JP3204251B2 - ハイバネーション装置及び方法、それを格納した記録媒体並びにそれを適用したコンピュータ - Google Patents

ハイバネーション装置及び方法、それを格納した記録媒体並びにそれを適用したコンピュータ

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    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源をオフにする
ことで作業を中断する際、実メモリ内の現在の作業をハ
ードディスク装置等に記憶し、電源をオンにすることで
電源をオフにする前にハードディスク装置に記憶した内
容を実メモリ内へ読み取ることで、一旦中断した作業を
再開するハイバネーション/ウェークアップ動作を行う
ために使用されるハイバネーション装置及び方法、それ
を格納した記録媒体並びにそのハイバネーション装置を
適用したコンピュータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、システムに組み込まれ、シス
テムのハイバネーション/ウェークアップを行うための
ハイバネーション装置は、種々のものが知られている。
ハイバネーション装置は、コンパック社のLTE Li
te/25(コンパック、LTEはコンパック・コンピ
ュータ・コーポレイションの商標)のようなポータブル
・コンピュータに搭載されたのが最初であった。その
後、例えば特開平7−84848号公報において、ハイ
バネーション及びウェークアップのための一連の動作を
高速で行う技術が開示されている。また、特開平7−1
60598号公報及び特開平7−219665号公報に
おいて、ハイバネーションを行う前に、オペレータに電
源断の確認を行わせる技術が開示されている。
【0003】これらの従来のハイバネーション装置にお
いて、メモリ内容をハイバネーション時に圧縮しウェー
クアップ時に解凍することにより、ハードディスク装置
等の記録装置に記録する量を減らし、システム全体とし
ての動作の高速化を図る技術も知られている。しかし、
場合によっては、圧縮・解凍に要する時間の割には期待
する圧縮効果が得られず、結果として動作を逆に遅くす
る可能性も高い。そのため、従来のハイバネーション装
置では、圧縮・解凍により動作速度が悪化する場合を回
避するために、圧縮によるメモリに記憶した内容のサイ
ズの減少分が圧縮前のメモリに記憶した内容のサイズに
対する割合(圧縮率に相当する)が例えばX%に満たな
い場合、次回の圧縮を行わないという方法をとってい
た。
【0004】図3は上述した従来のハイバネーション/
ウェークアップ動作の一例を説明するためのフローチャ
ートである。図3に示すフローチャートに従って従来の
ハイバネーション/ウェークアップ動作を説明すると、
まず、ハードディスク装置等の記録装置にハイバネーシ
ョン用の領域をファイル等の形式で作成する(ステップ
S21)。次に、1回目のハイバネーション時に必ず実
メモリ内の内容(場合によってはVRAM内の内容も含
む)を圧縮して、ハードディスク装置等に作成した領域
に記録する(ステップS22)。その際、メモリ内の内
容の圧縮前のサイズをC1、圧縮後のサイズをC2とし
て求める(ステップS23)。
【0005】その後、2回目以降のハイバネーション/
ウェークアップ動作にあたっては、電源オフ時にハイバ
ネーション動作を行い(ステップS24)、その後の電
源オン時にウェークアップ動作を行う(ステップS2
5)。そして、ウェークアップ動作時に圧縮率が特定の
X%以上かどうかを判断する(ステップS26)。その
結果、圧縮率がX%を超える場合は、次回のハイバネー
ション/ウェークアップ動作時に圧縮をすると決定し、
ステップS22に戻り、上述した各ステップを繰り返
す。一方、圧縮率がX%以下の場合は、次回以降のハイ
バネーション/ウェークアップ動作時に圧縮を行わない
ものと決定し、次回以降圧縮なしでハイバネーション動
作(ステップS27)とウェークアップ動作(ステップ
S28)を繰り返す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、圧縮率がどの
ような値のときに動作速度がかえって悪化するかという
境界値は、主にCPU、メモリ及びハードディスク装置
を構成要素の代表とするシステムの、装置間のパフォー
マンスの相対的なバランスによって決まる。上述した圧
縮率X%という固定値は、あるシステムにおけるひとつ
の値ではあるが、現在のようにCPU、メモリ、ハード
ディスク装置等のシステム構成要素が日々新しく開発さ
れている状況では、この圧縮率もまた場合により変化す
ると考えるのが妥当である。上述した従来の方法では、
このような様々に変化するシステム環境に的確かつ動的
に対応することができなかった。
【0007】本発明の目的は上述した課題を解消して、
ハイバネーション/ウェークアップ時の圧縮・解凍動作
を最適化することができるハイバネーション装置及び方
法、それを格納した記録媒体並びにそれを適用したコン
ピュータを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のハイバネーショ
ン装置は、システムに組み込まれ、システムのハイバネ
ーション/ウェークアップを行うためのハイバネーショ
ン装置を対象とする。そのようなハイバネーション装置
において、ハイバネーション時またはウェークアップ時
にシステムのパフォーマンスを評価し、その評価に従っ
て、次回以降のハイバネーション時にメモリ内容の圧縮
を行うかどうかを決定するよう構成する。
【0009】上述した本発明のハイバネーション装置で
は、ハイバネーション/ウェークアップの通常の動作中
に、その動作を利用して、ハイバネーション装置がおか
れているシステムの構成要素の動作速度を実測し、その
システムにおいて有効な圧縮率の下限値を算出し、実際
の圧縮結果と照らし合わせて次回のハイバネーション動
作時の圧縮・回答の妥当性を決定する。これにより、ハ
イバネーション装置のおかれているシステム全体、ある
いは、システムの構成要素が置き換わってもその置き換
わったシステム全体において、ハイバネーション時の圧
縮の有効性を動的に判定し、次回の動作に反映できると
ともに、利用者が特に意識したり、特別のパフォーマン
ス測定操作を行ったりすることなく、常に最適の動作効
率によってハイバネーション/ウェークアップ動作を行
うことができる。
【0010】また、本発明の好適例として、ハイバネー
ション時にメモり内容の圧縮を行うかどうかの決定を、
(1)ハイバネーション時またはウェークアップ時に、
圧縮前後のメモリ内容の大きさをそれぞれ測定し、メモ
リ内容の圧縮により減少した大きさをCとし、(2)ハ
イバネーション時またはウェークアップ時に、ある大き
さAの内容を書き込むまたは読み出すために要した時間
Xを測定し、(3)ハイバネーション時に圧縮後に大き
さBとなる内容を圧縮して書き込むのに要する時間Y、
または、ウェークアップ時に解凍前に大きさBとなって
いる内容を読み出して解凍するのに要する時間Yを測定
し、(4)以下の式 Y−BX/A<CX/A ‥‥ をCが満たすかどうかを判定し、Cが式を満たす場合
は、次回のハイバネーション動作の際圧縮を行うものと
決定し、Cが式を満たさない場合は、次回のハイバネ
ーション動作の際圧縮を行わないものと決定する。
【0011】さらに、本発明の好適例として、1回目の
ハイバネーション/ウェークアップ動作時には圧縮・解
凍を必ず行う。また、2回目以降のハイバネーション/
ウェークアップ動作時に圧縮・解凍を行った場合は、前
記圧縮を行うかどうかの決定を毎回行う。さらに、2回
目以降のハイバネーション/ウェークアップ動作時に圧
縮・解凍を行わない場合は、ハイバネーション時に圧縮
をしないで書き込むのに要する時間が直前に圧縮をして
書き込むのに要した時間を上回った場合、または、ウェ
ークアップ時に解凍をしないで読み出すのに要する時間
が直前に解凍をして読み出すのに要した時間を上回った
場合のいずれかの場合に限り、次回のハイバネーション
/ウェークアップ動作時に前記圧縮・解凍を行うかどう
かの決定を行う。いずれの場合も、本発明をより効果的
に実施することができる。
【0012】さらにまた、本発明は、システムのハイバ
ネーション/ウェークアップを行うために、ハイバネー
ション時またはウェークアップ時にシステムのパフォー
マンスを評価し、その評価に従って、次回以降のハイバ
ネーション時にメモリ内容の圧縮を行うかどうかを決定
する方法、それを実行するプログラムを格納する記録媒
体、及びそれを実行するハイバネーション装置を備える
コンピュータに関する。そのため、本発明の方法、記録
媒体及びコンピュータも上述したハイバネーションを好
適に実施することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明のハイバネーション
装置におけるハイバネーション/ウェークアップ動作の
一例を説明するためのフローチャートである。本発明で
は、圧縮とメモリからの読み出し/ハードディスク装置
への書き込みからなるハイバネーション時の動作と、解
凍とハードディスク装置からの読み出し/メモリへの書
き込みからなるウェークアップ時の動作とで、動作効率
が変わる場合があるとの前提で、以下に説明するハイバ
ネーション時に圧縮を行うかどうかの決定を、ハイバネ
ーション時またはウェークアップ時のうち動作効率を最
適化したいどちらかの状態を選択して行う。なお、以下
の説明ではウェークアップ動作時の動作効率の最適化を
目的とした。したがって、測定はウェークアップ時の動
作を利用して行った。ハイバネーション時の動作効率の
最適化を目的とする場合は、以下に対応するハイバネー
ション時の動作を測定することにより、対応することが
できる。
【0014】図1に示すフローチャートに従って本発明
におけるハイバネーション/ウェークアップ動作の一例
を説明すると、まず、ハードディスク装置等の記録装置
にハイバネーション用の領域をファイル等の形式で作成
する(ステップS1)。次に、実メモリ内の内容(場合
によってはVRAM内の内容も含む)を圧縮して、ハー
ドディスク装置等に作成した領域に記録する(ステップ
2)。このステップS2は第1回目には必ず行われる。
その際、メモリ内の内容の圧縮前のサイズと圧縮後のサ
イズとから、圧縮により減少したサイズCを求める(ス
テップS3)。その後、2回目以降のハイバネーション
/ウェークアップ動作にあたっては、システムの電源オ
フ時にハイバネーション動作を行い(ステップS4)、
その後のシステムの電源オン時にウェークアップ動作を
行う(ステップS5)。
【0015】次に、ステップS6〜S8において圧縮効
果の判定を行う。まず、ウェークアップ時に、ハードデ
ィスク装置等の記録装置に作成された領域から、あるデ
ータのサイズAの内容を読み出すために要した時間Xを
測定する(ステップS6)。測定方法は、プロセッサの
提供する専用インストラクションを使用する、特定のハ
ードウェアのカウンタを読み出す、等の方法が考えられ
るが、測定対象となる領域の大きさや時間測定の方法に
ついては特に規定しない。次に、ウェークアップ時に、
メモリ全体を圧縮した圧縮後のメモリサイズBの内容を
ハードディスク装置等の領域から読み出して、実メモリ
上に解凍する動作に要した時間Yを測定する(ステップ
S7)。ここでの時間測定の方法も特に規定しないが、
上述したステップS6で使用した測定方法による結果と
計測単位において一致するように変換するものとする。
【0016】以上の前提のもとにおいて、単位サイズあ
たりの読み出し時間が(X/A)、圧縮後のメモリの読
み出し時間が(BX/A)となる。Yは圧縮後のメモリ
を読み出しかつ解凍した時間であるので、純然たる読み
出し時間と、純然たる解凍時間とに分けられる。このう
ち、純然たる解凍時間は、圧縮後のメモリの解凍時間と
して(Y−BX/A)である。また、ステップS3で求
めたCは圧縮による減少分なので、圧縮による減少分を
読み出す時間は(CX/A)である。ゆえに、(Y−B
X/A<CX/A)であれば、圧縮による減少分を読み
出す時間より、解凍に要する時間のほうが短くなり、圧
縮・解凍による動作時間が短縮されたことがわかる。
【0017】以上のことから、本発明のハイバネーショ
ン装置では、以下の式 Y−BX/A<CX/A ‥‥ をCが満たすかどうかを判定し、Cが式を満たす場合
は、次回のハイバネーション動作の際圧縮を行うものと
決定し、Cが式を満たさない場合は、次回のハイバネ
ーション動作の際圧縮を行わないものと決定する(ステ
ップS8)。すなわち、Cが式を満たし、次回のハイ
バネーション時に圧縮を行うと決定された場合は、ステ
ップS2に戻り、上述した各ステップを繰り返す。一
方、Cが式を満たさず、次回のハイバネーション時に
圧縮を行わないと決定された場合は、次回は圧縮なしで
ハイバネーション動作(ステップS9)とウェークアッ
プ動作(ステップS10)を行う。そして、その際非圧
縮内容をウェークアップ時に読み出すために要する時間
が、その前に圧縮・解凍を行った場合のウェークアップ
時に解凍するために要する時間Yを上回った場合に限
り、次回のハイバネーション動作時に圧縮を行うかどう
かの決定を行うようステップS3に戻り、上述した各ス
テップを繰り返す。一方、非圧縮内容をウェークアップ
時に読み出すために要する時間が、その前に圧縮・解凍
を行った場合のウェークアップ時に解凍するために要す
る時間Yを上回らない場合、圧縮なしでハイバネーショ
ン動作(ステップS9)とウェークアップ動作(ステッ
プS10)を繰り返す。
【0018】次に、上述した本発明のハイバネーション
装置を適用するのに好適な電子機器の一例としてコンピ
ュータ10の例を図2を用いて説明する。図2に示す例
において、コンピュータ10は、CPU(central proc
essing unit )11、キャッシュ・メモリ12、メモリ
/PCI(peripheral component interconnect )制御
チップ13、メイン・メモリ14、AGP(accelerate
d graphics port )ポート15、ビデオ・コントローラ
ー16、ディスプレイ装置17、PCIバス18、オー
ディオ・コントローラー19、スピーカー20、PCI
−ISAブリッジ・チップ21、ハードディスク駆動装
置(HDD)22、マウス23、キーボード24、フロ
ッピー(登録商標)・ディスク駆動装置(FDD)2
5、ISAバス26、ネットワーク接続装置27、ネッ
トワーク28、I/Oコントローラー29、および、タ
ッチパネル30から構成されている。図2に示すコンピ
ュータ10には、主要構成部品だけが示されている。コ
ンピュータ10は、これらの主要構成部品以外の多数の
部品から構成されている。また、構成によっては、上記
主要構成部品のうちのいくつかを含まないシステムもあ
り得る。
【0019】図2に示すコンピュータ10では、本発明
のハイバネーション装置におけるハイバネーション/ウ
ェークアップ動作を以下のようにして実施する。まず、
システムの電源オフによるハイバネーション動作は、C
PU11の制御のもと、メイン・メモリ14内の内容を
上述した本発明により決定した圧縮した状態あるいは非
圧縮の状態で、メモリ/PCI制御チップ13、PCI
バス18、PCI−ISAブリッジ・チップ21を介し
てハードディスク駆動装置22に記録することで実施さ
れる。また、システムの電源オンによるウェークアップ
動作は、CPU11の制御のもと、ハードディスク駆動
装置22に圧縮状態または非圧縮状態で記録された内容
を、解凍後あるいはそのまま、PCI−ISAブリッジ
・チップ21、PCIバス18、メモリ/PCI制御チ
ップ13を介してメイン・メモリ14に書き戻すことで
実施される。
【0020】また、本発明のサイバネーション方法は一
例として以下のソフトウェア構成により達成でき、さら
に、本発明の記録媒体は以下のソフトウェアにおいてハ
イバネーションを実施するプログラムを格納する。本発
明のサイバネーションを実施するソフトウェア構成の一
例は、アプリケーション、デバイスドライバ、オペレー
ティングシステム(OS)、パワーマネジメントプログ
ラム、ハイバネーションプログラムを備えている。アプ
リケーションとデバイスドライバ、オペレーティングシ
ステムがメインメモリを使用する。また、ビデオのデバ
イスドライバを通して、ビデオメモリが使用される。パ
ワーマネージメント機能を備えるオペレーティングシス
テムは、ユーザのハイバネーション要求をパワーマネジ
メントプログラムに送る。パワーマネジメントプログラ
ムは、その一部を構成するハイバネーションプログラム
に要求を送る。そして、ハイバネーションプログラム
は、メインメモリ、ビデオメモリの内容をハードディス
ク装置などの記憶装置にセーブする。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ハイバネーション/ウェークアップの通常の
動作中に、その動作を利用して、ハイバネーション装置
がおかれているシステムの構成要素の動作速度を実測
し、そのシステムにおいて有効な圧縮率の下限値を算出
し、実際の圧縮結果と照らし合わせて次回のハイバネー
ション動作時の圧縮の妥当性を決定しているため、ハイ
バネーション装置のおかれているシステム全体、あるい
は、システムの構成要素が置き換わってもその置き換わ
ったシステム全体において、圧縮の有効性を動的に判定
し、次回の動作に反映できるとともに、利用者が特に意
識したり、特別のパフォーマンス測定操作を行ったりす
ることなく、常に最適の動作効率によってハイバネーシ
ョン/ウェークアップ動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハイバネーション装置におけるハイバ
ネーション/ウェークアップ動作の一例を説明するため
のフローチャートである。
【図2】本発明のハイバネーション装置を適用するのに
好適な電子機器の一例としてコンピュータの例を示す図
である。
【図3】従来のハイバネーション/ウェークアップ動作
の一例を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 コンピュータ、13 メモリ/PCI制御チッ
プ、14 メイン・メモリ、18 PCIバス、21
PCI−ISAブリッジ・チップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菰田 直也 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本 アイ・ビー・エム株式会社 大和事業所 内 (72)発明者 伊藤 和美 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本 アイ・ビー・エム株式会社 大和事業所 内 (56)参考文献 特開 平9−44417(JP,A) 特開 平10−289167(JP,A) 特開 平7−160472(JP,A) 特開 平11−242631(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/00 370 G06F 1/30 G06F 12/16 340 G06F 12/00 501

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムに組み込まれ、システムのハイ
    バネーション/ウェークアップを行うためのハイバネー
    ション装置において、ハイバネーション時またはウェー
    クアップ時にシステムのパフォーマンスを評価し、その
    評価に従って、次回以降のハイバネーション時にメモリ
    内容の圧縮を行うかどうかを決定するよう構成したこと
    を特徴とするハイバネーション装置。
  2. 【請求項2】 前記ハイバネーション時にメモリ内容の
    圧縮を行うかどうかの決定を、(1) ハイバネーショ
    ン時またはウェークアップ時に、圧縮前後のメモリ内容
    の大きさをそれぞれ測定し、メモリ内容の圧縮により減
    少した大きさをCとし、(2) ハイバネーション時ま
    たはウェークアップ時に、ある大きさAの内容を書き込
    むまたは読み出すために要した時間Xを測定し、(3)
    ハイバネーション時に圧縮後に大きさBとなる内容を
    圧縮して書き込むのに要する時間Y、または、ウェーク
    アップ時に解凍前に大きさBとなっている内容を読み出
    して解凍するのに要する時間Yを測定し、(4) 以下
    の式 Y−BX/A<CX/A ‥‥ をCが満たすかどうかを判定し、Cが式を満たす場合
    は、次回のハイバネーション動作の際圧縮を行うものと
    決定し、Cが式を満たさない場合は、次回のハイバネ
    ーション動作の際圧縮を行わないものと決定する、こと
    で行う請求項1記載のハイバネーション装置。
  3. 【請求項3】 1回目のハイバネーション/ウェークア
    ップ動作時には圧縮を必ず行う請求項1記載のハイバネ
    ーション装置。
  4. 【請求項4】 2回目以降のハイバネーション/ウェー
    クアップ動作時に圧縮・解凍を行った場合は、前記次回
    のハイバネーション動作時に圧縮を行うかどうかの決定
    を毎回行う請求項1記載のハイバネーション装置。
  5. 【請求項5】 2回目以降のハイバネーション/ウェー
    クアップ動作時に圧縮・解凍を行わない場合は、ハイバ
    ネーション時に圧縮をしないで書き込むのに要する時間
    が直前に圧縮をして書き込むのに要した時間を上回った
    場合、または、ウェークアップ時に解凍をしないで読み
    出すのに要する時間が直前に解凍をして読み出すのに要
    した時間を上回った場合のいずれかの場合に限り、次回
    のハイバネーション動作時に前記圧縮を行うかどうかの
    決定を行う請求項1記載のハイバネーション装置。
  6. 【請求項6】 システムのハイバネーション/ウェーク
    アップを行うために、ハイバネーション時またはウェー
    クアップ時にシステムのパフォーマンスを評価し、その
    評価に従って、次回以降のハイバネーション時にメモリ
    内容の圧縮を行うかどうかを決定することを特徴とする
    ハイバネーション方法。
  7. 【請求項7】 システムのハイバネーション/ウェーク
    アップを行うために、ハイバネーション時またはウェー
    クアップ時にシステムのパフォーマンスを評価し、その
    評価に従って、次回以降のハイバネーション時にメモリ
    内容の圧縮を行うかどうかを決定するプログラムを格納
    したことを特徴とする記録媒体。
  8. 【請求項8】 システムのハイバネーション/ウェーク
    アップを行うために、ハイバネーション時またはウェー
    クアップ時にシステムのパフォーマンスを評価し、その
    評価に従って、次回以降のハイバネーション時にメモリ
    内容の圧縮を行うかどうかを決定するハイバネーション
    装置を備えることを特徴とするコンピュータ。
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