JP2013015927A - 情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが予約を検討する際の利便性を高めるような態様でサービスに関する情報を提供する。
【解決手段】情報提供装置は、サービスと該サービスの提供時期との組み合わせで特定される予約対象ごとに該予約対象の残数を記憶する残数記憶手段から、ユーザの要求に応じた予約対象の残数を取得する残数取得手段と、残数記憶手段に記憶された残数の増加の残数増加履歴を記憶する履歴記憶手段から、ユーザの要求に応じたサービスの残数増加履歴を取得する履歴取得手段と、履歴取得手段により取得された残数増加履歴に基づいて、ユーザの要求に応じた予約対象のうち残数取得手段により取得された残数が閾値未満である予約対象の提供時期までに該予約対象の残数が閾値以上となる確率を推定する推定手段と、推定手段により推定された確率に応じた表示態様で、ユーザの要求に応じた予約対象に関する情報を提供する提供手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、サービスの予約を受け付ける予約システムにおけるサービスに関する情報を提供する情報提供装置及び情報提供方法の技術分野に関する。
従来、インターネット上で、例えば宿泊施設の宿泊予約や交通機関のチケット予約等、サービスの利用の予約を受け付ける予約システムが知られている。予約が必要なサービスは、通常、一時期にサービスを提供することが可能な数(例えば、客室数、座席数等)の上限が決まっている。そのため、予約システムは、ダブルブッキングが発生しないよう、予約の残数を管理している。
予約可能なサービスの情報を提供する情報提供装置は、例えば、ユーザが指定した条件を満たすサービスを検索し、条件を満たすサービスに関する情報を提供する。このとき、予約可能なサービスの残余がなかったり、残数がユーザの指定した利用数よりも少なかったりすることにより、ユーザが予約に必要な数の残数がないサービスについては、その情報が検索結果として表示されないようにする情報提供装置が存在する。その一方で、残数の如何を問わずに、条件を満たすサービスに関する情報を表示させる情報提供装置も存在する。
ここで、ユーザが情報を閲覧した時点ではユーザが必要とする残数がなかった場合であっても、サービスの提供時期には残数がユーザが必要とする数まで増加する場合がある。例えば、予約のキャンセルが発生したり、サービスを同時に提供可能な数が増加したりする場合があるからである。例えば、特許文献1には、予約した顧客がサービスの提供場所から所定範囲内にいない場合、その予約を予約システム側がキャンセルする技術が記載されている。
特開2007−149120号公報
従来の情報提供装置が、ユーザが情報を閲覧した時点でユーザが必要とする数の残数がなかったサービスについて一律に情報を表示させないようにすると、ユーザがそのサービスの存在を認識することができない。これにより、ユーザがそのサービスの予約のキャンセル待ちをすることができないため、ユーザはそのサービスの予約の機会を逸してしまう場合がある。ユーザが予約の機会を逸しないようにするためには、例えば、後日に再度の検索を行ったり、ユーザが必要とする残数がなかったサービスを別途の方法で検索したりする必要がある。このように、ユーザにとって煩雑な作業が必要となる。
これに対し、ユーザが必要とする残数がなかったサービスについても単純に情報を表示させたとする。この場合、ユーザはそのサービスの予約のキャンセル待ちを行うことができる。しかしながら、そのサービスの残数がユーザの必要な数以上となる蓋然性が低い場合には、そのサービスの提供時期までに予約することができず、キャンセル待ちしたことがユーザの利益にならない蓋然性が高い。そして、ユーザがキャンセル待ちをしたことによって、ユーザが必要とする残数がある別のサービスの予約の機会を逸してしまう場合がある。このように、何れの場合であっても、ユーザにとって不便である。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、ユーザが予約を検討する際の利便性を高めるような態様でサービスに関する情報を提供することができる情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、サービスと該サービスの提供時期との組み合わせで特定される予約対象ごとに該予約対象の残数を記憶する残数記憶手段から、ユーザの要求に応じた予約対象の残数を取得する残数取得手段と、前記残数記憶手段に記憶された前記残数の増加の残数増加履歴を記憶する履歴記憶手段から、前記ユーザの要求に応じたサービスの前記残数増加履歴を取得する履歴取得手段と、前記履歴取得手段により取得された前記残数増加履歴に基づいて、前記ユーザの要求に応じた予約対象のうち前記残数取得手段により取得された前記残数が閾値未満である予約対象の提供時期までに該予約対象の残数が前記閾値以上となる確率を推定する推定手段と、前記推定手段により推定された確率に応じた表示態様で、前記ユーザの要求に応じた予約対象に関する情報を提供する提供手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、残数が閾値未満である予約対象の提供時期までにその予約対象の残数が閾値以上となる確率に応じた表示態様で、予約対象に関する情報が提供されるので、ユーザが予約を検討する際の利便性を高めることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報提供装置において、前記ユーザの要求は、予約対象の利用日と利用数とを含み、前記推定手段は、前記残数取得手段により取得された前記残数が前記利用数未満である予約対象の残数が前記利用日までに前記利用数以上となる確率を推定し、前記提供手段は、前記ユーザの要求に応じた予約対象のうち、前記推定手段により推定される確率が予め設定された値以上の予約対象に関する情報を提供することを特徴とする。
この発明によれば、残数が閾値未満である予約対象のうち、提供時期までに残数が閾値以上となる確率が予め設定された値以上である予約対象の情報が表示されるので、ユーザは、残数が閾値未満である予約対象のうち、残数が閾値以上となる確率が低い予約対象の予約を検討しないで済ませることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の情報提供装置において、前記ユーザの要求は、サービスを識別する識別情報を含み、前記推定手段は、前記残数取得手段により取得された残数が1未満である予約対象の前記利用日までに該予約対象の残数が1以上となる確率を推定し、前記提供手段は、前記ユーザの要求に応じた予約対象に関する情報に関連づけて、前記推定手段により推定された確率を示す情報を提供することを特徴とする。
この発明によれば、残数が閾値未満である予約対象の提供時期までにその予約対象の残数が閾値以上となる確率を示す情報が表示されるので、ユーザは、確率を示す情報に基づいて、残数が閾値以上になるまで待つか否かを検討することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の情報提供装置において、前記残数が前記閾値未満である予約対象の提供者が提供するサービスに対応する前記残数を前記残数記憶手段から取得するとともに、前記予約対象ごとに該予約対象の予約対象数を記憶する予約対象数記憶手段から、前記提供者が提供するサービスに対応する前記予約対象数を取得する取得手段を更に備え、前記提供手段は、前記取得手段により取得された前記残数及び前記予約対象数に基づいて、前記ユーザの要求に応じた予約対象のうち、前記提供者が提供するサービスの予約率が予め設定された値未満である予約対象について、前記推定手段により推定された確率を示す情報を提供することを特徴とする。
この発明によれば、予約数が増えなくても良い程度に、提供するサービスの全体的な予約率がある提供者が提供する予約対象については、残数が閾値以上となる確率を示す情報を表示させないようにすることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報提供装置において、前記残数増加履歴には、予約者によるサービスの予約の取り消しの履歴が前記残数増加履歴として記憶されており、前記推定手段は、前記残数が前記閾値未満である予約対象の提供時期までに該予約対象の予約の取り消しにより前記残数が前記閾値以上となる確率を推定することを特徴とする。
この発明によれば、残数が閾値未満である予約対象に対応するサービスの予約の取り消しの履歴に基づいて、残数が閾値以上となる確率を推定することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報提供装置において、前記残数増加履歴には、サービスの予約対象数の増加の履歴が前記残数増加履歴として記憶されており、前記推定手段は、前記残数が前記閾値未満である予約対象の提供時期までに該予約対象の予約対象数の増加により前記残数が前記閾値以上となる確率を推定することを特徴とする。
この発明によれば、残数が閾値未満である予約対象に対応するサービスにおける予約対象の数の増加の履歴に基づいて、残数が閾値以上となる確率を推定することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報提供装置において、予約者が予め設定された条件を取消日になっても満たさなかった場合に予約が取り消されるサービスの前記取消日から該サービスの提供日までの日数を記憶する日数記憶手段から、前記残数が前記閾値未満である予約対象に対応する前記日数を取得する日数取得手段を更に備え、前記推定手段は、前記残数が前記閾値未満である予約対象の提供時期までの残り日数が、前記取得手段により取得された前記日数よりも長い場合には、該残り日数が該日数以下である場合よりも高い前記確率を推定することを特徴とする。
この発明によれば、予約者が条件を満たしていないと自動的に予約が取り消される取消日が予約対象の提供時期までに存在する予約対象の残数が閾値以上となる確率が高く推定されるので、残数が閾値以上となる確率の推定精度を高めることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報提供装置において、予約されている予約対象の利用人数を含む予約情報を記憶する予約情報から、前記残数が前記閾値未満である予約対象の前記予約情報を取得する予約情報取得手段を更に備え、前記推定手段は、前記予約情報取得手段により取得された前記予約情報に含まれる前記利用人数が予め設定された人数である場合には、該利用人数が該予め設定された人数ではない場合よりも高い前記確率を推定することを特徴とする。
この発明によれば、残数が閾値未満である予約対象を現在予約している予約者がその予約対象を利用する場合の人数によってその予約者が予約を取り消す確率が変わる場合に、残数が閾値以上となる確率の推定精度を高めることができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報提供装置において、予約対象を予約しているユーザを識別するユーザ識別情報を含む予約情報を記憶する予約情報記憶手段から、前記残数が前記閾値未満である予約対象の前記予約情報に含まれる前記ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、ユーザによる予約及び予約の取り消しの予約履歴を記憶する予約履歴記憶手段から、前記ユーザ識別情報取得手段により取得された前記ユーザ識別情報により識別されるユーザの前記予約履歴を取得する予約履歴取得手段と、を更に備え、前記推定手段は、前記予約履歴取得手段により取得された前記予約履歴に基づいて、前記残数が前記閾値未満である予約対象を予約しているユーザの予約の取消率が高いほど、高い前記確率を推定することを特徴とする。
この発明によれば、残数が閾値未満である予約対象を現在予約している予約者による過去の予約の取消率に応じて、その予約対象の残数が閾値以上となる確率が推定されるので、残数が閾値以上となる確率の推定精度を高めることができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報提供装置において、予約対象を予約しているユーザを識別するユーザ識別情報を含む予約情報を記憶する予約情報記憶手段から、前記残数が前記閾値未満である予約対象の前記予約情報に含まれる前記ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段を更に備え、前記推定手段は、前記ユーザ識別情報取得手段により取得された前記ユーザ識別情報を含む前記予約情報のうち、前記残数が前記閾値未満である予約対象と同時期に提供される他の予約対象の前記予約情報が前記予約情報記憶手段に記憶されている場合には、記憶されていない場合よりも高い前記確率を推定することを特徴とする。
予約者が同時期に提供される複数の予約対象を予約している場合、予約者は、その提供時期までに何れかの予約対象の予約を取り消す可能性がある。この発明によれば、残数が閾値未満である予約対象を現在予約している予約者がその予約対象と同時期に提供される予約対象を予約している場合に、予約対象の残数が閾値以上となる確率が高く推定されるので、残数が閾値以上となる確率の推定精度を高めることができる。
請求項11に記載の発明は、情報提供装置により実行される情報提供方法であって、サービスと該サービスの提供時期との組み合わせで特定される予約対象ごとに該予約対象の残数を記憶する残数記憶手段から、ユーザの要求に応じた予約対象の残数を取得する残数取得ステップと、前記残数記憶手段に記憶された前記残数の増加の残数増加履歴を記憶する履歴記憶手段から、前記ユーザの要求に応じたサービスの前記残数増加履歴を取得する履歴取得ステップと、前記履歴取得ステップにおいて取得された前記残数増加履歴に基づいて、前記ユーザの要求に応じた予約対象のうち前記残数取得ステップにおいて取得された前記残数が閾値未満である予約対象の提供時期までに該予約対象の残数が前記閾値以上となる確率を推定する推定ステップと、前記推定ステップにおいて推定された確率に応じた表示態様で、前記ユーザの要求に応じた予約対象に関する情報を提供する提供ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、情報提供装置に含まれるコンピュータを、サービスと該サービスの提供時期との組み合わせで特定される予約対象ごとに該予約対象の残数を記憶する残数記憶手段から、ユーザの要求に応じた予約対象の残数を取得する残数取得手段、前記残数記憶手段に記憶された前記残数の増加の残数増加履歴を記憶する履歴記憶手段から、前記ユーザの要求に応じたサービスの前記残数増加履歴を取得する履歴取得手段、前記履歴取得手段により取得された前記残数増加履歴に基づいて、前記ユーザの要求に応じた予約対象のうち前記残数取得手段により取得された前記残数が閾値未満である予約対象の提供時期までに該予約対象の残数が前記閾値以上となる確率を推定する推定手段、及び、前記推定手段により推定された確率に応じた表示態様で、前記ユーザの要求に応じた予約対象に関する情報を提供する提供手段、として機能させることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、情報提供装置に含まれるコンピュータを、サービスと該サービスの提供時期との組み合わせで特定される予約対象ごとに該予約対象の残数を記憶する残数記憶手段から、ユーザの要求に応じた予約対象の残数を取得する残数取得手段、前記残数記憶手段に記憶された前記残数の増加の残数増加履歴を記憶する履歴記憶手段から、前記ユーザの要求に応じたサービスの前記残数増加履歴を取得する履歴取得手段、前記履歴取得手段により取得された前記残数増加履歴に基づいて、前記ユーザの要求に応じた予約対象のうち前記残数取得手段により取得された前記残数が閾値未満である予約対象の提供時期までに該予約対象の残数が前記閾値以上となる確率を推定する推定手段、及び、前記推定手段により推定された確率に応じた表示態様で、前記ユーザの要求に応じた予約対象に関する情報を提供する提供手段、として機能させる情報提供プログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されていることを特徴とする。
本発明によれば、残数が閾値未満である予約対象の提供時期までにその予約対象の残数が閾値以上となる確率に応じた表示態様で、予約対象に関する情報が提供されるので、ユーザが予約を検討する際の利便性を高めることができる。
一実施形態に係る宿泊施設予約システムSの概要構成の一例を示す図である。 (a)及び(b)は、検索結果ページの表示例である。 空室カレンダーページの表示例を示す図である。 一実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1の概要構成の一例を示すブロック図である。 (a)は、一実施形態に係る会員情報DB12aに登録される内容の一例を示す図であり、(b)は、宿泊施設情報DB12bに登録される内容の一例を示す図であり、(c)は、客室情報DB12cに登録される内容の一例を示す図であり、(d)は、宿泊プラン情報DB12dに登録される内容の一例を示す図であり、(e)は、客室タイプ別空室情報DB12eに登録される内容の一例を示す図であり、(f)は、宿泊プラン別空室情報DB12fに登録される内容の一例を示す図である。 (a)は、一実施形態に係る予約情報DB12gに登録される内容の一例を示す図であり、(b)は、空室待ち予約情報DB12hに登録される内容の一例を示す図であり、(c)は、予約履歴情報DB12iに登録される内容の一例を示す図であり、(d)は、割り当て数増加履歴DB12jに登録される内容の一例を示す図である。 一実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14の検索リクエスト受信時処理における処理例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14の空室カレンダーリクエスト受信時処理における処理例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14の空室発生スコア推定処理における処理例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14のキャンセル発生スコア推定処理における処理例を示すフローチャートである。 (a)は、一実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14の利用人数スコア補正処理における処理例を示すフローチャートであり、(b)は、一実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14のユーザキャンセル履歴スコア補正処理における処理例を示すフローチャートであり、(c)は、一実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14の同日予約スコア補正処理における処理例を示すフローチャートであり、(d)は、一実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14の強制キャンセル日スコア補正処理における処理例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14の割り当て増加発生スコア推定処理における処理例を示すフローチャートである。 (a)は、一実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14の空室待ち予約リクエスト受信時処理における処理例を示すフローチャートであり、(b)は、一実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14の空室数増加時処理における処理例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、宿泊施設予約システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.宿泊施設予約システムの構成及び機能概要]
先ず、本実施形態に係る宿泊施設予約システムSの構成及び機能概要について、図1乃至図3を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る宿泊施設予約システムSの概要構成の一例を示す図である。
図1に示すように、宿泊施設予約システムSは、宿泊施設予約サーバ1と、複数のユーザ端末3と、複数の宿泊施設端末2と、を含んで構成されている。そして、宿泊施設予約サーバ1と各ユーザ端末3及び宿泊施設端末2とは、ネットワークNWを介して、例えば、通信プロトコルにTCP/IP等を用いて相互にデータの送受信が可能になっている。なお、ネットワークNWは、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている。
宿泊施設予約サーバ1(本発明における情報提供装置の一例)は、宿泊施設の宿泊の予約の受け付けを行うWebサイト(以下、「宿泊施設予約サイト」という)に関する各種処理を実行するサーバ装置である。宿泊施設予約サイトは、複数の宿泊施設から予約の受け付けを委託されている。宿泊施設予約サーバ1は、ユーザ端末3からのリクエストに応じて、例えば、宿泊施設や宿泊プランに関する情報をユーザ端末3に提供したり、宿泊施設を予約する処理を行ったりする。宿泊プランは、例えば、宿泊施設側等により企画された宿泊サービスであり、宿泊プランごとに、客室のタイプとサービスの内容とが規定されている。
宿泊施設端末2は、宿泊施設予約サイトに予約の委託をしている宿泊施設の従業員等が利用する端末装置である。従業員等は、宿泊施設端末2を操作することにより、予約を委託する客室の割り当てを行ったり、空室状況を閲覧したりする。宿泊施設端末2としては、例えば、パーソナルコンピュータ等がある。
ユーザ端末3(本発明における端末装置の一例)は、宿泊施設予約サイトを利用するユーザの端末装置である。ユーザ端末3は、ユーザからの操作に基づいて宿泊施設予約サーバ1にアクセスすることにより、宿泊施設予約サーバ1からWebページを受信して表示する。ユーザ端末3には、ブラウザや電子メールクライアント等のソフトウェアが組み込まれている。ユーザ端末3としては、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン等の携帯情報端末、携帯電話機等が用いられる。
このような構成の宿泊施設予約システムSにおいて、宿泊施設予約サーバ1は、ユーザの要求に応じた宿泊プランに関する情報をユーザ端末3に提供するとき、宿泊プランにおける空室数(本発明における残数の一例)が、必要数を下回る場合には、チェックイン日までに空室数(残室数)が必要数以上となる確率を推定する。そして、宿泊施設予約サーバ1は、推定した確率に応じた態様で宿泊プランに関する情報を提供する。ここで、空室数とは、特定の日において特定の宿泊プランを提供可能な客室数のうち、現在予約されないで残っている客室の数をいう。必要数とは、空室があるものとして宿泊プランに関する情報を表示するために必要な空室の数である。空室数が必要数以上となる確率の推定は、宿泊プランを提供する宿泊施設において空室数の増加の履歴に基づいて行われる。空室数の増加の履歴としては、ユーザからの予約のキャンセルの履歴がある。例えば、予約に対してキャンセルがあった割合が大きいほど、空室数が増加する可能性があり、よって空室数が必要数以上に増加する確率が高くなる。また、空室数の増加の履歴としては、宿泊施設からの予約の受け付けの委託の割り当て数の増加の履歴がある。例えば、割り当て数の増加の頻度が高いほど又は数量が多いほど、空室数が必要数以上に増加する確率が高くなる。宿泊施設予約サーバ1は、実際には、空室数が必要数以上に増加する確率を計算する代わりに、この確率に相当する情報として、空室発生スコアを決定する。空室発生スコアが高いほど、空室数が必要数以上となる蓋然性が高いことを示す。例えば、確率に変わるこのような情報を用いることで、確率の推定処理を簡易化させる。なお、宿泊施設予約サーバ1は、実際に確率計算を行っても良い。
次に、推定した確率に応じた表示態様について説明する。ユーザは、宿泊プランを検索するとき、検索条件を指定することができる。指定可能な検索条件としては、例えば、チェックイン日、チェックアウト日、利用客室数(本発明における利用数の一例)、地域、客室のタイプ、利用人数、料金等がある。宿泊施設予約サーバ1は、指定された検索条件を満たす宿泊プランを検索し、検索された宿泊プランの一覧を示すWebページ(以下、「検索結果ページ」という)を、ユーザ端末3に送信する。このとき、宿泊施設予約サーバ1は、空室数が、ユーザが指定した利用客室数未満である宿泊プランについて、チェックイン日までに空室数が必要数以上となる確率を推定する。そして、宿泊施設予約サーバ1は、推定した確率が予め設定された確率未満の宿泊プランの情報を含まない検索結果ページを送信する。
図2(a)及び図2(b)は、検索結果ページの表示例である。図2(a)は、検索された何れの宿泊プランも空室数が利用客室数以上である場合の表示例である。図2(a)に示すように、検索結果ページには、宿泊プラン表示領域100(100a〜100c)が、検索された宿泊プランごとに表示される。宿泊プラン表示領域100には、ホテルページリンク110、商品プランリンク120、料金表示領域130、宿泊プラン説明140、予約ボタン150、空室カレンダーボタン160等が表示される。ホテルページリンク110は、宿泊プランを提供するホテル名を示す。また、ホテルページリンク110は、ホテル名が示すホテルの情報が表示されるWebページ(以下、「ホテルページ」という)へのハイパーリンクである。宿泊プランリンク120は、宿泊プラン名を示す。また、宿泊プランリンク120は、宿泊プラン名が示す宿泊プランの情報が表示されるWebページ(以下、「宿泊プランページ」という)へのハイパーリンクである。料金表示領域130には、宿泊プランの料金が表示される。宿泊プラン説明140には、宿泊プランの説明や宿泊プランで提供される客室の説明等が表示される。予約ボタン150は、予約の手続きを行うためのボタンである。空室カレンダー160は、宿泊プランの1ヶ月間の空室状況が表示されるWebページ(以下、「空室カレンダーページ」という)を表示するためのボタンである。
図2(a)の例においては、ホテルAのA1プランの情報を示す宿泊プラン表示領域100aと、ホテルAのA2プランの情報を示す宿泊プラン表示領域100bと、ホテルBのB1プランの情報を示す宿泊プラン表示領域100cと、が表示されている。つまり、A1プラン、A2プラン及びB1プランが検索されている。例えば、ユーザは、検索条件の利用客室数として1を指定していたとすると、A1プラン、A2プラン及びB1プランの何れも1部屋以上の空室があったことになる。
図2(b)は、検索された宿泊プランのうち一部の宿泊プランの空室数が利用客室数未満である場合の表示例である。ユーザは、例えば、検索条件の利用客室数として2を指定したとする。これに対し、A1プランの空室数は2以上であったが、A2プラン及びB1プランの空室数が1であったとする。また、A2プランの空室数が2以上となる確率が閾値未満であり、B1プランの空室数が2以上となる確率が閾値以上であるとする。この場合、図2(b)に示すように、A1プランの情報を示す宿泊プラン表示領域100a及びB1プランの情報を示す宿泊プラン表示領域100cが表示され、A2プランの情報を示す宿泊プラン表示領域100bは表示されない。宿泊プラン表示領域100cに表示される予約ボタン150は、通常の予約の手続きを行うためのボタンではない。宿泊プラン表示領域100cに表示される予約ボタン150がユーザにより選択されると、画面に空室がない旨のメッセージが表示されるとともに、キャンセル待ちを行うか否かのメッセージが表示される。そして、ユーザがキャンセル待ちを行う旨の選択操作を行うと、チェックイン日までに空室数が利用客室数以上となったときに自動的に予約が行われる。この予約を、「空室待ち予約」という。なお、宿泊プラン表示領域100bに、空室がない旨のメッセージが表示されても良い。また、予約ボタン150に代えて、空室待ち予約の手続きを行うための専用のボタンである空室待ち予約ボタンが表示されたり、表示領域100に情報が表示されている宿泊プランをお気に入りに登録するためのお気に入り登録ボタンが表示されたりするようにしても良い。例えば、宿泊施設予約サイトにおけるユーザ専用のWebページにおいて、ユーザがお気に入りに登録した宿泊プランの一覧を表示させることができる。ユーザは、このWebページから所定の操作を行うことにより、例えば、お気に入りに登録した宿泊プランの宿泊プランページを表示させたり、空室状況を確認したりすることができる。
A2プランの空室数が2以上となる確率が閾値未満であるにもかかわらず検索結果にA2プランの情報が表示された場合、表示された情報やA2プランの宿泊プランページを見たユーザが、A2プランを気に入ることがある。そうすると、ユーザは、A2プランに2部屋以上の空室が出ることを待って予約を行うか否かを検討する可能性がある。しかしながら、A2プランは、チェックイン日までに空室数が利用客室数以上となる可能性が、ある程度よりも低いので、ユーザによるA2プランの情報の閲覧、予約を行うか否かの検討及び空室が出ることを待つという行為が無駄になる可能性が高い。また、予約の検討対象となる宿泊プランの数が多くなるので、各宿泊プランの確認作業がユーザにとって煩わしい。それに対して図2(b)に示す構成においては、検索結果ページには、空室数が利用客室数以上になる可能性が低い宿泊プランの情報が表示されないので、ユーザの利便性を高めることができる。
図3は、空室カレンダーページの表示例を示す図である。空室カレンダーページは、例えば、空室カレンダーボタン160がユーザにより選択されたときに表示される。また、空室カレンダーページには、前月リンク210及び次月リンク220が表示される。前月リンク210は、現在空室カレンダーページに空室状況が表示されている月の前月に対応する空室カレンダーページへのハイパーリンクである。次月リンク220は、現在空室カレンダーページに空室状況が表示されている月の次月に対応する空室カレンダーページへのハイパーリンクである。また、空室カレンダーページには、日情報表示領域230が1日ごとに表示される。日情報表示領域230には、日付231、空室状況情報232、料金233、空室発生可能性情報234等が表示される。空室状況情報232は、日付231が示す日における空室状況を示す情報である。例えば、空室数が1以上である場合、空室状況情報232として「○」が表示される。また、空室数が0である場合、空室状況情報232として「×」が表示される。空室状況情報232は、予約を行うためのハイパーリンクにもなっている。空室状況情報232としての「○」は、通常の予約を行うためのハイパーリンクである。また、空室状況情報232としての「×」は、空室待ち予約を行うためのハイパーリンクである。空室発生可能性情報234は、空室状況情報232として「×」が表示されている日情報表示領域230において、日付231が示すチェックイン日までに空室数が1以上になる確率を示す情報である。空室発生可能性情報234として、例えば、「(◎)」、「(○)」、「(△)」、「(×)」の何れかが表示される。「(◎)」、「(○)」、「(△)」、「(×)」の順に、空室数が1以上になる可能性が高い。なお、図3は、必要数が1である場合の例であるが、必要数は2以上であっても良い。
このように、空室がない日について、空室がない旨の情報が表示されるのみではなく、空室数が必要数以上になる蓋然性の度合いを示す空室発生可能性情報234が表示されるので、ユーザは、空室が出ることを待って予約を行う否かを検討する材料として、空室発生可能性情報234を利用することができる。これにより、ユーザの利便性を高めることができる。
なお、空室カレンダーページに空室状況が表示されている宿泊プランを提供する宿泊施設において、宿泊施設予約サイトに対して委託している総客室数に対して、予め設定された期間における予約率(稼働率)が、予め設定された値以上である場合、空室状況情報232は表示されない。空室状況情報232が表示されると、空室が出ることを待って予約が行われる可能性が高くなる。しかしながら、宿泊施設側において予約率がある程度以上である場合は、ある程度の収益が望めるので、あえて空室状況情報232を表示させて予約を増やす必要はない。それよりも、空室状況情報232を表示させない方が、宿泊施設側にとって利益になる場合がある。予約率を計算する期間としては、例えば、空室カレンダーページに空室状況が表示されている月又は日ごとや、今日から所定日数前または所定日数後までの期間等が考えられる。予約率を計算する対象としては、例えば、施設に対応する全てのプランや価格帯や部屋のタイプなどの各種属性に対応するプラン等が考えられる。
[2.宿泊施設予約サーバの構成]
次に、宿泊施設予約サーバ1の構成について、図4乃至図6を用いて説明する。
図4は、本実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1の概要構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、宿泊施設予約サーバ1は、通信部11と、記憶部12と、入出力インターフェース13と、システム制御部14と、を備えている。そして、システム制御部14と入出力インターフェース13とは、システムバス15を介して接続されている。
通信部11は、ネットワークNWに接続して、ユーザ端末3等との通信状態を制御するようになっている。
記憶部12(本発明における残数記憶手段、履歴記憶手段、予約対象数記憶手段、日数記憶手段、予約情報記憶手段及び予約履歴記憶手段の一例)は、例えば、ハードディスクドライブ等により構成されている。この記憶部12には、会員情報DB(データベース)12a、宿泊施設情報DB12b、客室情報DB12c、宿泊プラン情報DB12d、客室タイプ別空室情報DB12e、宿泊プラン別空室情報DB12f、予約情報DB12g、空室待ち予約情報DB12h、予約履歴Db12i、割り当て数増加履歴DB12j等のデータベースが構築されている。
図5(a)は、本実施形態に係る会員情報DB12aに登録される内容の一例を示す図である。会員情報DB12aには、宿泊施設予約システムSに会員登録しているユーザに関する会員情報が登録される。具体的に、会員情報DB12aには、ユーザID、パスワード、ニックネーム、氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、電子メールアドレス等が、ユーザごとに対応付けて登録される。ユーザIDは、ユーザの識別情報である。
図5(b)は、本実施形態に係る宿泊施設情報DB12bに登録される内容の一例を示す図である。宿泊施設情報DB12bには、宿泊施設に関する宿泊施設情報が登録される。具体的に、宿泊施設情報DB12bには、宿泊施設の識別情報である施設ID、宿泊施設名、住所、郵便番号、電話番号、FAX番号、電子メールアドレス、宿泊施設の案内情報、強制キャンセル日数、総客室数等が、宿泊施設ごとに対応付けて登録される。施設IDは、宿泊施設の識別情報である。強制キャンセル日数は、宿泊施設予約サーバ1による強制的な予約のキャンセルが行われる日(以下、「強制キャンセル日」という)から、チェックイン日までの日数である。ユーザは、予約を行った後、強制キャンセル日の前日までに、宿泊施設が設定した条件を満たさないと、強制キャンセル日に予約がキャンセルされる。宿泊施設が設定する条件としては、例えば、宿泊料金を決済する等がある。なお、強制キャンセル日数は、宿泊施設側が強制キャンセル日を設ける場合にのみ設定される。
図5(c)は、本実施形態に係る客室情報DB12cに登録される内容の一例を示す図である。客室情報DB12cには、宿泊施設が宿泊施設予約サイトに委託した客室のタイプに関する情報が登録される。具体的に、客室情報DB12cには、客室タイプID、施設ID、客室タイプ名、客室タイプ種別、客室の案内情報等が表示される。客室タイプIDは、宿泊施設側の基準で客室をタイプ分けした場合の客室タイプの識別情報である。例えば、同じツインの客室であっても、部屋の広さや、部屋から見える景色等に応じて、宿泊施設側が客室タイプを分ける場合がある。施設IDは、客室タイプIDに対応する宿泊タイプの客室を有する宿泊施設の施設IDである。客室タイプ種別は、一般的な客室のタイプを示す情報である。一般的な客室のタイプとしては、例えば、シングル、セミダブル、ダブル、ツイン、和室等がある。
図5(d)は、本実施形態に係る宿泊プラン情報DB12dに登録される内容の一例を示す図である。客室情報DB12cには、宿泊プランに関する宿泊プラン情報が登録される。具体的に、宿泊プラン情報DB12dには、プランID、施設ID、客室タイプID、宿泊プラン名、宿泊プランの案内情報等が登録される。プランIDは、宿泊プランの識別情報である。施設IDは、プランIDに対応する宿泊プランを提供する宿泊施設の施設IDである。客室タイプIDは、プランIDに対応する宿泊プランの客室の客室タイプIDである。
図5(e)は、本実施形態に係る客室タイプ別空室情報DB12eに登録される内容の一例を示す図である。客室タイプ別空室情報DB12eには、客室タイプごとの空室数等を示す客室タイプ別空室情報が登録される。具体的に、客室タイプ別空室情報DB12eには、客室タイプID、日付、割り当て客室数、空室数等が、客室タイプ及び日付ごとに対応付けて登録される。割り当て客室数は、客室タイプIDに対応する客室タイプの客室のうち、日付が示す日に宿泊施設予約サイトに対して割り当てられている客室の総数である。同じ客室タイプであっても、日によっては客室数が異なる場合がある。空室数は、客室タイプIDに対応する客室タイプの客室のうち、日付が示す日の宿泊が予約されていない客室の数である。
図5(f)は、本実施形態に係る宿泊プラン別空室情報DB12fに登録される内容の一例を示す図である。宿泊プラン別空室情報DB12fには、宿泊プランごとの空室数等を示す宿泊プラン別空室情報が登録される。具体的に、宿泊プラン別空室情報DB12fには、プランID、日付、宿泊料金、割り当て客室数(本発明における予約対象数の一例)、予約数、空室数等が、宿泊プラン及び日付ごとに対応付けて登録される。割り当て客室数は、プランIDに対応する宿泊プランの客室のうち、日付が示す日に宿泊施設予約サイトに対して割り当て可能な客室の総数である。同じ宿泊プランであっても、日によっては客室数が異なる場合がある。予約数は、プランIDに対応する宿泊プランにおいて、日付が示す日の宿泊が予約されている客室の数である。空室数は、プランIDに対応する宿泊プランの客室のうち、日付が示す日の宿泊が予約可能な客室の数である。
予約数と空室数との合計が、割り当て客室数と一致しない場合がある。これは、同一の客室タイプの客室を複数の宿泊プランに割り当てている場合に発生する。例えば、A1プランとA2プランに、それぞれ客室タイプT1の客室が割り当てられているとする。A1プランの割り当て客室数が5、A2プランの割り当て客室数が2、客室タイプT1の割り当て客室数が5に設定されていたとする。ここで、A1プランの予約数が2であって、A2プランの予約数が1であったとする。この場合、客室タイプT1の空室数は2となる。この場合、A1プランの空室数は2となり、A2プランの空室数は1となる。
図6(a)は、本実施形態に係る予約情報DB12gに登録される内容の一例を示す図である。予約情報DB12gには、宿泊プランの予約の内容に関する予約情報が登録される。具体的に、予約情報DB12gには、予約番号、予約日時、ユーザID、施設ID、プランID、客室タイプID、チェックイン日、チェックアウト日、利用客室数、利用人数等が、予約ごとに対応付けて登録される。予約番号は、予約を識別するための番号である。予約日時は、予約が行われた日時である。ユーザIDは、予約を行ったユーザのユーザIDである。施設IDは、予約された宿泊プランを提供する宿泊施設の施設IDである。プランIDは、予約された宿泊プランのプランIDである。客室タイプIDは、予約された宿泊プランの客室タイプの客室タイプIDである。予約情報は、チェックイン日を経過したとき、または、予約がキャンセルされたときに、予約情報DB12gから削除される。
図6(b)は、本実施形態に係る空室待ち予約情報DB12hに登録される内容の一例を示す図である。空室待ち予約情報DB12hには、宿泊プランの空室待ち予約の内容に関する予約情報が登録される。具体的に、空室待ち予約情報DB12hには、予約番号、予約日時、ユーザID、施設ID、プランID、客室タイプID、チェックイン日、チェックアウト日、利用客室数、利用人数等が、予約ごとに対応付けて登録される。
図6(c)は、本実施形態に係る予約履歴情報DB12iに登録される内容の一例を示す図である。予約履歴情報DB12iには、宿泊プランの予約の履歴である予約履歴が登録される。具体的に、予約履歴情報DB12iには、予約番号、予約日時、ユーザID、施設ID、プランID、客室タイプID、チェックイン日、チェックアウト日、利用客室数、利用人数、キャンセルフラグ、キャンセル日時等が、予約ごとに対応付けて登録される。キャンセルフラグは、予約番号に対応する予約がキャンセルされたか否かを示す情報である。キャンセルフラグがOFFに設定されている場合、予約はキャンセルされていない。一方、キャンセルフラグがONに設定されている場合、予約はキャンセルされている。キャンセル日時は、キャンセルフラグがONに設定されている場合にのみ登録される。キャンセル日時は、キャンセルが行われた日時を示す。
図6(d)は、本実施形態に係る割り当て数増加履歴DB12jに登録される内容の一例を示す図である。割り当て数増加履歴DB12jには、宿泊施設側からの客室の割り当て数の増加の履歴である割り当て数増加履歴が登録される。具体的に、割り当て数増加履歴DB12jには、プランID、登録日、割り当て対象日、増加数等が対応付けて登録される。プランIDは、客室数が増加した宿泊プランのプランIDである。登録日は、客室数の割り当て数の増加の登録が行われた日である。割り当て対象日は、客室数の増加対象となる日である。割り当て対象日は複数であっても良い。増加数は、増加した客室数である。
宿泊施設側は、宿泊施設端末2を操作して、プランID、登録日、割り当て対象日、増加数等を入力する。すると、宿泊施設端末2は、入力された情報を宿泊施設予約サーバ1に送信する。システム制御部14は、受信した情報を割り当て数増加履歴として増加履歴DB12jに登録する。また、システム制御部14は、受信したプランIDと割り当て対象日とに対応付けて宿泊プラン別空室情報DB12fに登録されている割り当て客室数及び空室数に、受信した増加数をそれぞれ加算する。また、システム制御部14は、受信したプランIDに対応するタイプIDを宿泊プラン情報DB12dから取得する。そして、システム制御部14は、取得したプランIDと受信した割り当て対象日とに対応付けて客室タイプ別空室情報DB12eに登録されている割り当て客室数及び空室数に、受信した増加数をそれぞれ加算する。
次に、記憶部12に記憶されるその他の情報について説明する。記憶部12には、キャンセル発生スコア決定一次テーブル、キャンセル発生スコア決定二次テーブル及び割り当て増加発生スコア決定テーブルが記憶されている。これらのテーブルは、空室発生スコアを決定するためのテーブル情報である。
キャンセル発生スコア決定一次テーブルは、1つの客室がチェックイン日までにキャンセルされる確率に相当する一次スコアを決定するためのテーブル情報である。具体的に、キャンセル発生スコア決定一次テーブルは、一次スコアが、過去のキャンセル率の範囲及び残り日数に対応付けて格納された2次元配列である。一次スコアが高いほど、キャンセルされる確率が高くなる。キャンセル率は、過去に予約された客室の1部屋が1日の間にどれだけの割合でキャンセルされたかを示す。キャンセル率は、予約履歴に基づいて計算される。キャンセル率が高くなるほど、対応する一次スコアが高くなっている。キャンセル率は、キャンセル発生スコアを決定する上での基本的な情報である。一次スコアは、特にキャンセル率による影響が大きい。過去のキャンセルが多いほど、未来においてもキャンセルが多いと考えられるからである。残り日数は、宿泊プランの検索日(今日)からチェックイン日までの日数である。残り日数が長いほど、対応する一次スコアが高くなっている。
キャンセル発生スコア決定二次テーブルは、チェックイン日までにキャンセルされる客室の数が必要数以上となる確率に相当するキャンセル発生スコアを決定するためのテーブルである。具体的に、キャンセル発生スコア決定二次テーブルは、キャンセル発生スコアが、一次スコアの範囲、予約数及び必要増加数に対応付けて格納された3次元配列である。キャンセル発生スコアが高いほど、キャンセルされる客室の数が多くなり、そのため空き客室数が必要数以上となる確率が高くなる。一次スコアが高いほど、対応するキャンセル発生スコアが高くなっている。キャンセル発生スコアは、特に一次スコアによる影響が大きい。予約数は、現時点で予約されている客室の総数である。予約数が多いほど、対応するキャンセル発生スコアが高くなっている。必要増加数は、空室数が必要数以上となるために必要な空室の増加数である。必要増加数が多いほど、対応するキャンセル発生スコアが低くなっている。
割り当て増加発生スコア決定テーブルは、チェックイン日までに客室の割り当ての増加数が必要数以上となる確率に相当する割り当て増加発生スコアを決定するためのテーブルである。具体的に、割り当て増加発生スコア決定テーブルは、キャンセル発生スコアが、過去の割り当て増加率の範囲、残り日数及び必要増加数に対応付けて格納された3次元配列である。割り当て増加発生スコアが高いほど、増加数が必要数以上となる確率が高くなる。割り当て増加率は、過去の宿泊施設側からの客室の割り当ての増加によって、1日あたりにどれだけの割合で客室が増加したかを示す。割り当て増加率は、割り当て数増加履歴に基づいて計算される。割り当て増加率が高いほど、対応する割り当て増加発生スコアが高くなっている。割り当て増加率は、割り当て増加発生スコアを決定する上での基本的な情報である。割り当て増加発生スコアは、特に割り当て増加率による影響が大きい。過去の客室の割り当て数が増加した回数や頻度が多いほど、あるいは、過去の客室の割り当て数が増加した数量が多いほど、未来においても増加が多いと考えられるからである。残り日数が長いほど、対応する割り当て増加発生スコアが高くなっている。また、必要増加数が多いほど、対応する割り当て増加発生スコアが低くなっている。
また、記憶部12には、空室発生可能性情報決定テーブルが記憶されている。空室発生可能性情報決定テーブルは、空室発生可能性情報234を決定するためのテーブル情報である。具体的に、空室発生可能性情報決定テーブルは、空室発生スコアの範囲に対応付けて空室発生可能性情報234が格納された一次元配列である。空室発生スコアが高くなるほど、高い可能性を示す空室発生可能性情報234が格納されている。
また、記憶部12には、Webページを表示するためのHTML文書、XML文書、画像データ、テキストデータ、電子文書等の各種データが記憶されている。また、記憶部12には、管理者等により設定された各種の設定値が記憶されている。
また、記憶部12には、オペレーティングシステム、WWW(World Wide Web)サーバプログラム、DBMS(DataBase Management System)、宿泊施設予約処理プログラム等の各種プログラムが記憶されている。宿泊施設予約処理プログラムは、宿泊プランの検索、空室数が必要数以上となる確率の推定、宿泊プランの予約等の処理を実行するためのプログラムである。なお、各種プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワークNWを介して取得されるようにしても良いし、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体に記録されてドライブ装置を介して読み込まれるようにしても良い。
入出力インターフェース13は、通信部11及び記憶部12とシステム制御部14との間のインターフェース処理を行うようになっている。
システム制御部14は、CPU14a、ROM(Read Only Memory)14b、RAM(Random Access Memory)14c等により構成されている。そして、システム制御部14は、CPU14aが、各種プログラムを読み出し実行することにより、本発明における残数取得手段、履歴取得手段、推定手段、提供手段、取得手段、日数取得手段、予約情報取得手段、ユーザ識別情報取得手段及び予約履歴取得手段として機能するようになっている。
なお、宿泊施設予約サーバ1が、複数のサーバ装置で構成されても良い。例えば、宿泊プランの検索、空室数が必要数以上となる確率の推定、宿泊プランの予約等に関する処理を行うサーバ装置、ユーザ端末3からのリクエストに応じてWebページを送信するサーバ装置、及びデータベースを管理するサーバ装置等が、互いにLAN等で接続されても良い。
[3.宿泊施設予約システムの動作]
次に、宿泊施設予約システムSの動作について、図7乃至図13を用いて説明する。
図7は、本実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14の検索リクエスト受信時処理における処理例を示すフローチャートである。
例えば、ユーザが宿泊施設サイトにおいて、チェックイン日、チェックアウト日、利用客室数等の検索条件を入力する。すると、ユーザ端末3は、入力された検索条件を含む検索リクエストを宿泊施設予約サーバ1に送信する。検索リクエスト受信時処理は、宿泊施設予約サーバ1が検索リクエストを受信したときに開始される。
先ず、システム制御部14は、受信した検索リクエストから検索条件を取得する(ステップS1)。次いで、システム制御部14は、取得した検索条件を満たす宿泊プランのプランIDを検索する(ステップS2)。例えば、システム制御部14は、宿泊施設情報DB12b、客室情報DB12c、宿泊プラン情報DB12d、宿泊プラン別空室情報DB12f等に登録されている情報に基づいて、検索条件を満たす宿泊プランのプランIDを検索する。
次いで、システム制御部14は、検索条件を満たす宿泊プランのプランIDが検索されたか否かを判定する(ステップS3)。このとき、システム制御部14は、検索条件を満たす宿泊プランのプランIDが検索されなかったと判定した場合には(ステップS3:NO)、検索条件を満たす宿泊プランがない旨が表示される検索結果ページのHTML文書を、検索リクエストの送信元のユーザ端末3に送信する(ステップS4)。システム制御部14は、この処理を終えると、検索リクエスト受信時処理を終了させる。
一方、システム制御部14は、検索条件を満たす宿泊プランのプランIDが検索されたと判定した場合には(ステップS3:YES)、検索結果ページのHTML文書のテンプレートを、記憶部12から取得する。また、システム制御部14は、空室発生スコアの計算対象となる対象チェックイン日として、検索条件に含まれるチェックイン日を設定する(ステップS5)。次いで、システム制御部14は、検索されたプランIDのうち1つを、対象プランIDとして選択する(ステップS6)。なお、対象プランIDに対応する宿泊プランを、「対象プラン」という。
次いで、システム制御部14は、対象プランID及び対象チェックイン日に対応する空室数を宿泊プラン別空室情報DB12fから取得する(ステップS7)。
次いで、システム制御部14は、ステップS7で取得した空室数が、検索条件に含まれる利用客室数以上であるか否かを判定する(ステップS8)。このとき、システム制御部14は、空室数が利用客室数以上であると判定した場合には(ステップS8:YES)、対象プランの宿泊プラン表示領域用データを生成する(ステップS9)。宿泊プラン表示領域用データは、検索結果ページにおいて宿泊プラン表示領域100を表示するためのHTML文書のパーツである。システム制御部14は、ステップS9の処理を終えると、ステップS13に移行する。なお、実際にはチェックイン日からチェックアウト日の前日までの全ての空室数が利用客室数以上ではないと、その利用客室数で予約を行うことができないが、本実施形態においては、簡易な方法として、チェックイン日の空室数のみについて判定を行っている。ステップS8において、システム制御部14は、チェックイン日からチェックアウト日の前日までの全ての空室数が利用客室数以上であるか否かを判定しても良い。
ステップS8において、システム制御部14は、空室数が利用客室数以上ではないと判定した場合には(ステップS8:NO)、後述する空室発生スコア推定処理を実行する(ステップS10)。空室発生スコア推定処理では、対象プランの空室発生スコアが決定される。
次いで、システム制御部14は、空室発生スコア推定処理で決定された空室発生スコアが、記憶部12に記憶されているスコアの比較用の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS11)。このとき、システム制御部14は、空室発生スコアが閾値以上であると判定した場合には(ステップS11:YES)、対象プランの宿泊プラン表示領域用データを生成する(ステップS12)。次いで、システム制御部14は、ステップS13に移行する。
ステップS13において、システム制御部14は、ステップS9またはステップS13において生成した宿泊プラン表示領域用データを、検索結果ページのHTML文書のテンプレートに追加する。次いで、システム制御部14は、ステップS14に移行する。
ステップS11において、システム制御部14は、空室発生スコアが閾値以上ではないと判定した場合には(ステップS11:NO)、宿泊プラン表示領域用データを生成せずに、ステップS14に移行する。
ステップS14において、システム制御部14は、検索されたプランIDの中にまだ選択していないプランIDがあるか否かを判定する。このとき、システム制御部14は、まだ選択していないプランIDがあると判定した場合には(ステップS14:YES)、まだ選択していないプランIDのうち1つを選択する(ステップS15)。次いで、システム制御部14は、ステップS7に移行する。
一方、システム制御部14は、全てのプランIDを選択したと判定した場合には(ステップS14:NO)、宿泊プラン表示領域用データが追加されることにより完成した検索結果ページのHTML文書を、検索リクエストの送信元のユーザ端末3に送信する(ステップS16)。システム制御部14は、この処理を終えると、検索リクエスト受信時処理を終了させる。
図8は、本実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14の空室カレンダーリクエスト受信時処理における処理例を示すフローチャートである。
例えば、ユーザが、検索結果ページ又は各施設のプラン一覧ページにおいて何れかの宿泊プラン表示領域100に表示されている空室カレンダーボタン160を選択した場合、または、空室カレンダーページに表示されている前月リンク210または次月リンク220を選択した場合、ユーザ端末3は、対応する宿泊プランのプランID、対応する年月(以下、「表示年月」という)を含む空室カレンダーリクエストを宿泊施設予約サーバ1に送信する。なお、空室カレンダーボタン160が選択された場合、現在の年月が表示年月となる。空室カレンダーリクエスト受信時処理は、宿泊施設予約サーバ1が空室カレンダーリクエストを受信したときに開始される。
先ず、システム制御部14は、空室カレンダーリクエストに含まれるプランIDを対象プランIDとして取得するとともに、表示年月を取得する(ステップS51)。また、システム制御部15は、空室カレンダーページのHTML文書のテンプレートを、記憶部12から取得する。次いで、システム制御部14は、対象チェックイン日に、表示年月の一日を設定する。また、システム制御部14は、利用客室数として1を設定する(ステップS52)。なお、表示年月が現在の年月である場合、対象チェックイン日は今日の日付となる。
次いで、システム制御部14は、空室カレンダーページの表示対象となる宿泊施設の客室の予約率を計算する(ステップS53)。例えば、システム制御部14は、対象プランIDに対応する施設IDを、宿泊プラン情報DB12dから取得する。次いで、システム制御部14は、取得した施設IDに対応する客室タイプIDを、客室情報DB12cから全て取得する。次いで、システム制御部14は、取得した各客室タイプIDに対応する割り当て客室数及び空室数のうち、表示年月の一日から末日までの割り当て客室数及び空室数を、客室タイプ別空室情報DB12eから全て取得する。次いで、システム制御部14は、取得した全ての割り当て客室数を足し合わせて総割り当て客室数を算出するとともに、取得した全ての空室数を足し合わせて総空室数を算出する。そして、システム制御部14は、総空室数を総割り当て客室数で除算することにより、予約率を計算する。
次いで、システム制御部14は、対象プランID及び対象チェックイン日に対応する空室数を宿泊プラン別空室情報DB12fから取得する(ステップS54)。次いで、システム制御部14は、取得した空室数が利用客室数以上であるか否かを判定する(ステップS55)。このとき、システム制御部14は、空室数が利用客室数以上であると判定した場合には(ステップS55:YES)、対象チェックイン日の日情報表示領域用データを生成する(ステップS56)。日情報表示領域用データは、空室カレンダーページにおいて日情報表示領域230を表示するためのHTML文書のパーツである。システム制御部14は、日付231として対象チェックイン日が表示されるように、且つ、空室状況情報232として「○」が表示されるように、日情報表示領域用データを生成する。システム制御部14は、ステップS56の処理を終えると、ステップS61に移行する。
一方、システム制御部14は、空室数が利用客室数以上ではないと判定した場合には(ステップS55:NO)、ステップS53で計算した予約率が、記憶部12に記憶されている閾値以上であるか否かを判定する(ステップS57)。このとき、システム制御部14は、予約率が閾値以上ではないと判定した場合には(ステップS57:NO)、空室発生スコア推定処理を実行する(ステップS58)。次いで、システム制御部14は、対象チェックイン日の日情報表示領域用データを生成する(ステップS59)。このとき、システム制御部14は、空室状況情報232として「×」が表示されるように、日情報表示領域用データを生成する。また、システム制御部14は、空室発生スコア推定処理で計算された空室発生スコアに対応する空室発生可能性情報234を空室発生可能性情報決定テーブルから取得し、取得した空室発生可能性情報234が表示されるように、日情報表示領域用データを生成する。システム制御部14は、ステップS59の処理を終えると、ステップS61に移行する。
ステップS57において、システム制御部14は、予約率が閾値以上であると判定した場合には(ステップS57:YES)、対象チェックイン日の日情報表示領域用データを生成する(ステップS60)。このとき、システム制御部14は、空室状況情報232として「×」が表示されるように、日情報表示領域用データを生成する。また、システム制御部14は、空室発生可能性情報234が表示されないように、日情報表示領域用データを生成する。システム制御部14は、ステップS60の処理を終えると、ステップS61に移行する。
ステップS61において、システム制御部14は、ステップS56、S59またはS60において生成した日情報表示領域用データを、空室カレンダーページのHTML文書のテンプレートに追加する。次いで、システム制御部14は、対象チェックイン日に1を加算する(ステップS62)。次いで、システム制御部14は、対象チェックイン日が表示年月の末日を越えているか否かを判定する(ステップS63)。このとき、システム制御部14は、対象チェックイン日が表示年月の末日を越えていないと判定した場合には(ステップS63:NO)、ステップS54に移行する。
一方、システム制御部14は、対象チェックイン日が表示年月の末日を越えていると判定した場合には(ステップS63:YES)、日情報表示領域用データが追加されることにより完成した空室カレンダーページのHTML文書を、空室カレンダーリクエストの送信元のユーザ端末3に送信する(ステップS64)。システム制御部14は、この処理を終えると、空室カレンダーリクエスト受信時処理を終了させる。
図9は、本実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14の空室発生スコア推定処理における処理例を示すフローチャートである。
先ず、システム制御部14は、対象チェックイン日から今日の日付を減算することにより、残り日数を計算する(ステップS101)。次いで、システム制御部14は、対象プランID及び対象チェックイン日に対応する予約数を取得する(ステップS102)。次いで、システム制御部14は、必要増加数を計算する(ステップS103)。具体的に、システム制御部14は、利用客室数から、対象プランID及び対象チェックイン日に対応する空室数を減算することにより、必要増加数を計算する。
次いで、システム制御部14は、後述するキャンセル発生スコア推定処理を実行する(ステップS104)。キャンセル発生スコア推定処理では、対象プランのキャンセル発生スコアが決定される。次いで、システム制御部14は、後述する割り当て増加発生スコア推定処理を実行する(ステップS105)。割り当て増加発生スコア推定処理では、対象プランの割り当て増加発生スコアが決定される。次いで、システム制御部14は、キャンセル発生スコア推定処理で決定されたキャンセル発生スコアに、割り当て増加発生スコア推定処理で決定された割り当て増加発生スコアを加算することにより、空室発生スコアを計算する(ステップS106)。システム制御部14は、この処理を終えると、空室発生スコア推定処理を終了させる。
図10は、本実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14のキャンセル発生スコア推定処理における処理例を示すフローチャートである。
先ず、システム制御部14は、対象プランIDに対応する予約履歴を予約履歴DB12fから検索する(ステップS201)。このとき、システム制御部14は、例えば、今日から所定日数前までの間に予約が行われた予約履歴のみを検索しても良いし、前年以前において、今日と同じ日の前後所定日数の間に予約が行われた予約履歴のみを検索しても良い。
次いで、システム制御部14は、検索された予約履歴に基づいて、1部屋の1日あたりのキャンセル率を計算する(ステップS202)。具体的に、システム制御部14は、検索された予約履歴に含まれる利用客室数に基づいて、予約された客室の総数を計算する。また、システム制御部14は、予約履歴に含まれる利用客室数とキャンセルフラグに基づいて、予約がキャンセルされた客室の総数を計算する。次いで、システム制御部14は、予約がキャンセルされた客室の総数を、予約された客室の総数で除算することにより、1部屋あたりのキャンセル率を計算する。次いで、システム制御部14は、予約されてからキャンセルされるまでに経過した経過日数を計算する。より詳細に、システム制御部14は、キャンセルフラグがONに設定された予約情報に含まれるキャンセル日から予約日を減算することにより、経過日数を計算する。次いで、システム制御部14は、計算した全ての経過日数のそれぞれに、それぞれの利用客室数を乗算した上で、全ての経過日数を足し合わせて合計値を計算する。次いで、システム制御部14は、1部屋あたりのキャンセル率を経過日数の合計値で除算することにより、1部屋の1日あたりのキャンセル率を計算する。
次いで、システム制御部14は、1部屋の1日あたりのキャンセル率及び残り日数に対応する一次スコアを、キャンセル発生スコア決定一次テーブルから取得する(ステップS203)。
次いで、システム制御部14は、対象プランにおいて、チェックイン日が対象チェックイン日である現在の各予約のそれぞれに関する事情に基づいて、一次スコアを補正する。先ず、システム制御部14は、一次スコア合計値に0を設定する(ステップS204)。次いで、システム制御部14は、対象プランID及び対象チェックイン日に対応する予約情報を、予約情報DB12gから検索する(ステップS205)。次いで、システム制御部14は、検索した予約情報のうち1つを選択する(ステップS206)。次いで、システム制御部14は、スコア値に、ステップS203で取得した一次スコアを設定する(ステップS207)。
次いで、システム制御部14は、後述する利用人数スコア補正処理、ユーザキャンセル履歴スコア補正処理及び同日予約スコア補正処理を実行する(ステップS208〜S210)。各補正処理において、スコア値が補正される。次いで、システム制御部14は、スコア値に、選択している予約情報に含まれる利用客室数を乗算して、その結果をスコア合計値に加算する(ステップS211)。
次いで、システム制御部14は、検索した予約情報の中にまだ選択していない予約情報があるか否かを判定する(ステップS212)。このとき、システム制御部14は、まだ選択していない予約情報があると判定した場合には(ステップS212:YES)、まだ選択していない予約情報のうち1つを選択する(ステップS213)。次いで、システム制御部14は、ステップS207に移行する。
一方、システム制御部14は、全ての予約情報を選択したと判定した場合には(ステップS212:NO)、一次スコア合計値を予約数で除算することにより、一次スコアの平均値を計算する(ステップS214)。次いで、システム制御部14は、後述する強制キャンセル日スコア補正処理を実行する(ステップS215)。強制キャンセル日スコア補正処理では、一次スコアの平均値が補正される。
次いで、システム制御部14は、一次スコアの平均値、予約数及び必要増加数に対応するキャンセル発生スコアを、キャンセル発生スコア決定二次テーブルから取得する(ステップS216)。システム制御部14は、この処理を終えると、キャンセル発生スコア推定処理を終了させる。
なお、図10において、システム制御部14は、対象プランのみについて予約がキャンセルされる確率について推定していた。しかしながら、システム制御部14は、対象プランに割り当てられている客室タイプと同じ客室タイプが割り当てられている宿泊プランも含めて、予約がキャンセルされる確率について推定しても良い。例えば、A1プランとA2プランに、それぞれ客室タイプT1の客室が割り当ており、A1プランの割り当て客室数が5、A2プランの割り当て客室数が5、客室タイプT1の割り当て客室数が8に設定されていたとする。また、A1プランの予約数が3であり、A2プランの予約数が5であるとする。この場合、A1プラン及びA2プランの何れも空室数が0である。ここで、A2プランの予約が1つキャンセルされると、客室タイプT1の空室数が1となる。客室タイプT1の客室はA1プランに割り当て可能であるので、A1プランの空室数は1に増加する。そのため、このような場合、システム制御部14は、A1プランの予約がキャンセルされる確率に、A2プランの予約がキャンセルされる確率を加味しても良い。一方、A2プランの予約がキャンセルされても、A2プランの空室数は増加しない。A2プランの予約数が、A2プランの割り当て客室数に達しているからである。
また、システム制御部14は、1部屋の1日あたりのキャンセル率を計算するとき、対象プランに対応する予約履歴のみに基づいて計算していた。しかしながら、システム制御部14は、例えば、対象プランを提供する宿泊施設が提供する全ての宿泊プランに対応する予約履歴に基づいて、キャンセル率を計算しても良い。
図11(a)は、本実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14の利用人数スコア補正処理における処理例を示すフローチャートである。
先ず、システム制御部14は、選択している予約情報に含まれる利用人数が1であるか否かを判定する(ステップS251)。このとき、システム制御部14は、利用人数が1ではないと判定した場合には(ステップS251:NO)、利用人数スコア補正処理を終了させる。
一方、システム制御部14は、利用人数が1ではないと判定した場合には(ステップS251:YES)、スコア値に、記憶部12に記憶されている補正値1を加算する(ステップS252)。つまり、システム制御部14は、利用人数が1人である予約がキャンセルされる確率を高くする。利用人数が1人である場合は、利用人数が2人以上である場合よりも、ビジネスを目的として宿泊サービスが利用される可能性が高い。そして、ビジネス目的の場合、例えば、レジャー目的等に比べて、ビジネスの都合によるスケジュールの変更の可能性が多い。そのため、スケジュール変更により、キャンセルされる可能性が高くなるようにされる。システム制御部14は、ステップS252の処理を終えると、利用人数スコア補正処理を終了させる。なお、利用人数ごとに補正値を予め記憶部12に記憶させておき、利用人数に対応する補正値でスコア値を補正しても良い。
図11(b)は、本実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14のユーザキャンセル履歴スコア補正処理における処理例を示すフローチャートである。
先ず、システム制御部14は、選択している予約情報からユーザIDを取得し、取得したユーザIDを含む予約履歴を、予約履歴DB1hから検索する。次いで、システム制御部14は、選択している予約情報から利用人数を取得し、検索された予約履歴の中から、取得した利用人数を含む予約履歴を検索する(ステップS261)。
次いで、システム制御部14は、取得したユーザIDに対応するユーザによる過去のキャンセル率を計算する(ステップS262)。具体的に、システム制御部14は、ステップS262で検索した予約履歴に含まれるキャンセルフラグに基づいて、ユーザIDに対応するユーザによる予約の総数と、キャンセルされた予約の総数とを計算する。次いで、システム制御部14は、キャンセルされた予約の総数を、予約の総数で除算することにより、キャンセル率を計算する。
次いで、システム制御部14は、計算したキャンセル率に基づいて補正値2を計算する(ステップS263)。例えば、システム制御部14は、キャンセル率から、記憶部12に記憶されている基準値を減算して、その結果に、記憶部12に記憶されている計数を乗算することにより、補正値2を計算する。
次いで、システム制御部14は、スコア値に、計算した補正値2を加算する(ステップS264)。つまり、システム制御部14は、予約しているユーザの過去のキャンセル率が高いほど、予約がキャンセルされる確率を高くする。ここで、キャンセル率を計算する過去の予約の利用人数を、現在の予約の利用人数と同一としているのは、例えば、利用人数によって、宿泊サービスの利用目的や、気軽にキャンセルができるか否か等が変わる場合があるためである。なお、システム制御部14は、利用人数にかかわらず、全ての予約履歴に基づいてキャンセル率を計算しても良い。システム制御部14は、ステップS264の処理を終えると、ユーザキャンセル履歴スコア補正処理を終了させる。
図11(c)は、本実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14の同日予約スコア補正処理における処理例を示すフローチャートである。
先ず、システム制御部14は、選択している予約情報からユーザIDを取得し、取得したユーザIDを含む予約履歴を、予約履歴DB1hから検索し、検索された予約履歴の中から、選択している予約情報と宿泊日が重なる予約情報を検索する(ステップS271)。宿泊日とは、チェックイン日からチェックアウト日の前日までの各日をいう。
次いで、システム制御部14は、複数の予約情報が検索されたか否かを判定する(ステップS272)。このとき、システム制御部14は、複数の予約情報が検索されなかったと判定した場合には(ステップS272:NO)、同日予約スコア補正処理を終了させる。
一方、システム制御部14は、複数の予約情報が検索されたと判定した場合には(ステップS272:YES)、スコア値に、記憶部12に記憶されている補正値3を加算する(ステップS273)。つまり、システム制御部14は、取得したユーザIDに対応するユーザが、予約している対象プランと宿泊日が重なる別の予約を行っている場合には、対象プランの予約がキャンセルされる確率を高くする。同一人により複数の予約が行われている場合には、とりあえず複数の宿泊プランを予約しておいて、実際に利用する宿泊プランを後で決定する可能性があるからである。なお、システム制御部14は、予約の数が多いほど、キャンセルされる確率を高くしても良い。システム制御部14は、ステップS273の処理を終えると、利用人数スコア補正処理を終了させる。
図11(d)は、本実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14の強制キャンセル日スコア補正処理における処理例を示すフローチャートである。
先ず、システム制御部14は、対象プランIDに対応する施設IDを宿泊プラン情報DB12dから取得し、取得した施設IDに対応する強制キャンセル日数を、宿泊施設情報DB12bから取得する(ステップS281)。次いで、システム制御部14は、残り日数が強制キャンセル日数よりも長いか否かを判定する(ステップS282)。このとき、システム制御部14は、残り日数が強制キャンセル日数よりも長くはないと判定した場合には(ステップS282:NO)、強制キャンセル日スコア補正処理を終了させる。
一方、システム制御部14は、残り日数が強制キャンセル日数よりも長いと判定した場合には(ステップS282:YES)、一次スコア平均値に、記憶部12に記憶されている補正値4を加算する(ステップS283)。つまり、システム制御部14は、明日から対象チェックイン日までの間に強制キャンセル日が含まれている場合には、予約がキャンセルされる確率を高くする。強制キャンセル日になると、予約したユーザが条件を満たさなかった予約がキャンセルされるからである。システム制御部14は、ステップS283の処理を終えると、強制キャンセル日スコア補正処理を終了させる。
図12は、本実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14の割り当て増加発生スコア推定処理における処理例を示すフローチャートである。
先ず、システム制御部14は、対象プランIDに対応する割り当て数増加履歴のうち、登録日が所定期間に含まれる割り当て数増加履歴を、割り当て数増加履歴DB12jから検索する(ステップS301)。このとき、システム制御部14は、例えば、所定期間を、今日から所定日数前としても良いし、前年以前において、今日と同じ日の前後所定日数の間としても良い。
次いで、システム制御部14は、割り当て数増加履歴が検索されたか否かを判定する(ステップS302)。このとき、システム制御部14は、割り当て数増加履歴が検索されなかったと判定した場合には(ステップS302:NO)、割り当て増加発生スコアに0を設定する(ステップS303)。システム制御部14は、この処理を終えると、割り当て増加発生スコア推定処理を終了させる。
一方、システム制御部14は、割り当て数増加履歴が検索されたと判定した場合には(ステップS302:YES)、1日あたりの割り当て増加率を計算する。先ず、システム制御部14は、増加数合計値に0を設定する(ステップS304)。次いで、システム制御部14は、検索された割り当て数増加履歴のうち1つを選択する(ステップS305)。
次いで、システム制御部14は、選択した割り当て数増加履歴に含まれる増加数が、必要増加数以下であるか否かを判定する(ステップS306)。このとき、システム制御部14は、増加数が必要増加数以下であると判定した場合には(ステップS306:YES)、増加数合計値に、選択した割り当て数増加履歴に含まれる増加数を加算する(ステップS307)。一方、システム制御部14は、増加数が必要増加数以下ではないと判定した場合には(ステップS306:NO)、増加数合計値に必要増加数を加算する(ステップS308)。空室数が利用客室数に達するためには、必要増加数分だけの客室の割り当てが増加すれば良い。そのため、一度に必要増加数よりも多く割り当てが増加しても、客室の割り当ての増加数が必要数以上となる確率は高くならない。ステップS308の処理は、このことを反映させるための処理である。従って、割り当て増加発生スコアは、宿泊施設から割り当てられている客室数が実際に増加した数よりも、増加した頻度の方が優先的に反映されることになる。
システム制御部14は、ステップS307またはS308の処理を終えると、検索された割り当て数増加履歴の中にまだ選択していない割り当て数増加履歴があるか否かを判定する(ステップS309)。このとき、システム制御部14は、まだ選択していない割り当て数増加履歴があると判定した場合には(ステップS309:YES)、まだ選択していない割り当て数増加履歴のうち1つを選択する(ステップS310)。次いで、システム制御部14は、ステップS306に移行する。
一方、システム制御部14は、全ての割り当て数増加履歴を選択したと判定した場合には(ステップS309:NO)、増加数合計値を、ステップS301における検索に用いた所定期間の日数で除算することにより、1日あたりの割り当て増加率を計算する(ステップS311)。
次いで、システム制御部14は、1日あたりの割り当て増加率、残り日数及び必要増加数に対応する割り当て増加発生スコアを、割り当て増加発生スコア決定テーブルから取得する(ステップS312)。システム制御部14は、この処理を終えると、割り当て増加発生スコア推定処理を終了させる。
なお、システム制御部14は、対象プランを提供している宿泊施設における客室の予約率が予め設定された値(例えば90%等)以上であって、且つ、その宿泊施設の総客室数に対して、その宿泊施設が宿泊施設予約サイトに現在割り当てている客室数の割合(以下、「割り当て率」という)が小さいほど、割り当て増加発生スコアが高くなるように増加発生スコアを決定しても良い。このような場合、宿泊施設側は、宿泊施設予約サイトでの予約率が高いので、宿泊施設予約サイトに割り当てる客室の数を増やそうと判断する可能性がある。また、割り当て率が低いほど、宿泊施設予約サイトに対する客室の割り当て数が増加する可能性が高くなる。この場合の割り当て増加発生スコアの決定方法として、例えば、割り当て増加率、残り日数及び必要増加数のみに対応付けて格割り当て増加発生スコアが格納された第1割り当て増加発生スコア決定テーブルと、割り当て増加率、残り日数、必要増加数及び割り当て率に対応付けて割り当て増加発生スコアが格納された第2割り当て増加発生スコア決定テーブルと、を予め記憶部12に記憶しておく。システム制御部14は、予約率が予め設定された値未満である場合には、第1割り当て増加発生スコア決定テーブルを用いて割り当て増加発生スコアを決定し、予約率が予め設定された値以上である場合には、第2割り当て増加発生スコア決定テーブルを用いて割り当て増加発生スコアを決定する。宿泊施設の総客室数は、宿泊施設情報DB12bから取得可能である。また、予約率の計算方法は、図8に示す空室カレンダーリクエスト受信時処理におけるステップS53の場合と同様でも良い。
また、システム制御部14は、割り当て増加発生スコア推定処理において、割り当て増加発生スコアを、次に説明する方法で決定しても良い。先ず、システム制御部14は、対象プランの割り当て増加発生スコアに初期値(例えば、0等)を設定する。次いで、システム制御部14は、対象プランの割り当て数増加履歴を割り当て数増加履歴DB12jから検索する。システム制御部14は、検索の結果、割り当て数増加履歴が検索されなかった場合には、現在の割り当て増加発生スコアを最終的な割り当て増加発生スコアとして決定する。一方、システム制御部14は、割り当て数増加履歴が検索された場合には、割り当て増加発生スコアに所定値(例えば1等)を加算する。対象プランの割り当ての増加の実績があったので、割り当て増加発生スコアが上げられる。
次いで、システム制御部14は、検索された割り当て数増加履歴に含まれる割り当て対象日から登録日を減算することにより、登録から客室数の増加対象となったチェックイン日までの所要日数を計算する。次いで、システム制御部14は、計算した所要日数が、今日から対象チェックイン日までの残り日数よりも短いか否かを判定する。このとき、システム制御部14は、所要日数が残り日数よりも短くはないと判定した場合には、現在の割り当て増加発生スコアを最終的な割り当て増加発生スコアとして決定する。一方、システム制御部14は、所要日数が残り日数よりも短いと判定した場合には、割り当て増加発生スコアに所定値を加算する。所要日数が残り日数よりも短い場合には、今日以降に客室の割り当て数数の増加の登録が行われた場合に、割り当て対象日が対象チェックイン日となる蓋然性が高くなると考えられるので、割り当て増加発生スコアが上げられる。
次いで、システム制御部14は、検索された割り当て数増加履歴に含まれる増加数が利用客室数以上であるか否かを判定する。このとき、システム制御部14は、増加数が利用客室数以上ではないと判定した場合には、現在の割り当て増加発生スコアを最終的な割り当て増加発生スコアとして決定する。一方、システム制御部14は、増加数が利用客室数以上であると判定した場合には、割り当て増加発生スコアに所定値を加算する。対象プランの客室数が利用客室数以上に増加した実績があったので、割り当て増加発生スコアが上げられる。システム制御部14は、この割り当て増加発生スコアを、最終的な割り当て増加発生スコアとして決定する。
図13(a)は、本実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14の空室待ち予約リクエスト受信時処理における処理例を示すフローチャートである。
ユーザ端末3に検索結果ページが表示されているときに、ユーザが、空室がない宿泊プランの宿泊プラン表示領域100の予約ボタン150が選択し、更にキャンセル待ちを行う旨を選択すると、空室待ち予約を行うために必要な情報を入力したり、予約内容を確認したりするためのWebページが表示される。また、ユーザ端末3に空室カレンダーページが表示されているときに、ユーザが、「×」を示す空室状況情報232を選択した場合も、同様のWebページが表示される。そこで、ユーザは、各種の情報を入力等して、予約を確定させる操作を行うと、ユーザ端末3は、予約する宿泊プランのプランID、チェックイン日、チェックアウト日、利用客室数、利用人数等を含む空室待ち予約リクエストを送信する。空室待ち予約リクエスト受信時処理は、宿泊施設予約サーバ1が空室待ち予約リクエストを受信したときに開始される。
先ず、システム制御部14は、空室待ち予約リクエストを送信してきたユーザ端末3のユーザIDを取得する(ステップS401)。システム制御部14は、例えば、ユーザによる事前のログイン操作に基づいて、ユーザ端末3からユーザIDを受信し、セッション管理により保持している。そこで、システム制御部14は、セッション管理から、空室待ち予約リクエストを送信してきたユーザ端末3に対応するユーザIDを取得する。
次いで、システム制御部14は、新しい予約番号を生成する(ステップS402)。次いで、システム制御部14は、空室待ち予約リクエストに含まれる情報と、新しい予約番号に基づいて空室待ち予約情報を生成し、生成した空室待ち予約情報を、空室待ち予約情報DB12hに登録する(ステップS403)。システム制御部14は、この処理を終えると、空室待ち予約リクエスト受信時処理を終了させる。
なお、空室待ち予約情報には空室待ちの順位を示す空室待ち順位情報や空室待ちを維持する期限を示す空室待ち期限情報を含むように構成しても良い。システム制御部14は、同一の宿泊プランに対する空室待ち予約情報について、例えば予約日が早いほど空室待ちの順位が上位となるように空室待ち順位情報を設定する。また、空室待ちを維持する期限は、空室待ち予約を要求するユーザにより指定された期限である。この期限を過ぎた後は、空室待ちをキャンセルする。つまり、利用客室数分の空室がでた場合であっても予約が行われない。システム制御部14は、例えば定期的に、空室待ち予約情報DB12hに登録されている各空室待ち予約情報の空室待ち期限情報が示す空室待ちを維持する期限が過ぎているか否かを判定し、期限が過ぎている空室待ち予約情報を空室待ち予約情報DB12hから削除する。
また、システム制御部14は、空室待ち予約情報DB12hに登録された空室待ち予約情報のうち、空室待ちの対象の宿泊プランのチェックイン日までに空室数が利用客室数以上になる確率が、予め設定された閾値よりも低いと判定した空室待ち予約情報を、空室待ち予約情報DB12hから削除しても良い。そして、システム制御部14は、削除した空室待ち予約情報に含まれるユーザIDに対応するユーザ宛てに、空室待ちが解除された旨を通知する電子メールを送信しても良い。システム制御部14は、空室数が利用客室数以上になる確率の判定及び空室待ち予約情報を削除する処理を、例えば、後述する空室数増加時処理の実行時に、空室数が増加した宿泊プランに対応する空室待ち予約情報について行っても良いし、空室待ち予約情報DB12hに登録された各空室待ち予約情報について定期的に行っても良い。また、空室数が利用客室数以上になる確率を推定する処理は、例えば、空室発生スコア推定処理と同様であっても良い。
図13(b)は、本実施形態に係る宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14の空室数増加時処理における処理例を示すフローチャートである。空室数増加時処理は、例えば、予約のキャンセルや客室の割り当てが増加すること等により、宿泊プラン別空室情報DB12fに登録されている何れかの空室数が増加したときに開始される。
先ず、システム制御部14は、空室数が増加した宿泊プラン(以下、「増加プラン」という)のプランIDに対応する空室待ち予約情報のうち、チェックイン日からチェックアウト日の前日までの宿泊日が、空室数の増加した日(以下、「増加日」という)に重なる予約情報を、空室待ち予約情報DB12hから検索する(ステップS451)。次いで、システム制御部14は、空室待ち予約情報が検索されたか否かを判定する(ステップS452)。このとき、システム制御部14は、空室待ち予約情報が検索されなかったと判定した場合には(ステップS452:NO)、空室数増加時処理を終了させる。
一方、システム制御部14は、空室待ち予約情報が検索されたと判定した場合には(ステップS452:YES)、検索された空室待ち予約情報のうち、予約日時が最先の空室待ち予約情報を選択する(ステップS453)。なお、空室待ち予約情報に空室待ち順位情報が含まれるようにした場合、空室待ち順位情報が示す順位が最も上位の空室待ち予約情報を選択する。次いで、システム制御部14は、増加プランのプランIDに対応する空室数のうち、選択している空室待ち予約情報に含まれるチェックイン日からチェックアウト日の前日までの各宿泊日の空室数が、選択している空室待ち予約情報に含まれる利用客室数以上であるか否かを判定する(ステップS454)。このとき、システム制御部14は、1日以上の宿泊日で空室数が利用客室数以上ではないと判定した場合には(ステップS454:NO)、空室数増加時処理を終了させる。
一方、システム制御部14は、全ての空室数が利用客室数以上であると判定した場合には(ステップS454:YES)、予約を行う。先ず、システム制御部14は、空室数を減らす処理を行う(ステップS455)。具体的に、システム制御部14は、増加プランの各宿泊日の空室数からそれぞれ利用客室数を減算するとともに、増加プランの各宿泊日の予約数にそれぞれ利用客室数を加算する。次いで、システム制御部14は、増加プランに割り当てられている客室タイプ(以下、「増加客室タイプ」という)の各宿泊日の空室数から、利用客室数を減算する。次いで、システム制御部14は、増加客室タイプが割り当てられている宿泊プランのうち増加プラン以外の宿泊プランを特定する。次いで、システム制御部14は、特定した宿泊プランの各宿泊日の空室数の中に、増加客室タイプの空室数よりも多い空室数があった場合、その空室数を増加客室タイプの空室数に一致させる。
次いで、システム制御部14は、選択している空室待ち予約情報を予約情報として、予約情報DB12gに登録する(ステップS456)。このとき、システム制御部14は、予約日時を現在の日時に変更する。次いで、システム制御部14は、選択している空室待ち予約情報と、OFFに設定されたキャンセルフラグとを含む予約履歴を、予約履歴DB12iに登録する(ステップS457)。次いで、システム制御部14は、選択している空室待ち予約情報に含まれるユーザIDに対応するユーザ宛てに、予約が完了した旨を通知する電子メールを送信する(ステップS458)。次いで、システム制御部14は、選択している空室待ち予約情報を、空室待ち予約情報DB12hから削除する(ステップS459)。
次いで、システム制御部14は、検索された空室待ち予約情報の中にまだ選択していない空室待ち予約情報があるか否かを判定する(ステップS460)。このとき、システム制御部14は、まだ選択していない空室待ち予約情報があると判定した場合には(ステップS460:YES)、まだ選択していない空室待ち予約情報のうち予約日時が最先の空室待ち予約情報を選択する(ステップS461)。次いで、システム制御部14は、ステップS454に移行する。一方、システム制御部14は、全ての空室待ち予約情報を選択したと判定した場合には(ステップS460:NO)、空室数増加時処理を終了させる。
なお、システム制御部14は、ステップS453及びS461において、予約情報を登録する空室待ち予約情報を選択する際の優先順位を決定する際に、空室待ち予約情報に含まれる利用客室数を考慮しても良い。具体的に、システム制御部14は、ステップS451において検索された空室待ち予約情報の中から、利用客室数が増加プランの空室数以下になっている空室待ち予約情報を抽出する。次いで、システム制御部14は、抽出された空室待ち予約情報のうち、予約日時が最先の空室待ち予約情報(または、空室待ち順位情報が示す順位が最も上位の空室待ち予約情報)を選択する。そして、システム制御部14は、選択した空室待ち予約情報について予約情報を登録し、増加プランの空室数を更新する。システム制御部14は、このような処理を、空室数が0になるか、または、利用客室数が増加プランの空室数以下である空室待ち予約情報を抽出することができなくなるまで繰り返す。
以上説明したように、本実施形態によれば、宿泊施設予約サーバ1のシステム制御部14が、宿泊プラン別空室情報DB12fから、ユーザの要求に応じた宿泊プランの空室数を取得し、予約履歴DB12iまたは割り当て数増加履歴DB12jから、ユーザの要求に応じた宿泊プランの予約履歴または割り当て数増加履歴を取得し、取得された履歴に基づいて、ユーザの要求に応じた宿泊プランのうち空室数が閾値未満である宿泊プランのチェックイン日までにその宿泊プランの空室数が閾値以上となる確率を推定し、推定された確率に応じた表示態様で、ユーザの要求に応じた宿泊プランに関する情報を提供する。従って、ユーザが予約を検討する際の利便性を高めることができる。
また、システム制御部14が、取得された空室数が利用客室数未満である宿泊プランの空室数がチェックイン日までに利用客室数以上となる確率を推定し、ユーザの要求に応じた宿泊プランのうち、推定される確率が予め設定された値以上の宿泊プランに関する情報を提供する。従って、ユーザは、空室数が閾値以上となる確率が低い宿泊プランの予約を検討しないで済ませることができる。
また、システム制御部14が、取得された空室数が1未満である宿泊プランのチェックイン日までにその宿泊プランの空室数が1以上となる確率を推定し、ユーザの要求に応じた宿泊プランに関する情報に関連づけて、推定された確率を示す空室発生可能性情報を提供する。従って、ユーザは、空室発生可能性情報に基づいて、空室数が閾値以上になるまで待つか否かを検討することができる。
また、システム制御部14が、空室数が閾値未満である宿泊プランを提供する宿泊施設が宿泊施設予約サイトに割り当てている宿泊プラン全体の空室数及び割り当て客室数を宿泊プラン別空室情報DB12fから取得し、取得された空室数及び割り当て客室数に基づいて、ユーザの要求に応じた宿泊プランのうち、宿泊施設における全体的な予約率が予め設定された値未満である宿泊プランについて、空室発生可能性情報を提供する。従って、提供する宿泊プランの全体的な予約率が、予約数が増えなくても良い程度ある宿泊施設が提供する宿泊プランについては、空室発生可能性情報を表示させないようにすることができる。
また、システム制御部14が、宿泊施設情報DB12bから、空数が閾値未満である宿泊プランに対応する強制キャンセル日数を取得し、空室数が閾値未満である宿泊プランのチェックイン日までの残り日数が、強制キャンセル日数よりも長い場合には、残り日数が強制キャンセル日数以下である場合よりも高い確率を推定する。従って、強制キャンセル日がチェックイン日までに存在する宿泊プランの空室数が閾値以上となる確率が高く推定されるので、空室数が閾値以上となる確率の推定精度を高めることができる。
また、システム制御部14が、予約情報DB12gから、空室数が閾値未満である宿泊プランの予約情報を取得し、取得された予約情報に含まれる利用人数が予め設定された人数である場合には、利用人数が予め設定された人数ではない場合よりも高い確率を推定する。従って、空室数が閾値未満である宿泊プランを現在予約している予約者がその宿泊プランを利用する場合の人数によってその予約者が予約を取り消す確率が変わる場合に、空室数が閾値以上となる確率の推定精度を高めることができる。
また、システム制御部14が、予約情報DB12gから、空室数が閾値未満である宿泊プランの予約情報に含まれるユーザIDを取得し、取得されたユーザIDにより識別されるユーザの予約履歴を予約履歴DB12iから取得し、取得された予約履歴に基づいて、空室数が閾値未満である宿泊プランを予約しているユーザの予約の取消率が高いほど、高い確率を推定する。従って、空室数が閾値以上となる確率の推定精度を高めることができる。
また、システム制御部14が、予約情報DB12gから、空室数が閾値未満である宿泊プランの予約情報に含まれるユーザIDを取得し、取得されたユーザIDを含む予約情報のうち、空室数が閾値未満である宿泊プランと宿泊日が重なる他の宿泊プランの予約情報が予約情報DB12gに登録されている場合には、登録されていない場合よりも高い確率を推定する。従って、空室数が閾値以上となる確率の推定精度を高めることができる。
なお、上記実施形態において、宿泊施設予約サーバ1は、予約履歴に基づく宿泊プランのキャンセルの履歴と、割り当て数増加履歴に基づく宿泊プランの割り当て客室数の増加の履歴との両方に基づいて、空室数が閾値以上となる確率を推定していたが、何れか一方の履歴に基づいて推定しても良い。
また、上記実施形態において、宿泊施設予約サーバ1は、空室数が閾値以上となる確率を示す情報として、空室カレンダーページに空室発生可能性情報234が表示されるようにしていた。しかしながら、宿泊施設予約サーバ1は、検索結果ページに一覧表示されている宿泊プランに関連づけて、空室数が閾値以上となる確率を示す情報が表示されるように、検索結果ページを提供しても良い。この場合、宿泊施設予約サーバ1は、空室数が閾値以上となる確率の如何にかかわらず、検索された全ての宿泊プランの一覧が検索結果ページに表示されるようにしても良い。また、宿泊施設予約サーバ1は、空室数が閾値未満である宿泊プランの宿泊プランページに、空室数が閾値以上となる確率を示す情報が表示されるように、宿泊プランページを提供しても良い。また、空室数が閾値以上となる確率を示す情報は、例えば、図形、アイコン、マーク、文字等であっても良い。
また、上記実施形態においては、宿泊施設の予約に対して本発明を適用していたが、例えば、航空機、列車、バス、定期船等の交通機関の座席の予約、ゴルフ場等の競技施設の予約等に適用することができる。
1 宿泊施設予約サーバ
2 宿泊施設端末
3 ユーザ端末
11 通信部
12 記憶部
12a 会員情報DB
12b 宿泊施設情報DB
12c 客室情報DB
12d 宿泊プラン情報DB
12e 客室タイプ別空室情報DB
12f 宿泊プラン別空室情報DB
12g 予約情報DB
12h 空室待ち予約情報DB
12i 予約履歴情報DB
12j 割り当て数増加履歴DB
13 入出力インターフェース
14 システム制御部
14a CPU
14b ROM
14c RAM
15 システムバス
NW ネットワーク
S 宿泊施設予約システム

Claims (13)

  1. サービスと該サービスの提供時期との組み合わせで特定される予約対象ごとに該予約対象の残数を記憶する残数記憶手段から、ユーザの要求に応じた予約対象の残数を取得する残数取得手段と、
    前記残数記憶手段に記憶された前記残数の増加の残数増加履歴を記憶する履歴記憶手段から、前記ユーザの要求に応じたサービスの前記残数増加履歴を取得する履歴取得手段と、
    前記履歴取得手段により取得された前記残数増加履歴に基づいて、前記ユーザの要求に応じた予約対象のうち前記残数取得手段により取得された前記残数が閾値未満である予約対象の提供時期までに該予約対象の残数が前記閾値以上となる確率を推定する推定手段と、
    前記推定手段により推定された確率に応じた表示態様で、前記ユーザの要求に応じた予約対象に関する情報を提供する提供手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供装置。
  2. 請求項1に記載の情報提供装置において、
    前記ユーザの要求は、予約対象の利用日と利用数とを含み、
    前記推定手段は、前記残数取得手段により取得された前記残数が前記利用数未満である予約対象の残数が前記利用日までに前記利用数以上となる確率を推定し、
    前記提供手段は、前記ユーザの要求に応じた予約対象のうち、前記推定手段により推定される確率が予め設定された値以上の予約対象に関する情報を提供することを特徴とする情報提供装置。
  3. 請求項1に記載の情報提供装置において、
    前記ユーザの要求は、サービスを識別する識別情報を含み、
    前記推定手段は、前記残数取得手段により取得された残数が1未満である予約対象の前記利用日までに該予約対象の残数が1以上となる確率を推定し、
    前記提供手段は、前記ユーザの要求に応じた予約対象に関する情報に関連づけて、前記推定手段により推定された確率を示す情報を提供することを特徴とする情報提供装置。
  4. 請求項3に記載の情報提供装置において、
    前記残数が前記閾値未満である予約対象の提供者が提供するサービスに対応する前記残数を前記残数記憶手段から取得するとともに、前記予約対象ごとに該予約対象の予約対象数を記憶する予約対象数記憶手段から、前記提供者が提供するサービスに対応する前記予約対象数を取得する取得手段を更に備え、
    前記提供手段は、前記取得手段により取得された前記残数及び前記予約対象数に基づいて、前記ユーザの要求に応じた予約対象のうち、前記提供者が提供するサービスの予約率が予め設定された値未満である予約対象について、前記推定手段により推定された確率を示す情報を提供することを特徴とする情報提供装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報提供装置において、
    前記残数増加履歴には、予約者によるサービスの予約の取り消しの履歴が前記残数増加履歴として記憶されており、
    前記推定手段は、前記残数が前記閾値未満である予約対象の提供時期までに該予約対象の予約の取り消しにより前記残数が前記閾値以上となる確率を推定することを特徴とする情報提供装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報提供装置において、
    前記残数増加履歴には、サービスの予約対象数の増加の履歴が前記残数増加履歴として記憶されており、
    前記推定手段は、前記残数が前記閾値未満である予約対象の提供時期までに該予約対象の予約対象数の増加により前記残数が前記閾値以上となる確率を推定することを特徴とする情報提供装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報提供装置において、
    予約者が予め設定された条件を取消日になっても満たさなかった場合に予約が取り消されるサービスの前記取消日から該サービスの提供日までの日数を記憶する日数記憶手段から、前記残数が前記閾値未満である予約対象に対応する前記日数を取得する日数取得手段を更に備え、
    前記推定手段は、前記残数が前記閾値未満である予約対象の提供時期までの残り日数が、前記取得手段により取得された前記日数よりも長い場合には、該残り日数が該日数以下である場合よりも高い前記確率を推定することを特徴とする情報提供装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報提供装置において、
    予約されている予約対象の利用人数を含む予約情報を記憶する予約情報から、前記残数が前記閾値未満である予約対象の前記予約情報を取得する予約情報取得手段を更に備え、
    前記推定手段は、前記予約情報取得手段により取得された前記予約情報に含まれる前記利用人数が予め設定された人数である場合には、該利用人数が該予め設定された人数ではない場合よりも高い前記確率を推定することを特徴とする情報提供装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報提供装置において、
    予約対象を予約しているユーザを識別するユーザ識別情報を含む予約情報を記憶する予約情報記憶手段から、前記残数が前記閾値未満である予約対象の前記予約情報に含まれる前記ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、
    ユーザによる予約及び予約の取り消しの予約履歴を記憶する予約履歴記憶手段から、前記ユーザ識別情報取得手段により取得された前記ユーザ識別情報により識別されるユーザの前記予約履歴を取得する予約履歴取得手段と、
    を更に備え、
    前記推定手段は、前記予約履歴取得手段により取得された前記予約履歴に基づいて、前記残数が前記閾値未満である予約対象を予約しているユーザの予約の取消率が高いほど、高い前記確率を推定することを特徴とする情報提供装置。
  10. 請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報提供装置において、
    予約対象を予約しているユーザを識別するユーザ識別情報を含む予約情報を記憶する予約情報記憶手段から、前記残数が前記閾値未満である予約対象の前記予約情報に含まれる前記ユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段を更に備え、
    前記推定手段は、前記ユーザ識別情報取得手段により取得された前記ユーザ識別情報を含む前記予約情報のうち、前記残数が前記閾値未満である予約対象と同時期に提供される他の予約対象の前記予約情報が前記予約情報記憶手段に記憶されている場合には、記憶されていない場合よりも高い前記確率を推定することを特徴とする情報提供装置。
  11. 情報提供装置により実行される情報提供方法であって、
    サービスと該サービスの提供時期との組み合わせで特定される予約対象ごとに該予約対象の残数を記憶する残数記憶手段から、ユーザの要求に応じた予約対象の残数を取得する残数取得ステップと、
    前記残数記憶手段に記憶された前記残数の増加の残数増加履歴を記憶する履歴記憶手段から、前記ユーザの要求に応じたサービスの前記残数増加履歴を取得する履歴取得ステップと、
    前記履歴取得ステップにおいて取得された前記残数増加履歴に基づいて、前記ユーザの要求に応じた予約対象のうち前記残数取得ステップにおいて取得された前記残数が閾値未満である予約対象の提供時期までに該予約対象の残数が前記閾値以上となる確率を推定する推定ステップと、
    前記推定ステップにおいて推定された確率に応じた表示態様で、前記ユーザの要求に応じた予約対象に関する情報を提供する提供ステップと、
    を含むことを特徴とする情報提供方法。
  12. 情報提供装置に含まれるコンピュータを、
    サービスと該サービスの提供時期との組み合わせで特定される予約対象ごとに該予約対象の残数を記憶する残数記憶手段から、ユーザの要求に応じた予約対象の残数を取得する残数取得手段、
    前記残数記憶手段に記憶された前記残数の増加の残数増加履歴を記憶する履歴記憶手段から、前記ユーザの要求に応じたサービスの前記残数増加履歴を取得する履歴取得手段、
    前記履歴取得手段により取得された前記残数増加履歴に基づいて、前記ユーザの要求に応じた予約対象のうち前記残数取得手段により取得された前記残数が閾値未満である予約対象の提供時期までに該予約対象の残数が前記閾値以上となる確率を推定する推定手段、及び、
    前記推定手段により推定された確率に応じた表示態様で、前記ユーザの要求に応じた予約対象に関する情報を提供する提供手段、
    として機能させることを特徴とする情報提供プログラム。
  13. 情報提供装置に含まれるコンピュータを、
    サービスと該サービスの提供時期との組み合わせで特定される予約対象ごとに該予約対象の残数を記憶する残数記憶手段から、ユーザの要求に応じた予約対象の残数を取得する残数取得手段、
    前記残数記憶手段に記憶された前記残数の増加の残数増加履歴を記憶する履歴記憶手段から、前記ユーザの要求に応じたサービスの前記残数増加履歴を取得する履歴取得手段、
    前記履歴取得手段により取得された前記残数増加履歴に基づいて、前記ユーザの要求に応じた予約対象のうち前記残数取得手段により取得された前記残数が閾値未満である予約対象の提供時期までに該予約対象の残数が前記閾値以上となる確率を推定する推定手段、及び、
    前記推定手段により推定された確率に応じた表示態様で、前記ユーザの要求に応じた予約対象に関する情報を提供する提供手段、
    として機能させる情報提供プログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されていることを特徴とする記録媒体。
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