JP2002161968A - ロックアップダンパー装置 - Google Patents

ロックアップダンパー装置

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JP2002161968A
JP2002161968A JP2000358921A JP2000358921A JP2002161968A JP 2002161968 A JP2002161968 A JP 2002161968A JP 2000358921 A JP2000358921 A JP 2000358921A JP 2000358921 A JP2000358921 A JP 2000358921A JP 2002161968 A JP2002161968 A JP 2002161968A
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Masanori Sato
正典 佐藤
明博 ▲高▼橋
Akihiro Takahashi
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Valeo Unisia Transmission KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トーションスプリングの圧縮変形及び遠心力
に伴いホールドプレートの過度な拡径方向の変形により
第1支持部との間に亀裂などが発生し易く、耐久性が低
下する。 【解決手段】クラッチ板21の外周部側に固定されたホ
ールドプレート23の外周側に円周方向の位置に、内部
にトーションスプリング22を収容するばね収容部27
が形成されている。このばね収容部の一端側には、トー
ションスプリングの両端部を第2支持部24aと共に支
持する第1支持部28がそれぞれ設けられている。前記
ばね収容部と第1支持部28の各端縁27a,28a
を、無端円環状の連結部29によって円周方向に沿って
連結して、作動中にばね収容部に発生する拡径方向の荷
重を連結部によって分散した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車用自動変
速機のロックアップクラッチに用いられるロックアップ
ダンパー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロックアップダンパー装置として
は、例えば、特開平2−218751号公報などに記載
されているものがある。
【0003】図8に基づいて概略を説明すれば、この装
置は、トルクコンバータのフロントカバー1とタービン
ハウジング2との間に軸方向へ摺動自在に配置されて、
外側面に前記フロントカバー1の内周面に圧接する円環
状の摩擦フェーシング4を有するクラッチ板(ピスト
ン)3と、前記タービンのハブ8にかしめ固定されて、
クラッチ板3と相対回転可能に設けられたドリブンプレ
ート5と、クラッチ板3の円周方向に沿って複数設けら
れて、クラッチ板3とドリブンプレート5とを弾性的に
連結するトーションスプリング6と、前記クラッチ板3
の外周側にリベット固定されて、前記各トーションスプ
リング6を保持するホールドプレート7とを備えてい
る。
【0004】前記ホールドプレート7は、ほぼL字形状
に折曲された外周部に前記各トーションスプリング6を
収容保持するばね収容部9が形成されていると共に、こ
のばね収容部9の円周方向の一端部に、トーションスプ
リング6の一端部を受ける第1支持部10が一体に設け
られている。具体的には、この第1支持部10は、ホー
ルドプレート外周部の先端部をばね収容部9の側部から
さらにトーションスプリング6の軸心方向へほぼ直角に
折曲して形成されている。一方、前記ドリブンプレート
5には、前記トーションスプリング6の他端部を受ける
第2支持部11が設けられている。
【0005】したがって、エンジンのクランクシャフト
からの回転トルクが、フロントカバー1からクラッチ板
3を介してホールドプレート7に出力され、さらに第
1、第2支持部10、11と各トーションスプリング6
を介してドリブンプレート5及びタービン2に出力され
るが、このとき、トーションスプリング6の圧縮変形に
よってエンジンからのトルク変動や捩り振動トルクが吸
収されてタービン2への伝達が十分に阻止されるように
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のロックアップダンパー装置にあっては、前述のよう
に、各トーションスプリング6によってエンジンからの
トルク変動や捩り振動を効果的に低減できるものの、こ
の各トーションスプリング6を収容し、また一端部を支
持するばね収容部9と第1支持部10が一体的に形成さ
れているため、作動中において両者9、10間の連結部
位に集中応力が発生して亀裂などの発生するおそれがあ
る。
【0007】すなわち、前記第1支持部10は、ホール
ドプレート8のばね収容部9の側縁を切り欠いて内方へ
折り曲げるようにして形成されているため、装置の回転
作動中において、トーションスプリング6が圧縮変形す
ると共に、遠心力が働いてばね収容部9を拡径方向に押
し広げようとすることから、第1支持部10は変形する
ことなくそのままの形状を維持しようとし、ばね収容部
9のみが径方向に変形しようとする。このため、このば
ね収納部9と第1支持部10との結合境界部(付け根
部)に大きな集中荷重が発生して、ここから亀裂などが
発生し、この結果、装置の作動の不安定化や耐久性の低
下を招くおそれがある。
【0008】特に、ホールドプレート8は、軽量化やコ
ンパクト化の要請から全体が比較的薄肉に形成されてい
るため、前述の技術的課題を招き易い。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来のロ
ックアップダンパー装置の技術的課題に鑑みて案出され
たもので、請求項1に記載の発明は、フロントカバーと
タービンとの間に軸方向に摺動可能に設けられ、外側面
に前記フロントカバーに圧接する摩擦フェーシングを有
するクラッチ板と、前記タービンに連結されて、前記ク
ラッチ板と相対回動可能に配置されたドリブンプレート
と、前記クラッチ板とドリブンプレートとを円周方向か
ら弾性的に連結する複数のトーションスプリングと、前
記クラッチ板またはドリブンプレートのいずれか一方に
固定されて、外周側に前記トーションスプリングを収容
するばね収容部を有するホールドプレートと、該ホール
ドプレートの前記ばね収容部の一端部に設けられ、トー
ションスプリングの一端部を受ける第1支持部と、前記
クラッチ板またはドリブンプレートの他方側に設けられ
て、前記トーションスプリングの他端部を受ける第2支
持部とを備えたロックアップダンパー装置であって、前
記ばね収容部と第1支持部のそれぞれの外周側端縁に、
該各端縁を連結する環状の連結部を設けたことを特徴と
している。
【0010】この発明によれば、連結部によってばね収
納部の端縁と第1支持部の端縁を全体に円環状に連結し
たため、装置の回転作動中において、トーションスプリ
ングが圧縮変形しかつ遠心力が働いてばね収容部に拡径
方向への荷重が作用しても、連結部によって拡径方向の
変形が抑制される。
【0011】請求項2に記載の発明は、前記連結部を無
端円環状に形成して、前記各ばね収容部と第1支持部の
各端縁を円周方向に連続して連結したことを特徴として
いる。
【0012】請求項3に記載の発明は、前記連結部を、
トーションスプリングの拡径方向に対して直交する方向
に延出したことを特徴としている。
【0013】請求項4に記載の発明は、前記ホールドプ
レートを、クラッチ板の摩擦フェーシングと反対側の一
側面側に配置固定すると共に、該ホールドプレートの前
記ばね収容部をクラッチ板の外周部の内側に隙間を介し
て配置する一方、前記第2支持部を、前記ドリブンプレ
ートの外周側を折曲して形成したことを特徴としてい
る。
【0014】請求項5に記載の発明は、前記クラッチ板
の外周部を軸方向へ折曲形成すると共に、該外周部の先
端部に係止溝を径方向に沿って形成する一方、前記連結
部の先端部に、前記係止溝に係止する係止部を設けたこ
とを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わるロックアッ
プダンパー装置の各実施形態を図面に基づいて説明す
る。
【0016】すなわち、図1〜図5は本発明の第1の実
施形態を示し、この装置は、入力側であるエンジンのク
ランクシャフトに連結された図外のフロントカバーと、
出力側であるトルクコンバータのタービンハウジングと
の間に配置されており、前記タービンハウジングの中央
部に有する図外のクラッチハブに軸方向へ摺動自在に支
持された円板状のクラッチ板21と、このクラッチ板2
1の外周側に円周方向に沿って配置された複数のトーシ
ョンスプリング22と、前記クラッチ板21の外周側に
ストッパーピン20により固定されて、外周側でトーシ
ョンスプリング22を保持するホールドプレート23
と、前記フロントカバーのクラッチ板21側の外面に固
定されて、トーションスプリング22を介して入力側か
らの回転力をタービンハウジングに伝達するドリブンプ
レート24とを備えている。
【0017】前記クラッチ板21は、図1に示すよう
に、外周部が横断面ほぼコ字形状の保持部25を一体に
有していると共に、該保持部25の外側面に円環状の摩
擦フェーシング26が設けられている。
【0018】前記ホールドプレート23は、図1及び図
4、図5に示すように、円環状を呈し、内周基部がクラ
ッチ板21にリベット20によって固定されている一
方、ほぼL字形状に折曲された外周部の一部に、内部に
各トーションスプリング22を収容する8つのばね収容
部27が形成されていると共に、このばね収容部27の
側部に各トーションスプリング22の一端部を受ける第
1支持部28が一体的に形成されている。
【0019】前記各ばね収容部27は、ホールドプレー
ト23の外周縁からほぼコ字形状に折曲されて、各トー
ションスプリング22の外周面を覆う形に構成されてい
ると共に、端縁27aが軸方向へ所定位置まで延出され
ている。また、ばね収容部27は、基部から内方へほぼ
く字形状に切り起こされて各トーションスプリング22
の内周面を支持する舌片27bを有している。
【0020】また、前記第1支持部28は、ばね収容部
27よりも小さなほぼコ字形状に折曲形成されて、端縁
28aが前記ばね収容部27の端縁27aとほぼ同一径
の位置に配置されている。
【0021】そして、この両端縁27a,28aは、連
結部29によって一体に連結されている。つまり、この
連結部29は、図1〜図5に示すように、無端円環状に
形成されて、各端縁27a,28aの全てを円周方向に
沿って連続的に連結していると共に、先端部29aがほ
ぼ水平に延出して、前記クラッチ板21の保持部25の
先端縁よりも若干突出している。
【0022】前記各トーションスプリング22は、図2
に示すように、ホールドプレート23の円周方向へ等間
隔に8個が配置されていると共に、両端部が前記第1支
持部28と後述するドリブンプレート24の第2支持部
24aに挟持状態に支持されており、両支持部24a、
28を介してクラッチ板21とタービンハウジングとが
弾性的に連結するようになっている。
【0023】前記ドリブンプレート24は、内周基部が
タービンハウジングのタービンハブにリベットによって
固定されていると共に、図1に示すように外周部の一部
がほぼL字形状に内方に折曲形成されて、この折曲され
た第2支持部24aに形成されている。
【0024】したがって、この実施形態によれば、エン
ジンの作動中にクランクシャフトからクラッチ板21に
入力された回転トルクは、所定回転以上になると、クラ
ッチ板21の表裏の圧力差によって摩擦フェーシング2
6がフロントカバーに圧接し、該フロントカバーが各ト
ーションスプリング22を介してタービンと直結され
る。
【0025】この直結状態時に、エンジン側からコンバ
ータ側に入力されるトルク変動や捩り振動を各トーショ
ンスプリング22の伸縮による吸振作用によって効果的
に低減することができる。
【0026】また、前記各トーションスプリング22
は、その内外周がホールドプレート23のばね収容部2
7内に保持されているため、前記各トーションスプリン
グ22の伸縮作動中には、該各トーションスプリング2
2の外周面がばね収容部27にほぼ線接触状態で摺動保
持される。このため、クラッチ板21の保持部25内周
面との摺動が回避されて、該保持部25内周面の摩耗の
発生が防止される。この結果、クラッチ板21の耐久性
が向上する。
【0027】しかも、前記作動中において、各トーショ
ンスプリング22が圧縮変形すると共に遠心力が作用し
て、前記ばね収容部27の外周側に拡径方向への大きな
荷重が作用して該ばね収容部27が拡径方向に変形しよ
うとするが、該ばね収容部27の端縁27aと第1支持
部28の端縁28aが連結部29によって連結されてい
るため、前記連結部29によって前記拡径方向の荷重が
円周方向に分散されて、ばね収容部27と第1支持部2
8との間の連結部位に対する集中荷重の発生を抑制でき
る。この結果、該連結部位での亀裂などの発生が防止さ
れて、ホールドプレート23の耐久性の低下を防止する
ことが可能になる。
【0028】また、前記連結部29は、単に隣接する両
端縁27a,28a間のみを連結するのではなく、端縁
27a,28aの全てを連結すべく無端円環状に形成さ
れていると共に、前方へ水平方向に突出していることか
ら、前記拡径方向荷重の支持剛性が高くなり、ばね収容
部27によるトーションスプリング22の安定した支持
も得られる。
【0029】また、前述のように、連結部29によりば
ね収容部27による支持剛性が高くなることから、ホー
ルドプレート23全体の肉厚を十分に小さく設定するこ
とができることから、装置の軽量化とレイアウトの自由
度を向上させることができる。
【0030】さらに、前記ばね収容部27の端縁27a
を軸方向に延出したため、該端縁27aとトーションス
プリング22外周縁とのエッジ当りを防止できることか
ら、該トーションスプリング22の摩耗の発生を防止で
きる。
【0031】図6及び図7は、本発明の第2の実施形態
を示し、クラッチ板21の保持部25の先端部を軸方向
に水平に延出すると共に、該先端部の先端縁に矩形状の
係止溝30が形成されている。この各係止溝30は、図
7に示すように、前記ばね収容部27と第1支持部28
のそれぞれの周方向のほぼ中央位置に形成されている。
【0032】また、前記連結部29は、先端部の前記各
係止溝30に対応する位置に複数の係止部31が形成さ
れている。この各係止部31は、連結部29の先端部の
一部を上方に切り起こして垂直に立ち上げることによっ
て形成されていると共に、その幅Wが前記係止溝30の
周方向の幅よりも若干小さく設定されており、これらが
前記各係止溝30に径方向から係入している。
【0033】したがって、この実施形態によれば、トー
ションスプリング22が圧縮変形して第1支持部28や
第2支持部24aに円周方向に相対的な荷重が作用する
と、この円周方向の荷重をリベットを介してクラッチ板
21によって受けるのに加え、各係止部31を介してク
ラッチ板21の係止溝30の内端縁で受けることができ
るため、トーションスプリング22の円周方向の支持剛
性も高くなって、該各トーションスプリング22の常時
良好な伸縮変形が得られ、安定した伝達トルクを確保で
きる。
【0034】本発明は、前記各実施形態の構成に限定さ
れるものではなく、例えば連結部29を無端円環状では
なく、間欠的に形成して、1〜3などの複数のばね収容
部27と複数の第1支持部28とを連結するように構成
することも可能である。
【0035】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
に記載の発明によれば、装置の回転作動中において、ト
ーションスプリングが圧縮変形しかつ遠心力が働いてば
ね収容部に拡径方向への荷重が作用しても、連結部によ
って前記拡径方向の荷重が円周方向に分散されるため、
ばね収容部と第1支持部との間の部位への集中荷重の発
生が抑制されて、亀裂などの発生が防止される。この結
果、ホールドプレートの耐久性の低下を防止できる。
【0036】また、ホールドプレートの肉厚を十分に小
さくできることから、装置の軽量化が図れると共に、レ
イアウトの自由度を高くすることができる。
【0037】請求項2に記載の発明によれば、前記連結
部を無端円環状に形成して、前記各ばね収容部と第1支
持部の各端縁を円周方向に連続して連結したため、拡径
方向荷重の支持剛性が十分に高くなり、ばね収容部によ
るトーションスプリングのさらに安定した支持が得られ
る。
【0038】請求項3に記載の発明によれば、連結部の
先端部を前方へ水平方向に突出形成したため、前記拡径
方向荷重の支持剛性が高くなり、ばね収容部によるトー
ションスプリングの安定した支持が得られる。
【0039】請求項4に記載の発明によれば、ホールド
プレートの外周面とクラッチ板の外周部の内周面との間
に隙間を形成したことにより、製造時におけるクラッチ
板の外周部内径とホールドプレートの外周部外径の径方
向の高い加工精度が要求されないため、該両者の製造作
業が容易になり、コストの低廉化が図れる。
【0040】請求項5に記載の発明によれば、トーショ
ンスプリングの圧縮変形時に作用する円周方向の荷重を
係止部と係止溝との係合によってクラッチ板に支持させ
ることができるため、トーションスプリングの円周方向
の支持剛性も高くなって、該各トーションスプリングの
常時良好な伸縮変形が得られ、安定した伝達トルクを確
保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるロックアップダンパー装置の第
1の実施形態を示す図2のA−A線断面図。
【図2】本実施形態の一部を断面して示す正面図。
【図3】本実施形態に供されるホールドプレートの斜視
図。
【図4】本実施形態に供されるホールドプレートを示す
図5のB−B線断面図。
【図5】同ホールドプレートの正面図。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す図7のC−CB
線断面図。
【図7】本実施形態の正面図。
【図8】従来のロックアップダンパー装置を示す断面
図。
【符号の説明】
21…クラッチ板 22…トーションスプリング 23…ホールドプレート 24…ドリブンプレート 24a…第2支持部 25…保持部 27…ばね収容部 27a…端縁 28…第1支持部 28a…端縁 29…連結部 30…係止溝 31…係止部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントカバーとタービンとの間に軸方
    向に摺動可能に設けられ、外側面に前記フロントカバー
    に圧接する摩擦フェーシングを有するクラッチ板と、前
    記タービンに連結されて、前記クラッチ板と相対回動可
    能に配置されたドリブンプレートと、前記クラッチ板と
    ドリブンプレートとを円周方向から弾性的に連結する複
    数のトーションスプリングと、前記クラッチ板またはド
    リブンプレートのいずれか一方に固定されて、前記トー
    ションスプリングを収容するばね収容部を有するホール
    ドプレートと、該ホールドプレートの前記ばね収容部の
    一端部に設けられ、トーションスプリングの一端部を受
    ける第1支持部と、前記クラッチ板またはドリブンプレ
    ートの他方側に設けられて、前記トーションスプリング
    の他端部を受ける第2支持部とを備えたロックアップダ
    ンパー装置であって、 前記ばね収容部と第1支持部のそれぞれの外周側端縁
    に、該各端縁を連結する連結部を設けたことを特徴とす
    るロックアップダンパー装置。
  2. 【請求項2】 前記連結部を無端円環状に形成して、前
    記各ばね収容部と第1支持部の各端縁を円周方向に連続
    して連結したことを特徴とする請求項1に記載のロック
    アップダンパー装置。
  3. 【請求項3】 前記連結部を、トーションスプリングの
    拡径方向に対して直交する方向に延出したことを特徴と
    する請求項1または2に記載のロックアップダンパー装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ホールドプレートを、クラッチ板の
    摩擦フェーシングと反対側の一側面側に配置固定すると
    共に、該ホールドプレートの前記ばね収容部を、クラッ
    チ板の外周部の内側に隙間を介して配置する一方、前記
    第2支持部を、前記ドリブンプレートの外周側を折曲し
    て形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載のロックアップダンパー装置。
  5. 【請求項5】 前記クラッチ板の外周部を軸方向へ折曲
    形成すると共に、該外周部の先端部に係止溝を径方向に
    沿って形成する一方、前記連結部の先端部に、前記係止
    溝に係止する係止部を設けたことを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載のロックアップダンパー装置。
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