JP2009526708A - 隠れたエアバッグドア及び一体のエアバッグシュートを備えた自動車構造 - Google Patents

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Abstract

隠されているエアバッグドア(214)と、一体化されているエアバッグシュート(204)と、を有する自動車構造。当該構造は、計器パネル組立品、座席シールド、エアバッグカバー、ピラーガーニッシュ、サイドカーテンシールド、ドアトリム、ニーボルスタ、または前述の構造の1つまたは2つ以上の組み合わせから選択することができる。当該構造は、第1の表面及び第2の表面を有する保持部分(202)と、展開シュート(204)と、保持部分(202)の第1の表面と第2の表面の少なくとも一方に、裂ける継ぎ目ノッチ(212)によって定められているドア部分(214)と、を有するように構成されている。展開シュート(204)は、保持部分(202)に取り付けられて、一体となっている。さらに、展開シュート(204)と保持部分(202)とは、同じ材料から作られて、構成されている。自動車構造は、展開シュート(204)を保持部分(202)と一体に構成し、保持部分(202)の第1の表面と第2の表面の少なくとも一方内の裂ける継ぎ目ノッチ(212)を用いてドア部分(214)を定めることによって作ることができる。本発明の自動車構造は、従来技術の構造に比べて、作るための処理ステップが少なく、構造の強度が高まる。

Description

本発明は、自動車で使用される構造に関し、特に、自動車の1つまたは2つ以上の構造に含まれているエアバッグシステムに関する。
[関連出願の引用]
本出願は、2006年2月16日に出願された米国仮出願第60/774,068号に対する優先権を主張する。
乗用車やトラックなどの自動車の安全機構であるエアバッグ及びその利用は、広く行き渡っており、主流になっている。多くの自動車において、乗員用エアバッグは、現在、計器パネル組立品に組み込まれるように設計されている。さらに、自動車内の運転者や任意の乗員をさらに保護するように、エアバッグが配置される領域が広くなっている。
エアバッグの1つの主な位置は、計器パネル組立品内である。従来技術の計器パネル組立品は、梁構造かつ/または梁構造に取り付けられている少なくとも1つの装飾計器パネルを有している場合がある。この装飾パネルには、衝撃時に乗員の膝を保護するニーボルスタとしての役割を持つものもある。計器パネル組立品は、自動車の車体または自動車構造に取り付けられている梁構造によって、自動車の客室の内側に取り付けられている。梁構造は、金属やプラスチックから作られている。
さらに他の従来技術の組立品は、例えば、暖房、換気、および空調(HVAC)システムのような計器パネル組立品に収容されている自動車システムと、1つまたは複数のエアバッグシステムと、を有している。エアバッグが展開できるようにするために、計器パネルは、エアバッグドアによって覆われたエアバッグ開口を有している。滑らかな表面が形成されている計器パネルの中央にドアを配置することは、美的に受け入れられないと思われるかもしれない。これは、ドアが計器パネルのすっきりとした美的ラインを損なうためである。エアバッグの展開によってドアが強制的に開かれて、エアバッグは計器パネルの開口を通して外に出ることができる。
多くの計器パネル組立品は、計器パネル保持部分と、エアバッグと、保持部分とエアバッグとの間に位置しているカラーとして機能するエアバッグシュートと、を有している。エアバッグが展開できるように、ドアはエアバッグの展開のための領域を有する計器パネル内に配置されていてもよい。このドアは、パネル内に隠され、つまり独立していてもよいし、見える部品であってもよい。ドアは、展開中のエアバッグによって動作する。エアバッグが作動すると、エアバッグは複数のドアに向けて拡大する。それから、エアバッグがドアを開く力をもたらすように、エアバッグはドアの内側に接触する。ドアは、内面を押しているエアバッグによって開く。その力は、ドアの材料を分離するのに十分な大きである。望む開き方でドアが開くように、複数の継ぎ目または裂け目がドアに設けられていてもよい。
これらの従来技術における実施形態では、シュートは、展開中のエアバッグを案内するために設けられている。このシュートは、計器パネルの上面の、乗員用エアバッグが取り付けられた成形されたプラスチック部品であってもよい。また、エアバッグのドアは、ドアの補強に用いられる多数の独立した鋼の部品を有していてよい。実施形態によっては、シュートとドアとは一体に成形されていてよい。そのとき、複数の鋼の挿入物を、その一体に成形されたものに挿入し成形してもよい。
しかし、シュートかつ/またはシュート/ドアユニットを使用すると、エアバッグ組立品を構成するために使用しなければならない部品かつ/または処理ステップが増大する。たとえば、シュートは保持部分に取り付けることができる。従来技術の実施形態において、ある実施形態では、シュートは、振動溶接かつ/または機械的溶接を用いて、保持部分に取り付けることができる。別の実施形態では、機械的締結部品のような他の機械的な接合機構が用いられている。これによると、追加の溶接ステップが、計器パネルエアバッグ組立品の製造に関わる処理時間かつ/またはコストを増加させる。そのため、より容易に作製できかつ/または動作の前に故障する可能性のある構成部品の数がより少ないエアバッグ組立品、を有している計器パネル組立品のような自動車構造を提供することが有益である。
本発明は、エアバッグシステムの2つまたは3つ以上の要素を構成するために同じ材料が用いられている、エアバッグシステムを提供する。エアバッグシステムは、エアバッグを展開させることのできる構造内に収容されている。エアバッグ組立品はさまざまな自動車組立品に収容することができる。一実施態様では、エアバッグシステムは計器パネルに収容されている。計器パネルは、第1の表面及び第2の表面を有する保持部分と、展開シュートと、保持部分の第1の表面と第2の表面の少なくとも一方に、裂ける継ぎ目ノッチによって定められているドア部分と、を有している。展開シュートは、保持部分に取り付けられて、一体となっている。さらに、展開シュートと保持部分とは、同じ材料から作られて、構成されている。計器パネル組立品は、展開シュートを保持部分と一体に構成し、保持部分の第1の表面と第2の表面の少なくとも一方の裂ける継ぎ目ノッチを用いてドア部分を定めることによって作ることができる。本発明の思想を含んだ他の構造は、座席シールド、エアバッグカバー、ピラーガーニッシュ、サイドカーテンシールド、ドアトリム、ニーボルスタ、またはこれらの構造の1つまたは2つ以上の組み合わせがある。本発明の構造によれば、従来技術のシステムに比べて、製作するための処理ステップを少なくし、構造強度を高くすることができる。
一態様においては、自動車構造が提供される。自動車構造は、第1の表面及び第2の表面を有する保持部分と、展開シュートと、保持部分の第1の表面と第2の表面の少なくとも一方の裂ける継ぎ目ノッチによって定められているドア部分と、を有している。展開シュートと保持部分とは、同じ材料から作られて、構成されている。さらに、展開シュートは、単一の部品を構成するように、保持部分に取り付けられて、一体となっている。別の態様では、2ショット成形工程を使用することが可能であり、その結果、展開シュートと保持部分とは異なる材料であるが、1つの工程で作られる。自動車構造は、計器パネル組立品、座席シールド、エアバッグカバー、ピラーガーニッシュ、サイドカーテンシールド、ドアトリム、ニーボルスタ、または前述の構造の1つまたは2つ以上の組み合わせから選択することができる。
他の態様では、自動車構造を作る方法が提供される。当該方法は、展開シュートを第1の表面及び第2の表面を有する保持部分に一体に構成するステップと、保持部分の第1の表面と第2の表面の少なくとも一方の裂ける継ぎ目ノッチを用いてドア部分を定めるステップと、を有している。展開シュートと保持部分とは同じ材料から作られている。展開シュートと保持部分とは単一の工程で作られてもよい。自動車構造は、計器パネル組立品、座席シールド、エアバッグカバー、ピラーガーニッシュ、サイドカーテンシールド、ドアトリム、ニーボルスタ、またはこれらの構造の1つまたは2つ以上の組み合わせから選択することができる。
本発明を、以下の説明と、当業者にとって多数の修正及び変形が明らかであるため、説明することのみを意図した複数の例と、によってより詳細に説明する。明細書と特許請求の範囲で用いられる場合、「〜を有する」という用語には、「〜からなる」と「実質的に、〜からなる」という形態が含まれて良い。本明細書で開示しているすべての範囲は、境界部を含んでおり、独立して組み合わせることができる。本明細書で開示された範囲の境界部及び任意の値は、正確にその範囲及び値に限定されない。つまり、境界部及び任意の値は、これらの範囲かつ/または値と近似する値を含むように、精密ではない。
本明細書で用いられる場合、近似的な表現は、関連している基本機能を変化させることなく変更可能であるような任意の値を加減するために用いられている。そのため、「約」や「実質的」などの用語によって修飾されている値は、指定されている正確な値には限定されない。少なくともいくつかの場合において、近似的な表現は、値を計測する機器の精度に対応している。
本発明は、エアバッグを収容する改善された自動車構造と、それらの構造を作る方法と、を提供する。この改善された構造は、保持基材と展開シュートとが互いに一体に接続され、それによって展開シュートを保持基材に取り付ける溶接部分または機械的締結手段の必要が一切なくなるように、同じ材料から保持基材と展開シュートとを構成することに起因する。改善された構造は、保持基材と展開シュートとが互いに一体に接続され、展開シュートを保持基材に取り付ける溶接部分または機械的締結手段の必要が一切なくなるように、異なる材料からなる保持基材と展開シュートとを2ショット工程で構成することに起因することもある。そのため、自動車構造は、製作がより容易になり、時間の経過によって壊れやすくなる機械部品であって、エアバッグの性能に悪影響を及ぼす機械部品の数が少なくなる。
本発明の思想は、基材と展開シュートとを有しているエアバッグ装置を収容可能な任意の自動車構造に利用することができる。ここで用いられる場合、「シュート」または「展開シュート」なる語は、エアバッグ主構造(たとえば、計器パネル保持部分、ニーボルスタ、トッパ等)をエアバッグに接続する任意の嵌め合せ形状または構成要素を指す。シュートがエアバッグの案内としての役割を有していてもよい実施形態もあれば、シュートが取り付け方法としての役割を有していてもよい実施形態もある。シュートの定義に用いられる他の用語としては、「ガイド」、「カラー」、またはこの機能を実現可能な任意の関連構造がある。
展開シュートを保持基材に取り付ける溶接部分または機械的締結手段を排除することによって、改善された計器パネル組立品を作る方法では、展開シュートが、独立した溶接または締結ステップを必要とせず、保持部分基材と一体に構成できるので、必要なステップが少なくなる。また、展開シュートを保持部分組立品と一体に接続することによって、破損したり分解したりする可能性のある溶接部分または機械的締結手段がなくなり、これによって、エアバッグシステムを有している従来技術の自動車構造と比べて、強度かつ/または耐久性が向上したエアバッグシステムを有する自動車構造が提供される。
本発明の上記の特徴及び他の特徴は、以下の詳細な説明及び本発明の実施形態を示す図面によって、より明らかになるであろう。ここで、同じ要素には同じ参照番号が付けられている。
図面を参照すると、図1は従来技術の計器パネル組立品100の斜視図である。計器パネル組立品100は乗り物の内部に向いている外部表面(不図示)と、乗り物の内部とは反対を向いている内部表面と、を有している。組立品100は、保持基材102を有している。シュート104は保持基材102の内部表面に取り付けられている。シュート104は、内部表面に取り付けられている前面と、そこを通じて延びている開口106と、を有している。シュート104は、開口106が組立品100のパネルドアと揃うように、保持基材102に取り付けられていてもよい。シュート104の前面は、当該前面に形成された複数の溶接リブ108をさらに有している。溶接リブ108は、シュート104が組立品100の支持基材102に振動溶接できるように構成されている。ある変形例においては、複数の溶接リブ108は、シュート104の開口106の周囲にあり、互いに平行に延びている。
しかし、図2に詳細に示している本発明において、組立品200は保持基材202及びシュート204を有している。保持基材202及びシュート204は、保持基材202とシュート204とが最初に構成される工程で、互いに一体に接合される。これによれば、シュート204と保持基材202とが例えば熱可塑性材料から構成される場合、シュート204と保持基材202とが単一の部材となるように、一体に構成することができる。これは、射出成形など、任意の公知の成形技法を用いて達成することができる。その結果、シュート204は既に保持基材202に取り付けられており、図1に示す従来技術の実施形態において必要なステップであって、シュート204を基材202に取り付けるための更なる振動溶接のステップは必要ない。さらに、シュート204及び保持基材202を構成するために使用される材料に依存して、結果として得られる本発明の構造は、より強度が高くなる。これは壊れることがある溶接点がなくなるためである。
シュート204は、図1におけるシュートと同様に、シュート204を貫通して延びている開口206と、必要に応じて使用される複数の支持リブ210と、を有している。開口206及び複数の支持リブ210も、シュート204と保持基材202とが構成される工程中に構成される。
本発明の追加の実施形態では、図2〜4に示されているように、計器パネル組立品は、その内部に形成された1つまたは2つ以上の予め弱められた外形212を有していてもよい。予め弱められた外形212は、保持基材202内のパネルドア214を定めている。予め弱められた外形212によって、保持基材202は、展開中のエアバッグの圧力下で破壊されて分離される弱められた外形を備えつつ、構造的な統合性と見栄えを維持することができる。エアバッグが展開したときの力は、パネルドア214を、予め弱められた外形212に沿った保持基材202の残っている部分から分離させるのに十分な大きさである。予め弱められた外形212は、予め弱められた外形を構成可能な任意の方法で、基材に構成することができる。一実施態様において、保持基材202の内部表面を角度がつけられたレーザースコアリング(切込み線)によって、予め弱められた外形212が構成される。
図3からわかるように、一実施態様では、角度がつけられたレーザースコアリングをシュート204の開口206の周囲に使用して、ドア214のヒンジ216を構成することができる。そして、図4からわかるように、主な継ぎ目自体の角度がつけられた切込み線は、購入者の衝突、異常な酷使、頭部保護試験等のエアバッグ以外の偶発的な衝撃によってドアが「押し込まれる」ことを防止することができる。
図5は、複数のヒンジをレーザースコアリングする別の実施形態を示している。本実施形態においては、ドア314のヒンジ316は、むしろ成形工程の間に構成される。そのため、組立品300は、シュート304と、保持基材302と、互いに一体に構成されている1つまたは2つ以上のヒンジ316と、を有している。組立品300は、予め弱められた外形312を構成するためのレーザースコアリングによって構成可能なパネルドア314をさらに有している。本実施形態では、1つまたは2つ以上の支持リブ310も示されている。
別の実施形態では、シュートは、保持部分がへこまないように、抜き勾配のない開口かつ/または釣鐘形状の開口を有するように構成されている。しかし、結果として得られる計器パネルは、金型から排出されるときに良好な排出特性を依然として有している。この形態の代わりに、展開シュートは、展開シュートが4つではなく可能ならば2つのリフタ(またはスライド)を有するように、わずかに楕円のシュート形状を有するように構成されていてもよい。開口の他の形状としては、長方形形状の開口かつ/または台形の開口が含まれるが、これらには限定されない。
本発明の一実施形態では、シュートと保持基材とは、1つの部分から構成可能な材料から作られている。そのような材料の例としては、金属やプラスチックが含まれるが、これらには限定されない。本発明の好ましい実施形態においては、シュートと保持部分とは、熱可塑性材料のようなプラスチック材料から作られる。有益な実施形態においては、プラスチック材料は、約200℃から約−60℃の温度で柔軟な熱可塑性材料である。本発明で使用可能な熱可塑性材料の例には、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)、ポリカーボネート(ゼネラルエレクトリック社から市販されているレキサン(登録商標)及びレキサン(登録商標)EXL樹脂)、ポリカーボネート/ABS混合物(ゼネラルエレクトリック社のCYCOLOY(登録商標)樹脂)、ポリカーボネート−ポリエステル共重合体、アクリル−スチレン−アクリロニトリル(ASA)、アクリロニトリル(エチレン−ポリプロピレン−ジアミン変性)スチレン(AES)、フェニレンエーテル樹脂、ポリフェニレンオキサイドとポリスチレンとの混合物が充填したガラス、ポリフェニレンエーテル/ポリアミドの混合物(ゼネラルエレクトリック社の「NORYL GTX(登録商標)」樹脂)、ポリカーボネート/PET/PBTの混合物、ポリブチレンテレフタレートと衝撃改質剤(ゼネラルエレクトリック社から市販されているXENOY(登録商標)樹脂)、ポリアミド、硫化フェニレン樹脂、塩化ビニルPVC、高耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)、低/高密度ポリエチレン、ポリプロピレンと熱可塑性オレフィン(TPO)、ポリエチレンと繊維との合成物、及びAZDEL社から市販されている「AZDEL Superlite(商標)シート」のようなポリプロピレンと繊維との合成物、が含まれるが、これらには限定されない。
別の実施形態では、シュートと保持部分とは、金属から作られている。本発明で使用可能な金属の例には、鋼、アルミニウム、鉄、これらの1つまたは2つ以上からなる合金、またはこれらの組み合わせ含まれるが、これらには限定されない。
一体化されているシュートと保持部分とは、一体化されているシュートと保持部分との組立品を構成可能な任意の方法を用いて構成することができる。使用可能な方法は、一体化されているシュートと保持部分との組立品を構成するために用いられる材料、一体化されているシュートと保持部分との組立品が用いられる計器パネル組立品の種類、かつ/または一体化されているシュートと保持部分との組立品の大きさなどの1つまたは2つ以上の要因を用いて選択することができるが、これらには限定されない。本発明で使用可能な方法の例としては、(共押し出し成形、Tダイ押し出し、インフレーション押し出し、異形押し出し、押し出しコーティング、および多層射出成形のように)、押し出し成形、ブロー成形、圧縮成形、射出成形、溶融成形、またはこれらの組み合わせがあるが、これらには限定されない。
別の実施形態では、保持部分と展開シュートとは、前述の熱可塑性材料などの異なる材料から作られているが、同じ成形工程によって、一体化されている展開シュートと保持部分とを構成するように2ショット成形工程を用いて構成されている。これにより、保持部分の構成及び展開シュートの取り付けのために、複数のステップが必要な従来技術のエアバッグシステムよりも優位性を保っている。2ショット工程では、まず第1の熱可塑性材料を金型内に射出し、それから第2の熱可塑性材料を第1の熱可塑性材料の周囲または上に射出する。2段階の製造工程は、基本的に、回転プラテンと2つの射出ユニットとを用いて実施される。金型キャビティの半分が第1の熱可塑性材料のために使用されるのに対して、他方の半分は第2の熱可塑性材料のための金型キャビティを有している。
本発明は、エアバッグを有している任意の自動車構造で利用可能である。そのため、展開シュート、具体的には保持部分と接合されている展開シュートが利用されており、保持部分と展開シュートとを熱可塑性材料などのプラスチック材料から構成することができる、任意のエアバッグ組立品に対して、本発明の思想を利用することができる。本発明の思想を利用可能な自動車構造の例としては、一般に保持部分を有している、計器パネル組立品、座席シールド、エアバッグカバー、ピラーガーニッシュ、サイドカーテンシールド、ドアトリム、ニーボルスタ、または前述の構造の1つまたは2つ以上の組み合わせが含まれるが、これらには限定されない。この保持部分は、エアバッグシュート、エアバッグカラー、エアバッグドア、またはこれらの組み合わせに、振動溶接かつ/または機械溶接されている。エアバッグドアを有しているこれらの構造において、ドアは、金属ドアまたはプラスチックドアであってもよく、かつ/または複数のヒンジを有していてもよい。実施形態によっては、計器パネル保持部分は、予め弱められた裂ける継ぎ目を有していてもよい。
別の実施形態では、自動車構造は、保持基材の上面上の中間層かつ/または任意の中間層の上面上のカバー層を有している。他の実施形態では、自動車構造は、保持基材の上面に追加の層を有していない。さらに他の実施形態では、保持基材の上面は塗装されている。
中間層が用いられる場合、中間層は、例えば発泡材料のような柔軟性のある材料から構成することができる。柔軟性のある材料は、衝撃時において自動車の乗員をさらに保護し、さらに美的にし、かつ/または、きめや品質をさらに増すために用いることができる。カバー層は、例えば熱可塑性材料、皮、織物などの任意の適切な装飾用材料から構成することができる。中間層かつ/またはカバー層を保持部分に使用すると、エアバッグドアは、自動車の乗員には見えなくなる。典型的な実施形態では、任意の中間層かつ/またはカバー層は、エアバッグドアが開くことを補助するための複数の裂ける継ぎ目状の切込み線またはノッチを有していない。他の実施形態では、少なくとも1つの中間層かつ/またはカバー層も複数の裂ける継ぎ目ノッチを有している。
ここで記述された説明において、最良の形態を含む発明が開示されており、当業者が本発明を作り、利用可能にするための複数の例が記載している。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって定められており、当業者が想到する他の例を含んでいてもよい。特許請求の範囲の文字どおりの言い回しと異なることのない複数の要素を有している場合、または、特許請求の範囲の文字どおりの言い回しと実質的に相違していない同等な要素を有している場合に、そのような他の例が特許請求の範囲に含まれることを意図している。本明細書に関するすべての引用文献は、明らかに参照によって本明細書に引用される。
従来技術における独立しているエアバッグシュートの斜視図である。 本発明の一実施形態における一体化されたエアバッグとエアバッグシュートの斜視図である。 図2の一体化されたエアバッグとエアバッグシュートのA−Aに沿った断面図である。 図2の一体化されたエアバッグとエアバッグシュートのB−Bに沿った断面図である。 本発明の別の実施形態における一体化されたエアバッグとエアバッグシュートの斜視図である。

Claims (20)

  1. 第1の表面と第2の表面とを有する保持部分(202)と、
    展開シュート(204)と、
    前記保持部分(202)の前記第1の表面と前記第2の表面の少なくとも一方に、裂ける継ぎ目ノッチ(212)によって定められているドア部分(214)と、を有し、
    前記展開シュート(204)は、前記保持部分(202)に取り付けられて、一体となっている、自動車客室用の自動車構造。
  2. 前記展開シュート(204)と前記保持部分(202)とは、同じ材料から作られて、構成されており、
    前記展開シュート(204)と前記保持部分(202)とは、熱可塑性材料から作られている、請求項1に記載の自動車構造。
  3. 前記熱可塑性材料は、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)、ポリカーボネート、ポリカーボネート/ABS混合物、ポリカーボネート−ポリエステル共重合体、アクリル−スチレン−アクリロニトリル(ASA)、アクリロニトリル(エチレン−ポリプロピレン−ジアミン変性)スチレン(AES)、フェニレンエーテル樹脂、ポリフェニレンオキサイドとポリスチレンとの混合物を充填したガラス、ポリフェニレンエーテル/ポリアミドの混合物、ポリカーボネート/PET/PBTの混合物、ポリブチレンテレフタレートと衝撃改質剤、ポリアミド、硫化フェニレン樹脂、塩化ビニルPVC、高耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)、低/高密度ポリエチレン、ポリプロピレンと熱可塑性オレフィン(TPO)、ポリエチレンと繊維との合成物、ポリプロピレンと繊維との合成物、またはそれらの組み合わせから選択される、請求項2に記載の自動車構造。
  4. 前記展開シュート(204)と前記保持部分(202)とは、異なる材料から作られて、構成されており、
    前記展開シュート(204)と前記保持部分(202)とは、熱可塑性材料から作られる、請求項1に記載の自動車構造。
  5. 前記熱可塑性材料は、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)、ポリカーボネート、ポリカーボネート/ABS混合物、ポリカーボネート−ポリエステル共重合体、アクリル−スチレン−アクリロニトリル(ASA)、アクリロニトリル(エチレン−ポリプロピレン−ジアミン変性)スチレン(AES)、フェニレンエーテル樹脂、ポリフェニレンオキサイドとポリスチレンとの混合物を充填したガラス、ポリフェニレンエーテル/ポリアミドの混合物、ポリカーボネート/PET/PBTの混合物、ポリブチレンテレフタレートと衝撃改質剤、ポリアミド、硫化フェニレン樹脂、塩化ビニルPVC、高耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)、低/高密度ポリエチレン、ポリプロピレンと熱可塑性オレフィン(TPO)、ポリエチレンと繊維との合成物、ポリプロピレンと繊維との合成物、またはそれらの組み合わせから選択される、請求項4に記載の自動車構造。
  6. 前記展開シュート(204)と保持部分(202)とは金属から作られる、請求項1に記載の自動車構造。
  7. エアバッグをさらに有する、請求項1に記載の自動車構造。
  8. 前記裂けるストリームノッチ(212)は、角度がつけられたストリームノッチを有する、請求項1に記載の自動車構造。
  9. 前記展開シュート(204)は、楕円形状の開口、長方形形状の開口、台形の開口、抜き勾配のない開口、または釣鐘形状の開口から選択された開口(206)を有する、請求項1に記載の自動車構造。
  10. 前記自動車構造は、計器パネル組立品、座席シールド、エアバッグカバー、ピラーガーニッシュ、サイドカーテンシールド、ドアトリム、ニーボルスタ、またはこれらの構造の1つまたは2つ以上の組み合わせから選択される、請求項1に記載の自動車構造。
  11. 前記自動車構造は計器パネル組立品を含んでいる、請求項1に記載の自動車構造。
  12. 展開シュート(204)を、第1の表面と第2の表面とを有する保持部分(202)に一体に形成するステップと、
    前記保持部分(202)の前記第1の表面と前記第2の表面の少なくとも一方に、裂ける継ぎ目ノッチ(212)を使用してドア部分(214)を定めるステップと、を有する、自動車構造を構成する方法。
  13. 前記展開シュート(204)と前記保持部分(202)とは、前記展開シュート(204)と前記保持部分(202)用の同じ材料を使用して、単一の成形工程によって構成され、
    前記展開シュート(204)と前記保持部分(202)とは熱可塑性材料から作られる、請求項12に記載の方法。
  14. 前記熱可塑性材料は、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)、ポリカーボネート、ポリカーボネート/ABS混合物、ポリカーボネート−ポリエステル共重合体、アクリル−スチレン−アクリロニトリル(ASA)、アクリロニトリル(エチレン−ポリプロピレン−ジアミン変性)スチレン(AES)、フェニレンエーテル樹脂、ポリフェニレンオキサイドとポリスチレンとの混合物を充填したガラス、ポリフェニレンエーテル/ポリアミドの混合物、ポリカーボネート/PET/PBTの混合物、ポリブチレンテレフタレートと衝撃改質剤、ポリアミド、硫化フェニレン樹脂、塩化ビニルPVC、高耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)、低/高密度ポリエチレン、ポリプロピレンと熱可塑性オレフィン(TPO)、ポリエチレンと繊維との合成物、ポリプロピレンと繊維との合成物、またはそれらの組み合わせから選択される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記展開シュート(204)と前記保持部分(202)とは、前記展開シュート(204)と前記保持部分(202)用の異なる材料から単一の成形工程によって構成され、
    前記展開シュート(204)と前記保持部分(202)とは熱可塑性材料から作られる、請求項12に記載の方法。
  16. 前記熱可塑性材料は、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)、ポリカーボネート、ポリカーボネート/ABS混合物、ポリカーボネート−ポリエステル共重合体、アクリル−スチレン−アクリロニトリル(ASA)、アクリロニトリル(エチレン−ポリプロピレン−ジアミン変性)スチレン(AES)、フェニレンエーテル樹脂、ポリフェニレンオキサイドとポリスチレンとの混合物を充填したガラス、ポリフェニレンエーテル/ポリアミドの混合物、ポリカーボネート/PET/PBTの混合物、ポリブチレンテレフタレートと衝撃改質剤、ポリアミド、硫化フェニレン樹脂、塩化ビニルPVC、高耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)、低/高密度ポリエチレン、ポリプロピレンと熱可塑性オレフィン(TPO)、ポリエチレンと繊維との合成物、ポリプロピレンと繊維との合成物、またはそれらの組み合わせから選択される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記展開シュート(204)と前記保持部分(202)とは、押し出し成形、ブロー成形、圧縮成形、射出成形、溶融成形、またはこれらの組み合わせから選択された方法を使用して一体に構成される、請求項12に記載の方法。
  18. 前記ドア部分(214)を定めるために、角度がつけられたレーザースコアリングを使用する、請求項12に記載の方法。
  19. 前記自動車構造は、計器パネル組立品、座席シールド、エアバッグカバー、ピラーガーニッシュ、サイドカーテンシールド、ドアトリム、ニーボルスタ、またはこれらの構造の1つまたは2つ以上の組み合わせから選択される、請求項12に記載の方法。
  20. 前記自動車構造は計器パネル組立品を有する、請求項12に記載の方法。
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