JPH08207687A - エアバッグ展開カバードアを具えた自動車等の乗物内装パネルとその製造方法 - Google Patents

エアバッグ展開カバードアを具えた自動車等の乗物内装パネルとその製造方法

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JPH08207687A
JPH08207687A JP7304188A JP30418895A JPH08207687A JP H08207687 A JPH08207687 A JP H08207687A JP 7304188 A JP7304188 A JP 7304188A JP 30418895 A JP30418895 A JP 30418895A JP H08207687 A JPH08207687 A JP H08207687A
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panel
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JP7304188A
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W Gary Wirt
ワート ダブリュ.ゲイリー
Patrick G Jarboe
ジー.ジャーボー パトリック
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ATK Launch Systems LLC
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Morton Thiokol Inc
Morton International LLC
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C37/00Component parts, details, accessories or auxiliary operations, not covered by group B29C33/00 or B29C35/00
    • B29C37/0053Moulding articles characterised by the shape of the surface, e.g. ribs, high polish
    • B29C37/0057Moulding single grooves or ribs, e.g. tear lines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B29L2031/3005Body finishings
    • B29L2031/3038Air bag covers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗用車等の乗物内装パネルに設けたカバード
アであって、展開時に搭乗者に対しパネル破片等により
危険をもたらさず、しかも搭乗者がこのカバードアを視
覚的にも、触覚的にも感知出来ない、斯ゝるエアバッグ
展開用のカバードアを具えた乗物内装パネル(36)を
提供すること。 【解決手段】 内装パネルの構成要素として外位内装層
(48)と中間発泡体層(46)から成る積層体をモー
ルドのキャビティ側にインサートとして挿置し、残余の
パネル要素として当該インサートに一体に結合すべき基
体部材がカバードアの輪郭を規定する引裂き伝播線(2
8,29,30)とヒンジ(32)を具えるよう予め形
成されているモールドのコア側に熱可塑性樹脂を低圧イ
ンサート射出成形することにより提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車等の乗物のイ
ンストルメントパネル或いはダッシュボード或いはドア
パネルのエアバッグモジュールのためのカバードアに関
する、更に具体にいえば見破れず且つ目視出来ない切裂
き伝播線を有し、且つインストルメントパネル或いは、
ダッシュボード或いはドアパネルの外観を損うことのな
い斯ゝるカバードアに関する。
【0002】
【従来の技術】オペレータの介入を要さずに未展開状態
から展開状態に自己起動する安全拘留(束)システム、
即ち能動的拘留(抑制)システム、具体的にはこれらの
能動的拘留システムであってエアバッグと一般に称され
る膨張可能バッグ或いはクッションを組込んだシステム
がこれまで自動車用に発明されてきた。この種のシステ
ムでは、1個以上のエアバッグは車内の搭乗者コンパー
トメントの夫々の貯蔵領域に詰込まれている。これらの
エアバッグは起動するや、コンパートメントに車内部の
夫々の開口を通じて展開させられる。
【0003】自動車用膨張可能拘留システムは一般的に
は車のフレーム及び/或いは車体の近辺に概して配位し
或いは装着されていて、車の突然の減速を感知する多数
のクラッシュセンサを含む。衝突等の場合の突然の減速
を検出するや、これらのエアバッグはその場で急速に膨
張、展開させられて、ドライバ及び/或いは添乗者を車
の内部機構と損傷原因となる接触を断つように緩衝作用
を奏する。
【0004】一般に、フロントシート搭乗者を保護する
ためのエアバッグ、即ちパッセンジャ側エアバッグは典
型的には車のインストルメントパネル或いはダッシュボ
ードの背後にある貯蔵用コンパートメントに搭載されて
いる。この種のエアバッグは常態では空間の必要度を最
小限に抑えるために未膨張で折り畳まれた条件の下で収
納されている。
【0005】このようなエアバッグは見えない所にしま
い込まれ、それによって意図的並びに無意識にエアバッ
グに対する干渉の可能性が減じられている。エアバッグ
展開前の自動車の常態作動において、カバードア或いは
特定の形式の蓋部材はエアバッグが起動するや開口を通
って展開することになる斯ゝる開口(飛び出し用の開
口)を覆っている。その結果、蓋部材は一般に自動車内
部に露呈されていなければならない。
【0006】自動車のインテリアトリム構造、具体的に
はインストルメントパネル或いはダッシュボードとも称
されるトリム(内装)パネルであって、エアバッグ展開
用の開口が多くの場合に所望の個所にあり、そしてこの
開口用のカバードアが配設されている斯ゝるトリムパネ
ルは通常は基体、これに敷かれているフォームのバッド
材料及びその外側のスキン或いはトリム(内装)カバー
を含む幾つかの層から成る。
【0007】展開用カバードアとこれに関連した開口の
存在の目視出来る(即ち見える)且つ触知出来る(即ち
感じる)痕跡を最小限度のものに抑えるために、カバー
ドアは自動車のインテリアデザインとマッチするよう
に、或いは調和するように設計することが一般的に望ま
れていた。まづいことに、カバードアのデザインと作動
に通常関連している機構に大いに起因してインストルメ
ントパネルとその他のトリムパネル面の外見と感じとを
所望の程度に密接に調和させることは多くの場合に困難
である。
【0008】エアバッグが起動するや、カバードアは典
型的にはこれにエアバッグ膨張により作用する力の結果
として開放される。実際では、膨張するエアバッグの展
開がカバードアの開放に対する抵抗によって感じられる
程に遅速しないことが概して望まれる。即ち、カバード
アはエアバッグがパッセンジャのコンパートメントの中
へ瞬間的に展開出来るように設計される。このほぼ瞬間
的なエアバッグのカバードアを通じた展開は基体層、フ
ォームパッド層及び外位スキン層の1或いはそれ以上の
層に伝播する引裂きラインが存在することによって概し
て可能になる。ドアの存在が表面に表現されていないか
或いは車のインストルメントパネル或いはダッシュボー
ドの外スキン層を通して目視され得ない或いはこの層に
あることが検知され得ないようにカバードア用の引裂き
伝播ラインを付与しようとする試みはこれまでに種々行
われてきたが、これらの試みは総体的には成功していな
い。一般に、この種の試みによって、結果的にはインス
トルメントパネル或いはダッシュボードにカバードアが
存在していることが見る者によって次の理由により明白
になるか或いは即座に検知されることになった。その理
由とは、カバードアの目視出来ない引裂き伝播ラインの
個所に相当する僅かな或いは控え目の窪みがパネル或い
はダッシュボードの外スキン層に存在することにある。
それ故に、表面に表現されていない、或いはインストル
メントパネル或いはダッシュボードの外スキン層を通じ
て検知され得ない引裂き伝播ラインを具えたカバードア
を提供することが望まれる次第である。
【0009】先に説明したように、エアバッグ展開工程
は非常に迅速な工程でなければならず、しかも迅速であ
ることの結果として少なくとも工程の1部分において大
きな力とエネルギーでカバードアが開放されることにな
らなければならない。この展開工程の迅速度はシステム
設計において完全に配慮されていないならば、カバード
アが望ましくない及び/或いは制御されていない態様で
引裂かれる結果となる。カバーの望ましくない及び/或
いは制御されていない引裂きは結果的にカバードアが破
れ、或いは個々の片に分離され、これらの個片が搭乗者
を傷付けたり、害したりすることの可能な弾丸として作
用する事態を招くことになる。カバードアの開放に関連
した崩壊は発泡体パッド材に関してエアバッグ展開カバ
ードアに隣接した領域のトリム構造から顕著に生じる。
それに加えて、トリム構造の発泡体(フォーム)によっ
て与えられる感触に近づくようにカバードアそれ自体に
発泡体パッドの層を含有させるならば、それはこの種の
カバーの開口がカバー発泡体材の崩壊をもたらす結果に
なるので、厄介なものとなる。
【0010】従って、自動車等の乗物のインテリアトリ
ム構造にカバードアがそれを通じてエアバッグを展開さ
せるために提供出来る効果的且つ経済的な構成体が求め
られる。このような構成体の好ましいものは、カバード
ア並びにエアバッグ展開口とその下のエアバッグの両者
の存在に関する視覚的及び/或いは触覚的痕跡を最小限
度に抑制するものであり、しかもカバードアが開放した
ときに著しく破壊されてパッセンジャコンパートメント
にその破片が飛び出す結果にならない構成体である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は視覚的にも触
覚的にも搭乗者が認知し得ないエアバッグ展開用カバー
ドアを具えた乗用車等の乗物内装(トリム)パネルを提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、エアバ
ッグモジュールからエアバッグ展開カバードアを通じて
エアバッグ展開時にエアバッグの外出を許容する斯ゝる
カバードアを有する自動車等の乗物内装パネルであっ
て、 (a)該カバードアの輪郭を形成する複数の引裂き伝播
線(ライン)とヒンジ手段とが内部に成形されている、
射出成形された熱可塑性樹脂の基体部材; (b)該基体部材にかぶさっていて、且つ該パネルの仕
上面を形成している外位内装層;及び (c)該基体部材と該外位内装層との中間の発泡体層を
含んで構成されていて、該基体部材が低圧、インサート
射出成形法で成形され、それによって該引裂き伝播線と
該ヒンジ手段が該パネル仕上面を形成している該外位内
装層を視る者に目視されないようにした、エアバッグ展
開カバードアを具えた自動車等の乗物内装パネルが提供
される。
【0013】更に本発明によれば、上記内装パネルは、 (1)該外位内装層と該中間発泡体層の積層体を低圧イ
ンサート射出成形装置のモールド(金型)のキャビティ
側に配置し且つ係留し; (2)該モールドを閉じて型締めし; (3)溶融熱可塑性樹脂材料を該モールドのコア側に低
圧力で射出し、その後に該射出材料の冷却を許容し、そ
れにより該基体部材を成形すると同時にこれを該積層体
に結合させ;そして (4)該モールドを型開して、前記結合されて成る該内
装パネルを取出す、斯ゝる諸工程によって製造すること
が出来る。
【0014】車内内装構造によっては自由端縁或いは開
端縁を有しているので、その場合には、引裂き伝播線が
2本の平行線のみになるようにカバードアを配設するこ
とが出来る。
【0015】
【実施例】本発明は以下に、バン、ピック−アップトラ
ック及び乗用車を包含する自動車用の前部パッセンジャ
側エアバッグ構成体(アッセンブリ)のためのカバード
アを具体的に参照して説明されるが、本発明は、例えば
側衝撃(サイドインパクト)エアバッグ構成体のための
ドアパネル等、その他の自動車用内装(トリム)パネル
に配設されるカバードアにも適用出来ることは理解され
てしかるべきである。
【0016】図1,3には、乗用車10の断片、具体的
にはそのパッセンジャ(添乗者)用コンパートメント1
2の断片が単純化した形式で図示されている。パッセン
ジャコンパートメント12は車内内装(トリム)構造1
6の1部としての外面18を具えたインストルメントパ
ネル或いはダッシュボード14を含む。典型的には、パ
ッセンジャ側エアバッグ(図示省略)はインストルメン
トパネル或いはダッシュボード14の背後に配置された
ハウジング或いは受容体に収容されている。説明を簡単
にする便宜上、インストルメントパネル或いはダッシュ
ボードはこれ以後はダッシュボードとして引用される。
【0017】図1−3において点線で示されるエアバッ
グ展開用カバードア20はダッシュボード14にその1
部として含まれる。本発明を説明するためにカバードア
は点線で示されているが、このカバードアは目視出来な
いことは理解されるべきである、即ちドアの存在とその
個所はダッシュボード16の外面、即ち仕上面18を調
べても観察する者には検知出来ない、即ち認知すること
が出来ない。即ち、カバードア20はダッシュボード1
4の外面18の外観を損わない。
【0018】図1,2に示す実施例では、カバードア2
0は自動車のウインドシールド24(図1)に面したダ
ッシュボード14の自由端縁22に沿って、或いは搭乗
者、即ちパッセンジャの座席(図示省略)の方へ向いて
いるダッシュボード14の自由端縁26に沿って配置さ
れている。本発明のエアバッグ展開用のカバードア20
が図1,2に示すようにダッシュボード14のエッジ
(端縁)22,26のいづれか1方に沿って配置されて
いることにより得られる利点は、図4−8を参照した後
の説明にあるように、2本の平行な引裂き伝播シーム或
いはライン28,30のみが要求されるに過ぎないこと
にある。ヒンジライン32が配設されており、これによ
り展開用カバードア20がダッシュボード外面18を通
って旋回して開き、結果としてエアバッグをその展開時
に外出させることが出来る。カバードアがウインドシー
ルド22に沿って、或いはダッシュボード外面18の乗
員側エッジ(端縁)26に沿って配置されておらず、代
りに図3に示すようにダッシュボードの頂面18の中央
部分に配置されている場合には、第3の切裂き伝播ライ
ン29が配設される。
【0019】図4−8には、本発明の低圧インサート式
モールド成形されたカバードア構成体(アッセンブリ)
34が図示されている。この低圧インサート式モールド
成形カバードア構成体34を作製する方法は以下に説明
される。このカバードア構成体は自動車のトリムパネル
(内装パネル)36であり、これは図示例では図1,2
のダッシュボード14である。トリムパネル36はその
下側に、1個片のモールド成形基体部材38、そしてそ
の外側或いは上側に内薄な可撓性のある内装層(トリム
層)或いは仕上層或いはスキン層48及び基体部材38
とトリム層48との間にフォーム(発泡材)中間層46
を含んで構成されている。基体部材38は下面40とフ
ォーム層46に隣接した上面42を有している。適当な
数の補強リブ44が下面40に1体成形され、自動車用
トリムパネル36に所望の構造安定性を与えている。図
示はしていないが、トリムパネル36は基体部材36;
フォーム層46及びスキン層48に加えて追加の材料層
を有することが出来ることは理解されるべきである。例
えば、基体部材38とフォーム層46の間に織布層或い
は不織布層を配置し、それによりトリムパネルの低圧イ
ンサート式モールド成形の際に基体部材のフォーム層へ
の結合を助勢し或いは結合力を高め、そしてフォーム層
と外位の望ましくないスキン層の引裂きとその伝播を阻
止するように作用させる。
【0020】トリム或いは仕上スキン層48は、ダッシ
ュボード、インストルメントパネル或いはドアパネル等
の自動車用トリムパネルの装飾的或いは審美的外面18
を提供するレザー或はビニル、アクリロニトライト−ブ
タジエン−スチレン(ABS)或いは熱可塑性ポリオレ
フィン或いはポリウレタンエラストマの装飾層である。
フォーム層46は一般に、発泡ポリプロピレン等の発泡
ポリウレタン或いはポリオレフィンの層である。基体部
材38は例えば、ガラス入り強化ポリウレタンエラスト
マ等のガラス入り熱可塑性ポリマー或いはポリエチレン
等の熱可塑性ポリオレフィン樹脂から作られる。
【0021】以下に説明するように、基体部材と1体成
形されるエアバッグ展開用カバードア20は目視出来な
いものであり、トリム層48の外面を通して見えない或
いは外面18の外観を損わない。
【0022】基体部材38は引裂き線(ライン)28,
30及びヒンジ32を具えるようにモールド成形され
る。これらの線とヒンジはカバードアがトリムパネル3
6の周縁22或いは26に配置されているならば展開用
カバードア20を規定することになる。先きに説明した
ように、展開用カバードアがパネル36の周縁ではな
く、パネルの中央に配置される場合には、基体部材38
に第3の引裂き伝播ライン29がモールド成形される。
【0023】所望であれば、モールド成形基体部材38
は引裂き伝播ライン28,30に隣接したカバードア2
0の対立する周側に1体モールド成形された付設用ブラ
ケット50,52を具備し、それによりカバードアをエ
アバッグモジュール構成体の反応キャニスタ(図示省
略)に付設或いは係留するようにすることが出来る。こ
の付設用ブラケット50,52は更にトリムパネル36
に追加の構造強度を与えるように作用する。ブラケット
50,52が事実として、カバードアの全周に亘って1
体のブラケットであり得る。
【0024】引裂き伝播ライン或いはシーム28,2
9,30は概してV字形チアンネル或いは溝として基体
部材38にその厚さ方向に切込まれた形状で以ってモー
ルド成形されたものである。基体部材38におけるこの
種シーム或いはラインの深さは概して基体部材38の厚
さ、即ち基体部材の両面40,42の距離、の約20%
から100%より僅かに小さい値までの範囲にある。引
裂きシームが間隔をあけた多孔式の引裂きシームである
ならば、シームの深さは多孔においては基体部材38の
厚さTの100%まで延長、貫通している。一般的に
は、基体部材38の厚は約1−約2.5mmである。もっ
ともこれより厚い或いは薄い基体部材も企図されること
はあり得る。ヒンジ32は部材の厚さ方向に切込まれた
概してU字形のチアンネル(図8)或いはV字形ノッチ
として基体部材38にモールド成形される。ヒンジチア
ンネル或いはノッチ32の基体部材における深さは、エ
アバッグ展開の際にヒンジが引裂かれて、展開用カバー
ドアを開けてしまう斯ゝる事態の発生を阻止するため
に、引裂き伝播シームのノッチの深さより著しく短くす
る。ヒンジチアンネル或いはノッチ32の基体部材38
における深さは概して基体部材の厚さTの約10−約4
0%の範囲にある。伝播引裂きラインとヒンジの深さは
少なくとも部分的に基体部材38に採用される熱可塑性
材料に依存することは理解されるであろう。
【0025】所望した場合、或いは必要と考えたとき、
引裂き伝播ラインはフォーム層46に熱成形法等によっ
て適当に形成することが出来る。フォーム層46に概し
て約0.5−3.5mmの厚さを有している。
【0026】目視出来ない展開用カバードア20の周側
がトリムパネル36の端縁(エッジ)22或いは26の
1方に配位したときには、伝播引裂きライン28,30
は引裂きラインがトリムパネルの端縁22或いは26と
交差する個所にある引裂き開始ノッチ54,56で終端
になっている。この種のノッチは基体にその幅方向に切
込まれた形状であり、引裂きラインを基体部材38の厚
さTに等しい深さまで延在させることにより形成され
る。これらの引裂き開始ノッチ54,56は概してV字
形で、エアバッグモジュール構成体からエアバッグが展
開するときに引裂き伝播ライン28,30の引裂きを開
始するように作用する。
【0027】所望であれば、基体部材38の下面40は
カバードアをエアバッグモジュールに拘束するための鎖
片(テツサ)を付設し、それによりエアバッグ展開時に
カバードアの不都合な動きを抑制するための手段を形成
しているエレメントを具備することが出来る。このよう
な鎖片付設手段は付設用ブラケット50,52の1部と
して配設され得るし、或いは基体部材38の下面40に
1体にモールド成形されたブラケットとは別のエレメン
トであり得る。
【0028】既に説明された本発明の目視出来ない展開
用カバードアを具えた自動車用トリムパネルは低圧イン
サート式射出成形法(LPIIM)によって製造され
る。このLPIIM法では、先ずスキン層或いはトリム
層48にフォーム層46を織布層或いは不織布層と共に
或いはそれを伴わずに積層されて成る市販のラミネート
(積層体)が所望の自動車用トリムパネル36を形成す
るに適したサイズに切断される。次に、切出し片のスキ
ン/フォームラミネートは適当なモールド(金型)のキ
ャビティ側にさしわたすように挿置される。一般に、切
出しラミネート片はモールドキャビティに設けた適宜の
ピンに掛ける。或いはまた、切出しスキン/フォームラ
ミネート片はモールドキャビティに挿入可能な滑り込ま
せるためのスロットが設けてあるフレームに装着され得
る。
【0029】切出しスキン/フォームラミネート片をモ
ールドキャビティに適当に載置し且つ係留させた後に、
モールドを閉じて約2.5トンから約5トンの範囲の適
当な型締め圧で以って閉型が保持される。その間に、基
体部材38を成形するための適宜の熱可塑性材料をその
融点温度まで、例えば熱可塑性ポリオレフィン材料では
約185℃(約365°F)に加熱し、そしてモールド
の適当に加熱されているコア側に、所望のインサート式
射出成形トリムパネル36を妥当に得ることが出来る限
度で出来るだけ低い圧力、例えば約2.76MPa −約
4.14MPa (約400psi −約600psi )の圧力で
以って射出する。基体部材38を成形するのに有利な特
定の熱可塑性樹脂の射出温度は約282℃(約540°
F)程度の高さであり得る。しかし、全てのケースで、
可能な最低温度範囲で射出工程を実施することが望まし
い。熱可塑性材料の射出圧力がモールドハーフ(半全
型)の後退(リコイル)の原因にならないようにするた
めに、射出工程の際にモールドのクランプ圧を約250
トンの圧力レベルに増大させることが必要である。熱可
塑性材料をモールドに射出してから約30秒から約60
秒の範囲の期間だけモールドを冷却させてから、モール
ドクランプ圧を解除し、モールドを開き、そして得られ
たインストルメントトリムパネル成品を取出し、この成
品に必要に応じてトリミング加工を施こす。射出モール
ドのコア側は基体部材38に既述のようにエアバッグ展
開用カバードアを作成するのに必要なデザイン或いはパ
ターンを具備するようにする。
【0030】LPIIM法の温度と圧力の条件は少なく
とも部分的には基体部材を成形するための具体的熱可塑
性樹脂、モールドスペーシング、材料粘性及びその他の
類似ファクタに依存する。目視出来ないエアバッグ展開
用カバードアを具えた自動車用内装(トリム)パネルを
低圧インサート式射出成形するために適したモールド成
形設備はアイオワ、デスモイネスのヘッテンガ イクイ
ツプメント(HettingaEquipment) Inc.から入手可
能である。
【0031】目視出来ないカバードアを具えた基体部材
をスキン/フォームラミネートに結合させる上記の低圧
インサート式射出成形法は、検知不可の目視出来はない
或いは目立たない、或いはトリム層48の外面を損わな
い斯ゝるカバードアを製造するだけでなく、エアバッグ
モジュールの展開の際に搭乗者に向けて破片が飛び出す
可能性が本質的に排除された或いは本質的に低減されて
いる斯ゝる特長を有する目視出来ない展開用カバードア
も製造することが出来る。
【0032】
【発明の効果】搭乗者に感知され得ないエアバッグ展開
用カバードアをその機能を損うことなく、しかも展開時
にカバードアにおいてパネルが破片になって飛び出すよ
うな危険が抑制された斯ゝるカバードアを具備した自動
車等の乗物内装パネルが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】インストルメントパネル或いはダッシュボード
におけるウインドシールドに対面する端縁に配置された
本発明の目視出来ないエアバッグ展開用カバードアを有
する斯ゝる構成のパネル或いはダッシュボードを具えた
自動車内部の断片的斜視説明図である。
【図2】図1に類似した図であるが、パネル或いはダッ
シュボードにおけるパッセンジヤに対面した自由端縁に
配置された本発明の目視出来ないエアバッグ展開用カバ
ードアを有する斯ゝる構成のパネル或いはダッシュボー
ドを具えた自動車内部の断片的斜視説明図である。
【図3】図1に類似した図であるが、パネル或いはダッ
シュボードにおける頂面の中央に配置された本発明の目
視出来ないエアバッグ展開用カバードアを有する斯ゝる
構成のパネル或いはダッシュボードを具えた自動車内部
の断片的斜視説明図である。
【図4】図1のインストルメントパネル或いはダッシュ
ボードの下側から見た平面説明図であって、低圧インサ
ート式モールド成形カバードアを示す。
【図5】図4のサークル5の領域を詳細に示す拡大説明
図である。
【図6】図5の線6−6に沿ったカバードアの切断面図
である。
【図7】図4のサークル7の領域の詳細を示す拡大説明
図である。
【図8】図7の線8−8に沿ったカバードアの切断面図
である。
【符号の説明】
10…乗用車 12…搭乗者コンパートメント 14…インストルメントパネル(或いはダッシュボー
ド) 16…車内内装構造 18…外面 20…カバードア(エアバッグ展開用) 22…エッジ(窓側) 26…エッジ(搭乗者側) 28,29,30…引裂き伝播線 32…ヒンジ(ノッチ) 34…カバードア構成体 36…内装パネル(トリムパネル) 38…基体部材 40…下面 42…上面 44…補強リブ 46…発泡体層 48…スキン或いはトリム層(外位内装層) 50,52…付設用ブラケット 54,56…引裂き開始ノッチ
フロントページの続き (72)発明者 パトリック ジー.ジャーボー アメリカ合衆国,ミシガン 48316,シェ ルビー タウンシップ,ブルース ヒル 53454

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグモジュールからエアバッグ展
    開カバードアを通じてエアバッグ展開時にエアバッグの
    外出を許容する斯ゝるカバードアを有する自動車等の乗
    物内装パネルであって、 (a)該カバードアの輪郭を形成する複数の引裂き伝播
    線とヒンジ手段とが内部に成形されている、射出成形さ
    れた熱可塑性樹脂基体部材; (b)該基体部材にかぶさっていて、且つ該パネルの仕
    上面を形成している外位内装層;及び (c)該基体部材と該外位内装層との中間の発泡体層を
    含んで構成されていて、 該基体部材が低圧、インサート射出成形法で成形され、
    それによって該引裂き伝播線と該ヒンジ手段が該パネル
    仕上面を形成している該外位内装層を視る者に目視され
    ないようにした、エアバッグ展開カバードアを具えた自
    動車等の乗物内装パネル。
  2. 【請求項2】 ダッシュボード或いはインストルメント
    パネルを含んで成る、請求項1に記載の乗物内装パネ
    ル。
  3. 【請求項3】 該カバードアが該内装パネルのエッジに
    沿って配置されていて、エアバッグ展開時にカバードア
    を開くための引裂き伝播線を2本だけ含んで成る、請求
    項2に記載の乗物内装パネル。
  4. 【請求項4】 該両引裂き伝播線が該基体部材の肉厚方
    向に切込まれた形状にモールド成形された2本の平行し
    た溝或いはチアンネルであり、該引裂き伝播線の各々が
    引裂き伝播ノッチにおいて終端になっており、当該ノッ
    チにおいて両伝播線が該内装パネルのエッジと交差して
    いる、請求項3に記載の乗物内装パネル。
  5. 【請求項5】 該引裂き伝播線の各々が該基体部材の肉
    厚の約20%から約100%までの範囲の深さまで延在
    している本質的にV字形のチアンネル或いは溝である、
    請求項4に記載の乗物内装パネル。
  6. 【請求項6】 該基体部材が更に、その該カバードアを
    エアバッグモジュールの反応キャニスタに付設するため
    の少なくとも1つのブラケットを含んで成る、請求項2
    に記載の乗物内装パネル。
  7. 【請求項7】 該ヒンジ手段が該基体部材に設けたチア
    ンネルである、請求項4に記載の乗物内装パネル。
  8. 【請求項8】 該ヒンジ手段が該基体部材にその肉厚の
    約10%から約40%までの範囲の深さまで延在してい
    る、請求項5に記載の乗物内装パネル。
  9. 【請求項9】 該カバードアが該基体部材の周囲内の概
    して中央に配位していて、該基体部材の肉厚方向にモー
    ルド成形されている3本の引裂き伝播線を含んで成る、
    請求項1に記載の乗物内装パネル。
  10. 【請求項10】 該カバードアが該基体部材の周囲内の
    概して中央に配位していて、該基体部材の肉厚方向にモ
    ールド成形されている3本の引裂き伝播線を含んで成
    る、請求項2に記載の乗物内装パネル。
  11. 【請求項11】 該引裂き伝播線の各々が該基体部材の
    約20%から約100%までの範囲の深さまで延在して
    いる本質的にV字形のチアンネル或いは溝である、請求
    項9に記載の乗物内装パネル。
  12. 【請求項12】 該ヒンジ手段が該基体部材に設けたチ
    アンネルである、請求項11に記載の乗物内装パネル。
  13. 【請求項13】 該ヒンジ手段が該基体部材の約20%
    から約40%の範囲の深さまで延在している本質的にU
    字形のチアンネルを含んで成る、請求項12に記載の乗
    物内装パネル。
  14. 【請求項14】 エアバッグモジュールからエアバッグ
    展開時にエアバッグカバードアを通じてエアバッグの外
    出を許容する斯ゝるカバードアを有する自動車等の乗物
    内装パネルであって、 (a)該カバードアの輪郭を形成している複数の引裂き
    伝播線とヒンジ手段とが内部にモールド成形されている
    射出成形された熱可塑性樹脂基体部材; (b)該基体部材にかぶさっていて、該パネルの仕上面
    を形成している外位内装層;及び (c)該基体部材と該内装層との中間の発泡体層を含ん
    で構成されていて、該引裂き伝播線と該ヒンジ手段が該
    パネルの仕上面を形成する該外位内装層を視る者にとっ
    て見えないものになっている、斯ゝる内装パネルの製造
    方法として、 (1)該外位内装層と該中間発泡体層の積層体を低圧イ
    ンサート射出成形装置のモールドのキャビティ側に配置
    し且つ係留し; (2)該モールドを閉じて型締めし; (3)溶融熱可塑性樹脂材料を該モールドのコア側に低
    圧力で射出し、その後に該射出材料の冷却を許容し、そ
    れにより該基体部材を成形すると同時にこれを該積層体
    に結合させ;そして (4)該モールドを型開して、前記結合されて成る該内
    装パネルを取出す、諸工程を含んで構成された、自動車
    等のエアバッグ展開カバードアを具えた乗物内装パネル
    の製造方法。
  15. 【請求項15】 該溶融熱可塑性樹脂が約2.76MPa
    から約4.14MPaの範囲の圧力で該モールドに射出さ
    れる、請求項14に記載の製造方法。
  16. 【請求項16】 該溶融熱可塑性樹脂が該モールドに射
    出するために約185℃から約282℃の範囲の温度ま
    で加熱され、そして約0.1秒から約0.5秒の範囲の
    期間だけ射出される、請求項14に記載の製造方法。
  17. 【請求項17】 溶融熱可塑性樹脂材料が約185℃か
    ら約282℃の範囲の温度にまで加熱され、そして約
    0.1秒から約0.5秒の範囲の期間だけ射出される、
    請求項15に記載の製造方法。
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