JP2000005096A - 手乾燥装置 - Google Patents

手乾燥装置

Info

Publication number
JP2000005096A
JP2000005096A JP18814998A JP18814998A JP2000005096A JP 2000005096 A JP2000005096 A JP 2000005096A JP 18814998 A JP18814998 A JP 18814998A JP 18814998 A JP18814998 A JP 18814998A JP 2000005096 A JP2000005096 A JP 2000005096A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hand
water
water receiving
groove
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18814998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3719002B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Haraga
一博 原賀
Yuzuru Nakamura
譲 中村
Mitsuo Rikimaru
光生 力丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP18814998A priority Critical patent/JP3719002B2/ja
Publication of JP2000005096A publication Critical patent/JP2000005096A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3719002B2 publication Critical patent/JP3719002B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストが低減でき、水滴等の周辺への飛
散を確実に防止することのできる手乾燥装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 装置本体2内に、高圧空気を供給する空
気供給手段3と、空気供給手段3からの高圧空気を吹き
出す吹出しノズル4を配設し、吹出しノズル4の下方に
は、手が挿入できる手挿入部6と、手挿入部6の下方に
手からの水滴等を受ける水受け部7とを備え、水受け部
7の底壁面7aに水滴等の飛散防止用の溝8を一体形成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タオル等を用いる
ことなく濡れた手を乾燥させることができる手乾燥装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の手乾燥装置として、特願
平10ー99235号公報に記載のものがある。
【0003】このものは、送風吹出しノズルの下方に乾
燥空間を介して設けた断面凹形状の水受け皿と、この水
受け皿の前部及び左右側部に突設した突出壁と、水受け
皿の後部よりフロントケースの下端後部を繋ぐ後面壁を
有する構成により、水受け皿に溜まった水滴が使用者側
や周辺に飛散するのを少なくするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のような構成では、水受け皿に溜まった水滴が吹出し
ノズルからの送風により突出壁をさかのぼり、結果とし
て周囲に飛び散ってしまうという問題があった。
【0005】この問題を解決するために、突出壁の上部
に水返し部を設ける構造としたり、水受け皿の底壁面に
パンチングメタルのような板材を設ける構造が考えられ
るが、前者の場合、水返し部がアンダーカットとなるの
で一体成形が困難で、2部品による接合が必要となり、
製造コストが高くなるという問題が生じる。
【0006】また、後者の場合も同様に、2部品以上が
必要となり、製造コストが高くなるという問題が生じ
る。
【0007】本発明は、上記問題点を解消し、製造コス
トが低減でき、水滴等の周辺への飛散を確実に防止する
ことのできる手乾燥装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明は、手挿入部と、手に付着した水等を取り除くため
の空気を吹き出す吹出しノズルと、吹出しノズルに空気
を供給する空気供給手段と、手挿入部の下方に配設して
手からの水滴等を受ける水受け部とを備え、水受け部の
底壁面に水滴等の飛散防止用の溝を形成したことを特徴
としている。
【0009】この構成によれば、水受け部の底壁面に付
着した水滴等が、吹出しノズルから吹き出された風によ
り水受け部の外側方向に移動して溝の中に入り込む。
【0010】したがって、従来のように水滴等が突出壁
をさかのぼることがなく、水滴等の水受け部の外方への
飛散が確実に防止できる。
【0011】また、溝を水受け部の底壁面外周縁部に形
成すれば、効率良く水滴等を溝の中に流れ込ませること
ができ、水受け部の外方へ飛散することがより確実に防
止できる。
【0012】また、水受け部の底壁面を、奥側から手前
側にかけて、且つ、中央部から左右側にかけて下方に傾
斜させ、傾斜の下方部に溝を形成すれば、水受け部の底
壁面に付着した水滴等がスムーズに溝の中に流れ込み、
水受け部の底壁面に水滴等が滞留することがないので、
滞留した水滴等を吹出しノズルから吹き出された風によ
り吹き飛ばして周囲に飛散させることも防止できる。
【0013】更に、溝の最下端部に排水口を形成すれ
ば、溝の中に入り込んだ水滴等が速やかに排水口から排
出されるので、溝内に溜まった水滴等を水受け部の外方
へ飛散させることがなくなる。
【0014】また、溝を水受け部に一体形成すれば、部
品点数を削減することができ、製造コストを減少させる
ことができる。
【0015】また、吹出しノズルの空気吹出し軸線を手
挿入部の奥側方向に指向すれば、手から吹き飛ばされた
水滴等が手挿入部の奥側方向に吹き飛ばされることにな
り、水滴等の手挿入部外方への飛散が一層抑制される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0017】図1は、本発明の手乾燥装置1の側断面図
であり、図2は、図1のA−A断面図、図3は、図1の
B−B断面図である。
【0018】図1に示すように、装置本体2内には、高
圧空気を供給する空気供給手段3と、空気供給手段3か
らの高圧空気を吹き出す吹出しノズル4が、矢印で示す
ように、その吹出し軸線を後述する手挿入部6の奥側方
向を指向するように配設されており、吹出しノズル4
は、供給路5を介して空気供給手段3に連絡されてい
る。
【0019】また、吹出しノズル4の奥側には手検知セ
ンサ10が設けられており、更にその奥側には空気取り
入れ口11が設けられている。尚、12は、供給路5に
配設したヒーターであり、13は、空気取り入れ口11
から取り入れた空気が空気供給手段3へ流入するための
空気吸い込み口である。
【0020】一方、吹出しノズル4の下方には、手が挿
入できる手挿入部6と、手挿入部6の下方に手からの水
滴等を受ける水受け部7と、水受け部7の下方に水受け
部7からの水滴等を溜めるための水受けトレイ14が着
脱自在に設けられている。
【0021】水受け部7は、底壁面7aとその周囲に形
成した立ち上がり壁7bとで構成されており、底壁面7
aは奥側から手前側下方にかけて傾斜しているととも
に、図2に示すように、断面凸状に湾曲させている。
【0022】また、図3に示すように、底壁面7aの傾
斜の下方部の外周縁部には、水滴等の飛散防止用の溝8
を一体形成しており、溝8の最下端部である手前側左右
2個所に排水口9を設けている。
【0023】以上の構成において、手挿入部6に濡れた
手を挿入すると、手検知センサ10が挿入された手を検
知し、その検知信号に基づいて空気供給手段3が動作し
て、空気取り入れ口11から取り入れた空気を空気吸い
込み口13から吸い込んで供給路5を介して吹出しノズ
ル4へ高圧空気を供給する。
【0024】そして、供給路5に配設したヒーター12
により温められた空気が、吹出しノズル4から挿入部6
の奥側方向に温風として吹き出される。
【0025】したがって、手に付着している水滴等が、
吹出しノズル4から吹き出された高圧の温風により取り
除かれて、手が乾燥する。
【0026】一方、取り除かれた水滴等の大部分は、水
受け部7の底壁面7aに付着し、付着した水滴等は吹出
しノズル4から吹き出された高圧の温風により水受け部
7の外側方向に移動して溝8の中に流れ込む。
【0027】溝8の中に流れ込んだ水滴等は排水口9へ
と導かれ、排水口9から水受けトレイ14へと排出され
る。
【0028】したがって、水滴等が立ち上がり壁7bを
さかのぼることがなく、水滴等の水受け部7の外方への
飛散が確実に防止できる。
【0029】また、吹出しノズル4の吹出し軸線が手挿
入部6の奥側方向に向けられているので、手に付着して
いる水滴等が、吹出しノズル4から吹き出された高圧の
温風により挿入部6の奥側方向に吹き飛ばされることに
なり、水滴等が手挿入部6外に飛散することが一層抑制
される。
【0030】上述した内容はあくまで本発明の一実施形
態に関するものであって、本発明が上記内容のみに限定
されることを意味されるものでない。例えば、本実施例
では供給路5にヒーター12を設けたが、ヒーター12
を設けない構造としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手乾燥装置の側断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【符号の説明】
1…手乾燥装置 2…装置本体 3…空気供給手段 4…吹出しノズル 5…供給路 6…手挿入部 7…水受け部 7a…底壁面 7b…立ち上がり壁 8…溝 9…排水口 10…手検知センサ 11…空気取り入れ口 12…ヒーター 13…空気吸い込み口 14…水受けトレイ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手挿入部と、手に付着した水等を取り除
    くための空気を吹き出す吹出しノズルと、該吹出しノズ
    ルに空気を供給する空気供給手段と、前記手挿入部の下
    方に配設して手からの水滴等を受ける水受け部とを備
    え、該水受け部の底壁面に水滴等の飛散防止用の溝を形
    成してなることを特徴とする手乾燥装置。
  2. 【請求項2】 前記溝は、前記水受け部の底壁面外周縁
    部に形成してなることを特徴とする請求項1記載の手乾
    燥装置。
  3. 【請求項3】 前記水受け部の底壁面は、奥側から手前
    側にかけて、且つ、中央部から左右側にかけて下方に傾
    斜しており、該傾斜の下方部に前記溝を形成してなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の手乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記溝の最下端部に排水口を形成してな
    ることを特徴とする請求項3記載の手乾燥装置。
  5. 【請求項5】 前記溝は、前記水受け部に一体形成して
    なることを特徴とする請求項1乃至4記載の手乾燥装
    置。
  6. 【請求項6】 前記吹出しノズルは、その空気吹出し軸
    線が前記手挿入部の奥側方向に指向してなることを特徴
    とする請求項1乃至5記載の手乾燥装置。
JP18814998A 1998-06-17 1998-06-17 手乾燥装置 Expired - Lifetime JP3719002B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18814998A JP3719002B2 (ja) 1998-06-17 1998-06-17 手乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18814998A JP3719002B2 (ja) 1998-06-17 1998-06-17 手乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000005096A true JP2000005096A (ja) 2000-01-11
JP3719002B2 JP3719002B2 (ja) 2005-11-24

Family

ID=16218618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18814998A Expired - Lifetime JP3719002B2 (ja) 1998-06-17 1998-06-17 手乾燥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3719002B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008090691A1 (ja) * 2007-01-23 2008-07-31 Panasonic Corporation 手乾燥装置
JP2013022226A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Mitsubishi Electric Corp 手乾燥装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008090691A1 (ja) * 2007-01-23 2008-07-31 Panasonic Corporation 手乾燥装置
JP2013022226A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Mitsubishi Electric Corp 手乾燥装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3719002B2 (ja) 2005-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101232833B (zh) 干燥器
CN101232836B (zh) 干燥装置
KR0155607B1 (ko) 풍향 조절 장치
US9220381B2 (en) Hand dryer
CN101232832A (zh) 干燥装置
CN101232838A (zh) 干燥装置
CN101257825A (zh) 干燥器
JP4207911B2 (ja) 手乾燥装置
JP2000005096A (ja) 手乾燥装置
JP3808950B2 (ja) 手乾燥装置
CA2617083A1 (en) Drying apparatus
JPS5915613Y2 (ja) 内視鏡
JPS5915612Y2 (ja) 内視鏡
JP3488066B2 (ja) 手乾燥装置
JP2005319329A (ja) 手乾燥装置
JP2002360464A (ja) 手乾燥装置
JP2006142107A (ja) 手乾燥装置
JP2001212026A (ja) 手乾燥装置
JPWO2014156091A1 (ja) 手乾燥装置
JP4179274B2 (ja) 手乾燥装置
JPH10274422A (ja) 空気調和機
JP2011072510A (ja) 手乾燥装置
US20230371759A1 (en) Hand dryer
JP2010077596A (ja) 衛生洗浄装置
JP2596184Y2 (ja) 衛生洗浄装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20050816

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050829

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080916

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916