 AC15
AC21 AD04
3J057 AA04 BB04 EE01 GA01 GA11
GA80 HH01 JJ01
5H115 PC06 PG04 PI16 PU25 UI32
UI40
5H607 AA12 BB01 BB02 BB14 CC03
CC05 DD03 DD16 EE02 EE14
FF01 FF22 FF24
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジン(E)のクランクシャフト(1
1)とトランスミッション(T)のメインシャフト(1
2)との間に、モータ・ジェネレータ(MG)と、湿式
多板クラッチよりなる発進クラッチ(C)とを直列に配
置したハイブリッド車両の動力伝達装置であって、 モータ・ジェネレータ(MG)のロータ(14)の内部
に、そのロータ(14)の軸方向の幅内にほぼ納まるよ
うに発進クラッチ(C)を収納したことを特徴とするハ
イブリッド車両の動力伝達装置。 - 【請求項2】 モータ・ジェネレータ(MG)のロータ
(14)よりなる一次慣性マスと、発進クラッチ(C)
のクラッチケース(28)よりなる二次慣性マスとをダ
ンパー(13)で接続してデュアルマスフライホイール
(FW)を構成したことを特徴とする、請求項1に記載
のハイブリッド車両の動力伝達装置。 - 【請求項3】 クラッチケース(28)を構成する複数
の部材(29,30)を半径方向外周部で結合し、その
結合部に異物を補足する凹部(28a)を形成したこと
を特徴とする、請求項1に記載のハイブリッド車両の動
力伝達装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001254433A JP2003063261A (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | ハイブリッド車両の動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001254433A JP2003063261A (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | ハイブリッド車両の動力伝達装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003063261A true JP2003063261A (ja) | 2003-03-05 |
Family
ID=19082596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001254433A Pending JP2003063261A (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | ハイブリッド車両の動力伝達装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003063261A (ja) |
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-
2001
- 2001-08-24 JP JP2001254433A patent/JP2003063261A/ja active Pending
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