JP2009146061A - 情報処理装置及び前記装置の起動方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 読み書き性能の悪い不揮発メモリ装置が装着された場合、その不揮発メモリ装置を用いてハイバネーション機能を実施すると、読み込み速度が遅いために、電源オン時の起動時間が長くなってしまう。
【解決手段】 装着された不揮発メモリ装置の情報を取得し、その取得した情報を不揮発に記憶する。また、その不揮発メモリ装置の性能を測定し、測定した不揮発メモリ装置の性能に基づいて、不揮発メモリ装置を使用したハイバネーションによる復帰時間を予測する。そして、その復帰時間に基づいて、次回の電源オン時にハイバネーションによる起動を行うか否かを決定する。
【選択図】 図2
【解決手段】 装着された不揮発メモリ装置の情報を取得し、その取得した情報を不揮発に記憶する。また、その不揮発メモリ装置の性能を測定し、測定した不揮発メモリ装置の性能に基づいて、不揮発メモリ装置を使用したハイバネーションによる復帰時間を予測する。そして、その復帰時間に基づいて、次回の電源オン時にハイバネーションによる起動を行うか否かを決定する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、情報処理装置及び前記装置の起動方法に関するものである。
近年の情報処理装置では、ハイバネーション機能を備えた装置が実用化されている。このハイバネーション機能は、情報処理装置の電源をオフする前におけるメインメモリに記憶された情報をハードディスク等の不揮発性メモリ装置に保存しておき、次に電源がオンされたとき、電源をオフする直前の状態から作業を再開する機能である。このハイバネーション機能を採用することにより、電源がオンされたときの情報処理装置の起動時間を短縮できるという利点がある。しかし、このハイバネーション機能は、電源をオフされた時に、メインメモリに記憶されているデータをハードディスク等の不揮発性メモリ装置に退避し、次回の電源オン時には、その退避したデータをメインメモリに展開する処理を行う必要がある。退避したデータのデータ量によっては、展開する処理に要する時間のため、起動時間を短縮できない可能性がある。そこでハイバネーション機能におけるデータの退避/復帰時間を最適化するために様々な方法が提案されている。特許文献1では、退避するデータを圧縮して退避した方が速いか、圧縮せずに退避した方が速いかを評価して、ハイバネーション機能の実行時に退避データを圧縮するかどうかを決定する手法が開示されている。
特開2001−22464号公報
ハイバネーション機能を備えた従来の情報処理装置では、大容量のハードディスク等の不揮発メモリ装置を搭載した情報処理装置を前提としているため、その不揮発性メモリ装置の性能は事前に判っている。そのため、その不揮発性メモリ装置に対するデータの退避/復元を前提に退避/復帰時間を最適化することができる。しかし大容量の不揮発性メモリを装着していない情報処理装置も存在する。そのような情報処理装置でハイバネーション機能を利用しようとする場合、ユーザはまず、その情報処理装置に不揮発メモリ装置を装着(接続)し、その装着した不揮発性メモリ装置を用いてハイバネーション機能を実現する必要がある。
しかし、このような挿抜可能な不揮発性メモリ装置に対してメインメモリのデータを退避したり、その不揮発性メモリ装置からデータを復元する場合、その不揮発性メモリ装置として様々な性能のものが予想される。例えば、データの読出し/書込み速度の遅い不揮発性メモリ装置が装着された場合、その不揮発性メモリ装置を用いてハイバネーション機能を実施すると、読み込み速度が遅いために、電源オン時の起動時間が長くなってしまう。このため、ユーザの装着した不揮発性メモリの性能によっては、ハイバネーションを行った方が通常の起動の場合よりも却って起動時間が長くなる可能性がある。
また、ユーザが装着する挿抜可能な不揮発性メモリ装置には様々な容量の不揮発性メモリが存在し、そのメモリの容量も様々である。このため、その装着された不揮発性メモリ装置では、メモリメインに保存している全てのデータを退避できない場合も発生する可能性がある。
また挿抜可能な不揮発性メモリ装置の場合、次回の起動時までに、その不揮発性メモリ装置が取り外されたり、異なる不揮発性メモリ装置に付け替えられたりするおそれがある。このような場合には、ハイバネーション機能が実現できなくなる。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決することにある。
本願発明の特徴は、装着可能な不揮発性記憶装置を使用したハイバネーションを行う場合に、上述した従来の問題点が発生しないように装置を起動できる点にある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る情報処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
不揮発性記憶装置を装着可能な情報処理装置であって、
前記情報処理装置によるデータ処理を実行するデータ処理手段と、
前記データ処理手段による前記データ処理に用いられるデータを少なくとも記憶する揮発性記憶手段と、
前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段に電力を供給する電力供給手段と、
前記不揮発性メモリ装置を装着する装着手段と、
前記装着手段に装着された前記不揮発性記憶装置の情報を取得する取得手段と、
前記装着手段に装着された前記不揮発性記憶装置の性能を測定する測定手段と、
前記取得手段が取得した前記不揮発性記憶装置の情報と、前記測定手段により測定した前記不揮発性記憶装置の性能に基づいて、前記不揮発性記憶装置を使用したハイバネーションによる起動時間を予測する予測手段と、
前記電力供給手段による前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段への電力供給が遮断される場合において、前記予測手段により求めた前記起動時間が予め定められた時間より短い場合に、前記揮発性記憶手段に記憶された前記データを前記不揮発性記憶装置に記憶させるよう制御し、前記予測手段により求めた前記起動時間が前記予め定められた時間より長い場合に、前記揮発性記憶手段に記憶された前記データを前記不揮発性記憶装置に記憶させないよう制御する第1の制御手段と、
前記電力供給手段による前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段への電力供給が再開される場合において、前記不揮発性記憶手段に前記データが記憶されている場合は前記不揮発性記憶手段から前記揮発性記憶手段に前記データを読み出すよう制御する第2の制御手段と、を有することを特徴とする。
不揮発性記憶装置を装着可能な情報処理装置であって、
前記情報処理装置によるデータ処理を実行するデータ処理手段と、
前記データ処理手段による前記データ処理に用いられるデータを少なくとも記憶する揮発性記憶手段と、
前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段に電力を供給する電力供給手段と、
前記不揮発性メモリ装置を装着する装着手段と、
前記装着手段に装着された前記不揮発性記憶装置の情報を取得する取得手段と、
前記装着手段に装着された前記不揮発性記憶装置の性能を測定する測定手段と、
前記取得手段が取得した前記不揮発性記憶装置の情報と、前記測定手段により測定した前記不揮発性記憶装置の性能に基づいて、前記不揮発性記憶装置を使用したハイバネーションによる起動時間を予測する予測手段と、
前記電力供給手段による前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段への電力供給が遮断される場合において、前記予測手段により求めた前記起動時間が予め定められた時間より短い場合に、前記揮発性記憶手段に記憶された前記データを前記不揮発性記憶装置に記憶させるよう制御し、前記予測手段により求めた前記起動時間が前記予め定められた時間より長い場合に、前記揮発性記憶手段に記憶された前記データを前記不揮発性記憶装置に記憶させないよう制御する第1の制御手段と、
前記電力供給手段による前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段への電力供給が再開される場合において、前記不揮発性記憶手段に前記データが記憶されている場合は前記不揮発性記憶手段から前記揮発性記憶手段に前記データを読み出すよう制御する第2の制御手段と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る情報処理装置の起動方法は以下のような工程を備える。即ち、
不揮発性記憶装置を装着可能であり、データ処理を実行するデータ処理手段と、前記データ処理手段によるデータ処理に用いられるデータを少なくとも記憶する揮発性記憶手段と、前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段に電力を供給する電力供給手段とを有する情報処理装置の起動方法であって、
装着された不揮発性記憶装置の情報を取得する取得工程と、
前記装着された前記不揮発性記憶装置の性能を測定する測定工程と、
前記取得工程で取得した前記不揮発性記憶装置の情報と、前記測定工程で測定した前記不揮発性記憶装置の性能に基づいて、前記不揮発性記憶装置を使用したハイバネーションによる起動時間を予測する予測工程と、
前記電力供給手段による前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段への電力供給が遮断される場合において、前記予測工程で求めた前記起動時間が予め定められた時間より短い場合に、前記揮発性記憶手段に記憶された前記データを前記不揮発性記憶装置に記憶させるよう制御し、前記予測工程で求めた前記起動時間が前記予め定められた時間より長い場合に、前記揮発性記憶手段に記憶された前記データを前記不揮発性記憶装置に記憶させないよう制御する第1の制御工程と、
前記電力供給手段による前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段への電力供給が再開される場合において、前記不揮発性記憶手段に前記データが記憶されている場合は前記不揮発性記憶手段から前記揮発性記憶手段に前記データを読み出すよう制御する第2の制御工程と、を有することを特徴とする。
不揮発性記憶装置を装着可能であり、データ処理を実行するデータ処理手段と、前記データ処理手段によるデータ処理に用いられるデータを少なくとも記憶する揮発性記憶手段と、前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段に電力を供給する電力供給手段とを有する情報処理装置の起動方法であって、
装着された不揮発性記憶装置の情報を取得する取得工程と、
前記装着された前記不揮発性記憶装置の性能を測定する測定工程と、
前記取得工程で取得した前記不揮発性記憶装置の情報と、前記測定工程で測定した前記不揮発性記憶装置の性能に基づいて、前記不揮発性記憶装置を使用したハイバネーションによる起動時間を予測する予測工程と、
前記電力供給手段による前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段への電力供給が遮断される場合において、前記予測工程で求めた前記起動時間が予め定められた時間より短い場合に、前記揮発性記憶手段に記憶された前記データを前記不揮発性記憶装置に記憶させるよう制御し、前記予測工程で求めた前記起動時間が前記予め定められた時間より長い場合に、前記揮発性記憶手段に記憶された前記データを前記不揮発性記憶装置に記憶させないよう制御する第1の制御工程と、
前記電力供給手段による前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段への電力供給が再開される場合において、前記不揮発性記憶手段に前記データが記憶されている場合は前記不揮発性記憶手段から前記揮発性記憶手段に前記データを読み出すよう制御する第2の制御工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、装着された不揮発性記憶装置を使用して、最適な起動時間の起動方法を自動的に選択して起動することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置の一例である画像形成装置(複合機)の構成を示すブロック図である。尚、この実施の形態では、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、ストレージ機能等を有する多機能装置(複合機)の場合で説明する。しかし本発明の情報処理装置はこれに限定されるものでなく、例えばPC等の情報処理装置やゲーム機器、各種モバイル機器などにも適用できる。
図1において、100は画像形成装置全体を示す。ROM102に記憶されたプログラムを実行するCPU101が、システムバス115を介して接続される各部を総括的に制御して、この画像形成装置100全体の動作を制御している。このCPU101とのそのプログラム及び、その周辺回路は、この画像形成装置におけるデータ処理を司るデータ処理手段及び制御手段を構成している。RAM103は、CPU101のメインメモリ、ワークエリア等として機能する。外部入力コントローラ(PANELC)105は、この画像形成装置100の操作パネル(PANEL)106の各種ボタン或はタッチパネル106等を操作して入力される指示入力をシステムバス115に出力する。ディスプレイコントローラ(DISPC)107は、例えば液晶などで構成される表示部(DISPLAY)108への表示を制御する。ネットワークインタフェースカード(NIC)104は、LANIF112にLANケーブルを接続し、他のネットワーク機器或はファイルサーバ等と双方向にデータをやりとりする。EEPROM116は、書き換え可能な小容量の不揮発メモリ(内蔵不揮発メモリ)で、この画像形成装置100の各種設定情報等を記憶している。USB−HOSTC109はUSBのホストコントローラで、USB−HOSTIF110に接続されるUSBデバイスとのデータのやり取りや制御を行う。このUSBデバイスはここではUSBメモリ111で、不揮発メモリとして読み書きが可能なデバイスである。このUSBメモリ111は、USB−HOSTIF110に接続されることにより、USB−HOSTC109経由で、CPU101によりデータの読み書きが可能となる。プリンタ部113は、例えば電子写真方式或はインクジェット方式などのプリンタ部である。スキャナ部114は、原稿を読み取って電気信号に変換する画像読み取り部である。このスキャナ部114には、オプションとしてオートドキュメントフィーダ(ADF:不図示)が装着されており、このADFを使用して複数枚の原稿を連続して読み込むことができる。タイマ117は、CPU101からの指示に応じて、経過時間の測定等を行う。
また、画像形成装置100は、商用電源からのAC電圧の入力に基づいて、画像形成装置100の各部に供給する直流電圧を生成する電源ユニット(電力供給手段)118を備える。電源ユニット118は、主電源スイッチがONとなっているとき画像形成装置100の各部への電力供給を行ない、主電源スイッチがOFFとなっているときに各部への電力供給を遮断する。
図2は、本実施の形態に係る画像形成装置における、システム終了時に、次回の電源オン時の起動方法を決定する処理の概要を説明するフローチャートである。ここではUSBメモリ(不揮発性記憶装置)が装着されたことを検出すると、そのUSBメモリの性能を測定してハイバネーションの復帰時間を予測し、次回の電源オン時の起動方法を決定する基本動作を説明している。各処理の詳細な内容については図を参照して詳しく説明するが、ここでは図2のフローチャートを参照して大まかな基本動作について説明する。尚、この処理を実行するプログラムはROM102に記憶されており、CPU101の制御の下に実行される。
まずステップS1で、USB−HOSTIF110に接続された不揮発メモリ(USBメモリ)111の情報を取得して、EEPROM116の不揮発メモリ情報記憶テーブル(取得情報記憶部)400に登録する。次にステップS2に進み、その接続されたUSBメモリ111の性能を測定する処理を実行する。そして、その結果を不揮発メモリ情報記憶テーブル400に格納する。次にステップS3に進み、ステップS2の性能測定処理によって求められた性能値を基に、ハイバネーションによる復帰時間を予測する。そして、その予測結果を不揮発メモリ情報記憶テーブル400に格納する。ここまでが認識した不揮発メモリでの復帰時間を予測して、不揮発メモリ情報記憶テーブル400に記憶するまでの簡単な流れである。
次にステップS4に進み、実際にシャットダウン(システム終了)のイベントが発生するとステップS5に進み、次回の電源オン時の起動方法を決定する処理を実行する。そして、その結果をハイバネーション設定情報テーブル800に記憶する。このハイバネーション設定情報テーブル800もEEPROM116に書き込まれて記憶される。こうしてEEPROM116に記憶することにより、画像形成装置100の電源がオフされても、その内容が消えることが無く、次回の電源起動時に、その情報を参照することができる。そしてステップS6に進み、ハイバネーション設定情報テーブル800に記憶した起動方法に従って終了処理を実行して、シャットダウンを終了する。
次に各処理の詳細を詳しく説明する。
<メモリ認識処理の説明>
ここでは、USB−HOSTIF110に接続されたUSBメモリ111を認識して、その情報を取得する処理の詳細について図3のフローチャートを参照して説明する。
ここでは、USB−HOSTIF110に接続されたUSBメモリ111を認識して、その情報を取得する処理の詳細について図3のフローチャートを参照して説明する。
図3は、図2のステップS1の処理を説明するフローチャートである。
この処理はUSB−HOSTC109が、USB−HOSTIF110にUSBメモリ111が装着されたことを検出することにより開始される。まずステップS11で、その装着されたUSBデバイスの種別がUSBストレージ(USBメモリ)かどうかを判定する。USBメモリでない場合は、そのまま処理を終了するが、USBメモリであった場合はステップS12に進み、その認識したUSBメモリ111から、そのメモリのデバイス情報を読み込む。ここでは、そのUSBメモリ111からベンダID,プロダクトID、シリアル番号、デバイス容量(メモリの記憶容量)等の、そのメモリデバイスを一意に特定できる各種情報を読み取る。そしてステップS13に進み、ステップS13で読み取った情報を不揮発メモリ情報記憶テーブル400に格納する。
<不揮発メモリ情報記憶テーブルの説明>
図4は、本実施の形態に係る不揮発メモリ情報記憶テーブル400のデータ構成例を説明する図である。
図4は、本実施の形態に係る不揮発メモリ情報記憶テーブル400のデータ構成例を説明する図である。
デバイス識別ID401は、そのUSBメモリ111を一意に特定できるデバイス識別情報(ID)である。新規にUSBメモリ111が認識されると、そのUSBメモリ111に新しいID値を割り当てて、そのメモリを一意に特定可能にする。ベンダID(VenderID)402は、このUSBメモリ111の製造メーカもしくは販売メーカを識別する値である。プロダクトID(ProductID)403は、このUSBメモリ111の製品を識別するための値である。シリアル番号(Serial No.)404は、このUSBメモリ111の製造番号である。これらベンダID402、プロダクトID403、シリアル番号404の組で、このUSBメモリ111を一意に特定することができる。
尚、前述の図2のステップS1では、認識したUSBメモリ111の上述した値の組と、不揮発メモリ情報記憶テーブル400に登録されている値とを比較して、これらが全て一致しなければ新規のUSBメモリが装着されたと判断する。そして、新規のUSBメモリと判断すると、その装着されているUSBメモリ111の情報を、この不揮発メモリ情報記憶テーブル400に新たに登録する。
更に、図4のデバイス容量(Device Capacity)405は、このUSBメモリ111のメモリ容量を記憶している。更にまた、この不揮発メモリ情報記憶テーブル400には、そのメモリの性能値(Performance)406と、起動時間予測値(EstimationTime)407を格納する欄が存在するが、これに関しては詳しく後述する。
<不揮発メモリの性能測定処理の説明>
次に図2のフローチャートのステップS2における、USBメモリ111の性能を測定する処理について説明する。
次に図2のフローチャートのステップS2における、USBメモリ111の性能を測定する処理について説明する。
図5は、図2のステップS2の処理を説明するフローチャートである。
まずステップS21で、接続されているUSBメモリ111のパーティションをマウントする。このマウント操作は、装着されているUSBメモリ111を、ファイルシステムとして読み書きするために必要な作業である。次にステップS22で、そのUSBメモリ111に対して所定量のデータを書込み、それに要した時間を測定する。この時間の計時はタイマ117を使用して行われる。次にステップS23に進み、USBメモリ111から所定量のデータを読み込み、それに要した時間をタイマ117を使用して測定する。次にステップS24に進み、ステップS22〜S23において、USBメモリ111の性能を測定するために書き込んだ測定用データを削除する。次にステップS25に進み、ステップS22とS23で読み書きしたデータ量と、それに要した時間とに基づいて、そのUSBメモリ111の性能を算出する。このメモリの性能の算出方法は、読み書きしたデータ量を、その読み書きに要した時間の平均値で割ることにより求められる。そしてステップS26に進み、ステップS25で求めた性能値を、不揮発メモリ情報記憶テーブル400の性能値406に保存する。こうしてUSBメモリ111の性能測定が終了するとステップS27で、USBメモリ111にマウントしていたパーティションをアンマウントして、この性能測定を終了する。
以上の処理により、装着されたUSBメモリ111の認識及びその性能値を求めて不揮発メモリ情報記憶テーブル400に登録することができる。
<ハイバネーション起動時間の予測処理の説明>
次に、図2のステップS3における、次回の電源オン時における起動時間(復帰時間)を予測する処理について説明する。
次に、図2のステップS3における、次回の電源オン時における起動時間(復帰時間)を予測する処理について説明する。
図6は、本実施の形態に係る画像形成装置における復帰時間(図2のステップS3)の予測処理を説明するフローチャートである。
まずステップS31で、前述のUSBメモリの性能測定結果が格納されている不揮発メモリ情報記憶テーブル400から性能値406を読み込む。尚、ここでは読み取った性能値を「P1」とする。次にステップS32に進み、USBメモリ111に退避したデータを展開するのに要する時間を、ステップS31で読み取った性能値から算出する。ここではメインメモリ(RAM103)の全領域サイズSMSを性能値「P1」で割ることにより、概算の展開時間Tを求める。ハイバネーションによる実際の復帰時間には、メインメモリへの展開時間に加えて、本実施の形態に係る画像形成装置100に接続されている各種デバイスの初期化などの時間も必要となる。そこでステップS33で、その他の起動処理時間DITを、ステップS32で求めた展開時間Tに加算して予想起動時間ETを算出する。次にステップS34に進み、このステップS33で求めた予測起動時間ETを、不揮発メモリ情報記憶テーブル400の起動時間予測値407に格納する。
こうして、この起動時間予測処理によって求めた起動予測時間を不揮発メモリ情報記憶テーブル400に格納する。そして、その起動予測時間を参照して、次回電源オン時の起動方法を決定する処理について説明する。
<起動方法の決定処理の説明>
図2のステップS4でシャットダウンのイベントが発生した際、ハイバネーション起動予測処理により求めた起動時間と通常起動の起動時間とを比較して次回の起動方法を決定する処理を図7のフローチャートを参照して説明する。
図2のステップS4でシャットダウンのイベントが発生した際、ハイバネーション起動予測処理により求めた起動時間と通常起動の起動時間とを比較して次回の起動方法を決定する処理を図7のフローチャートを参照して説明する。
図7は、図2のステップS5における次回の起動方法の決定処理を説明するフローチャートである。
まず最初に、装着されたUSBメモリ111が、既に不揮発メモリ情報記憶テーブル400に記憶されたデバイスであるかどうかを判断する必要がある。そこでステップS41で、USBメモリ111のデバイス情報を読み込む。次にステップS42に進み、ベンダID402やプロダクトID403、シリアル番号404が一致するデバイスがあるかを不揮発メモリ情報記憶テーブル400から検索する。具体的には、装着しているUSBメモリ111の情報が、不揮発メモリ情報記憶テーブル400に格納されたベンダID402、プロダクトID403、シリアル番号404の内容と一致するかを判断して、デバイス識別ID401を特定する。ここで装着しているUSBメモリ111の情報が不揮発メモリ情報記憶テーブル400に登録されていないときは、新規のデバイス識別ID401を設定する。そしてベンダID402、プロダクトID403、シリアル番号404、デバイス容量405、メモリの性能値406,起動時間予測値407の値を設定する。
次にステップS43に進み、ステップS42で特定したデバイス識別IDのレコードに記憶された予測起動時間ETを読み込む。次にステップS44に進み、ステップS43で読み込んだ予測起動時間ETが、通常起動の時間NBTより短いか否かを判断する。ここで通常起動時間NBTの方が短いと判断するとステップS45に進み、その起動方法を通常起動として決定する。
一方、ステップS44で、予測起動時間ETの方が短いと判断した場合はハイバネーションによる復帰起動を行うものとして、退避可否の判断を行う(ステップS46〜S50)。このハイバネーション退避可否の判定処理の詳細は、全退避可否判断処理の説明、部分退避起動可否判断処理の説明で後述するため、ここでは割愛する。
そして最後にステップS51で、ステップS45、S48,S50のいずれかで決定した起動方法と、退避するデバイス情報をハイバネーション設定情報テーブル800に登録する。
このようにして、USBメモリ111の性能を測定して算出したハイバネーションによる予測起動時間と通常起動時間とを比較し、より速い起動方法を選択することが可能となる。
<起動方法記憶処理の説明>
次に、先ほどの説明で決定した起動方法を記憶する処理を図7のフローチャートと図8のハイバネーション設定情報テーブルの例を用いて説明する。
次に、先ほどの説明で決定した起動方法を記憶する処理を図7のフローチャートと図8のハイバネーション設定情報テーブルの例を用いて説明する。
図8は、本実施の形態に係るハイバネーション設定情報テーブル800のデータ構成を説明する図である。
このハイバネーション設定情報テーブル800には、起動方法801、デバイス識別ID802、退避メモリ領域803が設けられている。起動方法801には、先ほど決定した起動方法が格納される。またハイバネーションによる起動を決定した場合には、退避するUSBメモリ111のデバイス識別IDをデバイス識別ID802に保存し、退避する領域(退避対象領域)の情報を退避メモリ領域803に保存する。この退避メモリ領域の使用用途に関しては、部分退避起動可否判断処理の説明で後述する。この決定結果と、USBデバイスとをハイバネーション設定情報テーブル800に記憶する処理は図7のステップS51で実行され、起動方法の決定及び起動方法の記憶処理を終了する。
こうして決定した起動方法を、ハイバネーション設定情報テーブル800として不揮発性のEEPROM116に保存しておく。これにより、次回の電源オンによる起動時に、どの起動を行えばよいか判断することが可能となる。
<全退避可否判断処理の説明>
次に、メインメモリの全ての領域のデータが、接続されたUSBメモリ111に退避できるか否かを判断する処理について図7のフローチャートを用いて説明する。
次に、メインメモリの全ての領域のデータが、接続されたUSBメモリ111に退避できるか否かを判断する処理について図7のフローチャートを用いて説明する。
ステップS74で、通常起動の起動時間NBTとハイバネーションによる予測起動時間ETとを比較する。この判定により、ハイバネーションの方が高速に起動できるとは判断した場合はステップS46に進み、USBメモリ111の空き容量を読み込む。これはUSBメモリ111のパーティションがマウントしていれば、そのマウントしているパーティションのファイルシステム情報から空き容量FSを取得できる。次にステップS47に進み、メインメモリの退避対象の全領域サイズSMSと、ステップS46で求めた空き容量FSとを比較し、メインメモリの全領域SMSのデータがUSBメモリ111に退避できるかどうかを判定する。全領域のデータが退避可能である場合(SMS<FS)はステップS48に進み、起動方法を全領域ハイバネーションに決定する。この全領域ハイバネーションは、メインメモリの退避対象領域の全データをUSBメモリ111に退避してハイバネーションを実行するものである。
一方、ステップS47で、メインメモリの退避対象領域の全データがUSBメモリ111に退避できない場合はステップS49に進み、次に説明する部分退避起動可否判断処理によって、部分退避が可能かどうかを判定する。
<部分退避起動可否判断処理の説明>
メインメモリの退避対象領域の全データがUSBメモリ111に退避できない場合はステップS49に進み、部分退避によるハイバネーション起動が可能か判断する。ステップS49では、退避が必須の領域の合計サイズPMSと、USBメモリ111の空き容量FSとを比較し、ここでUSBメモリ111の空き容量FSの方が大きければ、部分退避が可能と判断する。そしてステップS50に進み、起動方法を部分ハイバネーションに決定する。
メインメモリの退避対象領域の全データがUSBメモリ111に退避できない場合はステップS49に進み、部分退避によるハイバネーション起動が可能か判断する。ステップS49では、退避が必須の領域の合計サイズPMSと、USBメモリ111の空き容量FSとを比較し、ここでUSBメモリ111の空き容量FSの方が大きければ、部分退避が可能と判断する。そしてステップS50に進み、起動方法を部分ハイバネーションに決定する。
図9は、退避が必須の領域サイズを求める処理を説明するフローチャートである。
図10は、メモリ管理テーブル1000のデータ構成例を説明する図である。
本実施の形態に係る画像形成装置100は、使用する目的に応じてメモリ管理テーブル1000により領域が管理されている。メモリ管理テーブル1000は、メモリ領域識別ID1001、領域名称(Name)1002、領域の先頭アドレス(StartAddress)1003、領域サイズ(Size)1004、退避必須フラグ1005からなる。
メモリ領域識別ID1001には、領域を識別可能な一意の値が設定され、退避時の識別にも使われる。領域名称1002は、その領域の名称が文字列で設定され、メモリ領域識別ID1001とは別に管理者に分り易い名称が設定される。領域の先頭アドレス1003は、その領域の先頭アドレスが設定され、領域サイズ1004にはその領域のサイズ(容量)が設定される。退避時には、その先頭アドレスから領域サイズ分のデータが退避先のUSBメモリ111に退避される。退避必須フラグ1005は、USBメモリ111に退避しないと再現できない領域かどうかを示す。ROM102から展開すれば復元可能な領域や退避が不要な領域については、この退避必須フラグ1005は「No」となり、退避しないと復元できない領域については「Yes」となる。
このメモリ管理テーブル1000を参照して、退避が必須の領域の合計サイズPMSを算出できる。図9のフローチャートを用いて算出方法の一例を説明する。
図9において、まずステップS61で、メモリ管理テーブル1000の1レコードを読み込む。次にステップS62で、そのレコードの退避必須フラグ1005を参照し、退避必須フラグが「Yes」であれば、退避が必須の領域の合計サイズPMSにその領域サイズ1004を加算する。これを全てのレコードに対して繰り返す(ステップS61〜S65)ことにより、退避が必須な領域の合計サイズPMSを求めることが出来る。
このようにして求めた退避が必須の領域の合計サイズPMSと、USBメモリ111の空き容量FSとを比較することで、部分退避によるハイバネーション起動が行えるかを判断できる。
<起動方法決定処理の説明>
先に述べた全退避可否判断処理及び起動方法決定処理によって、最終的に、「全領域ハイバネーション」か、或は「部分ハイバネーション」、「通常起動」かが決定される。そして、その決定結果がハイバネーション設定情報テーブル800の起動方法801の欄に記憶され、次回の起動時に参照される。部分ハイバネーションによる起動の場合には、USBメモリ111に退避されるメモリ領域のメモリ領域識別ID1001の全てを、デバイス識別ID802の退避メモリ領域欄に保存する。これにより部分ハイバネーションによる起動の場合に、どの領域をUSBメモリ111から展開すればよいかがわかる。
先に述べた全退避可否判断処理及び起動方法決定処理によって、最終的に、「全領域ハイバネーション」か、或は「部分ハイバネーション」、「通常起動」かが決定される。そして、その決定結果がハイバネーション設定情報テーブル800の起動方法801の欄に記憶され、次回の起動時に参照される。部分ハイバネーションによる起動の場合には、USBメモリ111に退避されるメモリ領域のメモリ領域識別ID1001の全てを、デバイス識別ID802の退避メモリ領域欄に保存する。これにより部分ハイバネーションによる起動の場合に、どの領域をUSBメモリ111から展開すればよいかがわかる。
<全領域退避処理の説明>
次に、起動方法を全領域ハイバネーションと決定した場合の、シャットダウン処理について図11のフローチャートを用いて説明する。
次に、起動方法を全領域ハイバネーションと決定した場合の、シャットダウン処理について図11のフローチャートを用いて説明する。
図11は、全領域ハイバネーション及び部分ハイバネーションでのシャットダウン処理を説明するフローチャートである。
まずステップS71で、ハイバネーション設定情報テーブル800から起動方法801を読み込む。次にステップS72で、その起動方法が通常起動と決定されているか判断する。ここで通常起動であった場合はステップS77に進み、特に退避処理はせずに電源をオフにする。
ステップS72で通常起動で無い場合はステップS73に進み、ハイバネーションを行うので、まずUSBメモリ111のパーティションをマウントする。次にステップS74に進み、起動方法が全領域ハイバネーションか判断する。ここで全領域ハイバネーションであればステップS75に進み、メインメモリの全領域をUSBメモリ111に退避する。一方、全領域ハイバネーションでない場合はステップS78に進み、部分退避ハイバネーションを実行する。この処理は後ほど詳しく説明する。ステップS75で、全領域の退避が完了するとステップS76に進み、USBメモリ111のパーティションをアンマウントする。そしてステップS77に進み、電源をオフする処理を行う。
これらの処理を実行することにより、決定された起動方法が全領域ハイバネーションであった場合にメインメモリ全領域をUSBメモリに退避してシャットダウンすることが可能となる。
<部分退避処理の説明>
次に、部分ハイバネーションによる退避を行う処理について、引き続き図11のフローチャートを用いて説明する。
次に、部分ハイバネーションによる退避を行う処理について、引き続き図11のフローチャートを用いて説明する。
前述したように、ステップS74の起動方法判定処理で全領域ハイバネーションでないと判定した場合は部分退避ハイバネーションとなる。この場合はステップS78に進み、メモリ管理テーブル1000を参照し、退避必須領域の情報を取得して、メインメモリの退避必須領域のデータのみをUSBメモリ111に退避する。またメモリ管理テーブル1000も、次回の電源オンによる起動時の展開処理で必要になるため、EEPROM116に保存しておく。後は全領域ハイバネーションの処理と同様に、データの退避完了後に、ステップS76でUSBメモリ111のパーティションをアンマウントする。そしてステップS77で、電源をオフする処理を行ってシャットダウンを終了する。
この処理により、決定した起動方法に従い、実際にメインメモリのデータをUSBメモリ装置に退避してシャットダウンを行うことができる。
<起動方法変更処理の説明>
次に、電源投入時に決定された起動方法に従い起動する際、前回のシャットダウン時に退避していたUSBメモリ111が装着されていない場合の起動方法変更処理について図12のフローチャートを用いて説明する。
次に、電源投入時に決定された起動方法に従い起動する際、前回のシャットダウン時に退避していたUSBメモリ111が装着されていない場合の起動方法変更処理について図12のフローチャートを用いて説明する。
図12は、本実施の形態に係る画像形成装置において、電源投入時の起動方法を変更して起動する処理を説明するフローチャートである。
まずステップS81で、起動開始時に、ハイバネーション設定情報テーブル800の起動方法801を参照して起動方法を読み込む。次にステップS82で、その読み込んだ起動方法が、通常起動であるかを判断し、通常起動である場合はステップS95に進んで、通常起動処理を行う。一方、ステップS82で通常起動でない場合はステップS83に進み、ハイバネーション起動となるので、まずUSBメモリ111が装着されているかを判断する。USBメモリ111が接続されていない場合はステップS84に進み、退避したデータを展開することができないため、通常起動に起動方法を変更する。そしてステップS95に進んで通常起動処理を行う。
一方ステップS83で、USBメモリ111が接続されている場合はステップS85に進み、そのUSBメモリ111のデバイス情報を読み取る。そしてステップS86で、不揮発メモリ情報記憶テーブル400に記憶されたデバイスのいずれであるかを判定する。そしてステップS87で、一致するデバイスがあればそのデバイス識別IDを特定する。そして不揮発メモリ情報記憶テーブル400に登録されたデバイスであるかを判断する。ここで登録されていないデバイスであると判断した場合はステップS84に進み、そのデバイスには起動時のデータが退避されていないと判断して通常起動に起動方法を変更し(ステップS84)、ステップS95で通常起動処理を行う。
一方、ステップS87で、登録されているデバイスであると判断するとステップS88に進み、ハイバネーション設定情報テーブル800のデバイス識別ID802を読み込む。次にステップS89で、接続されたUSBメモリ111のデバイス識別IDと比較し、一致するか判断する。ここで一致しない場合はステップS84に進み、前回データを退避したUSBメモリ111ではないと判断する。そしてステップS84で、通常起動に起動方法を変更し、ステップS95で、通常起動処理を行う。
一方ステップS89で、一致したデバイスであると判断するとステップS90に進み、ハイバネーションによる復帰起動が可能であると判断する。そして全領域ハイバネーションによる起動かどうかを判断する。ここで全領域ハイバネーションであると判断した場合はステップS91に進み、USBメモリ111に退避した全領域のデータを読み出してメインメモリに展開する。次にステップS94に進み、CPU101のレジスタ値を復帰させて、ハイバネーションによる復帰起動が完了する。
一方、ステップS90で、部分ハイバネーションであると判断した場合はステップS92に進み、USBメモリ111に退避した部分領域のデータをメインメモリに展開する。そしてステップS93に進み、プログラム領域等の退避しなかった領域についてはROM102から展開する、そしてステップS94に進み、CPU101のレジスタ値を復帰させて、ハイバネーションによる復帰起動が完了する。
この起動方法変更処理によって、USBメモリ111が接続されていなかったり、或は退避したUSBメモリ111と異なるUSBメモリが接続されていた場合に、自動で通常復帰に切り替えて画像形成装置を起動することが可能となる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また一つの機器からなる装置に適用しても良い。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムを読み出して実行することによっても達成され得る。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、様々なものが使用できる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などである。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページからハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。その場合、ダウンロードされるのは、本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルであってもよい。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布する形態としても良い。その場合、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムが実行可能な形式でコンピュータにインストールされるようにする。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される形態以外の形態でも実現可能である。例えば、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれるようにしてもよい。この場合、その後で、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
以上説明したように本実施の形態によれば、装着された不揮発メモリ装置を使用して、最適な起動時間の起動方法を自動的に選択して起動することができる。
また、ユーザが接続した不揮発メモリ装置の空き容量を調べて、メインメモリの全領域(退避対象領域)のデータの退避が可能か、もしくは部分領域のデータの退避が可能かを判断する。そして、その判断に従って全領域のデータの退避、或は部分的なデータの退避を行うことにより、ユーザが接続した不揮発メモリ装置で可能な退避/起動方法を自動的に選択してハイバネーションを実施できる。
また、電源オン時に、データを退避した不揮発メモリ装置が接続されていないか、或はデータを退避した不揮発メモリ装置とは異なる不揮発メモリ装置に交換されていた場合には、自動的にハイバネーション機能を実施しない通常起動に切り替えることができる。これにより誤って不揮発メモリ装置が外されたり、交換された場合でも、正常に装置を起動することができる。
Claims (13)
- 不揮発性記憶装置を装着可能な情報処理装置であって、
前記情報処理装置によるデータ処理を実行するデータ処理手段と、
前記データ処理手段による前記データ処理に用いられるデータを少なくとも記憶する揮発性記憶手段と、
前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段に電力を供給する電力供給手段と、
前記不揮発性メモリ装置を装着する装着手段と、
前記装着手段に装着された前記不揮発性記憶装置の情報を取得する取得手段と、
前記装着手段に装着された前記不揮発性記憶装置の性能を測定する測定手段と、
前記取得手段が取得した前記不揮発性記憶装置の情報と、前記測定手段により測定した前記不揮発性記憶装置の性能に基づいて、前記不揮発性記憶装置を使用したハイバネーションによる起動時間を予測する予測手段と、
前記電力供給手段による前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段への電力供給が遮断される場合において、前記予測手段により求めた前記起動時間が予め定められた時間より短い場合に、前記揮発性記憶手段に記憶された前記データを前記不揮発性記憶装置に記憶させるよう制御し、前記予測手段により求めた前記起動時間が前記予め定められた時間より長い場合に、前記揮発性記憶手段に記憶された前記データを前記不揮発性記憶装置に記憶させないよう制御する第1の制御手段と、
前記電力供給手段による前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段への電力供給が再開される場合において、前記不揮発性記憶手段に前記データが記憶されている場合は前記不揮発性記憶手段から前記揮発性記憶手段に前記データを読み出すよう制御する第2の制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記予め決められた時間は、前記ハイバネーションによらない通常の起動時間であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記予測手段が予測した前記ハイバネーションによる起動時間が前記予め定められた時間より短い場合に、前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段への電力供給が再開される場合に前記ハイバネーションによる起動を行うことを示す情報を不揮発に記憶する起動方法記憶手段を有し、
前記第2の制御手段は、前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段への電力供給が再開される際に、前記起動方法記憶手段に前記ハイバネーションによる起動を行うことを示す情報が記憶されている場合に、前記不揮発性記憶手段から前記揮発性記憶手段に前記データを読み出すよう制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記電力供給手段による前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段への電力供給が遮断される場合に、前記不揮発性記憶装置に、前記揮発性記憶手段の退避対象領域に記憶された全てのデータが退避可能であるか否かを判断する退避可否判断手段と、
前記退避可否手段が前記全てのデータを前記不揮発性記憶装置に退避できないと判断した場合に、前記退避対象領域の一部の領域のデータを前記不揮発性記憶装置に退避させたハイバネーションによる起動が可能か否かを判断する判断手段とを有し、
前記退避可否判断手段と前記判断手段とによる判断に応じて、前記ハイバネーションによる起動方法を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記取得手段により取得した前記情報を不揮発に記憶する取得情報記憶手段を有し、
前記第2の制御手段は、前記ハイバネーションによる起動時、前記不揮発性記憶装置の情報と、前記取得情報記憶手段に記憶された情報とが一致しない場合、前記起動方法記憶手段に記憶された起動方法を変更して前記情報処理装置を起動することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記不揮発性記憶装置は、USBメモリであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記取得手段が前記不揮発性記憶装置から取得する情報は、前記不揮発性記憶装置の記憶容量を示す情報であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 不揮発性記憶装置を装着可能であり、データ処理を実行するデータ処理手段と、前記データ処理手段によるデータ処理に用いられるデータを少なくとも記憶する揮発性記憶手段と、前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段に電力を供給する電力供給手段とを有する情報処理装置の起動方法であって、
装着された不揮発性記憶装置の情報を取得する取得工程と、
前記装着された前記不揮発性記憶装置の性能を測定する測定工程と、
前記取得工程で取得した前記不揮発性記憶装置の情報と、前記測定工程で測定した前記不揮発性記憶装置の性能に基づいて、前記不揮発性記憶装置を使用したハイバネーションによる起動時間を予測する予測工程と、
前記電力供給手段による前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段への電力供給が遮断される場合において、前記予測工程で求めた前記起動時間が予め定められた時間より短い場合に、前記揮発性記憶手段に記憶された前記データを前記不揮発性記憶装置に記憶させるよう制御し、前記予測工程で求めた前記起動時間が前記予め定められた時間より長い場合に、前記揮発性記憶手段に記憶された前記データを前記不揮発性記憶装置に記憶させないよう制御する第1の制御工程と、
前記電力供給手段による前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段への電力供給が再開される場合において、前記不揮発性記憶手段に前記データが記憶されている場合は前記不揮発性記憶手段から前記揮発性記憶手段に前記データを読み出すよう制御する第2の制御工程と、
を有することを特徴とする情報処理装置の起動方法。 - 前記予め決められた時間は、前記ハイバネーションによらない通常の起動時間であることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置の起動方法。
- 前記予測工程で求めた前記ハイバネーションによる起動時間が前記予め定められた時間より短い場合に、前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段への電力供給が再開される場合に前記ハイバネーションによる起動を行うことを示す情報を不揮発に記憶する起動方法記憶工程を有し、
前記第2の制御工程は、前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段への電力供給が再開される際に、前記起動方法記憶工程で前記ハイバネーションによる起動を行うことを示す情報が不揮発に記憶されている場合に、前記不揮発性記憶手段から前記揮発性記憶手段に前記データを読み出すよう制御することを特徴とする請求項8又は9に記載の情報処理装置の起動方法。 - 前記電力供給手段による前記データ処理手段及び前記揮発性記憶手段への電力供給が遮断される場合に、前記不揮発性記憶装置に、前記揮発性記憶手段の退避対象領域に記憶された全てのデータが退避可能であるか否かを判断する退避可否判断工程と、
前記退避可否工程が前記全てのデータを前記不揮発性記憶装置に退避できないと判断した場合に、前記退避対象領域の一部の領域のデータを前記不揮発性記憶装置に退避させたハイバネーションによる起動が可能か否かを判断する判断工程とを有し、
前記退避可否判断工程と前記判断工程とによる判断に応じて、前記ハイバネーションによる起動方法を決定することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置の起動方法。 - 前記取得工程で取得した前記情報を不揮発に記憶する取得情報記憶工程を有し、
前記第2の制御工程は、前記ハイバネーションによる起動時、前記不揮発性記憶装置の情報と、前記取得情報記憶工程にて不揮発に記憶された情報とが一致しない場合、前記起動方法記憶工程で記憶された起動方法を変更して前記情報処理装置を起動することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置の起動方法。 - 前記取得工程で前記不揮発性記憶装置から取得する情報は、前記不揮発性記憶装置の記憶容量を示す情報であることを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置の起動方法。
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