JP5864041B2 - 制御方法、情報提供方法、及びプログラム - Google Patents

制御方法、情報提供方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本開示は、例えばコンサートのチケット、航空券などのチケットの予約処理を行う情報管理システムに用いられる通信装置の制御方法、前記チケットの予約処理を行う情報管理システムにおける情報提供方法、及び、プログラムに関する。
従来、例えば、航空券などのチケットの予約処理を行う情報管理システムとして特許文献1開示の技術がある。特許文献1は航空便予約システムに関するものである。
上記航空便予約システムは、インターネット上の航空便予約のためのウェブサーバを有している。出発空港、到着空港、乗換空港、利用航空会社、乗換便航空会社、利用(搭乗)クラス、乗換便航空会社利用(搭乗)クラス、CRS区分の商品設定項目を記憶させた商品がウェブサイトに表示され、予約入力がなされると、航空会社予約システム(CRS)を自動判別して予約処理する。
しかし、上記従来の技術では、更なる改善が必要であった。
特開2002−170015号公報(例えば、図11等)
上記課題を解決するために、本開示の一態様は、チケットの発券機関と接続されたネットワークを介して前記チケットの予約処理を行う情報管理システムに用いられディスプレイを有する通信装置の制御方法であって、
前記通信装置は、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を管理するメモリを有し、
前記通信装置のコンピュータに対して、
前記管理されたスケジュール情報を用いて生成された表示データであって、各月又は各週の各日を表したカレンダーデータを含む表示データを前記ディスプレイに表示させ、
前記チケットの予約処理をする際、前記ネットワークを介して前記情報管理システムにアクセスさせて前記情報管理システムから前記チケットの予約可能日時を示す候補データを取得させ、
前記取得したチケットの予約可能日時の中から前記ユーザの予定が登録された日時を除外した予約可能日時を前記チケットの予約候補日時として抽出させ、
前記抽出された予約候補日時から、予約候補時間を表す表示を前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域に表示させ、
前記カレンダーデータに表されたいずれかの日に対応する領域であって前記予約候補時間を表す表示の中のいずれか一つに対応する領域の選択が検知されると、前記選択された領域に対応する予約候補日時を前記チケットの予約日時とする予約用画面を前記ディスプレイに表示させるものである。
これにより、更なる改善を図ることができる。
本開示による予約システムの全体構成の第1例を示す図である。 本開示による予約システムの全体構成の第2例を示す図である。 本開示による予約システムの全体構成の第3例を示す図である。 本開示による予約システムの全体構成の第4例を示す図である。 第1例の予約システムの構成パターンを示すブロック図である。 第1例の予約システムの構成パターンを示すブロック図である。 第1例の予約システムの構成パターンを示すブロック図である。 第1例の予約システムの構成パターンを示すブロック図である。 第2例の予約システムの構成パターンを示すブロック図である。 第3例の予約システムの構成パターンを示すブロック図である。 第3例の予約システムの構成パターンを示すブロック図である。 第4例の予約システムの構成パターンを示すブロック図である。 基本画面の一例を示す図である。 トップ画面の一例を示す図である。 トップ画面の一例を示す図である。 トップ画面の一例を示す図である。 予約誘導通知画面の一例を示す図である。 チケット確認画面の一例を示す図である。 予約日選択画面の第1例を示す図である。 予約日選択画面の第2例を示す図である。 図20に示す予約日選択画面に対する翌月の予約日選択画面の一例を示す図である。 予約日選択画面の第3例を示す図である。 予約日選択画面の第4例を示す図である。 予約時間選択画面の一例を示す図である。 予約候補時間が選択された状態の予約時間選択画面を示す図である。 予約内容確認画面の一例を示す図である。 予約完了画面の第1例を示す図である。 予約完了画面の第2例を示す図である。 予約詳細確認画面の一例を示す図である。 本開示の画面フローを示す図である。 顧客履歴のデータ構成の一例を示す図である。 顧客情報のデータ構成の一例を示す図である。 チケット一覧のデータ構成の一例を示す図である。 お勧めチケット情報のデータ構成の一例を示す図である。 カレンダー予定リストのデータ構成の一例を示す図である。 予約可能日リストのデータ構成の一例を示す図である。 予約候補日リストのデータ構成の一例を示す図である。 予約アプリの自動起動処理の第1例を示すシーケンス図である。 予約アプリの自動起動処理の第2例を示すシーケンス図である。 予約アプリが組込アプリの場合の予約アプリの起動処理を示すシーケンス図である。 予約アプリがHTMLアプリの場合の予約アプリの起動処理を示すシーケンス図である。 本開示の予約システムの第1例の全体処理シーケンスのシーケンス図である。 本開示の予約システムの第2例の全体処理シーケンスのシーケンス図である。 本開示の予約システムの第3例の全体処理シーケンスのシーケンス図である。 本開示の予約システムの第4例の全体処理シーケンスのシーケンス図である。 本開示の予約システムの第5例の全体処理シーケンスのシーケンス図である。 本開示の予約システムの第6例の全体処理シーケンスのシーケンス図である。 カレンダーアプリが組込アプリの場合のカレンダーアプリの起動処理を示すシーケンス図である。 カレンダーアプリがHTMLアプリの場合のカレンダーアプリの起動処理を示すシーケンス図である。 予約アプリの自動起動処理の第1例を示すフローチャートである。 予約アプリの自動起動処理の第2例を示すフローチャートである。 予約アプリの全体処理の一例を示すフローチャートである。 トップ画面の表示処理(図52のS5202、図54のS5407及び図59のS5909)の詳細を示すフローチャートである。 チケット確認画面の表示処理(図52のS5203、図53のS5307及び図58のS5807)の一例を示すフローチャートである。 予約日選択画面の表示処理(図52のS5204及び図54のS5405)の第1例を示すフローチャートである。 予約日選択画面の表示処理(図52のS5204及び図54のS5405)の第2例を示すフローチャートである。 予約日選択画面の表示処理(図52のS5204及び図54のS5405)の第3例を示すフローチャートである。 図55〜図57の続きのフローチャートである。 予約完了画面の表示処理(図52のS5207)を示すフローチャートである。 予約サーバの第1例の処理を示すフローチャートである。 予約サーバの第2例の処理を示すフローチャートである。 予約サーバの第3例の処理を示すフローチャートである。 予約可能日時ごとに費用を算出する処理(図60のS6003、図61のS6103及び図62のS6203)の一例を示すフローチャートである。 予約サーバ又は予約端末における予約候補日の抽出処理の第1例を示すフローチャートである。 予約サーバ又は予約端末における予約候補日の抽出処理の第2例を示すフローチャートである。 予約サーバ又は予約端末における予約候補日の抽出処理の第3例を示すフローチャートである。 予約サーバ又は予約端末における予約候補日の抽出処理の第4例を示すフローチャートである。 予約サーバ又は予約端末における予約候補日の抽出処理の第5例を示すフローチャートである。 予約サーバ又は予約端末における予約候補日の抽出処理の第6例を示すフローチャートである。
(本開示に係る一態様を発明するに至った経緯)
上記特許文献1に開示の航空便予約システムを用いて、ユーザが航空便の予約をする際、以下の処理を行う。
まず、ユーザは、通信装置を用いてウェブサーバにアクセスする。前記通信装置には、航空便予約のための設定画面を含むウェブページが表示される。ユーザは、前記設定画面を用いて、出発都市、地域入力、搭乗(利用)クラス、航空会社(任意)の各入力を行なう。ウェブサーバは都市一覧をウェブページ上に表示するので、ユーザは希望する目的地を選択する。ウェブサーバは、該当する商品及びその内容として、航空会社、料金、商品タイトル、航空運賃種別(搭乗クラス)の別をウェブページ上に一覧表示する。前記一覧表示を用いた操作が進み、ユーザが画面中の「空席照会後予約へ移る」アイコンをクリックすると、前記通信装置はあらかじめ設定された航空会社予約システム(CRS)のコンピュータにアクセスし、空席照会画面(特許文献1の図11)がウェブページ上に表示される。ユーザは、前記空席照会画面上で、希望する往路出発日、復路出発日、搭乗客数を入力する。ユーザは、入力結果を空席照会結果画面で確認し、「予約」アイコンをクリックする。その後、いくつかの後処理を経て予約処理が完了する(特許文献1の段落[0006])。
一方、近年では、サービス事業者がネットワークを介して前記ユーザの通信装置にカレンダー機能を提供している。しかし、上記航空便予約システムによる予約処理は、前記カレンダー機能によるカレンダーデータとは連動していない。
前記ユーザが既にそのカレンダー機能を用いて、前記ユーザのスケジュールを管理している場合がある。この場合、前記ユーザは、例えば、空席照会画面(特許文献1の図11)上で、希望する往路出発日、復路出発日、搭乗客数を入力する際、これから入力しようとする出発日が、前記ユーザの別のスケジュールと重複しないかを確認する必要がある。そのために、前記ユーザは、前記航空便予約システムが提供するウェブページに含まれる表示画面とは別に、前記カレンダー機能によるカレンダーデータを前記ユーザの通信装置に表示させる必要がある。その上で、ユーザは、前記これから入力する出発日と前記ユーザのカレンダーデータとを比較する。このため、上記予約処理が煩雑となる。その結果、前記カレンダー機能によるカレンダーデータの利便性を活かすことができず、むしろ前記予約処理が一層煩雑になる。したがって、前記ユーザにおいて誤入力が生じ、誤った予約日を登録するおそれがある。
また、例えば、これから入力しようとする日(例えば、出発日、コンサート開演日、スポーツイベントの開催日など)が、外出予定のある日と重なっている場合であっても、例えば、飛行場と前記外出先との距離が近ければ、前記外出予定のある日と同一日であっても、前記出発日にて航空便を予約してよい場合がある。しかし、前記ユーザは、前記航空便予約システムが提供するウェブページに含まれる表示画面と、前記カレンダー機能によるカレンダーデータとを、別々に見ながら確認する。このため、両者を比較しながら確認する作業が何度も発生し、航空便予約の処理効率が悪くなることがあり得る。そのため、前記ユーザにおいて予約可能な時間帯があっても、これを見落とすこともあり得る。その結果、例えば、航空便予約の処理が煩雑になることに起因して、本来であれば前記ユーザにおいて予約可能な時間帯であっても、その時間帯に予約の登録ができないこともあり得る。また、前記ユーザにおいて誤入力が生じて、誤った時間帯に予約を登録するおそれもある。
以上の課題を解決するために、本発明者は、以下の態様にかかる発明を想到するに至った。
本開示の一態様による制御方法は、チケットの発券機関と接続されたネットワークを介して前記チケットの予約処理を行う情報管理システムに用いられディスプレイを有する通信装置の制御方法であって、
前記通信装置は、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を管理するメモリを有し、
前記通信装置のコンピュータに対して、
前記管理されたスケジュール情報を用いて生成された表示データであって、各月又は各週の各日を表したカレンダーデータを含む表示データを前記ディスプレイに表示させ、
前記チケットの予約処理をする際、前記ネットワークを介して前記情報管理システムにアクセスさせて前記情報管理システムから前記チケットの予約可能日時を示す候補データを取得させ、
前記取得したチケットの予約可能日時の中から前記ユーザの予定が登録された日時を除外した予約可能日時を前記チケットの予約候補日時として抽出させ、
前記抽出された予約候補日時から、予約候補時間を表す表示を前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域に表示させ、
前記カレンダーデータに表されたいずれかの日に対応する領域であって前記予約候補時間を表す表示の中のいずれか一つに対応する領域の選択が検知されると、前記選択された領域に対応する予約候補日時を前記チケットの予約日時とする予約用画面を前記ディスプレイに表示させるものである。
本態様によると、前記ユーザが前記チケット(例えば、コンサートのチケット、スポーツイベントのチケット又は航空券など)を予約したい場合、前記ユーザは、前記カレンダーデータを用いて、前記チケットを予約する予約用画面を表示させることができる。即ち、前記カレンダーデータは、前記チケットの予約用画面を表示させる指示画面を兼ねる。そのため、前記ユーザは、前記カレンダーデータと前記予約用画面とを別々に起動させて表示させ、別々に表示された前記カレンダーデータと前記予約用画面とを照合する手間を省くことができる。したがって、前記チケットの予約処理を効率化することができる。
また、本態様によると、前記ユーザの通信装置のディスプレイに前記カレンダーデータを表示させる。前記カレンダーデータという共通の媒体を用いて、前記通信装置において前記ユーザの予定の確認を行わせると共に、前記チケットの予約候補時間を表示させる。これにより、上記のように前記カレンダーデータという共通の媒体を用いている。このためので、前記ユーザの予定の表示と同一画面において、前記チケットの予約候補時間を前記ユーザに示すことができる。そのため、例えば、同一日において、前記予約候補時間と、前記予約候補時間の前後の前記ユーザの別の予定とを参照して、前記別の予定の場所若しくは前記別の予定の場所から前記チケットの会場までの移動時間などを考慮して、前記同一日において、前記予約候補時間に前記チケット会場に到達できるか等の判断が容易となる。その結果、例えば、前記ユーザが前記予約候補時間に前記チケットの会場に到達できないために、前記ユーザに何度も前記発券機関と予約日時を調整させる煩わしさを省き、前記チケットの予約処理をスムースにすることができる。このように、前記ユーザの予定と前記チケットの催しの予定との両方を同時に確認できる。したがって、前記チケットの予約処理をスムースにすることができる。
また、本態様によると、前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域に前記ユーザの予定が登録された日時を除外して、前記チケットの予約候補時間を表示させる。これにより、上記のように前記カレンダーデータという共通の媒体を用いているので、前記ユーザの予定の表示と同一画面において、前記ユーザの予定が未だ登録されていない日時の中で、前記チケットの予約候補日時を前記ユーザに示すことができる。そのため、前記チケットの予約候補時間が前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域に表示される段階では、前記ユーザの予定が登録されている日時は前記チケットの予約候補時間から既に除外されている。したがって、前記ユーザにおいて選択される可能性が高い前記予約候補日時を効率的に提示することができる。その結果、前記予約候補日時が前記ユーザの不在日時等を含むために、前記ユーザが前記予約候補日時の中から前記ユーザの不在日時等を除外する煩わしさを省く。また、前記ユーザが前記予約候補日時のために前記ユーザの予定を変更する手間を省く。したがって、前記チケットの予約処理をスムースにすることができる。
上記態様において、例えば、前記予約用画面を用いた予約結果に基づいて、前記ネットワークを介して前記選択された予約候補日時を示す予約要求を前記情報管理システムに送信させ、
前記選択された予約候補日時を前記チケットの予約日時として前記情報管理システムに登録させてもよい。
本態様によると、前記チケットの予約日時を前記情報管理システムへ登録する処理が完了する。
上記態様において、例えば、前記情報管理システムにおいて登録が完了したチケットの予約日時を、前記カレンダーデータに表された前記予約日時に対応する領域に表示させてもよい。
例えば、前記チケットの予約処理をした後、前記カレンダーデータに、前記チケットの予約日時を登録する作業が別途発生すると、前記チケットの予約処理とは別に前記カレンダーデータへの登録作業を行うことになって、処理が煩雑である。もし、前記カレンダーデータに前記チケットの予約日時を登録し忘れた場合、前記チケットを予約しても、前記チケットを用いる場所(例えば、コンサート会場、飛行場等)に行き忘れることがある。
本態様によると、前記情報管理システムにおいて登録が完了したチケットの予約日時を、前記カレンダーデータに表された前記予約日時に対応する領域に表示させる。これにより、前記カレンダーデータには、前記チケットの予約日時が含まれることになる。即ち、前記カレンターデータには、前記チケットの予約結果が反映される。したがって、前記カレンダーデータに、前記ユーザがわざわざ前記予約結果を登録する必要がない。そのため、前記チケットの予約処理をした後、前記カレンダーデータに、前記チケットの予約日時を登録し忘れたために、前記チケットを用いる場所(例えば、コンサート会場、飛行場等)に行き忘れることを防止できる。
上記態様において、例えば、前記登録が完了した旨を前記カレンダーデータの表示に関連づけて前記ディスプレイに表示させてもよい。
本態様によると、前記登録が完了した旨を、前記カレンダーデータの表示に関連づけて前記ディスプレイに表示する。これにより、何のための予約がいつなされたのか、既存の表示資源を活用しながら、ユーザに効果的に認識させることができる。
上記態様において、例えば、前記情報管理システムは、前記ネットワークを介して、前記通信装置のユーザと関連づけられた顧客情報を収集して管理し、
前記情報管理システムにおいて前記顧客情報に基づき前記通信装置のユーザの嗜好に合ったチケットがあると判断された場合、前記ネットワークを介して前記情報管理システムからその旨の通知を受信させてもよい。
本態様によると、前記顧客情報に基づき前記通信装置のユーザの嗜好に合ったチケットがあると判断された場合、前記ネットワークを介して前記情報管理システムからその旨の通知を受信させる。これにより、前記通信装置のユーザの嗜好に合ったチケットがあると、前記ユーザがそれを認識していない場合でも、前記顧客情報に基づき前記チケットの予約候補日時を提示させることができる。そのため、例えば、前記通信装置のユーザが前記チケットの存在を認識していない場合であっても、前記ユーザは前記チケットを予約することができる。
上記態様において、例えば、当該月の各日を表したカレンダーデータを含む表示データを用いて、前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域に、前記チケットの予約候補時間を表す表示をさせる際、前記予約候補時間を表す表示が当該月及び翌月の各表示に含まれる場合、前記当該月の各日を表したカレンダーデータを含む表示データに、前記翌月の表示に含まれるいずれかの日に対応する領域に前記予約候補時間を表す表示がなされる旨を表示させてもよい。
例えば、本日が月末である場合、前記予約候補時間を表す表示が当該月に含まれるのみならず、翌月にも含まれることがある。この場合、現在表示されている当該月に含まれるいずれかの日に対応する領域にて前記予約候補時間を表す表示を選択すると、例えば、本来の予約候補日時の範囲より狭い範囲の中から、前記ユーザの予定との関係で無理に予約日時を選択させることになる。また、例えば、当該月の表示に含まれる日に対応する領域には予約候補時間を表す表示がなされず、翌月の表示に含まれる日に対応する領域に予約候補時間を表す表示が隠れている場合に、それを見逃して予約日時を設定し損なうこともある。
本態様によると、前記当該月の各日を表したカレンダーデータを含む表示データに、前記翌月の表示に含まれるいずれかの日に対応する領域に前記予約候補時間を表す表示がなされる旨を表示させる。これにより、例えば、前記予約候補時間を表す表示が当該月の表示に含まれるのみならず、翌月の表示にも含まれる場合に、本来の予約候補日時を前記ユーザに提示することになる。そのため、例えば、本来の予約候補日時の範囲より狭い範囲の中から、無理に予約日時を選択させることを防止できる。また、例えば、当該月の表示には予約候補時間を表す表示が含まれておらず、翌月の表示に予約候補時間を表す表示が含まれている場合に、それを見逃すことを防止できる。その結果、本来の予約候補日時を取りこぼすことなく、本来の予約候補日時の範囲の中から、前記ユーザの予定との関係で、前記ユーザにとって適切な予約日時を選択させることができる。
上記態様において、例えば、当該週の各日を表したカレンダーデータを含む表示データを用いて、前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域に、前記チケットの予約候補時間を表す表示をさせる際、前記予約候補時間を表す表示が当該週及び翌週の各表示に含まれる場合、前記当該週の各日を表したカレンダーデータを含む表示データに、前記翌週の表示に含まれるいずれかの日に対応する領域に前記予約候補時間を表す表示がなされる旨を表示させてもよい。
例えば、本日が週末である場合、前記予約候補時間を表す表示が当該週に含まれるのみならず、翌週にも含まれることがある。この場合、現在表示されている当該週に含まれるいずれかの日に対応する領域にて前記予約候補時間を表す表示を選択すると、例えば、本来の予約候補日時の範囲より狭い範囲の中から、前記ユーザの予定との関係で無理に予約日時を選択させることになる。また、例えば、当該週の表示に含まれる日に対応する領域には予約候補時間を表す表示がなされず、翌週の表示に含まれる日に対応する領域に予約候補時間を表す表示が隠れている場合に、それを見逃して予約日時を設定し損なうこともある。
本態様によると、前記当該週の各日を表したカレンダーデータを含む表示データに、前記翌週の表示に含まれるいずれかの日に対応する領域に前記予約候補時間を表す表示がなされる旨を表示させる。これにより、例えば、前記予約候補時間を表す表示が当該週の表示に含まれるのみならず、翌週の表示にも含まれる場合に、本来の予約候補日時を前記ユーザに提示することになる。そのため、例えば、本来の予約候補日時の範囲より狭い範囲の中から、無理に予約日時を選択させることを防止できる。また、例えば、当該週の表示には予約候補時間を表す表示が含まれておらず、翌週の表示に予約候補時間を表す表示が含まれている場合に、それを見逃すことを防止できる。その結果、本来の予約候補日時を取りこぼすことなく、本来の予約候補日時の範囲の中から、前記ユーザの予定との関係で、前記ユーザにとって適切な予約日時を選択させることができる。
上記態様において、例えば、第1表示色にて、前記カレンダーデータに表された日であって前記ユーザの予定を含む日に対応する領域を表示させ、
前記第1表示色とは異なる第2表示色にて、前記カレンダーデータに表された日であって前記チケットの予約候補時間を表す表示を含む日に対応する領域を表示させてもよい。
本態様によると、前記カレンダーデータにおいて、前記ユーザの予定と、前記チケットの予約候補時間とを、異なる表示色にて識別して表示する。これにより、前記ユーザの予定と、前記チケットの予約候補時間との識別が容易となる。そのため、前記チケットの予約候補日時を見落として誤操作したり、また、前記チケットの予約候補時間を表す表示を前記ユーザの予定の表示と誤認して誤操作することを防止できる。その結果、前記チケットの予約候補日時を適切に、前記ユーザに認識させ、前記チケットの予約候補時間を表す表示を誤認することによる誤操作を防止できる。
上記態様において、例えば、前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域に、前記チケットの予約候補時間を表す表示を表示させる際、前記チケットの料金を併せて表示させてもよい。
例えば、前記チケットの料金は、1ケ月前に購入するのか、また、2ケ月前に購入するのかで料金が異なる場合がある。また、前記チケットの料金は、平日と週末とで料金が異なる場合がある。前記チケットの予約候補日時が複数ある場合、前記ユーザの予定との関係で前記予約候補日時を選択することになるが、前記チケットの料金が表示されれば、前記料金をも考慮して前記予約候補日時を選択できる。本態様によると、前記ユーザは、前記予約候補日時の中から予約日時を選択する前に前記料金を確認できる。また、例えば、前記ユーザは、前記料金を確認した上で、より安い料金の予約候補日時を選択できる。
上記態様において、例えば、前記カレンダーデータに表された一の日に対応する領域に、前記一の日に対応する予約候補時間を表す表示の全てを表示させることができない場合、前記一の日に対応する領域に、前記一の日に対応する予約候補時間を表す表示を表示させず、前記チケットの予約候補日を表す表示を表示させてもよい。
前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域には、表示面積に制約がある。例えば、前記カレンダーデータに表されたある一の日に対応する領域には、既に他のスケジュールが登録されている場合もある。また、前記カレンダーデータに表されたある一の日に対応する領域には、既に他のスケジュールが登録されていない場合であっても、前記一の日に対応する予約候補時間が複数ある場合もある。このような場合には、前記一の日に対応する予約候補時間を表す表示の全てを表示させることができない場合もある。
本態様によると、前記カレンダーデータに表された一の日に対応する領域に、前記一の日に対応する予約候補時間を表す表示の全てを表示させることができない場合、前記一の日に対応する領域に、前記一の日に対応する予約候補時間を表す表示を表示させず、前記チケットの予約候補日を表す表示を表示させる。これにより、上記場合には、前記ある一の日に対応する領域に前記予約候補時間を表示しないまでも、前記ある一の日が、前記チケットの予約候補日であることは知らせることができる。そのため、前記一の日に対応する予約候補時間を表す表示の一部のみを表示させて、表示されなかった予約候補時間がないものと誤認して予約処理を進めることを防止できる。
この場合、例えば、前記チケットの予約候補日を表す表示を選択することで、前記一の日に対応する予約候補時間を表す表示の全てを別途表示させる態様としてもよい。
上記態様において、例えば、前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域には、前記通信装置において前記ユーザの予定が登録可能であるとしてもよい。
本開示の一態様による情報提供方法は、チケットの発券機関と接続されたネットワークを介して前記チケットの予約処理を行う情報管理システムにおける情報提供方法であって、
前記ネットワークを介して認証されたユーザの通信装置から、前記チケットの予約処理に関する問い合わせ信号、及び前記ユーザのスケジュール情報を受信し、前記ユーザのスケジュール情報は前記通信装置のメモリに管理され、
前記問い合わせ信号に基づき、前記チケットの予約可能日時を管理するデータベースを用いて、前記チケットの予約可能日時を示す第1候補データを取得し、
前記取得した第1候補データ及び前記受信したスケジュール情報を用いて、前記取得したチケットの予約可能日時の中から前記ユーザの予定が登録された日時を除外した予約可能日時を前記チケットの予約候補日時として抽出させ、
前記抽出された予約候補日時を示す第2候補データを、前記ネットワークを介して前記通信装置に送信させ、前記第2候補データによって示される予約候補日時から、予約候補時間を表す表示が、前記通信装置において、前記スケジュール情報を用いて生成されたカレンダーデータに表された各日に対応する領域に表示され、
前記通信装置において前記カレンダーデータに表されたいずれかの日に対応する領域であって前記予約候補時間を表す表示の中のいずれか一つに対応する領域の選択が検知され、前記ネットワークを介して前記通信装置から、前記選択された領域に対応する予約候補日時を示す予約要求を受信すると、前記予約要求が示す予約候補日時を前記チケットの予約日時として前記情報管理システムに登録するものである。
本態様によると、情報管理システムは、チケットの予約処理に関する問い合わせ信号及びスケジュール情報を通信装置から受信する。情報管理システムは、受信したスケジュール情報と、チケットの予約可能日時を示す第1候補データとを用いて、ユーザの予定が登録された日時が除外された予約可能日時をチケットの予約候補日時として抽出する。情報管理システムは、抽出した予約候補日時を示す第2候補データを通信装置に送信する。
通信装置では、第2候補データによって示される予約候補日時から、予約候補時間を表す表示が、スケジュール情報を用いて生成されたカレンダーデータに表された各日に対応する領域に表示される。通信装置において、カレンダーデータに表されたいずれかの日に対応する領域であって、予約候補時間を表す表示の中のいずれか一つに対応する領域の選択が検知される。
情報管理システムは、ネットワークを介して通信装置から、前記選択された領域に対応する予約候補日時を示す予約要求を受信すると、予約要求が示す予約候補日時をチケットの予約日時として登録する。
よって、本態様のように、スケジュール情報の管理を通信装置に担わせ、予約候補日時の抽出処理を情報管理システムに担わせる態様においても、上述したように、チケットの予約処理のスムース化及び効率化を図ることができる。
上記態様において、例えば、前記情報管理システムにおいて登録が完了したチケットの予約日時は、前記通信装置において前記カレンダーデータに表された前記予約日時に対応する領域に表示されてもよい。
例えば、前記チケットの予約処理をした後、前記カレンダーデータに前記チケットの予約日時を登録する作業が別途発生すると、前記チケットの予約処理とは別に前記カレンダーデータへの登録作業を行うことになって、処理が煩雑である。もし、前記カレンダーデータに前記チケットの予約日時を登録し忘れた場合、前記チケットを予約しても、前記チケットを用いる場所(例えば、コンサート会場、飛行場等)に行き忘れることがある。
本態様によると、前記情報管理システムにおいて登録が完了したチケットの予約日時は、前記通信装置において前記カレンダーデータに表された前記予約日時に対応する領域に表示される。これにより、前記カレンダーデータには、前記チケットの予約日時が含まれることになる。そのため、前記チケットの予約処理をした後、前記カレンダーデータに、前記チケットの予約日時を登録し忘れたために、前記チケットを用いる場所(例えば、コンサート会場、飛行場等)に行き忘れることを防止できる。
上記態様において、例えば、前記情報管理システムは、前記ネットワークを介して、前記通信装置のユーザと関連づけられた顧客情報を収集して管理し、
前記情報管理システムは、前記顧客情報に基づき前記通信装置のユーザの嗜好に合ったチケットがあると判断した場合、前記ネットワークを介して前記通信装置にその旨の通知を送信してもよい。
本態様によると、前記情報管理システムは、前記顧客情報に基づき前記通信装置のユーザの嗜好に合ったチケットがあると判断した場合、前記ネットワークを介して前記通信装置にその旨の通知を送信する。これにより、前記通信装置のユーザの嗜好に合ったチケットがあると、前記ユーザがそれを認識していない場合でも、前記顧客情報に基づき前記チケットの予約候補日時を提示させることができる。そのため、例えば、前記通信装置のユーザが前記チケットの存在を認識していない場合であっても、前記ユーザは前記チケットを予約することができる。
本開示の他の態様による制御方法は、チケットの発券機関と接続されたネットワークを介して前記チケットの予約処理を行う情報管理システムに用いられディスプレイを有する通信装置の制御方法であって、
前記情報管理システムは、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を管理し、
前記通信装置のコンピュータに対して、
前記チケットの予約処理を行う際、前記ネットワークを介して前記情報管理システムにアクセスさせて前記情報管理システムから、前記通信装置のユーザのスケジュール情報、及び前記チケットの予約可能日時を示す候補データを取得させ、
前記取得したスケジュール情報を用いて生成された表示データであって、各月又は各週の各日を表したカレンダーデータを含む表示データを前記ディスプレイに表示させ、
前記取得したチケットの予約可能日時の中から前記ユーザの予定が登録された日時を除外した予約可能日時を前記チケットの予約候補日時として抽出させ、
前記抽出された予約候補日時から、予約候補時間を表す表示を前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域に表示させ、
前記カレンダーデータに表されたいずれかの日に対応する領域であって前記予約候補時間を表す表示の中のいずれか一つに対応する領域の選択が検知されると、前記選択された予約候補日時を前記チケットの予約日時とする予約用画面を前記ディスプレイに表示させるものである。
本態様によると、チケットの予約処理を行う際、通信装置は、通信装置のユーザのスケジュール情報、及びチケットの予約可能日時を示す候補データを、情報管理システムから取得する。通信装置は、取得したスケジュール情報を用いて生成されカレンダーデータを含む表示データをディスプレイに表示する。通信装置は、チケットの予約可能日時を示す候補データを用いて、ユーザの予定が登録された日時が除外された予約可能日時をチケットの予約候補日時として抽出する。
通信装置は、抽出された予約候補日時から、予約候補時間を表す表示をカレンダーデータに表された各日に対応する領域に表示する。通信装置は、カレンダーデータに表されたいずれかの日に対応する領域であって、予約候補時間を表す表示の中のいずれか一つに対応する領域の選択が検知されると、前記選択された領域に対応する予約候補日時をチケットの予約日時とする予約用画面をディスプレイに表示する。
よって、本態様のように、スケジュール情報の管理を情報管理システムに担わせ、予約候補日時の抽出処理を通信装置に担わせる態様においても、上述したように、チケットの予約処理のスムース化及び効率化を図ることができる。
上記他の態様において、例えば、前記予約用画面を用いた予約結果に基づいて、前記ネットワークを介して前記選択された予約候補日時を示す予約要求を前記情報管理システムに送信させ、
前記選択された予約候補日時を前記チケットの予約日時として前記情報管理システムに登録させてもよい。
上記他の態様において、例えば、前記情報管理システムにおいて登録が完了したチケットの予約日時を、前記カレンダーデータに表された前記予約日時に対応する領域に表示させてもよい。
例えば、前記チケットの予約処理をした後、前記カレンダーデータに前記チケットの予約日時を登録する作業が別途発生すると、前記チケットの予約処理とは別に前記カレンダーデータへの登録作業を行うことになって、処理が煩雑である。もし、前記カレンダーデータに前記チケットの予約日時を登録し忘れた場合、前記チケットを予約しても、前記チケットを用いる場所(例えば、コンサート会場、飛行場等)に行き忘れることがある。
本態様によると、前記情報管理システムにおいて登録が完了したチケットの予約日時を前記カレンダーデータに表された前記予約日時に対応する領域に表示させる。これにより、前記カレンダーデータには、前記チケットの予約日時が含まれることになる。そのため、前記チケットの予約処理をした後、前記カレンダーデータに、前記チケットの予約日時を登録し忘れたために、前記チケットを用いる場所(例えば、コンサート会場、飛行場等)に行き忘れることを防止できる。
上記他の態様において、例えば、前記登録が完了した旨を前記カレンダーデータの表示に関連づけて前記ディスプレイに表示させてもよい。
上記他の態様において、例えば、前記情報管理システムは、前記ネットワークを介して、前記通信装置のユーザと関連づけられた顧客情報を収集して管理し、
前記情報管理システムにおいて前記顧客情報に基づき前記通信装置のユーザの嗜好に合ったチケットがあると判断された場合、前記ネットワークを介して前記情報管理システムからその旨の通知を受信させてもよい。
本態様によると、前記顧客情報に基づき前記通信装置のユーザの嗜好に合ったチケットがあると判断された場合、前記ネットワークを介して前記情報管理システムからその旨の通知を受信させる。これにより、前記通信装置のユーザの嗜好に合ったチケットがあると、前記ユーザがそれを認識していない場合でも、前記顧客情報に基づき前記チケットの予約候補日時を提示させることができる。そのため、例えば、前記通信装置のユーザが前記チケットの存在を認識していない場合であっても、前記ユーザは前記チケットを予約することができる。
上記他の態様において、例えば、前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域には、前記通信装置において前記ユーザの予定が登録可能であるとしてもよい。
本開示の他の態様による情報提供方法は、チケットの発券機関と接続されたネットワークを介して前記チケットの予約処理を行う情報管理システムにおける情報提供方法であって、
前記ネットワークを介して認証されたユーザの通信装置から、前記チケットの予約処理に関する問い合わせ信号を受信し、
前記問い合わせ信号に基づき、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を管理する第1データベースを用いて、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を取得し、
前記問い合わせ信号に基づき、前記チケットの予約可能日時を管理する第2データベースを用いて、前記チケットの予約可能日時を示す第1候補データを取得し、
前記取得したスケジュール情報及び前記取得した第1候補データを用いて、前記取得したチケットの予約可能日時の中から前記ユーザの予定が登録された日時を除外した予約可能日時を前記チケットの予約候補日時として抽出させ、
前記抽出された予約候補日時を示す第2候補データを、前記ネットワークを介して前記通信装置に送信させ、前記第2候補データによって示される予約候補日時から、予約候補時間を表す表示が、前記通信装置において生成されたカレンダーデータに表された各日に対応する領域に表示され、
前記通信装置において前記カレンダーデータに表されたいずれかの日に対応する領域であって前記予約候補時間を表す表示の中のいずれか一つに対応する領域の選択が検知され、前記ネットワークを介して前記通信装置から、前記選択された領域に対応する予約候補日時を示す予約要求を受信すると、前記予約要求が示す予約候補日を前記チケットの予約日時として前記情報管理システムに登録するものである。
本態様によると、情報管理システムは、通信装置からの問い合わせ信号に基づき、ユーザのスケジュール情報を第1データベースから取得する。情報管理システムは、通信装置からの問い合わせ信号に基づき、チケットの予約可能日時を示す第1候補データを取得する。情報管理システムは、スケジュール情報及び第1候補データを用いて、チケットの予約可能日時から、ユーザの予定が登録された日時が除外された予約可能日時をチケットの予約候補日時として抽出する。情報管理システムは、抽出した予約候補日時を示す第2候補データを通信装置に送信する。
通信装置では、第2候補データによって示される予約候補日時から、予約候補時間を表す表示が、通信装置において生成されたカレンダーデータに表された各日に対応する領域に表示される。通信装置において、カレンダーデータに表されたいずれかの日に対応する領域であって、予約候補時間を表す表示の中のいずれか一つに対応する領域の選択が検知される。
情報管理システムは、ネットワークを介して通信装置から、前記選択された領域に対応する予約候補日時を示す予約要求を受信すると、予約要求が示す予約候補日時をチケットの予約日時として登録する。
よって、本態様のように、スケジュール情報の管理と、予約候補日時の抽出処理とを情報管理システムに担わせる態様においても、上述したように、チケットの予約処理のスムース化及び効率化を図ることができる。
上記他の態様において、例えば、前記情報管理システムにおいて登録が完了したチケットの予約日時は、前記通信装置において前記カレンダーデータに表された前記予約日時に対応する領域に表示されてもよい。
例えば、前記チケットの予約処理をした後、前記カレンダーデータに前記チケットの予約日時を登録する作業が別途発生すると、前記チケットの予約処理とは別に前記カレンダーデータへの登録作業を行うことになって、処理が煩雑である。もし、前記カレンダーデータに前記チケットの予約日時を登録し忘れた場合、前記チケットを予約しても、前記チケットを用いる場所(例えば、コンサート会場、飛行場等)に行き忘れることがある。
本態様によると、前記情報管理システムにおいて登録が完了したチケットの予約日時は、前記通信装置において前記カレンダーデータに表された前記予約日時に対応する領域に表示される。これにより、前記カレンダーデータには、前記チケットの予約日時が含まれることになる。そのため、前記チケットの予約処理をした後、前記カレンダーデータに、前記チケットの予約日時を登録し忘れたために、前記チケットを用いる場所(例えば、コンサート会場、飛行場等)に行き忘れることを防止できる。
上記他の態様において、例えば、前記情報管理システムは、前記ネットワークを介して、前記通信装置のユーザと関連づけられた顧客情報を収集して管理し、
前記情報管理システムは、前記顧客情報に基づき前記通信装置のユーザの嗜好に合ったチケットがあると判断した場合、前記ネットワークを介して前記通信装置にその旨の通知を送信してもよい。
本態様によると、前記顧客情報に基づき前記通信装置のユーザの嗜好に合ったチケットがあると判断した場合、前記情報管理システムは、前記ネットワークを介して前記通信装置にその旨の通知を送信する。これにより、前記通信装置のユーザの嗜好に合ったチケットがあると、前記ユーザがそれを認識していない場合でも、前記顧客情報に基づき前記チケットの予約候補日時を提示させることができる。そのため、例えば、前記通信装置のユーザが前記チケットの存在を認識していない場合であっても、前記ユーザは前記チケットを予約することができる。
(実施の形態)
以下、本開示の予約システムについて説明する。本開示の予約システムは、例えば航空券、コンサートなどのチケットの予約を管理するシステムである。
図1は、本開示による予約システムの全体構成の第1例を示す図である。第1例の予約システムは、予約サーバ100、及び予約端末200を備える。予約サーバ100、及び予約端末200は、ネットワークを介して相互に通信可能に接続されている。ネットワークとしては、例えば、インターネットや携帯電話通信網といった公衆通信網が採用でき、TCP/IPの通信プロトコルを用いて種々のデータが送受信される。
予約サーバ100は、例えば、1以上のコンピュータで構成されるクラウドサーバである。そして、予約サーバ100は、予約端末200を通じてユーザにより入力された予約に関する情報を受信し、その情報を管理する。ここで、予約サーバ100は、例えば、本開示におけるサービスをユーザに提供するサービスプロバイダが管理するサービスプロバイダサーバであってもよい。
なお、第1例の予約システムでは、予約サーバ100が情報管理システムの一例に相当する。
予約端末200は、例えば、ボタン式の携帯電話、タブレット端末、スマートフォン等の携帯式のコンピュータ、或いは、据え置き型のコンピュータで構成される。そして、予約端末200は、ユーザから予約指示を受け付け、予約に関する情報をネットワークを介して予約サーバ100に送信する。ここで、予約端末200は、ユーザの家屋においてホームサーバとしての役割を担うコンピュータが採用されてもよいし、この役割を担っていないコンピュータが採用されてもよい。なお、図1では、予約端末200は1台しか示していないが、複数のユーザに対応して複数台存在してもよい。
図2は、本開示の予約システムの全体構成の第2例を示す図である。第2例の予約システムは、第1例の予約システムに対して、更に顧客管理サーバ400が設けられている点を特徴とする。顧客管理サーバ400は、例えば、1以上のコンピュータで構成されるクラウドサーバである。そして、顧客管理サーバ400は、各ユーザを管理する。そして、第2例の予約システムでは、顧客の管理を顧客管理サーバ400に担わせている。ここで、顧客管理サーバ400としては、例えば、電化機器の製造メーカが電化機器を購入したユーザに対して電化機器に関する種々のサービスを提供するメーカーサーバが採用できる。なお、第2例の予約システムでは、予約サーバ100及び顧客管理サーバ400が情報管理システムの一例に相当する。
図3は、本開示の予約システムの全体構成の第3例を示す図である。第3例の予約システムは、第1例の予約システムに対して、更にカレンダーサーバ500が設けられた点を特徴とする。カレンダーサーバ500は、例えば1以上のコンピュータで構成されるクラウドサーバである。そして、カレンダーサーバ500は、1以上の各ユーザのスケジュール情報を管理する。ここで、スケジュール情報は、例えば、図35に示すカレンダー予定リスト3500が採用される。
第1例及び第2例の予約システムでは、スケジュール情報は予約サーバ100又は予約端末200が管理していたが、第3例の予約システムでは、スケジュール情報の管理をカレンダーサーバ500に担わせている。なお、第3例の予約システムでは、予約サーバ100及びカレンダーサーバ500が情報管理システムの一例に相当する。
図4は、本開示の予約システムの全体構成の第4例を示す図である。第4例の予約システムは、第1例〜第3例で登場した全てのサーバが組み込まれている点を特徴とする。つまり、第4例の予約システムは、サーバとして、予約サーバ100に加えて、顧客管理サーバ400及びカレンダーサーバ500が存在している。
第4例の予約システムでは、スケジュール情報の管理はカレンダーサーバ500が担い、顧客の管理は顧客管理サーバ400が担っている。なお、第4例の予約システムでは、予約サーバ100、顧客管理サーバ400、及びカレンダーサーバ500が情報管理システムの一例に相当する。
図5は、第1例の予約システムの構成パターンP1−1を示すブロック図である。図5の予約システムにおいて、予約サーバ100は、予約データ管理部101、予約データ記憶部102、蓄積部103、顧客管理部104、及び通信部105を備える。
予約データ管理部101は、予約端末200を通じてユーザにより入力された予約に関する情報を予約データ記憶部102に記憶させ、予約に関する情報を管理する。予約データ管理部101は、チケット発券機関が発券するチケット一覧3300(図33)を管理する。チケット発券機関は、例えば航空会社、コンサートまたはスポーツなどのイベントの主催者などである。
予約データ記憶部102は、例えば、書き換え可能な不揮発性の記憶装置で構成され、予約に関する情報を記憶する。
蓄積部103は、例えば、書き換え可能な不揮発性の記憶装置で構成され、予約サーバ100が種々の処理を行う際に使用する種々のデータを蓄積する。図5の例では、顧客管理部104が予約サーバ100にあるため、蓄積部103は、顧客管理部104が管理する顧客情報を蓄積する。ここで、顧客情報としては、例えば、図32に示す顧客情報3200が採用できる。
顧客管理部104は、予約端末100から送信される顧客履歴3100(図31)に基づき、顧客情報3200を生成し、生成した顧客情報3200を蓄積部103に蓄積し、顧客情報3200を管理する。
通信部105は、予約サーバ100をネットワークに接続し、予約サーバ100を予約端末200等と通信させる。
図5において、予約端末200は、予約画面生成部201、予約候補日選定部202、蓄積部203、画面制御部204、カレンダー画面生成部205、カレンダーデータ管理部206、カレンダーデータ記憶部207、通信部208、及び表示部209を備える。
予約画面生成部201は、コンピュータを予約端末200として機能させる予約アプリケーション(以下、予約アプリと記述する。)において用いられる種々の画面の画像データを生成し、表示部209に表示させる。
予約候補日選定部202は、チケットの予約が可能な日時である予約可能日時の中から、ユーザの予定が登録された日時を除外した予約可能日時をチケットの予約候補日時として抽出する。
或いは、予約候補日選定部202は、チケットの予約が可能な日である予約可能日の中から、ユーザの予定が登録された日を除外した予約可能日を予約候補日として抽出する。以下、予約候補日選定部202が行う予約候補日時又は予約候補日の抽出処理を総称して、予約候補日の抽出処理と記述する。
蓄積部203は、予約端末200が種々の処理を行う際に使用する種々のデータを蓄積する。
画面制御部204は、表示部209に表示された種々の画面に対してユーザが行う種々の操作を検知する。本開示では、表示部209が備えるタッチパネルをユーザからの操作を受け付ける操作装置として採用する。よって、画面制御部204は、タッチパネルを通じてユーザにより入力されたタップ、スワイプ、フリックといった操作を検知する。また、画面制御部204は、表示部209に表示されたGUI部品をタップする操作を検知すると、そのGUI部品がユーザにより選択されたと判定する。なお、操作装置として、キーボードやマウスが採用される場合、画面制御部204は、キーボードに対するユーザの操作やマウスに対するユーザの操作を検知すればよい。なお、画面制御部204は、予約アプリの起動中にユーザからの操作を検知した場合、検知した内容を予約画面生成部201に通知し、予約画面生成部201にユーザの操作を検知させる。
カレンダー画面生成部205は、カレンダーアプリケーション(以下、カレンダーアプリと記述する。)で用いられる種々の画面の画像データを生成し、表示部209に表示させる。なお、カレンダーアプリは、既存のスマートフォンにインストールされているアプリケーションであり、カレンダー画面生成部205は、カレンダー画面を生成する機能を担うプログラムモジュールである。そして、本開示において、カレンダー画面は予約アプリの種々の画面内に表示され、この予約アプリの画面の画像データは予約画面生成部201が生成している。したがって、カレンダー画面生成部205が生成するカレンダー画面については特に説明しない。
カレンダーデータ管理部206は、スケジュール情報を生成し、カレンダーデータ記憶部207に記憶し、スケジュール情報を管理する。
カレンダーデータ記憶部207は、スケジュール情報を記憶する。
通信部208は、予約端末200をネットワークに接続し、予約端末200を予約サーバ100等と通信させる。
表示部209は、例えば、タッチパネルを備えた液晶ディスプレイで構成される。
なお、図5に示す予約サーバ100において、予約データ管理部101は、例えば、予約サーバ100のプロセッサが、コンピュータを予約サーバ100として機能させる予約サーバプログラムを実行することで実現される。また、予約データ記憶部102及び蓄積部103は、例えば、書き換え可能な不揮発性の記憶装置で構成される。通信部105は、モデム等の通信装置で構成される。
また、図5において、予約画面生成部201及び予約候補日選定部202は、予約端末200のプロセッサが、予約アプリを実行することで実現される。また、カレンダー画面生成部205及びカレンダーデータ管理部206は、予約端末200のプロセッサが、カレンダーアプリを実行することで実現される。
また、蓄積部203及びカレンダーデータ記憶部207は、例えば、書き換え可能な不揮発性の記憶装置で構成される。また、画面制御部204は、例えば、予約端末200のプロセッサがオペレーションシステムを実行することで実現される。通信部208はモデム等の通信装置で構成される。
図6は、第1例の予約システムの構成パターンP1−2を示すブロック図である。構成パターンP1−2では、予約候補日の抽出処理が予約サーバ100で行われ、スケジュール情報の管理が予約端末200で行われている。そのため、予約サーバ100は予約候補日選定部106を備えている。
図7は、第1例の予約システムの構成パターンP1−3を示すブロック図である。構成パターンP1−3では、予約候補日の抽出処理は予約端末200で行われ、スケジュール情報の管理は予約サーバ100で行われている。よって、予約端末200は予約候補日選定部202を備え、予約サーバ100はカレンダーデータ管理部107及びカレンダーデータ記憶部108を備えている。このパターンでは、カレンダー画面生成部205は、予約サーバ100から、例えば、スクリプト言語(例えば、HTMLやjavascript(登録商標)等)で記述されたスケジュール情報を取得して表示部209に表示するブラウザで構成される。
図8は、第1例の予約システムの構成パターンP1−4を示すブロック図である。構成パターンP1−4では、予約候補日の抽出処理及びスケジュール情報の管理が予約サーバ100で行われている。よって、予約サーバ100は、予約候補日選定部106、カレンダーデータ管理部107、及びカレンダーデータ記憶部108を備えている。
図9は、第2例の予約システムの構成パターンP2−1を示すブロック図である。構成パターンP2−1では、構成パターンP1−1〜P1−4に対して、顧客管理サーバ400が追加されている。顧客管理サーバ400は、蓄積部401、顧客管理部402、及び通信部403を備える。
蓄積部401は、例えば、ユーザに関する情報である顧客情報3200(図32)を蓄積する。
顧客管理部402は、顧客情報3200を蓄積部401に蓄積し、顧客情報3200を管理する。
通信部403は、顧客管理サーバ400をネットワークに接続させる。
図9において、顧客管理部402は、例えば、顧客管理サーバ400のプロセッサがコンピュータを顧客管理サーバ400として機能させる顧客管理サーバプログラムを実行することで実現される。なお、図9では、予約候補日の抽出処理及びスケジュール情報の管理は、予約端末200が行っている。但し、これは一例であり、第2例の予約システムを採用した場合であっても、予約候補日の抽出処理は予約サーバ100及び予約端末200のいずれが行ってもよいし、スケジュール情報の管理は予約サーバ100及び予約端末200のいずれが行ってもよい。
図10は、第3例の予約システムの構成パターンP3−1を示すブロック図である。構成パターンP3−1では、構成パターンP1−1〜P1−4に対してカレンダーサーバ500が追加されている。
カレンダーサーバ500は、蓄積部501、カレンダーデータ管理部502、カレンダーデータ記憶部503、及び通信部504を備える。
蓄積部501は、カレンダーサーバ500が種々の処理を行う際に用いる種々のデータを蓄積する。
カレンダーデータ管理部502は、1以上の各ユーザのスケジュール情報をカレンダーデータ記憶部503に蓄積し、スケジュール情報を管理する。
カレンダーデータ記憶部503は、スケジュール情報を記憶する。
通信部504は、カレンダーサーバ500をネットワークに接続させる。
カレンダーデータ管理部502は、例えば、カレンダーサーバ500のプロセッサが、コンピュータをカレンダーサーバ500として機能させるカレンダーサーバプログラムを実行することで実現される。蓄積部501及びカレンダーデータ記憶部503は、例えば、書き換え可能な不揮発性の記憶装置で構成される。通信部504は、モデム等の通信装置で構成される。構成パターンP3−1では、予約候補日の抽出処理は、予約端末200が行い、スケジュール情報の管理はカレンダーサーバ500が管理している。そのため、予約サーバ100及び予約端末200からカレンダーデータ管理部及びカレンダーデータ記憶部が省かれている。よって、カレンダー画面生成部205は、スケジュール情報を用いてカレンダーデータの画像データを生成し、表示部209に表示するブラウザで構成される。
図11は、第3例の予約システムの構成パターンP3−2を示すブロック図である。構成パターンP3−2では、構成パターンP3−1に対して、予約候補日の抽出処理を予約サーバ100が行う点を特徴とする。よって、予約サーバ100は、予約候補日選定部106を備えている。
図12は、第4例の予約システムの構成パターンP4−1を示すブロック図である。構成パターンP4−1では、構成パターンP1−1〜P1−4に対して、カレンダーサーバ500及び顧客管理サーバ400が追加されている。つまり、構成パターンP4−1では、スケジュール情報の管理は、カレンダーサーバ500が行い、顧客情報の管理は顧客管理サーバ400が行っている。また、構成パターンP4−1では、予約候補日の抽出処理は予約端末200が行っている。そのため、予約端末200は、予約候補日選定部202を備えている。
なお、構成パターンP4−1では、予約候補日の抽出処理は予約サーバ100が行ってもよい。
図13は、基本画面1300の一例を示す図である。この基本画面1300は、通常のスマートフォンやタブレット端末が表示する基本画面である。基本画面1300には、1以上のアプリケーションを実行するための1以上のアイコンがマトリックス状に表示されている。そして、1以上のアイコンの中に、予約アプリを実行するための予約アプリアイコン1301が含まれている。図13の例では、予約アプリアイコン1301は左上に配置されている。
図14〜図16は、トップ画面1400の一例を示す図である。このトップ画面1400は予約アプリのトップ画面であり、基本画面1300において、予約アプリアイコン1301がタップされた場合に表示部209に表示される画面である。
トップ画面1400の上部には、「チケット予約トップ」との見出しが表示され、この画面が予約アプリのトップ画面であることが明示されている。この見出しの下側には「チケット一覧」との文字が表示され、下側に予約が可能なチケットが一覧表示されていることが明示されている。
この文字の下側には、予約が可能なチケットを示すチケット表示欄1401が縦一列に表示されている。チケット表示欄1401には、チケットの種別と、チケットの内容と、予約ボタン1402とが表示されている。図14の例では、チケットの種別として、「航空券」、「コンサート」、「スポーツ」が表示されている。最上段のチケット表示欄1401には、チケットの種別として「航空券」が表示され、チケットの内容として「成田→シンガポール」が表示されている。
トップ画面1400の下部には、ページ送りボタン1403が表示されている。ページ送りボタン1403がタップされると、画面制御部204は、そのタップを検知する。すると、予約画面生成部201は、1ページ目で表示できなかったチケット表示欄1401を一覧表示する2ページ目のトップ画面1400を表示する。
図15は、2ページ目のトップ画面1400の一例を示す。図15の例では、チケットの種別として、「映画」、「アート」、「レジャー」、「演劇」が表示されている。図15に示される2ページ目のトップ画面1400の下部に表示されるページ送りボタン1403がタップされると、予約画面生成部201は、3ページ目のトップ画面1400を表示する。
図16は、3ページ目のトップ画面1400の一例を示す。図16の例では、チケットの種別として、「旅行」、「コンサート」、「レジャー」が表示されている。
図15、図16に示されるトップ画面1400の上部には、ページ戻りボタン1404が表示されている。図16に示されるトップ画面1400が表示された状態で、ページ戻りボタン1404がタップされると、予約画面生成部201は、図15に示される2ページ目のトップ画面1400を表示する。同様に、図15に示されるトップ画面1400が表示された状態で、ページ戻りボタン1404がタップされると、予約画面生成部201は、図14に示される1ページ目のトップ画面1400を表示する。
図17は、予約誘導通知画面1700の一例を示す図である。予約誘導通知画面1700は、予約システムがユーザの嗜好に合致するチケットの登録を検知したときに、当該ユーザの予約端末200に送信されるプッシュ通知の通知画面である。ここでは、予約誘導通知画面1700は、基本画面1300において、上部から1/3程度の領域にオーバレイ表示される。
図17の予約誘導通知画面1700には、「予約アプリからのお知らせ、○○様におすすめの「航空券」があります。今ならキャンペーン価格で購入いただけます。ここをタップしてチケットの予約を行ってください。」との文章が記載され、ユーザに対して、新たなチケットが登録されたことが明示されている。予約誘導通知画面1700に記載された文章内には、チケットの種別1701が含まれる。図17の例では、航空券の予約が誘導されたため、チケットの種別が「航空券」と表示されている。ユーザによる予約誘導通知画面1700のタップを画面制御部204が検知すると、予約画面生成部201はチケット確認画面1800を表示部209に表示させる。
図18は、チケット確認画面1800の一例を示す図である。チケット確認画面1800は、ユーザにチケットの予約内容を確認させる画面である。
チケット確認画面1800の上部には「チケット確認」との見出しが付けられ、この画面がチケットの予約内容をユーザに確認させる画面であることが明示されている。
また、チケット確認画面1800の見出しの表示欄の下には、「下記チケットを予約します。「予約する」をタップしてチケットの予約を行って下さい。」との文章が表示され、チケットの予約がユーザに促されている。
この文章の下側には、チケットの種別表示欄1802、チケットの内容表示欄1803、所要時間表示欄1804、費用表示欄1805が例えば縦一例で表示されている。
チケットの種別表示欄1802は、チケットの種別を表示する。ここでは、チケットが航空券であるため、チケットの種別表示欄1802には「種別:航空券」と表示されている。
チケットの内容表示欄1803は、チケットの内容が表示されている。ここでは、航空券の出発地と到着地として、チケットの内容表示欄1803には、「内容:成田→シンガポール」と表示されている。
所要時間表示欄1804は、出発地から到着地まで移動するのに要する所要時間を表示する。ここでは、成田からシンガポールまでの所要時間は約6時間であるため、所要時間表示欄1804には、「所要時間:約6時間」と表示されている。
費用表示欄1805は、チケット購入のためにユーザが支払う費用を表示する。ここでは、航空券の費用は約5千円であるため、費用表示欄1805には、「費用:約5千円」と表示されている。なお、所要時間及び費用は、後述するチケット一覧3300(図33)に予め登録されている。
費用表示欄1805の下側には、「予約する」と記載された予約ボタン1806が表示されている。予約ボタン1806は表示部209の表示画面を予約日選択画面1900(図19)に切り替えるためのボタンである。
なお、チケット確認画面1800の上部の左側に表示された「トップ」と記載されたトップボタン1801は表示部209の表示画面をトップ画面1400(図14)に切り替えるためのボタンである。また、チケット確認画面1800において、チケットの座席指定を可能に構成してもよい。
図19は、予約日選択画面1900の第1例を示す図である。予約日選択画面1900は、ユーザにチケットの予約日を選択させる画面である。予約日選択画面1900の上部には、「航空券 成田→シンガポールの予約日選択」との見出しが付けられ、この画面が予約日を選択する画面であることが明示されている。図19の例では、航空券に対する予約日選択画面1900が示されているため、この見出しには、チケット名1901として「航空券 成田→シンガポール」と記載されている。つまり、この見出しのチケット名1901の欄には、予約対象となるチケットの種別及びチケットの内容が記載される。
予約日選択画面1900には、スケジュール情報を用いて生成されたユーザの予定をカレンダー形式で示すカレンダーデータ表示欄1904が設けられている。ここで、カレンダーデータ表示欄1904は、各日を1ヶ月又は1週間単位で表すカレンダーを表示する欄である。図19の例では、各日が1ヶ月単位で表されたカレンダーが採用されている。
カレンダーデータ表示欄1904は、横方向に配置された日曜日から土曜日までの7つの曜日と、縦方向に配置された5つの週とでマトリックス状に区切られた35個の矩形状のマス1905で構成されている。ここで、1つのマス1905は、日を示す領域である。各マス1905には、日を示す数字が表示されている。なお、図19の例では、表示対象となる月に属していない前月又は翌月に属する日に対応するマス1905には日を示す数字が表示されていない。但し、これは、一例であり、前月又は翌月に属する日に対応するマス1905に日が表示されてもよい。カレンダーデータ表示欄1904の上側には、表示対象となる年月が表示されている。図19の例では、カレンダーデータ表示欄1904には、2013年の11月のカレンダーデータが表示されているため、カレンダーデータ表示欄1904の上側には「November 2013」と表示されている。
カレンダーデータ表示欄1904には、ユーザがカレンダーアプリを通じて入力したユーザのスケジュールを示すスケジュールアイコン1907が表示されている。図19の例では、8日に「パーティ」、10日に「バーベキュー」、13日に「休み」、18日から23日まで「旅行」といったスケジュールアイコン1907が表示されている。また、図19の例では、本日に対応するマス1905には「today」と表示され、ユーザに対して本日が明示されている。
更に、カレンダーデータ表示欄1904には、チケットの予約候補日に対応するマス1905には、その日が予約候補日であることを明示するための候補マーク1906が表示されている。図19の例では、候補マーク1906として、星状の図形が採用されているが、予約候補日が分かる図形であれば、円、四角等のどのような図形が採用されてもよい。
このように、予約日選択画面1900には、ユーザのスケジュールとチケットの予約候補日とを共に表示するカレンダーデータ表示欄1904が設けられている。そのため、ユーザは、予約日選択画面1900のみを通じてチケットの予約日を選択できる。
例えば、予約日選択画面1900にカレンダーデータ表示欄1904が設けられていない場合を想定する。この場合、ユーザは、別途、カレンダーアプリを起動させ、カレンダーアプリによるカレンダーデータの表示と予約日選択画面1900の表示とを照合しながら、チケットの予約日を選択する必要がある。特に、予約端末200がタブレット端末やスマートフォンであれば、表示部209が小さいため、カレンダーデータと予約日選択画面1900とを同時に表示させることが困難であり、ユーザは両表示を切り替える操作を入力しながら両画面を照合する必要がある。
そこで、本開示では、カレンダーデータ表示欄1904を予約日選択画面1900に設けることで、チケットの予約日の予約作業の効率化を図っている。
更に、カレンダーデータ表示欄1904に表示される予約候補日は、チケットの予約が可能な予約可能日のうちユーザの予定が入っている日が除外された予約可能日である。そのため、カレンダーデータ表示欄1904には、ユーザが選択する可能性が高い予約候補日のみが表示されることになる。その結果、予約候補日の表示数が絞り込まれ、ユーザは、チケットの予約日の予約作業をスムーズに行うことができる。
カレンダーデータ表示欄1904の下側には、「カレンダーの空き予定の中から、チケットの予約が可能な日を表示しています。」との文章が表示され、候補マーク1906が付された日が予約候補日であることがユーザに明示されている。また、この文章に続いて、「予約したい日をタップして、予約を確定させてください。」との文章が表示され、予約候補日の中から予約日を選択することがユーザに促されている。更に、この文章に続いて「費用は約5千円〜1万円です。」との文章が表示され、チケットに対する費用が明示されている。これにより、ユーザに対して、チケットを予約すべきか否かの判断材料が提供されている。
予約日選択画面1900において、チケット名1901の表示欄の左側には、「戻る」と記載された戻るボタン1902が表示されている。この戻るボタン1902は、表示部209の表示画面を予約日選択画面1900からチケット確認画面1800に戻すためのボタンである。また、予約日選択画面1900において、チケット名1901の表示欄の右側には、「詳細」と記載された詳細ボタン1903が表示されている。詳細ボタン1903は、表示部209の表示画面をチケット詳細確認画面2900(図29)に切り替えるためのボタンである。
なお、図19では、カレンダーデータ表示欄1904にはカレンダーデータが1ヶ月単位で表示されているが、週単位で表示されてもよい。この場合、カレンダーデータ表示欄1904は、例えば、横方向に配置された日曜日から土曜日までの7つの曜日と、縦方向に配置された1つの週とでマトリックス状に区切られた7個のマス1905で構成される。
この場合、カレンダーデータ表示欄1904には、表示対象となる当週が翌月又は前月に跨る週であっても、月にとらわれずに週単位で日が表示される。例えば、図19において、1行目の週は、10月と11月とに跨る週であるが、この週のみがカレンダーデータ表示欄1904に表示される場合、空欄である10月に属する日にも日を示す数字と、スケジュールアイコン1907と、候補マーク1906とが表示される。
図20は、予約日選択画面1900の第2例を示す図である。第2例の予約日選択画面1900は、次月候補表示ボタン2001が追加されている点、及び予約候補日に対応するマス1905に費用が表示されている点を特徴とする。
次月候補表示ボタン2001は、カレンダーデータ表示欄1904に次月のカレンダーデータを表示させるためのボタンである。この次月候補表示ボタン2001は、予約候補日が表示対象の月である当月と、その当月の翌月に跨って抽出された場合に表示される。次月候補表示ボタン2001のタップを画面制御部204が検知すると、予約画面生成部201は、翌月のカレンダーデータを表示する予約日選択画面1900を表示部209に表示する。
図21は、図20に示す予約日選択画面1900に対する翌月の予約日選択画面1900の一例を示す図である。
図21の例では、当月が2013年11月であったため、その翌月である2013年12月のカレンダーデータがカレンダーデータ表示欄1904に表示されている。この翌月の予約日選択画面1900も当月の予約日選択画面と同様、カレンダーデータ表示欄1904には、ユーザのスケジュールと、予約候補日とが合わせて表示されている。
そのため、本日が当月の月末である場合であっても、ユーザは、図21に示す翌月のカレンダーデータが表示された予約日選択画面1900を表示させることで、翌月の予約候補日を取りこぼすことなく、予約日を選択できる。
また、翌月の予約日選択画面1900には、戻るボタン1902の下側に前月候補表示ボタン2101が表示されている。この前月候補表示ボタン2101は、図20に示す当月の予約日選択画面1900に表示部209の画面表示を切り替えるためのボタンである。
よって、前月候補表示ボタン2101のタップを画面制御部204が検知すると、予約画面生成部201は、翌月の予約日選択画面1900から当月の予約日選択画面1900に画面表示を切り替える。
また、図20、図21に示すように、第2例の予約日選択画面1900では、予約候補日に対応するマス1905にチケットに対する費用が表示されている。ここで、チケットに対する費用は、平日と週末とで異なる場合がある。この場合、予約候補日毎にチケットに対する費用をユーザに明示した方がユーザは、予約候補日を選択しやすくなる。そこで、図20の例では、予約候補日に対応するマス1905にチケットに対する費用を表示している。これにより、ユーザは、費用がより安い予約候補日を選択できる。
図20の例では、24日の日曜日は1万円であり、16日及び30日の土曜日は5千円〜1万円であり、25日の月曜日及び26日の火曜日は5千円であり、日曜日及び土曜日の方が平日に比べて費用が高く設定されている。そのため、平日を選択した方が費用が安く済むという情報がユーザに明示されている。
なお、図20では、曜日に応じて費用が異なる例を示したが、繁忙期であるか否かに応じて費用は変動する場合もある。この場合、繁忙期に該当する予約候補日は、それ以外の予約候補日に比べて高い費用が表示される。日本では、慣習上、12月は繁忙期とされている。そのため、図21に示す12月の予約日選択画面1900で表示されている費用は、図20に示す11月の予約日選択画面1900で表示されている費用よりも相対的に高く設定されている。
また、図20、図21の例では、費用は同日では一定である場合を示したが、同日であっても時間帯に応じて費用は変動する場合もある。例えば、日中の発着便、残席が少ない便の時間帯は他の時間帯に比べて費用が高く設定される場合がある。この場合、時間帯に応じた費用を予約候補日のマス1905に表示すればよい。
なお、図20、図21において、週単位でカレンダーデータを表示する態様を採用した場合、予約日選択画面1900には、例えば、次月候補表示ボタン2001に代えて、次週候補表示ボタンが表示される。この場合、次週候補表示ボタンがタップされると、予約画面生成部201は、次週のカレンダーデータを表示すればよい。この次週のカレンダーデータにも、ユーザのスケジュールや予約候補日が表示されるため、ユーザは、次週の予約候補日をとりこぼすことなく、予約日を選択できる。
なお、第1、第2例の予約日選択画面において、予約画面生成部201は、スケジュールアイコン1907と候補マーク1906とを異なる色で表示してもよい。こうすることで、ユーザに自身のスケジュールと予約候補日とをより区別して認識させることができる。
図22は、予約日選択画面1900の第3例を示す図である。第3例の予約日選択画面1900は、第2例の予約日選択画面1900において、予約候補日を候補マーク1906で示すのではなく、予約候補時間2201で示す点を特徴とする。
図22において、例えば、30日のマス1905Xには、13:00−19:00の時間帯と、14:00−20:00の時間帯とが予約候補時間2201として表示されている。
ユーザは、希望する予約候補時間2201をタップすると、その予約候補時間2201が初期選択された予約時間選択画面2400(図25)が表示部209に表示される。例えば、13:00−19:00の予約候補時間2201がタップされると、図25において、13:00−19:00の時間帯表示欄2403に対応するチェックボックス2404にチェックマークCMが初期表示された予約時間選択画面2400が表示される。
一方、第1例、第2例の予約日選択画面1900において、予約候補日に対応するマス1905がタップされると、チェックマークCMが初期表示されていない予約時間選択画面2400(図24)が表示され、ユーザは、図24に示す予約時間選択画面2400から希望する予約候補時間を表示する時間帯表示欄2403をタップする必要がある。
そのため、第3例の予約日選択画面1900を採用した場合、予約時間選択画面2400において、ユーザは希望する予約候補時間をタップする必要がなくなり、ユーザの手間が減る。
また、第3例の予約日選択画面1900において、予約候補時間2201がタップされた場合、予約画面生成部201は、予約時間選択画面2400を表示することなく、予約内容確認画面2600(図26)に表示画面を遷移させてもよい。これにより、画面表示の処理ステップが減少し、処理の効率化が図れる。
また、図22において、予約候補時間2201の数が多すぎると、予約画面生成部201は、予約候補日に対応する1つのマス1905に全ての予約候補時間2201を表示することができなくなる。この場合、予約画面生成部201は、このマス1905に予約候補時間2201を表示しないようにしてもよい。具体的には、予約画面生成部201は、予約候補時間2201の個数がマス1905で表示できる所定の上限値より大きくなると、このマス1905に予約候補時間2201を表示しないようにすればよい。
或いは、予約画面生成部201は、1つのマス1905に全ての予約候補時間2201を表示できない場合、例えば、時間帯が早い順に上限値分の予約候補時間2201のみを表示させてもよい。
なお、予約候補時間2201を1つのマス1905で表示しきれなかった場合、予約画面生成部201は、このマス1905がタップされると、予約時間選択画面2400を表示させればよい。そして、この予約時間選択画面2400において、予約画面生成部201は、全ての予約候補時間に対応する時間帯表示欄2403を表示させればよい。これにより、ユーザは、予約日選択画面1900において、非表示であった予約候補時間2201を選択できる。
図23は、予約日選択画面1900の第4例を示す図である。第4例の予約日選択画面1900は、第2例、第3例の予約日選択画面1900を組み合わせた点を特徴とする。すなわち、第3例では、1つのマス1905に全ての予約候補時間2201を表示できない場合、予約画面生成部201は、予約候補時間2201を表示しなかったが、第4例では、予約候補時間2201に代えて候補マーク1906を表示する。
図23において、例えば、26日は、予約候補時間2201の個数が上限値より多かったため、予約画面生成部201は、この日に対応するマス1905に候補マーク1906を表示している。
なお、第3例、第4例の予約日選択画面において、予約画面生成部201は、スケジュールアイコン1907と予約候補時間2201とを異なる色で表示してもよい。こうすることで、ユーザに自身のスケジュールと予約候補日とをより区別して認識させることができる。
図24は、予約時間選択画面2400の一例を示す図である。予約時間選択画面2400は、ユーザにチケットの予約時間を選択させるための画面である。予約時間選択画面の上部には、「11月30日の航空券 成田→シンガポールの予約時間選択」との見出しが表示され、この画面が予約時間を選択する画面であることが明示されている。この見出しの左側に表示された戻るボタン2401は、画面表示を予約時間選択画面2400から予約日選択画面1900に戻すためのボタンである。
この見出しの右側に表示された詳細ボタン2402は、画面表示を予約時間選択画面2400から予約詳細確認画面2900(図29)に切り替えるためのボタンである。
予約時間選択画面2400において、見出しの下側には、「所要時間は約6時間、費用は約5千円〜1万円です。下記時間帯からご希望のフライトを選択してください。」との文章が表示され、予約時間の選択が促されている。
この文章の下側には、1以上の時間帯表示欄2403が縦一列に表示されている。また、各時間帯表示欄2403の左横には、チェックボックス2404が表示されている。時間帯表示欄2403には、予約日選択画面1900においてユーザがタップした予約候補日において、チケットが予約可能な、予約候補時間が表示されている。
図24の例では、予約日選択画面1900において、11月30日のマス1905がタップされたため、11月30日における予約候補時間が表示されている。この例では、13:00−19:00の発着時間帯、14:00−20:00の発着時間帯、18:00−24:00の発着時間帯を示す3つの時間帯表示欄2403が表示されている。また、時間帯表示欄2403には、時間帯が早い順に、候補1〜候補3の候補番号が表示されている。更に、時間帯表示欄2403には、予約候補時間に対応する費用が表示されている。この例では、18:00−24:00の時間帯は例えば残席が少ない便であるため、他の時間帯である候補1、2に比べて費用が高く設定されている。
ユーザは、所望する予約候補時間を表示する時間帯表示欄2403に対応するチェックボックス2404をタップすることで予約候補時間を選択する。ユーザは、例えば、1段目のチェックボックス2404をタップしたとする。すると、予約画面生成部201は、図25に示すように、タップされたチェックボックス2404にチェックマークCMを表示させる。
図25は、予約候補時間が選択された状態の予約時間選択画面2400を示す図である。これにより、ユーザは、自身が選択した予約候補時間を確認できる。
そして、予約時間選択画面2400の下部に表示された予約ボタン2405がタップされると、予約画面生成部201は、予約内容確認画面2600(図26)を表示部209に表示させる。
図26は、予約内容確認画面2600の一例を示す図である。予約内容確認画面2600は、ユーザが予約内容を確認するための画面である。
予約内容確認画面2600の上部には、「予約内容確認」との見出しが表示され、この画面が予約内容を確認するための画面であることが明示されている。この見出しの下側には、「下記内容で予約します。よろしいですか?」との文章が表示されており、下側の欄に予約内容が表示されていることが明示されている。
この文章の下側には、種別表示欄2601、内容表示欄2602、日時表示欄2603、時間表示欄2604、及び費用表示欄2605が縦一例で表示されている。種別表示欄2601は、予約対象となるチケットの種別を表示する欄である。ここでは、「種別:航空券」と表示されている。
内容表示欄2602は、チケットの内容を表示する欄である。ここでは、出発地が成田で到着地がシンガポールの航空券が予約されたため、「内容:成田→シンガポール」と表示されている。
日時表示欄2603は、ユーザが選択した予約候補日及び予約候補時間を表示する欄である。ここでは、予約日選択画面1900において11月30日の予約候補日が選択され、予約時間選択画面2400において、13:00−19:00の予約候補時間が選択されたため、「日時:11月30日 13:00−19:00」と表示されている。
時間表示欄2604は、フライトに要する所要時間を表示する欄である。ここでは、「所要時間:約6時間」と表示されている。
費用表示欄2605は、チケットに対する費用を表示する欄である。ここでは、「費用:5千円」と表示されている。
ユーザは、予約内容確認画面2600に表示された予約内容に同意する場合、予約ボタン2606をタップする。すると、予約画面生成部201は、予約完了画面2700(図27)を表示部209に表示する。
なお、予約内容確認画面2600において、チケット予約だけでなく、購入処理(決済)まで行ってもよい。この場合には、予約画面生成部201は、予約ボタン2606に代えて、購入ボタンを表示すればよい。また、購入ボタンがタップされると、予約画面生成部201は、例えばクレジットカードのカード番号などを入力するための支払い方法選択画面を表示してもよい。
図27は、予約完了画面2700の第1例を示す図である。予約完了画面2700の上部には、「航空券 成田→シンガポールの予約完了」との見出しが付けられ、この画面が予約の完了を通知する画面であることが明示されている。
予約完了画面2700には、予約日選択画面1900と同様、カレンダーデータ表示欄1904が表示されている。このカレンダーデータ表示欄1904には、ユーザが予約した予約日に対応するマス1905に予約日であることを示す予約アイコン2702が表示されている。図27の例では、予約アイコン2702には「NRT→SGP」と表示され、成田からシンガポールへの航空便であることが明示されている。また、図27の例では、ユーザが予約した予約日が30日であるため、30日に対応するマス1905に予約アイコン2702が表示されている。
更に、予約完了画面2700では、予約候補日をユーザに通知する必要はないため、予約選択画面1900では表示されていた予約候補日を示す候補マーク1906や予約候補時間2201は非表示にされている。これにより、ユーザは、予約アイコン2702を通じて、一目で予約日を確認できる。
一方、予約完了画面2700において、スケジュールアイコン1907は、予約日選択画面1900に引き続いて表示されている。そのため、ユーザは、別途カレンダーアプリを起動させることなく、予約完了画面2700を通じて自身のスケジュールを確認できる。
なお、予約完了画面2700において、予約画面生成部201は、スケジュールアイコン1907と予約アイコン2702とを異なる色で表示させてもよい。こうすることで、ユーザに自身のスケジュールと予約日とをより区別して認識させることができる。
予約完了画面2700において、カレンダーデータ表示欄1904の下側には、「航空券の予約が完了しました。11月30日の13:00成田発 19:00シンガポール着です。予定は、カレンダーに自動登録されました。費用は5千円です。」と記載された予約が完了した旨の文章が表示されている。これにより、予約の完了がユーザに明示されている。
なお、上述した、予約日選択画面1900及び予約完了画面2700に表示されたカレンダーデータ表示欄1904において、ユーザはスケジュールを登録することも可能である。この場合、例えば、ユーザはカレンダーデータ表示欄1904の所望の日に対応するマス1905をタップすると予約画面生成部201は、スケジュールの詳細を入力する画面を表示させる。そして、予約画面生成部201は、この画面を通じて入力された情報をカレンダーデータ管理部107、206に通知する。これにより、カレンダーデータ表示欄1904を通じてユーザが入力したスケジュールがカレンダーデータ記憶部108、207に登録される。
なお、予約完了画面2700の上部の左側に表示された「トップ」と記載されたトップボタン2701は表示部209の表示画面をトップ画面1400(図14)に切り替えるためのボタンである。
図28は、予約完了画面2700の第2例を示す図である。第1例との相違は、予約アイコン2702に発着時間が表示されている点にある。図28の例では、13:00−19:00の時間帯が発着時間であるため、予約アイコン2702には、「NRT→SGP」の文字に加えて、「13:00−19:00」が表示されている。これにより、ユーザは、予約アイコン2702を通じて、予約日のみならず発着時間も認識できる。
第2例の予約完了画面2700の上部の右側には、追加予約ボタン2801が表示されている。追加予約ボタン2801は、追加のチケットを予約するためのボタンである。追加予約ボタン2801には、「復路も予約する」と記載されて、「シンガポール→成田」の航空券を予約するためのボタンであることが明示されている。ユーザが追加予約ボタン2801をタップすると、予約画面生成部201は、表示部209の表示画面を「シンガポール→成田」の航空券を予約するための予約日選択画面1900に切り替える。
図29は、予約詳細確認画面2900の一例を示す図である。予約詳細確認画面2900は、予約日選択画面1900において、詳細ボタン1903がタップされる、或いは、予約時間選択画面2400において、詳細ボタン2402がタップされることで表示される画面である。
この予約詳細確認画面2900は、ユーザに予約内容の詳細を確認させるための画面である。予約詳細確認画面2900の上部には、「予約詳細」との見出しが表示され、この画面が予約内容の詳細を確認するための画面であることが明示されている。この見出しの下側には、「下記のチケットを予約します。」との文章が表示され、下側の欄に予約内容の詳細が表示されていることが明示されている。
この文章の下側には、種別表示欄2902、内容表示欄2903、時間表示欄2904、及び費用表示欄2905が表示されている。これらの欄には、予約内容確認画面2600(図26)の同一名称の欄に表示された内容と同じ内容が表示されている。
この予約詳細確認画面2900により、ユーザに対して予約を行うべきか否かの判断材料を提示できる。
図30は、本開示の画面フローを示す図である。本開示では、画面フローの起点は、2つある。一つ目の起点は、予約誘導通知画面1700であり、もう一つ目の起点はトップ画面1400である。予約誘導通知画面1700は、予約システムがユーザの嗜好に合致するチケットの登録を検知したときに表示され、トップ画面1400はユーザが基本画面1300において予約アプリアイコン1301をタップしたときに表示される。
予約誘導通知画面1700のタップを画面制御部204が検知すると、予約画面生成部201は、画面表示をチケット確認画面1800に切り替える(C3001)。チケット確認画面1800において、予約ボタン1806のタップを画面制御部204が検知すると、予約画面生成部201は、画面表示を予約日選択画面1900に切り替える(C3002)。
予約日選択画面1900において、予約候補日を示すマス1905のタップを画面制御部204が検知すると、予約画面生成部201は、画面表示を予約時間選択画面2400に切り替える(C3003)。予約時間選択画面2400において、時間帯表示欄2403のタップを画面制御部204が検知すると、予約画面生成部201は、画面表示を予約内容確認画面2600に切り替える(C3004)。
予約内容確認画面2600において、予約ボタン2606のタップを画面制御部204が検知すると、予約画面生成部201は、画面表示を予約完了画面2700に切り替える(C3005)。予約日選択画面1900において、詳細ボタン1903のタップを画面制御部204が検知すると、予約画面生成部201は、画面表示を予約詳細確認画面2900に切り替える(C3006)。この場合、予約詳細確認画面2900で戻るボタン2901のタップを画面制御部204が検知すると、予約画面生成部201は、画面表示を予約日選択画面1900に戻す(C3006)。
また、予約時間選択画面2400において、詳細ボタン2402のタップを画面制御部204が検知すると、予約画面生成部201は、画面表示を予約詳細確認画面2900に切り替える(C3007)。この場合、予約詳細確認画面2900で戻るボタン2901のタップを画面制御部204が検知すると、予約画面生成部201は、画面表示を予約時間選択画面2400に戻す(C3007)。
トップ画面1400において、チケット表示欄1401の予約ボタン1402のタップを画面制御部204が検知すると、予約画面生成部201は、画面表示をチケット確認画面1800に切り替える(C3008)。
予約完了画面2700において、トップボタン2701のタップを画面制御部204が検知すると、予約画面生成部201は、画面表示をトップ画面1400に切り替える(C3009)。
なお、第3例の予約日選択画面1900(図22)の場合には、上述のように、予約候補時間2201のタップを画面制御部204が検知すると、予約画面生成部201は、予約時間選択画面2400をスルーして予約内容確認画面2600を表示してもよい(C3010)。
図31は、顧客履歴3100のデータ構成の一例を示す図である。顧客履歴3100は、顧客の行動の履歴を示すデータである。顧客履歴3100は、予約端末200から、顧客の情報を解析する予約サーバ100又は顧客管理サーバ400に定期的に送信される。そして、顧客履歴3100は、予約サーバ100又は顧客管理サーバ400で複数蓄積されて、予約サーバ100又は顧客管理サーバ400が顧客の嗜好を解析する際に使用される。予約サーバ100又は顧客管理サーバ400は、複数の顧客の顧客履歴3100を蓄積する。
顧客履歴3100は、「ヘッダ」、「顧客属性」、及び「履歴」を備える。「ヘッダ」は、「ユーザID」及び「送信日時」を備える。「ユーザID」は、ユーザごとに固有に設定された識別子である。「送信日時」は、予約端末200が顧客履歴3100を予約サーバ100又は顧客管理サーバ400に送信した時刻である。
「顧客属性」は、「性別」、「年齢」、及び「地域」を備える。「性別」は、ユーザの性別を表す。図31の例では、「男性」の情報が含まれている。「年齢」は、ユーザの年齢を表す。図31の例では、「30歳」の情報が含まれている。「地域」は、ユーザが居住する場所を概略的に表す。図31の例では、「大阪、日本」の情報が含まれている。
「履歴」は、「最近閲覧したサイトジャンル」、「最近使ったアプリジャンル」、及び「最近見たTV番組ジャンル」などを備える。「最近閲覧したサイトジャンル」は、ユーザが最近閲覧したウェブサイトのジャンルを表す。図31の例では、「旅行」の情報が含まれている。「最近使ったアプリジャンル」は、ユーザが最近使用したアプリケーションのジャンルを表す。図31の例では、「旅行」の情報が含まれている。「最近見たTV番組ジャンル」は、ユーザが最近視聴したTV放送番組のジャンルを表す。図31の例では、「料理」の情報が含まれている。
予約サーバ100又は顧客管理サーバ400は、例えば、蓄積した顧客の複数の「履歴」のなかで、最も閲覧数が多いウェブサイトのジャンル、又は最も使用回数が多いアプリケーションのジャンルを、その顧客の嗜好ジャンルとしてもよい。予約サーバ100又は顧客管理サーバ400は、その他のいかなる方法で顧客の嗜好を解析してもよい。
また、予約サーバ100又は顧客管理サーバ400は、予約端末200以外の端末(例えばパーソナルコンピュータまたはいわゆるスマートフォン)からも、顧客履歴を収集してもよい。
図32は、顧客情報3200のデータ構成の一例を示す図である。顧客情報3200は、予約サーバ100又は顧客管理サーバ400が顧客履歴3100を解析した結果に基づき生成した顧客に関する情報を示すデータである。予約サーバ100又は顧客管理サーバ400は、予約端末200から送信された顧客履歴3100に基づき、顧客情報3200を生成して管理する。予約サーバ100又は顧客管理サーバ400で管理される顧客情報3200は、複数の顧客の情報を含む。
顧客情報3200は、「ユーザID」、「性別」、「年齢」、「地域」、「嗜好」、及び「サービス利用履歴」を備える。「ユーザID」は、ユーザごとに固有に設定された識別子である。「性別」は、対応するユーザIDのユーザの性別を表す。「年齢」は、対応するユーザIDのユーザの年齢を表す。「地域」は、対応するユーザIDのユーザが居住する場所を概略的に表す。
「嗜好」は、対応するユーザIDのユーザの嗜好を表す。「嗜好」は、関心が高い順に並べられたジャンルを含む。図32の例では、「ユーザID」が「U0001」のユーザは、「旅行」、「料理」、「映画」の順で、関心が高いことが表されている。
「サービス利用履歴」は、対応するユーザIDのユーザが利用したサービスの履歴を表す。「サービス利用履歴」は、ユーザが利用した最新のサービスから順に並べられたサービスを含む。図32の例では、「ユーザID」が「U0001」のユーザは、最も近い過去に航空券を予約し、その前にコンサートを予約したことが表されている。
図33は、予約サーバ100が管理するチケット一覧3300のデータ構成の一例を示す図である。チケット一覧3300には、チケット発券機関が発券する、ユーザが予約可能なチケットが登録されている。チケット発券機関は、例えば航空会社、コンサートまたはスポーツのイベントの主催者などである。チケット一覧3300は、例えば、予約サーバ100の蓄積部103に蓄積され、予約データ管理部101によって管理されている。
予約端末200は、予約画面生成部201がトップ画面1400を表示する際に、チケット一覧3300を予約サーバ100から取得する。
チケット一覧3300には、1つのレコードに1つのチケットの情報が登録され、「チケットID」、「種別」、「内容」、「所要時間」、及び「費用」が登録されている。「チケットID」は、チケットごとに固有に設定された識別子である。「チケットID」は、チケット発券機関がチケットを予約サーバ100に登録すると、予約データ管理部101によって付与される。
「種別」は、対応する「チケットID」のチケットの種別を表す。図33の例では、「チケットID」が「T0001」のチケットの「種別」は、「航空券」であることが表されている。「内容」は、対応する「チケットID」のチケットの内容を表す。図33の例では、「チケットID」が「T0001」のチケットの「内容」は、「成田→シンガポール」であることが表されている。
「所要時間」は、対応する「チケットID」のチケットの所要時間を表す。図33の例では、「チケットID」が「T0001」のチケットの「所要時間」は、「約6時間」であることが表されている。「費用」は、対応する「チケットID」のチケットの費用を表す。図33の例では、「チケットID」が「T0001」のチケットの「費用」は、「約5千円」であることが表されている。
なお、チケットごとに、複数の日程候補が含まれている。ユーザは、それら複数の日程候補を、予約可能日リスト3600(図36)で取得可能になっている。チケット一覧3300は、チケットの残数などの他の情報を含んでもよい。
図34は、お勧めチケット情報3400のデータ構成の一例を示す図である。お勧めチケット情報3400は、ユーザの嗜好に合致するチケットを示すデータである。ユーザの嗜好に合致するチケットがチケット発券機関によって予約サーバ100に登録されると、予約サーバ100は、お勧めチケット情報3400を生成する。予約サーバ100は、生成したお勧めチケット情報3400を、該当するユーザの予約端末200に送信する。
お勧めチケット情報3400は、チケット一覧3300と同様に、「チケットID」、「種別」、「内容」、「所要時間」、及び「費用」を備える。
図34に示されるお勧めチケット情報3400は、顧客情報3200(図32)の「嗜好」の欄に「旅行」が設定されているユーザの予約端末200に、予約サーバ100から送信される。
図35は、カレンダー予定リスト3500のデータ構成の一例を示す図である。カレンダー予定リスト3500(スケジュール情報の一例)は、予約アプリ又はカレンダーアプリを用いてユーザが入力したスケジュールが登録されたデータである。このカレンダー予定リスト3500は、予約画面生成部201が上述したカレンダーデータ表示欄1904を生成する際に用いられる。なお、このカレンダー予定リスト3500は、カレンダー画面生成部205がカレンダー画面を表示する際にも使用される。また、このカレンダー予定リスト3500は、ユーザ毎に存在する。
具体的には、カレンダー予定リスト3500には、1つの予定について1以上のレコードが割り当てられたデータであり、「日」、「時間」、及び「予定内容」が登録されている。「日」は該当する予定が実行される日を示す。「時間」は該当する予定が実行される時間を示す。「予定内容」は該当する予定の内容を示す。
例えば、1行目のレコードには、2013年11月8日の13:00−18:00に実行される「パーティ」の予定が登録されている。なお、この「パーティ」の予定は、この日で終了するため、この予定には1つのレコードが割り当てられている。
一方、4〜9行目に登録された「旅行」の予定は、1つの予定であるが、日が6日に跨っているため、6個のレコードが割り当てられている。
図36は、予約可能日リスト3600のデータ構成の一例を示す図である。予約可能日リスト3600は、チケット一覧3300(図33)の「チケットID」について、予約可能日で展開したリストである。予約可能日リスト3600は、チケット発券機関が予約サーバ100に登録したデータに基づき、予約データ管理部101が生成したデータである。図36の例では、予約可能日リスト3600は、「チケットID」が「T0001」に対応する航空券のフライト予定を表す。
具体的には、予約可能日リスト3600には、1つの予約可能日時について1つのレコードが割り当てられたデータであり、「予約ID」、「予約可能日」、「実施時間」、及び「費用」が登録されている。
「予約ID」は、チケット一覧3300の「チケットID」の予約可能日時ごとに、予約データ管理部101によって付与された識別子である。「予約可能日」は該当する予約可能日時の日を示す。「実施時間」は該当する予約可能日時の時間帯を示す。「費用」は該当する予約可能日時の費用が登録されている。
例えば、1行目のレコードには、「予約ID」が「T0001−0001」のデータとして、2013年11月8日の13:00−19:00に費用が5千円の予約可能日時が登録されている。
図37は、予約候補日リスト3700のデータ構成の一例を示す図である。予約候補日リスト3700は、予約可能日リスト3600をベースとして作成され、予約可能日リスト3600に該当するユーザの予約候補日時が登録されたデータである。この予約候補日リスト3700は、予約候補日選定部202が各ユーザのカレンダー予定リスト3500と予約可能日リスト3600とを参照することでユーザ毎に作成される。
予約候補日リスト3700は、1つの予約可能日時に対して1つのレコードが割り当てられたデータである。予約候補日リスト3700には、「予約ID」、「予約可能日」、「実施時間」、「費用」、「予約候補」、及び「除外理由」が登録されている。「予約ID」、「予約可能日」、「実施時間」、及び「費用」は、予約可能日リスト3600の同一名称のデータと同じである。
「予約候補」には、該当する予約可能日時が予約候補日時として抽出された場合は、「候補」が登録され、予約候補日時から除外された場合は、「除外」が登録される。「除外理由」は、該当する予約可能日時が予約候補日から除外された場合の理由を示す。
以下、カレンダー予定リスト3500をユーザAのものとし、ユーザAにおける予約候補日時の抽出処理について説明する。
例えば、予約候補日リスト3700の1行目(「予約ID」が「T0001−0001」)には、予約可能日時として、「2013年11月8日」の「13:00−19:00」が登録されている。一方、この時間帯において、カレンダー予定リスト3500には、「パーティ」の予定が登録されている。したがって、予約候補日選定部202は、ユーザAについて1行目の予約可能日時を予約候補日時から除外する。そのため、予約候補日リスト3700の1行目のレコードには、「予約候補」として「除外」が登録され、「除外理由」として「当該時間予定あり」が登録されている。ここで、予約候補日選定部202は、予約可能日時が示す時間帯の一部にユーザの予定が登録されていれば、その予約可能日時を予約候補日時から除外すればよい。
例えば、予約候補日リスト3700の2行目(「予約ID」が「T0001−0002」)には、予約可能日時として、「2013年11月16日」の「13:00−19:00」が登録されている。一方、この時間帯において、カレンダー予定リスト3500には、予定が何も登録されていない。したがって、予約候補日選定部202は、ユーザAについて2行目の予約可能日時を予約候補日時として抽出する。そのため、予約候補日リスト3700の2行目のレコードには、「予約候補」として「候補」が登録され、「除外理由」には何も登録されていない。
例えば、予約候補日リスト3700の4行目(「予約ID」が「T0001−0004」)のレコードには、「除外理由」として「終日予定あり」が登録されている。これは、この4行目のレコードの予約可能日時が属する日において、カレンダー予定リスト3500には、24時間、予定が登録されていたからである。
例えば、予約候補日リスト3700の14行目(「予約ID」が「T0001−0014」)のレコードには、「除外理由」として、「近い時間に予定あり」が登録されている。これは、このレコードの予約可能日時は「2013年12月1日」の「13:00−19:00」であるが、カレンダー予定リスト3500には、「13:00」の1時間前にショッピングの予定の終了時刻が登録されており、この予定の時間帯の終了時刻と、予約可能日時の開始時刻との間隔が短いからである。このように、予約候補日選定部202は、予約可能日時が示す時間帯と、ユーザの予定が示す時間帯とが重複していなくても、両時間帯の間隔が規定値よりも短ければ、この予約可能日時を予約候補日時から除外してもよい。これにより、ユーザはゆとりを持ってチケットを利用することができる。
ここでは、予約候補日選定部202は、予約可能日時が示す時間帯と、予約候補日時が示す時間帯とを比較して、予約候補日時を抽出したが、本開示はこれに限定されない。例えば、予約候補日選定部202は、予約可能日と、予約候補日とを比較して、予約候補日を抽出してもよい。
例えば、カレンダー予定リスト3500において、2013年11月16日の9:00−10:00の時間帯に予定が登録されていたとする。この場合、予約候補日リスト3700の2行目の予約可能日時は、「2013年11月16日」の「13:00−19:00」であるため、時間帯は重複していないが、日が重複しているため、予約候補日時から除外される。
図38は、予約アプリの自動起動処理の第1例を示すシーケンス図である。ここで、自動起動処理とは、ユーザが予約アプリを起動する操作を入力することなく、予約アプリを自動的に起動させる処理である。第1例では、予約サーバ100が、顧客履歴3100(図31)を蓄積し、顧客情報3200(図32)を管理する。
まず、予約端末200は、顧客履歴3100(図31)を予約サーバ100に送信する(S3801)。ここで、予約端末200は、例えば、一定の時間間隔で顧客履歴3100を送信してもよいし、新たな履歴が生じたときに顧客履歴3100を送信してもよい。
次に、予約サーバ100は、送信された顧客履歴3100を蓄積する(S3802)。この場合、顧客履歴3100は、通信部105で受信され、蓄積部103に蓄積される。
次に、予約サーバ100は、顧客履歴3100に基づき顧客の嗜好を解析し、その解析結果に基づき顧客情報3200を更新する(S3803)。
次に、あるタイミングで、チケット発券機関により新たなチケットの情報が予約サーバ100に登録される(S3804)。この登録に基づき、チケット一覧3300(図33)が予約データ管理部101によって更新される(S3805)。
次に、予約データ管理部101は、S3804で登録されたチケットに嗜好が合致する顧客が存在するか否かを顧客情報3200に基づき判定する(S3806)。S3804で登録されたチケットに嗜好が合致する顧客が存在すると判定されると、予約データ管理部101は、お勧めチケット情報3400を生成し、生成したお勧めチケット情報3400を、判定した顧客(判定した顧客が複数であれば複数の顧客)の予約端末200に通信部105を介して送信する(S3807)。この場合、予約サーバ100の通信部105は、顧客情報3200のユーザIDが登録された予約端末200に、お勧めチケット情報3400を送信する。
例えば、S3804でレストランの割引チケットが登録されると、図32の例では、顧客情報3200の「嗜好」の欄の上位3位以内に「料理」が登録されている、「ユーザID」が「U0001」、「U0002」、「U0004」の3人の予約端末200にお勧めチケット情報が送信される。
例えば、S3804でテニスコートの割引チケットが登録されると、図32の例では、顧客情報3200の「嗜好」の欄の上位3位以内に「スポーツ」が登録されている、「ユーザID」が「U0004」、「U0005」の2人の予約端末200にお勧めチケット情報が送信される。
次に、予約端末200は、予約アプリを起動させる(S3808)。この場合、予約画面生成部201は、予約誘導通知画面1700を表示部209に表示させる。なお、S3807,S3808の処理は、S3804で登録されたチケットに嗜好が合致する顧客が存在しないと判定されると、実行されない。これにより、S3804で登録されたチケットに嗜好が合致する顧客が存在すると、予約アプリが自動起動される。
図39は、予約アプリの自動起動処理の第2例を示すシーケンス図である。第2例では、顧客管理サーバ400が、顧客履歴3100(図31)を蓄積し、顧客情報3200(図32)を管理する。
まず、予約端末200は、顧客履歴3100(図31)を顧客管理サーバ400に送信する(S3901)。次に、顧客管理サーバ400は、送信された顧客履歴3100を蓄積する(S3902)。この場合、通信部403が顧客履歴3100を受信し、顧客管理部402が顧客履歴3100を蓄積部401に蓄積する。
次に、顧客管理サーバ400は、顧客履歴3100に基づき顧客の嗜好を解析し、その解析結果に基づき顧客情報3200を更新する(S3903)。
次に、あるタイミングで、チケット発券機関により新たなチケットの情報が予約サーバ100に登録される(S3904)。次いで、チケット一覧3300(図33)が予約データ管理部101によって更新される(S3905)。
次に、予約データ管理部101は、S3904で登録されたチケットに嗜好が合致する顧客の情報を顧客管理サーバ400に要求する(S3906)。この場合、予約データ管理部101は、S3804で登録されたチケットから、「レストラン」、「旅行」などのジャンルを特定し、特定したジャンルに嗜好が合致する顧客の情報を要求する。
次に、顧客管理サーバ400は、顧客情報3200から、S3906で要求されたジャンルに合致する顧客が存在すれば、その顧客の情報を予約サーバ100に送信する(S3907)。
次に、予約データ管理部101は、S3907で顧客の情報が送信されると、お勧めチケット情報3400を生成する(S3908)。続くS3909,S3910は、図38のS3807,S3808と同じである。なお、S3908〜S3910の処理は、S3907で顧客の情報が送信されない場合には、実行されない。これにより、S3904で登録されたチケットに嗜好が合致する顧客の情報がS3907で送信されると、予約アプリが自動起動される。
図40は、予約アプリが組込アプリの場合の予約アプリの起動処理を示すシーケンス図である。ここで、組み込みアプリとは、予約端末200のローカルメモリ(例えば、書き換え可能な不揮発性の記憶装置)に記憶されており、起動される都度、このローカルメモリからから読み出されるアプリを指す。
まず、予約端末200は、予約アプリを起動する(S4001)。この場合、予約端末200は、ユーザにより予約アプリを起動させる操作が入力されたことをトリガーとして、又はお勧めチケット情報3400が送信されたことをトリガーとして、予約アプリを起動させる。
次に、予約端末200は、ローカルメモリから予約アプリを読み込む(S4002)。この場合、予約アプリは、例えば、予約端末200のプロセッサによりローカルメモリから読み込まれる。
次に、予約端末200は、予約アプリの画面を表示部209に表示する(S4003)。ここで、ユーザの操作をトリガーに予約アプリが起動された場合、トップ画面1400が表示され、お勧めチケット情報3400の送信をトリガーに予約アプリが起動された場合、予約誘導通知画面1700が表示される。
図41は、予約アプリがHTMLアプリの場合の予約アプリの起動処理を示すシーケンス図である。ここで、HTML(Hyper Text Markup Language)アプリとは、例えば、HTMLやjavascript等のブラウザが実行可能なスクリプト言語で記述されたアプリであって、アプリが起動される都度、予約端末200が予約サーバ100からダウンロードされるアプリを指す。
まず、予約端末200は、予約アプリを起動する(S4101)。予約アプリの起動のトリガーは、S4001と同じである。次に、予約端末200は、予約アプリの取得要求を予約サーバ100に送信する(S4102)。次に、予約サーバ100は、予約アプリを予約端末200に送信する(S4103)。次に、予約端末200は、予約アプリの画面を表示する(S4104)。ここでの、表示の詳細は、S4003と同じである。
図42は、本開示の予約システムの第1例の全体処理シーケンスである処理シーケンスS1−1のシーケンス図である。ここで、処理シーケンスS1−1は、カレンダーデータ管理部206が予約端末200にあり、予約端末200が予約候補日の抽出処理を実行する点を特徴とする。また、処理シーケンスS1−1における「S1」は、予約システムの構成が図5〜図9のいずれかであることを示す。
まず、予約端末200は、予約アプリの画面を表示部209に表示する(S4201))。ここでは、予約候補日が示されていない予約日選択画面1900が表示される。
次に、予約端末200の予約画面生成部201は、カレンダー予定リスト3500の取得要求をカレンダーデータ管理部206に通知する(S4202)。次に、カレンダーデータ管理部206は、カレンダー予定リスト3500を予約画面生成部201に通知する(S4203)。
次に、予約端末200の予約画面生成部201は、通信部208を用いて、予約サーバ100に、予約可能日時の取得要求を送信する(S4204)。次に、予約サーバ100は、予約可能日時を予約端末200に送信する(S4205)。
次に、予約端末200の予約候補日選定部202は、カレンダー予定リスト3500と予約可能日時とを用いて、予約候補日の抽出処理を実行する(S4206)。次に、予約画面生成部201は、抽出結果を用いて、カレンダーデータ表示欄1904に、予約候補日時又は予約候補日を表示する(S4207)。例えば、予約候補日を表示する態様が採用された場合、予約日選択画面1900には、予約候補日に対応するマス1905に候補マーク1906が表示される。また、予約候補日時を表示する態様が採用された場合、予約日選択画面1900には、予約候補日時に対応するマス1905に予約候補時間2201が表示される。なお、予約候補日時又は予約候補日に併せて費用も表示する態様が採用された場合、予約候補日時又は予約候補日に対応するマス1905に費用が表示される。この場合、予約候補日選定部202は、S4205で予約可能日時に対応する費用を取得し、その費用を該当するマス1905に表示すればよい。
次に、予約端末200の画面制御部204は、ユーザから予約候補日時を選択する操作を受け付ける(S4208)。この場合、ユーザは、予約日選択画面1900及び予約時間選択画面2400を通じて予約候補日時を選択する操作を入力すればよい。
次に、予約画面生成部201は、通信部208を用いて、予約要求を予約サーバ100に送信する(S4209)。予約要求は、ユーザが選択した予約候補日時を含み、予約内容確認画面2600で予約ボタン2606がタップされることで送信される。
ここで、予約サーバ100の予約データ管理部101は、予約要求が示す予約候補日時を、予約日時として予約データ記憶部102が記憶する予約可能日リスト3600に登録する。この場合、予約可能日リスト3600に「予約受付」(図略)のフィールドを設け、予約データ管理部101は、予約要求が示す予約日時に対応する予約可能日時のレコードの「予約受付」のフィールドに、予約したユーザのユーザIDを登録すればよい。これにより、予約サーバ100はユーザが予約した予約日時を管理できる。
次に、予約サーバ100の予約データ管理部101は、通信部105を用いて、受け付けた予約日時を示す予約結果を予約端末200に送信する(S4210)。
次に、予約候補日選定部202は、送信された予約結果が示す予約日時の登録要求をカレンダーデータ管理部206に通知する(S4211)。これにより、カレンダーデータ管理部206は、予約結果が示す予約日時を、カレンダーデータ記憶部207が記憶するカレンダー予定リスト3500に登録する。
次に、カレンダーデータ管理部206は、予約日時が登録されたカレンダー予定リスト3500を予約画面生成部201に通知する(S4212)。
次に、予約画面生成部201は、通知されたカレンダー予定リスト3500を用いて予約完了画面2700を生成し、表示部209に表示する(S4213)。この場合、図27又は図28に示すように、予約日時に対応するマス1905に予約アイコン2702が表示された予約完了画面2700が表示部209に表示される。
図43は、本開示の予約システムの第2例の全体処理シーケンスである処理シーケンスS1−2のシーケンス図である。ここで、処理シーケンスS1−2は、カレンダーデータ管理部206が予約端末200にあり、予約サーバ100が予約候補日の抽出処理を実行する点を特徴とする。
S4301〜S4303は、図42のS4201〜S4203と同じである。S4304において、予約端末200は、予約候補日時又は予約候補日の取得要求を予約サーバ100に送信する(S4304)。この場合、取得要求には、カレンダー予定リスト3500が含まれている。これにより、予約サーバ100は、カレンダー予定リスト3500を取得できる。
次に、予約サーバ100の予約データ管理部101は、予約データ記憶部102に記憶された予約可能日リスト3600から予約可能日時を取得する(S4305)。次に、予約候補日選定部106は、カレンダー予定リスト3500と取得した予約可能日時とを用いて、予約候補日の抽出処理を実行する(S4306)。抽出処理の詳細は、図42のS4206と同じである。
次に、予約候補日選定部106は、通信部105を用いて、抽出結果を予約端末200に送信する(S4307)。S4308〜S4314は、図42のS4207〜S4213と同じである。
図44は、本開示の予約システムの第3例の全体処理シーケンスである処理シーケンスS1−3のシーケンス図である。ここで、処理シーケンスS1−3は、カレンダーデータ管理部107が予約サーバ100にあり、予約端末200が予約候補日の抽出処理を実行する点を特徴とする。
S4401は、図42のS4201と同じである。次に、予約端末200の予約画面生成部201は、カレンダー予定リスト3500の取得要求を、予約サーバ100に送信する(S4402)。次に、予約サーバ100のカレンダーデータ管理部107は、取得要求を送信した予約端末200を所有するユーザのカレンダー予定リスト3500をカレンダーデータ記憶部108から取得し、予約端末200に送信する(S4403)。
S4404〜S4413は、図42のS4204〜S4213と同じである。
図45は、本開示の予約システムの第4例の全体処理シーケンスである処理シーケンスS1−4のシーケンス図である。ここで、処理シーケンスS1−4は、カレンダーデータ管理部107が予約サーバ100にあり、予約サーバ100が予約候補日の抽出処理を実行する点を特徴とする。
S4501は、図42のS4201と同じである。次に、予約端末200の予約画面生成部201は、予約可能日時の取得要求を予約サーバ100に送信する(S4502)。
次に、予約サーバ100の予約候補日選定部106は、予約データ記憶部102に記憶された予約可能日リスト3600から予約可能日時を取得する(S4503)。次に、予約候補日選定部106は、カレンダーデータ管理部107に、取得要求を送信した予約端末200を所有するユーザのカレンダー予定リスト3500の取得要求を通知する(S4504)。
次に、カレンダーデータ管理部107は、カレンダーデータ記憶部108から該当するユーザのカレンダー予定リスト3500を取得し、予約候補日選定部106に通知する(S4505)。S4506〜S4514は、図43のS4306〜S4314と同じである。
図46は、本開示の予約システムの第5例の全体処理シーケンスである処理シーケンスS2−1のシーケンス図である。ここで、処理シーケンスS2−1は、カレンダーデータ管理部107がカレンダーサーバ500にあり、予約端末200が予約候補日の抽出処理を実行する点を特徴とする。また、処理シーケンスS2−1における「S2」は、予約システムの構成が図10〜図12のいずれかであることを示す。
S4601は、図42のS4201と同じである。次に、予約端末200の予約画面生成部201は、カレンダー予定リスト3500の取得要求を、カレンダーサーバ500に送信する(S4602)。次に、カレンダーサーバ500のカレンダーデータ管理部502は、取得要求を送信した予約端末200を所有するユーザのカレンダー予定リスト3500をカレンダーデータ記憶部108から取得し、予約端末200に送信する(S4603)。S4604〜S4613は、図44のS4404〜S4413と同じである。
図47は、本開示の予約システムの第6例の全体処理シーケンスである処理シーケンスS2−2のシーケンス図である。ここで、処理シーケンスS2−2は、カレンダーデータ管理部502がカレンダーサーバ500にあり、予約サーバ100が予約候補日の抽出処理を実行する点を特徴とする。
S4701は、図42のS4201と同じである。S4702、S4703は、図45のS4502、S4503と同じである。次に、予約候補日選定部106は、カレンダーサーバ500に、取得要求を送信した予約端末200を所有するユーザのカレンダー予定リスト3500の取得要求を通知する(S4704)。
次に、カレンダーサーバ500のカレンダーデータ管理部502は、カレンダーデータ記憶部503から該当するユーザのカレンダー予定リスト3500を取得し、予約サーバ100に通知する(S4705)。S4706〜S4714は、図45のS4506〜S4514と同じである。
図48は、カレンダーアプリが組込アプリの場合のカレンダーアプリの起動処理を示すシーケンス図である。まず、予約端末200は、カレンダーアプリを起動する(S4801)。この場合、予約端末200は、ユーザによりカレンダーアプリを起動させる操作が入力されたことをトリガーとしてカレンダーアプリを起動させる。
次に、予約端末200は、ローカルメモリから予約アプリを読み込む(S4802)。この場合、カレンダーアプリは、例えば、予約端末200のプロセッサによりローカルメモリから読み込まれる。
次に、カレンダー画面生成部205は、カレンダーデータ管理部206からカレンダー予定リスト3500を取得する(S4803)。
次に、カレンダー画面生成部205は、カレンダーアプリの画面を表示部209に表示する(S4804)。
図49は、カレンダーアプリがHTMLアプリの場合のカレンダーアプリの起動処理を示すシーケンス図である。
まず、予約端末200は、カレンダーアプリを起動する(S4901)。カレンダーアプリの起動のトリガーは、S4801と同じである。次に、予約端末200は、カレンダーアプリの取得要求をカレンダーサーバ500に送信する(S4902)。次に、カレンダーサーバ500は、カレンダーアプリを予約端末200に送信する(S4903)。次に、予約端末200のカレンダー画面生成部205は、予約端末200を所有するユーザのカレンダー予定リスト3500の取得要求をカレンダーサーバ500に送信する(S4904)。次に、カレンダーサーバ500は、該当するユーザのカレンダー予定リスト3500を予約端末200に送信する(S4905)。次に、カレンダー画面生成部205は、送信されたカレンダー予定リスト3500を用いて、カレンダーアプリの画面を表示する(S4906)。
図50は、予約アプリの自動起動処理の第1例を示すフローチャートである。図50では、予約サーバ100が顧客情報3200(図32)を管理している。図50のフローチャートは、図38に示すシーケンス図に対応している。
まず、予約サーバ100は、予約端末200から顧客履歴3100(図31)を受信する(S5001)。次に、予約サーバ100は、顧客の嗜好を集積して生成された顧客情報3200を管理する(S5002)。
次に、予約サーバ100は、外部のチケット発券機関からチケット情報の入力を受け付けて登録する(S5003)。次に、予約サーバ100は、受け付けたチケット情報を組み入れてチケット一覧3300(図33)を更新する(S5004)。次に、予約サーバ100は、管理している顧客情報3200とチケット一覧3300とを比較する(S5005)。
次に、予約サーバ100は、チケット一覧3300に、顧客に適した情報があるか否かを判断する(S5006)。顧客に適した情報がなければ(S5006でNO)、予約サーバ100の処理は終了する。
一方、S5006において、顧客に適した情報があれば(S5006でYES)、予約サーバ100は、お勧めチケット情報3400を生成し、生成したお勧めチケット情報3400を、対応する顧客の予約端末200に送信して(S5007)、予約サーバ100の処理は終了する。
一方、予約端末200は、お勧めチケット情報3400の受信を待機している(S5008〜S5009でNO)。そして、お勧めチケット情報3400を受信すると(S5009でYES)、予約画面生成部201は、予約誘導通知画面1700を表示部209に表示して(S5010)、予約端末200の処理は終了する。
図51は、予約アプリの自動起動処理の第2例を示すフローチャートである。図51では、顧客管理サーバ400が顧客情報3200(図32)を管理している。図51のフローチャートは、図39に示すシーケンス図に対応している。
S5101,S5102は、図50のS5003,S5004と同じである。S5102に続いて、予約サーバ100は、顧客管理サーバ400に、顧客情報3200(図32)の要求を送信する(S5103)。次に、予約サーバ100は、顧客管理サーバ400から、顧客情報3200を受信する(S5104)。
S5104に続くS5105〜S5107は、図50のS5005〜S5007と同じである。予約端末200のS5108〜S5110は、図50のS5008〜S5010と同じである。
図52は、予約アプリの全体処理の一例を示すフローチャートである。まず、予約画面生成部201は、予約誘導通知画面1400からの起動である場合(S5201でYES)、チケット確認画面1800の表示処理を実行する(S5203)。チケット確認画面1800において、トップボタン1801がタップされると、予約画面生成部201は、処理をS5202に進める一方、予約ボタン1806がタップされると、処理をS5204に進める。チケット確認画面1800の表示処理の詳細については、後ほど説明する。
一方、予約誘導通知画面1700からの起動でなければ(S5201でNO)、予約画面生成部201は、トップ画面1400の表示処理を実行して(S5202)、処理をS5203に進める。トップ画面1400の表示処理の詳細については、後ほど説明する。
例えば、予約誘導通知画面1700がタップされた場合に、予約画面生成部201は、S5201でYESと判定する。また、予約画面生成部201は、基本画面1300において、予約アプリアイコン1301がタップされた場合に、S5201でNOと判定する。
次に、予約画面生成部201は、予約日選択画面1900の表示処理を実行する(S5204)。予約日選択多面1900の表示処理の詳細については、後ほど説明する。
次に、予約画面生成部201は、予約時間選択画面2400を表示部209に表示する(S5205)。予約時間選択画面2400において、予約ボタン2405がタップされると、予約画面生成部201は、予約内容確認画面2600を表示部209に表示する(S5206)。次に、予約画面生成部201は、予約完了画面2700の表示処理を実行する(S5207)。予約完了画面2700において、トップボタン2701がタップされると、予約画面生成部201は、処理をS5202に進める。予約完了画面2700の表示処理の詳細については、後ほど説明する。
なお、上述のように、第3例の予約日選択画面1900(図22)の場合には、予約候補時間2201がタップされると、予約画面生成部201は、S5205をスキップして、処理をS5206に進めてもよい。
なお、予約アプリは、予約端末200のホームボタンをタップするなどの操作により任意のタイミングで終了することができる。
図53は、トップ画面1400の表示処理(図52のS5202、図54(後述)のS5407及び図59(後述)のS5909)の詳細を示すフローチャートである。
まず、予約端末200は、予約サーバ100にチケット一覧3300の要求を送信する(S5301)。次に、予約端末20は、予約サーバ100からチケット一覧3300を受信する(S5302)。
次に、予約画面生成部201は、図14に示すようにチケット一覧を表示したトップ画面1400を表示部209に表示する(S5303)。これにより、チケット一覧3300に登録されたチケットの一覧がトップ画面1400に表示される。
次に、予約画面生成部201は、トップ画面1400にその他の関連情報を表示する(S5304)。ここで、関連情報としては、例えば、予約ボタン1402、ページ送りボタン1403、見出しの文字などの画面パーツが該当する。
以上により、図14に示すトップ画面1400が完成する。
次に、予約画面生成部201は、ユーザからの選択の操作の待ち受け状態になる(S5305)。そして、予約ボタン1402がタップされると(S5306でYES)、予約画面生成部201は、チケット確認画面1800の表示処理を実行する(S5307)。
また、ページ送りボタン1403がタップ(選択)されると(S5306でNO、且つ、S5308でYES)、予約画面生成部201は、次ページのトップ画面1400を表示部209に表示し(S5309)、処理をS5305に戻す。なお、S5306、S5308のいずれにおいてもNOの場合、つまり、ユーザにより何も操作が入力されない場合、処理がS5305に戻され、ユーザからの選択の操作の待ち受け状態が維持される。
図54は、チケット確認画面1800の表示処理(図52のS5203、図53のS5307及び図58(後述)のS5807)の一例を示すフローチャートである。
まず、予約画面生成部201は、チケット一覧3300を用いて、該当するチケットの内容を取得する(S5401)。ここで、該当するチケットとしては、予約誘導通知画面1700から起動された場合は、お勧めチケット情報3400のチケットが該当し、トップ画面1400から起動された場合は、ユーザが選択したチケットが該当する。
次に、予約画面生成部201は、チケット確認画面1800を表示部209に表示する(S5402)。
次に、予約画面生成部201は、ユーザからの選択の操作の待ち受け状態になる(S5403)。
ユーザにより、予約ボタン1806がタップされ、「予約する」が選択されると(S5404でYES)、予約画面生成部201は、予約日選択画面1900の表示処理を実行する(S5405)。
また、ユーザによりトップボタン1801がタップされ、「トップ」が選択されると(S5404でNO、且つ、S5406でYES)、予約画面生成部201は、トップ画面1400の表示処理を実行する(S5407)。なお、S5404、S5406のいずれにおいてもNOの場合、つまり、ユーザにより何も操作が入力されない場合、処理がS5403に戻され、ユーザからの選択の操作の待ち受け状態が維持される。
図55、図58は、予約日選択画面1900の表示処理(図52のS5204及び図54のS5405)の第1例を示すフローチャートである。このフローチャートは、予約候補日の抽出処理を予約端末200が行う処理シーケンスS1−1、S1−3、S2−1に対応する。
まず、予約端末200の予約画面生成部201は、予約サーバ100、カレンダーサーバ500、又は予約端末200からカレンダー予定リスト3500を取得する(S5501)。処理シーケンスS1−1では、カレンダー予定リスト3500を予約端末200が管理しているため、予約画面生成部201は、カレンダーデータ記憶部207からカレンダー予定リスト3500を取得すればよい。処理シーケンスS1−3では、カレンダー予定リスト3500を予約サーバ100が管理しているため、予約画面生成部201は、予約サーバ100からカレンダー予定リスト3500を取得すればよい。処理シーケンスS2−1では、カレンダー予定リスト3500をカレンダーサーバ500が管理しているため、予約画面生成部201は、カレンダーサーバ500からカレンダー予定リスト3500を取得すればよい。
次に、予約画面生成部201は、予約サーバ100に予約可能日時と費用との取得要求を送信する(S5502)。次に、予約画面生成部201は、予約サーバ100から予約可能日時と費用とを受信する(S5503)。次に、予約候補日選定部202は、予約候補日の抽出処理を実行する(S5504)。
次に、予約画面生成部201は、カレンダーデータ表示欄1904にユーザの予定を表示する(S5505)。この場合、予約画面生成部201は、カレンダー予定リスト3500においてユーザの予定が登録されている予約可能日時に対応するマス1905にスケジュールアイコン1907を表示する。このとき、予約画面生成部201は、カレンダー予定リスト3500において「予定内容」に登録された文字をスケジュールアイコン1907上に記載すればよい。
次に、予約画面生成部201は、予約候補日の抽出処理の結果を用いて、カレンダーデータ表示欄1904に予約候補日及びチケットの費用を表示する(S5506)。この場合、予約画面生成部201は、抽出処理により得られた予約候補日リスト3700において、「予約候補」として「候補」が登録された予約可能日時に対応するマス1905に、候補マーク1906、或いは、予約候補時間2201を表示する。加えて、予約画面生成部201は、予約候補日リスト3700に登録された「費用」から算出された費用を用いて、該当するマス1905に費用を表示する。
次に、現在表示している予約日選択画面1900の月に対して次月の予約候補日があれば(S5507でYES)、予約画面生成部201は、この予約日選択画面1900に対して次月候補表示ボタン2001を表示する(S5508)。一方、現在表示している予約日選択画面1900の月に対して前月の予約候補日があれば(S5507でNO且つS5510でYES)、予約画面生成部201は、この予約日選択画面1900に前月候補表示ボタン2101を表示する(S5511)。前月に予約候補日がなければ(S5510でNO)、処理がS5509に進む。
次に、予約画面生成部201は、その他の関連情報を予約日選択画面1900に表示し(S5509)、処理を図58のS5801に進める。ここで、関連情報としては、戻るボタン1902や、詳細ボタン1903や、見出しといった画面パーツが該当する。
図58のS5801において、予約画面生成部201は、ユーザの選択の操作の入力の待ち受け状態になる(S5801)。次に、予約候補日に対応するマス1905がタップされ、ユーザにより「予約候補日」が選択されると(S5802でYES)、予約画面生成部201は、予約時間選択画面2400を表示部209に表示する(S5803)。なお、予約候補時間2201を表示する予約日選択画面1900が採用された場合において、ユーザが予約候補時間2201をタップすることで、予約候補日が選択された場合、タップされた予約候補時間2201が示す時間帯がデフォルトで選択された予約時間選択画面2400が表示される。
また、予約日選択画面1900において、詳細ボタン1903がタップされ、ユーザにより「詳細」が選択されると(S5802でNO、且つ、S5804でYES)、予約画面生成部201は、予約詳細確認画面2900を表示部209に表示する(S5805)。
また、予約日選択画面1900において、戻るボタン1902がタップされ、ユーザにより「戻る」が選択されると(S5804でNO、且つ、S5806でYES)、予約画面生成部201は、チケット確認画面1800の表示処理(図54)を実行する(S5807)。
次に、予約候補時間2201がタップされ、ユーザにより「予約候補時間」が選択されると(S5806でNO、且つ、S5808でYES)、予約画面生成部201は、予約内容確認画面2300を表示部209に表示する(S5809)。このS5809は図52のS55206と同じであり、処理が図52に戻る。なお、候補マーク1906を表示する予約日選択画面1900が採用された場合、予約候補時間2201は表示されないため、S5808は省かれる。
次に、次月候補表示ボタン2001がタップ(選択)されると(S5808でNO、且つ、S5810でYES)、処理が図55のS5505、図56(後述)のS5603、又は図57(後述)のS5704に進む。また、前月候補表示ボタン1801がタップ(選択)されると(S5810でNO、且つ、S5811でYES)、処理が図55のS5505、図56(後述)のS5603、又は図57(後述)のS5704に進む。一方、予約日選択画面1900において、ユーザにより操作が入力されなければ(S5811でNO)、処理がS5801に戻され、ユーザの選択の処理の待ち受け状態が維持される。
図56は、予約日選択画面1900の表示処理(図52のS5204及び図54のS5405)の第2例を示すフローチャートである。このフローチャートは、予約候補日の抽出処理を予約サーバ100が行う処理シーケンスS1−4、S2−2に対応する。
図56では、カレンダー予定リスト3500の取得は、予約サーバ100が行い、予約候補日の抽出処理も予約サーバ100が行う。
そこで、予約端末200は、まず、予約サーバ100に、予約候補日と費用の要求を送信する(S5601)。次に、予約端末200は、予約サーバ100から、予約候補日と費用を受信する(S5602)。続くS5603〜S5609は、図55のS5505〜S5511と同じである。
図57は、予約日選択画面1900の表示処理(図52のS5204及び図54のS5405)の第3例を示すフローチャートである。このフローチャートは、予約候補日の抽出処理を予約サーバ100が行い、且つ、カレンダー予定リスト3500を予約端末200が管理する処理シーケンスS1−2に対応する。
まず、予約画面生成部201は、蓄積部203からカレンダー予定リスト3500を取得する(S5701)。以降のS5702〜S5710は、図56のS5601〜S5609と同じである。但し、S5702では、予約端末200は、S5701で取得したカレンダー予定リスト3500を付けて送信する。
図59は、予約完了画面2700の表示処理(図52のS5207)を示すフローチャートである。まず、予約端末200は、予約サーバ100へ予約要求を送信する(S5901)。この場合、予約内容確認画面2600において、予約ボタン2606がタップされることで、予約端末200は、予約要求を送信する。ここで、予約要求には、例えば、ユーザID、予約対象となるチケットの内容、及び予約候補日時等が含まれる。
次に、予約サーバ100は予約要求を受信する(S5911)。次に、予約サーバ100は、予約処理を実行する(S5912)。ここで、予約サーバ100は、予約要求に含まれる予約候補日等の情報を、例えば、予約可能日リスト3600に登録された該当する予約可能日時と関連付けて登録すればよい。これにより、予約要求が指定する予約候補日時が、予約日時として予約サーバ100に登録される。
次に、予約サーバ100は、予約結果を予約端末200に送信する(S5913)。ここで、予約結果には、予約対象となるチケットの内容、及び予約日時等の情報が含まれる。
次に、予約端末200は、予約サーバ100から予約結果を受信する(S5902)。次に、予約端末200は、予約結果をカレンダー予定リスト3500に登録する(S5903)。
この場合、予約システムが処理シーケンスS1−1、S1−2を採用する場合、予約端末200は、予約結果を、自身が管理するカレンダー予定リスト3500に登録する。また、予約システムが処理シーケンスS1−3、S1−4を採用する場合、予約端末200は、予約結果を、予約サーバ100に送信し、予約サーバ100が管理するカレンダー予定リスト3500に登録させる。また、予約システムが処理シーケンスS2−1、S2−2を採用する場合、予約端末200は、予約結果を、カレンダーサーバ500に送信し、カレンダーサーバ500が管理するカレンダー予定リスト3500に登録させる。
次に、予約端末200は、予約完了画面2700のカレンダーデータ表示欄1904に、ユーザの予定を示すスケジュールアイコン1907を表示する(S5904)。
次に、予約端末200は、予約完了画面2700のカレンダーデータ表示欄1904に、予約日時を表示する(S5905)。
次に、予約端末200は、予約完了画面2700にその他の関連情報を表示する(S5906)。
次に、予約端末200は、予約完了画面2700に対するユーザの選択の操作の待ち受け状態になる(S5907)。
次に、トップボタン2701がタップされ、ユーザにより「トップ」が選択されると(S5908でYES)、予約端末200は、トップ画面1400の表示処理(図53)を実行する(S5909)。
一方、予約完了画面2700に対してユーザの操作が何も入力されなければ(S5908でNO)、処理がS5907に戻され、待ち受け状態が維持される。
図60は、予約サーバ100の第1例の処理を示すフローチャートである。なお、このフローチャートは、予約システムが処理シーケンスS1−1、S1−3、S2−1を採用した場合の処理を示す。
まず、予約サーバ100は、予約端末200から予約可能日時及び費用の取得要求を受信する(S6001)。次に、予約サーバ100は、予約可能日リスト3600から予約可能日時を取得する(S6002)。この場合、予約サーバ100は、例えば、予約可能日リスト3600に登録された予約可能日時のうち、当日を含む月と、翌月との予約可能日時を取得すればよい。
次に、予約サーバ100は、取得した予約可能日時のそれぞれに対する費用を算出する(S6003)。次に、予約サーバ100は、予約端末200に予約可能日時と費用とを送信する(S6004)。
図61は、予約サーバ100の第2例の処理を示すフローチャートである。なお、このフローチャートは、予約システムが処理シーケンスS1−4、S2−2を採用した場合の処理を示す。S6101〜S6103は、図60のS6001〜S6003と同じである。
このフローチャートでは、カレンダー予定リスト3500をカレンダーサーバ500が管理している。そのため、S6104において、カレンダーサーバ500からカレンダー予定リスト3500を取得する。また、このフローチャートでは、予約候補日時の抽出処理が予約サーバ100で行われる。このため、S6105において、予約サーバ100は、予約候補日時の抽出処理を行う。次に、予約サーバ100は、抽出した予約候補日時と費用を予約端末200に送信する(S6106)。
図62は、予約サーバ100の第3例の処理を示すフローチャートである。なお、このフローチャートは、予約システムが処理シーケンスS1−2を採用した場合の処理を示す。
このフローチャートでは、カレンダー予定リスト3500は、予約端末200が管理している。そのため、S6201において、予約サーバ100は、予約候補日時と費用との取得要求に加えて、カレンダー予定リスト3500を受信している。
続くS6202,S6203,S6204,S6205は、図61のS6102,S6103,S6105,S6106と同じである。
図63は、予約可能日時ごとに費用を算出する処理(図60のS6003、図61のS6103、図62のS6203)の一例を示すフローチャートである。まず、予約サーバ100は、チケット一覧3300から各チケット(ここでは航空券とする)に対する基本費用を取得する(S6301)。次に、予約サーバ100は、取得した基本費用を用いて、予約可能日時ごとに費用を算出する(S6302)。ここでは、図60のS6002、図61のS6102、又は図62のS6202で取得された各予約可能日時のそれぞれについての基本費用が算出される。
次に、予約サーバ100は、全ての予約可能日時に対する費用の算出が終了すれば(S6303でYES)、処理を終了する。一方、全ての予約可能日時に対する費用の算出が終了していなければ(S6303でNO)、予約サーバ100は、その航空券に他の予約が多いか否かを判定する(S6304)。ここで、予約サーバ100は、その航空券の予約数が規定値以上であれば、S6304でYESと判定し、規定値未満であれば、S6304でNOと判定すればよい。S6304でYESの場合、処理がS6307に進み、S6304でNOの場合、処理がS6305に進む。
次に、予約サーバ100は、費用の算出対象となる予約可能日時が属する予約可能日が休日又は週末に該当するか否かを判定する(S6305)。ここで、休日としては、例えば、日曜日や祝日が採用される。また、週末としては、例えば、土曜日が採用される。
予約サーバ100は、該当する予約可能日が休日又は週末であれば、S6305でYESと判定し、該当する予約可能日が休日または週末でなければ、S6305でNOと判定する。S6305でYESの場合、処理がS6307に進み、S6305でNOの場合、処理がS6306に進む。
S6306では、該当する航空券の出発時間が昼間か否かが判定される(S6306)。昼間であれば(S6306でYES)、処理がS6307に進められ、昼間でなければ(S6306でNO)、処理がS6303に戻る。そして、S6303にて、次の予約可能日時が費用の算出対象として決定され、以降の処理が行われる。ここで、昼間としては、例えば、10時〜15時が該当する。
S6307において、予約サーバ100は、該当する予約可能日時に対してS6302で算出した費用に所定の料金を加算し、処理をS6303に戻す。この場合、予約サーバ100は、例えば、S6304でYESの場合、S6305でYESの場合、及びS6306でYESの場合のそれぞれに応じて予め定められた加算値を、S6302で算出した費用に加算すればよい。
図64は、予約サーバ100又は予約端末200における予約候補日の抽出処理の第1例を示すフローチャートである。このフローチャートの処理主体は、予約サーバ100が実行する場合は予約候補日選定部106であり、予約端末200が実行する場合は予約候補日選定部202である。
まず、カレンダー予定リスト3500と予約可能日とが比較される(S6401)。ここで、予約可能日は、図55のS5503、図60のS6002、図61のS6102、又は図62のS6202で取得された予約可能日時が属する予約可能日のことを指す。
全ての予約可能日に対するチェックが終了すると(S6402でYES)、処理が終了され、チェックが終了していなければ(S6402でNO)、処理がS6403に進む。
S6403では、予約可能日にユーザの予定があるか否かが判定される。ユーザの予定があれば(S6403でYES)、当該予約可能日が予約候補日から除外され(S6404)、処理がS6402に戻る。S6402では、次の予約可能日が処理対象として決定される。
予約可能日にユーザの予定がなければ(S6403でNO)、当該予約可能日が予約候補日に選定され(S6405)、処理がS6402に戻る。
図65は、予約サーバ100又は予約端末200における予約候補日の抽出処理の第2例を示すフローチャートである。S6501,S6502は、図64のS6401,S6402と同じである。
S6502でNOであれば、予約可能日に属する予約可能日時にユーザの予定があるか否かが判定される(S6503)。予約可能日時にユーザの予定がある場合(S6503でYES)、当該予約可能日時が予約候補日時から除外され(S6504)、処理がS6502に戻る。一方、予約可能日時にユーザの予定がなければ(S6503でNO)、当該予約可能日時が予約候補日時として選定され(S6505)、処理がS6502に戻る。
つまり、S6503〜S6505では、予約可能日にユーザの予定が入っている場合であっても、予約可能日時が、ユーザの予定が入っている時間帯と重複していなければ、その予約可能日時が予約候補日時として抽出される。
図66は、予約サーバ100又は予約端末200における予約候補日の抽出処理の第3例を示すフローチャートである。S6601,S6602,S6604,S6605は、図65のS6501,S6502,S6504,S6505と同じである。
S6602でNOであれば、予約可能日時の前後2時間にユーザの予定があるか否かが判定される(S6603)。予約可能日時の前後2時間にユーザの予定があれば(S6603でYES)、処理がS6604に進む。一方、予約可能日時の前後2時間にユーザの予定がなければ(S6603でNO)、処理がS6605に進む。
つまり、S6603では、ユーザの予定にマージンを設けて、予約候補日時が選定される。ここで、予約可能日時の前後2時間とは、例えば、予約可能日時の開始時刻を13:00、終了時刻を19:00とすると、11:00−13:00の2時間と、19:00−21:00の2時間とが該当する。
ここでは、前後2時間としたがこれは一例であり、その値は、予約システムが事前に設定した値が採用されてもよいし、ユーザが設定した好みの値が採用されてもよい。
図67は、予約サーバ100又は予約端末200における予約候補日の抽出処理の第4例を示すフローチャートである。S6701,S6702,S6704,S6705は、図64のS6401,S6402,S6404,S6405と同じである。
S6702でNOであれば、予約可能日の前日に終日予定があるか否かが判定される(S6703)。予約可能日の前日に終日予定があれば(S6703でYES)、処理がS6704に進む。一方、予約可能日の前日に終日予定がなければ(S6703でNO)、処理がS6705に進む。
ここで、終日予定とは、例えば、時間帯が0:00−24:00の予定を指し、旅行のような複数の日に跨る予定が該当する。前日に終日予定が入っていると、次の日はユーザの疲れが残っている。このような日をユーザが予約日として選択する可能性は低い。そこで、この第4例は、このようなユーザが予約日として選択する可能性の低い日を予約候補日から除外する。
図68は、予約サーバ100又は予約端末200における予約候補日の抽出処理の第5例を示すフローチャートである。S6801〜S6803,S6806,S6807は、図65のS6501〜S6503,S6504,S6505と同じである。S6804は、図66のS6603と同じである。S6805は、図67のS6703と同じである。そして、S6803でNOであれば、処理はS6804に進む。S6804でYESであれば、処理はS6806に進み、S6804でNOであれば、処理はS6805に進む。S6805でYESであれば、処理はS6806に進み、S6805でNOであれば、処理はS6807に進む。つまり、第5例は、第2例〜第4例を組み合わせたものである。
なお、図68では、第2例〜第4例を組み合わせているが、本開示は、これに限られない。例えば、第2例と第3例との組合せ、第2例と第4例との組合せなど、本開示は、任意の組合せを採用してもよい。
図69は、予約サーバ100又は予約端末200における予約候補日の抽出処理の第6例を示すフローチャートである。S6901,S6902,S6905,S6906は、図64のS6401,S6402,S6404,S6405と同じである。
S6902でNOであれば、予約可能日の次の日に予定があるか否かが判定される(S6903)。予約可能日の次の日に予定があれば(S6903でYES)、次の日の予定が目的地以外で開催されるか否かが判定される(S6904)。次の日の予定が目的地以外で開催されれば(S6904でYES)、処理がS6905に進む。
予約可能日の次の日に予定がなければ(S6903でNO)、または次の日の予定が目的地で開催されれば(S6904でNO)、処理がS6906に進む。
このように、第6例では、予約可能日の次の日に予定があった場合でも、その予定がチケットの目的地で開催される場合、当該予約可能日を予約候補日から除外しない。チケットの目的地とは、例えばコンサート又はスポーツなどのイベントのチケットの場合には、イベント会場のある都市が該当する。また、例えば航空券の場合には、渡航先の都市が該当する。
本開示によれば、ユーザの予定やチケットの予約可能日を管理するクラウドシステムにおいて有用である。

Claims (25)

  1. チケットの発券機関と接続されたネットワークを介して前記チケットの予約処理を行う情報管理システムに用いられディスプレイを有する通信装置の制御方法であって、
    前記通信装置は、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を管理するメモリを有し、
    前記通信装置のコンピュータに対して、
    前記管理されたスケジュール情報を用いて生成された表示データであって、各月又は各週の各日を表したカレンダーデータを含む表示データを前記ディスプレイに表示させ、
    前記チケットの予約処理をする際、前記ネットワークを介して前記情報管理システムにアクセスさせて前記情報管理システムから前記チケットの予約可能日時を示す候補データを取得させ、
    前記取得したチケットの予約可能日時の中から前記ユーザの予定が登録された日時を除外した予約可能日時を前記チケットの予約候補日時として抽出させ、
    前記抽出された予約候補日時から、予約候補時間を表す表示を前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域に表示させ、前記取得したチケットの一の予約可能日時と前記ユーザの予定が登録された日時との間隔が規定値より短い場合前記一の予約可能日時は前記抽出されるチケットの予約候補日時から除外され、
    前記カレンダーデータに表されたいずれかの日に対応する領域であって前記予約候補時間を表す表示の中のいずれか一つに対応する領域の選択が検知されると、前記選択された領域に対応する予約候補日時を前記チケットの予約日時とする予約用画面を前記ディスプレイに表示させる、
    制御方法。
  2. 前記予約用画面を用いた予約結果に基づいて、前記ネットワークを介して前記選択された予約候補日時を示す予約要求を前記情報管理システムに送信させ、
    前記選択された予約候補日時を前記チケットの予約日時として前記情報管理システムに登録させる、
    請求項1記載の制御方法。
  3. 前記情報管理システムにおいて登録が完了したチケットの予約日時を、前記カレンダーデータに表された前記予約日時に対応する領域に表示させる、
    請求項1から請求項2のいずれか一に記載の制御方法。
  4. 前記登録が完了した旨を前記カレンダーデータの表示に関連づけて前記ディスプレイに表示させる、
    請求項1から請求項3のいずれか一に記載の制御方法。
  5. 前記情報管理システムは、前記ネットワークを介して、前記通信装置のユーザと関連づけられた顧客情報を収集して管理し、
    前記情報管理システムにおいて前記顧客情報に基づき前記通信装置のユーザの嗜好に合ったチケットがあると判断された場合、前記ネットワークを介して前記情報管理システムからその旨の通知を受信させる、
    請求項1から請求項4のいずれか一に記載の制御方法。
  6. 当該月の各日を表したカレンダーデータを含む表示データを用いて、前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域に、前記チケットの予約候補時間を表す表示をさせる際、前記予約候補時間を表す表示が当該月及び翌月の各表示に含まれる場合、前記当該月の各日を表したカレンダーデータを含む表示データに、前記翌月の表示に含まれるいずれかの日に対応する領域に前記予約候補時間を表す表示がなされる旨を表示させる、
    請求項1から請求項5のいずれか一に記載の制御方法。
  7. 当該週の各日を表したカレンダーデータを含む表示データを用いて、前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域に、前記チケットの予約候補時間を表す表示をさせる際、前記予約候補時間を表す表示が当該週及び翌週の各表示に含まれる場合、前記当該週の各日を表したカレンダーデータを含む表示データに、前記翌週の表示に含まれるいずれかの日に対応する領域に前記予約候補時間を表す表示がなされる旨を表示させる、
    請求項1から請求項5のいずれか一に記載の制御方法。
  8. 第1表示色にて、前記カレンダーデータに表された日であって前記ユーザの予定を含む日に対応する領域を表示させ、
    前記第1表示色とは異なる第2表示色にて、前記カレンダーデータに表された日であって前記チケットの予約候補時間を表す表示を含む日に対応する領域を表示させる、
    請求項1から請求項7のいずれか一に記載の制御方法。
  9. 前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域に、前記チケットの予約候補時間を表す表示を表示させる際、前記チケットの料金を併せて表示させる、
    請求項1から請求項8のいずれか一に記載の制御方法。
  10. 前記カレンダーデータに表された一の日に対応する領域に、前記一の日に対応する予約候補時間を表す表示の全てを表示させることができない場合、前記一の日に対応する領域に、前記一の日に対応する予約候補時間を表す表示を表示させず、前記チケットの予約候補日を表す表示を表示させる、
    請求項1から請求項9のいずれか一に記載の制御方法。
  11. 前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域には、前記通信装置において前記ユーザの予定が登録可能である、
    請求項1から請求項10のいずれか一に記載の制御方法。
  12. チケットの発券機関と接続されたネットワークを介して前記チケットの予約処理を行う情報管理システムに用いられディスプレイを有する通信装置において実行されるプログラムであって、
    前記通信装置は、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を管理するメモリを有し、
    前記通信装置のコンピュータに対して、
    前記管理されたスケジュール情報を用いて生成された表示データであって、各月又は各週の各日を表したカレンダーデータを含む表示データを前記ディスプレイに表示させ、
    前記チケットの予約処理をする際、前記ネットワークを介して前記情報管理システムにアクセスさせて前記情報管理システムから前記チケットの予約可能日時を示す候補データを取得させ、
    前記取得したチケットの予約可能日時の中から前記ユーザの予定が登録された日時を除外した予約可能日時を前記チケットの予約候補日時として抽出させ、
    前記抽出された予約候補日時から、予約候補時間を表す表示を前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域に表示させ、前記取得したチケットの一の予約可能日時と前記ユーザの予定が登録された日時との間隔が規定値より短い場合前記一の予約可能日時は前記抽出されるチケットの予約候補日時から除外され、
    前記カレンダーデータに表されたいずれかの日に対応する領域であって前記予約候補時間を表す表示の中のいずれか一つに対応する領域の選択が検知されると、前記選択された領域に対応する予約候補日時を前記チケットの予約日時とする予約用画面を前記ディスプレイに表示させる、
    プログラム。
  13. チケットの発券機関と接続されたネットワークを介して前記チケットの予約処理を行う情報管理システムにおける情報提供方法であって、
    前記ネットワークを介して認証されたユーザの通信装置から、前記チケットの予約処理に関する問い合わせ信号、及び前記ユーザのスケジュール情報を受信し、前記ユーザのスケジュール情報は前記通信装置のメモリに管理され、
    前記問い合わせ信号に基づき、前記チケットの予約可能日時を管理するデータベースを用いて、前記チケットの予約可能日時を示す第1候補データを取得し、
    前記取得した第1候補データ及び前記受信したスケジュール情報を用いて、前記取得したチケットの予約可能日時の中から前記ユーザの予定が登録された日時を除外した予約可能日時を前記チケットの予約候補日時として抽出させ、
    前記抽出された予約候補日時を示す第2候補データを、前記ネットワークを介して前記通信装置に送信させ、前記第2候補データによって示される予約候補日時から、予約候補時間を表す表示が、前記通信装置において、前記スケジュール情報を用いて生成されたカレンダーデータに表された各日に対応する領域に表示され、前記取得したチケットの一の予約可能日時と前記ユーザの予定が登録された日時との間隔が規定値より短い場合前記一の予約可能日時は前記抽出されるチケットの予約候補日時から除外され、
    前記通信装置において前記カレンダーデータに表されたいずれかの日に対応する領域であって前記予約候補時間を表す表示の中のいずれか一つに対応する領域の選択が検知され、前記ネットワークを介して前記通信装置から、前記選択された領域に対応する予約候補日時を示す予約要求を受信すると、前記予約要求が示す予約候補日時を前記チケットの予約日時として前記情報管理システムに登録する、
    情報提供方法。
  14. 前記情報管理システムにおいて登録が完了したチケットの予約日時は、前記通信装置において前記カレンダーデータに表された前記予約日時に対応する領域に表示される、
    請求項13記載の情報提供方法。
  15. 前記情報管理システムは、前記ネットワークを介して、前記通信装置のユーザと関連づけられた顧客情報を収集して管理し、
    前記情報管理システムは、前記顧客情報に基づき前記通信装置のユーザの嗜好に合ったチケットがあると判断した場合、前記ネットワークを介して前記通信装置にその旨の通知を送信する、
    請求項13から請求項14のいずれか一に記載の情報提供方法。
  16. チケットの発券機関と接続されたネットワークを介して前記チケットの予約処理を行う情報管理システムに用いられディスプレイを有する通信装置の制御方法であって、
    前記情報管理システムは、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を管理し、
    前記通信装置のコンピュータに対して、
    前記チケットの予約処理を行う際、前記ネットワークを介して前記情報管理システムにアクセスさせて前記情報管理システムから、前記通信装置のユーザのスケジュール情報、及び前記チケットの予約可能日時を示す候補データを取得させ、
    前記取得したスケジュール情報を用いて生成された表示データであって、各月又は各週の各日を表したカレンダーデータを含む表示データを前記ディスプレイに表示させ、
    前記取得したチケットの予約可能日時の中から前記ユーザの予定が登録された日時を除外した予約可能日時を前記チケットの予約候補日時として抽出させ、
    前記抽出された予約候補日時から、予約候補時間を表す表示を前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域に表示させ、前記取得したチケットの一の予約可能日時と前記ユーザの予定が登録された日時との間隔が規定値より短い場合前記一の予約可能日時は前記抽出されるチケットの予約候補日時から除外され、
    前記カレンダーデータに表されたいずれかの日に対応する領域であって前記予約候補時間を表す表示の中のいずれか一つに対応する領域の選択が検知されると、前記選択された予約候補日時を前記チケットの予約日時とする予約用画面を前記ディスプレイに表示させる、
    制御方法。
  17. 前記予約用画面を用いた予約結果に基づいて、前記ネットワークを介して前記選択された予約候補日時を示す予約要求を前記情報管理システムに送信させ、
    前記選択された予約候補日時を前記チケットの予約日時として前記情報管理システムに登録させる、
    請求項16記載の制御方法。
  18. 前記情報管理システムにおいて登録が完了したチケットの予約日時を、前記カレンダーデータに表された前記予約日時に対応する領域に表示させる、
    請求項16から請求項17のいずれか一に記載の制御方法。
  19. 前記登録が完了した旨を前記カレンダーデータの表示に関連づけて前記ディスプレイに表示させる、
    請求項16から請求項18のいずれか一に記載の制御方法。
  20. 前記情報管理システムは、前記ネットワークを介して、前記通信装置のユーザと関連づけられた顧客情報を収集して管理し、
    前記情報管理システムにおいて前記顧客情報に基づき前記通信装置のユーザの嗜好に合ったチケットがあると判断された場合、前記ネットワークを介して前記情報管理システムからその旨の通知を受信させる、
    請求項16から請求項19のいずれか一に記載の制御方法。
  21. 前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域には、前記通信装置において前記ユーザの予定が登録可能である、
    請求項16から請求項20のいずれか一に記載の制御方法。
  22. チケットの発券機関と接続されたネットワークを介して前記チケットの予約処理を行う情報管理システムに用いられディスプレイを有する通信装置において実行されるプログラムであって、
    前記情報管理システムは、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を管理し、
    前記通信装置のコンピュータに対して、
    前記チケットの予約処理を行う際、前記ネットワークを介して前記情報管理システムにアクセスさせて前記情報管理システムから、前記通信装置のユーザのスケジュール情報、及び前記チケットの予約可能日時を示す候補データを取得させ、
    前記取得したスケジュール情報を用いて生成された表示データであって、各月又は各週の各日を表したカレンダーデータを含む表示データを前記ディスプレイに表示させ、
    前記取得したチケットの予約可能日時の中から前記ユーザの予定が登録された日時を除外した予約可能日時を前記チケットの予約候補日時として抽出させ、
    前記抽出された予約候補日時から、予約候補時間を表す表示を前記カレンダーデータに表された各日に対応する領域に表示させ、前記取得したチケットの一の予約可能日時と前記ユーザの予定が登録された日時との間隔が規定値より短い場合前記一の予約可能日時は前記抽出されるチケットの予約候補日時から除外され、
    前記カレンダーデータに表されたいずれかの日に対応する領域であって前記予約候補時間を表す表示の中のいずれか一つに対応する領域の選択が検知されると、前記選択された予約候補日時を前記チケットの予約日時とする予約用画面を前記ディスプレイに表示させる、
    プログラム。
  23. チケットの発券機関と接続されたネットワークを介して前記チケットの予約処理を行う情報管理システムにおける情報提供方法であって、
    前記ネットワークを介して認証されたユーザの通信装置から、前記チケットの予約処理に関する問い合わせ信号を受信し、
    前記問い合わせ信号に基づき、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を管理する第1データベースを用いて、前記通信装置のユーザのスケジュール情報を取得し、
    前記問い合わせ信号に基づき、前記チケットの予約可能日時を管理する第2データベースを用いて、前記チケットの予約可能日時を示す第1候補データを取得し、
    前記取得したスケジュール情報及び前記取得した第1候補データを用いて、前記取得したチケットの予約可能日時の中から前記ユーザの予定が登録された日時を除外した予約可能日時を前記チケットの予約候補日時として抽出させ、
    前記抽出された予約候補日時を示す第2候補データを、前記ネットワークを介して前記通信装置に送信させ、前記第2候補データによって示される予約候補日時から、予約候補時間を表す表示が、前記通信装置において生成されたカレンダーデータに表された各日に対応する領域に表示され、前記取得したチケットの一の予約可能日時と前記ユーザの予定が登録された日時との間隔が規定値より短い場合前記一の予約可能日時は前記抽出されるチケットの予約候補日時から除外され、
    前記通信装置において前記カレンダーデータに表されたいずれかの日に対応する領域であって前記予約候補時間を表す表示の中のいずれか一つに対応する領域の選択が検知され、前記ネットワークを介して前記通信装置から、前記選択された領域に対応する予約候補日時を示す予約要求を受信すると、前記予約要求が示す予約候補日を前記チケットの予約日時として前記情報管理システムに登録する、
    情報提供方法。
  24. 前記情報管理システムにおいて登録が完了したチケットの予約日時は、前記通信装置において前記カレンダーデータに表された前記予約日時に対応する領域に表示される、
    請求項23記載の情報提供方法。
  25. 前記情報管理システムは、前記ネットワークを介して、前記通信装置のユーザと関連づけられた顧客情報を収集して管理し、
    前記情報管理システムは、前記顧客情報に基づき前記通信装置のユーザの嗜好に合ったチケットがあると判断した場合、前記ネットワークを介して前記通信装置にその旨の通知を送信する、
    請求項23から請求項24のいずれか一に記載の情報提供方法。
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