JP2012521926A - 車両乗員拘束システム用エアバッグモジュール - Google Patents

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Abstract

本発明は、エアバッグと、装着時に車室内に面しエアバッグモジュールの異なる複数のセグメント(10,20)によって構成された可視面とを備え、少なくとも2つのセグメント(10,20)は視覚的及び/又は触覚的に異なる表面を有するように構成された車両乗員拘束システム用エアバッグモジュールに関する。少なくとも2つのセグメント(10,20)はそれぞれ、所定の接続領域を形成しつつ少なくとも1つの別のセグメント(10,20)との物理的な接合を可能とする少なくとも1つの物理的な接合部(10a,10b)を備え、少なくとも1つのセグメント(20)は、少なくとも1つの開裂線(22)を備え、展開時の前記開裂線(22)の開裂の際に、前記エアバッグモジュールから前記エアバックを放出可能とする開口部が前記可視面に形成されるように構成される。ここでは前記物理的な接合部(10a,10b)は、前記開裂線(22)の開裂の際、当該接合を維持して開成しないように構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、請求項1の前段部分(プレアンブル)にかかる車両乗員拘束システム用エアバッグモジュールに関するものである。
車両の室内デザインに関しては、独特の形状や色彩デザインによって個性化の度合いを高める要請が増えている。
DE10164210A1公報には、エアバッグの放出領域を被覆する車両の室内被覆部が開示されている。1つの実施形態では、この放出領域が室内被覆部の装飾領域に配置されるように構成されている。DE20016493U1公報には、車両の室内ライニング用の被覆要素が開示されており、当該被覆要素は、装飾カバーを備え助手席に対して湾曲状に凹んだ細長状の硬質の支持プレートによって作られている。所定の開裂線がエアバッグの通過開口に設けられ、ここでは支持プレート及び装飾カバーの可視面にて延在している。
自動車の製造者であるフィアット・オートモービルズによる車両形式フィアット500(製造年:2007/2008年)は、異なる表面を有する2部品によって形成の可視面を備えたエアバッグモジュールを実装しており、ここでは1つの部品は中央部に設けられ、また展開時にそれ自体が係合解除によってフレームのまわりの部品から完全に分離される。当該部品は、その係合解除ではストラップによってモジュールに保持される。
本発明によって解決される課題は、デザインのための機会を増やすことが可能な車両拘束システム用エアバッグモジュールを提供することである。
この課題は、請求項1にかかる特徴を有するエアバッグモジュールによって解決される。本発明の実施形態は従属項にて言及される。
これによれば、本発明は、エアバッグと、装着時に車室内に面しエアバッグモジュールの異なる複数のセグメントによって構成された可視面(車両乗員によって視認が可能な「可視領域」ともいう)とを備え、少なくとも2つのセグメントは視覚的及び/又は触覚的に異なる表面を有するように構成された車両乗員拘束システム用エアバッグモジュールに関する。少なくとも2つのセグメントはそれぞれ、所定の接続領域を形成しつつ少なくとも1つの別のセグメントとの物理的な接合を可能とする少なくとも1つの物理的な接合部(「接続部」ないし「連結部」ともいう)を備え、少なくとも1つのセグメントは、少なくとも1つの開裂線(「破断(予定)線」ともいう)を備え、展開時の前記開裂線の開裂の際に、前記エアバッグモジュールから前記エアバックを放出可能とする開口部が前記可視面に形成されるように構成される。ここでは前記物理的な接合部は、前記開裂線の開裂の際、当該接合を維持して開成しないように構成される。
本発明における解決策によれば、視覚的及び/又は触覚的に互いに異なる表面構造、従ってエアバッグモジュールの可視面を構成する複数のセグメントの異なる様式(外観上のデザイン様式)を実現することができる。可視面を様式が異なる複数のセグメントに区画することができる。各セグメントを別のセグメントとは無関係に表面加工することが可能であり、複数のセグメントのうちの1つのセグメントを表面加工するため、非表面加工の別のセグメントのために追加の費用が生じない。展開エアバッグのための開口部を形成するための開裂線を2つのセグメントを接続するための物理的な接合部から引き離す(分離する)ことによって、エアバッグモジュールの可視領域(可視面)を、主に様式の態様、例えば各セグメントの大きさや位置に関して、異なる複数のセグメントに区分することが可能であり、物理的な接合部とは無関係に構成された1又は複数の開裂線によって、展開時における可視領域の開裂作用が生じる。
ここで、エアバッグモジュールの可視面を形成する異なる複数のセグメントの表面加工或いは特定の様式を任意に選択することができる。この場合、特に顧客の要望に応じて、特定の表面構造を有する規定のセグメントを設けることができる。
2つの表面が異なる色彩及び/又は異なる光反射特性を有する場合に、本発明によって規定されるように2つの表面が視覚的に互いに異なり、例えば異なる光沢度(光沢値)又は無光沢度(つや消し値(マット値))を実現する。2つの表面が異なる材料によって作られる及び/又は異なる表面構造を有する場合に、本発明によって規定されるように2つの表面が触覚的に互いに異なる。表面が視覚的及び/又は触覚的に異なる実施形態は、表面加工(「表面処理」、「表面仕上げ」ともいう)とも称呼される。対応するセグメントの様式を異ならせることによって異なる表面加工が行われる。
本発明の1つの実施形態では、開裂線は、当該開裂線が物理的な接合部に沿って(即ち、接合部上に、接合部と平行に、或いは接合部に隣接して)延在するように構成される。ここでは、この開裂線は物理的な接合部とは無関係であり、前記の物理的な接合部によっては構成されない。この実施形態では、開裂線は、本質的に2つのセグメントの接続線に沿って、従って少なくとも一部の領域が本質的に少なくとも1つのセグメント境界部に沿って延在する。この場合、可視面の分割領域がエアバッグ放出のための開口部の経路に合致する。この構成は、接続領域の外側に複数のセグメントの分離構造を必要としないため特に有効である。
複数のセグメントのうちの1つに開裂線がどのように形成されているかに応じて、開裂線の開裂時に物理的な接合部によって構成される物理的な接続領域は、その空間上の位置を変更することができ、例えば所定のセグメントとともに観音開き式に旋回ないし回動しつつ開放可能とされ、或いは空間上の位置を変更することなく維持することができる。いずれの場合でも、複数のセグメント間の物理的な接合部は開裂時に開裂線を開口しない。
本発明の別の実施形態では、他方で1つのセグメントにおける開裂線が複数のセグメントの物理的な接合部に沿わないように構成される。ここでは、本発明にかかる開裂線が物理的な接合部から引き離されて(分離されて)異なる経路で延在するのが有利であり、各セグメントの大きさ及び形状の選択に関し、設計の自由度を追加できるという利点がある。
本発明の1つの実施形態では、これは必須ではないが物理的な接合部が本質的にセグメント境界部に沿って延在するように構成される。更に、2つの接合部によって構成される2つのセグメント間の物理的な接続は分離することができず、即ち特に展開時のエアバッグ膨張の際には、荷重の作用下でこれらの接合部は開成されない。当該接合部を実現するために、幾つかの種類の物理的な接続手段、例えば互いに対応する突状の複数のロック要素(ポジティブロック要素)や、接着手段を接続領域に適用することができる。
1つの実施形態では、エアバッグモジュールのうち可視面を形成する異なる複数のセグメントは、展開の際に少なくとも一部が観音開き式に旋回ないし回動し又は開裂するカバーキャップによって、及び/又はエアバッグモジュールのモジュールケーシングの可視領域(可視面)によって構成される。例えば、カバーキャップによって構成された第1セグメントと、モジュールケーシング上のキャップフレームによって構成された第2セグメントとによって可視面が形成される。別の実施例では、当該異なる複数のセグメントは、エアバッグモジュールのモジュラーカバーキャップの異なる複数のセグメントによって構成される。
本発明の更なる別の実施形態では、視覚的及び/又は触覚的に異なる表面を実現するために、1つのセグメントの表面がプラスチックホイル(プラスチック製のフィルムないし薄膜)によって構成される。この場合、保持材料(基材)を変更する必要なく、異なるホイルデザインを適用することができる。そのような表面加工を形成するために、予め装飾されたホイルが、射出成形に適したプラスチック材とともにバック射出成形される。このため、柔軟なエアバッグ基材上に例えば平滑で、光沢度の高い表面を形成することができる。一方で、変更例として、接着、箔押し(ホットスタンピング)、ディップ印刷等のような、表面加工のためのその他の方法も可能である。
プラスチックホイルを基本とする代わりに、表面材料を別の保持材料又はラミネートとともにバック射出成形することもできる。例えば、布地(織布)又は皮革の切断片をバック射出成形することができる。いずれの場合も、表面材料のバック射出成形によれば、バック射出成形がなされる領域の柔軟性が損なわれないという利点がある。これは、表面加工されたセグメントをエアバッグモジュールのエアバッグの放出面の領域に配置するのに特に有利である。
1つのセグメントをプラスチックホイルとともにバック射出成形する場合、プラスチックホイルが車両乗員に対向するセグメント表面を形成する。ここでは、耐傷性(「耐引っかき性」ともいう)の高い特定種類のホイルをデザイン面(装飾面)に使用することができる。これは、光沢度の高い平滑面の場合に特に有利である。
複数のセグメントのうちの少なくとも1つに表面加工された後においてのみ、各セグメントが互いに接続される。表面加工された後においてのみ各セグメントを接続することにより、異なるセグメント間での互いの変化を明確に識別可能であるという利点がある。従って、各セグメントは明確になり、また互いに明確に識別される。
展開エアバッグのための開裂線が1つのセグメント内で延在し、またここでは対応するセグメントの加工表面によって被覆されるように構成することができる。例えば、バック射出成形されたプラスチックホイルによって所定のセグメントが構成される。プラスチックに開裂線が形成された後に、この開裂線は、当該開裂線は視認できないようにプラスチックホイルによって被覆され、また開裂線の領域に筋状の線のように外観を損なう部位が生じるのを確実に回避することができる。それに加えて、この表面加工により、加工されたセグメントと別のセグメントとの接続領域を被覆することもできる。一方で、これにより不良率(廃棄率)が低下し、また製造工具において多くの費用が必要となる可能性が低下する。
表面加工により開裂線が被覆されるため、これに加えてエアバッグの展開時にキャップが容易に開放可能となるように、局部的に開口した(即ち、貫通状の)開裂線(ミシン目)を用いることができる。そのような貫通構造は被覆表面加工がなされないと外観上の理由において問題が生じる。この点において、表面加工によりカバーキャップ又はカバーキャップを構成するセグメントに開裂線を形成するのに利用できる方法が増える。
エアバッグモジュールの可視面を形成する、複数のセグメントの視覚的及び/又は触覚的に異なる表面に、エンブレム(記章)や装飾要素のような更なる別の構成要素を設けることができる。これらの構成要素は、表面加工された所定のセグメントに接着される。この接続は、例えば熱溶接、接着、係合(引っ掛かり状のラッチ係合)等によって生じる。一般的な方法で形成された可視面にそのようなエンブレムや装飾要素を取り付けることによっては、本発明で規定されるような視覚的及び/又は触覚的に異なる表面は実現することができず、これはそのようなエンブレムや装飾要素が、一方では対応するセグメントに直に形成されず、また他方では所定のセグメントの可視面の一部の領域のみを被覆するからである。
本発明は、引き続いて複数の実施形態についての図面を参照しつつ更に説明される。
図1は、本発明の典型的な実施形態にかかるエアバッグモジュールの可視面を上面視にて示す図である。 図2は、図1のエアバッグモジュールの複数の構成要素の分解状態を示す図である。 図3は、図1のエアバッグモジュールのA−A線に関する断面構造を示す図である。 図4は、図3の領域Aが拡大された状態を示す図である。 図5は、図1から図4のエアバッグモジュールのキャップフレームを上面視にて示す図である。
図1には、異なる2つのセグメント(「構成要素」、「構成片」ないし「区画片」ともいう)10,20で構成された、所定の可視面(「可視領域」ともいう)を有するエアバッグモジュールの典型的な実施形態が示されている。図1では、これら2つのセグメント10,20が容易に区別できるように異なるハッチングが施されている。
図2の分解図からわかるように、一方のセグメントがエアバッグモジュールのカバーキャップ10として構成されている。他方のセグメントは、エアバッグモジュールのモジュールケーシング30の上面となるように設計されたキャップフレーム20によって構成されており、前記上面が車室内に面する。このモジュールケーシング30は、図示省略のガスジェネレータ(「ガス発生器」ともいう)のための、またエアバッグのためのハウジング(「収容体」ともいう)としての機能を果たす。
このエアバッグモジュールは、車両のステアリングホイールのハブ領域に配置される運転者用エアバッグモジュールとして構成されている。図1には、運転者の視点に関する上面視が示されており、ステアリングホイールスポーク及びステアリングホイールリムは図示されていない。
図2によれば、更にプラスチックホイル(プラスチック製の「フィルム」ないし「薄膜」ともいう)40が設けられており、当該プラスチックホイルは、例えば光沢度の高いホイルであり、カバーキャップ10上に配置される。ここで、カバーキャップ10がキャップフレーム20上に配置される前に、カバーキャップ10に対してプラスチックホイル40が接続される。例えば接着、箔押し(ホットスタンピング)等によって当該接続が行われる。1つの実施形態では、プラスチックホイル40及びカバーキャップ10の接続ユニットを構成する場合、プラスチックホイル40は、射出成形(「インジェクション成形」ともいう)が可能でその後にカバーキャップ10を構成する所定のプラスチック材とともにバック射出成形(「バックインジェクション成形」ともいう)される。
このカバーキャップ10は、プラスチックホイル40を用いることで例えば平滑で光沢度の高い表面を備えている。このプラスチックホイルの種類及び構造に応じて、種々の色彩、光沢値、表面構造及び装飾性を実現することができる。ここで、1つの実施形態では、プラスチックホイル40が高い耐傷性(「耐引っかき性」ともいう)を有する。カバーキャップ10は、表面加工(「表面処理」、「表面仕上げ」ともいう)がなされた部分40によって可視面の装飾領域(デザイン領域)を形成している。
プラスチックホイル40を備えるカバーキャップ10をキャップフレーム20に接続するために、カバーキャップ10上に例えば溶接ドームの形態の複数の突出部(「突起」ともいう)11が設けられるように構成されており、当該突出部は、キャップフレーム20の複数の凹部(開口部)21に係合(「嵌合」ともいう)して、例えば超音波溶接によってこれらの前記凹部に取り付け固定され、これにより分離できない物理的な接続が形成される。ここでは、これら複数の突出部11がカバーキャップの物理的な接合部(「接続部」ないし「連結部」ともいう)10aを形成し、また複数の凹部21がキャップフレームの物理的な接合部20aを形成している。変更例として、当該接続が分離不能な別の形態によって、例えばリベットや接着面による形態によって行われるように構成することができる。
1つの実施形態では、キャップフレーム20に表面加工が施されない。一方で、基本的には表面加工されたキャップフレームを用いることもできる。
図3には、互いに接続された2つのセグメント10,20の断面構造が示されている。ここでは更に、モジュールキャップ10は、モジュールケーシング30の突出部(突起)31上の複数の縁部42のうちの1つにおいて、モジュールキャップ30上を回転可能であることがわかる。更に、カバーキャップ10の複数の溶接ドーム11が確認できる。プラスチックホイル40がカバーキャップ10の表面を形成している。
図4の拡大図には、図3の部分領域Aが図示されており、キャップフレーム20に設けられた所定の開裂線(「破断(予定)線」ともいう)22が確認できる。モジュールケーシング30内の配置されたエアバッグの展開の際、当該ケーシングが開裂線22に沿って開裂し、このときにモジュールケーシング30の1つの縁部42に単に固定されているカバーキャップ10が(観音開き状に)旋回ないし回動しつつ開放される。ここでは、開裂線22の開裂は、開裂線22とは無関係であり、開成しない接合部10a,20aに対しては作用しない。
図5の上面視では、開裂線22は同様にキャップフレーム20上に確認することができる。当該開裂線は、物理的な接合部10aが凹部21に取り付けられ、キャップフレーム20とカバーキャップ10との間の取り付け点が展開の際にここで開成することなくカバーキャップ10と共に開裂するように、キャップフレーム20に設けられている。凹部21或いは取り付け点の数、形状及び位置を、カバーキャップ10の形状、大きさ、重さに応じて選択することができる。図5では、更にキャップフレーム20の複数の側壁部23が確認でき、当該側壁部が前記キャップフレーム20を構造的に補強している。
プラスチックホイル40が予め設けられるため、セグメント10の隣接するキャップフレーム20からの変化が明確に識別される。これにより、デザインの清澄度(鮮明さ)及び上品さが増す。
更に、プラスチックホイル40は、カバーキャップ10とキャップフレーム20との間の接続部分、即ち接合部10a,20a(図2参照)を付加的に遮蔽する。このため外観上(美的に)不利となる接続部分の視覚的な検出が回避される。これに応じて、キャップフレーム10の開裂線22を、図5に示すようにミシン目として貫通状に構成することも可能であり、このため開裂線22を簡単な形態で有利に形成することができる。この開裂線22をミシン目のように構成することが可能であるが、これは前記開裂線がプラスチックホイル40を備えるカバーキャップ10によって被覆されるからである。
変更の実施形態(図示省略)では、キャップフレーム20に代えてカバーキャップ10に開裂線を設けるように構成することができる。開裂線の開裂時において、キャップフレーム20とカバーキャップ10との間の取り付け点は、当該取り付け点が開成することなくキャップフレーム20上に留まる。この場合も、開裂線をミシン目によって構成することができる。ここで、視覚的な遮蔽構造を有するプラスチックホイル40が開裂線の視認性を妨げる。展開の際、被覆領域を介してカバーキャップが開裂し、即ちカバーキャップ10とプラスチックホイル40との間の接続部分も同様に開裂する。
図3及び図4とは異なり、更なる別の変更例(図示省略)では、開裂線は本質的に2つのセグメントのセグメント境界部又は接続線に続くものではなく、それらから引き離された(分離された)経路で延在している。ここで当該開裂線は1又は複数のセグメントを通って延在することができる。ここで当該開裂線は、開裂の際に同様に開裂するプラスチックホイル又は別の表面材料によって視覚的に遮蔽されるのが好ましい。開裂線と複数のセグメントを接続する物理的な接合部との離間構造によれば、セグメント境界部や前記境界部によって規定される可視面の装飾部分(デザイン部分)を、エアバッグの開放領域とは無関係に選択することができる。
更なる別の変更例(図示省略)では、カバーキャップ10の表面はプラスチックホイルによって加工されず、例えば布地(織布)や皮革の切断片のような別の素材によって加工される。
本発明は、その実施形態については、単なる実施例として解される上述の典型的な実施形態に限定されるものではない。例えば、上述の方法とは別の方法で形成された複数のセグメントによって可視面を構成することが可能であり、或いは各セグメントを上述の方法とは別の方法で接続することができる。更に、本発明を運転者用のエアバッグモジュールに適用する場合について説明したが、可視面を有する別のエアバッグモジュール、特に助手席用のエアバッグモジュールや、膝用エアバッグモジュールにおいても同様に本発明を適用することが可能である。
本発明は、請求項1の前段部分(プレアンブル)にかかる車両乗員拘束システム用エアバッグモジュールに関するものである。
車両の室内デザインに関しては、独特の形状や色彩デザインによって個性化の度合いを高める要請が増えている。
DE10164210A1公報には、エアバッグの放出領域を被覆する車両の室内被覆部が開示されている。1つの実施形態では、この放出領域が室内被覆部の装飾領域に配置されるように構成されている。DE20016493U1公報には、車両の室内ライニング用の被覆要素が開示されており、当該被覆要素は、装飾カバーを備え助手席に対して湾曲状に凹んだ細長状の硬質の支持プレートによって作られている。所定の開裂線がエアバッグの通過開口に設けられ、ここでは支持プレート及び装飾カバーの可視面にて延在している。
自動車の製造者であるフィアット・オートモービルズによる車両形式フィアット500(製造年:2007/2008年)は、異なる表面を有する2部品によって形成の可視面を備えたエアバッグモジュールを実装しており、ここでは1つの部品は中央部に設けられ、また展開時にそれ自体が係合解除によってフレームのまわりの部品から完全に分離される。当該部品は、その係合解除ではストラップによってモジュールに保持される。
本発明によって解決される課題は、デザインのための機会を増やすことが可能な車両拘束システム用エアバッグモジュールを提供することである。
この課題は、請求項1にかかる特徴を有するエアバッグモジュールによって解決される。本発明の実施形態は従属項にて言及される。
これによれば、本発明は、エアバッグと、装着時に車室内に面しエアバッグモジュールの異なる複数のセグメントによって構成された可視面(車両乗員によって視認が可能な「可視領域」ともいう)とを備え、少なくとも2つのセグメントは視覚的及び/又は触覚的に異なる表面を有するように構成された車両乗員拘束システム用エアバッグモジュールに関する。少なくとも2つのセグメントはそれぞれ、所定の接続領域を形成しつつ少なくとも1つの別のセグメントとの物理的な接合を可能とする少なくとも1つの物理的な接合部(「接続部」ないし「連結部」ともいう)を備え、少なくとも1つのセグメントは、少なくとも1つの開裂線(「破断(予定)線」ともいう)を備え、展開時の前記開裂線の開裂の際に、前記エアバッグモジュールから前記エアバックを放出可能とする開口部が前記可視面に形成されるように構成される。ここでは前記物理的な接合部は、前記開裂線の開裂の際、当該接合を維持して開成しないように構成される。
本発明における解決策によれば、視覚的及び/又は触覚的に互いに異なる表面構造、従ってエアバッグモジュールの可視面を構成する複数のセグメントの異なる様式(外観上のデザイン様式)を実現することができる。可視面を様式が異なる複数のセグメントに区画することができる。各セグメントを別のセグメントとは無関係に表面加工することが可能であり、複数のセグメントのうちの1つのセグメントを表面加工するため、非表面加工の別のセグメントのために追加の費用が生じない。展開エアバッグのための開口部を形成するための開裂線を2つのセグメントを接続するための物理的な接合部から引き離す(分離する)ことによって、エアバッグモジュールの可視領域(可視面)を、主に様式の態様、例えば各セグメントの大きさや位置に関して、異なる複数のセグメントに区分することが可能であり、物理的な接合部とは無関係に構成された1又は複数の開裂線によって、展開時における可視領域の開裂作用が生じる。
ここで、エアバッグモジュールの可視面を形成する異なる複数のセグメントの表面加工或いは特定の様式を任意に選択することができる。この場合、特に顧客の要望に応じて、特定の表面構造を有する規定のセグメントを設けることができる。
2つの表面が異なる色彩及び/又は異なる光反射特性を有する場合に、本発明によって規定されるように2つの表面が視覚的に互いに異なり、例えば異なる光沢度(光沢値)又は無光沢度(つや消し値(マット値))を実現する。2つの表面が異なる材料によって作られる及び/又は異なる表面構造を有する場合に、本発明によって規定されるように2つの表面が触覚的に互いに異なる。表面が視覚的及び/又は触覚的に異なる実施形態は、表面加工(「表面処理」、「表面仕上げ」ともいう)とも称呼される。対応するセグメントの様式を異ならせることによって異なる表面加工が行われる。
本発明の1つの実施形態では、開裂線は、当該開裂線が物理的な接合部に沿って(即ち、接合部上に、接合部と平行に、或いは接合部に隣接して)延在するように構成される。ここでは、この開裂線は物理的な接合部とは無関係であり、前記の物理的な接合部によっては構成されない。この実施形態では、開裂線は、本質的に2つのセグメントの接続線に沿って、従って少なくとも一部の領域が本質的に少なくとも1つのセグメント境界部に沿って延在する。この場合、可視面の分割領域がエアバッグ放出のための開口部の経路に合致する。この構成は、接続領域の外側に複数のセグメントの分離構造を必要としないため特に有効である。
複数のセグメントのうちの1つに開裂線がどのように形成されているかに応じて、開裂線の開裂時に物理的な接合部によって構成される物理的な接続領域は、その空間上の位置を変更することができ、例えば所定のセグメントとともに観音開き式に旋回ないし回動しつつ開放可能とされ、或いは空間上の位置を変更することなく維持することができる。いずれの場合でも、複数のセグメント間の物理的な接合部は開裂時に開裂線を開口しない。
本発明の別の実施形態では、他方で1つのセグメントにおける開裂線が複数のセグメントの物理的な接合部に沿わないように構成される。ここでは、本発明にかかる開裂線が物理的な接合部から引き離されて(分離されて)異なる経路で延在するのが有利であり、各セグメントの大きさ及び形状の選択に関し、設計の自由度を追加できるという利点がある。
本発明の1つの実施形態では、これは必須ではないが物理的な接合部が本質的にセグメント境界部に沿って延在するように構成される。更に、2つの接合部によって構成される2つのセグメント間の物理的な接続は分離することができず、即ち特に展開時のエアバッグ膨張の際には、荷重の作用下でこれらの接合部は開成されない。当該接合部を実現するために、幾つかの種類の物理的な接続手段、例えば互いに対応する突状の複数のロック要素(ポジティブロック要素)や、接着手段を接続領域に適用することができる。
1つの実施形態では、エアバッグモジュールのうち可視面を形成する異なる複数のセグメントは、展開の際に少なくとも一部が観音開き式に旋回ないし回動し又は開裂するカバーキャップによって、及び/又はエアバッグモジュールのモジュールケーシングの可視領域(可視面)によって構成される。例えば、カバーキャップによって構成された第1セグメントと、モジュールケーシング上のキャップフレームによって構成された第2セグメントとによって可視面が形成される。別の実施例では、当該異なる複数のセグメントは、エアバッグモジュールのモジュラーカバーキャップの異なる複数のセグメントによって構成される。
本発明の更なる別の実施形態では、視覚的及び/又は触覚的に異なる表面を実現するために、1つのセグメントの表面がプラスチックホイル(プラスチック製のフィルムないし薄膜)によって構成される。この場合、保持材料(基材)を変更する必要なく、異なるホイルデザインを適用することができる。そのような表面加工を形成するために、予め装飾されたホイルが、射出成形に適したプラスチック材とともにバック射出成形される。このため、柔軟なエアバッグ基材上に例えば平滑で、光沢度の高い表面を形成することができる。一方で、変更例として、接着、箔押し(ホットスタンピング)、ディップ印刷等のような、表面加工のためのその他の方法も可能である。
プラスチックホイルを基本とする代わりに、表面材料を別の保持材料又はラミネートとともにバック射出成形することもできる。例えば、布地(織布)又は皮革の切断片をバック射出成形することができる。いずれの場合も、表面材料のバック射出成形によれば、バック射出成形がなされる領域の柔軟性が損なわれないという利点がある。これは、表面加工されたセグメントをエアバッグモジュールのエアバッグの放出面の領域に配置するのに特に有利である。
1つのセグメントをプラスチックホイルとともにバック射出成形する場合、プラスチックホイルが車両乗員に対向するセグメント表面を形成する。ここでは、耐傷性(「耐引っかき性」ともいう)の高い特定種類のホイルをデザイン面(装飾面)に使用することができる。これは、光沢度の高い平滑面の場合に特に有利である。
複数のセグメントのうちの少なくとも1つに表面加工された後においてのみ、各セグメントが互いに接続される。表面加工された後においてのみ各セグメントを接続することにより、異なるセグメント間での互いの変化を明確に識別可能であるという利点がある。従って、各セグメントは明確になり、また互いに明確に識別される。
展開エアバッグのための開裂線が1つのセグメント内で延在し、またここでは対応するセグメントの加工表面によって被覆されるように構成することができる。例えば、バック射出成形されたプラスチックホイルによって所定のセグメントが構成される。プラスチックに開裂線が形成された後に、この開裂線は、当該開裂線は視認できないようにプラスチックホイルによって被覆され、また開裂線の領域に筋状の線のように外観を損なう部位が生じるのを確実に回避することができる。それに加えて、この表面加工により、加工されたセグメントと別のセグメントとの接続領域を被覆することもできる。一方で、これにより不良率(廃棄率)が低下し、また製造工具において多くの費用が必要となる可能性が低下する。
表面加工により開裂線が被覆されるため、これに加えてエアバッグの展開時にキャップが容易に開放可能となるように、局部的に開口した(即ち、貫通状の)開裂線(ミシン目)を用いることができる。そのような貫通構造は被覆表面加工がなされないと外観上の理由において問題が生じる。この点において、表面加工によりカバーキャップ又はカバーキャップを構成するセグメントに開裂線を形成するのに利用できる方法が増える。
エアバッグモジュールの可視面を形成する、複数のセグメントの視覚的及び/又は触覚的に異なる表面に、エンブレム(記章)や装飾要素のような更なる別の構成要素を設けることができる。これらの構成要素は、表面加工された所定のセグメントに接着される。この接続は、例えば熱溶接、接着、係合(引っ掛かり状のラッチ係合)等によって生じる。一般的な方法で形成された可視面にそのようなエンブレムや装飾要素を取り付けることによっては、本発明で規定されるような視覚的及び/又は触覚的に異なる表面は実現することができず、これはそのようなエンブレムや装飾要素が、一方では対応するセグメントに直に形成されず、また他方では所定のセグメントの可視面の一部の領域のみを被覆するからである。
本発明は、引き続いて複数の実施形態についての図面を参照しつつ更に説明される。
図1は、本発明の典型的な実施形態にかかるエアバッグモジュールの可視面を上面視にて示す図である。 図2は、図1のエアバッグモジュールの複数の構成要素の分解状態を示す図である。 図3は、図1のエアバッグモジュールのA−A線に関する断面構造を示す図である。 図4は、図3の領域Aが拡大された状態を示す図である。 図5は、図1から図4のエアバッグモジュールのキャップフレームを上面視にて示す図である。
図1には、異なる2つのセグメント(「構成要素」、「構成片」ないし「区画片」ともいう)10,20で構成された、所定の可視面(「可視領域」ともいう)を有するエアバッグモジュールの典型的な実施形態が示されている。図1では、これら2つのセグメント10,20が容易に区別できるように異なるハッチングが施されている。
図2の分解図からわかるように、一方のセグメントがエアバッグモジュールのカバーキャップ10として構成されている。他方のセグメントは、エアバッグモジュールのモジュールケーシング30の上面となるように設計されたキャップフレーム20によって構成されており、前記上面が車室内に面する。このモジュールケーシング30は、図示省略のガスジェネレータ(「ガス発生器」ともいう)のための、またエアバッグのためのハウジング(「収容体」ともいう)としての機能を果たす。
このエアバッグモジュールは、車両のステアリングホイールのハブ領域に配置される運転者用エアバッグモジュールとして構成されている。図1には、運転者の視点に関する上面視が示されており、ステアリングホイールスポーク及びステアリングホイールリムは図示されていない。
図2によれば、更にプラスチックホイル(プラスチック製の「フィルム」ないし「薄膜」ともいう)40が設けられており、当該プラスチックホイルは、例えば光沢度の高いホイルであり、カバーキャップ10上に配置される。ここで、カバーキャップ10がキャップフレーム20上に配置される前に、カバーキャップ10に対してプラスチックホイル40が接続される。例えば接着、箔押し(ホットスタンピング)等によって当該接続が行われる。1つの実施形態では、プラスチックホイル40及びカバーキャップ10の接続ユニットを構成する場合、プラスチックホイル40は、射出成形(「インジェクション成形」ともいう)が可能でその後にカバーキャップ10を構成する所定のプラスチック材とともにバック射出成形(「バックインジェクション成形」ともいう)される。
このカバーキャップ10は、プラスチックホイル40を用いることで例えば平滑で光沢度の高い表面を備えている。このプラスチックホイルの種類及び構造に応じて、種々の色彩、光沢値、表面構造及び装飾性を実現することができる。ここで、1つの実施形態では、プラスチックホイル40が高い耐傷性(「耐引っかき性」ともいう)を有する。カバーキャップ10は、表面加工(「表面処理」、「表面仕上げ」ともいう)がなされた部分40によって可視面の装飾領域(デザイン領域)を形成している。
プラスチックホイル40を備えるカバーキャップ10をキャップフレーム20に接続するために、カバーキャップ10上に例えば溶接ドームの形態の複数の突出部(「突起」ともいう)11が設けられるように構成されており、当該突出部は、キャップフレーム20の複数の凹部(開口部)21に係合(「嵌合」ともいう)して、例えば超音波溶接によってこれらの前記凹部に取り付け固定され、これにより分離できない物理的な接続が形成される。ここでは、これら複数の突出部11がカバーキャップの物理的な接合部(「接続部」ないし「連結部」ともいう)10aを形成し、また複数の凹部21がキャップフレームの物理的な接合部20aを形成している。変更例として、当該接続が分離不能な別の形態によって、例えばリベットや接着面による形態によって行われるように構成することができる。
1つの実施形態では、キャップフレーム20に表面加工が施されない。一方で、基本的には表面加工されたキャップフレームを用いることもできる。
図3には、互いに接続された2つのセグメント10,20の断面構造が示されている。ここでは更に、モジュールキャップ10は、モジュールケーシング30の突出部(突起)31上の複数の縁部42のうちの1つにおいて、モジュールキャップ30上を回転可能であることがわかる。更に、カバーキャップ10の複数の溶接ドーム11が確認できる。プラスチックホイル40がカバーキャップ10の表面を形成している。
図4の拡大図には、図3の部分領域Aが図示されており、キャップフレーム20に設けられた所定の開裂線(「破断(予定)線」ともいう)22が確認できる。モジュールケーシング30内の配置されたエアバッグの展開の際、当該ケーシングが開裂線22に沿って開裂し、このときにモジュールケーシング30の1つの縁部42に単に固定されているカバーキャップ10が(観音開き状に)旋回ないし回動しつつ開放される。ここでは、開裂線22の開裂は、開裂線22とは無関係であり、開成しない接合部10a,20aに対しては作用しない。
図5の上面視では、開裂線22は同様にキャップフレーム20上に確認することができる。当該開裂線は、物理的な接合部10aが凹部21に取り付けられ、キャップフレーム20とカバーキャップ10との間の取り付け点が展開の際にここで開成することなくカバーキャップ10と共に開裂するように、キャップフレーム20に設けられている。凹部21或いは取り付け点の数、形状及び位置を、カバーキャップ10の形状、大きさ、重さに応じて選択することができる。図5では、更にキャップフレーム20の複数の側壁部23が確認でき、当該側壁部が前記キャップフレーム20を構造的に補強している。
プラスチックホイル40が予め設けられるため、セグメント10の隣接するキャップフレーム20からの変化が明確に識別される。これにより、デザインの清澄度(鮮明さ)及び上品さが増す。
更に、プラスチックホイル40は、カバーキャップ10とキャップフレーム20との間の接続部分、即ち接合部10a,20a(図2参照)を付加的に遮蔽する。このため外観上(美的に)不利となる接続部分の視覚的な検出が回避される。これに応じて、キャップフレーム10の開裂線22を、図5に示すようにミシン目として貫通状に構成することも可能であり、このため開裂線22を簡単な形態で有利に形成することができる。この開裂線22をミシン目のように構成することが可能であるが、これは前記開裂線がプラスチックホイル40を備えるカバーキャップ10によって被覆されるからである。
変更の実施形態(図示省略)では、キャップフレーム20に代えてカバーキャップ10に開裂線を設けるように構成することができる。開裂線の開裂時において、キャップフレーム20とカバーキャップ10との間の取り付け点は、当該取り付け点が開成することなくキャップフレーム20上に留まる。この場合も、開裂線をミシン目によって構成することができる。ここで、視覚的な遮蔽構造を有するプラスチックホイル40が開裂線の視認性を妨げる。展開の際、被覆領域を介してカバーキャップが開裂し、即ちカバーキャップ10とプラスチックホイル40との間の接続部分も同様に開裂する。
図3及び図4とは異なり、更なる別の変更例(図示省略)では、開裂線は本質的に2つのセグメントのセグメント境界部又は接続線に続くものではなく、それらから引き離された(分離された)経路で延在している。ここで当該開裂線は1又は複数のセグメントを通って延在することができる。ここで当該開裂線は、開裂の際に同様に開裂するプラスチックホイル又は別の表面材料によって視覚的に遮蔽されるのが好ましい。開裂線と複数のセグメントを接続する物理的な接合部との離間構造によれば、セグメント境界部や前記境界部によって規定される可視面の装飾部分(デザイン部分)を、エアバッグの開放領域とは無関係に選択することができる。
更なる別の変更例(図示省略)では、カバーキャップ10の表面はプラスチックホイルによって加工されず、例えば布地(織布)や皮革の切断片のような別の素材によって加工される。
本発明は、その実施形態については、単なる実施例として解される上述の典型的な実施形態に限定されるものではない。例えば、上述の方法とは別の方法で形成された複数のセグメントによって可視面を構成することが可能であり、或いは各セグメントを上述の方法とは別の方法で接続することができる。更に、本発明を運転者用のエアバッグモジュールに適用する場合について説明したが、可視面を有する別のエアバッグモジュール、特に助手席用のエアバッグモジュールや、膝用エアバッグモジュールにおいても同様に本発明を適用することが可能である。
本発明では、「車両乗員拘束システム用エアバッグモジュールであって、エアバッグと、装着時に車室内に面しエアバッグモジュールの異なる複数のセグメント(10,20)によって構成された可視面とを備え、少なくとも2つのセグメント(10,20)は視覚的及び/又は触覚的に異なる表面を有し、少なくとも2つのセグメント(10,20)はそれぞれ、所定の接続領域を形成しつつ少なくとも1つの別のセグメント(10,20)との物理的な接合を可能とする少なくとも1つの物理的な接合部(10a,10b)を備え、少なくとも1つのセグメント(20)は、少なくとも1つの開裂線(22)を備え、展開時の前記開裂線(22)の開裂の際に、前記エアバッグモジュールから前記エアバックを放出可能とする開口部が前記可視面に形成され、前記物理的な接合部(10a,10b)は、前記開裂線(22)の開裂の際、当該接合を維持して開成しないように構成され、前記開裂線(22)は、所定の物理的な接合部(20a)に沿って延在するように構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール」という態様(態様1)を採り得る。
また本発明では、「前記態様1に記載のエアバッグモジュールであって、前記開裂線(22)は、一方のセグメント(20)の他方のセグメント(10)との前記物理的な接合部(20a)によって形成される接続線に沿って延在していることを特徴とするエアバッグモジュール」という態様(態様2)を採り得る。
また本発明では、「請求項4に記載のエアバッグモジュールであって、前記可視面は、前記カバーキャップで形成された第1セグメント(10)と、前記モジュールケーシング上に設けられたキャップフレームで形成された第2セグメント(20)とによって構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール」という態様(態様3)を採り得る。
また本発明では、「請求項1から6、前記態様1から3のうちのいずれかに記載のエアバッグモジュールであって、前記異なる複数のセグメントの接続のための物理的な接合部は、突状のロック要素(11,21)を有することを特徴とするエアバッグモジュール」という態様(態様4)を採り得る。
また本発明では、「請求項7に記載のエアバッグモジュールであって、少なくとも1つのセグメント(10,20)は、基材(10)としての射出成形材料とともにバック射出成形される表面材(40)を有することを特徴とするエアバッグモジュール」という態様(態様5)を採り得る。
また本発明では、「請求項1から9、前記態様1から5のうちのいずれかに記載のエアバッグモジュールであって、前記異なる複数のセグメント(10,20)は、異なる表面材及び/又は異なるワニス状被膜を有するような異なる表面構造を有することを特徴とするエアバグモジュール」という態様(態様6)を採り得る。

Claims (15)

  1. 車両乗員拘束システム用エアバッグモジュールであって、
    エアバッグと、装着時に車室内に面しエアバッグモジュールの異なる複数のセグメント(10,20)によって構成された可視面とを備え、少なくとも2つのセグメント(10,20)は視覚的及び/又は触覚的に異なる表面を有し、
    少なくとも2つのセグメント(10,20)はそれぞれ、所定の接続領域を形成しつつ少なくとも1つの別のセグメント(10,20)との物理的な接合を可能とする少なくとも1つの物理的な接合部(10a,10b)を備え、
    少なくとも1つのセグメント(20)は、少なくとも1つの開裂線(22)を備え、展開時の前記開裂線(22)の開裂の際に、前記エアバッグモジュールから前記エアバックを放出可能とする開口部が前記可視面に形成され、
    前記物理的な接合部(10a,10b)は、前記開裂線(22)の開裂の際、当該接合を維持して開成しないように構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。
  2. 請求項1に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記開裂線(22)は、所定の物理的な接合部(20a)に沿って延在するように構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。
  3. 請求項2に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記開裂線(22)は、一方のセグメント(20)の他方のセグメント(10)との前記物理的な接合部(20a)によって形成される接続線に沿って延在していることを特徴とするエアバッグモジュール。
  4. 請求項1から3のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記開裂線(22)は、本質的に少なくとも1つのセグメント境界部に沿って延在していることを特徴とするエアバッグモジュール。
  5. 請求項1に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記開裂線は、1つのセグメントにおいて当該セグメントの物理的な接合部に沿わないように構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。
  6. 請求項1から4のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記異なる複数のセグメント(10,20)は、展開時に少なくとも一部が旋回及び/又は開裂するカバーキャップ(10)によって、及び/又は前記エアバッグモジュールのモジュールケーシング(30)の可視面(20)によって構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。
  7. 請求項6に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記可視面は、前記カバーキャップで形成された第1セグメント(10)と、前記モジュールケーシング上に設けられたキャップフレームで形成された第2セグメント(20)とによって構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。
  8. 請求項1から5のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記異なる複数のセグメントは、前記エアバッグモジュールのカバーキャップの異なる複数のセグメントによって構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。
  9. 請求項1から8のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    2つのセグメント間の物理的な接続は、2つの接合部によって分離できないように構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。
  10. 請求項1から9のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記異なる複数のセグメントの接続のための物理的な接合部は、突状のロック要素(11,21)を有することを特徴とするエアバッグモジュール。
  11. 請求項1から10のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    少なくとも1つのセグメント(10,20)は、基材(10)と、前記基材(10)の全表面に設けられた表面材(40)とを有することを特徴とするエアバッグモジュール。
  12. 請求項11に記載のエアバッグモジュールであって、
    少なくとも1つのセグメント(10,20)は、基材(10)としての射出成形材料とともにバック射出成形される表面材(40)を有することを特徴とするエアバッグモジュール。
  13. 請求項11又は12に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記表面材(40)は、プラスチックホイル、或いは布地又は皮革の切断片によって構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。
  14. 請求項11から13のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    所定の開裂線は、1つのセグメントの前記基材にて延在し、且つ前記表面材によって視覚的に遮蔽されていることを特徴とするエアバッグモジュール。
  15. 請求項1から14のうちのいずれか一項に記載のエアバッグモジュールであって、
    前記異なる複数のセグメント(10,20)は、異なる表面材及び/又は異なるワニス状被膜を有するような異なる表面構造を有することを特徴とするエアバグモジュール。
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