JP2012506979A - 振動を減衰するための装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、少なくとも1つのダンパアッセンブリを備えた振動を減衰するための装置(1)であって、互いに同軸的に配置されかつ互いに相対的に制限されて周方向に回動可能の少なくとも2つのダンパ部分(30.1,30.2)を有しており、ダンパ部分(30.1,30.2)は、少なくとも1つのエネルギ貯蔵ユニット(17,22)を有するトルク伝達(15,20)及び減衰作用を連結(16,21)するための手段を介して互いに連結されており、かつ、エネルギ貯蔵ユニット(17,22)のための加圧領域(I,II)を形成し、少なくとも1つのダンパ部分(30.1,30.2)はエネルギ貯蔵ユニット(17)のための案内通路(18)を形成する、少なくとも1つのダンパアッセンブリを備えた振動を減衰するための装置に関する。本発明は、エネルギ貯蔵ユニット(17)のための案内通路(18)を形成するダンパ部分(30.1)に設けられている個々の加圧領域(I,II)は、ダンパ部分(30.1)に少なくとも間接的に相対回動不能に接合されている、エネルギ貯蔵ユニット(17)のための周方向の案内通路(18)において接触面(5)を形成するストッパエレメント(3)によって形成され、接触面(5)は、エネルギ貯蔵ユニット(17,22)において有効な別のダンパ部分(30.2)の加圧領域(II)の両側で、エネルギ貯蔵ユニット(17)を支持することに適しているように構成されかつ配置されていることを特徴とする。

Description

本発明は、少なくとも1つのダンパアッセンブリを備えた、振動を減衰するための装置であって、互いに同軸的に配置されていて、互いに相対的に周方向に制限されて回動可能な少なくとも2つのダンパ部分を有しており、これらのダンパ部分は少なくとも1つのエネルギ貯蔵ユニットを有する、トルク伝達するための手段及び減衰作用を接続するための手段を介して互いに連結されており、エネルギ貯蔵ユニットのための加圧領域を形成し、少なくとも1つのダンパ部分がエネルギ貯蔵ユニットのための案内通路を形成する。
振動を減衰するための装置の種々異なる構成が、先行技術において既に公知である。上位概念部記載の構成は、例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第19912970号明細書に記載されている。この明細書には、少なくとも1つのエネルギ貯蔵体の抵抗に抗して回動可能な少なくとも2つのダンパ部分を備えた振動を減衰するための装置が開示されている。これらのダンパ部分はエネルギ貯蔵ユニットの圧縮のための加圧領域を有している。エネルギ貯蔵ユニットは湾曲ばねユニット、特に圧縮コイルばねとして構成されている。エネルギ貯蔵ユニットは、周方向の延在部に一致する、エネルギ貯蔵ユニットの長手方向の延在部に亘って、種々異なる外径を備えた少なくとも2つの巻条、つまり第1の大きい外径と、第2の小さい外径とを有していること特徴とする。本構成においては、入れ子式に配置されたばねユニットを備えた構成が考慮可能でもある。回動可能な1つのダンパ部分は環状室を形成するか、若しくは環状室を少なくとも部分的に周方向に画成する。この環状室にエネルギ貯蔵体が半径方向にも軸線方向にも案内されている。このために案内室を有するダンパ部分は連行体ディスクとして構成され、別のダンパ部分は半径方向に配向されていて、エネルギ貯蔵ユニットのための加圧領域を形成する連行体を備えたフランジとして構成される。
湾曲ばねの使用は、上記明細書に記載されているように周方向を向く接触面を形成するストッパが、エネルギ貯蔵体のための案内通路に既に組み込まれていることを必要とする。つまりストッパは形状付与時に各構成エレメントに直接的に一体成形されているか、又は、例えば対応するダンパ部分にリベット留めにより接合されている、案内通路内で半径方向に延びている別体のエレメントとして形成されていることを必要とする。
ストッパが組み込まれている連行体ディスクの構成は、とりわけ、振動を減衰するための装置の入力部分として、軸線方向に配向されている突出部を備えたフランジが使用される場合に常に使用されてきた。内側ばねを備えた構成であっても、内側ばねのために十分な接触面を実現するために、連行体ディスクは、製造に比較的手間がかかり、もってコスト高となる複雑な幾何学形状を有している。
さらに上記ストッパの形式は、単に片側においてのみ連行体ディスクに実現可能である。とりわけ連行体ディスクに使用される原材料の限定的な可変性により、形状付与に関する限界が設けられている。入れ子式に接続されて配置されているばねから成るエネルギ貯蔵ユニットにおいて、大きなワイヤ直径を備えた外側ばねが構成されていて、内側ばねのために適切に大きな接触面を形成することももはや可能ではない。したがって上記構成においては、いわゆるエンドキャップ、つまり当付け面を形成するエレメントを使用する必要がある。これらのエレメントはエネルギ貯蔵ユニットのための案内通路に可動に案内されていてダンパ部分に支持され、エネルギ貯蔵体の各端部領域のためにストッパを形成する。
組み込まれた構成において、製造技術的には型押しは打込み方向にしか行うことはできない。これにより、この種のストッパは内側から半径方向に係合するフランジを備えた構成に限定されている。
製造技術的な理由から、接触面を形成するストッパを個々の構成部材の壁部から直接的に成形することができない場合、別体のストッパエレメントが使用される。これらのストッパエレメントは、一般的に、連行体ディスクに接合される。また、連行体ディスク自体は、通常、接続可能なクラッチ装置のディスクキャリアに接合されている。
ダンパアッセンブリの入力部分を形成する、連行体ディスクの形式のダンパ部分の案内通路の形成に関する別の構成は、連行体ディスクに一体にリベット留めされているストッパである。このストッパは、入力部分と出力部分を形成する別のダンパ部との間に配置されている。しかし、エネルギ貯蔵ユニットを2つの面において連行することもできるために、適切なストッパ領域を形成しつつ連行体の付加的な型押しが必要であり、つまり、入れ子式に接続されているばねを備えたエネルギ貯蔵アッセンブリにおいて、内側ばねは、接触面を介して限定的にしか内側ばねを加圧することができない。このような構成も、通常、別体のストッパエレメントによって補われる。
したがって、本発明の目的は、エネルギ貯蔵装置、特に入れ子式に配置されている、外側ばね及び内側ばねから形成されるばねユニットの形式のエネルギ貯蔵装置を備えた冒頭で述べた形式の振動を減衰するための装置を改良して、上記欠点を回避し、かつ、ばねユニットにとって十分に大きな支持面を提供することができ、理想的には、ダンパ部分に支持される、案内通路において可動な接触面を形成するエレメントを必要としない、振動を減衰するための装置を提供することである。本発明においては、省スペース型の配置、簡単な組付け及び廉価な製造コストを達成することが望まれる。
本発明に係る解決手段は、請求項1の特徴部によりもたらされる。有利な構成は従属請求項に記載する。
少なくとも1つのダンパアッセンブリを備えた振動を減衰するための本発明に係る装置は、互いに同軸的に配置され、互いに相対的に周方向に制限されて回動可能な少なくとも2つのダンパ部分を有しており、これらのダンパ部分は少なくとも1つのエネルギ貯蔵ユニットを有する、トルク伝達のための手段及び減衰作用の連結のための手段を介して互いに連結されており、かつ、前記エネルギ貯蔵ユニットのための加圧領域を形成し、少なくとも1つの前記ダンパ部分がエネルギ貯蔵ユニットのための案内通路を形成する、振動を減衰するための装置であって、エネルギ貯蔵ユニットのための案内通路を形成するダンパ部分における個々の加圧領域は、ダンパ部分に少なくとも間接的に相対回動不能に接合されていて、かつ、エネルギ貯蔵ユニットのための接触面を形成するストッパエレメントによって形成され、接触面は、エネルギ貯蔵ユニットにおいて有効な別のダンパ部分の加圧領域の、軸線方向断面において見て両側でエネルギ貯蔵ユニットを支持することに適しているように構成されかつ配置されていることを特徴とする。
エネルギ貯蔵ユニットのための案内通路に少なくとも間接的に接合されている別体の構成部分に対する接触面の機能を割り当てた本発明に係る構成は、エネルギ貯蔵ユニットの全面に亘るエネルギ貯蔵ユニットの端部領域の均一な支持という利点を提供するので、力導入は同様に均一に行われ、エネルギ貯蔵ユニットのために、周方向におけるエネルギ貯蔵ユニットの案内の安定化のための付加的な手段は必要ない。さらに、別体のストッパエレメントの使用及びストッパエレメントの接触面の成形による、特に別の各ダンパ部分の構成及び形態を考慮した種々異なるダンパの構成は、エネルギ貯蔵ユニットのための案内通路を形成する同一のダンパ部分によって実現することができる。特にエネルギ貯蔵ユニットのための案内通路のない別の各ダンパ部分の連行体エレメントの加圧領域の構成及び配向を変更することができる。さらに、特にばねユニットが半径方向に入れ子式に配置されている構成において、加圧領域が損傷することなく個々のエネルギ貯蔵ユニットの十分な支持を保証する接触面を、特に寸法設定及び幾何学形状を考慮して使用条件に自由に適合させることができる。
個々の接触面は、案内通路の横断面に対して軸線方向断面において見て、接触面の一部分領域に亘って周方向に延在するように構成されている。本発明において、第1の構成における接触面は、案内通路の輪郭に直接的に適合させることができる。ストッパエレメントの外周は接触面を形成する領域において、案内通路におけるダンパ部分の内周に接するように成形されている。しかし有利には、簡単に製造可能でありかつ別の各ダンパ部分の加圧領域を案内する接合領域を形成しながら、エネルギ貯蔵ユニットの大きな領域を支持する接触面の幾何学的な構成が使用される。接触面の幾何学的な形状は、少なくとも2つの、有利には少なくとも3つの、互いに所定の角度を成して配向されている面領域により形成することができる。有利な構成において面領域は、L字形、C字形、U字形、F字形、V字形のうちの1つの形状に基づいて形成することができる。本構成において個々の面部分は真直ぐに又は湾曲して形成可能でもある。
ストッパエレメントは成形部分として、特に有利な構成においては簡単に製造可能であることから金属薄板部分として構成されており、周方向を向いている少なくとも1つの接触面を形成する少なくとも1つの当付け・支持領域と、エネルギ貯蔵ユニットのための案内通路を形成するダンパ部分と少なくとも間接的に相対回動不能に接合するための接合領域とを有している。特に有利な構成において、ストッパエレメントに周方向で互いに反対に配向されている2つの接触面が形成されている。接触面、特に周方向に互いに反対側に配向されている2つの接触面を形成する当付け・支持領域は、幾何学的な形状及び寸法に関して、互いに周方向で相前後して配置されている2つのエネルギ貯蔵ユニットの間に別の各ダンパ部分の加圧領域のための案内領域を解放するように設計されかつ配置されている。加圧領域自体は、開放した面を備えたストッパエレメント横断面の、回動軸線に対して軸線方向、半径方向、又は角度を成した方向での配向に応じて、軸線方向又は半径方向又は同様に角度を成して配向されている連行体エレメント、特にフランジ構成部分に設けられた突出部によって形成される。
特に有利な構成において、エネルギ貯蔵ユニットのための案内通路を形成するダンパ部分は、案内通路を形成する領域において周方向に互いに離間されて配置されている開口部/切欠きを有している。この開口部/切欠きにストッパエレメントは導入可能である。当付け・支持領域は組付け状態において少なくとも部分的に開口部/切欠きを通って延びている。特に有利な構成において、当付け・支持領域は最適化された構成スペース利用のために、上記領域において欠けているダンパ部分の壁部の輪郭に適合して形成されている。
第1の基本構成により、本発明に係るストッパエレメントとダンパ部分との直接的な相対回動不能な接合が行われ、第2の基本構成により、ダンパ部分に相対回動不能に接合されるエレメントとの相対回動不能な接合が行われる。
第1の基本構成は、振動を減衰するための装置は接続エレメントと実施したい接合に関して、ストッパエレメントの形式に関係なく変更可能である。ストッパエレメントの接合は、振動を減衰するための装置のための接合環境に関係なく行われる。対応するダンパ部分との相対回動不能な接合に関して、基本的に2つの異なる可能な構成がある。これらの構成は、ストッパエレメントの構成に影響を与え、振動を減衰するための装置の内面又は外面を規定する端面における接合を形成することを特徴とする。本構成においては、摩擦接続式、形状接続式又は素材接続式の接合が考慮可能である。第1の基本構成の有利な構成は、ストッパエレメントが金属薄板部分として、接触面を周方向に形成する当付け・支持領域と接合領域とを有しているように構成されていることを特徴とする。組付け状態において、接合領域は半径方向において支持領域の下側に配置されている。支持領域は湾曲した金属薄板エレメントにより形成される。この金属薄板エレメントは横断面において見て、若しくは回動軸線とこの回動軸線に対する垂線により形成される切断面において、周方向におけるばねユニットの大部分の支持を可能にするほぼC字形、U字形の横断面により規定可能である。接合領域の連結は、半径方向に形成されたフランジ領域を備えた単純なC字形の構成においては、接続エレメントとの実際の接続領域とは反対側のダンパ部分の端面において行われ、ひいては振動を減衰するための装置の内部、特に軸線方向において2つのダンパ部分の間で行われる。これにより、ストッパエレメントの接合のために、付加的な構成スペースは必要ではなく、付加的な構成スペースは省スペース式に設計に組み込むことができる。
第1の基本構成の第2の構成によれば、接続エレメントとの接続領域を形成する、各ダンパ部分の端面にも接合部を配置することも考慮可能である。本構成は、半径方向に配向されている連行体を備えた別のダンパ部分の形成にとって有利である。
第2の基本構成によれば、ストッパエレメントの相対回動不能の連結は、いずれにしても各ダンパ部分と接合したい接続エレメントに直接的に行われる。特に有利には、接合は、共通の直径上において行われ、ダンパ部分と接続エレメントとの間において行われる。しかしこのためには各ダンパ部分に、適切な打抜き加工部若しくは貫通開口部を設ける必要がある。これらの打抜き加工部若しくは貫通開口部により、ストッパエレメントの接合領域を、打抜き加工部若しくは貫通開口部を通って案内することができ、ひいてはダンパ部分の接合領域に対して所定の平面に配置することを可能にする。ダンパ部分にストッパエレメントの接合領域を配置するための開口部/切欠きは、有利には、エネルギ貯蔵ユニットのための案内通路内に配置されている開口部/切欠きを一緒に形成するように構成されている。
特に有利には、ストッパエレメントと、ダンパ部分に相対回動不能に接合されている構成部分との間の個々の相対回動不能な接合部の配置、及びダンパ部分とこのダンパ部分に相対回動不能に接合したい構成部材との間の相対回動不能な接合部の配置は、交番的にかつ有利には共通の配置直径上において行われ、これによりこの配置形式は唯一の作業工程において形成することができる。
個々の相対回動不能な接合部は、有利には形状接続式の接合、特にリベット接合として構成されている。特に有利な構成において、互いに接合したい構成部分のうちの一方に既にリベットピンが一体成形されている。
案内通路を形成するダンパ部分は、力伝達経路において、有利にはダンパアッセンブリの入力部分によって形成される。この入力部分は、装置全体の入力部であってよい。別のダンパ部分はフランジとして構成されている。このフランジはフランジ舌片の形式の連行体を有している。フランジ舌片は当付け面の配向に応じて配向された突出部が形成され、ストッパエレメントによって形成されている接続通路を形成する中間スペースにおいて係合するように案内可能である。特に有利な構成において、フランジは軸線方向に配向されている突出部を連行体として有している。ストッパエレメントは支持領域においてC字形に形成されている。フランジは開放している側において案内通路内に延びている。フランジにおける大きな加圧領域を実現するためにも、ストッパエレメントの支持領域は、有利にはダンパ部分における開口部を通って延びている。フランジの連行体は、大きな面領域を形成するために、エネルギ貯蔵ユニットの全延在部に亘って、フランジの連行体の延在方向に形成することができる。
本発明に係る装置の別の構成によれば、ストッパエレメントは、エネルギ貯蔵ユニットの半径方向の支持のために支持領域を形成する支持手段を有している。有利には、支持手段はストッパエレメントの組み込まれた構成部分である。これによりストッパエレメントの安定性を高めることができる。
本発明に係る構成は、特にばねユニット、特に湾曲ばねによって形成されるエネルギ貯蔵ユニットの構成に適している。本構成において、単一ばね、ばねの長手方向において種々異なる巻条直径を備えたばねユニット、及び半径方向に入れ子式に配置されている異なる直径のばねから成るばねユニットを使用することができる。
振動を減衰するための本発明に係る装置の第1の基本形態を図1a〜1dに例示的に示す。 図1に示した実施の形態の一部分の斜視図である。 振動を減衰するための本発明に係る装置の第2の基本形態を軸線方向に断面して例示的に示す図である。 図3に示した実施の形態の一部分の斜視図である。 本発明に係る装置の別の実施の形態の一部分の斜視図である。
以下に、本発明に係る解決手段を図面に基づいて説明する。
図1aに、力伝達装置10の軸線方向の断面図の一部分に基づいて、振動を減衰するための装置1の本発明に係る実施の形態を示す。この装置1は力伝達装置10における使用時に、駆動装置と、駆動装置に後置されている被動装置との間において、例えば接続可能なクラッチ装置11の伝動装置に対して駆動装置から被動装置への力伝達経路において後置されている。振動を減衰するための装置1は駆動装置を介してもたらされる回転不整合性の補償のために働き、さらにトルク伝達のために働く。したがって装置1は弾性的なクラッチとも称呼される。このために振動を減衰するための装置1は、接続可能なクラッチ装置11、特に接続可能なクラッチ装置11の出力部として駆動装置から被動装置への力伝達経路に形成されている第2のクラッチ部11Aに連結されている。図1には、接続可能なクラッチ装置11全体は示さず、摩擦接続式のクラッチとして形成されている場合に設けられているディスクキャリア12の形式の第2のクラッチ部11Aの一部分だけを、特にディスクキャリア12と装置1との接合領域を示す。回動軸線Rの上側の軸線方向の断面図の一部分だけを示す。上記方向に関する記載は、装置1の組付け状態における回動軸線の延在方向に基づく。半径方向は回動軸線に対して垂直な方向に相当する。周方向は回動軸線Rを中心とした周方向における方向に相当する。
振動を減衰するための装置1は、少なくとも1つのダンパアッセンブリD1を有していることを特徴としており、図示の実施の形態において、有利には2つのダンパアッセンブリD1,D2を有していることを特徴とする。複数のダンパアッセンブリD1〜Dnを有する実施の形態も考慮可能である。これらのダンパアッセンブリD1〜Dnは、種々異なって互いに組み合わせることができ、例えば直列に及び/又は並列に互いに接続することができる。個々のダンパアッセンブリD1〜Dnは、少なくとも1つの第1及び第2のダンパ部分を有している。これらの第1及び第2のダンパ部分は力伝達経路方向に見て、入力部分及び出力部分の機能を果たす。複数のダンパアッセンブリD1〜Dnを備えた実施の形態において、個々のダンパ部分は複数のダンパアッセンブリD1〜Dnの構成部分であってよい。個々のダンパ部分は1つ又は複数の部分から構成されていてよく、個々のダンパ部分は夫々トルク伝達のための手段及び減衰作用を接続するための手段を介して互いに連結されている。ダンパアッセンブリのダンパ部分は周方向に互いに相対的に制限されて回動可能である。
図1aに示した実施の形態においても、振動を減衰するための装置1は半径方向外側のダンパアッセンブリD1のための回動軸線Rを中心に回転可能な2つのダンパ部30.1,30.2を有している。ダンパ部30.1,30.2は互いに同軸的にかつ回動軸線Rを中心に周方向に互いに相対的に制限されて回動可能に配置されており、トルク伝達のための手段15と、減衰作用の連結のための手段16とを介して互いに連結されている。トルク伝達のための手段15と、減衰作用の連結のための手段16とは、有利には同じ構成要素から形成される。本実施の形態において、有利には湾曲ばねユニットの形式のエネルギ貯蔵ユニット17を有している。これらのエネルギ貯蔵ユニット17は長手方向に入れ子式に接続されている2つのばねユニット、つまり、外側ばねユニット17.1及び内側ばねユニット17.2から形成される。個々のばねユニット17.1,17.2は互いにほぼ同心的に配置されている。個々のダンパ部分30.1,30.2は、接触面5を形成する加圧領域I,IIを、エネルギ貯蔵ユニット17の有利な圧縮のために有している。この圧縮は、組付け状態で周方向での個々のエネルギ貯蔵ユニット17の長手延在方向において互いに対向して向かい合って配向されているエネルギ貯蔵ユニット17の夫々の端部領域17.1a,17.1b,17.2a,17.2bにおいて有効である。
第2のダンパ段D2のために図1aには、力伝達経路において入力部分19として機能する単に1つのダンパ部分と、エネルギ貯蔵ユニット22の形式の、トルク伝達のための手段20及び減衰作用の連結のための手段21とを示す。入力部分19は、本実施の形態においては、第1のダンパアッセンブリD1の出力部14によって形成される。ダンパアッセンブリD1の入力部分13は同時に、力伝達装置10に亘って見て、駆動装置から被動装置への力伝達経路における振動を減衰するための装置1全体の、ダンパ入力部2と称呼される入力部を形成する。
個々のエネルギ貯蔵ユニット17若しくは19の端部領域17.1a,17.1b,17.2a,17.2bは周方向において夫々、少なくとも各入力部分13若しくは19及び出力部分14における加圧領域I,IIにて支持される。特に比較的大きな直径のエネルギ貯蔵ユニット17の使用時には、周方向を向いている面の各ダンパ部30.1,30.2における十分かつ可能な限り均一な支持という課題がある。この課題は、特に半径方向外側のダンパアッセンブリD1に生じているので、以下にこの課題に対する本発明に係る解決手段を説明する。
エネルギ貯蔵ユニット17の案内は、少なくとも1つのダンパ部分30.1,30.2、本構成においては入力部分13の形式の30.1における、いわゆる案内通路18において行われる。入力部分13は環状に構成されかつ回動軸線Rを中心にして周方向に延在する、周方向に相前後して配置されているエネルギ貯蔵ユニット17を収容するための空間である。この空間は、空間を画成する壁部領域を形成するようにして少なくとも部分的に各ダンパ部分30.1に形状付与することにより形成される。しかし、案内通路18には別の各ダンパ部分30.2の連行体又はフランジ領域を係合させる必要もあるので、個々のダンパ部分30.1の壁部は案内通路18を完全に包囲していない。したがって本発明によれば、個々のエネルギ貯蔵ユニット17の載置面に適合した、加圧領域Iのための極めて大きな接触面5を形成するために、力導入を行うダンパ部分30.1の手間のかかる成形を回避しつつ接触面5を形成する別体のストッパエレメント3が設けられている。このストッパエレメント3は少なくとも間接的にダンパ入力部2に相対回動不能に接合されている。少なくとも間接的にとは、連結が直接的に又はダンパ入力部2と相対回動不能に接合されている別のエレメントを介して間接的に行われるということである。個々のストッパエレメント3は夫々、互いに反対を向いている2つの接触面5を形成する。これらの接触面5は装置1内部において周方向を向いている。ストッパエレメント3は成形部分として、特に金属薄板成形部分として構成されている。この成形部分の、周方向を向いている端面が接触面5を形成する。個々の接触面5の形状、ひいては接触面5を形成する当付け・支持領域7は、各端部領域17.1a,17.1b,17.2a,17.2b、特に端部巻条によって形成されている支持されるばね面17.1a,17.1b,17.2a,17.2bにおける個々のエネルギ貯蔵ユニット17の支持を可能にすることに適しているように選択されている。個々の接触面5は、上記ばね面の一部分領域のための少なくとも複数の支持領域を形成するように成形されている。さらに、接触面5は組付け状態でエネルギ貯蔵ユニット17の長手方向軸線を中心とした周方向において、端部巻条によって形成された接触面に対して平行に延びている。つまり接触面5は、エネルギ貯蔵ユニット17の端部領域において少なくとも一部分領域に亘って周方向に延びている。これによりエネルギ貯蔵ユニット17は可能な加圧領域IIの両側で、別のダンパ部分30.2、本実施の形態においては14により支持される。接触面5を形成するストッパエレメント3は環状セグメント状に、案内通路18の外周面の領域において周方向に、力の作用下においてエネルギ貯蔵ユニット17へ作用する複数の支持領域を形成しながら、平坦ではあるが成形された接触面5を形成するために、案内通路18に沿って延びている。このために、接触面5を形成する領域におけるストッパエレメント3の横断面輪郭は、少なくとも1つのL字形、有利にはC字形又はU字形の構造を有していることを特徴とする。この構造は、ストッパエレメント3の横断面輪郭の構造に基づき、有利には、組付け状態において半径方向外側のエネルギ貯蔵ユニットの延在部、つまりエネルギ貯蔵ユニットの配置外径、及び半径方向内側のエネルギ貯蔵ユニット17の延在部、つまりエネルギ貯蔵ユニット17の配置内径、また組付け状態における軸線方向でのエネルギ貯蔵ユニット17のほぼ対称的な支持が可能になる。したがって、エネルギ貯蔵ユニット17は僅かに小さな寸法を持って、案内通路18の輪郭に実質的に追従する。接触面5の曲げられた輪郭により、装置1の周方向で相前後して配置されているエネルギ貯蔵ユニットの向かい合っている端部領域17.1b,17.2aに夫々通じている、別のダンパ部分30.2の連行体エレメント、特にフランジ23として形成されている出力部分14のための周方向に延在する案内通路31をストッパエレメント3は形成する。
当付け領域若しくは支持領域7のC字形の構造は、フランジ舌片24が同様に、エネルギ貯蔵ユニット17の個々のばねユニットのほぼ全直径に亘って延在することができる、という利点を提供する。
図1a〜1d及び以下の図2に詳細に示した実施の形態においては、本発明に係るストッパエレメント3は、特に有利には案内通路18を形成するダンパ部分30.1、本実施の形態ではダンパ入力部2、特に第1のダンパアッセンブリD1の入力部分13に直接的に相対回動不能に接合されている。相対回動不能な接合部には符号4を付す。この接合部4は、特に有利には解除不能の形状接続式の接合、特にリベット接合として構成されている。ストッパエレメント3は成形された金属薄板部分として構成されており、この金属薄板部分への形状付与はエネルギ貯蔵体17の横断面にほぼ適合している。周方向で見て軸線方向断面図の横断面輪郭は、ほぼL字形、有利にはC字形又はU字形の形状を有していることを特徴とする。これらの形状はエネルギ貯蔵ユニット17における接触面5の対応する輪郭を形成する。ストッパエレメント3は当付け領域若しくは支持領域7以外に接合領域6を有している。この接合領域6にはダンパ入力部2との相対回動不能な接合部4が配置されている。金属薄板成形部分であるストッパエレメント3は、十分に大きなストッパ面が、エネルギ貯蔵ユニット17を形成するばねパッケージを連行するために常に提供されているように成形されている。接触面5をエネルギ貯蔵ユニット17の周方向において可能な限り外周の領域に配置することができるように、接触面5を形成するストッパエレメント3の当付け・支持領域7は案内通路18に組み込まれて配置される。案内通路18はダンパ部分30.1における切欠き/開口部26内へ延びていてかつ切欠き/開口部26を通って延びている。切欠き/開口部26は周方向にストッパエレメント3の延在部に沿って形成されている。ストッパエレメント3は開口部の領域においてダンパ部分30.1の壁部の輪郭を形成する。
図示の実施の形態において、案内通路18を形成するダンパ部分30.1は連行体ディスク8によって形成されている。この連行体ディスク8は半径方向に延びており、連行体ディスク8の外周の領域において、エネルギ貯蔵ユニット17を周方向に取り囲んで係合することにより、案内通路18を実質的に成すように成形されている。連行体ディスク8に対して同軸的にかつ軸線方向に離間されて第2のダンパ部分30.2が配置されている。この第2のダンパ部分30.2はフランジ23によって形成される。フランジ23は実質的に環状のベースエレメントを有していることを特徴としており、このベースエレメントに加圧領域IIを形成するフランジ舌片24が設けられている。このフランジ舌片24は軸線方向に延びる、有利にはベースエレメントに組み込まれて構成されているか又はベースエレメントに取付け可能である突出部として別体に形成されている。フランジ舌片24を形成する突出部は、半径方向に対して所定の角度を成している、つまり、有利には軸線方向において環状のベースエレメントに対する接触面25の形式の加圧領域IIを形成していることを特徴とする。フランジ23は半径方向において連行体ディスク8の延在部の内側に配置されている。ストッパエレメント3は、本実施の形態において、連行体ディスク8に直接的に取り付けられている。ストッパ面5はフランジ舌片24の周りを案内されている。
ストッパエレメント3は、連行体ディスク8とフランジ23との間において軸線方向に形成されている中間スペース32に配置されている。そのためにフランジ23を向いている連行体ディスク8の端面8.2が、接合領域6、特にこの接合領域を形成する取付けフランジ領域28のための軸線方向の接触面27を形成する。連行体ディスク8の端面8.2は接続可能なクラッチ装置11の接続エレメントとは反対側に向けられている。この可能な実施の形態は、ストッパエレメント3がダンパ部分30.1,30.2若しくはダンパ入力部2と、第1のダンパアッセンブリD1の少なくとも出力部分14との間の軸線方向の中間スペース32に完全に組み込まれているという利点を提供する。付加的な構成スペースは必要にならない。連行体ディスク8は、横断面で見て、比較的簡単に成形して構成することができる。ディスクキャリア12との相対回動不能な接合部29は半径方向にずらされて、つまり、種々異なる直径d29上に配置されている。この直径d29は相対回動不能な接合部4のための配置の直径d4よりも小さく設定されている。
さらに接触面5により形成される個々の支持領域は、図1aに符号Xを用いて示してある。
図1aにおいて右側から見た振動を減衰するための装置1を図1bに示す。入力部分13を形成する連行体ディスク8及び出力部14を形成するフランジ23の形式のダンパ部分30.1,30.2と、エネルギ貯蔵ユニット17と、フランジ舌片24の接続通路31内への係合状態とが看取可能である。装置1は回転可能な、通常は回転対称的に構成されている構成部分であり、複数のエネルギ貯蔵ユニット17夫々が周方向に相前後して接続されているので、複数のストッパエレメント3が設けられてもいる。図面を見やすくする理由から、符号は夫々一個所に部分的に同様に構成されている構成要素に付してある。このことは別の図1c,1dにも当てはまる。
図1cに連行体ディスク8の実施の形態を、特に図1aにおいて左側から見た、ディスクキャリア12が取り付けられた端面8.1を明示する。
図1dに連行体ディスク8の端面8.2を明示する。本実施の形態において、個々のストッパエレメント3と連行体ディスク8との間の個々の相対回動不動の接合部4と、複数のストッパエレメント3と、これらのストッパエレメント3の間に配置されているエネルギ貯蔵ユニット17とが看取可能である。図1dにはフランジ23は記載されていない。フランジ23、特にフランジ舌片24は、接触面5の形状付与により規定される直径上に配置することができる。ストッパエレメント3は上述のように軸線方向における横断面で見てC字形に構成された若しくは成形された金属薄板部分として形成されている。この金属薄板部分は周方向に配向された接続通路31を形成する。この接続通路31は案内通路18の内側に配置されており、接続通路31内においてフランジ舌片24が案内可能である。
図2に、振動を減衰するための装置1の斜視図の一部分を拡大して、個々のストッパエレメント3の実施の形態及び配置形式を示す。図2において、連行体ディスク8と、さらに連行体ディスク8に設けられている切欠き26と、当付け領域若しくは支持領域7において成形された構成を有するストッパエレメント3と、当付け領域若しくは支持領域7によって形成された接続通路31とが看取可能である。接続通路31において、フランジ23、特にフランジ舌片24を接続通路31と接触することなく案内することができる。さらに、接続可能なクラッチ装置11、特に第2のクラッチ部分11Aのディスクキャリア12と連行体ディスク8との相対回動不能な接合部29を示す。
図1,2に、ストッパエレメント3の配置を、有利には2つのダンパ部分30.1,30.2の間の中間スペース32において、連行体ディスク8として構成され案内通路18を形成するダンパ部分30.1に直接的に取り付けて行う実施の形態を明示する。この直接的な取付けには、中間スペース32の軸線方向における延在部を考慮する必要がある。相対回動不能の接合部4,29の構成においては、夫々形状接続式の接合部、特にリベット接合部として2つの異なる方法ステップを条件とする。図3,4には択一的な実施の形態を示す。この実施の形態においては、加工ステップにおいて、軸線方向の構成サイズを減じるために、及び、2つの相対回動不能な接合部4,29の実現を可能にするために、ストッパエレメント3と、有利にはダンパ部分30.1に相対回動に接合されている構成部分との直接的な取付けが行われる。
したがって図3には本発明に係るストッパエレメント3の択一的な構成を示す。このストッパエレメント3は、上述の接合・支持領域7の実施の形態と同様に、図1,2のエネルギ貯蔵ユニット17としてのばねユニットを支持するために使用することができる。ストッパエレメント3の基本構造及び接合領域6、当付け領域若しくは支持領域7の構成は、図1a〜1d及び図2に記載の構成にほぼ一致する。しかしストッパエレメント3は、ディスクキャリアに対する接合領域6の直接的な取付けに基づき、接触領域5の半径方向内側の接触領域における軸線方向の短い延在部を備えて形成されている。
さらに、力伝達装置10の基本構造は、図1a〜1d及び図2に記載の構造とほぼ一致しているので、同じエレメントに対しては同じ符号を用いる。ストッパ機能を発揮する当付け・支持領域7は案内通路18内に組み込まれており、さらに有利には連行体ディスク8に配置されている切欠き/開口部26を介して連行体ディスク8に設けられている。ストッパエレメント3の接合は、単に、本実施の形態においては連行体ディスク8、特に端面8.2に直接的に行われるのではなく、ストッパエレメント3に相対回動不能に連結されたエレメントに、つまりディスクキャリア12に間接的に行われる。接合領域6はダンパ部分30.1、特に連行体ディスク8における開口部/切欠き33を通って案内されている。本実施の形態において、ストッパエレメント3の接合領域6とディスクキャリアとの相対回動不能な接合部4のための領域が看取可能である。連行体ディスク8における切欠き/開口部33は、ストッパエレメント3を完全に収容しかつ組み込むことに適しているように構成されているので、いわば連行体ディスク8、特に連行体ディスク8によって形成された壁部との接合領域6は軸線方向における所定の一平面に位置する。さらに開口部/切欠き33は同時に開口部/切欠き26を形成する。本実施の形態において、図3の斜視図の一部分を図4に示すように周方向において見て、相対回動不能の接合部4と29との配置は周方向において交番的に行われる。有利には、ストッパエレメント3とディスクキャリア12若しくはディスクキャリア12のための連行体との間の相対回動不能な接合部4の配置、及び連行体ディスク8とディスクキャリア12若しくはディスクキャリア12のための連行体8との間の相対回動不能な接合部の配置は、共通の配置直径d上において行われる。本実施の形態においても、連行体ディスク8は図1,2に示した実施の形態において既述された連行体ディスクと同様に、連行体ディスク8の外周の領域において周方向で少なくとも1つの環状の通路を部分的に画成する、つまり環状の通路のための壁部を形成するように構成されている。環状の通路は案内通路18に相当し、エネルギ貯蔵ユニット17を収容する以外に、ストッパエレメント3を組み込むために働き、さらに連行体領域、特にダンパアッセンブリD1の出力部分14のフランジ23のフランジ舌片24を収容するために働く。フランジ23にはディスク形のエレメントとして、外周の領域において軸線方向に配向されたフランジ舌片24である突出部が備え付けられている。これらの突出部は周方向において互いに離間して配置されており、力導入及び伝達のために当付け面25を形成する加圧領域IIを形成する。当付け・支持領域7におけるストッパエレメント3の屈曲した形状により、いわば連行体ディスク8の輪郭は、案内通路18の著しい狭幅部から実質的に離れた状態に調整されており、湾曲した構成に基づき、エネルギ貯蔵ユニット17のための極めて大きい接触面5が周方向に形成され、フランジ舌片24のための接続通路31も同時に提供される。フランジ舌片24は軸線方向において、環状の案内通路18のほぼ全延在部に亘って延びることができる。
図5に、本発明に係る装置1の別の実施の形態を示す。ストッパエレメント3はエネルギ貯蔵ユニット17の半径方向下側において、支持領域36を形成する支持手段34を有している。この支持手段34はエネルギ貯蔵ユニット17の半径方向の支持をもたらすことができる。支持手段34はエネルギ貯蔵ユニット17の組み込まれた構成部分であり、ストッパエレメント3の周面側の端部領域38に配置されている。
本発明に係る解決手段は、図1〜5に示した実施の形態に限定されていない。改良形、ストッパエレメント3の構成及びストッパエレメントの接合部は、本発明の思想の範囲内にある。
1 振動を減衰するための装置、 2 ダンパ入力部、 3 ストッパエレメント、 4 相対回動不能な接合部、 5 接触面、 6 接合領域、 7 当付け・支持領域、 8 連行体ディスク、 8.1,8.2 端面、 9 外周、 10 力伝達装置、 11 接続可能なクラッチ装置、 12 ディスクキャリア、 13 入力部分、 14 出力部分、 15 トルク伝達ための手段、 16 減衰作用を接続するための手段、 17 エネルギ貯蔵ユニット、 17.1 外側ばねユニット、 17.2 内側ばねユニット、 17.1a,17.2a 端部領域、 17.1b,17.2b 端部領域、 18 案内通路、 19 第2のダンパアッセンブリの入力部分、 20 第2のダンパアッセンブリのトルク伝達のための手段、 21 第2のダンパアッセンブリの減衰作用を接続するための手段、 22 第2のダンパアッセンブリのエネルギ貯蔵ユニット、 23 フランジ、 24 フランジ舌片、 25 接触面、 26 開口部/切欠き、 27 接触面、 28 取付けフランジ領域、 29 相対回動不能な接合部、 30.1 第1のダンパ部、 30.2 第2のダンパ部、 31 案内通路、 32 軸線方向の中間スペース、 33 開口部/切欠き、 34 支持手段、 36 支持領域、 38 端部領域、 D 回動軸線、 I,II 加圧領域、 d,d4,d29 配置直径

Claims (25)

  1. 少なくとも1つのダンパアッセンブリを備えた振動を減衰するための装置(1)であって、互いに同軸的に配置されかつ互いに相対的に制限されて周方向に回動可能の少なくとも2つのダンパ部分(30.1,30.2)を有しており、該ダンパ部分(30.1,30.2)は、少なくとも1つのエネルギ貯蔵ユニット(17,22)を有するトルク伝達のための手段(15,20)及び減衰作用を接続するための手段(16,21)を介して互いに連結されており、かつ、前記エネルギ貯蔵ユニット(17,22)のための加圧領域(I,II)を形成し、少なくとも1つの前記ダンパ部分(30.1,30.2)は前記エネルギ貯蔵ユニット(17)のための案内通路(18)を形成する、少なくとも1つのダンパアッセンブリを備えた振動を減衰するための装置において、
    前記エネルギ貯蔵ユニット(17)のための案内通路(18)を形成する前記ダンパ部分(30.1)に設けられている前記個々の加圧領域(I,II)は、前記ダンパ部分(30.1)に少なくとも間接的に相対回動不能に接合されている、前記エネルギ貯蔵ユニット(17)のための周方向の前記案内通路(18)において接触面(5)を形成するストッパエレメント(3)によって形成され、前記接触面(5)は、前記エネルギ貯蔵ユニット(17,22)において有効な別のダンパ部分(30.2)の加圧領域(II)の両側で、前記エネルギ貯蔵ユニット(17)を支持することに適しているように構成されかつ配置されていることを特徴とする、少なくとも1つのダンパアッセンブリを備えた振動を減衰するための装置。
  2. 個々の前記接触面(5)は前記案内通路(18)の横断面に対して見て、前記案内通路(18)の一部分領域に亘って周方向に延在するように構成されていることを特徴とする、請求項1記載の装置。
  3. 前記接触面(5)の幾何学的な形状が、互いに所定の角度を成して配向されている少なくとも2つの、有利には少なくとも3つの面領域により形成可能であることを特徴とする、請求項1又は2記載の装置。
  4. 前記接触面(5)の幾何学的な形状は理想的には、
    真っ直ぐに又は湾曲して構成されている面部分を備えた、
    −L字形
    −C字形
    −U字形
    −F字形
    −V字形
    の形状により構成されていることを特徴とする、請求項3記載の装置。
  5. 前記ストッパエレメント(3)は前記装置(1)の周方向に配向されている少なくとも1つの前記接触面(5)を形成するための少なくとも1つの当付け・支持領域(7)を有し、かつ、前記エネルギ貯蔵ユニット(17)のための案内通路(18)を形成する前記ダンパ部分(30.1)との少なくとも間接的に相対回動不能な接合(4)のために接合領域(6)を有していることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか一項記載の装置。
  6. 前記ストッパエレメント(3)は成形部分、特に金属薄板成形部分として構成されていることを特徴とする、請求項5記載の装置。
  7. 前記ストッパエレメント(3)は周方向に互いに反対を向いている2つの接触面(5)を形成することを特徴とする、請求項5又は6記載の装置。
  8. 前記エネルギ貯蔵ユニット(17)のための案内通路(18)を形成する前記ダンパ部分(30.1)は、前記案内通路(18)を形成する領域において、周方向に互いに離間されて配置されている開口部/切欠き(26)を有しており、該開口部/切欠き(26)内に前記ストッパエレメント(3)は導入可能であり、前記当付け・支持領域(7)は少なくとも部分的に前記開口部/切欠き(26)を通って延びていることを特徴とする、請求項5から7までのいずれか一項記載の装置。
  9. 前記当付け・支持領域(7)は、前記エネルギ貯蔵ユニット(17)のための案内通路(18)を形成する前記ダンパ部分(30.1)の、前記領域において欠けている壁部の輪郭に合わせて形成されていることを特徴とする、請求項8記載の装置。
  10. 前記ストッパエレメント(3)は前記エネルギ貯蔵ユニット(17)のための案内通路(18)を形成する前記ダンパ部分(30.1)に直接的に相対回動不能に接合されていることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか一項記載の装置。
  11. 前記ストッパエレメント(3)の接合領域(6)は、前記ダンパ部分(30.1)との接触のために接触面を形成することを特徴とする、請求項10記載の装置。
  12. 前記ストッパエレメント(3)は、前記エネルギ貯蔵ユニット(17)のための案内通路(18)を形成する前記ダンパ部分(30.1)に相対回動不能に接合されている構成部分(12)に相対回動不能に接合されていることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか一項記載の装置。
  13. 前記エネルギ貯蔵ユニット(17)のための案内通路(18)を形成する前記ダンパ部分(30.1)は、前記ストッパエレメント(3)の接合領域を配置する開口部/切欠き(33)を、前記ダンパ部分(30.1)に対して軸線方向の所定の平面に有していることを特徴とする、請求項12記載の装置。
  14. 前記ストッパエレメント(3)の接合領域を配置する開口部/切欠きは前記ダンパ部分において、前記エネルギ貯蔵ユニット(17)のための案内通路(18)に配置されている開口部/切欠き(26)を共に形成するように構成されていることを特徴とする、請求項13記載の装置。
  15. 前記ストッパエレメント(3)と、前記ダンパ部分(30.1)に相対回動不能に接合されている構成部分(12)との相対回動不能の接合部(4,29)の配置、及び、前記ダンパ部分(30.1)と該ダンパ部分(30.1)に相対回動不能に接合したい構成部分(12)との相対回動不能の接合部(29)の配置は、共通の配置直径(d)上において行われることを特徴とする、請求項12から14までのいずれか一項記載の装置。
  16. 前記個々の相対回動不能の接合部(4,29)は形状接続式の接合部、特にリベット接合部として構成されていることを特徴とする、請求項1から15までのいずれか一項記載の装置。
  17. 個々のリベットが互いに接合したい構成部分のうちの一方に形成/成形されたリベットピンによって形成されることを特徴とする、請求項16記載の装置。
  18. 前記エネルギ貯蔵ユニット(17)のための案内通路(18)を形成する前記ダンパ部分(30.1)は、力伝達経路において1つのダンパアッセンブリ(D1,D2)の入力部分(13)によって形成されることを特徴とする、請求項1から17までのいずれか一項記載の装置。
  19. 1つのダンパアッセンブリ(D1)の前記入力部分(13)は前記装置(1)の入力部(2)を形成することを特徴とする、請求項18記載の装置。
  20. 前記案内通路(18)を有していないダンパ部分(30.2)はフランジ(23)として構成されており、軸線方向に配向されている突出部によって形成され、前記ストッパエレメント(3)によって形成されている接続通路(31)に係合するように案内可能であるフランジ舌片(24)を有していることを特徴とする、請求項1から19までのいずれか一項記載の装置。
  21. 前記エネルギ貯蔵ユニット(17,22)はばねユニット、特に湾曲ばねによって形成されることを特徴とする、請求項1から20までのいずれか一項記載の装置。
  22. 前記エネルギ貯蔵ユニット(17,22)は、入れ子式に配置されている2つのばねユニット(17.1,17.2)を有するばねユニットによって形成されることを特徴とする、請求項21記載の装置。
  23. 前記装置(1)は直列及び/又は並列に接続されている複数のダンパアッセンブリ(D1,D2)を有していることを特徴とする、請求項1から22までのいずれか一項記載の装置。
  24. 前記ストッパエレメント(3)は支持領域(36)を形成する、前記エネルギ貯蔵ユニット(17)を半径方向に支持する支持手段(34)を有していることを特徴とする、請求項1から23までのいずれか一項記載の装置。
  25. 前記支持手段(34)は前記ストッパエレメント(3)の組み込まれた構成部分であることを特徴とする、請求項24記載の装置。
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