JP5171775B2 - 宿泊予約管理システム - Google Patents
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Description
オンライン宿泊予約サイトにおいて、宿泊施設を検索する機能,宿泊の予約を受け付ける機能等を統合した宿泊予約サービスが提供されている(例えば、非特許文献1参照)。
同サービスを利用すれば、例えば、「日程」,「キーワード」(施設名・特徴・観光地等),「地域」,「目的・条件」(地域名・駅名・空港名等)等から、空室がある部屋(在庫のある宿泊プラン)を検索し、所望の宿泊プランを予約をすることができる。
オンラインショッピングモールにおいて、複数種類の商品の一括注文を受け付ける機能が提供されている(例えば、非特許文献2参照)。
具体的には、ショップごとに設けられた「買い物かご」にユーザが選択した商品を順次追加していく手順と、「買い物かご」に入っている商品の一括注文を受け付ける手順とを経て、複数種類の商品の一括注文が成立する。
図1を参照し、従来の宿泊予約サービスの概要を説明する。
例えば、「2009年11月1日」〜「2009年11月2日」の予定で「AAAホテル」の客室2部屋を予約する場合、「AAプラン」を注文数2で一括予約することは可能であった(図1(a))。
一方、同様に2部屋を予約する場合であっても、「AAプラン」の予約と「BBプラン」の予約は、別個の手続により各別に行う必要があった(図1(b))。
この場合、「AAプラン」を予約したユーザは、2部屋を確保することを前提として予約手続を開始したものの、「BBプラン」に係る1部屋を確保することができない。したがって、「AAプラン」に係る予約も無駄になってしまう可能性がある。
このように、従来の宿泊予約サービス(例えば、上記<先行技術1>のサービス)では、宿泊プランが同一でない場合、宿泊プランごとに別個の予約手続が要求される。
これは、従来の宿泊予約管理システムが、例えば次のような事情により、複数種類の宿泊プランの一括予約に対応していないからである。
(a)客室ごとに異なる宿泊条件を設定して複数の客室を検索する、という検索態様に検索エンジンが対応していない。そのため、複数種類の宿泊プランの一括予約に対応したシステムを構築するための前提がそもそもなかった。
(c)次のような宿泊プランの特性上、在庫管理が複雑で一括予約になじまない。そのため、複数種類の商品の一括注文を受け付ける機能(例えば、上記<先行技術2>の機能)を、宿泊の予約を管理するシステムに単純に適用することができず、システム構築の難易度が高かった。
・宿泊プランの在庫(客室の空室)の絶対数が当初から少なく、補充が容易でない。
・宿泊プランの内容に、日程情報,施設情報,部屋情報等が組み込まれている。
・1の客室に対して複数の宿泊プランが設定されている場合がある等、宿泊プランの在庫数と客室の空室数とが必ずしも1対1で対応していない。
本発明が解決しようとする課題は、オンライン宿泊予約サイトのユーザに対し、複数種類の宿泊プランの一括予約を受け付ける機能を提供する、という点である。
前記予約申請ページ生成手段は、前記第1及び前記第2の宿泊プランの宿泊施設及び宿泊日程がそれぞれ互いに一致する場合には、該第1の宿泊プランの情報が強調表示されるように前記予約申請ページを生成してもよい。
前記予約申請ページ生成手段は、前記第1及び前記第2の宿泊プランの宿泊施設及び宿泊日程がそれぞれ互いに一致する場合には、前記第1及び前記第2の宿泊プランがデフォルトで同時指定されているように前記予約申請ページを生成してもよい。
・宿泊プラン…オンライン宿泊予約サイトにおける予約対象(注文対象)の単位。特定の客室(又は特定の部屋タイプの客室)における少なくとも1泊分の宿泊サービスを必須の要素とし、食事等の付随的なサービスを任意に含む。
・宿泊予定…注文予定として一時的に保存されている宿泊プラン,注文数(部屋数),宿泊人数(合計,大人,子供)等の組。
[1.概要]
本実施形態のシステムは、オンラインで宿泊の予約を受け付けるサービス(宿泊予約サービス)を管理するシステムであり、複数種類の宿泊プランの一括予約を受け付ける機能(宿泊一括予約機能)を提供する。
図2を参照し、宿泊一括予約機能の概要を説明する。
図2に示すように、本実施形態のシステムを利用すれば、例えば、「2009年11月1日」〜「2009年11月2日」の予定で「AAAホテル」の客室2部屋を予約する場合、「AAプラン」の予約と「BBプラン」の予約を同一の手続により一括して行うことができる。
図3に、本実施形態のシステムの構成を示す。
図3に示すように、本実施形態のシステムは、全体として、サーバシステム10,宿泊代表者のユーザ端末20及び施設端末30により構成される。また、サーバシステム10は、ユーザDB11,施設DB12,宿泊プランDB13,宿泊予定DB14及び予約DB15を有している。
サーバシステム10と、ユーザ端末20及び施設端末30とは、通信ネットワーク(本実施形態では、インターネット40)を介してそれぞれ互いに接続している。
図3において、サーバシステム10は、宿泊予約サービスを管理するサーバ群である。
サーバシステム10は、例えば、Webページの生成・送信機能を有するWebサーバ,電子メールの生成・送信機能を有するメールサーバ,データベースを管理するDBサーバ及びその他の必要なアプリケーションサーバを含む。
図3において、ユーザDB11は、宿泊予約サービスを利用するユーザの情報を記憶しているデータベースである。
図4(a)に、ユーザ情報の主要な項目を示す。
図4(a)に示すように、1件のユーザ情報は、「ユーザID」,「パスワード」及び「メールアドレス」を含んでいる。
図3において、施設DB12は、宿泊予約サービスにおいて客室を提供する宿泊施設に関連する情報を記憶しているデータベースである。
図4(b)に、施設情報の主要な項目を示す。
図4(b)に示すように、1件の施設情報は、「施設ID」,「パスワード」及び「メールアドレス」を含んでいる。
図3において、宿泊プランDB13は、宿泊予約サービスにおいて予約(注文)の対象となる宿泊プランの情報を記憶しているデータベースである。
図4(c)に、宿泊プラン情報の主要な項目を示す。
図4(c)に示すように、1件の宿泊プラン情報は、「宿泊プランID」,「宿泊日」,「施設ID」,「部屋タイプ」,1部屋の「定員」及び「在庫数」を含んでいる。
ここで、「在庫数」は、予約(注文)可能な宿泊プランの数であり、予約の成立・キャンセル等により随時更新される。
図3において、宿泊予定DB14は、宿泊予約サービスにおける宿泊予定に関連する情報を記憶するデータベースである。
本実施形態では、宿泊予定管理情報及び宿泊予定情報をそれぞれ複数件ずつ記憶することが可能であり、これらはキー項目を介して対応させることができる。
図4(d−1)に示すように、1件の宿泊予定管理情報は、「宿泊予定ID」,「宿泊予定識別データ」及び「次番号」を含んでいる。
ここで、「宿泊予定識別データ」は、宿泊予定を識別可能なデータであり、本実施形態では「セションID」を利用する。「次番号」は、次に追加される宿泊予定情報(後述)に付すべき番号である。
なお、「セションID」を「宿泊予定ID」として利用してもよい。
図4(d−2)に示すように、1件の宿泊予定情報は、「宿泊予定ID」,「シリアルID」,「宿泊プランID」,宿泊プランの「注文数」,その宿泊予定に係る「宿泊人数」(合計,大人,子供)及び「ステータス」を含んでいる。
ここで、「シリアルID」は、宿泊予定情報を識別するための識別情報であり、本実施形態では追加登録された順に連番の番号を付している。「ステータス」は、宿泊予定情報の状態(例えば、「選択中」(初期値),「予約済」,「未確定」,「削除」等)を区分する情報である。
図3において、予約DB15は、宿泊予約サービスにおける予約に関連する情報を記憶するデータベースである。
本実施形態では、予約情報及び一括予約情報をそれぞれ複数件ずつ記憶することが可能であり、これらはキー項目を介して対応させることができる。
図4(e−1)に示すように、1件の予約情報は、「予約番号」,宿泊代表者の「ユーザID」,「宿泊プランID」,宿泊プランの「注文数」,その予約に係る「宿泊人数」(合計,大人,子供)及び「一括予約ID」を含んでいる。
ここで、「一括予約ID」は、一括予約に係る複数の予約番号を関連付けて記憶している一括予約情報(後述)の識別情報であり、その予約が一括予約に係る予約でない場合はnull値とする。
図4(e−2)に示すように、1件の一括予約情報は、「一括予約ID」及び一括予約に係る複数の「予約番号」を含んでいる。
図3において、ユーザ端末20は、宿泊予約サービスを利用するユーザ(本実施形態では、宿泊代表者)が使用する端末である。
ユーザ端末20は、Webブラウザを有しており、サーバシステム10から受信したWebページ(HTML形式のデータ等)をディスプレイに表示することができる。また、ユーザ端末20は、メーラを有しており、サーバシステム10から受信した電子メールをディスプレイに表示することができる。
ユーザ端末20は、通信機能を有する既存の情報処理端末(例えば、パソコン等の電子計算機,携帯電話端末等)でよい。
図3において、施設端末30は、宿泊予約サービスに客室を提供する施設で使用される端末である。
施設端末30は、Webブラウザを有しており、サーバシステム10から受信したWebページ(HTML形式のデータ等)をディスプレイに表示することができる。また、施設端末30は、メーラを有しており、サーバシステム10から受信した電子メールをディスプレイに表示することができる。
施設端末30は、通信機能を有する既存の情報処理端末(例えば、パソコン等の電子計算機等)でよい。
この点は、従来例(例えば、<先行技術1>)と同様である。
[(a)宿泊の一括予約手順]
図5〜6に、宿泊の一括予約手順を示す。
図5〜6に示すように、サーバシステム10は、下記〔11〕〜〔18〕の手順により宿泊の一括予約を受け付ける。
ここでは、ユーザ(宿泊代表者)がユーザ端末20を操作して、宿泊条件(日程,地域,人数,部屋数等)を設定し、サーバシステム10に送信した後の手順を説明する。
〔12〕宿泊プラン選択ページを介してユーザ端末20から宿泊プランの選択情報を受信する(S510)と、選択された宿泊プランに係る宿泊予定情報を宿泊予定DB14に追加(登録)し(S515)、同一の宿泊予定に係る全ての宿泊予定情報を抽出する(S520)。
〔13〕選択された宿泊プランに係る予約申請ページを生成し(S525)、ユーザ端末20に送信する(S530,図7)。
〔15〕応答が「更新申請」(追加,変更,削除)であれば(S540で「更新」)、宿泊予定情報を更新し(S545)、更新した予約申請ページを生成し(S550)、ユーザ端末20に送信し(S555,例えば図9,図10)、上記〔14〕に戻る。
〔16〕応答が「予約申請」であれば(S540で「予約」)、ユーザ(宿泊代表者)を識別し(S560)、予約情報及び必要に応じて一括予約情報を予約DB15に登録する(S565)。
〔18〕一括予約に係る各予約の予約内容を電子メールで施設のメールアドレス宛に送信する(S575)。なお、施設のメールアドレスは、施設DB12より抽出する。また、一括予約に係る予約番号は、予約DB15の一括予約情報より抽出する。
上記手順〔12〕において、サーバシステム10は、選択された宿泊プランに係る宿泊予定情報を宿泊予定DB14に追加(登録)する(S515)。
具体的には、ユーザ端末20から受信したセションIDに対応する宿泊予定管理情報が宿泊予定DB14に登録されていれば、当該宿泊予定に係る「次番号」を「シリアルID」として、選択された宿泊プランに係る宿泊予定情報を宿泊予定DB14に追加する。また、当該「次番号」を更新する(インクリメントする)。
一方、対応する宿泊予定管理情報が宿泊予定DB14に登録されていなければ、宿泊予定管理情報を新たに宿泊予定DB14に登録するとともに、選択された宿泊プランに係る宿泊予定情報を宿泊予定DB14に登録する。
上記手順〔12〕において、サーバシステム10は、同一の宿泊予定に係る全ての宿泊予定情報を抽出する(S520)。
具体的には、ユーザ端末20から受信したセションIDに対応する宿泊予定IDを宿泊予定DB14の宿泊予定管理情報を参照して特定し、当該宿泊予定IDに対応する全ての宿泊予定情報に係る「宿泊プランID」,「注文数」及び各「宿泊人数」を宿泊予定DB14より抽出する。
なお、選択された宿泊プランに係る宿泊予定情報を新規に登録した場合(S515で新規登録の場合)には、他の宿泊予定情報は存在しない。この場合、新規に登録した宿泊予定情報に係る「宿泊プランID」等のみを抽出する。
図7に、予約申請ページの表示例を示す。
図7に示すように、予約申請ページ700は、エリア710,エリア720,ボタン730及びエリア740を含んでいる。
エリア710には、ステータスが「選択中」の宿泊予定(予約対象の宿泊予定)の内容が表示される。なお、宿泊プランの内容は、宿泊プランDB13の宿泊プラン情報より抽出する。
ユーザがボタン730をクリックすると、ユーザ端末20はサーバシステム10に、宿泊プラン選択の継続申請(図8(b))を送信する。
エリア740内の要素と更新申請(図8(c))との関係は、次のとおりである。
・ユーザがリンク741b又は742bをクリックすると、ユーザ端末20はサーバシステム10に、予約対象追加の更新申請を送信する。
・ユーザがボタン741a〜743aのいずれかをクリックすると、ユーザ端末20はサーバシステム10に、予約対象変更の更新申請を送信する。
・ユーザが「削除」と表示されているリンク(最右欄)のいずれかをクリックすると、ユーザ端末20はサーバシステム10に、宿泊予定削除の更新申請を送信する。
図8(a)に、予約申請の主要な項目を示す。
図8(a)に示すように、1件の予約申請は、「セションID」(宿泊予定識別データ),応答内容の「識別コード」,「ユーザID」及び「パスワード」を含んでいる。
なお、「識別コード」は、応答の内容が「予約」の申請であることを識別するためのコードである。
図8(b)に示すように、1件の継続申請は、「セションID」(宿泊予定識別データ)及び応答内容の「識別コード」を含んでいる。
なお、「識別コード」は、応答の内容が「継続」の申請であることを識別するためのコードである。
図8(c)に示すように、1件の更新申請は、「セションID」(宿泊予定識別データ),応答内容の「識別コード」及び「シリアルID」を含んでいる。
なお、「識別コード」は、応答の内容が「更新」(予約対象追加,予約対象変更又は宿泊予定削除)の申請であることを識別するためのコードである。
上記手順〔15〕において、サーバシステム10は、宿泊予定情報を更新する(S545)。
具体的には、受信した「セションID」に対応する「宿泊予定ID」を特定した上で、当該「宿泊予定ID」に対応する宿泊予定情報を次のとおり更新する。
・(追加の場合)追加対象の「シリアルID」に係る宿泊予定情報の「ステータス」を「選択中」に更新する。
・(変更の場合)「ステータス」が「選択中」である宿泊予定情報の「ステータス」を「未確定」に更新するとともに、変更対象の「シリアルID」に係る宿泊予定情報の「ステータス」を「選択中」に更新する。
・(削除の場合)削除対象の「シリアルID」に係る宿泊予定情報の「ステータス」を「削除」に更新する。
図9に、更新後の予約申請ページの表示例を示す。
図9に示すように、予約申請ページ900は、エリア910,エリア920,ボタン930及びエリア940を含んでいる。これらは、予約申請ページ700(図7)のエリア710,エリア720,ボタン730及びエリア740にそれぞれ対応する。
なお、予約申請ページ900は、予約申請ページ700(図7)においてリンク741bをクリックしたときにユーザ端末20に表示される予約申請ページの表示例であり、予約申請の対象に「BBプラン」が追加されている。
図10に示すように、予約申請ページ1000は、エリア1010,エリア1020,ボタン1030及びエリア1040を含んでいる。これらは、予約申請ページ700(図7)のエリア710,エリア720,ボタン730及びエリア740にそれぞれ対応する。
なお、予約申請ページ1000は、予約申請ページ700(図7)においてリンク742aをクリックしたときにユーザ端末20に表示される予約申請ページの表示例であり、予約申請の対象が「CCプラン」に変更されている。
上記手順〔16〕において、サーバシステム10は、予約情報及び必要に応じて一括予約情報を予約DB15に登録する(S565)。
具体的には、下記〔21〕〜〔24〕の手順のとおりである。
〔21〕予約対象を特定する。ここでは、受信した「セションID」に対応する「宿泊予定ID」を特定し、当該「宿泊予定ID」に対応する宿泊予定情報のうち「ステータス」が「選択中」の宿泊予定情報を予約対象とする。
〔23〕予約対象が複数であれば、一括予約情報を登録する。ここでは、各予約情報に係る予約番号を、一括予約IDを付与して予約DB15に登録する。また、当該一括予約IDを各予約情報に追加する。
〔24〕ステータス情報を更新する。ここでは、予約対象として特定した宿泊予定情報の「ステータス」を「予約済」に更新する。
[(変形例1)宿泊プラン選択情報の受信形態の変形例]
上述の実施形態では、宿泊プラン選択ページを介して1種類の宿泊プランの選択情報を受信し(図5のS510)、当該選択された宿泊プランの予約申請ページを送信している(図5のS530)。また、これらの手順を繰り返すことにより複数種類の宿泊プランを宿泊予定DB14に登録している(図5のS540で「継続」の場合を参照)。
これに対し、宿泊プラン選択ページを介して複数種類の宿泊プランの選択情報を一括で受信してもよい。
この場合、選択された宿泊プランの中から施設及び日程がそれぞれ共通する複数種類の宿泊プランを一括予約申請の対象として選択し、当該選択した複数種類の宿泊プランに係る予約申請ページを送信するとよい。
上述の実施形態では、予約申請ページにおいて、ステータスが「選択中」の宿泊予定と施設及び日程が同一の宿泊予定の内容を、表示態様を変更して表示している(予約申請ページ700(図7)のエリア740等参照)。
これに対し、ステータスが「選択中」の宿泊予定と施設及び日程が同一の宿泊予定の内容を、ステータスが「選択中」の宿泊予定の内容とともに、デフォルトの予約対象として表示してもよい。
なお、この場合、エリア710に一緒に表示する宿泊予定に係る「ステータス」を「選択中」に更新するとよい。また、エリア710において、宿泊予定を予約申請の対象から除外することができるように構成するとよい。
上述の実施形態では、ユーザ端末20から更新申請を受信するごとに、更新した予約申請ページを生成し、送信している(図5のS540〜S555)。
これに対し、更新申請に対応する要素のクリックをユーザ端末20がイベントとして検出し、予約申請ページの一部のみをユーザ端末20が更新してもよい。
なお、この予約申請ページの更新機能は、当該ページに組み込んだプログラム(例えば、JavaScript形式のスクリプト)により実行する。
上述の実施形態では、予約申請ページの更新申請を受信するごとに宿泊予定情報の「ステータス」を更新し、予約申請を受信したとき「ステータス」が「選択中」の宿泊予定情報に係る宿泊プランID等の予約情報を登録する(図6のS565)。
これに対し、予約申請の対象とする宿泊プランを予約申請ページにおいて選択可能としてもよい。この場合、予約申請ページにおいて選択された宿泊プランを識別するための情報(例えば、「シリアルID」)を受信し、当該選択された宿泊プランに係る予約情報を予約DB15に登録するとよい。
上述の実施形態では、宿泊予定情報を宿泊予定DB14に保存している(図4(d−1),(d−2)等参照)。
これに対し、宿泊予定DB14を設けず、宿泊予定情報をメインメモリのみに保存してもよい。また、所定の記憶装置にファイル形式で保存してもよい。
なお、大量の注文を処理する可能性がある点,一定期間経過後(例えば、数日後)に予約手続が再開される可能性がある点,データ消失のリスクを回避する必要がある点,高速処理が要求されない点等を考慮すれば、宿泊予定の保存先として宿泊予定DB14を設ける構成が好ましい。
上述の実施形態では、客室(又は部屋タイプ)と宿泊プランとが1対1で対応している前提で(上記<定義>参照)、宿泊プランの在庫数を個別に管理している(図4(c)参照)。
これに対し、特定の客室(又は特定の部屋タイプ)に対して複数種類の宿泊プランを重複して設定する場合には、客室の空室数を管理するとよい。
例えば、「タイプA」の客室(空室数5)に「プランAA」と「プランBB」とが重複して設定されている場合、「プランAA」及び「プランBB」の合計の注文可能数(=空室数5)のみを管理すれば、「プランAA」及び「プランBB」の一括予約申請を受信したとき矛盾が生じない。
11 ユーザDB
12 施設DB
13 宿泊プランDB
14 宿泊予定DB
15 予約DB
20 ユーザ端末(宿泊代表者)
30 施設端末
40 インターネット
700 予約申請ページ
900 予約申請ページ
1000 予約申請ページ
Claims (7)
- ユーザの端末と接続して宿泊予約管理システムを構成するサーバシステムであって、
宿泊予定の識別情報と対応付けて宿泊プランの識別情報を記憶することが可能な宿泊予定記憶手段と、
宿泊予定の識別情報と対応付けて宿泊プランの識別情報を含む予約情報を記憶する予約情報記憶手段と
にアクセス可能であり、
宿泊予定の識別情報を含む第1の宿泊プランの指定情報を前記端末から受信し、該受信した宿泊予定の識別情報と対応付けて前記宿泊予定記憶手段に記憶されている第1の宿泊プランとは異なる第2の宿泊プランを前記宿泊予定記憶手段より読み出し、該第1の宿泊プランと該第2の宿泊プランとを同時に指定可能な予約申請ページを生成する予約申請ページ生成手段と、
前記生成した予約申請ページを前記端末に送信する予約申請ページ送信手段と、
前記予約申請ページを介して、前記第1及び前記第2の宿泊プランを指定した予約申請を受信する予約申請受信手段と、
前記予約申請において指定された各宿泊プランに係る予約情報を前記予約情報記憶手段にそれぞれ登録する予約情報登録手段と
を備える
ことを特徴とするサーバシステム。 - 請求項1に記載のサーバシステムにおいて、
宿泊プランの識別情報に対応させて、宿泊日程を記憶している宿泊プラン記憶手段をさらに有し、
前記予約申請ページ生成手段は、前記宿泊プラン記憶手段を参照して前記第1及び前記第2の宿泊プランの宿泊日程が一致する場合に限り、前記第1及び前記第2の宿泊プランの同時指定が可能となるように前記予約申請ページを生成する
ことを特徴とするサーバシステム。 - 請求項2に記載のサーバシステムにおいて、
前記宿泊プラン記憶手段は、宿泊プランの識別情報に対応させて、宿泊施設をさらに記憶し、
前記予約申請ページ生成手段は、前記宿泊プラン記憶手段を参照して前記第1及び前記第2の宿泊プランの宿泊日程及び宿泊施設が一致する場合に限り、前記第1及び前記第2の宿泊プランの同時指定が可能となるように前記予約申請ページを生成する
ことを特徴とするサーバシステム。 - 請求項2又は3に記載のサーバシステムにおいて、
前記予約申請ページ生成手段は、前記第1及び前記第2の宿泊プランの宿泊施設及び宿泊日程がそれぞれ互いに一致する場合には、該第1の宿泊プランの情報が強調表示されるように前記予約申請ページを生成する
ことを特徴とするサーバシステム。 - 請求項2又は3に記載のサーバシステムにおいて、
前記予約申請ページ生成手段は、前記第1及び前記第2の宿泊プランの宿泊施設及び宿泊日程がそれぞれ互いに一致する場合には、前記第1及び前記第2の宿泊プランがデフォルトで同時指定されているように前記予約申請ページを生成する
ことを特徴とするサーバシステム。 - ユーザの端末とサーバシステムとが接続した宿泊予約管理システムにおける宿泊一括予約方法であって、
宿泊予定の識別情報と対応付けて宿泊プランの識別情報を記憶することが可能な宿泊予定記憶手段と、
宿泊予定の識別情報と対応付けて宿泊プランの識別情報を含む予約情報を記憶する予約情報記憶手段と
にアクセス可能な前記サーバシステムが、
宿泊予定の識別情報を含む第1の宿泊プランの指定情報を前記端末から受信し、該受信
した宿泊予定の識別情報と対応付けて前記宿泊予定記憶手段に記憶されている第1の宿泊プランとは異なる第2の宿泊プランを前記宿泊予定記憶手段より読み出し、該第1の宿泊プランと該第2の宿泊プランとを同時に指定可能な予約申請ページを生成する予約申請ページ生成ステップと、
前記生成した予約申請ページを前記端末に送信する予約申請ページ送信ステップと、
前記予約申請ページを介して、前記第1及び前記第2の宿泊プランを指定した予約申請を受信する予約申請受信ステップと、
前記予約申請において指定された各宿泊プランに係る予約情報を前記予約情報記憶手段にそれぞれ登録する予約情報登録ステップと
を実行することを特徴とする宿泊一括予約方法。 - ユーザの端末とサーバシステムとが接続した宿泊予約管理システムにおける宿泊一括予約プログラムであって、
宿泊予定の識別情報と対応付けて宿泊プランの識別情報を記憶することが可能な宿泊予定記憶手段と、
宿泊予定の識別情報と対応付けて宿泊プランの識別情報を含む予約情報を記憶する予約情報記憶手段と
にアクセス可能な前記サーバシステムに、
宿泊予定の識別情報を含む第1の宿泊プランの指定情報を前記端末から受信し、該受信
した宿泊予定の識別情報と対応付けて前記宿泊予定記憶手段に記憶されている第1の宿泊プランとは異なる第2の宿泊プランを前記宿泊予定記憶手段より読み出し、該第1の宿泊プランと該第2の宿泊プランとを同時に指定可能な予約申請ページを生成する予約申請ページ生成ステップと、
前記生成した予約申請ページを前記端末に送信する予約申請ページ送信ステップと、
前記予約申請ページを介して、前記第1及び前記第2の宿泊プランを指定した予約申請を受信する予約申請受信ステップと、
前記予約申請において指定された各宿泊プランに係る予約情報を前記予約情報記憶手段にそれぞれ登録する予約情報登録ステップと
を実行させるための宿泊一括予約プログラム。
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