JP7301108B2 - 情報通知装置、情報通知方法およびプログラム - Google Patents

情報通知装置、情報通知方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、宿泊施設などの案件に関する情報を通知する情報通知装置、情報通知方法およびプログラムに関する。
従来、ホテルなどの宿泊施設の宿泊料金は、宿泊日によって予め設定されていた。例えば、宿泊日が連休日、祝日および休日の前日、花火やコンサートなどのイベントが開催される前日および当日などの宿泊予約が好調と予想される日の宿泊料金は高く設定され、平日などの宿泊予約が低調と予想される日の宿泊料金は低く設定される。また、宿泊予定日(サービス提供日)よりも所定日以上前に予約することで、宿泊料金を割り引く早期予約割引と呼ばれるサービスなども知られている。
上記のように宿泊料金は、日にちやイベント開催の有無により設定されていた。このため、宿泊施設を予約した日の宿泊料金と後日予約した場合の宿泊料金とが一致することが多く、予約後に、より良い条件の宿泊施設を探す必要性は低かった。
しかしながら、近年の予約システムの発展などの影響により、宿泊料金が予約状況などの変動しやすい要因に応じて動的に設定されることが多くなってきた。このため、宿泊施設などの案件を予約した後に、より条件の良い他の案件に予約先を切り替える予約替えを行う利用者が増えている。また、予約替えが行われた結果、予約された案件の解約が多数発生し、それに伴い、その解約された案件の料金が下がり、その案件へ更に予約替えが発
生する事案も生じている。
これに対して特許文献1には、予約した案件よりも安価な案件を検索し、安価な案件を発見した場合に、その安価な案件を利用者に通知する安価情報サーバシステムが開示されている。
特開2003-85445号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、利用者にとって有利な安価な案件のみが通知されるため、細やかなサービスを提供することができないという問題がある。例えば、利用者は、宿泊料金が多少高くても、部屋が広かったり、駅から近かったりする案件に予約替えを行いたい場合があるが、特許文献1の技術では、このような案件を利用者に通知することができない。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、案件の予約後に利用者に対してより適切な案件を通知することが可能な情報通知装置、情報通知方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明による情報通知装置は、予約可能な案件に関する複数の項目を含む案件データを前記案件ごとに格納するデータベース装置と通信可能な情報通知装置であって、予約した案件である予約案件の代わりとなる代替案件として許容する代替条件を前記複数の項目に対して設定する条件情報を格納する格納部と、前記条件情報に基づいて、前記代替条件を満たす案件データである代替案件データが前記データベース装置に格納されているか否かを判定し、前記代替案件データが格納されている場合、当該代替案件データに対応する案件を前記代替案件として通知する管理部と、を有する。
本発明による情報通知方法は、予約可能な案件に関する複数の項目を含む案件データを前記案件ごとに格納するデータベース装置と通信可能な情報通知装置による情報通知方法であって、予約した案件である予約案件の代わりとなる代替案件として許容する代替条件を前記複数の項目に対して設定する条件情報を格納するステップと、前記条件情報に基づいて前記代替条件を満たす案件データである代替案件データが前記データベース装置に格納されているか否かを判定するステップと前記代替案件データが格納されている場合、当該代替案件データに対応する案件を前記代替案件として通知するステップと、を含む。
本発明によるプログラムは、予約可能な案件に関する複数の項目を含む案件データを前記案件ごとに格納するデータベース装置と接続されたコンピュータに、予約した案件である予約案件の代わりとなる代替案件として許容する代替条件を前記複数の項目に対して設定する条件情報を格納する手順と、前記条件情報に基づいて、前記代替条件を満たす案件データである代替案件データが前記データベース装置に格納されているか否かを判定する手順と、前記代替案件データが格納されている場合、当該代替案件データに対応する案件を前記代替案件として通知する手順と、を実行させる。
本発明によれば、案件の予約後に利用者に対してより適切な案件を通知することが可能になる。
本発明の第1の実施形態の情報通知システムを示す構成図である。 本発明の第1の実施形態の利用者端末を示す構成図である。 本発明の第1の実施形態の通知サーバを示す構成図である。 本発明の第1の実施形態の動作の一例を説明するためのシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態の動作の他の例を説明するためのシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面において同じ機能を有するものには同じ符号を付け、その説明を省略する場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の情報通知システムを示す構成図である。図1に示す情報通知システム1は、案件提供サーバ10と、まとめサーバ20と、案件一覧提供サーバ30と、データベース装置31と、利用者端末40と、通知サーバ50とを有する。案件提供サーバ10、まとめサーバ20、案件一覧提供サーバ30、利用者端末40および通知サーバ50は、インターネットなどのネットワーク100を介して相互に接続される。また、案件一覧提供サーバ30とデータベース装置31とは、相互に接続されている。
案件提供サーバ10は、予約可能な案件を提供する提供者が管理するサーバである。案件は、予約可能な対象であれば、特に限定されないが、本実施形態では、ホテルや旅館などの宿泊施設、または、宿泊施設が提供する宿泊プランである。なお、案件は、レストランのような他の施設などでもよい。案件提供サーバ10は、図1では、1つだけ示されているが、提供者または案件ごとに複数設けられていてもよい。
案件提供サーバ10は、案件に関する案件データを格納し、その案件データをまとめサーバ20に提供する。案件提供サーバ10に格納される案件データのフォーマットは、特に限定されず、提供者または案件ごとに異なっていてもよい。案件提供サーバ10に格納される案件データの数は、限定されない。
案件データは、案件を識別する識別情報である案件識別子と、案件の内容を示す詳細データとを含む。詳細データは、案件に関する項目である案件項目を複数含む。案件項目は、例えば、案件の名称、宿泊可能日、宿泊可能人数、宿泊料金(予約価格)、決済種類、宿泊施設の場所(例えば、住所や地図情報など)、宿泊施設の連絡先(例えば、電話番号など)、宿泊施設の状態、部屋の広さ、部屋タイプ、部屋の使用条件、サービス情報、付帯施設情報、評価値、および利便性情報などである。案件項目は、案件項目を識別する案件識別子である項目名と、その案件項目の値である項目値とを含む。
案件の名称は、案件の特徴を示す特記事項を含んでもよい。特記事項は、「オーシャンビュー」、「夜景」および「高層階」などを項目値として有する眺望や、「プレミアムフロア」、「エグゼクティブフロア」などを項目値として有するフロアの種類などである。なお、特記事項は、案件の名称とは別の情報として詳細データに含まれていてもよい。
宿泊施設の場所は、例えば、項目値として宿泊施設の住所を有する。宿泊施設の状態は、例えば、項目値として「開業日」または「リニューアル年度」のような宿泊施設の新しさを有する。部屋タイプは、項目値として、「スタンダードツイン」、「デラックスツイン」または「スイート」のような、ベッド数、ベッドの種類および部屋の豪華さなどに応じた部屋の種類を有する。なお、フロアや部屋の種類には、良否(良し悪し)の度合いを示す指標値としてランクが設定されている。例えば、「スタンダードツイン」にはランク
1、「デラックスツイン」にはランク2、「ジュニアスイート」にはランク3、「スイート」にはランク4が対応付けられており、ランクが高いほど良い部屋であることを示す。
使用条件は、例えば、項喫煙の可否などを有する。サービス情報は、例えば、ルームサービス情報や食事サービス情報などの付帯サービスに関する情報であり、例えば、食事サービス情報の場合、項目値として、「有」、「無」、「バイキング」、「部屋食」または「個室」のような食事サービスの有無やその内容を有する。付帯施設情報は、例えば、項目値として、温泉や大浴場などの付帯施設の有無やその内容を有する。評価値は、例えば、利用者が評価したレビュー値、レビュー値の統計値(平均値など)およびクチコミ数などである。利便性情報は、例えば、特定地点から宿泊施設までの距離などである。特定地点は、例えば、最寄りの駅、最寄りの高速IC、コンサート会場や観光地などの所定の目的地などである。
また、詳細データは、案件を予約するための予約画面を示す予約画面データの提供元を示す提供元情報を含む。提供元情報は、本実施形態では、提供元へのリンク情報である。また、予約画面データの提供元は、案件提供サーバ10である。つまり、予約画面データは、案件提供サーバ10にて提供される。
なお、案件識別子や提供元情報は、詳細データの案件項目として含まれていてもよい。
案件提供サーバ10は、利用者端末40から予約画面データの取得を要求する画面取得要求と、案件の予約を要求する予約要求とを受信する。画面取得要求は、予約する案件を特定する案件識別子を含む。予約要求は、案件識別子と、利用者に関する利用者情報、案件を予約する予約条件を示す予約条件情報とを含む。予約条件は、宿泊予定日および宿泊人数などの案件の予約に必要な情報を含む。利用者情報は、例えば、利用者の氏名、住所および連絡先などを含む。
案件提供サーバ10は、画面取得要求を受信すると、その画面取得要求内の案件識別子に応じた予約画面データを生成して利用者端末40に送信する。予約画面データは、予約条件情報を入力するための入力フォームを含む。
また、案件提供サーバ10は、予約要求を受信すると、その予約要求に従って予約の可否を判定する予約判定処理を行う。予約判定処理は、予約要求内の予約条件情報が画面取得要求内の案件識別子にて特定される案件の案件データと合致しているか否かを判定する処理である。例えば、案件提供サーバ10は、予約条件情報にて示される宿泊予定日および宿泊人数が案件データにて示される宿泊可能日および宿泊可能人数と合致しているか否かを判定する。案件提供サーバ10は、予約条件情報が案件データと合致している場合、予約が可能と判定する。
予約が可能と判定すると、案件提供サーバ10は、予約を確定させ、予約が確定した旨を示す予約確定通知を利用者端末40に送信する。予約確定通知は、予約した案件である予約案件の内容を示す予約内容情報として、利用者情報と、予約条件情報と、予約案件の案件データである予約案件データとを含む。予約案件データの案件項目や項目値の一部が予約内容情報内では省略されることが望ましい。例えば、案件提供サーバ10は、予約確定通知を生成する際に、予約案件データのうち、宿泊可能日、宿泊可能人数および決済種類などの、予約後に必要のない情報を省略する。予約確定通知の形式は、特に限定されず、例えば、電子メールでもよいし、Web情報でもよい。また、予約確定通知は、利用者端末40に送信する代わりに、郵送などを用いて、予約案件データを印刷した印刷物として利用者に通知されてもよい。なお、予約内容情報のフォーマットは、特に限定されず、提供者または案件ごとに異なっていてもよい。
まとめサーバ20は、案件提供サーバ10から案件データを受信し、その案件データのフォーマットを提供者間で共通の統一フォーマットに変換する。まとめサーバ20は、統一フォーマットに変換した案件データを案件一覧提供サーバ30に送信する。
統一フォーマットの案件データでは、項目名と、案件項目が取り得る項目値とが予め定められている。統一フォーマットにおける案件項目は、本実施形態では、上述した案件項目の例と同様である。
まとめサーバ20は、例えば、案件提供サーバ10から受信した案件データである元データの案件項目を識別する項目名を、統一フォーマットとして予め定められた項目名に変換し、さらに、その元データの項目値を予め定められた項目値に変換することで、案件データのフォーマットを統一フォーマットに変換する。また、まとめサーバ20は、例えば、元データに含まれている案件項目が統一フォーマットとして予め定められた案件項目として存在しない場合、その案件項目を削除したり、元データには存在しない案件項目が統一フォーマットとして予め定められた案件項目には存在する場合、予め定められた案件項目がない旨を追記したりする。なお、項目名や項目値の変換は、例えば、項目名や項目値の対応関係を示す対応情報をまとめサーバ20に予め記憶しておき、その対応情報を用いて行うことができる。
案件一覧提供サーバ30は、まとめサーバ20から統一フォーマットの案件データを受信し、利用者端末40から案件検索要求および案件取得要求を受信し、通知サーバ50からデータ検索要求を受信する。案件検索要求は、案件を検索する検索条件を含み、その検索条件に合致した案件の検索を要求する。案件取得要求は、案件識別情報を含み、その案件識別情報にて特定される案件の案件データの取得を要求する。データ検索要求は、案件データを検索する検索式を含み、その検索式に合致した案件データの検索を要求する。
案件一覧提供サーバ30は、まとめサーバ20から案件データを受信するたびに、その案件データをデータベース装置31に格納する。これにより、データベース装置31には、案件データが案件ごとに格納される。なお、データベース装置31は、図の例では、案件一覧提供サーバ30とは別に設けられているが、案件一覧提供サーバ30に組み込まれてもよい。
また、案件一覧提供サーバ30は、利用者端末40から案件検索要求を受信すると、その案件検索要求内の検索条件に合致する案件をデータベース装置31から検索する。案件一覧提供サーバ30は、検索した結果、検索条件に合致した案件の一覧を示す一覧データを生成し、その一覧データを利用者端末40に送信する。一覧データは、少なくとも検索された案件を特定する案件識別子を含む。また、一覧データは、検索された案件の詳細データの一部を含んでもよい。一覧データに含まれる詳細データの一部は、例えば、案件項目のうちの既定の項目である。
また、案件一覧提供サーバ30は、利用者端末40から案件取得要求を受信すると、その案件取得要求に応じた案件データ、つまり案件取得要求内の案件識別子にて特定される案件データをデータベース装置31から取得して利用者端末40に送信する。
また、案件一覧提供サーバ30は、通知サーバ50からデータ検索要求を受信すると、そのデータ検索要求内の検索式に合致する案件データをデータベース装置31から検索する。案件一覧提供サーバ30は、検索した結果、検索条件に合致した案件データをデータベース装置31から取得して検索結果情報として通知サーバ50に送信する。案件データが複数の場合は、検索条件に合致した案件の一覧を示す一覧データを生成して送信してもよい。一覧データは、少なくとも検索された案件を特定する案件識別子を含み、詳細デー
タの一部を含んでもよい。
利用者端末40は、情報通知システム1の利用者にて使用される端末装置である。利用者端末40は、例えば、PC(personal computer)、スマートフォン、スマートTVまたはゲーム機などである。
図2は、利用者端末40の構成を示す図である。図2に示すように利用者端末40は、表示部41と、記憶部42と、入力部43と、接続部44と、制御部45とを有する。
表示部41は、種々の情報を表示する。記憶部42は、種々の情報を記憶する。入力部43は、利用者から種々の情報を受け付ける。例えば、入力部43は、案件提供サーバ10に対する案件検索要求および案件取得要求と、案件提供サーバ10に対する画面取得要求および予約要求と、通知サーバ50に対する通知要求および代替条件情報とを受け付ける。
通知要求は、予約した案件である予約案件の代わりとなる代替案件の通知を要求する情報である。通知要求は、利用者に関する利用者情報を含む。利用者情報は、利用者を識別する識別情報である利用者識別子や、代替案件の通知先を示す通知先情報を含む。通知先情報は、例えば、電子メールアドレスなどであり、本実施形態では、利用者端末40を通知先として示す。
代替条件情報は、代替案件として許容する代替条件を複数の項目に対して設定する条件情報である。代替条件情報は、本実施形態では、代替条件を案件項目ごとに設定する。各案件項目の代替条件は、その案件項目の項目値として許容する許容値を示す。許容値は、項目値の範囲で示されてもよいし、特定の項目値で示されてもよい。
接続部44は、ネットワーク100を介して案件提供サーバ10、案件一覧提供サーバ30および通知サーバ50と通信可能に接続する。接続部44は、例えば、案件提供サーバ10から予約画面データおよび予約確定通知を受信し、案件一覧提供サーバ30から一覧データおよび案件データを受信する。また、接続部44は、通知サーバ50から、予約内容情報の送信を要求する内容送信要求と、代替条件情報の送信を要求する条件送信要求と、代替案件を示す代替案件通知とを受信する。
条件送信要求は、代替条件情報を入力するための条件入力画面を示す。条件入力画面は、本実施形態では、代替案件の案件項目ごとに、項目名と、予約内容情報の項目値である予約値と、その案件項目に対して設定する代替条件を入力するための入力フォームを含む。入力フォームは、例えば、予約値からの変更を許可するか否かを入力するためのチェックボックスと、項目値の変更を許可する場合における、その案件項目の項目値として許容する許容値を入力する入力ボックスとを含む。なお、項目値の変更を許可しない場合、許容値が予約値と一致することを示す。また、項目値の変更が予め禁止されている案件項目が存在してもよい。入力フォームには、予約案件データだけでなく、予約条件情報がさらに含まれてもよい。このとき、予約条件情報内の案件項目の項目値については、変更が予め禁止されていてもよい。また、入力フォームには、予約案件データには存在せず、かつ、統一フォーマットの案件データには存在する案件項目が追加されてもよい。この場合、追加された案件項目の項目値は「なし」となる。なお、項目値の変更とは、項目値が「なし」の場合に項目値を追加することを含む。
代替案件通知は、本実施形態では、代替案件に関する案件データである代替案件データを含む。また、代替案件通知は、予約案件の予約をキャンセルするためキャンセル画面を示すキャンセル画面情報の提供元を示す情報(例えば、提供元へのリンク情報)を含んで
もよい。
制御部45は、利用者端末40全体を制御する。例えば、制御部45は、入力部43が受け付けた案件検索要求を案件一覧提供サーバ30に送信する。その後、制御部45は、接続部44が受信した一覧データを表示部41に表示する。さらに、制御部45は、入力部43が受け付けた案件取得要求を案件一覧提供サーバ30に送信する。そして、制御部45は、接続部44が受信した案件データを表示部41に表示する。
また、制御部45は、入力部43が受け付けた画面取得要求を案件提供サーバ10に送信する。その後、制御部45は、接続部44が受信した予約画面データを表示部41に表示する。さらに、制御部45は、入力部43が受け付けた予約要求を案件提供サーバ10に送信する。そして、制御部45は、接続部44が受信した予約確定通知を表示部41に表示するとともに、記憶部42に記憶する。
また、制御部45は、入力部43が受け付けた通知要求を通知サーバ50に送信する。その後、接続部44が内容送信要求を受信すると、制御部45は、予約内容情報を通知サーバ50に送信する。本実施形態では、予約内容情報は記憶部42に記憶した予約確定通知に含まれているため、制御部45は、記憶部42に記憶した予約確定通知を通知サーバ50に送信する。なお、制御部45は、内容送信要求を表示部41に表示することで、予約内容情報の入力を利用者に要求してもよい。この場合、入力部43が予約内容情報を受け付けると、制御部45は、その予約内容情報を通知サーバ50送信する。
また、制御部45は、接続部44が受信した条件送信要求を表示部41に表示する。その後、入力部43が代替条件情報を受け付けると、制御部45は、その代替条件情報を通知サーバ50に送信する。また、制御部45は、接続部44が受信した代替案件通知を表示部41に表示する。
図1の説明に戻る。通知サーバ50は、予約案件の代わりとなる代替案件を利用者端末40に通知する情報通知装置である。図3は、通知サーバ50の構成を示す図である。図3に示すように通知サーバ50は、格納部51と、通信部52と、管理部53とを有する。
格納部51は、種々の情報を格納する。通信部52は、ネットワーク100を介して案件一覧提供サーバ30および利用者端末40と通信可能に接続する。例えば、通信部52は、案件一覧提供サーバ30からデータ検索要求に対する検索結果情報を受信し、利用者端末40から通知要求、予約確定通知および代替条件情報を受信する。
管理部53は、通知サーバ50全体を制御する。例えば、通信部52が通知要求を受信した場合、管理部53は、内容送信要求を生成して利用者端末40に送信する。
また、通信部52が予約確定通知を受信すると、管理部53は、予約確定通知から予約内容情報を抽出し、その予約内容情報のフォーマットを提供者間で共通の統一フォーマットに変換する。予約内容情報の統一フォーマットは、案件データの統一フォーマットと同様に、案件項目と案件項目が取り得る項目値とが予め定められている。また、項目名や項目値の変換は、例えば、項目名や項目値の対応関係を示す対応情報を格納部51に予め記憶しておき、その対応情報を用いて行うことができる。対応情報では、例えば、項目名として「ホテル名」および「旅館名」が「宿泊施設名」と対応付けられていたり、宿泊日の項目値として「月/日」(例えば、12/01」)が「年月日」(例えば、「2018年12月1日」)と対応付けられていたりする。統一フォーマットの予約内容情報における各案件項目は、案件データの統一フォーマットの各案件項目と同じでもよいし、異なって
いてもよい。例えば、予約内容情報における各案件項目は、予約内容情報内の予約案件データの各案件項目において、予約条件情報に基づいて、宿泊確定日を宿泊予定日に変更し、宿泊確定人数を宿泊予定人数に変更したものでもよい。また、予約内容情報は、予約案件データの各案件項目に加えて、予約条件情報の案件項目を含んだものである。統一フォーマットの予約内容情報に含まれる案件項目が予約確定通知内にない場合は、その案件項目が予約内容情報に新たに追加される。ただし、予約内容情報に含まれる利用者情報は使用されないことが望ましい。
管理部53は、統一フォーマットに変換した予約内容情報に基づいて、条件送信要求を生成して利用者端末40に送信する。例えば、管理部53は、予約内容情報の案件項目ごとに、その案件項目に対して設定する代替条件を入力するための入力フォームを対応付けた条件入力画面を示す条件送信要求を生成する。
また、通信部52が代替条件情報を受信すると、管理部53は、定期的に、代替条件情報に基づいて、代替条件情報が示す代替条件を満たす案件データである代替案件データがデータベース装置31に格納されているか否かを判定する。代替案件データが格納されていると判定された場合、管理部53は、その代替案件データに対応する案件を代替案件として通知する。
具体的には、先ず、管理部53は、その代替条件情報に基づいて、代替案件の候補を検索するための検索式と、代替案件の候補が代替案件か否かを判定するための判定条件とを生成する。このとき、代替条件情報が示す案件項目および代替条件と検索式および判定条件との対応を示す対応情報を格納部51に予め格納させておき、管理部53は、その対応情報を使用して、検索式と判定条件とを生成してもよい。例えば、代替条件情報に「部屋タイプが「スタンダードツイン」よりもランクが高いこと」が含まれている場合、管理部53は、検索式として、部屋タイプを任意とし、対応情報において案件項目である「部屋タイプ」に対応する情報から、「スタンダードツイン」に設定されている「ランク1」よりもランクの高い項目値「デラックスツイン」(ランク2)、「ジュニアスイート」(ランク3)および「スイート」(ランク4)であることを判定条件として決定する。このとき、予約内容情報の予約値のランクと代替案件の候補の項目との差が既定値よりも高いか否かによって、ランクが高いか否かを判断してもよい。例えば、管理部53は、差が0未満の場合、ランクは低いと判断し、差が0以上2以下の場合、ランクは同等と判断し、差が3以上の場合、ランクが高いと判断してもよい。管理部53は、通知要求内の利用者情報と、統一フォーマットに変換した予約内容情報と、代替条件情報と、検索式と、判定条件とを対応付けて格納部51に格納する。
管理部53は、定期的に(例えば、1時間ごとに)、格納部51に格納された検索式を含むデータ検索要求を案件一覧提供サーバ30に送信する。その後、通信部52が案件データを受信すると、管理部53は、その案件データが格納部51に格納された判定条件を満たすか否かを判定し、判定条件を満たす案件データが存在すると、その案件データを代替案件データとして判定する。そして、管理部53は、代替案件データを含む代替案件通知を利用者端末40に送信することで、代替案件を利用者に通知する。
上記の検索式および判定条件は、検索式に合致する案件データのうち判定条件を満たす案件データが代替条件を満たす案件データと一致するように設定されればよい。例えば、代替条件が「部屋タイプが「2名1室」であり、かつ、「スタンダードツイン」よりもランクが高いこと」を示す場合、検索式が「部屋タイプが「2名1室」であること」を示し、判定条件は、「部屋タイプが「スタンダードツイン」よりもランクが高い「デラックスツイン」、「ジュニアスイート」または「スイート」であること」を示す。なお、検索式として用いる案件項目と、判定条件として用いる案件項目とが予め設定されていてもよい。また、検索式に合致する案件データと代替条件を満たす案件データとが一致するように検索式が設定されるならば、判定条件はなくてもよい。上記の例の場合、検索式が「部屋タイプが「2名1室」かつ、「「デラックスツイン」、「ジュニアスイート」または「スイート」」であること」となる。また、例えば、代替条件に「現在の宿泊施設よりも駅から近くなること」のような計算が必要となる条件が存在する場合、管理部53は、先ず、予約内容情報の宿泊施設の住所とネットワーク検索した駅の住所から距離(ここでは、200mとする)を求める。そして、管理部53は、判定条件として「駅から200m以内であること」を生成し、さらに検索式に合致した案件データの予約内容情報の宿泊施設の住所とネットワーク検索した駅の住所から、予約内容情報の宿泊施設における駅までの距離を求め、その距離が判定条件(200m以内であること)を満たすか否かを判定する。
次に動作を説明する。
図4は、予約を確定するまでの動作を説明するためのシーケンス図である。
先ず、案件提供サーバ10は、所定の提供タイミングになると、格納している案件データを、ネットワーク100を介してまとめサーバ20に送信する(ステップS101)。所定の提供タイミングは、例えば、格納している案件データが更新されたタイミングや、所定の時刻や日時が到来したタイミングなどである。
まとめサーバ20は、案件提供サーバ10から案件データを受信すると、その案件データのフォーマットを統一フォーマットに変換する(ステップS102)。そして、まとめサーバ20は、統一フォーマットに変換した案件データを、ネットワーク100を介して案件一覧提供サーバ30に送信する(ステップS103)。案件一覧提供サーバ30は、案件データを受信すると、その案件データをデータベース装置31に格納する(ステップS104)。
また、利用者端末40の入力部43が案件検索要求を受け付けると、制御部45は、その案件検索要求を、接続部44およびネットワーク100を介して案件一覧提供サーバ30に送信する(ステップS105)。案件一覧提供サーバ30は、案件検索要求を受信すると、その案件検索要求内の検索条件に合致する案件をデータベース装置31から検索する(ステップS106)。案件一覧提供サーバ30は、条件に合致し案件があった場合、その合致した案件の一覧を示す一覧データを生成し、その一覧データを、ネットワーク100を介して利用者端末40に送信する(ステップS107)。
利用者端末40の接続部44が一覧データを受信すると、制御部45は、その一覧データを表示部41に表示する(ステップS108)。その後、利用者は、一覧データにて示される案件から詳細を確認する案件に対する案件取得要求を入力部43に入力する。例えば、入力部43は、マウスなどのポインティングデバイスやタッチパネルなどであり、利用者は入力部43を用いて、一覧データが表示されている領域のうち、詳細を確認する案件が表示されている領域を選択することで、案件取得要求を入力部43に入力する。入力部43が案件取得要求を受け付けると、制御部45は、その案件取得要求を、接続部44およびネットワーク100を介して案件一覧提供サーバ30に送信する(ステップS109)。
案件一覧提供サーバ30は、案件取得要求を受信すると、その案件取得要求内の案件識別子にて特定される案件の案件データをデータベース装置31から取得して利用者端末40に送信する(ステップS110)。利用者端末40の接続部44が案件データを受信すると、制御部45は、その案件データを表示部41に表示する(ステップS111)。
利用者は、表示した案件データの案件を予約する場合、入力部43を用いて案件データ内の提供元情報であるリンク情報を選択することで、画面取得要求を入力部43に入力する。制御部45は、入力部43が受け付けた画面取得要求を、接続部44およびネットワーク100を介して案件提供サーバ10に送信する(ステップS112)。
案件提供サーバ10は、その画面取得要求内の案件識別子に基づいて、案件識別子に対応する案件を予約するための予約画面を示す予約画面データを生成して利用者端末40に送信する(ステップS113)。予約画面データは、例えば、案件が宿泊施設の場合、宿泊施設名、宿泊施設紹介文、プラン名、部屋タイプ、宿泊可能日および宿泊可能日ごとの宿泊費および決済種類などの案件データと、宿泊者氏名、住所および連絡先などの利用者情報の入力欄と、宿泊人数および宿泊予定日などの予約条件情報を入力するための入力欄または選択枠と、予約を確定するための予約ボタンとを含む。利用者端末40の接続部44が予約画面データを受信すると、制御部45は、その予約画面データを表示部41に表示する(ステップS114)。
その後、入力部43が予約要求を受け付けると、制御部45は、入力部43が受け付けた予約要求を案件提供サーバ10に送信する(ステップS115)。例えば、案件が宿泊施設の場合、利用者が入力部43用いて、宿泊氏名など利用者情報と宿泊人数および宿泊予定日などの予約条件情報の入力と、予約ボタンの選択とを行うと、入力部43は、それらを予約要求として受け付け、制御部45がその予約情報に案件識別子を付加して送信する。案件提供サーバ10は、予約要求を受信すると、その予約要求に従って、予約の可否を判定するための予約判定処理を行う(ステップS116)。ここでは、予約が可能であったとする。この場合、案件提供サーバ10は、利用者情報と予約条件情報と案件識別子に対応する案件データを基に予約確定通知を生成して利用者端末40に送信する(ステップS117)。例えば、案件提供サーバ10は、予約確定通知を、予約要求の回答画面という形式のWEB情報として送信してもよいし、電子メールとして利用者端末40の電子メールアドレス宛に送信してもよい。利用者端末40の接続部44が予約確定通知を受信すると、制御部45は、その予約確定通知を表示部41に表示するとともに、記憶部42に記憶する(ステップS118)。
なお、ステップS116で予約が可能でない場合、案件提供サーバ10は、予約が可能でない旨の予約不可通知を利用者端末40に送信する。この場合、利用者端末40の接続部44が予約不可通知を受信すると、制御部45は、その予約不可通知を表示部41に表示する。
図5は、代替案件を通知する動作を説明するためのシーケンス図である。
先ず、入力部43が通知要求を受け付けると、制御部45は、その通知要求を、接続部44およびネットワーク100を介して通知サーバ50に送信する(ステップS201)。なお、通知サーバ50が通知要求を入力するためのWeb情報を提供してもよい。この場合、制御部45は、利用者からの要求に従って通知サーバ50からWeb情報を取得し、そのWeb情報を表示部41に表示させることで、利用者に通知要求の入力を要求する。
通知サーバ50の通信部52が通知要求を受信すると、管理部53は、内容送信要求を通信部52およびネットワーク100を介して利用者端末40に送信する(ステップS202)。利用者端末40の接続部44が内容送信要求を受信すると、制御部45は、記憶部42から予約確定通知を取得し、取得した予約確定通知を、接続部44およびネットワーク100を介して通知サーバ50に送信する(ステップS203)。例えば、予約確定通知が電子メールの場合、案件提供サーバ10から受信した予約確定通知を通知サーバ5
0に転送する方法で、送信しても良い。または、通知サーバ50が予約確定通知の内容を入力するためのWeb情報を提供してもよい。この場合、制御部45は、通知サーバ50からWeb情報を取得し、そのWeb情報を表示部41に表示させることで、利用者に予約確定通知の内容の入力を要求し、入力された内容を予約確定通知として通知サーバ50に送信する。また、通知要求と予約確定通知をまとめて通知サーバ50に送信しても良い。
通知サーバ50の通信部52が予約確定通知を受信すると、管理部53は、予約確定通知から予約した案件に含まれる案件項目の項目名である予約項目名とその項目値である予約値である予約内容情報を抽出し、その予約内容情報のフォーマットを格納部51に記憶された項目名とその値を、対応情報を用いて統一フォーマットに変換する(ステップS204)。管理部53は、統一フォーマットに変換した予約内容情報に基づいて条件送信要求を生成して、通信部52およびネットワーク100を介して利用者端末40に送信する(ステップS205)。
利用者端末40の接続部44が条件送信要求を受信すると、制御部45は、条件送信要求に含まれる条件入力画面を表示部41に表示する(ステップS206)。条件入力画面として、項目名と、予約内容情報の予約値と、その案件項目に対して設定する代替条件を入力するための入力フォームが表示される。その後、入力部43が表示された項目ごとの入力フォームに情報が入力されると、制御部45は、入力フォームに入力された情報を基に、案件項目ごとに変更の有無と変更する場合の許容値を含む代替条件情報を作成し、その代替条件情報を、接続部44およびネットワーク100を介して通知サーバ50に送信する(ステップS207)。
通知サーバ50の通信部52が代替条件情報を受信すると、管理部53は、代替条件情報に基づいて、格納部51に記憶されている対応情報を用いて、検索式および判定条件を生成し、通知要求内の利用者情報と、統一フォーマットに変換した予約内容情報と、代替条件情報と、検索式と、判定条件とを対応付けて格納部51に格納する(ステップS208)。
また、管理部53は、格納部51に格納された利用者情報内の利用者識別子ごとに、その利用者識別子(利用者情報)と対応付けられ検索式を含むデータ検索要求を生成して、通信部52およびネットワーク100を介して案件一覧提供サーバ30に送信する(ステップS209)。なお、ステップS209の処理は、定期的に行われる。
案件一覧提供サーバ30は、データ検索要求を受信すると、そのデータ検索要求内の検索式に合致した案件データをデータベース装置31から検索する(ステップS210)。案件一覧提供サーバ30は、案件データを、ネットワーク100を介して通知サーバ50に送信する(ステップS211)。
通知サーバ50の通信部52が案件データを受信すると、管理部53は、その案件データが格納部51に格納された判定条件を満たすか否かを判定することで、その案件データが代替案件データか否かを判定する(ステップS212)。案件データが代替案件データの場合、管理部53は、その代替案件データを含む代替案件通知を生成して、通信部52およびネットワーク100を介して利用者端末40に送信する(ステップS213)。例えば、代替案件通知は、電子メールにて利用者情報の利用者端末40の電子メールアドレス宛に送信したり、電子メールにてWEB画面へのURLを送信しておき、アクセスがあった際にWEB画面として送信したりする。ここで、代替案件通知に含む代替案件データの案件項目は一部の案件項目(既定の案件項目)だけとし、他の案件項目は、案件一覧提供サーバ30へ案件データを要求するリンク情報として示してもよい。利用者端末40の
接続部44が代替案件通知を受信すると、制御部45は、その代替案件通知を表示部41に表示するとともに、記憶部42に記憶する(ステップS214)。
なお、ステップS212で案件データが判定条件を満たさなかった場合、管理部53は、代替案件通知の送信を行わずに、ステップS209の処理に戻る。また、案件データが判定条件を満たし、代替案件通知を送信した場合でも、管理部53は、ステップS209の処理に戻ってもよい。この場合、データベース装置31内の案件データが更新され、代替条件を満たす新しい案件データがデータベース装置31に追加されると、その案件データを代替案件データとして利用者に通知することができる。
以上の動作は単なる一例であって、これに限定されるものではなき。例えば、代替案件通知は、代替案件データの代わりに、代替案件の案件識別子を含んでもよい。この場合、利用者は、その代替案件の案件識別子を含む案件取得要求を入力することで、案件一覧提供サーバ30から代替案件データを取得することができる。
また、予約内容情報である予約案件データおよび予約条件情報の両方が予約確定通知に含まれていたが、通知サーバ50の管理部53は、予約案件データは予約確定通知に含まれていなくてもよい。この場合、管理部53は、予約確定通知に含まれる案件識別子に基づいて、予約案件データをデータベース装置31から取得してもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、通知サーバ50の格納部51は、予約案件の代わりとなる代替案件として許容する代替条件を複数の案件項目に対して設定する代替条件情報を格納する。管理部53は、代替条件情報に基づいて、代替条件を満たす案件データである代替案件データがデータベース装置31に格納されているか否かを判定し、代替案件データが格納されている場合、その代替案件データに対応する案件を代替案件として通知する。したがって、代替条件を複数の案件項目に対して設定された代替条件を満たす案件データの案件が代替案件として通知されるため、予約案件と比べて、宿泊料金が多少高いが、部屋が広い案件などを代替案件として利用者に通知することが可能になる。したがって、案件の予約後に利用者に対してより適切な案件を通知することが可能になる。
また、本実施形態では、代替条件情報は利用者端末40から受信されるため、利用者の希望に沿った代替案件を通知することが可能になる。また、代替条件情報は、案件項目ごとに代替条件を設定するため、利用者の希望をより正確に反映した代替案件を通知することが可能になる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、代替条件情報は、ステップS207にて利用者から利用者端末40に入力されていた。本実施形態では、通知サーバ50の管理部53が予約内容情報に基づいて、代替条件情報を生成する。
具体的には、ステップS207において、利用者端末40の入力部43は、代替条件情報の代わりに、代替条件に対する方針を示す方針情報を受け付ける。制御部45は、その方針情報を、接続部44およびネットワーク100を介して通知サーバ50に送信する。通知サーバ50の通信部52が方針情報を受信すると、管理部53は、その方針情報および統一フォーマットに変換した予約内容情報とに基づいて、代替条件情報を生成する。管理部53は、代替条件情報に基づいて、検索式および判定条件を生成し、通知要求内の利用者識別子と、統一フォーマットに変換した予約内容情報と、方針情報と、代替条件情報と、検索式と、判定条件とを対応付けて格納部51に格納する。その他の処理および構成は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態では、案件項目が取り得る複数の項目値のそれぞれには、良否の度合いを示す指標値としてレベルが予め定められている。例えば、案件項目が宿泊料金の場合、料金が低いほど、レベルが高く(良否の度合いが良く)、料金が高いほど、レベルが低い(良否の度合いが悪い)。また、部屋が広いほど、レベルが高く、部屋が狭いほど、レベルが低い。この場合、レベルは、金額や広さに対して所定の範囲ごとに設けられてもよい。また、付帯施設情報に対して、温泉大浴場のような付帯施設があることが、付帯施設がないことよりも、高いレベルを設定する。例えば、付帯施設があることにレベル2を設定し、付帯施設がないことにレベル0を設定する。また、項目値の有無にレベルを設定する代わりに、項目値に応じてレベルを設定してもよい。例えば、付帯施設情報に対して、付帯施設として個室露天風呂がある場合には、レベル3を設定し、付帯施設として源泉かけ流しがある場合には、レベル2を設定してもよい。
また、方針情報は、少なくとも、項目値が予約内容情報の項目値である予約値よりもレベルが低くなることを許容する項目である許容項目と、許容項目において許容するレベルの低下度合いとを含む。なお、方針情報は、案件項目ごとに、項目値が予約値よりもレベルが高くなることを許容する項目、項目値が予約値のレベルと同じ項目、項目値が予約値よりもレベルが低くなることを許容する項目のいずれかを指定する情報でもよい。
例えば、方針情報は、案件項目ごとに、項目値の悪化を許容しない「項目値が好転する場合に変更可能」と、項目値の変更を禁止する「変更不可」と、項目値の悪化を無制限に許容する「条件なく変更可能」と、項目値の悪化を所定範囲内で許容する「項目値が多少悪化しても変更可能」のいずれかを示す。この場合、管理部53は、「項目値が好転する場合に変更可能」の案件項目に対しては、その案件項目が取り得る項目値のうち、予約値のレベルよりも高いレベルの項目値を許容値とし、「変更不可」の案件項目に対しては、その案件項目が取り得る項目値のうち、予約値のレベルと同じレベルの項目値を許容値とし、「条件なく変更可能」の案件項目に対しては、その案件項目が取り得る項目値の全てのレベルを許容値として設定し、「項目値が多少悪化しても変更可能」の案件項目に対しては、その案件項目が取り得る項目値のうち、予約値のレベルよりも所定値分低いレベルの下限値よりも高いレベルの項目値を許容値とする。なお、所定値は、案件項目ごとに予め設定される。例えば、案件項目が宿泊料金の場合、レベルの下限値は、予約値よりも10%高い値、つまり、予約値に1.1を乗算した値などとなる。この場合、所定値は、予約値に0.1を乗算した値となる。
なお、本実施形態では、管理部53は、利用者端末40から受信した方針情報を用いて、代替条件情報を生成していたが、予約内容情報から代替条件情報を生成する手順が予め決まっていれば、方針情報を用いずに、予約内容情報から代替条件情報を生成してもよい。
また、管理部53は、代替案件データがデータベース装置31に格納されているか否かを判定する際に、データベース装置31に格納されている各案件データの項目に宿泊料金が存在する場合、その宿泊料金の項目値に予約案件の予約をキャンセルした際に生じるキャンセル料を加算してもよい。
本実施形態では、予約確定通知がキャンセル料金に関するキャンセル情報を含み、管理部53が、予約確定通知内のキャンセル情報に基づいて、キャンセル料金を求め、そのキャンセル料金を各案件データの宿泊料金の項目値に加算する。
例えば、宿泊料金が1万円、宿泊予定日が7月10日、キャンセル料金が発生する日が宿泊日から3日以内、キャンセル料金が宿泊予定日当日で宿泊料金の100%、前日で宿泊料金の70%、2日前で宿泊料金の50%、3日前で宿泊料金の20%であるとする。
この場合、管理部53は、代替案件データが格納されているか否かを判定する日が7月7日、案件データの案件項目「宿泊料金」の項目値が9千円の場合、管理部は、9千円に、1万円の20%である2千円を加算した1万1千円を案件項目「宿泊料金」の項目値として用いる。
以上説明したように本実施形態によれば、通知サーバ50の管理部53は、予約案件データに基づいて、代替条件情報を生成する。このため、利用者の手間を軽減することが可能になる。
また、本実施形態によれば、通知サーバ50の管理部53は、通信部52が受信した方針情報と予約案件データに基づいて、代替条件情報を生成する。このため、利用者の手間を軽減しつつ、利用者の希望をより反映させることが可能になる。
また、本実施形態によれば、管理部53は、代替案件データがデータベース装置31に格納されているか否かを判定する際に、データベース装置31に格納されている各案件データの項目に宿泊料金が存在している場合、その宿泊料金に予約案件の予約をキャンセルした際に生じるキャンセル料を加算する。このため、キャンセル料を考慮せずに予約替えが行われることを軽減することが可能になり、利用者の利便性をより向上することが可能になる。
(第3の実施形態)
第1および第2の実施形態では、代替条件情報は、案件項目ごとに代替条件を設定していたが、本実施形態では、所定の複数の案件項目が有する複数の項目値のそれぞれに応じた複数のポイントの合計値に対して代替条件を設定する。ポイントは、良否の度合いを示す指標値の一例である。この場合、代替条件は、検索対象の案件データの所定の複数の案件項目のポイントの合計値が、対応する複数の案件項目が予約値を有する場合におけるポイントの合計値より所定数大きい値である許容合計値以上であることを示す。
例えば、管理部53は、予約内容情報の所定の案件項目である、宿泊料金、特定地点から宿泊施設までの距離、評価値、部屋の広さ、眺望、フロアクラス、宿泊施設の状態、食事サービスのそれぞれの項目値を予め定めた変換規則に従ってポイントに変換し、それらのポイントの合計値を基に許容合計値を求める。そして、管理部53は、検索式として許容合計値以上を示すデータ検索要求を生成し、案件一覧提供サーバ30に送信する。その後、案件一覧提供サーバ30にて、所定の案件項目の項目値のポイントの合計値が、許容合計値以上の案件データである代替案件データが検索結果として抽出され、通信部52が代替案件データの候補を受信すると、管理部53は、その代替案件データの候補を全て代替案件データと判定する。この例では、判定条件は、存在しない。その他の処理および構成は、第1または第2の実施形態と同様である。
以上説明したように本実施形態によれば、代替条件情報は、複数の案件項目が有する複数の項目値のそれぞれに応じた複数の数値であるポイントの合計値に対して代替条件を設定する。案件項目ごとに代替条件を設定しなくてもよくなるため、容易に適切な案件を通知することが可能になる。
(第4の実施形態)
本実施形態は、第1から第3の実施形態のいずれか1つに組み合わされる実施形態である。情報通知システム1の構成と、以下で説明する本実施形態の処理以外の処理は、第1~第3の実施形態のいずれかと同様である。本実施形態では、利用者端末40の制御部45が代替案件通知を表示部41に表示し、利用者が代替案件通知にて示される代替案件に予約を変更しない場合、入力部43は利用者から代替案件に予約を変更しないことを示す
不変更情報を受け付ける。この場合、制御部45は、入力部43に不変更情報を受け付けた場合、その不変更情報を通知サーバ50に送信する。通知サーバ50の通信部52が不変更情報を受信すると、管理部53は、その不変更情報に基づいて、格納部51に格納されている代替条件情報を更新する。
例えば、先ず、不変更情報を利用者に入力させるために、通知サーバ50の管理部53は、代替案件通知として、不変更情報を入力するための不変更入力画面を示す情報を送信する。不変更入力画面は、代替案件ごとに、その代替案件に予約を変更しない旨として「気に入らない」旨を入力するチェックボックスと、入力された「気に入らない」旨を不変更情報として送信するためのボタンとを含む。なお、ボタンは、一般的な電子メール機能で使用される返信ボタンなどと兼用されてもよい。
不変更入力画面のチェックボックスは、代替案件ごとに設けられる変わりに、案件項目ごとに、その案件項目が代替案件に予約を変更しない理由である旨として「気に入らない」旨を入力するものでもよい。また、チェックボックスにチェックされた際に、その「気に入らない」理由を入力できる理由入力欄が設けられてもよい。理由入力欄は、予め用意された複数の選択肢のいずれかを選択するものでもよい。選択肢としては、指標値(ランク、レベル、ポイントなど)が「高過ぎる」または「低過ぎる」、「項目値に希望とは差異がある」、「この項目値がいらない」などが挙げられる。この場合、不変更入力画面のボタンは、「気に入らない」旨および理由入力欄に入力された理由を不変更情報として送信するために使用される。
ボタンが押下されることにより、不変更情報が送信されると、通知サーバ50の管理部53は、その不変更情報の情報に基づいて、格納部51に格納されている代替条件情報を更新する。例えば、「気に入らない」理由がある案件項目である理由項目が存在する場合、管理部53は、代替条件情報において、その理由項目を、代替条件を設定する案件項目から外すか、その理由項目の項目値を変更する。具体的には、管理部53は、理由項目における代替案件データの項目値が予約案件データの項目値である予約値と一致するように、格納部51に格納されている代替条件情報を更新する。また、管理部53は、理由項目に対する代替条件が示す許容値から代替案件の理由項目の項目値を外してもよい。
また、不変更情報内の理由項目に対して「気に入らない」理由が入力されている場合、管理部53は、例えば、代替条件情報における理由項目に対応する案件項目に対して設定する代替条件である指標値を高くする(例えば、レベルを挙げる)。また、「気に入らない」理由として「この項目値がいらない」が選択されている場合、管理部53は、例えば、代替条件情報における許容値から代替案件の理由項目の項目値を削除する。
また、不変更情報にて理由案件が特定されていない場合、管理部53は、例えば、代替条件情報において、許容値の範囲を小さくする。また、管理部53は、代替条件情報において、指標値が同等と判断する範囲を小さくしたり、指標値が高いと判断する値を高くしたりしてもよい。
なお、上記の代替条件情報の更新は、単なる一例であって、これらの限定されるものではない。
また、利用者から代替案件に予約を変更した場合、入力部43は、利用者端末40の入力部43は利用者から代替案件が許容できる旨の受入情報を受け付けてもよい。この場合、制御部45は、受入情報を通知サーバ50に送信する。通知サーバ50の通信部52が受入情報を受信すると、管理部53は、その受入情報に基づいて、格納部51に格納され
ている代替条件情報を更新する。なお、受入情報の入力は、不変更情報の入力と同様に行うことができる。
管理部53は、例えば、予約案件と代替案件を比較して、代替案件が予約案件よりも指標値が高くなっている案件項目を利用者が重視したと判断して、代替案件情報において、その案件項目の許容値の範囲を広げる。この場合、例えば、部屋の広さの許容値の下限を低くすることで、部屋が狭くても代替案件として利用者に示すことが可能になる。
なお、管理部53は、利用者端末40から受入情報を受信する代わりに、利用者端末40が代替案件を予約するための予約画面を示す予約画面データの提供先に接続したことを、代替案件が許容されたこととして検出して、受入情報を生成してもよい。受入情報は、代替案件を受け入れた理由を含んでもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、管理部53は、代替案件に予約を変更しないことを示す不変更情報に基づいて、格納部51に格納されている代替条件情報を更新する。このため、代替条件を利用者の希望を反映するものに更新することが可能になるため、利用者の希望をより正確に反映した代替案件を通知することが可能になる。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。また、各実施形態は、互いに矛盾しない限り、組み合わされてもよい。
例えば、案件提供サーバ10、まとめサーバ20、案件一覧提供サーバ30、利用者端末40および通知サーバ50の機能は、その機能を実現するためのプログラムを、コンピュータにて読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませ実行させることで、実現されてもよい。
また、各実施形態では、データベース装置31が案件一覧提供サーバ30と接続され、通知サーバ50は、案件一覧提供サーバ30を介してデータベース装置31と通信可能であったが、案件一覧提供サーバ30を介さずにデータベース装置31と直接通信可能であってもよい。
また、予約案件データが予約確定通知に含まれていたが、通知サーバ50の管理部53は、予約確定通知に含まれる案件識別子に基づいて、データベース装置31から予約案件データを取得してもよい。
1 情報通知システム
10 案件提供サーバ
20 まとめサーバ
30 案件一覧提供サーバ
31 データベース装置
40 利用者端末
41 表示部
42 記憶部
43 入力部
44 接続部
45 制御部
50 通知サーバ
51 格納部
52 通信部
53 管理部
100 ネットワーク

Claims (16)

  1. 予約可能な案件に関する複数の項目を含む案件データを前記案件ごとに格納するデータベース装置と通信可能な情報通知装置であって、
    予約した案件である予約案件における前記複数の項目に対して利用者が許容する代替条件が設定された条件情報を受信する通信部と、
    前記条件情報に基づいて、前記代替条件を満たす案件データである代替案件データが前記データベース装置に格納されているか否かを定期的に判定し、当該代替案件データが格納されている場合、当該代替案件データに対応する案件を前記予約案件の代わりとなる代替案件として通知する管理部と、を有する情報通知装置。
  2. 予約可能な案件に関する複数の項目を含む案件データを前記案件ごとに格納するデータベース装置と通信可能な情報通知装置であって、
    予約した案件である予約案件に関する前記複数の項目とその項目値が記載されたデータである電子メールと、当該予約案件における前記複数の項目に対して利用者が許容する代替条件が設定された条件情報とを受信する通信部と、
    前記条件情報に基づいて、前記代替条件を満たす案件データである代替案件データが前記データベース装置に格納されているか否かを判定し、当該代替案件データが格納されている場合、当該代替案件データに対応する案件を前記予約案件の代わりとなる代替案件として通知する管理部と、を有し、
    前記管理部は、前記電子メールから前記複数の項目とその項目値である予約値を抽出し、抽出した複数の項目とその予約値とが記載され、前記代替条件を入力するための条件送信要求を生成し、当該条件送信要求を利用者端末に送信する情報通知装置。
  3. 予約可能な案件に関する複数の項目を含む案件データを前記案件ごとに格納するデータベース装置と通信可能な情報通知装置であって、
    予約した案件である予約案件に関する前記複数の項目とその項目値が記載されたデータである予約案件データと、当該予約案件における前記複数の項目に対して利用者が許容する方針を示す方針情報とを受信する通信部と、
    前記予約案件データと前記方針情報とに基づいて条件情報を生成し、当該条件情報に基づいて、前記方針情報を満たす案件データである代替案件データが前記データベース装置に格納されているか否かを判定し、当該代替案件データが格納されている場合、当該代替案件データに対応する案件を前記予約案件の代わりとなる代替案件として通知する管理部と、を有する、情報通知装置。
  4. 前記複数の項目が取り得る複数の項目値のそれぞれには、指標値が予め定められ、
    前記方針情報は、少なくとも、前記予約案件データの前記複数の項目に対応する前記項目値である予約値において、当該予約値よりも前記指標値が低くなることを許容する項目である許容項目と、当該許容項目において許容するレベルの低下度合いとが含まれる、請求項3に記載の情報通知装置。
  5. 予約可能な案件に関する複数の項目を含む案件データを前記案件ごとに格納するデータベース装置と通信可能な情報通知装置であって、
    予約した案件である予約案件における前記複数の項目に対して利用者が許容する代替条件が設定された条件情報を格納する格納部と、
    前記条件情報に基づいて、前記代替条件を満たす案件データである代替案件データが前記データベース装置に格納されているか否かを判定し、当該代替案件データが格納されている場合、当該代替案件データに対応する案件を前記予約案件の代わりとなる代替案件として通知する管理部と、
    前記管理部が通知した代替案件に予約を変更しないことを示す不変更情報を受信する通信部と、を有し、
    前記不変更情報は、前記代替案件における予約を変更しない理由となる案件項目である理由項目を含み、
    前記管理部は、前記理由項目に基づいて、前記条件情報を更新する、情報通知装置。
  6. 前記不変更情報は、更に、前記理由項目に対する理由を含み、
    前記管理部は、前記条件情報の更新において、前記理由項目に対応する項目の代替条件を前記理由に基づき変更する、請求項5に記載の情報通知装置。
  7. 前記条件情報は、代替条件として、前記予約案件に関する前記複数の項目に対応する項目値である予約値からの変更を許可する場合に、許容する許容値が含まれる、請求項1、2、5、6のいずれか1項に記載の情報通知装置。
  8. 前記管理部は、前記代替案件データが格納されているか否かを判定する際に、前記案件データの項目に料金が存在する場合、当該項目の項目値に前記予約案件の予約をキャンセルする際に生じるキャンセル料を加算する、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の情報通知装置。
  9. 予約可能な案件に関する複数の項目を含む案件データを前記案件ごとに格納するデータベース装置と通信可能な情報通知装置による情報通知方法であって、
    予約した案件である予約案件における前記複数の項目に対して利用者が許容する代替条件が設定された条件情報を受信するステップと、
    前記条件情報に基づいて、前記代替条件を満たす案件データである代替案件データが前記データベース装置に格納されているか否かを定期的に判定するステップと、
    当該代替案件データが格納されている場合、当該代替案件データに対応する案件を前記予約案件の代わりとなる代替案件として通知するステップと、を有する情報通知方法。
  10. 予約可能な案件に関する複数の項目を含む案件データを前記案件ごとに格納するデータベース装置と通信可能な情報通知装置による情報通知方法であって、
    予約した案件である予約案件に関する前記複数の項目とその項目値が記載されたデータである電子メールを受信するステップと、
    前記電子メールから前記複数の項目とその項目値である予約値を抽出し、抽出した複数の項目とその予約値とが記載され、前記予約案件における前記複数の項目に対して利用者が許容する代替条件を入力するための条件送信要求を生成し、当該条件送信要求を利用者端末に送信するステップと、
    前記代替条件が設定された条件情報を受信するステップと、
    前記受信した条件情報に基づいて、前記代替条件を満たす案件データである代替案件データが前記データベース装置に格納されているか否かを判定するステップと、
    当該代替案件データが格納されている場合、当該代替案件データに対応する案件を前記予約案件の代わりとなる代替案件として通知するステップと、を有する情報通知方法。
  11. 予約可能な案件に関する複数の項目を含む案件データを前記案件ごとに格納するデータベース装置と通信可能な情報通知装置における情報通知方法であって、
    予約した案件である予約案件に関する前記複数の項目とその項目値が記載されたデータである予約案件データを受信するステップと、
    当該予約案件における前記複数の項目に対して利用者が許容する方針を示す方針情報を受信するステップと、
    前記予約案件データと前記方針情報とに基づいて条件情報を生成するステップと、
    当該条件情報に基づいて、前記方針情報を満たす案件データである代替案件データが前記データベース装置に格納されているか否かを判定するステップと、
    当該代替案件データが格納されている場合、当該代替案件データに対応する案件を前記予約案件の代わりとなる代替案件として通知するステップと、を有する情報通知方法。
  12. 予約可能な案件に関する複数の項目を含む案件データを前記案件ごとに格納するデータベース装置と通信可能な情報通知装置における情報通知方法であって、
    予約した案件である予約案件における前記複数の項目に対して利用者が許容する代替条件が設定された条件情報を格納するステップと、
    前記条件情報に基づいて、前記代替条件を満たす案件データである代替案件データが前記データベース装置に格納されているか否かを判定するステップと、
    当該代替案件データが格納されている場合、当該代替案件データに対応する案件を前記予約案件の代わりとなる代替案件として通知するステップと、
    前記通知した代替案件に予約を変更しないことを示す不変更情報を受信するステップと、を有し、
    前記不変更情報は、前記代替案件における予約を変更しない理由となる案件項目である理由項目を含み、
    前記理由項目に基づいて、前記条件情報を更新するステップを有する、情報通知方法。
  13. 予約可能な案件に関する複数の項目を含む案件データを前記案件ごとに格納するデータベース装置と接続されたコンピュータに、
    予約した案件である予約案件における前記複数の項目に対して利用者が許容する代替条件が設定された条件情報を受信する手順と、
    前記条件情報に基づいて、前記代替条件を満たす案件データである代替案件データが前記データベース装置に格納されているか否かを定期的に判定する手順と、
    当該代替案件データが格納されている場合、当該代替案件データに対応する案件を前記予約案件の代わりとなる代替案件として通知する手順と、を実行させるプログラム。
  14. 予約可能な案件に関する複数の項目を含む案件データを前記案件ごとに格納するデータベース装置と接続されたコンピュータに、
    予約した案件である予約案件に関する前記複数の項目とその項目値が記載されたデータである電子メールを受信する手順と、
    前記電子メールから前記複数の項目とその項目値である予約値を抽出し、抽出した複数の項目とその予約値とが記載され、前記予約案件における前記複数の項目に対して利用者が許容する代替条件を入力するための条件送信要求を生成し、当該条件送信要求を利用者端末に送信する手順と、
    前記代替条件が設定された条件情報を受信する手順と、
    前記受信した条件情報に基づいて、前記代替条件を満たす案件データである代替案件データが前記データベース装置に格納されているか否かを判定する手順と、
    当該代替案件データが格納されている場合、当該代替案件データに対応する案件を前記予約案件の代わりとなる代替案件として通知する手順と、を実行させるプログラム。
  15. 予約可能な案件に関する複数の項目を含む案件データを前記案件ごとに格納するデータベース装置と接続されたコンピュータに、
    予約した案件である予約案件に関する前記複数の項目とその項目値が記載されたデータである予約案件データを受信する手順と、
    当該予約案件における前記複数の項目に対して利用者が許容する方針を示す方針情報を受信する手順と、
    前記予約案件データと前記方針情報とに基づいて条件情報を生成する手順と、
    当該条件情報に基づいて、前記方針情報を満たす案件データである代替案件データが前記データベース装置に格納されているか否かを判定する手順と、
    当該代替案件データが格納されている場合、当該代替案件データに対応する案件を前記予約案件の代わりとなる代替案件として通知する手順と、を実行させる、プログラム。
  16. 予約可能な案件に関する複数の項目を含む案件データを前記案件ごとに格納するデータベース装置と接続されたコンピュータに、
    予約した案件である予約案件における前記複数の項目に対して利用者が許容する代替条件が設定された条件情報を格納する手順と、
    前記条件情報に基づいて、前記代替条件を満たす案件データである代替案件データが前記データベース装置に格納されているか否かを判定する手順と、
    当該代替案件データが格納されている場合、当該代替案件データに対応する案件を前記予約案件の代わりとなる代替案件として通知する手順と、
    前記通知した代替案件に予約を変更しないことを示す不変更情報を受信する手順とを実行させ、
    前記不変更情報は、前記代替案件における予約を変更しない理由となる案件項目である理由項目を含み、
    前記理由項目に基づいて、前記条件情報を更新する手順を実行させるプログラム。
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