JP2012226605A - 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】装置の起動前にハードウェアが増設された場合であっても、当該ハードウェアの増設を有効にする情報処理装置、その制御方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、バックアップ電源から電力が供給され、ハードウェアの増設を監視して、ハードウェアの増設が発生した場合には当増設の発生情報を一時的に保持する監視回路を備え、情報処理装置は起動する際に、発生情報が保持されている場合には、増設されたハードウェアの初期化を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、その制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来、装置を起動する技術として、電源がオフされる場合に、装置の状態を示す情報をHDDなどの記憶手段に退避させておき、再度電源がオンされた場合には、記憶手段に記憶されている情報を参照して、装置の状態を復帰する技術がある。例えば、特許文献1(特開2009-146061)の発明では、装置は起動方法をハイバネーションとすると決定した場合には、メインメモリの内容をUSBメモリに退避して、電源をオフする。次に、電源がオンされた場合には、装置はUSBメモリに記憶しておいたメインメモリの内容を、メインメモリに展開する。
特開2009−146061号公報
上記で説明したように、装置を起動する技術として、電源がオフされる場合に、装置の状態を示す情報をHDDなどの記憶手段に退避させておき、再度電源がオンされた場合には、記憶手段に記憶されている情報を参照して、装置の状態を復帰する技術がある。
しかしながら、電源がオフされている間にオプションのハードウェアの増設が行われ、その後、電源がオンされた場合、装置はそのハードウェアを認識することなく、装置の状態を復帰してしまう。その結果、ハードウェアが増設されたにもかかわらず、ハードウェアが初期化されず、ハードウェアが有効に活用されない。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、装置の起動前にオプションのハードウェアが増設された場合であっても、当該ハードウェアの増設を有効にする情報処理装置、その制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、ハードウェアを増設可能な情報処理装置として実現できる。情報処理装置は、情報処理装置の状態を記憶する第1の記憶手段と、電源から電力が供給されているときに、情報処理装置の状態を第1の記憶手段に記憶させる制御手段と、電源から制御手段への電力の供給が停止しているときに、電源とは異なるバックアップ電源からの電力の供給を受けて、ハードウェアの増設を検知したことを示す情報を記憶する第2の記憶手段とを有し、電源から制御手段への電力の供給が行われた場合に、制御手段は、ハードウェアの増設を検知したことを示す情報が第2の記憶手段に記憶されていない場合、第1の記憶手段に記憶されている状態を復帰させ、ハードウェアの増設を検知したことを示す情報が第2の記憶手段に記憶されている場合、ハードウェアの初期化を行うことを特徴とする。
本発明は、装置の起動前にハードウェアが増設された場合であっても、当該ハードウェアの増設を有効にする情報処理装置、その制御方法、及びプログラムを提供できる。
画像形成装置のハードウェア構成と電源構成とを示すブロック図である。 RTCの構成例を示す図である。 画像形成装置のコントローラ基板とコントローラBOXとの構成例を示す図である。 画像形成装置の起動時の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<画像形成装置の構成>
以下では、図1乃至図4を参照して、本発明の一実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態における画像形成装置の装置構成と電源構成について説明する。なお、以下では、本発明を適用する情報処理装置の一例として画像形成装置を例に説明するが、これに限定する意図はない。即ち、本発明には、以下で説明する電源構成を備える情報処理装置であれば適用することができる。
図1に示す画像形成装置100は、電源プラグ101からAC電源に接続され電力供給を受ける。安全スイッチ102は、漏電や感電しないようにするためのヒューズ等のスイッチである。安全スイッチ102がオフになっている際には、画像形成装置100への電力供給は行われない。安全スイッチ102がオンになっている際には、常夜電源回路111でDC電源(以下では、この電源を常夜電源と称する。)が生成されている。常夜電源にはFET103が接続され、その先にコントローラ200が接続される。なお、ここで常夜電源とは、電力供給対象に対して、動作モードに関わりなく常に電力供給を行う電源を示す。また、後述する非常夜電源とは、電力供給対象に対して、装置が省電力モード(スリープモード)においては電力供給を行わない電源を示す。
メインスイッチ105は、ユーザが本体のオフオン操作を行うスイッチであり、ユーザの操作しやすい場所に配置されている。メインスイッチ105と並列にリレースイッチ106が接続され、これはコントローラ200内の電源制御IC211によってオフすることができ、スリープモードへ移行している際の消費電力削減を装置が自動で行うことができる。非常夜電源回路112は、常夜電源とは異なるDC電源(以下では、この電源を非常夜電源と称する。)を生成することができ、電源制御IC211によって動作をオフすることもできる。非常夜電源は、コントローラ200内の一部回路部分とプリンタ部300とスキャナ部400に供給され、スリープモード中には電力供給を停止する。
プリンタ部300の詳細は図示しないが、画像処理を行う回路部分やモータを駆動するモータドライバなどを有している。スキャナ部400の詳細も図示しないが、画像処理を行う回路部分やモータを駆動するモータドライバなどを有している。プリンタ部300とスキャナ部400への非常夜電力供給は、それぞれFET107と、FET108によって別々に遮断することができ、画像形成装置100が節電モードなどに移行した際に電力供給を止めることができる。
コントローラ200には、常夜電源と非常夜電源の2系統の電力供給が行われ、さらにFET213やFET221やFET222によって、さらに細かく電力供給を制御することができる。常夜電源に接続されるのはFAX部214やNIC部215であり、スリープ中でも電力供給されるためFAX着信やネットワークからのパケット受信を行うことが可能である。非常夜電源に接続されるのは、CPU223やIO制御IC224や画像処理IC225やHDD226であり、コピーや文書保存動作やプリント動作の実行中に稼働する。つまり、スリープ中に動作する必要ないコンポーネントは、基本的に非常夜電源に接続される。
画像形成装置100は、メインスイッチ105をオンしてコントローラ200を起動すると、電源制御IC211によってリレースイッチ106がオンされる。その後、メインスイッチ105がオフされてもリレースイッチ106を経由して非常夜電源が供給される。
電源制御IC211は、メインスイッチ105に接続された信号がオフしたことを検知すると以下の動作を行ってクイック起動モードへ移行する。まず、CPU223が、実行中のジョブなどをキャンセルした後、その状態をメモリ212に退避して電源制御IC211へ通知する。次に、CPU223からの通知を受けた電源制御IC211は、FET213をオフしてFAX部214とNIC部215への電力供給を遮断して外部からのFAX受信やネットワークの応答をしないように制御する。さらに、電源制御IC211は、リレースイッチ106をオフすることでサスペンド状態へ移行する。このとき、サスペンド状態への移行ではなく、HDD226にそれまでの状態を保持するハイバネーション状態へ移行してもよい。以下では、電力供給が停止される直前の状態情報を不揮発性メモリに退避し、その後の起動時に該不揮発性メモリに退避した状態情報を用いて起動処理を実行する、サスペンド状態又はハイバネーション状態のことをクイック起動モードと称する。なお、メモリ212、HDD226は第1の記憶手段の一例である。一方、バックアップ電源から電力の供給を受けることができる後述するリアルタイムクロック(RTC)集積回路は、第2の記憶手段に相当するメモリを有する。
クイック起動モードを無効にすることも可能であり、FEI制御回路104の動作をメインスイッチ105のオフオンと連動させることで実現することができる。この場合、メインスイッチ105をオンするたびに、起動を退避状態から継続するのではなく初めから行うことができる。
図1中のリアルタイムクロック(RTC)集積回路(以下では、RTCと略記する。)216は、バックアップ電池(バックアップ電源)217に接続されるため、本体電力供給に関係なく、時計カウントが可能である。また、このRTC216には、入力ポートが少なくとも1つ以上設けられており、所定の入力ポートへ入力される入力信号が変化すると、該当ポートとその時刻(発生情報)を内部の不揮発性メモリに書込むとともに、割り込み出力を行う。RTC216の割り込み出力のリセットは、RTC216の不揮発性メモリをクリアすることで可能であり、次回の入力ポート変化が起こると再度不揮発性メモリがクリア(初期化)されるまでは何度入力ポートの変化が発生しても割り込み出力を発生し続ける。
本実施形態に係る画像形成装置100は、このRTC216の入力ポートに対して、オプション基板増設スロットが配置される抜き差し可能な基板の着脱検知信号(入力信号)を接続し、RTC216の割り込み出力を電源制御IC211に接続する。これにより、オプション増設スロットに基板増設されたことを電源投入が無い状態でもRTC216に記憶することができ、RTC割り込み出力を見るだけで判断可能となる。
<RTCの構成>
次に、図2を参照して、監視回路の一例としてRTC216の詳細な構成例について説明する。図2において、6002は、時計モジュールであり、割り込み発生器6001に対して、設定された時刻に割り込み出力の生成を指示するもので、RTC216内のシステムバス6006に接続されている。6003は、システムコントローラであり、RTC216内のシステムバス6006に接続されている各デバイスを制御する。システムコントローラ6003は、外部インタフェース端子から時計モジュール6002へのタイマ設定或いはRAM6005のリードライト指示を受けることができる。
6004はイベント検出器であり、入力ポートへの入力信号の状態変化を検出する。すなわち、入力ポートへの入力信号がH(ハイレベル)からL(ローレベル)へ変化したのか、或いはL(ローレベル)からH(ハイレベル)へ変化したのかということを検出する。さらに、イベント検出器6004は、その発生した時刻と入力ポートの識別情報を対応づけてシステムバス6006を介してRAM6005へ発生情報を記憶する。なお、RAM6005は、例えばボタン電池等から供給されるDC電源で情報を常時記憶する不揮発性メモリとして機能する。
<コントローラ基板及びコントローラBOXの構成>
次に、図3を参照して、画像形成装置100のコントローラ基板とその基板を格納するコントローラBOXの構成例について説明する。図3に示すように、コントローラ基板は少なくとも2枚あり、本体内に固定される固定基板310と抜き差し可能な基板320がある。
サスペンド状態のクイック起動を行う装置であれば、サスペンド状態へ移行する直前の状態情報を保持するメモリ212は必ず固定基板310に配置され、メモリ212に常に電源が供給されている必要がある。抜き差し可能な基板320には、ハードウェアオプションを増設可能な少なくとも1つ以上のオプションスロット227があり、オプション増設時には必ずこの基板が本体から抜かれる構成となっている。固定基板310には、少なくともRTC216とバックアップ電池217と電源制御IC211とが搭載され、抜き差し可能な基板320が抜き差しされたことをRTC216のポートに接続した信号で検知して記憶する。つまり、RTC216は、本体電源からの電力供給の有無に関係なく、抜き差し可能な基板320の抜き差しを監視することができる。
<処理手順>
次に、図4を参照して、起動処理について説明する。以下で説明する処理は、CPU223がHDD226等に予め格納された制御プログラムを実行することによって実現される。また、本実施形態によれば、本画像形成装置100の起動処理には、装置の停止中にハードウェアオプションの増設が行われなかった場合に実行される通常起動処理(第1の起動処理)と、ハードウェアオプションが増設された場合に実行される増設起動処理(第2の起動処理)とがある。また、通常起動処理には、通常の起動処理が実行される標準起動モードと、サスペンド状態やハイバネーション状態からの復帰処理となる、標準起動モードよりも簡略化されたクイック起動モードとがある。
S301において、電源制御IC211は、メインスイッチ105がオンされたことを検知すると、自身が保持する内部レジスタ値を参照して装置設定にクイック起動モードが選択されているか否かを判定する。クイック起動モードが選択されていない場合はS311に進み、電源制御IC211は、RTC216の不揮発性メモリ(RAM6005)に一時的に保持されている発生情報を確認して、RTC216の割り込み出力が発生しているか否かを判定する。割り込み出力が発生していない場合はS321に進み、CPU223は、起動制御手段として機能し、標準起動モードで装置を起動させる。標準起動モードとは、電源制御IC211によって非常夜電源復帰したCPU223とIO制御IC224が、前回起動時に存在していたハードウェアデバイスへの問い合わせ処理及び初期化処理と、ソフトウェアのロード及び展開処理とを行うモードである。
一方、ステップS311で割り込み出力が発生している場合S331に進み、電源制御IC211によって非常夜電源復帰したCPU223とIO制御IC224が、起動制御手段として機能し、増設起動処理を実行する。具体的には、S331において、CPU223及びIO制御IC224は、増設オプションを検知するための問い合わせ処理を行う。続いて、S332において、CPU223及びIO制御IC224は、増設オプションに対応する初期化処理を実行し、S333においてソフトウェアドライバのロードと展開処理を実行する。
次に、S334において、CPU223は、今回の起動動作時に存在したデバイスと増設オプションの情報と、それに対応したソフトウェアのロードと展開を次回起動時に反映するように標準起動モードとしてブートソフトの登録をHDD226に記憶する。続いて、S335において、電源制御IC211は、RTC216のRAM6005から割り込み出力の発生情報をクリアして、起動動作を終了する。以上の動作によって、ハードウェアオプション増設が無かった場合の、起動時における問い合わせ時間の短縮が実現可能となる。
一方、クイック起動モードが選択されている場合、S312において、電源制御IC211は、RTC216からの割り込み出力があるか否かを判定する。割り込み出力がない場合はS341に進み、CPU223は、起動制御手段として機能し、メモリ212又はHDD226に退避した状態情報をリロードして、前回の状態へ復帰するクイック起動モード動作を行う。
一方、割り込み出力があった場合にはS351に進み、CPU223は、起動制御手段として機能し、クイック起動モードを一時解除し、CPU223によってメモリ212又はHDD226に退避した状態情報のリロードを行わないように制御する。続いて、S352において、CPU223は、内部リセットを発行しシステムの初期化を行った後に、増設起動処理を実行する。具体的には、S353において、CPU223及びIO制御IC224が、増設オプション検知するための問い合わせ処理を実行する。さらに、S354において、CPU223及びIO制御IC224は、検知されたオプションの初期化を実行し、S355において、対応するソフトウェアドライバのロードと展開を行う。
次に、S356において、CPU223は、今回の起動動作時に存在したデバイスと増設オプションの情報とそれに対応したソフトウェアのロードと展開を次回起動時に反映するようにクイック起動モードの登録をHDD226に記憶する。その後、S357において、電源制御IC211は、S351で一時解除したクイック起動モードの設定を再度有効に戻し、S358でRTC216のRAM6005から割り込み出力の発生情報をクリアして、起動動作を終了する。
以上の動作によって、ハードウェアオプション増設が無かった場合の、クイック起動時における問い合わせ時間の短縮が実現可能となる。また、ハードウェアオプションの増設があった場合のハード構成とメモリ212又はHDD226に退避したソフトウェア構成の不一致が発生する状態を回避することができ、増設されたオプション動作を確実に実現することができる。
したがって、本実施形態によれば、従来、ハードウェアオプション増設が無かった場合にも行っていた問い合わせ処理を回避できるため、起動時間の増加を防ぐことができる。また、起動時間の電源遮断中の装置にハードウェアオプション増設があったことを電源オン時に即座に検出することができ、オプション増設時の起動時間の短縮も行うことが可能となる。さらに、メインスイッチオフによってクイック起動モードへ移行している装置にハードウェアオプション増設があったことを検知することができ、自動的に初期化動作を始めるため確実にオプション動作可能な状態で装置を起動することができる。
また、本発明は上記実施形態に限らず様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態の図3に示すように抜き差し可能な基板にオプションスロットを有せずとも、オプションスロット部分を覆う蓋の部分を取はずしたことを(蓋部の開閉を)RTC216の入力ポートで検出してもよい。この場合、上記蓋の開閉を検知する機構又はセンサを別途設けることが望ましい。当該機構又はセンサは、蓋部の開閉が発生すると(厳密には蓋部が外されたタイミングで)、RTC216の所定の入力ポートへの入力信号を変化させる。入力信号が変化すると、RTC216は、割り込み出力を発生させ、RAM6005に発生情報を書込む。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (9)

  1. ハードウェアを増設可能な情報処理装置であって、
    前記情報処理装置の状態を記憶する第1の記憶手段と、
    電源から電力が供給されているときに、前記情報処理装置の状態を前記第1の記憶手段に記憶させる制御手段と、
    前記電源から前記制御手段への電力の供給が停止しているときに、前記電源とは異なるバックアップ電源からの電力の供給を受けて、前記ハードウェアの増設を検知したことを示す情報を記憶する第2の記憶手段とを有し、
    前記電源から前記制御手段への電力の供給が行われた場合に、前記制御手段は、前記ハードウェアの増設を検知したことを示す情報が前記第2の記憶手段に記憶されていない場合、前記第1の記憶手段に記憶されている状態を復帰させ、前記ハードウェアの増設を検知したことを示す情報が前記第2の記憶手段に記憶されている場合、前記ハードウェアの初期化を行うことを特徴とする情報処理装置。
  2. ハードウェアを増設可能な情報処理装置であって、
    電源から前記情報処理装置に設けられた所定の回路に電力が供給されているときに、前記情報処理装置の状態を記憶する記憶手段と、
    前記電源から前記所定の回路に電力が供給されていないときに、前記情報処理装置に設けられた所定の回路へ電力を供給するバックアップ電源と、
    前記バックアップ電源から電力が供給され、前記ハードウェアの増設を監視して、該ハードウェアの増設が発生した場合には当該増設の発生情報を保持する監視回路と、
    前記情報処理装置を起動する際に、前記発生情報が保持されていない場合には、前記記憶手段に記憶されている状態を復帰させる第1の起動処理を実行し、前記発生情報が保持されている場合には、増設された前記ハードウェアの初期化を行う第2の起動処理を実行する制御手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記監視回路は、
    メモリと、
    前記監視回路の所定の入力ポートに対して入力される入力信号を監視し、該入力信号の変化に従って割り込み出力を発生させる割り込み発生手段と、
    前記割り込み発生手段によって前記割り込み出力が発生されると、前記メモリに前記発生情報を書き込む書込手段と
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記入力信号は、スロットに対して前記ハードウェアが増設されると変化することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記ハードウェアを増設するために開閉が必要な蓋部をさらに備え、
    前記入力信号は、前記蓋部の開閉が検知されると変化することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置が起動された後に、前記メモリを初期化する初期化手段をさらに備えることを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記監視回路は、リアルタイムクロック(RTC)集積回路を含むことを特徴とする請求項2乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. ハードウェアを増設可能な情報処理装置の制御方法であって、
    電源から電力が供給される制御手段が、前記電源から電力が供給されているときに、前記情報処理装置の状態を第1の記憶手段に記憶させるステップと、
    前記電源とは異なるバックアップ電源から電力が供給される監視回路が、前記電源から前記制御手段に電力が供給されていないときに、前記ハードウェアの増設を監視して、該ハードウェアの増設が発生した場合には当該増設の発生情報を第2の記憶手段に記憶させるステップと、
    前記制御手段が、前記情報処理装置を起動する際に、前記発生情報が前記第2の記憶手段に記憶されていない場合には、前記第1の記憶手段に記憶されている状態を復帰させる第1の起動処理を実行し、前記発生情報が前記第2の記憶手段に記憶されている場合には、増設された前記ハードウェアの初期化を行う第2の起動処理を実行するステップ
    を実行することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  9. 請求項8に記載の情報処理装置の制御方法における各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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