JP4956496B2 - 捩り振動低減装置 - Google Patents

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本発明は、トルクコンバータに装備されるロックアップ装置に用いて好適の、捩り振動低減装置に関する。
回転動力を伝達する機構において、入力回転部材から出力回転部材に伝わる捩り振動を吸収及び減衰するために、入出力回転部材間に弾性部材を介在させる構造が用いられる。例えば、自動車等の自動変速機のトルクコンバータに装備されるロックアップ装置には、ばね部材としてトーションスプリングが介装され動力伝達時の捩り振動を吸収し減衰するようにしている。
例えば、特許文献1には、クラッチ及び弾性連結機構の機能を有するロックアップ装置として、クラッチ連結・遮断を行なうために備えられ入力部材として機能するピストンと、ピストンに固定されたドライブプレート(入力回転部材)と、トルクコンバータのタービンに結合されたドリブンプレート(出力回転部材)と、ドライブプレートとドリブンプレートとの間に介装された複数のトーションスプリングと、これらのトーションスプリングを収容するドライブプレート及びドリブンプレートと相対動可能なスプリングホルダー(イコライザープレート)とから構成されたものが記載されている。
この構造では、スプリングホルダーを、トーションスプリングをその外周側で径方向に支持する外周側支持部と、トーションスプリングをその内周側で径方向に支持する内周側支持部と、これらの外周側支持部と内周側支持部とを周方向数箇所でそれぞれ連結する連結部と、から構成している。そして、このスプリングホルダーの半径方向移動を規制する構造として、ドライブプレートのスプリング内周側位置において軸方向トランスミッション側に延びる半径方向制限部を形成し、その半径方向制限部に直接当接するように、スプリングホルダーのスプリング内周側位置の上記内周側支持部の裏面側に半径方向支持部を形成している。
特開2002−48217号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載されたロックアップ装置の構造では、スプリングホルダー(イコライザープレート)のスプリング内周側位置に、トーションスプリングの内周側を径方向に支持する内周側支持部及びドライブプレートの半径方向制限部に直接接触して当接する半径方向支持部として機能する環状部分が必要であり、スプリングホルダーには、これに加えて、トーションスプリングの内周側を径方向に支持する外周側支持部として機能する環状部分も必要となり、その連結部においてはコの字状断面形状となり、構造が複雑になる。
また、特許文献1の技術の場合、ドライブプレートも、半径方向制限部を形成するため、略S字状の断面を有する部分が必要になり、やはり、構造が複雑になる。
このように、各部の構造が複雑になると、加工コストの増大や、装置の重量増を招くことにもなり、好ましくない。
また、このような課題は、トルクコンバータのロックアップ装置に限らず、トーションスプリングのようなばね部材を利用して動力伝達時の捩り振動を吸収し減衰する各種の装置(捩り振動低減装置)において生じるものである。
本発明は、このような課題に鑑み案出されたもので、加工コストの増大や装置の重量増を抑制することができるようにした、捩り振動低減装置を提供することを目的とする。
上記目標を達成するため、本発明の捩り振動低減装置は、円周方向に沿って複数個のばね支持部が設けられ、該ばね支持部の間に複数個のばね部材が環状に且つ直列に配置されて収容される入力側回転部材と、前記入力側回転部材と対向し同軸上に配置され、前記ばね支持部との間で前記複数個のばね部材を圧縮するばね部材圧縮部を備えた出力側回転部材と、を備え、前記入力側回転部材と前記出力側回転部材との間でトルクの伝達を行い、前記ばね部材の弾性によって捩り振動を吸収する捩り振動低減装置において、前記入力側回転部材に、前記ばね部材の内周側で該ばね部材の径方向移動を規制する内周規制部が形成されるとともに、前記直列配置された前記複数個のばね部材の相互間に介装されて該ばね部材相互を回転方向に連結する複数個の爪部と、これらの複数個の爪部の各外周側先端部を連結すると共に該ばね部材の外周側で該ばね部材の径方向移動を規制する円環状の連結部とからなり、前記入力側回転部材及び前記出力側回転部材との相対回転を許容されるように配設された中間部材を備え、前記中間部材に、前記複数個の爪部の各内周側先端部を連結する内環連結部が設けられ、前記入力側回転部材には、前記内環連結部と半径方向にクリアランスを持って対向する複数個の対向部(半抜き部)が周方向に並べて形成されていることを特徴としている(請求項1)。
らに、前記中間部材の前記内環連結部及び前記爪部の前記内周側先端部は、前記複数個のばね部材の一側に配置されると共に、前記中間部材の前記爪部の前記外周側先端部は、前記複数個のばね部材の他側に配置され、前記爪部は、前記複数個のばね部材の内側で且つ前記一側から前記複数個のばね部材の外側で且つ前記他側に延びるように配置されていることが好ましい(請求項)。なお、この場合の複数個のばね部材の一側及び他側とは、複数個のばね部材に対して、前記入力側回転部材及び前記出力側回転部材の回転軸心線方向の一方側及び他方側を示す。
本発明の捩り振動低減装置(請求項1)によれば、入力側回転部材と出力側回転部材との間でトルクの伝達を行なう際に、入出力側回転部材間に介装された複数のばね部材の弾性によって捩り振動が吸収され、円滑にトルク伝達がなされる。この時、各ばね部材は、入力側回転部材のばね支持部において伸縮しつつ回転に伴う遠心力等によって径方向に移動しようとするが、各ばね部材の内周側は入力側回転部材の内周規制部によって径方向内向きへの移動を規制され、各ばね部材の外周側は中間部材の円環状の連結部によって径方向外向きへの移動を規制される。
特に、中間部材は、径方向に固定されてはいないが、中間部材自身が径方向へ移動しようとすると、その円環状の連結部の内側のばね部材及びこのばね部材の内側の入力側回転部材によって移動を規制されるので、こうして径方向への移動を規制された中間部材によって、ばね部材の外周側でばね部材の径方向外向きへの移動を規制することができる。
このように、本装置の場合、入力側回転部材及び出力側回転部材の回転中心から外向きに、入力側回転部材の内周規制部,ばね部材,中間部材の円環状の連結部が順に配置され、ばね部材及び中間部材が協働して入力側回転部材によって径方向に移動を規制される構造であり、中間部材のみでばね部材の径方向移動を規制し、中間部材の径方向移動規制は入力側回転部材により行なう構造に比べて、入力側回転部材や中間部材を複雑な形状に加工する必要がなくなり、中間部材の半径方向移動を規制するためのコストが増大することや装置の重量増を抑えることができる。
また、本発明の捩り振動低減装置(請求項)によれば、中間部材の内環連結部に対して、クリアランスを持って対向する対向部が入力側回転部材に形成されているので、万一、ばね部材が抜け落ちるなどして中間部材が半径方向に大きく移動するような事態が発生しても、対向部が内環連結部に当接して係る移動を阻止するので、中間部材が捩り振動低減装置部分の外に飛び出して損傷を生じるなどの不具合を未然に防ぐことができる。また、かかる対向部は、中間部材の入力側回転部材への組み付け時に位置決めの指標とすることもでき、組み立て作業性の向上にも寄与しうる。
また、本発明の捩り振動低減装置(請求項)によれば、中間部材に備えられ、ばね部材相互を回転方向に連結する各爪部は、各ばね部材の内側で且つ一側から各ばね部材の外側で且つ他側に延びるように配置されているので、ばね部材の端部においてばね部材の中心近傍を通るように位置することが容易になり、ばね部材の中心近傍でばね部材に安定して当接するようになる。また、このような爪部の配置は、ばね部材の外周側に位置する中間部材の円環状の連結部と各爪部との接続部分をばね部材の外周面から離隔して配置することが容易になり、かかる接続部分の形状自由度が高まり、各爪部のかかる接続部分近傍を幅広にして接続部分の剛性や強度を高めることも容易になる。
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
まず、本発明の一実施形態にかかる捩り振動低減装置(ロックアップダンパ)をそなえたロックアップ装置付きのトルクコンバータを説明する。
[トルクコンバータの構成]
図1は本実施形態にかかるトルクコンバータ1の縦断面図であり、(a)はトルクコンバータ1の回転軸心線CLを中心とした半部のみを示す全体断面図、(b),(c),(d)はいずれもその要部断面図である。なお、図1(a)は各部材の配置関係を示すもので各部材の断面は同一の回転方向位相のものではないが、図1(b),(c),(d)は各部材の断面を同一の回転方向位相のもので示している。
図1(a)に示すように、トルクコンバータ1は、エンジンのクランクシャフトから自動変速機の入力シャフトにトルクを伝達する装置であり、図1(a)の右側に図示しないエンジンが配置され、図1(a)の左側に図示しない変速機構が配置されている。なお、以下の説明では、エンジン側[図1(a)の右側]を前方、変速機構側[図1(a)の左側]を後方と称して説明する。
トルクコンバータ1は、エンジン等の回転駆動源に連結されるフロントカバー2と、このフロントカバー2の後方側(変速機構側)に一体に取り付けられたリヤカバー3とからコンバータカバー4が構成され、このコンバータカバー4内に、トルクコンバータ本体10と、ロックアップ装置20とを構成する各部材が装備されている。
フロントカバー2は、前端面の円板部2aとこの円板部2aの外周端から後方側に延長する円筒部2bとで構成されている。円板部2aは、その中心部2c及び外周部2dがこれらの中間部に比較して後方側に屈曲形成され、中心部2cの中心位置に前方側(エンジン側)に突出する軸部5が形成されている。また、外周部2dにエンジン等の回転駆動源の部材(クランクシャフト)と連結する連結部を構成するナット6が円周方向に所定間隔で固定されている。
また、リヤカバー3は、軸心側に位置するインナ部材3aと、外周側に位置するアウタ部材3bとが結合されて構成され、インナ部材3aは、オイルポンプケース(図示略)に回転自在に支持された円筒部3cとその前端縁から外方に延長する円板部3dとから形成され、アウタ部材3bは、インナ部材3aの円板部3dの外周部から後方側に湾曲しながら外周方向に延出し、フロントカバー2の円筒部2bの内周面に係合し、その端部外周面がフロントカバー2の円筒部2bに溶接されている。
リヤカバー3のアウタ部材3bの内周面には、ポンプインペラ11が取り付けられ、これと対向する位置にタービンランナー12が配設され、ポンプインペラ11及びタービンランナー12の中間部に、ステータ13が配設されている。このステータ13は固定シャフト(図示略)にワンウェイクラッチ14を介して支持される。これらのポンプインペラ11,タービンランナー12及びステータ13からトルクコンバータ本体10が構成される。
タービンランナー12は、タービンシェル15と、このタービンシェル15に取り付けられた多数のタービンブレード16と、タービンシェル15の内周側を支持するタービンハブ17とで構成され、タービンハブ17はミッションケース(図示略)に回転自在に支持された回転軸(図示略)にスプライン結合されている。
このようなトルクコンバータ本体10の前方側にロックアップ装置20が備えられる。
[捩り振動低減装置付きロックアップ装置の構造]
図2は本実施形態にかかる捩り振動低減装置(ロックアップダンパ)の要部を示す正面図[図2(a)]及び断面図[図2(b)]であり、図3は図2(a)の部分拡大図、図4はその捩り振動低減装置の要部分解斜視図、図5〜図7はその捩り振動低減装置の入力側回転部材(ドライブプレート),出力側回転部材(ドリブンプレート),及び中間部材(イコライザープレート)をそれぞれ示す正面図,断面図である。
図1(a)〜(d)に示すように、ロックアップ装置20は、タービンランナー12とフロントカバー2との間の空間7に配置されており、必要に応じてタービンランナー12とフロントカバー2とを機械的に連結する。ロックアップ装置20は全体が円板状になっており、空間7を概ね軸方向に分割している。ここでは、フロントカバー2とロックアップ装置20との間の空間を第1油圧室7Aとし、ロックアップ装置20とタービンランナー12との間の空間を第2油圧室7Bとする。
ロックアップ装置20は、クラッチ及び弾性連結機構(捩り振動低減装置)の機能を有し、主に、ピストン21と、ドライブプレート(入力側回転部材)22と、ドリブンプレート(出力側回転部材)23と、それぞれコイルスプリングが用いられた複数のトーションスプリング(ばね部材)24と、イコライザープレート(中間部材、スプリングホルダー)25とから構成されている。
ピストン21は、クラッチの連結,遮断を行なうための機能と、さらには弾性連結機構としてのロックアップ装置20における入力部材としての機能とを有する。ピストン21は中心孔が形成された円板形状であり、空間7を概ね軸方向に分割するように、空間7内の半径全体にわたって延びている。ピストン21の内周縁には後方(変速機構側)に延びる内周側筒状部21aが形成されている。内周側筒状部21aはタービンハブ17の外周面に回転方向及び軸方向に移動可能に支持されている。なお、タービンハブ17の外周面には、内周側筒状部21aに当接することでピストン21の軸方向トランスミッション側への移動を制限するためのフランジ17aが形成されている。
さらに、タービンハブ17の外周面には内周側筒状部21aの内周面に当接する環状のシールリング17bが設けられている。これにより、ピストン21の内周縁において軸方向のシールがされている。さらに、ピストン21の外周側には摩擦連結部21bが形成されている。摩擦連結部21bは、半径方向に所定の長さを有する環状部分であり、軸方向両面が軸方向に対して垂直な面となっている平面形状である。摩擦連結部21bの軸方向エンジン側には環状の摩擦フェーシング26が張られている。このように、ピストン21とフロントカバー2の平坦な摩擦面とによって、ロックアップ装置20のクラッチが構成されている。
ドライブプレート22は、ピストン21の外周部の後方(変速機構側)に配置された板金製の環状の部材である。このドライブプレート22は、図1,図4,図5に示すように、中心側の環状部22aと、この環状部22aの外周寄りに環状部22aから後方(変速機構側)に屈曲形成された環状屈曲部22bと、環状屈曲部22bから外周側の等間隔で複数(4個)延びるトルク伝達部22cと、最外周に装備され各トルク伝達部22cを連結する環状連結部22dとから構成されている。環状部22aはピストン21の後方(変速機構側)の面に当接し、複数のかしめ21cによってピストン21に固定されている。
なお、環状屈曲部22bはピストン21の後方面から離隔しており、この環状屈曲部22bとピストン21との隙間部分に、イコライザープレート25の中心側部分(後述の内環連結部25c)が配置される。環状屈曲部22bの前方(ピストン21側)の面には、半抜き形成された半抜き部22eが設けられており、半抜き部22eの外周方向を向いた面はイコライザープレート25の内環連結部25cの内周面と対向しており、半抜き部22eはイコライザープレート25の内環連結部25cの内周面と対向する対向部となっている。さらに、環状屈曲部22bの後方(タービンシェル15側)の面には、トーションスプリング24の内周側に対向して位置し、トーションスプリング24の径方向内周側への移動を規制する内周規制部としての突起部22fが屈曲形成される。
トルク伝達部22cは、環状屈曲部22bからトーションスプリング24のコイル形状に沿うように屈曲形成されて環状連結部22dまで延びており、環状連結部22dに近い部分では、トーションスプリング24のコイル中心の近傍(ただし、コイル中心よりもやや外周側)において、トーションスプリング24の前方(ピストン21側)の側からトーションスプリング24の後方(タービンシェル15側)の側に略軸方向に沿って延びており、トルク伝達部22cの両端面22hが全体としてトーションスプリング24をそのコイル中心の近傍の当接中心が位置するように当接するようになっている。
環状連結部22dは、これ自体がトーションスプリング24の後方(タービンシェル15側)に位置しており、トーションスプリング24の後方(軸方向タービンシェル15側)への移動を規制するが、この規制をより広い面で円滑に行なえるように、環状連結部22dの先端が内周側に屈曲形成されて軸方向規制面22gが設けられている。
そして、このドライブプレート22の複数のトルク伝達部22bの回転方向間には、図1〜図5に示すように、それぞればね収容部22iが形成されている。本実施形態では、ばね収容部22iは4つ形成されている。これらの各ばね収容部22i内には、円周方向に延びるコイルスプリングであるトーションスプリング24が何れも圧縮状態で収容されている。各ばね収容部22i内には1対のトーションスプリング24a,24bが回転方向に直列に作用するように配置されており、全体で合計8個のトーションスプリングが用いられている。なお、ここでいう1個のトーションスプリングとは、コイルスプリング単体の物のみならず、コイルスプリング内にさらに小コイルスプリングや弾性体を組みあわせたものをもいう。また、各ばね収容部22i内において、イコライザープレート25の爪部25aを挟んで、回転方向R1側(図2,図3参照)のトーションスプリングをトーションスプリング24aとし、回転方向R2側(図2,図3参照)のトーションスプリングをトーションスプリング24bとする。
ドリブンプレート23は、トーションスプリング24からのトルクをタービンランナー12に伝達するもので、図1,図4,図6に示すように、タービンランナー12のタービンシェル15の外周側に設けられた板金製の環状部材である。ドリブンプレート23は、主に、環状部23aと、環状部23aの外周縁から前方(軸方向エンジン側,ピストン側)に折り曲げられて形成された複数の爪(ばね部材圧縮部)23bとから構成されている。環状部23aはここではリベット15aによってタービンシェル15に固定されている。爪23bは、ドライブプレート22のトルク伝達部22cに対応しており、トルク伝達部22dに対して後方(軸方向変速機構側,タービンシェル15側)から前方(軸方向エンジン側,ピストン側)に向けて挿入されている。
このようにして、爪23bは各ばね収容部22iに配置された1対のトーションスプリング24a,24bの回転方向両端に当接している。また、ドライブプレート22のトルク伝達部22dも同様に、各ばね収容部22iに配置された1対のトーションスプリング24a,24bの回転方向両端に当接しており、ドライブプレート22の回転トルクは、ドライブプレート22のトルク伝達部22cから各トーションスプリング24a,24bを介してドリブンプレート23の爪23bからドリブンプレート23へ伝えられるようになっている。
したがって、このようにドライブプレート22からドリブンプレート23へトルクが伝達される際には、各トーションスプリング24a,24bは圧縮変形するが、ドライブプレート22の入力トルクが変動してもこの変動はトーションスプリング24a,24bの圧縮変形として吸収されることになり、回転振動(捩り振動)が低減されるようになっている。
なお、ドライブプレート22とドリブンプレート23との間には、両者の回転方向への相対変位を規制してトーションスプリング24に過剰な圧縮力が加わらないようにする相対位置規制構造(図示略)が設けられている。これにより、ドライブプレート22とドリブンプレート23の相対回転が大きくなるとトーションスプリング24の圧縮すなわちダンパー動作は停止することになる。
イコライザープレート25は、図1〜図4,図7に示すように、ドライブプレート22の各ばね収容部22i内に、円周方向に沿って互いに直列に複数個(ここでは、2つ)並べて配置されたトーションスプリング24の相互間でこれらを連結するためのものであり、ドライブプレート22及びドリブンプレート23に対して相対回転可能に配置されている。このイコライザープレート25には、各ばね収容部22i内のトーションスプリング24a,24bの相互間に介装されてトーションスプリング24a,24bを相互に回転方向に連結する複数個(ここでは、4個)の爪部25aと、これらの複数個の爪部25aの各外周側先端部を連結すると共にトーションスプリング24の外周側でトーションスプリング24の径方向移動を規制する円環状の連結部(外環連結部)25bと、複数個の爪部25aの各内周側先端部25dを連結する円環状の連結部(内環連結部)25cとが備えられている。
したがって、トーションスプリング24a,24bのトルク伝達時には、両トーションスプリング24a,24b間の爪部25aが、ドライブプレート22及びドリブンプレート23に対して相対回転を適宜行いながらトルク伝達が行なわれるようになっている。
なお、円弧状に形成されるばね収容部22i内に、自然の状態では直線状のトーションスプリング24を収容するには、トーションスプリング24を円弧状空間に合わせて湾曲させなくてはならないためトーションスプリング24にこの湾曲に応じたストレスが溜まるため、可能な限りこのトーションスプリング24の湾曲を小さくしたい。このためには、ばね収容部22iの円弧長さを小さくすればよいが、ばね収容部22iの円弧長さを小さくするとトーションスプリング24の弾性ストロークが小さくなり、ドライブプレート22とドリブンプレート23との相対回転を僅かしか許容することができない。
この点で、ばね収容部22i内に短いトーションスプリング24を複数直列に配置して、隣接するトーションスプリング24間を連結する爪部25aをそなえたイコライザープレート25を装備することで、各トーションスプリング24の長さを短くしてその湾曲を小さくしながらトーションスプリング24の弾性ストロークを確保することができる。また、イコライザープレート25をドライブプレート22及びドリブンプレート23に対して自由に相対回転可能とすることで、トーションスプリング24の自然な伸縮挙動を妨げないようにすることができ、捩り振動低減装置(ロックアップダンパ)の総合性能を高めることに寄与している。
このようなイコライザープレート25は、その内環連結部(中心側部分)25cをドライブプレート22の環状屈曲部22bとピストン21との隙間部分に遊びを持って挟持されるように装着される。そして、ドライブプレート22の対向部(半抜き部)22eは、この内環連結部25cの内周面に半径方向にクリアランスを持って対向する。
また、イコライザープレート25の内環連結部25c及び各爪部25aの各内周側先端部25dは、トーションスプリング24の一側(前方、エンジン側)に配置されると共に、イコライザープレート25の各爪部25aの外周側先端部25eは、トーションスプリング24の他側(後方、変速機構側)に配置されている。この結果、各爪部25aは、トーションスプリング24の内側で且つ一側(前方、エンジン側)からトーションスプリング24の外側で且つ他側(後方、変速機構側)に向けて軸方向に対して斜め外向きに傾斜して延びるように配置されている。
したがって、イコライザープレート25は、ドライブプレート22の環状屈曲部22bとピストン21とによって軸方向への動きを規制され、ドライブプレート22に形成されトーションスプリング24の径方向内周側に対向してトーションスプリング24の内周規制部として機能する突起部22fと、イコライザープレート25の外環連結部25bに径方向外周側が対向するトーションスプリング24とによって、径方向への動きを規制されている。
また、軸方向に対して斜め外向きに傾斜して延びるように配置される各爪部25aは、その配置関係から、トーションスプリング24の端部においてトーションスプリング24のコイル中心の近傍を通る配置となっている。また、各爪部25aの外周方向に延びた外周側先端部25eは外環連結部25bと連結するが、外周側先端部25eはトーションスプリング24の外周面から離隔して配置しており、この離隔分だけかかる外周側先端部25eと外環連結部25bとの接続部分の形状自由度が高まり、ここでは、各爪部のかかる接続部分近傍の幅W(図7参照)を広くして接続部分の剛性や強度を高めている。
[作用及び効果]
本発明の一実施形態にかかる捩り振動低減装置付きロックアップ装置は上述のように構成されているので、ロックアップ装置によりトルク伝達を行なう時には、ピストン21を前方(エンジン側)に移動させてピストン21に張られた摩擦フェーシング26をフロントカバー2の平坦な摩擦面に圧接させることで、ピストン21をフロントカバー2と一体に回転させる。これにより、ピストン21に一体に結合されたドライブプレート22が回転し、このドライブプレート22からドリブンプレート23へトルクが伝達される。
ドライブプレート22からドリブンプレート23へのトルク伝達は、ドライブプレート22のトルク伝達部22cからトーションスプリング24に伝わりこのトーションスプリング24を圧縮変形させながらドリブンプレート23の爪23bを介してドリブンプレート23へと伝達される。この際、ドライブプレート22の入力トルクが変動してもこの変動はトーションスプリング24の圧縮状態が変化しながら吸収されるため、回転振動(捩り振動)が低減される。
そして、このようなトーションスプリング24を通じた捩り振動の吸収による捩り振動伝達の低減は、トーションスプリング24が円滑に伸縮しうることが重要であり、トーションスプリング24も、またこれを連結する爪部25aを有するイコライザープレート25も、遊びをもって装備されることが必要であるが、この反面、トーションスプリング24もイコライザープレート25も一定の範囲内に規制されなくては、装置としても機能しなくなり、また、装置の分解を招いてはならない。
この点、各トーションスプリング24は、図2,図3に示すように、円周方向には、ばね収容部22i内でドライブプレート22のトルク伝達部22c及びドリブンプレート23の爪23bによって圧縮状態で備えられることから円周方向にガタ付くことなく伸縮できるように位置を規制される。また、図1(d)に示すように、各トーションスプリング24は、軸方向には、前方(エンジン側)をピストン21により、後方(変速機構側)をドライブプレート22の環状連結部22d(特に、その先端の軸方向規制面22g)によりそれぞれ移動を規制される。さらに、径方向には、内周方向をドライブプレート22の内周規制部としての突起部22fにより、外周方向をイコライザープレート25の円環状の連結部(外環連結部)25bによりそれぞれ移動を規制される。
また、イコライザープレート25は、図1(d)に示すように、軸方向には、ピストン21とドライブプレート22とによりそれぞれ移動を規制され、径方向には、内周方向及び外周方向を共にドライブプレート22及びトーションスプリング24により移動を規制される。
例えば、図1(d)において、イコライザープレート25が内周方向(図中下方)に移動しようとすると、イコライザープレート25の連結部(外環連結部)25bがトーションスプリング24の外周側に当接し、これにより、トーションスプリング24が内周方向(図中下方)に移動して、ドライブプレート22の突起部(内周規制部)22fに当接して移動を阻止される。したがって、イコライザープレート25の内周方向への移動も阻止される。
また、図1(d)において、イコライザープレート25が外周方向(図中上方)に移動しようとすると、この部位と180度位相がずれたイコライザープレート25の反対側では、イコライザープレート25は内周方向(図中上方)に移動しようとすることになり、この移動は上述のごとくトーションスプリング24とドライブプレート22の突起部(内周規制部)22fとによって阻止される。
このように、本装置の場合、回転中心(ドライブプレート22及びドリブンプレート23の回転中心)から外向きに、ドライブプレート22の突起部(内周規制部)22f,トーションスプリング24,イコライザープレート25の連結部(外環連結部)25bが順に配置されており、トーションスプリング24とイコライザープレート25とが協働してドライブプレート22を通じて径方向に移動を規制される構造となっている。
従来技術のように、イコライザープレート(中間部材)25のみでトーションスプリング24の径方向に移動を規制し、イコライザープレート25の径方向移動はドライブプレート22により行なうといった構造の場合、ドライブプレート22とトーションスプリング24との間に、イコライザープレート25を介在させ、イコライザープレート25を介してドライブプレート22によるトーションスプリング24の径方向移動の規制を行なうことになり、構造が複雑で、ドライブプレート22やイコライザープレート25の形状も複雑になり易いが、これに比べて、本装置の構造では、ドライブプレート22やイコライザープレート25をよりシンプルに形成しやすく、トーションスプリング24やイコライザープレート25の半径方向移動を規制するための構造のコスト増大や装置重量の増大を抑えることができる。
また、本装置では、ドライブプレート22に、イコライザープレート25の内環連結部25cの内周面に対して半径方向にクリアランスを持って対向する対向部(半抜き部)22eが形成されているので、万一、トーションスプリング24が抜け落ちるなどしてイコライザープレート25が半径方向に大きく移動するような事態が発生しても、対向部(半抜き部)22eがイコライザープレート25の内環連結部25cの内周面に当接して係る移動を阻止するので、イコライザープレート25が捩り振動低減装置の外部に飛び出して自身や周辺の機器に損傷を与えるなどの不具合を未然に防ぐことができる。
また、かかる対向部22eは、イコライザープレート25のドライブプレート22への組み付け時において、位置決めの指標とすることもでき、組み立て作業性の向上にも寄与しうる。
また、本装置では、イコライザープレート25において、トーションスプリング24を回転方向に連結する各爪部25aが、各トーションスプリング24の内側(内周側)で且つその一側(前方、エンジン側)から各トーションスプリング24の外側(外周側)で且つその他側(後方、変速機構側)に向けて延びるように、軸方向にも径方向にも斜めに傾斜した方向に延びるように配置されている。
これにより、各爪部25aが、トーションスプリング24の端部においてそのコイル中心近傍を通るように位置させることが容易になり、各爪部25aがトーションスプリング24をその中心近傍で安定して当接できるようになり、直列に隣接するトーションスプリング24を円滑に連結して、滑らかな動特性を得ることができるようになる。
また、このような爪部25aの配置は、イコライザープレート25において、トーションスプリング24の外周側に位置する円環状の(外環連結部)25bと各爪部25aとの接続部分(爪部25aの外周側先端部25e)をトーションスプリング24の外周面から離隔して配置することが容易になる。このため、かかる接続部分の形状自由度が高まり、各爪部25aのかかる接続部分近傍(外周側先端部25e付近)の幅Wを広くして接続部分の剛性や強度を高めることも容易になる。
[その他]
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、図1等に示すドライブプレート22,ドリブンプレート23,イコライザープレート25の各部断面形状等は一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変形しうる。
また、ドライブプレート22のばね収容部22iの個数や、各ばね収容部22iに収容されるトーションスプリング24の個数も、限定されるものではない。
また、上記実施形態では、トルクコンバータに装備されたロックアップ装置の捩り振動低減装置を説明したが、本発明は、ロックアップ装置に限らず、種々の動力伝達系において捩り振動の低減のために適用することができる。
本発明の一実施形態にかかる捩り振動低減装置をそなえたロックアップ装置付きのトルクコンバータを示す断面図であり、(a)はトルクコンバータの回転軸心線CLを中心とした半部のみを示す全体断面図、(b)はその要部断面図[図3のA−A矢視断面図]、(c)その要部断面図[図3のB−B矢視断面図]、(d)その要部断面図[図3のC−C矢視断面図]である。 本発明の一実施形態にかかる捩り振動低減装置の要部を示す図であって、(a)はその正面図、(b)はその断面図である。 本発明の一実施形態にかかる捩り振動低減装置の要部正面図である。 本発明の一実施形態にかかる捩り振動低減装置の要部分解斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる捩り振動低減装置の入力側回転部材(ドライブプレート)を示す図であって、(a)はその正面図、(b)はその断面図[(a)のX−Y線に沿う断面図]である。 本発明の一実施形態にかかる捩り振動低減装置の出力側回転部材(ドリブンプレート)を示す図であって、(a)はその正面図、(b)はその断面図[(a)のX−Y線に沿う断面図]である。 本発明の一実施形態にかかる捩り振動低減装置の中間部材(イコライザープレート)を示す図であって、(a)はその正面図、(b)はその断面図[(a)のX−Y線に沿う断面図]である。
符号の説明
1 トルクコンバータ
2 フロントカバー
3 リヤカバー
4 コンバータカバー
7 空間
7A 第1油圧室
7B 第2油圧室
10 トルクコンバータ本体
11 ポンプインペラ
12 タービンランナー
13 ステータ
14 ワンウェイクラッチ
15 タービンシェル
15a リベット
16 タービンブレード
17 タービンハブ
17a フランジ
20 ロックアップ装置
21 ピストン
21a 内周側筒状部
21b 摩擦連結部
21c かしめ
22 ドライブプレート(入力側回転部材)
22a 環状部
22b 環状屈曲部
22c トルク伝達部
22d 環状連結部
22e 半抜き部(対向部)
22f 突起部(内周規制部)
22g 軸方向規制面
22h トルク伝達部22cの両端面
22i ばね収容部
23 ドリブンプレート(出力側回転部材)
23a 環状部
23b 爪(ばね部材圧縮部)
24,24a,24b トーションスプリング(ばね部材)
25 イコライザープレート(中間部材、スプリングホルダー)
25a 爪部
25b 円環状の連結部(外環連結部)
25c 円環状の連結部(内環連結部)
25d 爪部25aの内周側先端部
25e 爪部25aの外周側先端部
26 摩擦フェーシング

Claims (2)

  1. 円周方向に沿って複数個のばね支持部が設けられ、該ばね支持部の間に複数個のばね部材が環状に且つ直列に配置されて収容される入力側回転部材と、
    前記入力側回転部材と対向し同軸上に配置され、前記ばね支持部との間で前記複数個のばね部材を圧縮するばね部材圧縮部を備えた出力側回転部材と、を備え、
    前記入力側回転部材と前記出力側回転部材との間でトルクの伝達を行い、前記ばね部材の弾性によって捩り振動を吸収する捩り振動低減装置において、
    前記入力側回転部材に、前記ばね部材の内周側で該ばね部材の径方向移動を規制する内周規制部が形成されるとともに、
    前記直列配置された前記複数個のばね部材の相互間に介装されて該ばね部材相互を回転方向に連結する複数個の爪部と、これらの複数個の爪部の各外周側先端部を連結すると共に該ばね部材の外周側で該ばね部材の径方向移動を規制する円環状の連結部とからなり、
    前記入力側回転部材及び前記出力側回転部材との相対回転を許容されるように配設された中間部材を備え
    前記中間部材に、前記複数個の爪部の各内周側先端部を連結する内環連結部が設けられ、前記入力側回転部材には、前記内環連結部と半径方向にクリアランスを持って対向する複数個の対向部が周方向に並べて形成されている
    ことを特徴とする、捩り振動低減装置
  2. 前記中間部材の前記内環連結部及び前記爪部の前記内周側先端部は、前記複数個のばね部材の一側に配置されると共に、前記中間部材の前記爪部の前記外周側先端部は、前記複数個のばね部材の他側に配置され、
    前記爪部は、前記複数個のばね部材の内側で且つ前記一側から前記複数個のばね部材の外側で且つ前記他側に延びるように配置されている
    ことを特徴とする、請求項記載の捩り振動低減装置。
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