JP2013022226A - 手乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 騒音を悪化させずに水受け部の水滴が水受け部の外へ飛散することを防止できる手乾燥装置を得る。
【解決手段】 手挿入部の上部に設けられ左右方向にライン状の高速空気流を噴出するノズルと、手挿入部の下部に設けられ正面と両側面が開放した水受け部と、水受け部に設けられた正面側防壁構造と側面側防壁構造とを備え、側面側防壁構造の側面側先端曲がり部の曲率より正面側防壁構造の正面側先端曲がり部の曲率の方が大きいとともに、水受け部の底面は左右方向において中央側から左右方向に下り傾斜して構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、洗浄後の濡れた手を乾燥させるための手乾燥装置に関するものである。
従来より、ノズルから下方に吹き出す高速空気流を洗浄後の濡れた手に当てて手に付着している水分を吹き飛ばすことで手を乾燥させ、手から除去されて飛んだ水滴を回収する水受けを有する手乾燥装置が知られている。
その従来の手乾燥装置では、乾燥処理空間である手挿入部内の使用者の手の有無をセンサーで検知し、手を検知するとノズルから高速空気流を噴出させて手を乾燥させる。また指先まで十分に乾燥させるために手挿入部から完全に手が抜かれてからのずるからの高速空気流の噴出を停止させるようにセンサーが手を検知しなくなってから若干の遅延時間をもたせて高速空気流の停止を行っている。また高速空気流はモーターで羽根を高速回転させることで作り出されているが、モーターへの通電を停止させても羽根やモーターの慣性で高速空気の噴出がなくなるまでには若干の時間差が生じる。そのため使用者が手の乾燥を終えて手挿入部から手を引き抜いた直後は、ノズルからの高速空気流の噴出が継続しておりその高速空気流が風速減衰をせずに直接水受けに吹き付けるため、水受けに付着していた水滴が飛散するとう課題があり、従来から対策が行われてきた。
例えば、特開平11−113792号公報では、処理空間の底面を前方へ張出させた水受け部の上面の外周に上面よりせり出した内向きの上り勾配を持つ水跳ね防止用の辺縁部を設けた手乾燥装置が開示されている。また、特開2000−5096号公報では、手挿入部の下方に配設して手からの水滴等を受ける水受部の底壁面外周縁部に飛散防止用の溝を設けた手乾燥装置が開示されている。また、特開平11−178742号公報では、吹出ノズルの下方に乾燥空間を介して吹出ノズルからの風を前端近傍で受ける風受け面を上面に有した顎部を備え、乾燥空間は側面視で略C形状を成した風旋回面で形成された手乾燥装置が開示されている。
特開平11−113792号公報(請求項1、図2) 特開2000−5096号公報(請求項2、図1) 特開平11−178742号公報(請求項2、図1)
しかしながら特許文献1の手乾燥装置では、辺縁部が内向きに設けられているので、水受け部の水は辺縁部を乗り越え難く水受け部の外への水滴飛散の防止性は高いが、辺縁部で水受け部から外に流れる高速空気流の流れも塞き止めてしまうため、辺縁部で気流の渦が発生し、騒音が悪化するという問題があった。
また特許文献2の手乾燥装置では、水受部に付着した水滴は溝の中に入り込むため、水受部の外への水滴飛散を防止することができるが、溝の容積以上に水滴が集ると溝の効果が無くなって水受部の外に水滴が飛散してしまうという問題があった。また、溝を深くしてしまうと手から飛んだ水滴に含まれる脂成分などの汚れが溝内に堆積したとき簡単に拭き清掃できず衛生性が損なわれるという問題もあった。また、溝とノズルからの高速空気流の水受け衝突位置が近い場合、溝に溜まった水滴にノズルからの高速空気流が風速減衰をせずに直接当りやすくなるため溝内の水滴が飛散してしまうという問題もあった。またその飛散を回避するためにはノズルからの高速空気流が直接溝の水滴に当らないように水受けを手乾燥装置の前後方向の前側へ延ばす必要がり手乾燥装置のサイズが大きくなってしまい狭いトイレでの設置性が悪くなるという問題があった。
また特許文献3の手乾燥装置では、ノズルから吹き出した高圧気流の大部分を手乾燥室内で旋回させ、外部に高圧気流が使用者側に流れないようにしているが、水受け面の水滴飛散を防止するためにはノズル噴流が水受け面から漏れ出さないようにするように顎部を深くする必要があり、手を挿入する開口部が小さくなってしまい手を挿入するときに圧迫感を感じるという問題、もしくは手を挿入する開口部を大きくすると手乾燥装置のサイズが大きくなってしまい狭いトイレでの設置性が悪くなるという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、騒音を悪化させずに水受け部の水滴が水受け部から外に飛散することを防止できる手乾燥装置を得るものである。
また、コンパクトで設置性のよい手乾燥装置を得るものである。
この発明に係る手乾燥装置においては、外殻の一部を構成し正面に開口し手を挿抜可能な処理空間としての手挿入部を備えたケーシングと、手挿入部の上部に設けられ左右方向にライン状の高速空気流を下方に向って噴出するノズルと、手挿入部の下部に設けられ正面と両側面が開放した凹状の水受け部と、水受け部の正面側の端縁部に設けられた立ち上がりによる正面側防壁構造と、水受け部の左右の側面側の端縁部に設けられた立ち上がりによる側面側防壁構造とを備え、側面側防壁構造の側面側先端曲がり部の曲率より正面側防壁構造の正面側先端曲がり部の曲率の方が大きいとともに、水受け部の底面は左右方向において中央側から左右方向に下り傾斜して構成されているものである。
騒音を悪化させずに水受け部の水滴が水受け部から外に飛散することを防止できる手乾燥装置を得ることができる。
この発明の実施の形態1に係る手乾燥装置の外観を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る手乾燥装置の側面断面図である。 この発明の実施の形態1に係る手乾燥装置の平面断面図である。 この発明の実施の形態1に係る手乾燥装置で、図1中のA−A断面図である。 この発明の実施の形態1に係る手乾燥装置で、図1中のB−B断面図である。 この発明の実施の形態1に係る手乾燥装置で、別の実施例を示す図1中のA−A断面図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る手乾燥装置の外観を示す斜視図、図2は側面断面図である。図1〜図2に示すように、手乾燥装置の外殻をなすケーシング1は、正面に手挿入口2を有し、手挿入口2に続く処理空間として手挿入部3を備えており、手を挿抜できるようにしてある。手挿入部3は、ケーシング1の正面下部に、正面と両側面が開放した開放シンク状の凹部として形成され、下部を形成する水受け部4の正面側にはその端縁部に曲面構成の立ち上がりによる正面側防壁構造50が設けられ、水受け部4の左右の側面側と奥側とにはその端縁部に曲面構成の立ち上がりによる側面側防壁構造51が設けられ、前方や側方に水が飛散しないようになっている。水受け部4の底面は、左右の側面側が低く中央が高い山状の傾斜があるとともに、全体に奥側から正面側に向かって低くなるように傾斜が設けられ、最下位置である左右の側面側壁面構造51の正面側の端付近に排水口6が左右にそれぞれ設けられている。水受け部4の下方には排水口6から滴下する水を貯留するドレン容器7が抜き差し自在に設けられている。
なお、手挿入部3の内面には、シリコン系もしくはフッ素系等の撥水性コーティング、酸化チタン等の親水性を有するコーティング、又は抗菌剤が含浸され、内面の汚れ付着軽減や、細菌の繁殖を低減させている。手挿入部3の上部には、手挿入部3に向かって下方に高速空気を噴出するノズル12が設けられ、ノズル12より奥側の近傍には手挿入部3の中の手の有無を検知する手検知センサー14が設けられている。ノズル12は、手乾燥装置の正面から見て左右方向に向かってライン状にスリット形状の吹き出し口が設けられ、ノズル12によって手乾燥装置の正面から見て左右方向にライン状に延びる高速空気流のエアーカーテンが形成される。
手挿入部3の上方でケーシング1と背面側の手乾燥装置の外殻をなすベース8とで構成された箱体状の空間内には、DCブラシレスモーター( 整流子モーター又は誘導電動機でもよい) とDCブラシレスモーターによって回転するターボファンとにより構成された高圧空気流発生装置9と、高圧空気流発生装置9の吸気側と手挿入部3より上方でケーシング1の正面に設けられた内部吸気口10を連通する内部吸気通路11と、高圧空流発生装置9の排気側とノズル12とを連通する排気通路13と、手検知センサー14の手の検知に応じて高圧空気流発生装置9を運転させる制御回路(図示せず)が組み込まれている。排気通路13の途中でノズル12より上流側近傍には高圧空気流発生装置9から送られてくる空気を加熱して温風化させるヒーター15が設けられている。手挿入部3の上部でケーシング1の正面の外側には、手乾燥装置の外殻をなし、左側の端がケーシング1に回転可能に支持されて手乾燥装置の正面側に開閉自在で、かつケーシング1から着脱することもできるカバー16が取り付けられている。
図3は本発明の実施の形態1に係る手乾燥装置の平面断面図である。図3に示すように、ケーシング1の左右の側面の一部を背面側から前面側に向かって前面側が左右方向において中央側になるように傾斜部17aを設け、ケーシング1の正面と側面との稜線の一部および側面の一部が凹む凹部17を設けている。カバー16を閉じた状態では、カバー16の外周は、凹部17以外はケーシング1に当接し、凹部17にはカバー16と当接せずに形成された外部に向かって開口する外部吸気口18がカバー16とケーシング1によって、カバー16とケーシング1に跨って構成されている。尚、外部吸気口18と手挿入部3との前後方向の相対位置は、手挿入部3の前後方向の中心位置より正面側で手挿入部3の正面側の手挿入口2とほぼ同じ位置に設けられている。
カバー16の外周より内側には、内部吸気口10と外部吸気口18を連通する外部吸気通路19が、カバー16とケーシング1により構成されている。
図4は、図1おける正面側防壁構造50のA−A断面による断面図である。また、図5は図1おける側面側防壁構造51のB−B断面による断面図である。図4に示すように手乾燥装置の正面側防壁構造50は、水受け部4の正面側の端縁部に水受け部4から正面側根元曲がり部50aと正面側先端曲がり部50cと正面側先端部50dが連続して繋がった曲面構成の立ち上がり形状になっている。更に、正面側先端曲がり部50cの曲率は正面側根元曲がり部50aの曲率よりも大きい。本実施の形態1では正面側根元曲がり部50aと正面側先端曲がり部50cを繋げた形状を示したが、図6に示すように正面側根元曲がり部50aと正面側先端曲がり部50cの間に直線形状または曲面で構成された正面側中間部50bを設けてもよい。
また、図5に示すように手乾燥装置の左右の側面側防壁構造51は、水受け部4の側面側の端縁部に水受け部4から側面側根元曲がり部51aと側面側中間部51bと側面側先端曲がり部51cと側面側先端部51dが連続して繋がった曲面構成の立ち上がり形状になっている。側面側先端曲がり部51cの曲率は側面側根元曲がり部51aの曲率よりも小さく、更に側面側先端曲がり部51cの曲率は水受け部4の正面側先端曲がり部50cの曲率よりも小さい。
また、正面側先端曲がり部50c、側面側先端曲がり部51c、正面側先端部50d、側面側先端部51dにディンプル構造やシボ加工を施して抗力係数を小さくしてもよい。
次に手を乾燥させる使用時の動作について説明する。カバー16を開き、電源スイッチ21aを入り(ON)にすると、制御回路(図示せず)に通電されカバー16を閉じて使用可能状態となる。そして、使用者が濡れた手を手挿入口2から手挿入部3 内に手首付近まで入れると、手検知センサー14 によって手の挿入が検知され、制御回路(図示せず)の処理により高圧空気流発生装置9が作動する。高圧空気流発生装置9が作動すると、手乾燥装置の外の空気がケーシング1に設けられた傾斜部17aに沿って背面側から正面側に向かって流れて外部吸気口18から吸い込まれる。外部吸気口18から吸い込まれた空気は、外部吸気風路19を通りフィルター20で塵埃が除去されて内部吸気口10に吸い込まれる。
内部吸気口10に吸い込まれた空気は、内部吸気風路11を通って、内部吸気口10の位置より一旦上がり、高圧空気流発生装置9の上方を通って背面側に向かい、下方に移動して高圧空気流発生装置9の吸込側から吸い込まれる。高圧空気発生装置9は吸気側から吸い込んだ空気を排気側から高圧空気に変換して排気し、排気された高圧空気は排気風路13を通りノズル12 から高い運動エネルギーを持つ高速空気流に変換され手挿入部3内に下方に向かって噴出される。ノズル12から噴出された高速空気流は、手挿入部3に挿入されている濡れた手に当り、手に付着した水分を手の表面から剥離して吹き飛ばして手を乾燥させることができる。さらに、手挿入部3 内で手を移動させることによって、手全体に付着していた水滴がすべて排除され、手が乾燥処理される。尚、切替スイッチ21bでヒータスイッチを入り(ON)にしている場合には、ヒーター15が通電され排気風路13を通る高圧空気が加熱されるため、ノズル12からは温風が吹き出され冬場などにおいても使用感がよい。手の乾燥処理終了後、手を手挿入部3 から抜き出すと、手が抜かれたことを手検知センサー14 が検知し、高圧空気流発生装置9への通電が停止され、ノズル12からの高速空気流の噴出も停止される。そして、手から吹き飛ばされた水滴は、前傾構造の水受け部4において排水口6に向かって流下し、排水口6 からドレン容器7 に収容される。
次に水受け部4の水滴の挙動について説明する。手挿入部3に挿入された濡れた手を検知してノズル12から高速空気流が噴出されると、高速空気流で手に付着した水分が手の表面から剥離し水滴として吹き飛ばされ、ノズル12の直下を中心に水受け部4の様々な位置に水滴が付着する。水受け部4に付着した水滴の中で水滴径が大きいものは自重により水受け部4内を下方に流れ排水口6を通過してドレン容器7に回収される。水滴径が小さいものは自重の力よりも水受け部4との表面張力の方が大きいため下方へ流れることなく留まる。使用者が手を乾燥させている間はノズル12から噴出される高速空気流が手に当っているため、水受け部4に直接到達する高速空気流は少なく、大部分は到達する前に手への衝突で大幅に運動エネルギーを失っているので、自重で流れ出す水滴は高速空気流の影響をあまり受けずに水受け部4の底面の傾斜を下り排水口6へ流れることができる。
次に使用者が乾燥を終えて手を手挿入部3から引き抜くとセンサー14が手なしを検知する。使用者の使い勝手を向上させるためにセンサー14が手なしを検知してから手が完全に手挿入部3から抜けるまで時間としての1秒程度の遅延時間が設けられ、遅延時間経過後に高圧気流発生装置9への通電を停止させるが、通電を停止させても高圧気流発生装置9は慣性で回転し続けるため、手挿入部3に手がなくなってから高圧気流発生装置9が停止するまでの間はノズル12からの高速空気流が直接水受け部4に衝突することになる。ノズル12から噴出される高速空気流は手乾燥装置の正面から見て左右方向にライン状に延びるエアーカーテン状で、その高速空気流が直接水受け部4に衝突すると、ライン状の方向と垂直な方向、つまり製品の前後方向である正面方向(前方向)および背面方向(奥方向)へ概ね分流する。背面方向へ流れた空気流は水受け部4の奥へ到達し、水受け部4の奥部に沿って上方へ流れ手挿入部3の上部でケーシング1に沿って前方側へ曲がり、新たにノズル12から吹き出されている高速空気流と合流して再び下方に流れて旋回する。一方、正面方向に流れた空気流は正面側防壁構造50を乗り越えて手挿入部3の外へ排出される。
そのため、表面張力などで流れずに水受け部4に留まっている水滴の挙動は、使用者が乾燥を終えて手を手挿入部3から引き抜いた後のノズル12からの高速空気流の水受け部4への衝突位置との関係により異なる。つまり、ノズル12からの高速空気流の水受け部4への衝突位置より背面側に留まっている水滴は、背面方向へ流れる空気流により水受け部4の奥へ傾斜を上りながら左右方向の傾斜に沿って左右に分かれて流される。流された水滴は個々の小さな水滴が合わさって径が大きい水滴の塊となり、水受け部4の左右の側面側防壁構造51の背面側の端付近で自重の力と空気流による力のバランスが取れて留まっている。ノズル12からの高速空気流の噴出が停止すると、側面側防壁構造51の背面側の端付近で留まっていた水滴の塊は、自重により水受け部4の左右の端の傾斜の谷部分、つまり側面側防壁構造51の根元付近を通って前方へ傾斜に沿って流れ、排水口6からドレン容器7に回収される。一方、ノズル12からの高速空気流の水受け部4への衝突位置より正面側に留まっている水滴は、正面方向に流れる空気流により正面側へ流されながら左右方向の傾斜に沿って左右に分かれて流される。左右方向に流された水滴の大部分は排水口6の位置に流されてドンン容器7に収容される。排水口6の位置まで流されなかった少量の水滴のみが正面側防壁構造50へ流される。
ノズル12からの高速空気流の水受け部4への衝突位置が水受け4の底面の前後方向の中央位置より正面側なので、正面方向へ流れる空気流で集められる水滴の総量が少ないとともに、正面方向へ水滴が流される過程で左右方向に流され、大部分の水滴が排水口6からドレン容器7へ排出されるので、正面側防壁構造50へ流される水滴は、ごく少量で大きな径の水滴に成長することなく小さい径の水滴のままである。そのため水滴の抵抗係数が小さく正面方向へ流れる空気流から受ける力が小さいので、正面側先端曲がり部50cの曲率が大きく正面側防壁構造50の立ち上がり形状が緩やかであっても自重の力と空気流による力のバランスで正面側防壁構造50を乗り越えることがなく、空気流だけが曲率の大きい正面側先端曲がり部50cをスムーズに流れて乗り越え、手挿入部3から手乾燥装置の外へ流れて排出される。ノズル12からの高速空気流の噴出が停止すると、水滴は自重により左右の傾斜に沿って下方の水受け部4の左右の端にある排水口6に向かって流れドレン容器7に回収される。
次に連続して手乾燥装置が使用された場合の水滴の挙動について説明する。最初の使用者が手を乾燥させたときの水滴の挙動は前述の通りであり、また、ノズル12からの高速空気流の噴出が停止した後、水受け部4の水滴が自重で排水口6まで流れてしまってから次の使用者が使用する場合も前述どおりであるが、ノズル12からの高速空気流の噴出停止後に水受け部4の水滴が自重で排水口6まで流れきってしまう前に次に使用者が続けて使用する場合の水滴の挙動について説明する。最初の人が乾燥を終了させて手挿入部3から手を抜いたあとに背面方向へ流れる空気流により生成された水受け部4の左右の側面側防壁構造51の背面側の端付近で留まっている大きな水滴の塊は、ノズル12からの高速空気流の噴出の停止で自重により水受け部4の側面側防壁構造51の根元付近を通って排水口6に向かって流れるが、大きな水滴の塊が排水口6に到達する前に次の使用者が手乾燥をするために手挿入部に濡れた手を挿入すると、挿入された手の位置によってはノズル12から噴出される高速空気の左右の端部分の高速空気が挿入された手に当らずに直接水受け部4に到達することがあるため、その場合、大きな水滴の塊はその位置によって正面側方向または背面側方向のどちらかに水滴が移動する。正面側方向に移動すれば側面側防壁構造51の根元付近を通って排水口6からドレン容器に収容される。一方背面側方向に移動すれば側面側防壁構造51の根元付近を通って背面側に向って傾斜を上り、側面側防壁構造51の背面側の端付近で留まる。
そして、手の乾燥が終了し手挿入部3から手が引き抜かれると、ノズル12の高速空気流の噴出が停止するまでノズル12からの高速空気流が水受け部4に直接あたり背面方向へ流れる空気流によって水受け部4に付着していた水滴から生成された新たな水滴の塊と留まっていた最初の水滴の塊が合わさり、更に大きな水の塊が生成される。ノズル12から水受け部4に直接衝突したライン状の高速空気流は前述のとおり、ライン状の方向と垂直方向である水受け部4の前後方向(正面方向および背面方向)に概ね分かれて流れるが、水受け部の左右方向つまりライン状の方向に流れる空気流も、前後方向への空気流と比べれば弱く風量も少ないが存在する。左右方向の空気流は弱く風量も少ないので1人の使用者から生成される水滴の塊では抵抗係数が小さく防壁構造51を乗り越えるほどの力を受けることがなくても、連続して多人数が使用すると水滴の塊が大きくなり抵抗係数も大きくなって弱い左右方向の空気流でも防壁構造51を乗り越えてしまう可能性も考えられる。しかし、側面側防壁構造51の側面側先端曲げ部51cは正面側防壁構造50の正面側先端曲げ部50cより小さな曲率にしているので、側面側防壁構造51の立ち上がり形状は急傾斜であり水滴を堰き止め水滴の移動を阻止する能力が正面側防壁構造50よりも高く、数人分の水滴で合成された非常に大きな水滴の塊でも手挿入部3から外に飛び出すことがない。また、左右方向の空気流は前後方向への空気流よりも流量が少なく弱いため、側面側防壁構造51の側面側先端曲げ部51cは正面側防壁構造50の正面側先端曲げ部50cより小さな曲率にしても乱流の発生が少なく騒音が悪化もほとんどない。
以上の構成によれば、手挿入部3の上部に設けられ下方に向って左右方向にライン状に延びた高速空気流を噴出するノズル12と、水受け部4の端縁部に設けられた側面側防壁構造51の側面側先端側曲がり部51cの曲率より正面側防壁構造50の正面側先端側曲がり部50cの曲率の方が大きいとともに、水受け部4の底面は、左右方向において中央側から左右方向に下り傾斜しているので、ノズル12から噴出され直接水受け部4に当るライン状の高速空気流によって生成されるライン状の方向に対して垂直方向である前後方向(正面方向および背面方向)に概ね2分された空気流によって、水受け部4の水滴が前後方向に流される過程で大部分の水滴は左右方向の傾斜によって側面側防壁構造51へ流される。
つまり水受け部4の底面を正面方向へ流れる空気流によって、水受け部4の底面の水滴は正面側防壁構造50へ移動する途中で左右方向へ流され、大部分の水滴は側面側防壁構造51側へ流されて排水口6へ流される。そのため、正面側防壁構造50へ到達する水滴の量は少なく、水滴の径が大きく成長せず小さいままなので水滴の抵抗係数が小さいため、正面側防壁構造50の正面側先端曲がり部50cの曲率を大きくしても水滴を堰き止めて水滴が水受け部4から外に飛び出すことを防止できるとともに、正面方向へ流れる空気流をスムーズに水受け部4から正面側先端曲がり部50cを経由して手挿入部3の外に排出することができ、正面側先端曲がり部50cによる乱流の発生を抑え乱流に起因する騒音の発生も低減させることができる。
また、水受け部4の底面を背面方向へ流れる空気流によって、水受け部4の底面の水滴は水受け部4の奥へ移動する途中で左右方向の傾斜によって側面側防壁構造51へ流され、空気流のみが奥の水受け部4に沿って上昇しノズル12から吹き出される新たな高速空気流と合流して旋回するので、スムーズな空気の流れになり乱れによる部分的な渦の発生がなく渦に起因する騒音の増加がない。
また、側面側防壁構造51の側面側先端曲がり部51cの曲率は、正面側防壁構造50の正面側先端曲がり部50cの曲率より小さいので、側面側防壁構造51に水滴が集って水滴の径が大きくなっても、更には自重で流れる水受け部4の水滴が排水口6へ流れきってしまう前に次の使用者が使用するなど連続使用されて水滴の塊が更に大きくなっても、正面側防壁構造50より水滴の堰止め能力が高いので水滴が水受け部4から外に飛び出すことがない。また、ノズル12からの高速空気流が直接水受け部4に当って生成される水受け部4の底面に流れる空気流の中で、左右方向への空気流は前後方向(正面方向および背面方向)への空気流に比べ非常に弱く風量も少ないので、側面側先端曲がり部51cの曲率が小さくても乱流の発生が少なく、乱流に起因する騒音の発生もほとんどない。
従って、大部分の空気流を前後方向(正面方向および背面方向)に流しながら水滴は左右方向に集め、空気流が流れる正面側防壁構造50は立ち上がり形状を緩やかにして空気がスムーズに流れて排出される形状とし、水滴が集る側面側防壁構造51は立ち上がりの形状を急勾配にしたり立ち上がりの急勾配の部分を長くし水滴の堰止め能力を向上させることで、水受け部4を大きくすることなく効果的に騒音を悪化させずに水受け部4から外へ水滴が飛散することを防止でき、コンパクトで設置性のよい手乾燥装置を得ることができる。また、水受け部4の底面に凹凸がないので、底面に付着した汚れも簡単に拭き掃除でき清掃性のよい衛生的な手乾燥装置を得ることができる。
また、水受け部4の底面は、奥側から正面側の方向にも下り傾斜し、側面側障壁構造51の正面側の端付近が最下点で排水口16が設けられているので、手挿入部3の形状が開口側である手挿入口2のある正面側の方が広くなる形状になるため、手挿入部3の開口部を大きくすることができ手乾燥装置を大きくしなくても圧迫感のない使用勝手のよいコンパクトな手乾燥装置を得ることができるとともに、水受け部4で受けた水滴の大部分の水滴を側面側障壁構造51の根元付近に沿って流しながら排水口6へ導くことができるので、排水口6までの排水経路が水滴の堰止め能力の高い側面側防壁構造51の根元に沿っているので、水受け部4から外への水滴の飛散防止をより確実に実施することができる。
また、ノズル12の高速空気流の噴出方向の延長線が水受け部4の底面と交差する位置が、水受け部4の前後方向において中央より正面側であるので、水受け部4にある水滴の内、正面方向へ流れる空気流によって流されて集められる水滴の総量を少なくし、背面方向へ流れる空気流によって流されて集められる水滴の総量を多くすることで、正面側防壁構造50に流される水滴の量をより少なくし側面側防壁構造51へ流れる水滴に量をより多くすることで、水受け部4から外への水滴の飛散防止をより確実に実施することができる。
また、正面側防壁構造50は正面側根元側曲がり部50aと正面側先端側曲がり部50cが繋がって設けられ、正面側根元曲がり部50aの曲率より正面側先端曲がり部50cの曲率の方が大きいので、正面側防壁構造50の立ち上がり形状の高さの範囲内においては、正面側根元曲がり部50aの曲率と正面側先端曲がり部50cの曲率の配分を、正面側根元曲がり部50aより正面側先端曲がり部50cの曲率を大きくすることで、正面側防壁構造50に要求される水滴の堰止め能力と空気のスムーズな排出という相反する能力を最適にすることができる。つまり、小さな曲率の正面側根元曲がり部50aでも水滴径は小さいので手挿入部3の外に水滴が流れないように堰き止めて水受け部4から外への水滴の飛散防止でき、正面側先端曲がり部50cの曲率が大きいので正面側先端曲がり部50cから外に流れ出る空気の流れがスムーズで乱流の発生が少なく、乱流により騒音の発生も抑えて空気流だけを外に排出することができる。
1 ケーシング
2 手挿入口
3 手挿入部
4 水受け部
6 排水口
7 ドレン容器
8 ベース
9 高圧空気流発生装置
10 内部吸気口
11 内部吸気通路
12 ノズル
13 排気通路
14 手検知センサー
15 ヒーター
16 カバー
17 凹部
17a 傾斜部
18 外部吸気口
19 外部吸気通路
20 フィルター
21 操作スイッチ
21a 電源スイッチ
21b 切替スイッチ
50 正面側防壁構造
50a 正面側根元曲がり部
50b 正面側中間部
50c 正面側先端曲がり部
50d 正面側先端部
51 側面側防壁構造
51a 側面側根元曲がり部
51b 側面側中間部
51c 側面側先端曲がり部
51d 側面側先端部

Claims (4)

  1. 外殻の一部を構成し正面に開口し手を挿抜可能な処理空間としての手挿入部を備えたケーシングと、前記手挿入部の上部に設けられ左右方向にライン状の高速空気流を下方に向って噴出するノズルと、前記手挿入部の下部に設けられ正面と両側面が開放した凹状の水受け部と、前記水受け部の正面側の端縁部に設けられた立ち上がりによる正面側防壁構造と、前記水受け部の左右の側面側の端縁部に設けられた立ち上がりによる側面側防壁構造とを備え、前記側面側防壁構造の側面側先端曲がり部の曲率より前記正面側防壁構造の正面側先端曲がり部の曲率の方が大きいとともに、前記水受け部の底面は左右方向において中央側から左右方向に下り傾斜していることを特徴とする手乾燥装置。
  2. 前記水受け部の底面は、奥側から正面側の方向にも下り傾斜し、前記側面側防壁構造の正面側の端付近の最下点に排水口が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  3. 前記ノズルの噴出方向の延長線が前記水受け部の底面と交差する位置が、前記水受け部の前後方向において中央より正面側であることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の手乾燥装置。
  4. 前記正面側防壁構造は正面側根元曲がり部と前記正面側先端曲がり部が繋がって設けられ、前記正面側根元曲がり部の曲率より前記正面側先端曲がり部の曲率の方が大きいことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の手乾燥装置。
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