JPH1153447A - 予約管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 予約管理を定型化することによりユーザ、代
理店双方に利用し易い予約管理システムを提供する。 【解決手段】 ネットワーク(1)を介して一以上の利用
者端末(10x)から所定事項を予約するための予約管理シ
ステムであって、利用者端末(10x)から供給された予約
問合せ情報を格納する予約データベース(300)と、一以
上の提供者端末(20y)からの読取り要求に応じて予約デ
ータベース(300)を参照し、利用者端末(10x)からの予約
問合せ情報を提供者端末(20y)に供給可能に構成された
サーバ(30)と、を備える。サーバ(30)は、提供者端末(2
0y)から予約問合せに対する回答要求が供給された後に
この予約問合せ情報を提供した利用者端末(10x)からこ
の予約問合せに対する照会要求が供給された場合には、
回答情報を生成しこの回答情報を利用者端末(10x)に提
供可能に構成される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、公共のネットワー
クを利用した予約管理システムに係り、特に、航空券を
予約するに際し、利用者、提供者および管理者に便利な
予約管理システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】インターネットが急速に普及している現
在、乗り物やコンサート等のチケット予約を、インター
ネットを介して受け付けるサービス事業が実施されてい
る。

【０００３】上記サービス事業の提供にあたって、ユー
ザのパーソナルコンピュータである利用者端末と、サー
ビス事業を提供する企業のサーバとがインターネットを
介して相互に接続される。サーバから提供されるワール
ドワイドウェブ（World WideWeb：以下ＷＷＷと略す）
上のホームページには、発売可能なチケット情報が公開
される。ユーザは、このサービスを受けるために、この
ホームページのアドレスを指定し、その結果チケット情
報がユーザの利用者端末に表示される。ユーザは、購入
を希望するチケットがあったら、ホームページの所定欄
に必要事項を入力し予約希望情報を送信する。企業側の
サーバでは、この予約希望情報が送信されたら、チケッ
トの予約を受けつけていた。このオンライン予約システ
ムは、双方向の通信が可能であるというインターネット
の特質を利用していた。

【０００４】予約を受け付けるまでの間に、ユーザと企
業とで複雑な相互連絡が必要なサービス事業について
も、このオンライン予約システムは利用されていた。例
えば、ツアーや格安の個別航空券の予約事業では、大き
な旅行代理店では独自のホームページを開設し、一般的
なオンライン予約を受けつけていた。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、独自の
ホームページを開設していない代理店に対する予約問合
せは、オンライン予約システムを介してできないという
問題があった。

【０００６】また、ホームページを開設している代理店
であっても、航空券の予約問合せは複数の代理店に対し
て行うのが通常であり、代理店ごとに予約手順がまちま
ちであるため、利用者にとって利用しずらいシステムと
なっていた。

【０００７】さらに、ユーザ側から不明な予約問合せが
ある場合、定型的な対応がとれないため対応に時間を要
し、効率的な業務運営がさなれていなかった。

【０００８】そこで、上記問題点に鑑み、本発明の第1
の課題は、独自のホームページを持っていない提供者で
あっても利用可能な予約管理システムを提供することで
ある。

【０００９】本発明の第2の課題は、予約問合せに関す
る統計情報を提供するので、提供者にとって業務遂行を
円滑にし、かつ、商品開発の助けとなる予約管理システ
ムを提供することである。

【００１０】本発明の第３の課題は、問合せ内容や予約
状況が複雑であっても、定型的な要求で適切な情報を提
供可能とすることにより、提供者にとって、効率的な業
務遂行を可能とする予約管理システムを提供することで
ある。

【００１１】本発明の第４の課題は、提供者の予約対応
に不備があった場合でも、サーバがこの情報を迅速に提
供者に提供可能とするので、提供者にとって業務遂行上
の安全を保障し、円滑な業務遂行を助けうる予約管理シ
ステムを提供することである。

【００１２】

【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
を介して一以上の利用者端末から所定事項を予約するた
めの予約管理システムであって、(a) 利用者端末から
供給された予約問合せ情報を格納する予約データベース
と、(b) 一以上の提供者端末からの読取り要求に応じ
て予約データベースを参照し、利用者端末からの予約問
合せ情報を提供者端末に供給可能に構成されたサーバ
と、を備え、サーバは、提供者端末から予約問合せに対
する回答要求が供給された後にこの予約問合せ情報を提
供した利用者端末からこの予約問合せに対する照会要求
が供給された場合には、回答情報を生成しこの回答情報
を利用者端末に提供可能に構成されている。

【００１３】本発明によれば、サーバは、利用者端末か
ら予約状況検索要求が供給された場合に予約データベー
スを検索し、予約可能なレコードを抽出して予約状況情
報を生成し当該利用者端末に提供する。

【００１４】なお、ネットワークは、利用者端末と提供
者端末とを相互に接続可能なものであればよい。特に、
インターネットであることが好ましい。利用者端末と提
供者端末との主たる情報の伝達は、ワールドワイドウェ
ブ（ＷＷＷ）を使用して行うことが好ましい。ここで、
インターネットとは、米国国防総省が中心となって開発
された情報ネットワークであり、企業や一般の個人ユー
ザのパーソナルコンピュータやサーバを相互に接続して
構成された世界的なネットワークである。ワールドワイ
ドウェブとは、ハイパーテキスト形式のファイルを相互
に参照するためのシステムであり、ＷＷＷを使用する情
報を発進する発信者のみならず、ホームページを閲覧す
るユーザからの個別情報を発信者に提供可能に構成でき
るため利用度が高い。ホームページとは、ＷＷＷから情
報を発信する際に、利用者の目次に相当するページのこ
とをいう。

【００１５】本発明によれば、利用者端末に提供される
予約状況情報は、タイトル、関連情報誌情報、乗り継ぎ
情報、航空会社、有効期間、料金、出発日、行き先、出
発地または提供者である代理店情報のいずれか１以上の
情報を含む航空券予約に必要な情報である。

【００１６】本発明によれば、利用者端末から供給され
る予約問合せ情報は、出発希望日、帰国希望日、利用者
の氏名、利用者の性別、利用者の年齢、電話番号、同行
者情報または指定航空会社のいずれか１以上の情報を含
む航空券予約に必要な情報である。

【００１７】本発明によれば、一以上の提供者端末の認
証情報を格納可能に構成された提供者データベースを備
え、サーバは、提供者端末から読取り要求が供給された
際に提供者データベースを参照し、読取り要求とともに
供給された認証情報に相当する情報が提供者データベー
スに格納されている場合には、この読取り要求を受け付
ける。

【００１８】本発明によれば、サーバは、提供者端末か
ら読取り要求として状況確認要求が供給された際に予約
データベースを参照し、予約問合せがあった利用者端末
に対し回答情報を提供したか否かに基づく状況確認情報
を生成し、予約問合せ情報として当該提供者端末に供給
する。

【００１９】本発明によれば、提供者端末に供給される
状況確認情報は、出発希望日、申込日、予約処理状況、
タイトル、問合せ番号または注意書きのいずれか１以上
を含む情報である。

【００２０】本発明によれば、サーバは、提供者端末か
ら読取り要求として問合せ番号ごとの詳細を示す問合せ
番号照会要求がされた際に、当該問合せ番号に対する処
理に必要な問合せ番号照会情報を、予約問合せ情報とし
て当該提供者端末に提供する。

【００２１】本発明によれば、提供者端末に提供される
問合せ番号照会情報は、当該問合せ番号に対応する利用
者端末情報、出発希望日、帰国希望日、関連情報誌情
報、乗り継ぎ情報、タイトル、航空会社名、有効期間、
料金、出発日、行き先、出発地および利用者端末からの
コメントのいずれか１以上の情報を含む。

【００２２】本発明によれば、提供者端末から供給され
る回答要求は、予約可否の別、予約は可能であるが調整
が必要である旨の調整依頼、予約問合せの内容が不明で
あり連絡をとって欲しい旨の連絡依頼または利用者端末
からのコメントのいずれか１以上の情報を含む。

【００２３】本発明によれば、サーバは、回答要求に、
予約問合せに対する予約は可能であるが予約内容の調整
が必要である旨を示す調整要求が含まれている場合に、
予約は可能であるが調整が必要である旨のメッセージを
含む調整依頼情報を回答情報に含ませる。

【００２４】本発明によれば、サーバは、回答要求に、
予約問合せの内容が不明で対処できない旨を示す再送要
求が含まれている場合に、利用者端末側から連絡をとっ
て欲しい旨のメッセージを含む連絡依頼情報を回答情報
に含ませる。

【００２５】本発明によれば、サーバは、提供者端末か
ら一以上の問合せ要求に対する削除要求が供給された場
合には、予約データベースに格納された当該削除要求に
対応する予約問合せ情報を削除する。

【００２６】本発明によれば、サーバは、提供者端末か
ら一以上の予約不可要求が供給された際に予約データベ
ースを参照し、当該予約不可要求に対応する予約問合せ
をした利用者端末のために、予約不可を伝達するための
回答情報を生成する。

【００２７】本発明によれば、一以上の利用者端末の認
証情報を格納可能に構成された利用者データベースを備
え、サーバは、照会要求が供給された際に利用者データ
ベースを参照し、照会要求とともに供給された認証情報
に相当する情報が利用者データベースに格納されている
場合には、当該認証情報に対応付けられている回答情報
をこの利用者端末に供給する。

【００２８】本発明によれば、利用者データベースに
は、利用者端末のアドレス情報が格納され、サーバは、
提供者端末から回答要求が供給された際に、利用者デー
タベースを参照し、当該回答要求に対応するアドレス情
報により指定される利用者端末に、予約問合せに対する
回答が供給された旨を示すメールを送信する。

【００２９】本発明によれば、利用者端末に提供される
回答情報は、予約問合せに対して付与される問合せ番
号、予約可否情報、出発希望日、帰国希望日、乗り継ぎ
情報、申込日、タイトル、有効期間、行き先、出発地、
料金、出発日、代理店情報、および担当者情報のいずれ
か１以上の情報を含む航空券予約に必要な情報である。

【００３０】本発明によれば、サーバは、予約可能であ
る旨の回答情報に対応して提供者端末から終了要求が供
給された場合には、利用者端末から参照可能な終了通知
情報を生成する。

【００３１】本発明によれば、サーバは、予約データベ
ースを管理する管理者端末から順位付け要求が供給され
た際に予約データベースを参照し、利用者端末からの問
合せ状況に応じた参照情報を管理者端末に提供する。

【００３２】本発明によれば、参照情報は、予約問合せ
のあった件数に基づいて予約事項ごとに順位付けがされ
た情報である。

【００３３】本発明によれば、参照情報は、予約問合せ
に対し予約可能の回答要求が提供された件数に基づいて
予約事項ごとに順位付けがされた情報である。

【００３４】本発明によれば、参照情報は、予約問合せ
に対し回答要求の供給が一定期間以上遅れている件数に
基づいて提供者ごとに順位付けがされた情報である。

【００３５】本発明によれば、サーバは、提供者データ
ベースおよび予約データベースを管理する管理者端末か
ら注意要求が供給された際に提供者データベースおよび
予約データベースを参照し、一定条件に合致した提供者
端末を抽出し、抽出した提供者端末に関する注意情報を
管理者端末に供給する。

【００３６】本発明によれば、一定条件は、予約問合せ
情報とともに記録された申込日から一定期間以内にこの
予約問合せに対する回答要求が提供者端末から提供され
ていないことである。

【００３７】本発明によれば、一定条件は、予約可能で
ある旨の回答要求が利用者端末に提供されてから一定期
間以内に、予約希望を示す情報が当該利用者端末から供
給されていないことである。

【００３８】本発明によれば、一定条件は、予約希望を
示す情報が利用者端末から供給されてから一定期間以内
に、予約処理終了を示す終了要求が提供者端末から供給
されていないことである。

【００３９】

【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施の形態
を、図面を参照して説明する。本実施形態は、本発明の
予約管理システムを旅行代理店が行うパッケージ・ツア
ー、ホテルおよび航空券予約業務に適用したものであ
る。

【００４０】（ネットワーク構成）図１に、本実施形態
のネットワーク構成図を示す。同図に示すように、本予
約管理システムは、インターネット１に利用者端末１０
１〜１０ｍ（ｍは任意の自然数）、提供者端末２０１〜
２０ｎ（ｎは任意の自然数）および管理者システム３０
１を接続して構成されている。

【００４１】インターネット１は、各端末装置を、いわ
ゆるプロバイダーと呼ばれる接続業者の設備により、あ
るいはパソコン通信業者の設備により、公衆回線を相互
に接続可能に構成されている。その通信プロトコルは、
ＴＣＰ／ＩＰ技術による。公衆回線としては、加入者回
線であっても専用線であってもよい。ＷＷＷでは、ＷＷ
Ｗ上のウェブサイトを特定するＵＲＬ（Universal Reso
urce Locator）を各端末装置から指定することにより、
そのウェブサイトで提供されるいわゆるホームページを
参照することができる。インターネット１を介して接続
された各端末装置は、どの端末装置からでもこのＵＲＬ
で特定したウェブサイトに接続し、そのウェブサイトを
管理するサーバコンピュータの固定ディスク内に格納さ
れているホームページ用ファイルを参照することが可能
に構成されている。以下、ＵＲＬを指定し、ＵＲＬで指
定されたウェブサイトを管理するサーバコンピュータの
ホームページ用ファイルにアクセスし、端末装置にホー
ムページを表示させることを、「ウェブサイトに接続す
る」と称する。

【００４２】なお、各端末装置を相互に接続するネット
ワークは、インターネット類似の機能を有するものであ
れば、他の規格の専用回線網、ＷＡＮ等のネットワーク
であってもよい。また、公衆回線を利用しないＬＡＮで
あってもよい。例えば、イントラネットであってもよ
い。

【００４３】利用者端末１０１〜１０ｍおよび提供者端
末２０１〜２０ｎは、パーソナルコンピュータであっ
て、パーソナルコンピュータ装置１０およびディスプレ
イ装置２０を備えて構成されている。パーソナルコンピ
ュータ装置１０は、汎用のコンピュータ装置であって、
内部に、図示しないＣＰＵ、通信インターフェース回
路、モデム回路、描画回路、ＲＡＭ、ＲＯＭ、固定ディ
スク等を備え、加入者回線または専用回線を介してイン
ターネット１に接続可能に構成されている。ディスプレ
イ装置２０は、パーソナルコンピュータ装置１０から出
力された映像信号を表示面に表示可能に構成されてい
る。パーソナルコンピュータ装置１０は、ＨＴＭＬ形式
のファイルを閲覧するためのプログラムである、いわゆ
るＷＷＷブラウザを起動可能であり、ユーザがこのＷＷ
Ｗブラウザを使用して任意のＵＲＬを指定することで、
インターネット１上のサーバコンピュータのウェブサイ
トに接続することが可能に構成されている。

【００４４】管理者システム３０１は、パーソナルコン
ピュータ装置１０、ディスプレイ装置２０およびサーバ
コンピュータ３０を備えている。パーソナルコンピュー
タ装置１０とディスプレイ装置２０については、上記利
用者端末で提供者端末の構成と同様である。

【００４５】サーバコンピュータ３０は、内部に、図示
しないＣＰＵ、通信インターフェース回路、モデム回
路、描画回路、ＲＡＭ、ＲＯＭ、固定ディスク等を備
え、加入者回線または専用回線を介してインターネット
１に接続可能に構成されている。特に、固定ディスク等
に格納されたプログラムデータをＣＰＵが実行すること
により、本発明の予約管理システムの制御部として動作
可能に構成されている。また、サーバコンピュータ３０
は、その固定ディスク内に、図７以降に示すホームペー
ジを表示させるためのＨＴＭＬ言語形式のファイルが格
納されている。各端末装置からこのサーバコンピュータ
にアドレスを指定して接続し、このファイルを各端末装
置のＷＷＷブラウザで読み取れば、各端末でホームペー
ジを閲覧することが可能である。

【００４６】インターネット１上には、ユーザ（利用
者）データベース１００、代理店（提供者）データベー
ス２００および予約データベース３００が配置され、各
端末装置から接続可能に構成されている。ユーザデータ
ベース１００、代理店データベース２００および予約デ
ータベース３００は、サーバコンピュータ３０の固定デ
ィスク内に配置されるのが管理上好ましいが、インター
ネットを介して接続可能であれば、ネットワーク上のい
ずれのコンピュータ装置内に配置されるものであっても
よい。また、各データベースの管理は、一つのサーバコ
ンピュータ装置による集中管理方式によっても複数のコ
ンピュータ装置による分散処理方式によってもよい。

【００４７】（システム全体の処理）次に、本予約管理
システムの全体処理を、図２の処理手順図を参照して説
明する。

【００４８】以下の説明では、説明を理解し易くするた
め、一台の利用者端末と一台の提供者端末が接続するも
のとするが、複数台の端末装置が同時に接続されていて
もよい。

【００４９】また、この予約管理システムを使用する前
提として、利用者は、この予約管理システムを管理する
管理者に対し、郵便、ファックスあるいはインターネッ
トを介した通信により、会員登録を済ませてあるものと
する。

【００５０】予約状況検索要求（ST１）： ユーザは、
パッケージ・ツアー、ホテルおよび航空券等を購入する
にあたり、自らの旅行したい地域へ飛ぶための航空券の
情報を閲覧する必要がある。そのため、ユーザ所有の利
用者端末１０ｘ（ｘは１からｍまでの任意の数）を用い
て、本予約管理システムへ接続する。つまり、利用者端
末のＷＷＷブラウザを起動して、本予約管理システムの
ウェブサイトに接続するためのＵＲＬを指定する。

【００５１】予約状況情報提供(ST２)： 予約状況検索
要求により、この利用者端末はサーバコンピュータ３０
上のウェブサイトに接続され、ＨＴＭＬ言語形式のファ
イルが利用者端末に読み取られ、ＷＷＷブラウザがこれ
を画像等に変換することにより、利用者端末のディスプ
レイ装置２０にはホームページが表示される（図７〜図
１０参照）。ユーザは、このホームページを見て、自分
の行きたい地域へのパッケージ・ツアー、ホテルおよび
航空券や旅行プランを幾つか選択する。

【００５２】予約問合せ情報送信（ST3）： ユーザ
は、ウェブサイトから提供された予約状況を参照し、各
項目のレコードを詳細に表示させる(図９)等した後、予
約を問い合わせたい項目を選択し、ユーザの氏名や、出
発予定日、帰国予定日等、予約に必要な情報を送信する
（図１１〜図１４）。この予約問合せ情報には、代理店
に対する要望など、細かい指示内容をコメントとして添
付することができる。この情報は、ウェブサイトに送信
され、サーバコンピュータ３０によって予約データベー
ス３００に格納される。

【００５３】なお、この予約問合せと併せて、利用者が
予約管理システムへの会員登録を行えるよう構成しても
よい。

【００５４】読取り要求（ST4）： 一方の旅行代理店
では、担当者が提供者端末２０ｙ（ｙは１からｎまでの
任意の数）を用いて、サーバコンピュータ３０の管理す
る代理店用のウェブサイトに接続する。このウェブサイ
トで提供されるホームページ（図１５〜図１６）で代理
店の認証が行われる。この認証のため、サーバコンピュ
ータ３０は代理店データベース２００を参照する。そし
て、認証が済むと、代理店の担当者は、状況確認要求か
問合せ番号照会要求かのいずれかの読み取り要求を選択
する（図１７〜図１８）。

【００５５】予約問合せ情報（ST５） サーバコンピュ
ータ３０は、予約データベース３００を参照し、予約問
合せ情報を生成して提供者端末に提供する。予約問合せ
情報としては、状況確認要求に対しては状況確認情報
を、問合せ番号照会要求に対しては問合せ番号照会情報
を生成する。ここで、状況確認情報とは、予約問合せに
対しての代理店がどのように回答しているのかを商品
（パッケージ・ツアー、ホテルおよび航空券）並びに目
的地域別に抽出した示す一覧情報（図１９〜図２０）を
いい、問合せ番号照会情報とは、各問合せ番号ごとにそ
の利用者の属性やパッケージ・ツアー、ホテルおよび航
空券内容に関する基本情報を抽出した詳細情報（図２５
〜図２６）をいう。

【００５６】回答要求（ST10）： 担当者は、代理店の
獲得可能なパッケージ・ツアー、ホテルおよび航空券情
報を別の専用装置を参照する等して、提供者端末に表示
された問合せ番号照会情報（図２５）ごとに回答すべき
内容を決定する。回答すべき内容としては、その問合せ
番号に関するパッケージ・ツアー、ホテルおよび航空券
の予約の可否、予約は一応可能であるが予約内容の変更
等若干の調整が必要である旨の調整要求、または利用者
端末から送信されたコメントの内容が不明確でさらに情
報をもらうため連絡を要求する連絡要求等がある。

【００５７】予約の可否、調整要求および連絡要求は問
い合わせ番号照会情報による問合せ番号照会画面（図２
５）において送信できる。また、利用者に対するコメン
トを回答要求に付することもできる。

【００５８】さらに、状況確認情報による情報確認画面
（図１９）からは画面表示されている複数の利用者に対
し、一括で予約不可を伝達する一括ＮＧ処理をしたり
（図２１〜図２２）、削除したり（図２３〜図２４）す
ることもできる。削除が指定された場合には、サーバコ
ンピュータ３０は、予約データベース内の削除が指定さ
れた問合せ番号のレコードを非表示処理する。非表示処
理とは、そのレコードにマークを付することにより、端
末に表示しないように処理することをいい、それ以降
は、処理が終了しているレコードを抽出する旨の問い合
わせがあった場合のみその内容を表示させる処理であ
る。

【００５９】回答要求を受けると、サーバコンピュータ
３０は、対応するメッセージを生成する。すなわち、予
約可能が回答されているときは、予約可能な旨のメッセ
ージを生成する。予約不可が回答されたり一括ＮＧ処理
の対象となっている場合には、予約が不可能な旨のメッ
セージを生成する。調整要求が回答されている場合に
は、留保条件および代理店の担当者に調整のため連絡し
て欲しい旨のメッセージを生成する。また、連絡要求が
回答されている場合には、問合せ内容が不明であるので
代理店の担当者に連絡して欲しい旨のメッセージを生成
する。

【００６０】これらメッセージは、サーバコンピュータ
３０内において登録会員ごとのウェブサイトのホームペ
ージ用ＨＴＭＬ形式ファイルに書き込まれる。

【００６１】メール送信（ST11）： 提供者端末から何
らかの回答要求があると、サーバコンピュータ３０は、
この代理店から回答があった旨の電子メールを利用者端
末に送信する。電子メールでユーザに回答を伝達するの
は、可能な限り早く情報を入手したいユーザに対応する
ためである。電子メールのアドレスは、サーバコンピュ
ータ３０がユーザデータベース１００を参照して登録会
員のレコードを参照することにより取得する。

【００６２】なお、回答要求で一括ＮＧ処理が指定され
た場合には、ＮＧ処理が指定されている問合せ番号の各
ユーザにそれぞれ電子メールが送信される。

【００６３】照会要求(ST12)： 電子メールを受信した
ユーザは、利用者端末１０ｘを使用して予約管理システ
ムの登録会員用のウェブサイトに接続する。接続すると
会員登録の情報を示すホームページ（図２７〜図２８）
が利用者端末に表示される。会員情報に変更がある場合
は、ユーザはこのホームページから変更事項を書き込
む。サーバコンピュータ３０はこの内容に基づいてユー
ザデータベース１００のレコードを更新する。

【００６４】さて、ユーザはこのホームページから予約
問合せの状況の照会情報を表示するページへリンクする
ことができる。そのため照会要求を出す。照会要求に
は、自分が行った予約の問合せ状況を一覧にして表示す
る問合せ状況照会要求、問合せ番号ごとの詳細状況照会
要求等がある。

【００６５】回答情報提供（ST13）： 問合せ状況照会
要求が出された場合には、サーバコンピュータ３０は予
約データベース３００を参照し、当該利用者端末に関す
る情報を抽出し、ウェブサイトに書き込む。その結果、
問合せ状況照会画面がホームページ（図２９〜図３０）
に表示される。詳細状況照会要求が出された場合には、
指定された問合せ番号の詳細な状況が記録されたウェブ
サイトに接続される。この結果、上記回答要求に応じた
メッセージを含む問合せ番号ごとの問合せ結果画面がホ
ームページ（図３１〜図３２）に表示される。

【００６６】ユーザは問合せ状況照会画面や問合せ結果
画面を見て、予約が可能である場合はさらに予約要求を
する。予約が不可能である場合には他の予約状況を検索
する（ST１）等の措置をとる。問合せ結果画面におい
て、調整要求や連絡要求が指定されている場合には、代
理店に対し、この予約管理システムを通じて再度メッセ
ージを送信するか、電話、ファックス等他の方法で連絡
するかのいずれかの方法をとる。

【００６７】予約要求（ST14）： 予約可能な場合、ユ
ーザは予約に必要な書類を送って欲しい旨の要求を、利
用者端末から送信する。この予約要求は、サーバコンピ
ュータ３０内の代理店用ウェブサイトで参照可能とされ
る。

【００６８】読取り要求（ST15）： 代理店の担当者
は、サーバコンピュータ３０に対し読取り要求を出す。

【００６９】予約要求提供（ST16）： 読取り要求に対
応して、利用者の予約要求に関する情報が提供者端末に
送信される。すなわち、代理店の担当者が、提供者端末
を操作して、代理店用ウェブサイトのホームページを参
照し、利用者端末からの予約依頼の有無を確認する。

【００７０】終了要求（ST17）： 予約可能の回答要求
を出した利用者端末から予約依頼が寄せられていたら、
終了要求を行う。終了要求をすると、予約に必要な書
類、航空券代金等の銀行振込の期日等を記した終了通知
情報が生成され、サーバコンピュータ３０内の登録会員
用ウェブサイトに書き込まれる。この終了要求が出され
ると、再びメールが利用者端末に送信される。利用者は
登録会員用ウェブサイトに接続し、終了通知情報が表示
されたホームページを参照する。

【００７１】この後、ユーザは、必要書類が郵送される
のを待って、それに必要事項を記入、記名押印し、代理
店へ返送する。これで契約が終了する。また、銀行振り
込みを別途行う。

【００７２】順序付け要求（ST20）： 本予約管理シス
テムの管理者は、サーバコンピュータ３０の予約管理シ
ステムに特別のアクセス権を有しており、予約データベ
ース３００、ユーザデータベース１００および代理店デ
ータベース２００を自由に参照可能である。そして、予
約管理システムの利用状況を、各データベースを参照し
順序付けてＨＴＭＬ形式ファイルとして参照することが
できる。決定することができる。

【００７３】まず、管理者がサーバコンピュータ３０に
特別のアクセス権で接続するために、管理者は管理者端
末３０１から管理者用ウェブサイトに接続する。その結
果、管理者端末３０１のディスプレイ装置２０には、認
証のためのホームページ（図３３〜図３４）で認証が行
われる。管理者の認証が済むと、管理者用コンテンツメ
ニューのホームページ（図３５〜図３６）が表示され
る。順序付け要求には、問合せ数ランキング（図３
７）、予約率ランキング(図３８)等の各種ランキングが
ある。管理者は、この中から所望のメニューを選択す
る。

【００７４】参照情報提供(ST21)： 順序付け要求が出
されると、サーバコンピュータ３０は、各データベース
を参照して、ランキング表示用データを生成し、参照情
報として管理者端末に供給する。この参照情報を管理者
端末は、ホームページとして表示する。

【００７５】注意要求（ST30）： また、管理者は、管
理者端末３０１から注意要求を送信することができる。
この注意要求とは、利用者からの予約問合せから一定期
間中に代理店が回答要求を返信していないものを抽出す
るものである。

【００７６】注意情報提供（ST31）： サーバコンピュ
ータ３０は、予約問合せがあった時に、コンピュータの
時間情報を参照し、予約問合せを受け付けた日時を予約
問合せ内容とともに予約データベース３００に格納して
ある。そして定期的にレコードの日付を点検し、一定の
条件を満たした場合にそのレコードを注意ステータスへ
変更しておく。すなわち、サーバコンピュータ３０は、
予約データベース３００から予約問合せ情報を代理店ご
とに抽出し、その中から予約問合せに対して回答情報が
提供されていないレコードを抽出する。そしてその抽出
レコードの予約日時を参照し、一定期間経っているレコ
ードに対し、注意ステータスを付しておくのである。次
に、代理店から注意要求が出されると、注意ステータス
が付されたレコードを抽出し、代理店ごとに、問合せ件
数に対し回答が遅れている件数の割合のランキングを計
算し、その一覧情報（図３９）を生成する。これを注意
情報として管理者端末３０１に提供する。この結果、管
理者端末３０１のディスプレイ２０には遅延数が多いた
め注意を与えるべき代理店一覧が表示される。管理者
は、これを見て、代理店に個別に警告を発する。警告
は、インターネットを介して発するものでも別途電話、
ファックス等で発するものでもよい。

【００７７】キャンセル処理(ST32)： 上記と同様にし
て、管理者は、代理店が予約可能の回答要求を出してか
ら、それに対する予約要求が返信されていない問合せ番
号の一覧情報をサーバコンピュータから取得することも
できる。一定期間中に利用者端末から回答要求に対する
返信がされていないレコードに関しては、サーバコンピ
ュータ３０がキャンセル処理をする。

【００７８】注意処理（ST33）： 上記と同様にして、
管理者は、ユーザからの予約要求に対し終了要求を出し
ていない代理店の一覧情報をサーバコンピュータから取
得することもできる。管理者は、この情報に基づいて、
インターネット、電話またはファックス等を介して該当
代理店に注意情報を提供する。代理店はこれを見て、至
急終了要求を出す等の措置をとる。

【００７９】（ＳＴ１からＳＴ３までの詳細な処理）次
に、図２に基づいて説明した全体処理を、特に表示画面
を中心に各部ごとに詳細に説明する。図３に、予約状況
検索要求（図２ST1）から予約問合せ情報提供(図２ST3)
までの処理フローチャートを示す。

【００８０】まず、ユーザが利用者端末から予約管理シ
ステムのウェブサイトに接続すると、図７に示すような
初期画面が表示される（S100）。表示される項目は、図
８に列挙するように、「直前ブッキング情報」というタ
イトル、地域別表示、および各地域別に具体的なチケッ
ト情報（出発日、料金、期間、乗り継ぎ情報、行き先
等）である。入力用項目として詳細画面表示の有無であ
る。

【００８１】ホームページの上端部には、ＷＷＷブラウ
ザの標準機能として備わっている操作を行うための操作
アイコンが表示されている。

【００８２】ここでユーザが「詳細画面表示」のアイコ
ンをマウス等でクリックすると（S102；YES）、図９に
示す詳細画面が表示される（S103）。表示される項目と
して、図１０に示すように、航空券やツアーのタイト
ル、同様の情報を掲載した関連雑誌の情報、直行便か経
由便か等の便種類、航空会社名、航空券の有効期間、FI
Xチケットかオープンチケットかの予約の種類、出発
日、航空券の料金、出発地、宣伝、付加情報等のコメン
ト、取り扱い旅行代理店に関する情報（名称、住所、電
話番号等）が表示される。入力用項目としては、オンラ
イン問合せの有無、ツアー別の検索の有無、運賃別によ
る検索の有無、ホテル予約状況の検索の有無、代理店別
の検索の有無およびトピックス検索の有無等である。ツ
アー別の検索とは、ツアーの内容に応じて予約可能なも
のを抽出する検索をいう。運賃別による検索とは、旅の
予算を指定し、その予算以内のものを抽出する検索をい
う。ホテル予約状況の検索とは、地域別にホテルの予約
状況を検索するものである。代理店別の検索とは、代理
店を指定して予約可能なものを抽出する検索をいう。

【００８３】ここでユーザが「オンライン問合せOK」の
アイコンをクリック等すると（S104;YES）、図１１に示
す予約問合せ用の画面が表示される（S107）。上記他の
検索用のアイコンをクリックすると（S104;NO、S105;YE
S）、対応する他の検索処理が行われる（S106）。

【００８４】予約問合せ画面（図１１）には、表示項目
として、ツアータイトル、出発日、料金等が表示され
る。入力用項目としては、希望選択可否を示すチェック
欄、帰国希望日、ユーザの個人情報、すなわち、ユーザ
の氏名（漢字）、ローマ字、性別、年齢、電話番号、電
話連絡希望有無、同行者数、希望する航空会社名および
便名等である。「電話連絡を希望しない」というチェッ
クボックスをチェックすると、予約できる場合でも確認
の電話がかかって来ず、電子メールのみで伝達されるこ
とになる。本人以外の同行者数は、何も記入しなけれ
ば、なし、すなわち本人のみが指定される。航空会社や
便名は指定なければ記入しなくてよい。

【００８５】ユーザは、この入力用項目に必要事項をキ
ーボードやマウス等を使用して入力する（S108）。そし
て「問い合わせ」アイコンをクリックすると、各入力項
目が正しく入力されているか否かがサーバコンピュータ
３０によって判断され、正しく入力されていない場合は
（S109;NO）、再度入力を促すメッセージを表示する。
正しく入力されている場合は（S109;YES）,図１３に示
すようなユーザの入力した項目を再度確認させるための
確認画面を表示させる（S110）。

【００８６】確認画面の表示項目は、図１４に示すよう
に、希望するツアータイトル、料金、希望出発日、希望
帰国日、ユーザの名前（漢字、ローマ字）、性別、年
齢、電話番号、電話連絡希望の有無である。入力用項目
としては、さらに同行者がある場合に、同行者の名前
（漢字、ローマ字）、同行者性別、同行者年齢等であ
る。

【００８７】ユーザは、同行者の情報を入力する。そし
て、すべての内容のうち、誤りがあったり変更を欲した
りする場合には（S111;YES）、「Back」アイコンをクリ
ックして、前回の画面からやり直す。入力内容が完全で
ある場合には（S111;NO）、予約データベース３００へ
のデータ書き込みが行われる（S112）。データの書き込
みが行われると、予約問合せ処理の終了を示すメッセー
ジが表示され（S113）、予約問合せが終了する。

【００８８】（ＳＴ４からＳＴ１１までの詳細な処理）
図４に、代理店の読取り要求（図２ST4）から回答情報
の提供（ST11）までの詳細な処理フローチャートを示
す。

【００８９】代理店の提供者端末２０ｙからサーバコン
ピュータ３０上のウェブサイトを参照すると、まず図１
５に示す認証画面が表示される（S201）。表示される項
目は、図１６に示されるように、認証に必要とされる項
目、ＩＤとパスワードである。入力用項目は、この代理
店用ＩＤとパスワードである。代理店用ＩＤは、代理店
ごとに付与されている特別のコードであり、パスワード
は、表示されることのない暗証番号である。

【００９０】代理店の担当者がこのＩＤおよびパスワー
ドを入力すると（S202）、代理店データベース２００が
参照され、ＩＤとパスワードの照会が行われる(S203)。
そして、代理店データベースに格納されているＩＤおよ
びパスワードが、入力されたものに一致していれば(S20
4;NO)、図１７に示す代理店用ホームページが表示され
る。一致していなければ（S204;YES）、「ＩＤまたはパ
スワードが違っています。再度ＩＤおよびパスワードを
入れ直してください」というメッセージのある拒否画面
が表示される(S205)。

【００９１】図１７に示す代理店用ホームページ画面に
は、図１８に示すように、表示項目として、代理店の名
称およびコメントの表示とともに、この代理店に対して
予約問合せのあった件数を表示した問合せ状況が、その
左側欄のメニュー画面に表示される。入力用項目とし
て、メニュー画面から入力できる状況確認、問合せ番号
照会がある。

【００９２】なお、代理店用のホームページには、この
メニュー画面が常に表示され、いずれのページからでも
状況確認や問合せ番号照会ができる。

【００９３】また、利用者端末用のホームページと同様
に、ホームページの上端部には、ＷＷＷブラウザの標準
機能として備わっている操作を行うための操作アイコン
が表示される。

【００９４】メニュー画面にはこの代理店に対し予約問
合せのあった件数が、商品（パッケージ・ツアー、ホテ
ルおよび航空券）並びに地域別に表示されている。各地
域にはチェックボックスが表示されている。担当者が、
このチェックボックスのいずれかをクリックしチェック
した後、状況確認アイコンをクリックすると(S206;YE
S)、予約データベース３００が参照され、その地域の問
合わせ件数が抽出され（S207）、図１９に示す状況確認
画面が表示される（S208）。

【００９５】状況確認画面には、図１９に示すように、
未処理状態の問合せ一覧が表示される。一覧は緊急度の
高いもの、例えば出発希望日が早いものから順にソート
されて表示される。表示項目としては、出発希望日、予
約問合せの申込日、処理状況（予約可否、待ち等の状
況）、ツアータイトル、問合せ番号、至急等特別な対応
が必要な場合に表示される注意書き等のフィールドで構
成されたレコード一覧が表示される。入力用項目として
は、代理店担当者名とその電話番号が表示される。この
データは、ユーザが問い合わせ状況を確認する場合、問
合せ結果画面(図３１)等に連絡先として表示されるもの
である。さらに、一覧表上で、処理のチェックボック
ス、ＮＧ処理のチェックボックス、削除のチェックボッ
クスを設けたフィールドが問い合わせのレコードごとに
設けられている。

【００９６】担当者は、いずれか１以上のレコードを予
約不可とするＮＧ処理を行いたいとき、該当するレコー
ドのＮＧ処理チェックボックスをマウスでクリックして
チェックし、画面下部の一括ＮＧ処理アイコンをクリッ
クする（S209;YES）。すると図２１に示すＮＧ処理画面
が表示される(S210)。この画面は、ＮＧ処理をチェック
したレコードが抽出され一覧表となっている。図２２に
示すように、その出発希望日、申込日、ツアータイト
ル、問合せ番号等が再度表示される。ここで、担当者が
再度画面下部の予約不可アイコンをクリックすると、画
面に表示されていたレコードが予約不可とされて、予約
データベース３００に書き込まれる(S211)。

【００９７】また、担当者がいずれか１以上のレコード
を削除したいとき、図１９の状況確認画面において、該
当するレコードの削除チェックボックスをマウス等でク
リックしてチェックし、画面下部の削除アイコンをクリ
ックする（S212;YES）。すると図２３に示す削除処理画
面が表示される(S213)。この画面は、削除処理をチェッ
クしたレコードが抽出され一覧表となっている。削除処
理画面は、図２４に示すように、その出発希望日、申込
日、ツアータイトル、問合せ番号等が表示される。ここ
で、担当者が再度画面下部の削除アイコンをクリックす
ると、画面に表示されていたレコードについて、前述し
たのと同様の非表示処理がされる(S214)。

【００９８】さて、図１９の状況確認画面において処理
チェックボックスをマウス等でチェックし、画面下部の
処理画面アイコンをクリックした場合（S220;YES）に
は、予約データベース３００が参照され（S221）、図２
５に示す問合せ番号照会画面が表示される（S222）。ま
た、いずれのページからでも、画面左欄のメニュー画面
の問合せ番号欄に問い合わせ番号を記載して照会アイコ
ンをクリックすることでも、この問合せ番号照会画面を
表示させることができる。

【００９９】問合せ番号照会画面は、図２５および図２
６に示すように、ユーザの名前、正別、年齢、連絡先、
同行者情報等からなるリクエスト者属性、問合せのあっ
た航空券に関する基本情報および返信内容が表示され
る。ユーザからコメントがある場合には、それが表示さ
れる。入力用項目としては、図２６に示すように、予約
可のチェックボックス、予約不可のチェックボックス、
問合せ内容に不明があった場合にチェックボックス、ユ
ーザに対する返答のコメントがある。これらチェックボ
ックスでチェックした項目は、回答要求としてサーバコ
ンピュータに送信され、回答情報が生成される。そし
て、この回答情報はユーザに提供される。

【０１００】担当者は、代理店独自のパッケージ・ツア
ー、ホテルおよび航空券問い合わせを行い、この問い合
わせ番号の航空券等が予約可能であれば予約可能（YE
S）のチェックボックスをマウスでチェックし、予約不
可能であれば予約不可能（NO）のチェックボックスをチ
ェックする。さらに問い合わせ内容に不明な点がある場
合には、内容不明のチェックボックスをチェックし、具
体的な指示が必要な場合にコメントを記載する（S22
3）。

【０１０１】以上をチェックして、返信アイコンをクリ
ックする。また、予約が可能ではあっても調整が必要な
場合、例えばホテルは予約可能であるが、航空券が未定
となる等の場合には、一時留保アイコンをクリックす
る。

【０１０２】返信内容に関する確認画面が一旦表示され
た後（S224）、これらデータがサーバコンピュータ３０
に送信されると、サーバコンピュータ３０は、対応する
メッセージを生成し、予約データベース３００に書き込
む(S225)。すなわち、サーバコンピュータ３０は、上記
代理店からの回答要求に応じたメッセージを生成し登録
会員用ウェブサイトに書き込む。

【０１０３】例えば、予約可能がチェックされている場
合、「○月×日△時□分の時点では、以下のご予約をお
受けすることができます」、「どうぞ、ご検討の上、ご
希望をお聞かせください。ご希望をお聞かせ頂いた時期
が遅い場合には、満席になってしまい、ご予約をお受け
することができなくなる場合もありますので、ご了承く
ださい。」等のメッセージが回答情報として生成され
る。

【０１０４】予約不可能がチェックされている場合、
「大変申し訳ございませんが、ご希望の日程では以下の
情報の予約を承ることができません。」、「ご日程等を
変更されてお申し込みをご希望される場合には以下まで
ご連絡ください。」等のメッセージが回答情報として生
成される。

【０１０５】内容不明がチェックされている場合、「ご
希望の内容に不明な点がございました。大変恐縮です
が、以下の担当までご連絡頂けるようお願いします」等
のメッセージが回答情報として生成される。

【０１０６】一時留保アイコンをクリックした場合に
は、回答情報が返信されずに、その状態が保持される。

【０１０７】サーバコンピュータ３０へ回答要求が供給
されると、ユーザデータベース１００が参照され、回答
情報を提供すべき利用者端末の電子メールのアドレスが
読み取られ、そのアドレスに代理店の回答があった旨の
電子メールが送信される（S226）。なお、一括ＮＧ処理
があった場合には、ＮＧ処理の対象になったすべての問
い合わせ番号の利用者端末に対し電子メールが送信され
る。

【０１０８】（ＳＴ１２からＳＴ１７までの詳細な処
理）次に、図５に、利用者端末からの照会要求（ST12）
から提供者端末による終了処理（ST17）までの詳細な処
理フローチャートを示す。

【０１０９】ユーザは、利用者端末１０ｘの電源を立ち
上げた後、電子メールが届いている場合には、電子メー
ル閲覧用のブラウザによりこの電子メールを閲覧する。
この電子メールが図２のST11(図４のS226)によりサーバ
コンピュータ３０から送信されたものである場合、ユー
ザは、ユーザの利用者端末からサーバコンピュータ３０
上の登録会員用ウェブサイトに接続する。

【０１１０】まず、図１５と同様な認証画面が表示され
（S301）、ＩＤとパスワードによる認証が行われる。ユ
ーザがこのＩＤおよびパスワードを入力すると（S30
2）、ユーザデータベース１００が参照され、ＩＤとパ
スワードの照会が行われる(S303)。そして、ユーザデー
タベースに格納されているＩＤおよびパスワードが、入
力されたものに一致していれば(S304;NO)、図２７に示
す登録会員用ホームページである登録変更画面が表示さ
れる（S306）。一致していなければ（S304;YES）、「Ｉ
Ｄまたはパスワードが違っています。再度ＩＤおよびパ
スワードを入れ直してください」というメッセージのあ
る拒否画面が表示される(S305)。

【０１１１】登録会員用ホームページのうち、画面左側
欄には、どのページを参照していてもメニューが表示さ
れる。メニューの項目は、会員限定サービスとして、直
前ブッキング、パッケージ検索、激安情報、問合せ状
況、その他サービスとして、行き先別ツアー検索、目的
別ツアー検索、予算別ツアー検索、格安航空券情報、ホ
テル予約情報、エアラインカタログ、イエローページ、
ニュース等が表示される。

【０１１２】さらに登録変更画面では、図２７に示すよ
うに登録会員情報が表示される。ユーザはいずれかの項
目に変更がある場合には、その項目をマウスまたはキー
ボード等を使用して変更し、属性変更アイコンをクリッ
クする（S307;YES）。これによりユーザデータベース１
００内の登録内容の書き換えが行われる（S308）。変更
内容を取り消したい場合は、取消アイコンをクリックす
る。

【０１１３】さて、ユーザがメニュー欄から問合せ状況
をダブルクリックすると、予約データベース３００が参
照され（S309）、以前に問い合わせてあった予約問合せ
の状況が図２９に示す問い合わせ状況照会画面に表示さ
れる（S310）。この画面には、図３０に示すように、予
約可否を問い合わせた代理店ごとに、代理店名、問合せ
番号、予約状況、出発希望日、申込日、ツアータイトル
が表示される。

【０１１４】ユーザが問合せ番号ごとのさらに詳細な問
合せ結果を見たい場合、問合せ状況一覧表の詳細チェッ
クボックスをマウス等でチェックすると（S311;YES）、
図３１に示す問合せ番号ごとの問合せ結果画面が表示さ
れる（S312）。この画面には、まず予約ができるか否か
等のメッセージが表示される。このメッセージは、代理
店の回答要求に応じて生成されたメッセージである（図
２のST10、図４のS225）。例えば、予約問合わせが航空
券予約であった場合には、問合せ番号、出発希望日、帰
国希望日、乗り継ぎ情報、有効期間、航空券種類、行き
先、出発地、料金および出発日の一覧、付加サービス情
報、代理店連絡先情報等が表示される。代理店連絡先情
報は、図１９に示す代理店用ホームページにおいて、代
理店担当者が書き込んだ担当者氏名と電話番号である。

【０１１５】予約可能というメッセージが表示されてい
る場合、ユーザは予約を依頼するかキャンセルするかを
決め、予約を依頼する場合には、「予約に必要な書類を
送ってください」というメッセージが記載されたチェッ
クボックスをマウス等でチェックする。キャンセルする
場合には、「残念ながら今回は予約を見送ります」とい
うメッセージが記載されたチェックボックスをチェック
する（S313；YES）。このユーザがチェックした返信内
容は、ウェブサイトに転送され、後に代理店の提供者端
末から参照される。代理店は、これを見て、予約用の書
類をユーザの住所に郵送したり、あるいは予約データベ
ースからこの問合せ内容をキャンセルしたりの措置を採
る（S314）。

【０１１６】また、図３１のページに表示された代理店
からのメッセージが、一時留保によるもので調整が必要
である旨のメッセージであった場合（S315;YES）、ユー
ザはそのページに表示されている代理店の担当者に電話
をかける等して連絡する（S316）。

【０１１７】また、代理店からのメッセージが、問合せ
内容が不明であり連絡が必要である旨のメッセージであ
った場合（S317；YES）も同様に、ユーザはそのページ
に表示されている代理店の担当者に電話をかける等して
連絡する（S318）。

【０１１８】（ＳＴ２０からＳＴ３３までの詳細な処
理）次に、図６に、管理者の順序付け要求（ST20）から
注意処理（ST33）までの詳細な処理フローチャートを示
す。

【０１１９】管理者が管理者端末３０１からサーバコン
ピュータ３０上の管理者用ウェブサイトに接続すると、
まず図３３に示す認証画面が表示される（S401）。表示
される項目は、図３４に示されるように、認証に必要と
される項目、ＩＤとパスワードである。入力用項目は、
管理者用ＩＤとパスワードである。管理者用ＩＤは、管
理者のための特別のコードであり、パスワードは、表示
されることのない暗証番号である。

【０１２０】管理者がこのＩＤおよびパスワードを入力
すると（S402）、ＩＤとパスワードの照会が行われる(S
403)。そして、予め登録されているＩＤおよびパスワー
ドが、入力されたものに一致していれば(S404;NO)、管
理者ホームページが表示される（S406）。一致していな
ければ（S404;YES）、「ＩＤまたはパスワードが違って
います。再度ＩＤおよびパスワードを入れ直してくださ
い」というメッセージのある拒否画面が表示される(S40
5)。

【０１２１】認証後最初に表示される画面は、図３５に
示すコンテンツ画面である。コンテンツ画面には、管理
者が利用可能なメニューが表示される。選択可能なメニ
ューは、図３６に示すように、ツアー別の問合せ数のラ
ンキング、予約可能の返事をしたうち実際に予約依頼が
された予約率のランキング、同様に予約可能の返事をし
たうち予約がキャンセルされたキャンセル率のランキン
グ、問合せ件数に対し予約可能であるが不明回答をした
件数の割合であるＯＫオフライン率のランキング、問合
せ件数に対し不明回答を指示した件数の割合である不明
オフライン率のランキング、システム注意のための確認
の有無、問合せ番号別の検索等が提供されている。

【０１２２】管理者が上記メニューから所望のランキン
グを、リクエストアイコンをマウス等でクリックして選
択すると(S407;YES)、該当するランキング一覧が予約デ
ータベース３００を参照して作成され（S408）、対応す
るランキング画面が表示される（S410）。

【０１２３】例えば、問合せ数ランキングが選択される
と、図３７に示す問合せ数ランキング一覧が表示され
る。このランキングでは、予約問合せがあった件数の降
順にソートされて、ツアータイトル、料金および予約問
合せ件数の各フィールドからなるレコードが表示され
る。ツアー内容の詳細を調べたい場合は、詳細チェック
ボックスをチェックすれば、予約データベースを参照し
て図９に示すようなさらに詳細な情報が表示される。

【０１２４】また、例えば、予約率ランキングが選択さ
れると、図３８に示す予約率ランキング一覧が表示され
る。このランキングでは、予約可能という回答をした件
数に対し予約希望の返信がなされた件数の割合である予
約率が計算され、予約率の降順に、ツアータイトル、予
約数、予約可能回答件数、予約率の各フィールドからな
るレコードが表示される。ツアー内容の詳細を調べたい
場合は、詳細チェックボックスをチェックすれば、予約
データベースを参照して図９に示すようなさらに詳細な
情報が表示される。

【０１２５】一方、管理者がメニューよりシステム注意
を選択した場合（S411;YES）、予約データベースおよび
代理店データベース２００が参照され（S412）、予約問
合せがあった日から一定期間回答がされていない遅延件
数が代理店ごとに集計され、図３９に示すシステム注意
画面が表示される（S413）。システム注意画面には、例
えば、問合せ数に対する遅延数の割合である遅延率の降
順に、代理店名、遅延数、問合せ数、遅延率、警告の有
無等のフィールドからなるレコードが表示される。警告
は、例えば遅延率が５０％を超えたものに付いて付され
るマークである。

【０１２６】管理者は、この画面を見て、インターネッ
ト、電話またはファックスを介して代理店に回答の遅延
が多い旨の連絡を取ることができる。

【０１２７】なお、システム注意としては、上記遅延率
によるものの他に、代理店が予約可能の回答要求を行っ
てから一定期間、ユーザ側から予約要求がされていない
ものについてするシステム注意（ST32）、ユーザ側から
の予約要求に対して、一定期間代理店が終了通知情報を
提供していないものについてするシステム注意（ST33）
がある。前者のシステム注意に対し、サーバコンピュー
タは、さらに一定期間処理されない場合、キャンセル処
理を行う。

【０１２８】また、コンテンツ画面(図３５)から問い合
わせ番号が入力されると（S414）、予約データベース３
００が参照され（S415）、図４０に示す問合せ画面が表
示される。この画面には、問合せたユーザ名、代理店
名、問合せ日、処理の状況および問合わせに係るツアー
の基本情報が表示される。

【０１２９】（本実施形態の利点）上記したように、本
実施形態の予約管理システムによれば以下の利点があ
る。

【０１３０】ユーザにとって （１） 従来の代理店ごとに提供される個別の予約手順
が定型化されたので、操作を覚えなければならないユー
ザにとって利用し易いものとなった。

【０１３１】（２） また、複数の代理店に対して、処
理手順が定型化された単一の予約管理システムから予約
問合せが行えるので、ユーザの予約問合せ作業が効率的
になった。

【０１３２】（３） オンライン予約を行っていない代
理店であってもこの予約管理システムに参入可能なの
で、従来オンライン予約が可能であった代理店以外の代
理店に対してもオンライン予約が行える。

【０１３３】（４） インターネット等のネットワーク
は２４時間作動しているので、ユーザは営業時間である
か否かを気にすることなく、予約問合せ処理を行える。
特に、営業時間中に勤務していることの多い社会人にと
っては利用し易いシステムを提供できる。

【０１３４】（５） ネットワークを介して、必要な連
絡をほとんど行えるので、情報のみを提供するホームペ
ージを参照しそれから電話で予約する従来の予約システ
ムよりも利用し易くなった。

【０１３５】代理店にとって （１） ホームページを開設していない代理店にとっ
て、端末装置を導入するのみでオンラインの予約管理シ
ステムを提供できることとなって、業務の効率化を図る
ことができる。

【０１３６】（２） ホームページを開設しているが情
報の提供のみを行っていた代理店にとって、ユーザから
の問合せ他ほとんどの連絡をオンラインで受け付けるこ
とができるようになるので、業務上の効率化を図ること
ができる。

【０１３７】（３） オンライン予約システムを使用し
ていた代理店にとって、ユーザからの問合せが不明な場
合でも、定型的なチェックボックスのチェックという処
理のみで対応できるようになり、業務上の効率化を図る
ことができる。

【０１３８】（４） ユーザへの対応に不備があった場
合でもシステム注意が与えられるので、致命的なミスを
未然に防ぐことができるという利点がある。

【０１３９】（５） また、このオンライン予約システ
ムでほとんどの要望事項を伝達できるので、電話による
打ち合わせを最小限にすることができ、電話対応で忙殺
されていた従来に比べ業務上の効率化を図ることができ
る。

【０１４０】（その他の変形例）なお、上記実施形態は
種々に変形して提供することが可能である。

【０１４１】例えば、上記実施形態では旅行業界におけ
る航空券等の予約事業に本発明を適用していたが、他の
業界、例えば一般チケット予約業務、ホテルや旅館等の
予約業務等に適用することも可能である。その際、イン
ターネット上で販売契約を成立させることが法律上認め
られている場合であれば、上記ST14の予約要求におい
て、書類の送付を希望するのではなく、予約したい旨の
確認を送信し、提供者端末側ではこれを受けてそのまま
予約を行えばよい。

【０１４２】また、代金清算は、銀行振り込みでもイン
ターネットを介してクレジットカードによる引き落とし
を指定するものでもよい。

【０１４３】

【発明の効果】本発明によれば、ネットワーク上でサー
バが予約管理を行うので、独自のホームページを持って
いない提供者であっても利用可能な予約管理システムを
提供できる。

【０１４４】本発明によれば、サーバにより予約手順が
定型化されているので、利用者にとって利用し易い予約
管理システムを提供できる。

【０１４５】本発明によれば、サーバにより定型的な要
求から適切な情報を生成し、利用者端末に提供可能とす
るので、問合せ内容や予約状況が複雑であっても、提供
者にとって、効率的な業務遂行を可能とする予約管理シ
ステムを提供できる。

【０１４６】本発明によれば、提供者の予約対応に不備
があった場合でも、サーバがこの情報を迅速に提供者に
提供可能とするので、提供者にとって業務遂行上の安全
を保障し、円滑な業務遂行を助けうる予約管理システム
を提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の予約管理システムの構成図である。

【図２】本予約管理システムの全体処理図である。

【図３】ST１からST３までの詳細な処理フローチャート
である。

【図４】ST４からST１１までの詳細な処理フローチャー
トである。

【図５】ST１２からST１７までの詳細な処理フローチャ
ートである。

【図６】ST２０からST３３までの詳細な処理フローチャ
ートである。

【図７】ユーザ用初期画面の表示例である。

【図８】ユーザ用初期画面の表示項目である。

【図９】ユーザ用詳細画面の表示例である。

【図１０】ユーザ用詳細画面の表示項目である。

【図１１】ユーザ用オンライン問合せ画面の表示例であ
る。

【図１２】ユーザ用オンライン問合せ画面の表示項目で
ある。

【図１３】ユーザ用確認画面の表示例である。

【図１４】ユーザ用確認画面の表示項目である。

【図１５】代理店用認証画面の表示例である。

【図１６】代理店用認証画面の表示項目である。

【図１７】代理店用ホームページの表示例である。

【図１８】代理店用ホームページの表示項目である。

【図１９】代理店用状況確認画面の表示例である。

【図２０】代理店用状況確認画面の表示項目である。

【図２１】代理店用ＮＧ処理画面の表示例である。

【図２２】代理店用ＮＧ処理画面の表示項目である。

【図２３】代理店用削除処理画面の表示例である。

【図２４】代理店用削除処理画面の表示項目である。

【図２５】代理店用問合せ番号照会画面の表示例であ
る。

【図２６】代理店用問合せ番号照会画面の表示項目であ
る。

【図２７】ユーザ用登録変更画面の表示例である。

【図２８】ユーザ用登録変更画面の表示項目である。

【図２９】ユーザ用問合せ結果画面の表示例である。

【図３０】ユーザ用問合せ結果画面の表示項目である。

【図３１】ユーザ用問合わせ状況照会画面の表示例であ
る。

【図３２】ユーザ用問合わせ状況照会画面の表示項目で
ある。

【図３３】管理者用認証画面の表示例である。

【図３４】管理者用認証画面の表示項目である。

【図３５】管理者用コンテンツ画面の表示例である。

【図３６】管理者用コンテンツ画面の表示項目である。

【図３７】管理者用問合わせ数ランキングの表示例であ
る。

【図３８】管理者用予約率ランキングの表示例である。

【図３９】管理者用システム注意画面の表示例である。

【図４０】管理者用問合せ画面の表示例である。

【符号の説明】

１…インターネット １０…パーソナルコンピュータ ２０…ディスプレイ ３０…サーバコンピュータ １０ｍ（ｍは自然数）…利用者端末 ２０ｎ（ｎは自然数）…提供者端末 １００…ユーザ（利用者）データベース ２００…代理店（提供者）データベース ３００…予約データベース

Claims (26)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ネットワークを介して一以上の利用者端
   末から所定事項を予約するための予約管理システムであ
   って、 前記利用者端末から供給された予約問合せ情報を格納す
   る予約データベースと、 一以上の提供者端末からの読取り要求に応じて前記予約
   データベースを参照し、前記利用者端末からの予約問合
   せ情報を前記提供者端末に供給可能に構成されたサーバ
   と、を備え、 前記サーバは、前記提供者端末から前記予約問合せに対
   する回答要求が供給された後にこの予約問合せ情報を提
   供した利用者端末からこの予約問合せに対する照会要求
   が供給された場合には、回答情報を生成しこの回答情報
   を前記利用者端末に提供可能に構成されていることを特
   徴とする予約管理システム。
2. 【請求項２】 前記サーバは、前記利用者端末から予約
   状況検索要求が供給された場合に前記予約データベース
   を検索し、予約可能なレコードを抽出して予約状況情報
   を生成し当該利用者端末に提供する請求項１に記載の予
   約管理システム。
3. 【請求項３】 前記利用者端末に提供される予約状況情
   報は、タイトル、関連情報誌情報、乗り継ぎ情報、航空
   会社、有効期間、料金、出発日、行き先、出発地または
   提供者である代理店情報のいずれか１以上の情報を含む
   航空券予約に必要な情報である請求項２に記載の予約管
   理システム。
4. 【請求項４】 前記利用者端末から供給される予約問合
   せ情報は、出発希望日、帰国希望日、利用者の氏名、利
   用者の性別、利用者の年齢、電話番号、同行者情報また
   は指定航空会社のいずれか１以上の情報を含む航空券予
   約に必要な情報である請求項１に記載の予約管理システ
   ム。
5. 【請求項５】 一以上の前記提供者端末の認証情報を格
   納可能に構成された提供者データベースを備え、 前記サーバは、前記提供者端末から読取り要求が供給さ
   れた際に前記提供者データベースを参照し、前記読取り
   要求とともに供給された認証情報に相当する情報が前記
   提供者データベースに格納されている場合には、この読
   取り要求を受け付ける請求項１に記載の予約管理システ
   ム。
6. 【請求項６】 前記サーバは、前記提供者端末からの読
   取り要求として状況確認要求が供給された際に前記予約
   データベースを参照し、前記予約問合せがあった利用者
   端末に対し前記回答情報を提供したか否かに基づく状況
   確認情報を生成し、前記予約問合せ情報として当該提供
   者端末に供給する請求項１に記載の予約管理システム。
7. 【請求項７】 前記提供者端末に供給される状況確認情
   報は、出発希望日、申込日、予約処理状況、タイトル、
   問合せ番号または注意書きのいずれか１以上を含む情報
   である請求項６に記載の予約管理システム。
8. 【請求項８】 前記サーバは、前記提供者端末からの読
   取り要求として問合せ番号ごとの詳細を示す問合せ番号
   照会要求がされた際に、当該問合せ番号に対する処理に
   必要な問合せ番号照会情報を、前記予約問合せ情報とし
   て当該提供者端末に提供する請求項６に記載の予約管理
   システム。
9. 【請求項９】 前記提供者端末に提供される問合せ番号
   照会情報は、当該問合せ番号に対応する利用者端末情
   報、出発希望日、帰国希望日、関連情報誌情報、乗り継
   ぎ情報、タイトル、航空会社名、有効期間、料金、出発
   日、行き先、出発地および利用者端末からのコメントの
   いずれか１以上の情報を含む請求項８に記載の予約管理
   システム。
10. 【請求項１０】 前記提供者端末から供給される回答要
    求は、予約可否の別、予約は可能であるが調整が必要で
    ある旨の調整依頼、予約問合せの内容が不明であり連絡
    をとって欲しい旨の連絡依頼または前記利用者端末から
    のコメントのいずれか１以上の情報を含む請求項１に記
    載の予約管理システム。
11. 【請求項１１】 前記サーバは、前記回答要求に、前記
    予約問合せに対する予約は可能であるが予約内容の調整
    が必要である旨を示す調整要求が含まれている場合に、
    予約は可能であるが調整が必要である旨のメッセージを
    含む調整依頼情報を前記回答情報に含ませる請求項１に
    記載の予約管理システム。
12. 【請求項１２】 前記サーバは、前記回答要求に、前記
    予約問合せの内容が不明で対処できない旨を示す再送要
    求が含まれている場合に、利用者端末側から連絡をとっ
    て欲しい旨のメッセージを含む連絡依頼情報を前記回答
    情報に含ませる請求項１に記載の予約管理システム。
13. 【請求項１３】 前記サーバは、前記提供者端末から一
    以上の前記問合せ要求に対する削除要求が供給された場
    合には、前記予約データベースに格納された当該削除要
    求に対応する予約問合せ情報を削除する請求項１に記載
    の予約管理システム。
14. 【請求項１４】 前記サーバは、前記提供者端末から一
    以上の予約不可要求が供給された際に前記予約データベ
    ースを参照し、当該予約不可要求に対応する予約問合せ
    をした利用者端末のために、予約不可を伝達するための
    回答情報を生成する請求項１に記載の予約管理システ
    ム。
15. 【請求項１５】 一以上の前記利用者端末の認証情報を
    格納可能に構成された利用者データベースを備え、 前記サーバは、前記照会要求が供給された際に前記利用
    者データベースを参照し、前記照会要求とともに供給さ
    れた認証情報に相当する情報が前記利用者データベース
    に格納されている場合には、当該認証情報に対応付けら
    れている前記回答情報をこの利用者端末に供給する請求
    項１に記載の予約管理システム。
16. 【請求項１６】 前記利用者データベースには、前記利
    用者端末のアドレス情報が格納され、前記サーバは、前
    記提供者端末から回答要求が供給された際に、前記利用
    者データベースを参照し、当該回答要求に対応するアド
    レス情報により指定される利用者端末に、前記予約問合
    せに対する回答が供給された旨を示すメールを送信する
    請求項１に記載の予約管理システム。
17. 【請求項１７】 前記利用者端末に提供される回答情報
    は、前記予約問合せに対して付与される問合せ番号、予
    約可否情報、出発希望日、帰国希望日、乗り継ぎ情報、
    申込日、タイトル、有効期間、行き先、出発地、料金、
    出発日、代理店情報、および担当者情報のいずれか１以
    上の情報を含む航空券予約に必要な情報である請求項１
    に記載の予約管理システム。
18. 【請求項１８】 前記サーバは、予約可能である旨の前
    記回答情報に対応して前記提供者端末から終了要求が供
    給された場合には、前記利用者端末から参照可能な終了
    通知情報を生成する請求項１に記載の予約管理システ
    ム。
19. 【請求項１９】 前記サーバは、前記予約データベース
    を管理する管理者端末から順位付け要求が供給された際
    に前記予約データベースを参照し、前記利用者端末から
    の問合せ状況に応じた参照情報を前記管理者端末に提供
    する請求項１に記載の予約管理システム。
20. 【請求項２０】 前記参照情報は、予約問合せのあった
    件数に基づいて予約事項ごとに順位付けがされた情報で
    ある請求項１９に記載の予約管理システム。
21. 【請求項２１】 前記参照情報は、予約問合せに対し予
    約可能の回答要求が提供された件数に基づいて予約事項
    ごとに順位付けがされた情報である請求項１９に記載の
    予約管理システム。
22. 【請求項２２】 前記参照情報は、予約問合せに対し回
    答要求の供給が一定期間以上遅れている件数に基づいて
    提供者ごとに順位付けがされた情報である請求項１９に
    記載の予約管理システム。
23. 【請求項２３】 前記サーバは、前記提供者データベー
    スおよび前記予約データベースを管理する管理者端末か
    ら注意要求が供給された際に前記提供者データベースお
    よび前記予約データベースを参照し、一定条件に合致し
    た提供者端末を抽出し、抽出した提供者端末に関する注
    意情報を前記管理者端末に供給する請求項８に記載の予
    約管理システム。
24. 【請求項２４】 前記一定条件は、前記予約問合せ情報
    とともに記録された申込日から一定期間以内にこの予約
    問合せに対する回答要求が提供者端末から提供されてい
    ないことである請求項２３に記載の予約管理システム。
25. 【請求項２５】 前記一定条件は、予約可能である旨の
    前記回答要求が利用者端末に提供されてから一定期間以
    内に、予約希望を示す情報が当該利用者端末から供給さ
    れていないことである請求項２３に記載の予約管理シス
    テム。
26. 【請求項２６】 前記一定条件は、前記予約希望を示す
    情報が前記利用者端末から供給されてから一定期間以内
    に、予約処理終了を示す終了要求が前記提供者端末から
    供給されていないことである請求項２３に記載の予約管
    理システム。